JP3288248B2 - 横跳ね収納式シート - Google Patents
横跳ね収納式シートInfo
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- JP3288248B2 JP3288248B2 JP07823997A JP7823997A JP3288248B2 JP 3288248 B2 JP3288248 B2 JP 3288248B2 JP 07823997 A JP07823997 A JP 07823997A JP 7823997 A JP7823997 A JP 7823997A JP 3288248 B2 JP3288248 B2 JP 3288248B2
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- seat back
- seat cushion
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横跳ね収納式シー
トに関する。
トに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のリヤシート(セカンドシート又
はサードシート)には、図7に示すように、リヤシート
1後方の荷室Rを拡大するために、シートバック3を実
線で示す位置から二点鎖線で示すように後側に倒して
(略フルフラット位置)水平状態にした後、リヤシート
1全体をシートクッション2の車体外側端部を中心にし
て立てるように回転させる横跳ね収納式構造のものがあ
る(類似技術として、実開昭61−12837号公報参
照)。
はサードシート)には、図7に示すように、リヤシート
1後方の荷室Rを拡大するために、シートバック3を実
線で示す位置から二点鎖線で示すように後側に倒して
(略フルフラット位置)水平状態にした後、リヤシート
1全体をシートクッション2の車体外側端部を中心にし
て立てるように回転させる横跳ね収納式構造のものがあ
る(類似技術として、実開昭61−12837号公報参
照)。
【0003】この種のリヤシート1は、一般的に回転中
心が高い位置にあるため、跳ね上げられる方のシートク
ッション2の端部には、回転中心との高さのバランスを
とるために所定高さの脚部材8が設けられている。この
脚部材8は、シートクッション2の下面に設けられてお
り、シートクッション2の跳ね上げ収納時は、シートク
ッション2の下面側へ折りたたまれる。
心が高い位置にあるため、跳ね上げられる方のシートク
ッション2の端部には、回転中心との高さのバランスを
とるために所定高さの脚部材8が設けられている。この
脚部材8は、シートクッション2の下面に設けられてお
り、シートクッション2の跳ね上げ収納時は、シートク
ッション2の下面側へ折りたたまれる。
【0004】該脚部材8は、床部材5のストライカ7に
対して、ロック装置9により常時は確実に係合された状
態に保持されてなる。
対して、ロック装置9により常時は確実に係合された状
態に保持されてなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、脚部材8に設けられてなる
ロック装置9のロック解除手段17が、荷室R側に設け
られてなるため、図示しない荷物によって押されてもロ
ックオフしないように、該ロック解除手段17を覆うカ
バー18を設けるなどを必要とし、その分原価高騰の一
原因になるおそれがある。
うな従来の技術にあっては、脚部材8に設けられてなる
ロック装置9のロック解除手段17が、荷室R側に設け
られてなるため、図示しない荷物によって押されてもロ
ックオフしないように、該ロック解除手段17を覆うカ
バー18を設けるなどを必要とし、その分原価高騰の一
原因になるおそれがある。
【0006】また、ロック解除手段17が略フルフラッ
ト位置ではシートバック3の下側に位置する事により、
作業者19が手探り状態になり、操作性が良くなく、改
善が求められている。
ト位置ではシートバック3の下側に位置する事により、
作業者19が手探り状態になり、操作性が良くなく、改
善が求められている。
【0007】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、原価の高騰がなく、略フルフ
ラット位置でのロックオフ操作性が良い横跳ね収納式シ
ートを提供するものである。
してなされたものであり、原価の高騰がなく、略フルフ
ラット位置でのロックオフ操作性が良い横跳ね収納式シ
ートを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シートクッションと、該シートクッションに対して立設
位置及び略フルフラット位置夫々に移動可能なるように
備えてなるシートバックと、前記シートクッションにお
ける左右の一端部側を中心にして他方部側を持ち上げて
横跳ね状態で収納できるヒンジ部と、前記シートクッシ
ョンを略水平状態に保持可能なる脚部材と、該脚部材に
支持され且つ床部材に係合可能なるロック装置とより構
成されてなり、前記ロック装置には、前記床部材から離
脱するように操作可能なるプルストラップが配され、該
プルストラップの操作部が、前記シートバックが立設し
た状態で覆われ且つ前記シートバックが略フルフラット
位置で露出する位置に配されてなる横跳ね収納式シート
において、前記シートバックが立設した位置での前記シ
ートバックの下端部に覆われ且つ前記シートバックが略
フルフラット位置で露出する前記シートクッションの位
置に貫通孔が形成され、該貫通孔に前記プルストラップ
の操作部が配設されてなることを特徴とする。
シートクッションと、該シートクッションに対して立設
位置及び略フルフラット位置夫々に移動可能なるように
備えてなるシートバックと、前記シートクッションにお
ける左右の一端部側を中心にして他方部側を持ち上げて
横跳ね状態で収納できるヒンジ部と、前記シートクッシ
ョンを略水平状態に保持可能なる脚部材と、該脚部材に
支持され且つ床部材に係合可能なるロック装置とより構
成されてなり、前記ロック装置には、前記床部材から離
脱するように操作可能なるプルストラップが配され、該
プルストラップの操作部が、前記シートバックが立設し
た状態で覆われ且つ前記シートバックが略フルフラット
位置で露出する位置に配されてなる横跳ね収納式シート
において、前記シートバックが立設した位置での前記シ
ートバックの下端部に覆われ且つ前記シートバックが略
フルフラット位置で露出する前記シートクッションの位
置に貫通孔が形成され、該貫通孔に前記プルストラップ
の操作部が配設されてなることを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、シートバッ
クが立設されている状態では、プルストラップの操作部
がシートバックの下端部に覆われている位置に設けた貫
通孔に配設されているので、シートバックが立設してい
る状態、即ち横跳ね上げをしない状態でのロックオフは
確実に防止される。
クが立設されている状態では、プルストラップの操作部
がシートバックの下端部に覆われている位置に設けた貫
通孔に配設されているので、シートバックが立設してい
る状態、即ち横跳ね上げをしない状態でのロックオフは
確実に防止される。
【0010】また、シートバックを略フルフラット状態
にすれば、シートクッションに貫通孔が露出するので、
そのまま該貫通孔に設けられてなる操作部を引っ張り上
げれば、横跳ね操作ができるので、操作性が著しく向上
することになる。
にすれば、シートクッションに貫通孔が露出するので、
そのまま該貫通孔に設けられてなる操作部を引っ張り上
げれば、横跳ね操作ができるので、操作性が著しく向上
することになる。
【0011】また、荷物が移動してロック装置に干渉し
ても何らロックオフに影響を与えず、確実にロック状態
を維持できる機能と、シートバックを略フルフラット位
置にすれば、ロック装置のプルストラップが露出してロ
ックオフの操作が初めて可能になるし、該プルストラッ
プの位置はシートクッションの上側にあるので、操作性
が著しく向上する機能とを有する。
ても何らロックオフに影響を与えず、確実にロック状態
を維持できる機能と、シートバックを略フルフラット位
置にすれば、ロック装置のプルストラップが露出してロ
ックオフの操作が初めて可能になるし、該プルストラッ
プの位置はシートクッションの上側にあるので、操作性
が著しく向上する機能とを有する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の横
跳ね収納式シートにおいて、前記プルストラップの操作
部を操作する方向と前記シートクッション及びシートバ
ックを横跳ね上げする操作方向とが一致してなることを
特徴とする。
跳ね収納式シートにおいて、前記プルストラップの操作
部を操作する方向と前記シートクッション及びシートバ
ックを横跳ね上げする操作方向とが一致してなることを
特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明によれば、シートバッ
クが略フルフラット位置にある時、プルストラップの操
作部をそのまま持ち上げれば、持ち上げる方向がシート
のヒンジ部を中心とする横跳ね上げ方向と一致するの
で、操作性が著しく向上することになる。
クが略フルフラット位置にある時、プルストラップの操
作部をそのまま持ち上げれば、持ち上げる方向がシート
のヒンジ部を中心とする横跳ね上げ方向と一致するの
で、操作性が著しく向上することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図1〜
図6に基づいて説明する。ワンボックス車のリヤシート
(左側シート)1は、シートクッション2とシートバッ
ク3とから成っている。
図6に基づいて説明する。ワンボックス車のリヤシート
(左側シート)1は、シートクッション2とシートバッ
ク3とから成っている。
【0015】前記シートバック3は、リクライニング装
置4により乗員の着座を可能にする立設位置(図1、図
2の位置)から、図3に示すように、後側に大きく傾け
る事が可能で、最大に倒した場合には、シートクッショ
ン2と同様に略水平状態となり、フルフラット位置(図
3、6の位置)という。
置4により乗員の着座を可能にする立設位置(図1、図
2の位置)から、図3に示すように、後側に大きく傾け
る事が可能で、最大に倒した場合には、シートクッショ
ン2と同様に略水平状態となり、フルフラット位置(図
3、6の位置)という。
【0016】前記リヤシート1の下方の床部材5は、図
1に示すように、外側が高くなっており、その床部材5
の高い部分5aにヒンジ部6が設けられており、低い部
分5bにストライカ7が設けられている。
1に示すように、外側が高くなっており、その床部材5
の高い部分5aにヒンジ部6が設けられており、低い部
分5bにストライカ7が設けられている。
【0017】前記シートクッション2の下面には、脚部
材8が図1の実線位置及び二点鎖線位置夫々に回動自在
に設けられており、引き出されて垂直状態になった脚部
材8の下端には、ロック装置9が設けられ、該ロック装
置9のラッチ10が、前記ストライカ7に係合される。
材8が図1の実線位置及び二点鎖線位置夫々に回動自在
に設けられており、引き出されて垂直状態になった脚部
材8の下端には、ロック装置9が設けられ、該ロック装
置9のラッチ10が、前記ストライカ7に係合される。
【0018】前記シートクッション2の下面の車幅方向
内側端には、タグベルト11が設けられている。このタ
グベルト11は、シートクッション2を前記ヒンジ部6
を中心に回転させて横跳ね状態とした際に、車体のアシ
ストグリップ12に係止させて該シートクッション2の
横跳ね状態をそのまま保持するためのものである。
内側端には、タグベルト11が設けられている。このタ
グベルト11は、シートクッション2を前記ヒンジ部6
を中心に回転させて横跳ね状態とした際に、車体のアシ
ストグリップ12に係止させて該シートクッション2の
横跳ね状態をそのまま保持するためのものである。
【0019】次ぎに、シートクッション2の構造を、図
4及び図5に基づいて説明する。シートクッション2の
内部には、シートクッションフレーム13が設けられて
いる。前記脚部材8の基端部8aは、このシートクッシ
ョンフレーム13に軸支されている。
4及び図5に基づいて説明する。シートクッション2の
内部には、シートクッションフレーム13が設けられて
いる。前記脚部材8の基端部8aは、このシートクッシ
ョンフレーム13に軸支されている。
【0020】シートクッションフレーム13には、着座
感覚を高めるためのスプリングバネ14や、シートクッ
ション2の形状を維持するための保形ワイヤH1 〜H6
も複数本設けられている。
感覚を高めるためのスプリングバネ14や、シートクッ
ション2の形状を維持するための保形ワイヤH1 〜H6
も複数本設けられている。
【0021】前記シートクッションフレーム13の上部
には、クッション性を得るためのパッド材15が取付け
られている。
には、クッション性を得るためのパッド材15が取付け
られている。
【0022】該パッド材15の上には、スラブウレタン
20を介して、表皮21により包まれている。
20を介して、表皮21により包まれている。
【0023】シートクッション2の、前記シートバック
3が立設した状態で覆われ且つ前記シートバック3が略
フルフラット位置で露出する位置には、上下に貫通する
貫通孔16が形成されてなる。
3が立設した状態で覆われ且つ前記シートバック3が略
フルフラット位置で露出する位置には、上下に貫通する
貫通孔16が形成されてなる。
【0024】前記ロック装置9には、前記床部材5から
離脱するように操作可能なるプルストラップ22が配さ
れ、該プルストラップ22の操作部23が、配されてな
る。
離脱するように操作可能なるプルストラップ22が配さ
れ、該プルストラップ22の操作部23が、配されてな
る。
【0025】該プルストラップ22は、前記シートバッ
ク3が立設した位置で、前記シートバック3の下端部3
aに覆われ且つ前記シートバック3が略フルフラット位
置で露出する前記シートクッション2の位置に上下に貫
通形成されてなる前記貫通孔16に挿通されてなる。
ク3が立設した位置で、前記シートバック3の下端部3
aに覆われ且つ前記シートバック3が略フルフラット位
置で露出する前記シートクッション2の位置に上下に貫
通形成されてなる前記貫通孔16に挿通されてなる。
【0026】該プルストラップ22が、前記ロック装置
9の操作レバー24に連結されているので、プルストラ
ップ22の操作部23を操作することで、前記ラッチ1
0が前記ストライカ7から離脱する。
9の操作レバー24に連結されているので、プルストラ
ップ22の操作部23を操作することで、前記ラッチ1
0が前記ストライカ7から離脱する。
【0027】前記プルストラップ22の操作部23は、
フルフラット状態のシートバック3及びシートクッショ
ン2の上部から突出してなるので、操作部23を操作す
る方向と前記シートクッション2及びシートバック3を
横跳ね上げする操作方向とが一致してなる。
フルフラット状態のシートバック3及びシートクッショ
ン2の上部から突出してなるので、操作部23を操作す
る方向と前記シートクッション2及びシートバック3を
横跳ね上げする操作方向とが一致してなる。
【0028】この実施形態によれば、図示しない荷物が
移動してロック装置9に干渉しても何らロックオフに影
響を与えず、確実にロック状態を維持できる。
移動してロック装置9に干渉しても何らロックオフに影
響を与えず、確実にロック状態を維持できる。
【0029】また、シートバック3を、図6に示すよう
に、略フルフラット位置にすれば、ロック装置9のプル
ストラップ22の操作部23が前記シートクッション2
及びシートバック3から露出して、ロックオフの操作が
初めて可能になる。
に、略フルフラット位置にすれば、ロック装置9のプル
ストラップ22の操作部23が前記シートクッション2
及びシートバック3から露出して、ロックオフの操作が
初めて可能になる。
【0030】また、該プルストラップ22の操作部23
の位置は、シートクッション2の上側にあるので、操作
性が著しく向上する。
の位置は、シートクッション2の上側にあるので、操作
性が著しく向上する。
【0031】前記シートバック3が立設されている状態
では、プルストラップ22の操作部23が、シートバッ
ク3の下端部3aに覆われている位置に設けた貫通孔1
6に配設されているので、シートバック3が立設してい
る状態、即ち横跳ね上げをしない状態でのロックオフは
確実に防止される。
では、プルストラップ22の操作部23が、シートバッ
ク3の下端部3aに覆われている位置に設けた貫通孔1
6に配設されているので、シートバック3が立設してい
る状態、即ち横跳ね上げをしない状態でのロックオフは
確実に防止される。
【0032】また、シートバック3を略フルフラット状
態にすれば、シートクッション2に貫通孔16が露出す
るので、そのまま該貫通孔16に設けられてなる操作部
23を引っ張り上げれば、横跳ね操作ができるので、操
作性が著しく向上することになる。
態にすれば、シートクッション2に貫通孔16が露出す
るので、そのまま該貫通孔16に設けられてなる操作部
23を引っ張り上げれば、横跳ね操作ができるので、操
作性が著しく向上することになる。
【0033】前記プルストラップ22の操作部23を操
作できない状態では、床部材5のストライカ7に係合し
たロック装置9のラッチ10がその位置に確実に保持さ
れ、該操作部23を操作することで、ロック装置9のラ
ッチ10が動き、ストライカ7から係合したラッチ10
が外れ、シート1が床部材5からの係合が外れることに
なる。
作できない状態では、床部材5のストライカ7に係合し
たロック装置9のラッチ10がその位置に確実に保持さ
れ、該操作部23を操作することで、ロック装置9のラ
ッチ10が動き、ストライカ7から係合したラッチ10
が外れ、シート1が床部材5からの係合が外れることに
なる。
【0034】前記シートバック3が略フルフラット位置
にある時、プルストラップ22の操作部23をそのまま
持ち上げれば、持ち上げる方向がシート1のヒンジ部6
を中心とする横跳ね上げ方向と一致するので、操作性が
著しく向上することになる。
にある時、プルストラップ22の操作部23をそのまま
持ち上げれば、持ち上げる方向がシート1のヒンジ部6
を中心とする横跳ね上げ方向と一致するので、操作性が
著しく向上することになる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シートバ
ックが立設されている状態では、プルストラップの操作
部がシートバックの下端部に覆われている位置に設けた
貫通孔に配設されているので、シートバックが立設して
いる状態、即ち横跳ね上げをしない状態でのロックオフ
は確実に防止される。また、シートバックを略フルフラ
ット状態にすれば、シートクッションに貫通孔が露出す
るので、そのまま該貫通孔に設けられてなる操作部を引
っ張り上げれば、横跳ね操作ができるので、操作性が著
しく向上することになる。また、荷物が移動してロック
装置に干渉しても何らロックオフに影響を与えず、確実
にロック状態を維持できる機能と、シートバックを略フ
ルフラット位置にすれば、ロック装置のプルストラップ
が露出してロックオフの操作が初めて可能になるし、該
プルストラップの位置はシートクッションの上側にある
ので、操作性が著しく向上する機能とを有する。
ックが立設されている状態では、プルストラップの操作
部がシートバックの下端部に覆われている位置に設けた
貫通孔に配設されているので、シートバックが立設して
いる状態、即ち横跳ね上げをしない状態でのロックオフ
は確実に防止される。また、シートバックを略フルフラ
ット状態にすれば、シートクッションに貫通孔が露出す
るので、そのまま該貫通孔に設けられてなる操作部を引
っ張り上げれば、横跳ね操作ができるので、操作性が著
しく向上することになる。また、荷物が移動してロック
装置に干渉しても何らロックオフに影響を与えず、確実
にロック状態を維持できる機能と、シートバックを略フ
ルフラット位置にすれば、ロック装置のプルストラップ
が露出してロックオフの操作が初めて可能になるし、該
プルストラップの位置はシートクッションの上側にある
ので、操作性が著しく向上する機能とを有する。
【0036】請求項2記載の発明によれば、シートバッ
クが略フルフラット位置にある時、プルストラップの操
作部をそのまま持ち上げれば、持ち上げる方向がシート
のヒンジ部を中心とする横跳ね上げ方向と一致するの
で、操作性が著しく向上することになる。
クが略フルフラット位置にある時、プルストラップの操
作部をそのまま持ち上げれば、持ち上げる方向がシート
のヒンジ部を中心とする横跳ね上げ方向と一致するの
で、操作性が著しく向上することになる。
【図1】この発明の一実施形態のリヤシートを示す正面
図。
図。
【図2】図1のリヤシートの斜視図。
【図3】図2のシートバックをフルフラット状態にした
斜視図。
斜視図。
【図4】図2のSA−SA線に沿う断面図。
【図5】図1のシートクッションフレームの平面図。
【図6】図3の状態の作用説明図。
【図7】従来例の図6と同じ状態の作用説明図。
1 リアシート 2 シートクッション 3 シートバック 5 床部材 7 ストライカ 8 脚部材 9 ロック装置 10 ラッチ 16 貫通孔 17 ロック解除手段 22 プルストラップ 23 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−304366(JP,A) 特開 平6−234337(JP,A) 実開 平3−98147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/36 B60N 2/30
Claims (2)
- 【請求項1】 シートクッションと、該シートクッショ
ンに対して立設位置及び略フルフラット位置夫々に移動
可能なるように備えてなるシートバックと、前記シート
クッションにおける左右の一端部側を中心にして他方部
側を持ち上げて横跳ね状態で収納できるヒンジ部と、前
記シートクッションを略水平状態に保持可能なる脚部材
と、該脚部材に支持され且つ床部材に係合可能なるロッ
ク装置とより構成されてなり、前記ロック装置には、前
記床部材から離脱するように操作可能なるプルストラッ
プが配され、該プルストラップの操作部が、前記シート
バックが立設した状態で覆われ且つ前記シートバックが
略フルフラット位置で露出する位置に配されてなる横跳
ね収納式シートにおいて、 前記シートバックが立設した位置での前記シートバック
の下端部に覆われ且つ前記シートバックが略フルフラッ
ト位置で露出する前記シートクッションの位置に貫通孔
が形成され、該貫通孔に前記プルストラップの操作部が
配設されてなる ことを特徴とする横跳ね収納式シート。 - 【請求項2】 請求項1記載の横跳ね収納式シートにお
いて、 前記プルストラップの操作部を操作する方向と前記シー
トクッション及びシートバックを横跳ね上げする操作方
向とが一致してなることを特徴とする横跳ね収納式シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07823997A JP3288248B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 横跳ね収納式シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07823997A JP3288248B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 横跳ね収納式シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272969A JPH10272969A (ja) | 1998-10-13 |
JP3288248B2 true JP3288248B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=13656488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07823997A Expired - Fee Related JP3288248B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 横跳ね収納式シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3288248B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2785579B1 (fr) * | 1998-11-05 | 2001-01-05 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Agencement d'un siege, notamment pliable, dans un habitacle de vehicule automobile |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07823997A patent/JP3288248B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10272969A (ja) | 1998-10-13 |
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---|---|---|---|
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