JP3287714B2 - 温水洗浄装置一体型水洗便器 - Google Patents

温水洗浄装置一体型水洗便器

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弘敏 長岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水洗浄装置一体型
水洗便器に関するものである。さらに詳しくは、この発
明は、取付け作業を簡単に行うことができ、取り付け後
の水漏れ検査が必要ない新しい温水洗浄装置一体型水洗
便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等のトイレ便器は、その
利便性や衛生面について様々な改善が図られてきてお
り、その一つとして、温水洗浄装置を組み込んだ便座ユ
ニットが知られている。このような便座ユニットとして
は、既存の便器本体に取付け可能な後付け型と、便器本
体に一体的に成形される一体型がある。後付け型の便座
ユニットは、既存の便器本体にも簡単に取付けられると
いう利点を有するが、操作パネルが便器本体の側方に突
出したり、ロータンクとの間に隙間が生じるなど、デザ
イン的に不都合な点が存在した。
【0003】これに対して、一体型の便座ユニットは、
既存の便器本体には取付けられず、また、その取付け作
業は便器の施工時に行わなければならないが、デザイン
的には後付け型にはない利点を有することから、その需
要が増加しつつある。図5(a)は、一体型便座ユニッ
トを備えた水洗便器を例示した斜視図であり、図5
(b)はその要部切欠き側面図である。例えばこの水洗
便器(ア)の場合には、便器本体(イ)に洗浄水貯水用
のロータンク(ウ)が取付けられているため、便器本体
(イ)との一体感を出すために、温水洗浄装置(エ)と
ロータンク(ウ)を共に覆うカバー体(オ)を設けてい
る。このため、温水洗浄装置(エ)のメンテナンス時に
はカバー体(オ)を取り外すか、あるいは便器(ア)ご
と全体を取り外す必要があり、狭いトイレ内では容易な
作業ではなかった。
【0004】そこで、この点を改良するものとして、図
6に例示したような水洗便器も提案されている。この水
洗便器(カ)は、図6(b)にその分解側面図を例示し
たように、温水洗浄装置(エ)を組み込んだ便座ユニッ
ト(キ)が便器本体(イ)を跨ぐようにして取付けられ
ているため、ロータンク(ウ)の存在に係わらず便座ユ
ニット(キ)の取り外しが可能となっている。
【0005】また、後方にロータンクのない水洗便器
は、便座ユニットを一体的に取付けるための便器とし
て、デザイン的に極めて有利である。たとえば図7に例
示した水洗便器(ク)の場合には、便器本体(イ)の後
方を便座ユニット(ケ)の設置部として広く利用するこ
とができ、その取り外しも容易である。ただし、このよ
うにロータンクのない水洗便器では、便器洗浄水を水道
管から直接供給し、水道圧を利用して便器を洗浄する必
要がある。そのため、便座ユニット(ケ)内には、図7
(b)にも示したように、温水洗浄装置(エ)と共に、
洗浄水給水装置(コ)が収納されており、この洗浄水給
水装置(コ)に接続した給水管(サ)を便座ユニット
(ケ)の外側に引き出している。一方、便器本体(イ)
からも、そのリム通水路(シ)に接続した給水管(ス)
が外側に引き出されており、便座ユニット(ケ)を便器
本体(イ)に載置したのちに給水管(サ)(ス)を連結
すれば、水道管から洗浄水給水装置(コ)に供給された
水は給水管(サ)(ス)を介して便器本体(イ)のリム
通水路(シ)に給水され、リム通水路(シ)の射水孔
(セ)から排出されて便器ボウル面(ソ)を洗浄する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
例示したような従来の温水洗浄装置一体型の水洗便器の
場合には、便座ユニット(ケ)を便器本体(イ)に取付
ける際に、給水管(サ)(ス)をビス等によって連結し
なければならず、連結後の水漏れ検査を含めて、取付け
作業に多くの手間と時間を必要とした。また、便器本体
(イ)も、そのリム通水路(シ)に給水管(ス)を接続
するため、製造が面倒であり、製品価格の増加も避けら
れなかった。
【0007】この発明は、以上のとおりの事情に鑑みて
なされたものであり、取付け作業が容易で、しかも安価
に製造することのできる温水洗浄装置一体型の水洗便器
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、温水洗浄装置を備えた便座ユニ
ットを一体的に取付けた水洗便器であって、便座ユニッ
ト内の便器洗浄水給水装置に接続した給水管の先端部が
便器本体のリム通水路開口部に挿入されており、この給
水管から便器本体に洗浄水が供給されることを特徴とす
る温水洗浄装置一体型水洗便器提供する。
【0009】また、この発明においては、リム通水路開
口部が、給水管の先端部挿入に要する開口面積よりも広
い開口面積を有すること、および便器洗浄水給水装置に
供給される水量が、給水管から排出される水量より少な
いことを好ましい態様としてもいる。
【0010】
【作用】この発明の温水洗浄装置一体型水洗便器におい
ては、温水洗浄装置を組み込んだ便座ユニットと便器本
体とを組み立てる際に、便座ユニット内の便器洗浄水給
水装置に接続した給水管の先端部を便器本体のリム通水
路開口部に挿入するだけで洗浄水の水路が確保されるた
め、取付け作業が大幅に簡略化する。
【0011】また、リム通水路開口部の面積を、給水管
の先端部挿入に要する開口面積よりも広くすることで、
便器本体に寸法変化があっても排水管の先端部を確実に
挿入することができる。これにより、高度の位置合わせ
技術等を必要とせずに、容易に組み立て作業を行うこと
ができる。さらに、便器洗浄水給水装置に供給される水
量を、給水管からの排水量より少なくすることにより、
上記のとおりにリム通水路開口部の面積を広くした場合
にも水漏れが生じることはない。
【0012】以下、添付した図面に沿って実施例を示
し、この発明についてさらに詳しく説明する。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示した水洗便
器の要部切欠き側面図である。たとえばこの図1に例示
したように、この発明の温水洗浄装置一体型の水洗便器
(1)の場合には、温水洗浄のための装置類を組み込ん
だ便座ユニット(2)と便器本体(3)とを一体的に組
み合わせている。便座ユニット(2)内には、温水洗浄
に必要なポンプ(4)、温水タンク(5)、伸縮自在ノ
ズル(6)、制御回路(7)等の装置類が収納されてい
る。
【0014】また、この便座ユニット(2)には、便器
本体(3)へ洗浄水を供給するための機構として、水道
管(図示せず)に連結する通水管(8)、この通水管
(8)に接続した洗浄水給水装置(9)、および洗浄水
給水装置(9)に接続した給水管(10)を備えてい
る。そして、この給水管(10)は、便座ユニット
(2)の底面から突出し、その先端部が便器本体(3)
のリム通水路(11)に設けた開口部(12)に挿入さ
れている。通水管(8)を介して洗浄水給水装置(9)
に供給された水道水は給水管(10)を通じて開口部
(12)からリム通水路(11)に排出され、さらにリ
ム通水路(11)の射水孔(13)からボウル面(1
4)に流れ落ちるようになっている。
【0015】図2は、便器本体(3)の平面図である。
開口部(12)に排水された洗浄水は、リム通水路(1
1)を図中矢印方向に流れ、順次に射水孔(13)から
噴出してボウル面(14)を洗浄する。この場合に、開
口部(12)に挿入される給水管(10)は、図3にも
例示したように、洗浄水をリム通水路(11)の方向に
勢い良く排出させるように、先端部をL字形に折り曲げ
ている。このため、開口部(12)は、折り曲がった給
水管(10)の先端部が挿入可能な開口面積を必要とす
るが、この発明では、開口部(12)の面積をさらに広
くとるようにしてもいる。すなわち、図4に例示したよ
うに、便器本体(3)はその製造の過程で変形すること
があるため、たとえ変形によって開口部(12)が狭ま
っても給水管(10)の先端部が容易に挿入できるだけ
の面積を予め設定している。一般的な便器本体の変形の
程度を考慮すれば、この開口面積は、必要最小面積より
10mm程度広くすればよい。特に、給水管(10)の
開口部(12)への挿入は目視によってその作業状況を
確認することができないため、開口部(12)を広く設
定することは、作業効率の向上においても有効である。
【0016】また、このように開口部(12)を広くし
た場合には、洗浄水給水装置(9)に供給される水量
を、給水管(10)からの排水量より少なくすることに
より、開口部(12)からの水漏れを防止することもで
きる。もちろんこの発明は、以上の例によって限定され
るものではなく、細部の形状や構成等については様々な
態様が可能であることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この発明に
よって、取付け作業が容易で、しかも安価に製造するこ
とのできる温水洗浄装置一体型の水洗便器が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示した水洗便器の要部切
欠き側面図である。
【図2】図1に例示した水洗便器の便器本体を例示した
平面図である。
【図3】図1に例示した水洗便器の要部拡大断面図であ
る。
【図4】図1に例示した水洗便器の別の要部拡大断面図
である。
【図5】(a)は従来の温水洗浄装置一体型水洗便器の
一例を示した斜視図であり、(b)はその要部透視側面
図である。
【図6】(a)は従来の温水洗浄装置一体型水洗便器の
別の例を示した斜視図であり、(b)はその要部透視側
面図である。
【図7】(a)は従来の温水洗浄装置一体型水洗便器の
さらに別の例を示した斜視図であり、(b)はその側断
面図である。
【符号の説明】
1 水洗便器 2 便座ユニット 3 便器本体 4 ポンプ 5 温水タンク 6 伸縮自在ノズル 7 制御回路 8 通水管 9 洗浄水給水装置 10 給水管 11 リム通水路 12 開口部 13 射水孔 14 ボウル面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 1/00 - 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水洗浄装置を備えた便座ユニットを一
    体的に取付けた水洗便器であって、便座ユニット内の便
    器洗浄水給水装置に接続した給水管の先端部が便器本体
    のリム通水路開口部に挿入されており、この給水管から
    便器本体に洗浄水が供給されることを特徴とする温水洗
    浄装置一体型水洗便器。
  2. 【請求項2】 リム通水路開口部が、給水管の先端部挿
    入に要する開口面積よりも広い開口面積を有する請求項
    1の温水洗浄装置一体型水洗便器。
  3. 【請求項3】 便器洗浄水給水装置に供給される水量
    が、給水管から排出される水量より少ない請求項1また
    は2の温水洗浄装置一体型水洗便器。
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