JP3285964B2 - 用紙処理装置 - Google Patents
用紙処理装置Info
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- JP3285964B2 JP3285964B2 JP28310792A JP28310792A JP3285964B2 JP 3285964 B2 JP3285964 B2 JP 3285964B2 JP 28310792 A JP28310792 A JP 28310792A JP 28310792 A JP28310792 A JP 28310792A JP 3285964 B2 JP3285964 B2 JP 3285964B2
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- Japan
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙を搬送する経路の
途中で用紙の反転を行う用紙処理装置に関する。
途中で用紙の反転を行う用紙処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来例に係る用紙処理装置の構成
図である。図において、１は用紙を順方向（矢印Ａ方
向）に導く順方向搬送路、２はこの順方向搬送路１に連
なるスイツチバツク搬送路、３は、スイツチバツク搬送
路２中を順方向（矢印Ｂ方向）に搬送され、その後、後
述する機構により逆方向（矢印Ｃ方向）にスイツチバツ
クされ、同じく後述する機構により順方向搬送路１から
分岐されて反転方向（矢印Ｄ方向）に搬送される用紙を
案内する反転搬送路である。４は、第１のソレノイド５
によつて支軸４ａを中心に時計回り方向と反時計回り方
向に揺動し、分岐部において搬送路内に出没する分岐
爪、６はスイツチバツク搬送路２内にあつて用紙を逆転
させる逆転ローラ、７は、第２のソレノイド８により上
下してスイツチバツク搬送路２内に出没し、逆転ローラ
６と接離する加圧ローラである。
図である。図において、１は用紙を順方向（矢印Ａ方
向）に導く順方向搬送路、２はこの順方向搬送路１に連
なるスイツチバツク搬送路、３は、スイツチバツク搬送
路２中を順方向（矢印Ｂ方向）に搬送され、その後、後
述する機構により逆方向（矢印Ｃ方向）にスイツチバツ
クされ、同じく後述する機構により順方向搬送路１から
分岐されて反転方向（矢印Ｄ方向）に搬送される用紙を
案内する反転搬送路である。４は、第１のソレノイド５
によつて支軸４ａを中心に時計回り方向と反時計回り方
向に揺動し、分岐部において搬送路内に出没する分岐
爪、６はスイツチバツク搬送路２内にあつて用紙を逆転
させる逆転ローラ、７は、第２のソレノイド８により上
下してスイツチバツク搬送路２内に出没し、逆転ローラ
６と接離する加圧ローラである。
【０００３】次にその動作を説明すると、まず、用紙は
順方向搬送路１を順方向に搬送される。この時、第１の
ソレノイド５はオフとなつており（オンとすることもで
きる。以下同様）、分岐爪４は搬送路から退避して、実
線に示す上方位置にある。従つて用紙は、そのままスイ
ツチバツク搬送路２中を順方向に進んで、少なくともそ
の後端が搬送路の分岐部を通過した時点で、その搬送を
停止させられる。用紙がスイツチバツク搬送路２に進入
（矢印Ｂ方向）して来る時は第２のソレノイド８はオン
となつており、加圧ローラ７を上方に引き上げている。
そして、用紙の搬送が停止した時点で第２のソレノイド
８がオフとなり、これにより加圧ローラ７が降下して逆
転ローラ６との間に用紙を挟持する。従つて時計回り方
向に回転する逆転ローラ６の作用を受けて用紙は逆方向
にスイツチバツクされる。一方、用紙の搬送が停止した
時点で第１のソレノイド５がオンとなり、これにより分
岐爪４は、支軸４ａを中心として時計回り方向に回動し
て破線に示すように搬送路の分岐部内に進入する。この
結果、スイツチバツク（矢印Ｃ方向）された用紙は分岐
爪４により順方向搬送路１から分岐され、反転搬送路３
中を反転搬送される。その後、第１のソレノイド５は再
びオフとなり、第２のソレノイド８はオンとなることで
分岐爪４、加圧ローラ７は実線で示す元位置に復帰す
る。
順方向搬送路１を順方向に搬送される。この時、第１の
ソレノイド５はオフとなつており（オンとすることもで
きる。以下同様）、分岐爪４は搬送路から退避して、実
線に示す上方位置にある。従つて用紙は、そのままスイ
ツチバツク搬送路２中を順方向に進んで、少なくともそ
の後端が搬送路の分岐部を通過した時点で、その搬送を
停止させられる。用紙がスイツチバツク搬送路２に進入
（矢印Ｂ方向）して来る時は第２のソレノイド８はオン
となつており、加圧ローラ７を上方に引き上げている。
そして、用紙の搬送が停止した時点で第２のソレノイド
８がオフとなり、これにより加圧ローラ７が降下して逆
転ローラ６との間に用紙を挟持する。従つて時計回り方
向に回転する逆転ローラ６の作用を受けて用紙は逆方向
にスイツチバツクされる。一方、用紙の搬送が停止した
時点で第１のソレノイド５がオンとなり、これにより分
岐爪４は、支軸４ａを中心として時計回り方向に回動し
て破線に示すように搬送路の分岐部内に進入する。この
結果、スイツチバツク（矢印Ｃ方向）された用紙は分岐
爪４により順方向搬送路１から分岐され、反転搬送路３
中を反転搬送される。その後、第１のソレノイド５は再
びオフとなり、第２のソレノイド８はオンとなることで
分岐爪４、加圧ローラ７は実線で示す元位置に復帰す
る。
【０００４】なお、この種の技術としては、特開昭５８
−２０７２４７号公報、特開昭６１−８０２７０号公
報、特開昭６１−８０２７１号公報、特開昭６１−１３
０１６１号公報、特開平３−２００６６３号公報、特公
平３−３３６２２号公報等が挙げられる。
−２０７２４７号公報、特開昭６１−８０２７０号公
報、特開昭６１−８０２７１号公報、特開昭６１−１３
０１６１号公報、特開平３−２００６６３号公報、特公
平３−３３６２２号公報等が挙げられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、用紙搬
送方向を変換させるローラ対（逆転ローラ６および加圧
ローラ７）と搬送路を切り換える分岐爪４とをそれぞれ
動作させる構成となつている。従つて、この構成では、
ローラ対の動作と分岐爪４の動作をリンク機構などで両
者を連結して行うか、上述したように２個のソレノイド
５，８を用いて制御的にタイミングをとる必要があり、
電気的、機械的機構が複雑になつてしまう欠点があつ
た。また、ローラ対と分岐爪４を離れた位置に別個に設
けていたので、省スペース、コンパクト化が進む近年で
は、限られたスペースにこの構成を納めることができな
くなつてしまうおそれがあつた。
送方向を変換させるローラ対（逆転ローラ６および加圧
ローラ７）と搬送路を切り換える分岐爪４とをそれぞれ
動作させる構成となつている。従つて、この構成では、
ローラ対の動作と分岐爪４の動作をリンク機構などで両
者を連結して行うか、上述したように２個のソレノイド
５，８を用いて制御的にタイミングをとる必要があり、
電気的、機械的機構が複雑になつてしまう欠点があつ
た。また、ローラ対と分岐爪４を離れた位置に別個に設
けていたので、省スペース、コンパクト化が進む近年で
は、限られたスペースにこの構成を納めることができな
くなつてしまうおそれがあつた。
【０００６】本発明は上記従来装置の欠点を解消し、省
スペース化、機構の簡略化、低コスト化を図ることがで
きる用紙処理装置を提供することを目的とする。
スペース化、機構の簡略化、低コスト化を図ることがで
きる用紙処理装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、用紙を順方
向に導く順方向搬送路と、この順方向搬送路に連なるス
イツチバツク搬送路と、このスイツチバツク搬送路に搬
送された用紙の後端部を加圧手段との間で挟持し、その
後端を先端として逆方向にスイツチバツクさせる方向の
みに回転する逆転ローラと、用紙のスイツチバツク時、
搬送路内に進入して用紙を前記順方向搬送路から分岐さ
せる分岐爪と、この分岐爪により分岐された用紙を導く
反転搬送路とを備えた用紙処理装置において、前記加圧
手段を前記逆転ローラに対向する前記分岐爪の揺動部分
に設けて、前記分岐爪の動作により前記逆転ローラに対
して前記加圧手段を離接させるようにした第１の手段に
より達成される。
向に導く順方向搬送路と、この順方向搬送路に連なるス
イツチバツク搬送路と、このスイツチバツク搬送路に搬
送された用紙の後端部を加圧手段との間で挟持し、その
後端を先端として逆方向にスイツチバツクさせる方向の
みに回転する逆転ローラと、用紙のスイツチバツク時、
搬送路内に進入して用紙を前記順方向搬送路から分岐さ
せる分岐爪と、この分岐爪により分岐された用紙を導く
反転搬送路とを備えた用紙処理装置において、前記加圧
手段を前記逆転ローラに対向する前記分岐爪の揺動部分
に設けて、前記分岐爪の動作により前記逆転ローラに対
して前記加圧手段を離接させるようにした第１の手段に
より達成される。
【０００８】また上記目的は、第１の手段において、前
記加圧手段を、前記分岐爪に軸支された加圧ローラで構
成した第２の手段により達成される。
記加圧手段を、前記分岐爪に軸支された加圧ローラで構
成した第２の手段により達成される。
【０００９】また上記目的は、第１の手段において、前
記加圧手段を、前記分岐爪に形成された円弧状の加圧部
で構成した第３の手段により達成される。また上記目的
は、送られてくる用紙を逆送するために送り方向とは逆
方向に回転する方向のみに回転する逆転ローラと、前記
逆転ローラよりも上流側にあつて、送られてくる用紙及
び逆送される用紙を切り換えてそれぞれ案内するための
切換手段と、を有し、前記切換手段による前記切換動作
に伴つて、前記逆転ローラによる用紙搬送力を変更させ
るようにした第４の手段により達成される。また上記目
的は、第４の手段において、前記切換手段は前記逆転ロ
ーラと対向する位置に回転部材を有し、該回転部材は前
記切換手段が逆送側の搬送路に切り換えた時に前記逆転
ローラに当接し、送り側の搬送路に切り換えた時に前記
逆転ローラから離間する第５の手段により達成される。
記加圧手段を、前記分岐爪に形成された円弧状の加圧部
で構成した第３の手段により達成される。また上記目的
は、送られてくる用紙を逆送するために送り方向とは逆
方向に回転する方向のみに回転する逆転ローラと、前記
逆転ローラよりも上流側にあつて、送られてくる用紙及
び逆送される用紙を切り換えてそれぞれ案内するための
切換手段と、を有し、前記切換手段による前記切換動作
に伴つて、前記逆転ローラによる用紙搬送力を変更させ
るようにした第４の手段により達成される。また上記目
的は、第４の手段において、前記切換手段は前記逆転ロ
ーラと対向する位置に回転部材を有し、該回転部材は前
記切換手段が逆送側の搬送路に切り換えた時に前記逆転
ローラに当接し、送り側の搬送路に切り換えた時に前記
逆転ローラから離間する第５の手段により達成される。
【００１０】
【作用】第１の手段においては、逆転ローラとの間に用
紙を挟持する加圧手段を分岐爪と一体的に設けたので、
分岐爪用のソレノイドと加圧手段用のソレノイドを共通
化できると共に、単一のソレノイドのオン、オフのみで
用紙反転に必要な分岐爪の動作と加圧手段の動作を行わ
せるようにしたので、リンク機構も不要となり、制御も
簡単なものとなる。さらに、逆転ローラと分岐爪を１個
所（搬送路の分岐部）にまとめることができるため、レ
イアウト上も小型化が図られる。
紙を挟持する加圧手段を分岐爪と一体的に設けたので、
分岐爪用のソレノイドと加圧手段用のソレノイドを共通
化できると共に、単一のソレノイドのオン、オフのみで
用紙反転に必要な分岐爪の動作と加圧手段の動作を行わ
せるようにしたので、リンク機構も不要となり、制御も
簡単なものとなる。さらに、逆転ローラと分岐爪を１個
所（搬送路の分岐部）にまとめることができるため、レ
イアウト上も小型化が図られる。
【００１１】第２の手段においては、加圧手段を加圧ロ
ーラで構成することにより、用紙のスイツチバツク時に
スムーズに用紙を搬送することができる。
ーラで構成することにより、用紙のスイツチバツク時に
スムーズに用紙を搬送することができる。
【００１２】第３の手段においては、加圧手段を円弧状
の加圧部で構成することでさらに簡略化、低コスト化が
図られる。第４又は５の手段においては、切換手段によ
る切換動作に伴つて前記逆転ローラによる用紙搬送力を
変更させるようにしたことにより、次の用紙の搬入を行
うことができる。
の加圧部で構成することでさらに簡略化、低コスト化が
図られる。第４又は５の手段においては、切換手段によ
る切換動作に伴つて前記逆転ローラによる用紙搬送力を
変更させるようにしたことにより、次の用紙の搬入を行
うことができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来例と同一もしくは同一とみなせる個所
には同一符号を付して重複する説明は省略する。図１は
第１の実施例に係る用紙処理装置の構成図、図２は同、
要部である分岐爪部分の斜視図である。この実施例にお
いては、回転部材である加圧ローラ１２を分岐爪１１と
一体的に設けている。より具体的には、加圧ローラ１２
を分岐爪１１の揺動部分（逆転ローラ６に対向する位
置）に加圧ローラ軸１２ａで軸支している。従つて、従
来必要であつた、加圧ローラ１２を上下動させるソレノ
イド（図４における第２のソレノイド８）は不要にな
り、加圧ローラ１２は第１のソレノイド１０のオン、オ
フにより分岐爪１１と共に支軸１１ａを中心として上下
に揺動される。また、加圧ローラ１２は逆転ローラ６と
接離するものであるから、逆転ローラ６も分岐爪１１の
下方に、つまり、加圧ローラ１２の揺動軌跡上に配置さ
れている。したがつて、分岐爪１１の切換によつて加圧
ローラ１２と逆転ローラ６とが接しているときは用紙は
逆送され、加圧ローラ１２と逆転ローラ６とが離されて
いるときは次の用紙を矢印Ａ，Ｂ方向へ搬入することが
できる。
する。なお、従来例と同一もしくは同一とみなせる個所
には同一符号を付して重複する説明は省略する。図１は
第１の実施例に係る用紙処理装置の構成図、図２は同、
要部である分岐爪部分の斜視図である。この実施例にお
いては、回転部材である加圧ローラ１２を分岐爪１１と
一体的に設けている。より具体的には、加圧ローラ１２
を分岐爪１１の揺動部分（逆転ローラ６に対向する位
置）に加圧ローラ軸１２ａで軸支している。従つて、従
来必要であつた、加圧ローラ１２を上下動させるソレノ
イド（図４における第２のソレノイド８）は不要にな
り、加圧ローラ１２は第１のソレノイド１０のオン、オ
フにより分岐爪１１と共に支軸１１ａを中心として上下
に揺動される。また、加圧ローラ１２は逆転ローラ６と
接離するものであるから、逆転ローラ６も分岐爪１１の
下方に、つまり、加圧ローラ１２の揺動軌跡上に配置さ
れている。したがつて、分岐爪１１の切換によつて加圧
ローラ１２と逆転ローラ６とが接しているときは用紙は
逆送され、加圧ローラ１２と逆転ローラ６とが離されて
いるときは次の用紙を矢印Ａ，Ｂ方向へ搬入することが
できる。
【００１４】次に、第１の実施例の動作について説明す
る。まず第１のソレノイド１０がオンとなつており、こ
れにより分岐爪１１と加圧ローラ１２は上方に付勢さ
れ、実線位置にある。これにより用紙は前述の通り、ス
イツチバツク搬送路２に搬送される。その後、ソレノイ
ド１０がオフとなり、これにより分岐爪１１と加圧ロー
ラ１２は時計回り方向に揺動して下降し、加圧ローラ１
２が逆転ローラ６に当接し、かつ、分岐爪１１が搬送路
の分岐部に進入した位置（図の破線位置）で停止する。
その後は前述と同様に、用紙は反転搬送路３内を搬送さ
れる。
る。まず第１のソレノイド１０がオンとなつており、こ
れにより分岐爪１１と加圧ローラ１２は上方に付勢さ
れ、実線位置にある。これにより用紙は前述の通り、ス
イツチバツク搬送路２に搬送される。その後、ソレノイ
ド１０がオフとなり、これにより分岐爪１１と加圧ロー
ラ１２は時計回り方向に揺動して下降し、加圧ローラ１
２が逆転ローラ６に当接し、かつ、分岐爪１１が搬送路
の分岐部に進入した位置（図の破線位置）で停止する。
その後は前述と同様に、用紙は反転搬送路３内を搬送さ
れる。
【００１５】この第１の実施例では、逆転ローラ６との
間に用紙を挟持する加圧手段を分岐爪１１と一体的に設
けたので、分岐爪用のソレノイドと加圧手段用のソレノ
イドを共通化できると共に、単一のソレノイド１０のオ
ン、オフのみで用紙反転に必要な分岐爪１１の動作と加
圧手段の動作を行わせるようにしたので、リンク機構も
不要となり、制御も簡単なものとすることができる。さ
らに、逆転ローラ６と分岐爪１１を１個所（搬送路の分
岐部）にまとめることができるため、レイアウト上も小
型化を図ることができる。
間に用紙を挟持する加圧手段を分岐爪１１と一体的に設
けたので、分岐爪用のソレノイドと加圧手段用のソレノ
イドを共通化できると共に、単一のソレノイド１０のオ
ン、オフのみで用紙反転に必要な分岐爪１１の動作と加
圧手段の動作を行わせるようにしたので、リンク機構も
不要となり、制御も簡単なものとすることができる。さ
らに、逆転ローラ６と分岐爪１１を１個所（搬送路の分
岐部）にまとめることができるため、レイアウト上も小
型化を図ることができる。
【００１６】図３は第２の実施例に係る分岐爪部分の斜
視図であり、この実施例では、加圧手段として、分岐爪
１１に円弧状の加圧部１１ｂを一体形成している。この
分岐爪１１（加圧部１１ｂ）の材質は、低摩擦係数、耐
摩耗性に優れたものを使用している。この第２の実施例
では、より構成の簡素化と低コスト化を図ることができ
る。
視図であり、この実施例では、加圧手段として、分岐爪
１１に円弧状の加圧部１１ｂを一体形成している。この
分岐爪１１（加圧部１１ｂ）の材質は、低摩擦係数、耐
摩耗性に優れたものを使用している。この第２の実施例
では、より構成の簡素化と低コスト化を図ることができ
る。
【００１７】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、加圧手段
を逆転ローラに対向する分岐爪の揺動部分に設けて、分
岐爪の動作により逆転ローラに対して加圧手段を離接さ
せるようにしたため、分岐爪の切換動作に応じて加圧手
段を逆転ローラに対して離接させて、逆転ローラの搬送
力を用紙に伝達させたり、伝達させなかったりするよう
にしたので、加圧手段を動作させるためのリンク機構も
制御も不要とすることができる。さらに、逆転ローラと
分岐爪を１個所（搬送路の分岐部）にまとめることがで
きるため、レイアウト上も小型化を図ることができる。
を逆転ローラに対向する分岐爪の揺動部分に設けて、分
岐爪の動作により逆転ローラに対して加圧手段を離接さ
せるようにしたため、分岐爪の切換動作に応じて加圧手
段を逆転ローラに対して離接させて、逆転ローラの搬送
力を用紙に伝達させたり、伝達させなかったりするよう
にしたので、加圧手段を動作させるためのリンク機構も
制御も不要とすることができる。さらに、逆転ローラと
分岐爪を１個所（搬送路の分岐部）にまとめることがで
きるため、レイアウト上も小型化を図ることができる。
【００１８】請求項２記載の発明によれば、加圧手段を
加圧ローラで構成することにより、用紙のスイツチバツ
ク時にスムーズに用紙を搬送することができる。
加圧ローラで構成することにより、用紙のスイツチバツ
ク時にスムーズに用紙を搬送することができる。
【００１９】請求項３記載の発明によれば、加圧手段を
円弧状の加圧部で構成することでさらに簡略化、低コス
ト化が図ることができる。請求項４、５記載の発明によ
れば、切換手段による切換動作に伴つて逆転ローラによ
る用紙搬送力を変更するようにしたため、次の用紙の搬
入を行うことができるので、画像形成処理を高速で行え
る。
円弧状の加圧部で構成することでさらに簡略化、低コス
ト化が図ることができる。請求項４、５記載の発明によ
れば、切換手段による切換動作に伴つて逆転ローラによ
る用紙搬送力を変更するようにしたため、次の用紙の搬
入を行うことができるので、画像形成処理を高速で行え
る。
【図１】本発明の第１の実施例に係る用紙処理装置の構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の第１の実施例に係る用紙処理装置の要
部である分岐爪部分の斜視図である。
部である分岐爪部分の斜視図である。
【図３】本発明の第２の実施例に係る用紙処理装置の要
部である分岐爪部分の斜視図である。
部である分岐爪部分の斜視図である。
【図４】従来例に係る用紙処理装置の構成図である。
１ 順方向搬送路 ２ スイツチバツク搬送路 ３ 反転搬送路 ６ 逆転ローラ １０ 第１のソレノイド １１ 分岐爪 １１ｂ 加圧部 １２ 加圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 29/58 B65H 29/20 G03G 15/00 106
Claims (5)
- 【請求項１】 用紙を順方向に導く順方向搬送路と、こ
の順方向搬送路に連なるスイツチバツク搬送路と、この
スイツチバツク搬送路に搬送された用紙の後端部を加圧
手段との間で挟持し、その後端を先端として逆方向にス
イツチバツクさせる方向のみに回転する逆転ローラと、
用紙のスイツチバツク時、搬送路内に進入して用紙を前
記順方向搬送路から分岐させる分岐爪と、この分岐爪に
より分岐された用紙を導く反転搬送路とを備えた用紙処
理装置において、 前記加圧手段を前記逆転ローラに対向する前記分岐爪の
揺動部分に設けて、前記分岐爪の動作により前記逆転ロ
ーラに対して前記加圧手段を離接させるようにしたこと
を特徴とする用紙処理装置。 - 【請求項２】 請求項１記載において、前記加圧手段
を、前記分岐爪に軸支された加圧ローラで構成したこと
を特徴とする用紙処理装置。 - 【請求項３】 請求項１記載において、前記加圧手段
を、前記分岐爪に形成された円弧状の加圧部で構成した
ことを特徴とする用紙処理装置。 - 【請求項４】 送られてくる用紙を逆送するために送り
方向とは逆方向に回転する方向のみに回転する逆転ロー
ラと、 前記逆転ローラよりも上流側にあつて、送られてくる用
紙及び逆送される用紙を切り換えてそれぞれ案内するた
めの切換手段と、を有し、 前記切換手段による前記切換動作に伴つて、前記逆転ロ
ーラによる用紙搬送力を変更させるようにしたことを特
徴とする用紙処理装置。 - 【請求項５】 請求項４記載において、前記切換手段は
前記逆転ローラと対向する位置に回転部材を有し、該回
転部材は前記切換手段が逆送側の搬送路に切り換えた時
に前記逆転ローラに当接し、送り側の搬送路に切り換え
た時に前記逆転ローラから離間することを特徴とする用
紙処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28310792A JP3285964B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 用紙処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28310792A JP3285964B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 用紙処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127779A JPH06127779A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3285964B2 true JP3285964B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17661315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28310792A Expired - Fee Related JP3285964B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 用紙処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3285964B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28310792A patent/JP3285964B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH06127779A (ja) | 1994-05-10 |
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