JP3285446B2 - ノイズ試験器 - Google Patents
ノイズ試験器Info
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- JP3285446B2 JP3285446B2 JP09861694A JP9861694A JP3285446B2 JP 3285446 B2 JP3285446 B2 JP 3285446B2 JP 09861694 A JP09861694 A JP 09861694A JP 9861694 A JP9861694 A JP 9861694A JP 3285446 B2 JP3285446 B2 JP 3285446B2
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- discharge
- switching
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- switch
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の使用時に直
結される電源機器・電源ライン等(これらの電源機器・
電源ライン等、あるいはこれらとほぼ等規格の電源機器
・電源ライン等を、以下「想定雑音源」と称する)から
侵入して来るノイズに対する耐性(以下、耐ノイズ性と
称する)を試験するノイズ試験器に関する。
結される電源機器・電源ライン等(これらの電源機器・
電源ライン等、あるいはこれらとほぼ等規格の電源機器
・電源ライン等を、以下「想定雑音源」と称する)から
侵入して来るノイズに対する耐性(以下、耐ノイズ性と
称する)を試験するノイズ試験器に関する。
【0002】最近の電子機器はますます小型化、低電力
化され、したがって繊細化し、ノイズによって破損にま
で至る場合はともかく、ノイズによる動作特性の劣化の
事例は非常に多く、耐ノイズ性試験の重要性は従来にも
増して急速に高まっている。
化され、したがって繊細化し、ノイズによって破損にま
で至る場合はともかく、ノイズによる動作特性の劣化の
事例は非常に多く、耐ノイズ性試験の重要性は従来にも
増して急速に高まっている。
【0003】
【従来の技術】電子機器の耐ノイズ性を試験するための
ノイズ試験器は、もちろん従来から市販されていた。
ノイズ試験器は、もちろん従来から市販されていた。
【0004】図7は従来の市販ノイズ試験器の構成例を
示す。同図中、10は交流電源で、2点鎖線で描かれたブ
ロックがノイズ試験器であり、ノイズ試験器中11は電源
ユニット、1は直流高電圧発生器、2はノイズ生成回
路、3は充放電切換器、4は切換周期制御回路で、5は
接続器具である。
示す。同図中、10は交流電源で、2点鎖線で描かれたブ
ロックがノイズ試験器であり、ノイズ試験器中11は電源
ユニット、1は直流高電圧発生器、2はノイズ生成回
路、3は充放電切換器、4は切換周期制御回路で、5は
接続器具である。
【0005】以下、図7のノイズ試験器の動作の概要に
ついて説明する。電源ユニット11は、100V商用電源
等の交流電源10から供給される交流を用いて切換周期制
御回路4の同期信号を生成するとともに、前記の交流を
整流して直流高電圧発生器1に印加する。この直流高電
圧発生器1はDC−DCコンバータで構成され、その出
力電圧は充放電切換器3の充電側端子に接続される。こ
の充放電切換器3の放電側端子は、ソケット等の接続器
具5を介して被試験装置に接続される。
ついて説明する。電源ユニット11は、100V商用電源
等の交流電源10から供給される交流を用いて切換周期制
御回路4の同期信号を生成するとともに、前記の交流を
整流して直流高電圧発生器1に印加する。この直流高電
圧発生器1はDC−DCコンバータで構成され、その出
力電圧は充放電切換器3の充電側端子に接続される。こ
の充放電切換器3の放電側端子は、ソケット等の接続器
具5を介して被試験装置に接続される。
【0006】さて高電圧のノイズ波形を生成するするノ
イズ生成回路2は、図示のように主体となる充放電用コ
ンデンサCと抵抗器Rとの直列回路であり、前記充放電
切換器3によって充電側すなわち前記直流高電圧発生器
1側の端子に、あるいは放電側すなわち被試験装置側の
端子に切換接続される。
イズ生成回路2は、図示のように主体となる充放電用コ
ンデンサCと抵抗器Rとの直列回路であり、前記充放電
切換器3によって充電側すなわち前記直流高電圧発生器
1側の端子に、あるいは放電側すなわち被試験装置側の
端子に切換接続される。
【0007】充電側に切換えられている期間に直流高電
圧発生器1によって高電圧に充電されたコンデンサCか
ら、放電側に切換えられた期間にインパルス状に一挙に
高電圧電流が放電されることにより、被試験装置に試験
用ノイズが加えられる。この試験用ノイズの波形はパル
ス幅約5μs、振幅最高約2kVの準方形波である。
圧発生器1によって高電圧に充電されたコンデンサCか
ら、放電側に切換えられた期間にインパルス状に一挙に
高電圧電流が放電されることにより、被試験装置に試験
用ノイズが加えられる。この試験用ノイズの波形はパル
ス幅約5μs、振幅最高約2kVの準方形波である。
【0008】充放電切換器3による上述の充電側へと放
電側への切換周期は、切換周期制御回路4で制御され、
交流電源10から供給される50Hzまたは60Hzの交
流を振幅弁別する等の方法で生成された同期信号によっ
て制御される。
電側への切換周期は、切換周期制御回路4で制御され、
交流電源10から供給される50Hzまたは60Hzの交
流を振幅弁別する等の方法で生成された同期信号によっ
て制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来、市
販のノイズ試験器で試験の結果仮に良好な結果が得られ
ても、実際にはなかなか特性の劣化が減らない難点があ
った。
販のノイズ試験器で試験の結果仮に良好な結果が得られ
ても、実際にはなかなか特性の劣化が減らない難点があ
った。
【0010】その理由を究明した結果、従来市販のノイ
ズ試験器では、出力ノイズの諸条件が実際に発生するノ
イズの条件、すなわち想定雑音源の条件と異なってお
り、パルス幅も振幅もより広範に分布しているのが最大
の理由であることが判明した。
ズ試験器では、出力ノイズの諸条件が実際に発生するノ
イズの条件、すなわち想定雑音源の条件と異なってお
り、パルス幅も振幅もより広範に分布しているのが最大
の理由であることが判明した。
【0011】前記の条件を合わせるために、準方形波形
の立ち上がり時間やパルス幅・パルス振幅・裾の引き方
等のノイズ波形を忠実にシミュレートするとともに、多
相交流である場合この多相交流と同期した印加も考慮す
ることが望ましい。
の立ち上がり時間やパルス幅・パルス振幅・裾の引き方
等のノイズ波形を忠実にシミュレートするとともに、多
相交流である場合この多相交流と同期した印加も考慮す
ることが望ましい。
【0012】一方、試験しなければならないのは被試験
装置内の複数の部位であるが、従来のノイズ試験器では
複数の被試験部位の試験は手動切換によるほかなく、非
常に煩雑で長時間を要する難点があった。
装置内の複数の部位であるが、従来のノイズ試験器では
複数の被試験部位の試験は手動切換によるほかなく、非
常に煩雑で長時間を要する難点があった。
【0013】更に、ノイズ試験器では高電圧を扱うの
で、人体への感電事故に対する充分な配慮が必要である
が、従来の市販品には充分な配慮が施されていなかっ
た。
で、人体への感電事故に対する充分な配慮が必要である
が、従来の市販品には充分な配慮が施されていなかっ
た。
【0014】したがって本発明の目的は、従来技術によ
る上述のような難点を除き、先ず想定雑音源の多相交流
と同期した試験ノイズができるため、信頼性のあるノイ
ズ試験ができ、次いで複数の被試験部位の試験を自動的
に急速に行うことができ、更に人体への感電事故に対す
る警報を備えたノイズ試験器を提供することを目的とす
る。
る上述のような難点を除き、先ず想定雑音源の多相交流
と同期した試験ノイズができるため、信頼性のあるノイ
ズ試験ができ、次いで複数の被試験部位の試験を自動的
に急速に行うことができ、更に人体への感電事故に対す
る警報を備えたノイズ試験器を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。
ロック図である。
【0016】請求項1に記載の発明は、直流高電圧発生
器1と、充放電用コンデンサを主体として高電圧のノイ
ズ波形を生成するノイズ生成回路2と、ノイズ生成回路
2を充電側すなわち直流高電圧発生器1側の端子に、あ
るいは放電側すなわち被試験装置側の端子に切換接続す
る充放電切換器3と、充放電切換器3の切換周期を制御
する切換周期制御回路4と、充放電切換器3を介してノ
イズ生成回路2から与えられるノイズを被試験装置に加
える接続器具5とを備えたノイズ試験器において、充放
電切換器3の放電側に接続された回転軸側端子と、被試
験装置内の複数の被試験部位に個別に対応した複数の切
換側端子とを有する等価ロータリスイッチ7と、等価ロ
ータリスイッチ7を駆動し、放電側への切換回数をカウ
ントして多相交流の相数あるいはその整数倍と等しい数
に達する毎に、1切換側端子ずつ等価ロータリスイッチ
7を歩進させる回転駆動信号を送出するロータリスイッ
チ駆動回路8とを備え、接続器具5は、ロータリスイッ
チ7の複数の切替側端子に個別に接続され、かつ複数の
被試験部位に個別に接続される複数の接続器具5-1,5-2,
……,5-nとして構成され、切換周期制御回路4は、想定
雑音源9によって与えられる多相交流に同期するように
充放電切換器3の放電側への切換周期を制御する相間位
相差駆動回路6として構成されたことを特徴とする。
器1と、充放電用コンデンサを主体として高電圧のノイ
ズ波形を生成するノイズ生成回路2と、ノイズ生成回路
2を充電側すなわち直流高電圧発生器1側の端子に、あ
るいは放電側すなわち被試験装置側の端子に切換接続す
る充放電切換器3と、充放電切換器3の切換周期を制御
する切換周期制御回路4と、充放電切換器3を介してノ
イズ生成回路2から与えられるノイズを被試験装置に加
える接続器具5とを備えたノイズ試験器において、充放
電切換器3の放電側に接続された回転軸側端子と、被試
験装置内の複数の被試験部位に個別に対応した複数の切
換側端子とを有する等価ロータリスイッチ7と、等価ロ
ータリスイッチ7を駆動し、放電側への切換回数をカウ
ントして多相交流の相数あるいはその整数倍と等しい数
に達する毎に、1切換側端子ずつ等価ロータリスイッチ
7を歩進させる回転駆動信号を送出するロータリスイッ
チ駆動回路8とを備え、接続器具5は、ロータリスイッ
チ7の複数の切替側端子に個別に接続され、かつ複数の
被試験部位に個別に接続される複数の接続器具5-1,5-2,
……,5-nとして構成され、切換周期制御回路4は、想定
雑音源9によって与えられる多相交流に同期するように
充放電切換器3の放電側への切換周期を制御する相間位
相差駆動回路6として構成されたことを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のノイズ試験器において、巻線を施したリング状磁心を
具備し、巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダ
イオード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続し
た警報回路を接続し、リング状磁心のリングの内部は、
これを直流高電圧発生器1の出力と充放電切換器3の充
電側端子とを接続する電線、あるいはその充放電切換器
の放電側端子と接続器具5の入力とを接続する電線が貫
通するように配設されたことを特徴とする。
のノイズ試験器において、巻線を施したリング状磁心を
具備し、巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダ
イオード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続し
た警報回路を接続し、リング状磁心のリングの内部は、
これを直流高電圧発生器1の出力と充放電切換器3の充
電側端子とを接続する電線、あるいはその充放電切換器
の放電側端子と接続器具5の入力とを接続する電線が貫
通するように配設されたことを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のノイズ試験器において、巻線を施したリング状磁心を
具備し、巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダ
イオード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続し
た警報回路を接続し、リング状磁心のリングの内部は、
これを等価ロータリスイッチ7の回転軸側端子と充放電
切換器3の放電側端子とを接続する電線が貫通するよう
に配設されたことを特徴とする。
のノイズ試験器において、巻線を施したリング状磁心を
具備し、巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダ
イオード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続し
た警報回路を接続し、リング状磁心のリングの内部は、
これを等価ロータリスイッチ7の回転軸側端子と充放電
切換器3の放電側端子とを接続する電線が貫通するよう
に配設されたことを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のノイズ試験器において、個別に巻線が施された複数の
リング状磁心を具備し、巻線の両端間には、並列接続さ
れたツェーナダイオード及び発光ダイオードに保護抵抗
器を直列接続した警報回路を個別に接続し、各リング状
磁心のリングの内部は、これを等価ロータリスイッチ7
の複数の切換側端子と個別に対応する接続器具とを接続
する電線が貫通するように配設されたことを特徴とす
る。
のノイズ試験器において、個別に巻線が施された複数の
リング状磁心を具備し、巻線の両端間には、並列接続さ
れたツェーナダイオード及び発光ダイオードに保護抵抗
器を直列接続した警報回路を個別に接続し、各リング状
磁心のリングの内部は、これを等価ロータリスイッチ7
の複数の切換側端子と個別に対応する接続器具とを接続
する電線が貫通するように配設されたことを特徴とす
る。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
のノイズ試験器において、直流高電圧発生器1には、並
列接続されたツェーナダイオード及び発光ダイオードに
保護抵抗器を直列接続した警報回路が並列に接続された
ことを特徴とする。
のノイズ試験器において、直流高電圧発生器1には、並
列接続されたツェーナダイオード及び発光ダイオードに
保護抵抗器を直列接続した警報回路が並列に接続された
ことを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明にかかわるノイズ試験器
では、ロータリスイッチ駆動回路8は、放電側への切換
回数をカウントして多相交流の相数、あるいはその整数
倍と等しい数に達する毎に、1切換側端子ずつ等価ロー
タリスイッチ7を歩進させる回転駆動信号を送出する。
では、ロータリスイッチ駆動回路8は、放電側への切換
回数をカウントして多相交流の相数、あるいはその整数
倍と等しい数に達する毎に、1切換側端子ずつ等価ロー
タリスイッチ7を歩進させる回転駆動信号を送出する。
【0022】したがって、試験ノイズを想定雑音源の相
数と等しい回数、あるいは整数倍の回数印加する毎に、
印加順次被試験部位を順次シフトして行くことができ
る。
数と等しい回数、あるいは整数倍の回数印加する毎に、
印加順次被試験部位を順次シフトして行くことができ
る。
【0023】請求項2乃至請求項4に記載の発明にかか
わるノイズ試験器では、巻線が施されたリング状磁心が
具備され、この巻線の両端間には、並列接続されたツェ
ーナダイオード及び発光ダイオードに保護抵抗器が直列
に接続した警報回路が接続される。
わるノイズ試験器では、巻線が施されたリング状磁心が
具備され、この巻線の両端間には、並列接続されたツェ
ーナダイオード及び発光ダイオードに保護抵抗器が直列
に接続した警報回路が接続される。
【0024】このようなリング状磁心のリングの内部
は、請求項2では直流高電圧発生器1の出力と充放電切
換器3の充電側端子とを接続する電線、あるいは充放電
切換器3の放電側端子と接続器具5の入力とを接続する
電線が貫通するように配設され、請求項3では等価ロー
タリスイッチ8の回転軸側端子と充放電切換器3の放電
側端子とを接続する電線が貫通するように配設され、請
求項4では等価ロータリスイッチ7の複数の切換側端子
のそれぞれと相対応する接続器具とを接続する電線が貫
通するように配設される。
は、請求項2では直流高電圧発生器1の出力と充放電切
換器3の充電側端子とを接続する電線、あるいは充放電
切換器3の放電側端子と接続器具5の入力とを接続する
電線が貫通するように配設され、請求項3では等価ロー
タリスイッチ8の回転軸側端子と充放電切換器3の放電
側端子とを接続する電線が貫通するように配設され、請
求項4では等価ロータリスイッチ7の複数の切換側端子
のそれぞれと相対応する接続器具とを接続する電線が貫
通するように配設される。
【0025】したがって、いずれの場合も被試験部位に
試験ノイズが印加されている時は、リング状磁心に施こ
された巻線に誘導起電力が発生し、この巻線に接続され
た発光ダイオードが点灯乃至点滅することにより人体へ
の感電事故に対する警報となる。なお発光ダイオードの
過電圧はツェーナダイオードによって保護される。また
リング状磁心の配設場所は、被試験部位に近いほど被試
験部位への印加状況がよく把握でき、警報に対する信頼
性が高くなる。
試験ノイズが印加されている時は、リング状磁心に施こ
された巻線に誘導起電力が発生し、この巻線に接続され
た発光ダイオードが点灯乃至点滅することにより人体へ
の感電事故に対する警報となる。なお発光ダイオードの
過電圧はツェーナダイオードによって保護される。また
リング状磁心の配設場所は、被試験部位に近いほど被試
験部位への印加状況がよく把握でき、警報に対する信頼
性が高くなる。
【0026】最後に請求項5に記載の発明にかかわるノ
イズ試験器では、並列接続されたツェーナダイオード及
び発光ダイオードに保護抵抗器が直列接続された警報回
路が、直流高電圧発生器1に並列に接続されるので、こ
の発光ダイオードは、被試験部位に試験ノイズが印加さ
れていない時でも、直流高電圧発生器1が動作している
限り点灯し、総合的な警報となる。なお全体的な過電圧
は保護抵抗器で保護され、発光ダイオードの過電圧はツ
ェーナダイオードによって保護される。
イズ試験器では、並列接続されたツェーナダイオード及
び発光ダイオードに保護抵抗器が直列接続された警報回
路が、直流高電圧発生器1に並列に接続されるので、こ
の発光ダイオードは、被試験部位に試験ノイズが印加さ
れていない時でも、直流高電圧発生器1が動作している
限り点灯し、総合的な警報となる。なお全体的な過電圧
は保護抵抗器で保護され、発光ダイオードの過電圧はツ
ェーナダイオードによって保護される。
【0027】
【実施例】図2は、本発明の最も特徴的なブロックであ
る相間位相差駆動回路の、一実施例を示す。この実施例
では、入力として想定雑音源から3相交流を得ている。
る相間位相差駆動回路の、一実施例を示す。この実施例
では、入力として想定雑音源から3相交流を得ている。
【0028】図2中、a,b及びcは3相交流入力端
子、12は3相変圧器、D1,D2及びD 3 は整流用ダイオ
ード、OPはコンパレータとして用いられている演算増幅
器で、VR はOPの−(マイナス)端子に印加されている
参照電圧である。
子、12は3相変圧器、D1,D2及びD 3 は整流用ダイオ
ード、OPはコンパレータとして用いられている演算増幅
器で、VR はOPの−(マイナス)端子に印加されている
参照電圧である。
【0029】図3は、図2の回路の中の各点における、
信号波形を示すタイムチャートである。以下、図2及び
図3を参照しながら、この実施例について説明する。入
力端子a,b及びcから加えられた3相交流は、3相変
圧器12でΔ−Y変換されたのち、整流用ダイオード
D1 ,D2 及びD3 で半波整流され、点pを経由して演
算増幅器OPの+(プラス)端子に印加される。演算増幅
器OPはコンパレータとして用いられ、その−端子には参
照電圧VR が印加されているから、+端子に加えられた
前記半波整流電圧が参照電圧VR を越える毎にコンパレ
ータは静電圧を出力する。
信号波形を示すタイムチャートである。以下、図2及び
図3を参照しながら、この実施例について説明する。入
力端子a,b及びcから加えられた3相交流は、3相変
圧器12でΔ−Y変換されたのち、整流用ダイオード
D1 ,D2 及びD3 で半波整流され、点pを経由して演
算増幅器OPの+(プラス)端子に印加される。演算増幅
器OPはコンパレータとして用いられ、その−端子には参
照電圧VR が印加されているから、+端子に加えられた
前記半波整流電圧が参照電圧VR を越える毎にコンパレ
ータは静電圧を出力する。
【0030】したがって点qからは、図3のに斜線を
施して示したように、想定雑音源9の出力に同期し、か
つ周波数がその想定雑音源9の相数に等しい正電圧のパ
ルス列が送出される。図4は、本発明の巻線を施したリ
ング状磁心の一実施例である。同図中、13はリング状磁
心で、この実施例では強磁性体であるフェライト・リン
グコアを用いている。また14は前記のリングコアに巻か
れた巻線で、aおよびbはその両端子であり、15は前記
リングコアのリングの中を貫通する電線である。
施して示したように、想定雑音源9の出力に同期し、か
つ周波数がその想定雑音源9の相数に等しい正電圧のパ
ルス列が送出される。図4は、本発明の巻線を施したリ
ング状磁心の一実施例である。同図中、13はリング状磁
心で、この実施例では強磁性体であるフェライト・リン
グコアを用いている。また14は前記のリングコアに巻か
れた巻線で、aおよびbはその両端子であり、15は前記
リングコアのリングの中を貫通する電線である。
【0031】いま前記電線15に、周波数の高い交流電流
や急速に変化する衝撃電流が流れると、巻線15に誘導起
電力が発生し両端子d,e間に電圧が生じる。一方図5
は、本発明の警報回路の一実施例である。同図中、LED
は発光ダイオード、ZDはツェーナダイオード、Rp は保
護抵抗器で、f,gは本警報回路の両端子である。
や急速に変化する衝撃電流が流れると、巻線15に誘導起
電力が発生し両端子d,e間に電圧が生じる。一方図5
は、本発明の警報回路の一実施例である。同図中、LED
は発光ダイオード、ZDはツェーナダイオード、Rp は保
護抵抗器で、f,gは本警報回路の両端子である。
【0032】いま両端子f,g間に図示のような極性を
持ち、適当な大きさの直流電圧が加わると、発光ダイオ
ードLED が発光して警報となる。ツェーナダイオードZD
は、発光ダイオードLED を過電圧から保護する目的で、
また保護抵抗器RP は前記両部品を過電圧・過電流から
保護する目的で用いている。
持ち、適当な大きさの直流電圧が加わると、発光ダイオ
ードLED が発光して警報となる。ツェーナダイオードZD
は、発光ダイオードLED を過電圧から保護する目的で、
また保護抵抗器RP は前記両部品を過電圧・過電流から
保護する目的で用いている。
【0033】さて図6は、本発明の全体構成の一実施例
である。この実施例は請求項1、請求項4及び請求項5
に関するものである。同図中、21は電源ユニット11から
直流電圧を受けるDC−DCコンバータ、22はノイズ生
成回路、23は半導体スイッチ、26は想定雑音源9から3
相交流を受ける半波整流比較回路、27は半導体スイッチ
群、28はカウンタ、13-1乃至13-nはフェライト・リング
コア、LED1乃至LEDnは発光ダイオード、ZD1 乃至ZDn は
ツェーナダイオードで、25-1乃至25-nはそれぞれ同軸コ
ード及び鰐口クリップである。
である。この実施例は請求項1、請求項4及び請求項5
に関するものである。同図中、21は電源ユニット11から
直流電圧を受けるDC−DCコンバータ、22はノイズ生
成回路、23は半導体スイッチ、26は想定雑音源9から3
相交流を受ける半波整流比較回路、27は半導体スイッチ
群、28はカウンタ、13-1乃至13-nはフェライト・リング
コア、LED1乃至LEDnは発光ダイオード、ZD1 乃至ZDn は
ツェーナダイオードで、25-1乃至25-nはそれぞれ同軸コ
ード及び鰐口クリップである。
【0034】本発明の原理ブロックを示す図1中のブロ
ックとの対応関係は以下のとおりである。すなわち、図
6中のDC−DCコンバータ21は、図1中の直流高電圧
発生器1に該当し、ノイズ生成回路22はノイズ生成回路
2に該当し、半導体スイッチ23、半波整流比較回路26、
半導体スイッチ群27、及びカウンタ28は、それぞれ充放
電切換器3、等価ロータリスイッチ7、及びロータリス
イッチ駆動回路8に該当する。そして同軸ケーブル及び
鰐口クリップ25-1乃至25-nが接続器具5-1 乃至5-nに該
当する。
ックとの対応関係は以下のとおりである。すなわち、図
6中のDC−DCコンバータ21は、図1中の直流高電圧
発生器1に該当し、ノイズ生成回路22はノイズ生成回路
2に該当し、半導体スイッチ23、半波整流比較回路26、
半導体スイッチ群27、及びカウンタ28は、それぞれ充放
電切換器3、等価ロータリスイッチ7、及びロータリス
イッチ駆動回路8に該当する。そして同軸ケーブル及び
鰐口クリップ25-1乃至25-nが接続器具5-1 乃至5-nに該
当する。
【0035】以下、この実施例の動作について説明す
る。電源ユニット11から供給される直流電圧は、DC−
DCコンバータ21において最高約2kVの高電圧に昇圧
される。
る。電源ユニット11から供給される直流電圧は、DC−
DCコンバータ21において最高約2kVの高電圧に昇圧
される。
【0036】一方、想定雑音源9から供給される3相交
流は、相間位相差駆動回路の一実施例を示す図2につい
て説明したとおり、半波整流比較回路26において半波整
流され参照電圧と比較弁別されてパルス状信号に変換さ
れ、前記3相交流の相間位相差に同期したスイッチ駆動
信号として半導体スイッチ23に送られると同時に、被計
数パルス信号としてカウンタ28に印加される。
流は、相間位相差駆動回路の一実施例を示す図2につい
て説明したとおり、半波整流比較回路26において半波整
流され参照電圧と比較弁別されてパルス状信号に変換さ
れ、前記3相交流の相間位相差に同期したスイッチ駆動
信号として半導体スイッチ23に送られると同時に、被計
数パルス信号としてカウンタ28に印加される。
【0037】半導体スイッチ23は、公知の半導体部品に
よるスイッチであり、半波整流比較回路26から送られて
来るスイッチ駆動信号が“0”の場合はノイズ生成回路
22を充電側、すなわちDC−DCコンバータ21の出力側
に接続し、“1”の場合はノイズ生成回路22を放電側、
すなわち半導体スイッチ群27の入力側に接続するように
切換える。前記ノイズ生成回路22は充放電用コンデンサ
と抵抗器とを直列接続した簡単な回路である。また前記
半導体スイッチ群27は前記公知の半導体部品によるスイ
ッチの複数個の集合体であり、等価的にロータリスイッ
チを形成するように駆動軸側端子、すなわち被切換側端
子間を直結したものである。
よるスイッチであり、半波整流比較回路26から送られて
来るスイッチ駆動信号が“0”の場合はノイズ生成回路
22を充電側、すなわちDC−DCコンバータ21の出力側
に接続し、“1”の場合はノイズ生成回路22を放電側、
すなわち半導体スイッチ群27の入力側に接続するように
切換える。前記ノイズ生成回路22は充放電用コンデンサ
と抵抗器とを直列接続した簡単な回路である。また前記
半導体スイッチ群27は前記公知の半導体部品によるスイ
ッチの複数個の集合体であり、等価的にロータリスイッ
チを形成するように駆動軸側端子、すなわち被切換側端
子間を直結したものである。
【0038】充電側に切換えられている期間に高電圧に
充電された前記充放電用コンデンサが、放電側に切換え
られた時被試験部位が接続されていれば、一挙に放電さ
れパルス状の試験ノイズを生成する。このパルス状の試
験ノイズの半値幅(パルス幅)は 0.1〜10μsの範囲内で
可変である。
充電された前記充放電用コンデンサが、放電側に切換え
られた時被試験部位が接続されていれば、一挙に放電さ
れパルス状の試験ノイズを生成する。このパルス状の試
験ノイズの半値幅(パルス幅)は 0.1〜10μsの範囲内で
可変である。
【0039】半導体スイッチ群27の複数の切換側端子の
それぞれは、同軸コード及び鰐口クリップ25-1乃至25-n
のいずれか1つを経由して被試験装置内の相対応する被
試験部位に接続される。
それぞれは、同軸コード及び鰐口クリップ25-1乃至25-n
のいずれか1つを経由して被試験装置内の相対応する被
試験部位に接続される。
【0040】さてカウンタ28は、入力パルスの個数をカ
ウントして、この実施例では3個カウントする毎に出力
パルスを送出するいわゆる3対1カウンタであり、その
出力パルスはスイッチ回転駆動信号として半導体スイッ
チ群27に印加される。したがって前記スイッチ回転駆動
信号のタイミングは、1つの被試験部位に3相の試験ノ
イズを印加し終わると、次の被試験部位に3相の試験ノ
イズを印加するよう、順次歩進的に切換えるタイミング
となり、時間的効率が良い。もちろんこの場合、3対1
カウンタの代わりに(3×i)対1カウンタ(ここにi
は任意の整数)を導入して、1つの被試験部位に3相の
雑音を複数n回印加し終わってから、次の被試験部位に
切換えることも可能である。
ウントして、この実施例では3個カウントする毎に出力
パルスを送出するいわゆる3対1カウンタであり、その
出力パルスはスイッチ回転駆動信号として半導体スイッ
チ群27に印加される。したがって前記スイッチ回転駆動
信号のタイミングは、1つの被試験部位に3相の試験ノ
イズを印加し終わると、次の被試験部位に3相の試験ノ
イズを印加するよう、順次歩進的に切換えるタイミング
となり、時間的効率が良い。もちろんこの場合、3対1
カウンタの代わりに(3×i)対1カウンタ(ここにi
は任意の整数)を導入して、1つの被試験部位に3相の
雑音を複数n回印加し終わってから、次の被試験部位に
切換えることも可能である。
【0041】ノイズ試験器がオンとなり、DC−DCコ
ンバータ21が高電圧の発生を開始すると、たとえ被試験
部位が全く接続されていなくても、ツェーナダイオード
ZD0に保護された発光ダイオードLED0が発光して感電に
対する警報を発する。
ンバータ21が高電圧の発生を開始すると、たとえ被試験
部位が全く接続されていなくても、ツェーナダイオード
ZD0に保護された発光ダイオードLED0が発光して感電に
対する警報を発する。
【0042】次いでいずれかの試験ノイズ送出ルート経
由で試験ノイズが送られると、そのルートに属する警報
回路の発光ダイオードだけが発光し警報を発するので、
試験ノイズが送られている事実と送られているルートと
を同時に知ることができる。
由で試験ノイズが送られると、そのルートに属する警報
回路の発光ダイオードだけが発光し警報を発するので、
試験ノイズが送られている事実と送られているルートと
を同時に知ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、想定
雑音源の多相交流と同期した試験ノイズができるため、
信頼性のあるノイズ試験ができ、また複数の被試験部位
の試験を自動的に急速に行うことができ、更に人体への
感電事故に対する警報を備えたノイズ試験器が実現でき
る。
雑音源の多相交流と同期した試験ノイズができるため、
信頼性のあるノイズ試験ができ、また複数の被試験部位
の試験を自動的に急速に行うことができ、更に人体への
感電事故に対する警報を備えたノイズ試験器が実現でき
る。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】相間位相差駆動回路の一実施例である。
【図3】図2の回路内各点の波形を示すタイムチャート
である。
である。
【図4】巻線を施したリング状磁心の一実施例である。
【図5】警報回路の一実施例である。
【図6】本発明の全体構成の一実施例である。
【図7】従来の市販ノイズ試験器の構成図である。
1 直流高電圧発生器 2 ノイズ生成回路 3 充放電切換器 4 切換周期制御回路 5 接続器具 6 相間位相差駆動回路 7 等価ロータリスイッチ 8 ロータリスイッチ駆動回路 9 想定雑音源
Claims (5)
- 【請求項1】 直流高電圧発生器(1)と、充放電用コ
ンデンサを主体として高電圧のノイズ波形を生成するノ
イズ生成回路(2)と、前記ノイズ生成回路(2)を充
電側すなわち前記直流高電圧発生器(1)側の端子に、
あるいは放電側すなわち被試験装置側の端子に切換接続
する充放電切換器(3)と、前記充放電切換器(3)の
切換周期を制御する切換周期制御回路(4)と、前記充
放電切換器(3)を介して前記ノイズ生成回路(2)か
ら与えられるノイズを前記被試験装置に加える接続器具
(5)とを備えたノイズ試験器において、前記充放電切換器(3)の放電側に接続された回転軸側
端子と、前記被試験装置内の複数の被試験部位に個別に
対応した複数の切換側端子とを有する等価ロータリスイ
ッチ(7)と、 前記等価ロータリスイッチ(7)を駆動し、前記放電側
への切換回数をカウントして前記多相交流の相数あるい
はその整数倍と等しい数に達する毎に、1切換側端子ず
つ等価ロータリスイッチ(7)を歩進させる回転駆動信
号を送出するロータリスイッチ駆動回路(8)とを備
え、 前記接続器具(5)は、 前記ロータリスイッチ(7)の複数の切替側端子に個別
に接続され、かつ前記複数の被試験部位に個別に接続さ
れる複数の接続器具(5-1,5-2,……,5-n) として構成さ
れ、 前記切換周期制御回路(4)は、 想定雑音源(9)によって与えられる多相交流に同期す
るように前記充放電切換器(3)の前記放電側への切換
周期を制御する相間位相差駆動回路(6)として構成さ
れた ことを特徴とするノイズ試験器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のノイズ試験器におい
て、 巻 線を施したリング状磁心を具備し、 前記巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダイオ
ード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続した警
報回路を接続し、 前記リング状磁心のリングの内部は、これを前記 直流高電圧発生器(1)の出力と前記充放電
切換器(3)の充電側端子とを接続する電線、あるいは
その充放電切換器の放電側端子と前記接続器具(5)の
入力とを接続する電線が貫通するように配設されたこと
を特徴とするノイズ試験器。 - 【請求項3】 請求項1に記載のノイズ試験器におい
て、 巻線を施したリング状磁心を具備し、 前記巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダイオ
ード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続した警
報回路を接続し、 前記リング状磁心のリングの内部は、こ れを前記等価ロータリスイッチ(7)の回転軸側端子
と前記充放電切換器(3)の放電側端子とを接続する電
線が貫通するように配設されたことを特徴とするノイズ
試験器。 - 【請求項4】 請求項1に記載のノイズ試験器におい
て、 個別に巻線が施された複数のリング状磁心を具備し、 前記巻線の両端間には、並列接続されたツェーナダイオ
ード及び発光ダイオードに保護抵抗器を直列接続した警
報回路を個別に接続し、 前記各リング状磁心のリングの内部は、こ れを前記等価ロータリスイッチ(7)の複数の切換側
端子と個別に対応する接続器具とを接続する電線が貫通
するように配設されたことを特徴とするノイズ試験器。 - 【請求項5】 請求項1に記載のノイズ試験器におい
て、 前記 直流高電圧発生器(1)には、並 列接続されたツェーナダイオード及び発光ダイオード
に保護抵抗器を直列接続した警報回路が並列に接続され
たことを特徴とするノイズ試験器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09861694A JP3285446B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ノイズ試験器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09861694A JP3285446B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ノイズ試験器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07306238A JPH07306238A (ja) | 1995-11-21 |
JP3285446B2 true JP3285446B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=14224509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09861694A Expired - Fee Related JP3285446B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | ノイズ試験器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285446B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401531B1 (ko) * | 1996-12-30 | 2004-01-28 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 테스트 장치 |
KR100486204B1 (ko) * | 1997-08-21 | 2005-06-16 | 삼성전자주식회사 | 테스트장치및방법 |
KR100780941B1 (ko) * | 2005-08-24 | 2007-12-03 | 삼성전자주식회사 | 잡음주입이 가능한 고속 테스트데이터 발생기 및 이를사용하는 자동 테스트 시스템 |
JP2012237556A (ja) * | 2009-10-21 | 2012-12-06 | Hanwa Denshi Kogyo Kk | 複数個の各テスト回路を対象とする誤動作検出装置及び当該装置を使用した誤動作検出方法 |
CN108631819A (zh) * | 2017-03-15 | 2018-10-09 | 国网四川省电力公司电力科学研究院 | 电力线载波噪声干扰测试系统和测试方法 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP09861694A patent/JP3285446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07306238A (ja) | 1995-11-21 |
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