JP3284402B2 - 帳票押印装置 - Google Patents
帳票押印装置Info
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- JP3284402B2 JP3284402B2 JP24792497A JP24792497A JP3284402B2 JP 3284402 B2 JP3284402 B2 JP 3284402B2 JP 24792497 A JP24792497 A JP 24792497A JP 24792497 A JP24792497 A JP 24792497A JP 3284402 B2 JP3284402 B2 JP 3284402B2
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- Japan
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として郵便局や
銀行等で処理される各種帳票の押印装置に係わり、特
に、定額小為替証書や各種納付領収書等に日付印や領収
印等を効率的に押印するのに好適な帳票押印装置に関す
るものである。
銀行等で処理される各種帳票の押印装置に係わり、特
に、定額小為替証書や各種納付領収書等に日付印や領収
印等を効率的に押印するのに好適な帳票押印装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】通常、定額小為替証書や各種納付領収書
等の帳票は、横長の長方形状を呈しており、且つ処理さ
れる業務目的別に 2乃至 4分割に分割されている。例え
ば、控え分、通知書部、受領証部等にである。これらの
帳票の発行又は受付時には、前記各分割部分の複数部分
に渡って、同一の処理印が押される必要がある。
等の帳票は、横長の長方形状を呈しており、且つ処理さ
れる業務目的別に 2乃至 4分割に分割されている。例え
ば、控え分、通知書部、受領証部等にである。これらの
帳票の発行又は受付時には、前記各分割部分の複数部分
に渡って、同一の処理印が押される必要がある。
【0003】従来、この種の帳票の押印装置としては、
必要となる複数の印を実際の帳票押印位置に対応して配
置装着したものや、用紙を移動しながら単一の印を紙面
に対して上下往復運動させて押印するものや、回転押印
ドラムに単一の印を装着し、帳票を分割部毎に切断して
押印ドラム部に供給しながら押印するもの等が知られて
いる。
必要となる複数の印を実際の帳票押印位置に対応して配
置装着したものや、用紙を移動しながら単一の印を紙面
に対して上下往復運動させて押印するものや、回転押印
ドラムに単一の印を装着し、帳票を分割部毎に切断して
押印ドラム部に供給しながら押印するもの等が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、必要と
なる複数の印を実際の帳票押印位置に対応して配置装着
したものは、厳密には同一帳票上に異なった印影が押印
されるという問題があるばかりでなく、形状が異なった
帳票は処理することが困難であった。
なる複数の印を実際の帳票押印位置に対応して配置装着
したものは、厳密には同一帳票上に異なった印影が押印
されるという問題があるばかりでなく、形状が異なった
帳票は処理することが困難であった。
【0005】また、用紙を移動しながら単一の印を紙面
に対して上下往復運動させて押印するものは、任意の帳
票形状に対応が可能な装置であるが、印面が平面に限定
されるため、均一な押印圧力を与えることが困難で、品
位の高い印影が得られない欠点があるばかりでなく、イ
ンク塗布型の印を使用する場合は、印面へのインク供給
機構が複雑となる欠点があった。
に対して上下往復運動させて押印するものは、任意の帳
票形状に対応が可能な装置であるが、印面が平面に限定
されるため、均一な押印圧力を与えることが困難で、品
位の高い印影が得られない欠点があるばかりでなく、イ
ンク塗布型の印を使用する場合は、印面へのインク供給
機構が複雑となる欠点があった。
【0006】それに、回転押印ドラムに単一の印を装着
し、帳票を分割部毎に切断して押印ドラム部に供給しな
がら押印するものは、押印ドラムを使用するため、高品
質な印影を得ることが容易であり、且つインク塗布機構
も簡易な機構で実現できる反面、帳票上の隣合う押印距
離が押印ドラムの外周距離より通常は短いため、帳票を
切断分離してから押印処理せざるを得ないため、カッタ
ー機構が必要となり、また、押印処理にあたって切断し
てはならない部分を有する帳票には適用することが不可
能であった。
し、帳票を分割部毎に切断して押印ドラム部に供給しな
がら押印するものは、押印ドラムを使用するため、高品
質な印影を得ることが容易であり、且つインク塗布機構
も簡易な機構で実現できる反面、帳票上の隣合う押印距
離が押印ドラムの外周距離より通常は短いため、帳票を
切断分離してから押印処理せざるを得ないため、カッタ
ー機構が必要となり、また、押印処理にあたって切断し
てはならない部分を有する帳票には適用することが不可
能であった。
【0007】更に、帳票形式が変更になった場合や、新
規帳票を処理する必要が生じた場合でも、従来の帳票押
印装置は操作する者の簡易な操作で、これに対応するこ
とが不可能であった。
規帳票を処理する必要が生じた場合でも、従来の帳票押
印装置は操作する者の簡易な操作で、これに対応するこ
とが不可能であった。
【0008】そこで、本発明の課題は、上述のような観
点に鑑みて創出されたもので、帳票の定額小為替証書や
各種納付領収書等の発行又は受付時に、各分割部分の複
数部分にわたって、単一の印によって同一帳票上の適宜
位置に高品位の印影を押印可能にし、且つ押印位置が接
近していても帳票を切断分離することなく、効率よく連
続的に押印可能にし、更に帳票形式の変更や新規帳票に
対しても押印位置を容易に設定可能にし、且つこれを呼
出して確実に押印できるような帳票押印装置を提供する
ことにある。
点に鑑みて創出されたもので、帳票の定額小為替証書や
各種納付領収書等の発行又は受付時に、各分割部分の複
数部分にわたって、単一の印によって同一帳票上の適宜
位置に高品位の印影を押印可能にし、且つ押印位置が接
近していても帳票を切断分離することなく、効率よく連
続的に押印可能にし、更に帳票形式の変更や新規帳票に
対しても押印位置を容易に設定可能にし、且つこれを呼
出して確実に押印できるような帳票押印装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の帳票押印装置
は、上述のような課題を解決するために、外周面に印が
装着された押印ドラムと、用紙を介してこの押印ドラム
に圧接されるプラテンローラーと、前記押印ドラムのホ
ームポジションを検出する位置センサーと、搬送される
用紙の先端を検出する用紙センサーと、任意に停止又は
回転速度を変化させることができる押印ドラム駆動手段
と、任意に停止又は搬送速度を変化させることができる
用紙搬送手段と、用紙上の複数の所定押印位置に押印す
べく、前記押印ドラムが非押印位置にある時に、前記押
印ドラム駆動手段又は前記用紙搬送手段の少なくとも一
方を一時的に停止又は他方の手段と異なる速度に変化さ
せ、前記印が用紙上の目的押印位置に合致すべく制御す
る押印位置制御手段とを備えたものである。
は、上述のような課題を解決するために、外周面に印が
装着された押印ドラムと、用紙を介してこの押印ドラム
に圧接されるプラテンローラーと、前記押印ドラムのホ
ームポジションを検出する位置センサーと、搬送される
用紙の先端を検出する用紙センサーと、任意に停止又は
回転速度を変化させることができる押印ドラム駆動手段
と、任意に停止又は搬送速度を変化させることができる
用紙搬送手段と、用紙上の複数の所定押印位置に押印す
べく、前記押印ドラムが非押印位置にある時に、前記押
印ドラム駆動手段又は前記用紙搬送手段の少なくとも一
方を一時的に停止又は他方の手段と異なる速度に変化さ
せ、前記印が用紙上の目的押印位置に合致すべく制御す
る押印位置制御手段とを備えたものである。
【0010】また、押印位置データを記憶保持するメモ
リーと、所定の用紙に対する押印位置データを設定入力
又は呼出操作するための操作キーとを備えたものであ
る。
リーと、所定の用紙に対する押印位置データを設定入力
又は呼出操作するための操作キーとを備えたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、郵便局や銀行等で処理される各種帳票の押印装置に
係わり、特に、定額小為替証書や各種納付領収書等に日
付印や領収印等を効率的に押印する状態を図面に基づい
て説明する。
て、郵便局や銀行等で処理される各種帳票の押印装置に
係わり、特に、定額小為替証書や各種納付領収書等に日
付印や領収印等を効率的に押印する状態を図面に基づい
て説明する。
【0012】本発明の帳票押印装置は、図1乃至図3に
示すように、外周面に印26が装着された押印ドラム2
5と、任意に停止又は回転速度を変化させることができ
る押印ドラム駆動手段と、任意に停止又は搬送速度を変
化させることができる用紙搬送手段と、用紙9上の複数
の所定押印位置に押印すべく、前記押印ドラム25が非
押印位置にある時に、前記押印ドラム駆動手段又は前記
用紙搬送手段の少なくとも一方を一時的に停止又は他方
の手段と異なる速度に変化させ、前記印26が用紙9上
の目的押印位置に合致すべく制御する押印位置制御手段
とを備える。
示すように、外周面に印26が装着された押印ドラム2
5と、任意に停止又は回転速度を変化させることができ
る押印ドラム駆動手段と、任意に停止又は搬送速度を変
化させることができる用紙搬送手段と、用紙9上の複数
の所定押印位置に押印すべく、前記押印ドラム25が非
押印位置にある時に、前記押印ドラム駆動手段又は前記
用紙搬送手段の少なくとも一方を一時的に停止又は他方
の手段と異なる速度に変化させ、前記印26が用紙9上
の目的押印位置に合致すべく制御する押印位置制御手段
とを備える。
【0013】それに、押印位置データを記憶保持するメ
モリー37と、所定の用紙9に対する押印位置データを
設定入力又は呼出操作するための操作キー41とを備え
る。
モリー37と、所定の用紙9に対する押印位置データを
設定入力又は呼出操作するための操作キー41とを備え
る。
【0014】即ち、本発明の帳票押印装置は、図1に示
すように、左右(図中は前後)の側板1を支柱3等で平
行に支持し、この左側の側板1には補助側板2を、補助
支柱(図示せず)を介して支持すると共に、この左側の
側板1と補助側板2とには、前記押印ドラム25及び前
記用紙9供給用の給紙ローラー10を、夫々ドラム軸3
0及び軸11を介して回転自在に且つ右側方向へ着脱自
在に支持し、それに、左右の側板1には他の軸が支持さ
れている。
すように、左右(図中は前後)の側板1を支柱3等で平
行に支持し、この左側の側板1には補助側板2を、補助
支柱(図示せず)を介して支持すると共に、この左側の
側板1と補助側板2とには、前記押印ドラム25及び前
記用紙9供給用の給紙ローラー10を、夫々ドラム軸3
0及び軸11を介して回転自在に且つ右側方向へ着脱自
在に支持し、それに、左右の側板1には他の軸が支持さ
れている。
【0015】また、図中において、符号4は支点6を中
心に上方へ折畳可能な構造にした給紙台4であり、符号
5は前記用紙9幅に合わせてスライド可能にした案内板
であり、符号7は加圧バネ8を介して前記用紙9先端を
前記給紙ローラー10に圧接させる給紙加圧板である。
心に上方へ折畳可能な構造にした給紙台4であり、符号
5は前記用紙9幅に合わせてスライド可能にした案内板
であり、符号7は加圧バネ8を介して前記用紙9先端を
前記給紙ローラー10に圧接させる給紙加圧板である。
【0016】そして、用紙9先端は加圧バネ8と給紙加
圧板7の働きにより、給紙ローラー10に圧接され、ゲ
ート板13の上端は給紙ローラー10の表面から僅かに
離れており、給紙ローラー10が回転すると、最上位の
用紙が若干枚給紙ローラー10と摩擦分離板14のニッ
プ部に吸入される。
圧板7の働きにより、給紙ローラー10に圧接され、ゲ
ート板13の上端は給紙ローラー10の表面から僅かに
離れており、給紙ローラー10が回転すると、最上位の
用紙が若干枚給紙ローラー10と摩擦分離板14のニッ
プ部に吸入される。
【0017】尚、前記給紙ローラー10は摩擦係数の高
いゴム製ローラーであって、ソレノイド12の吸引によ
りクラッチ(説明を省略する)の作動により搬送モータ
ー18のプーリー19にベルト20を介して回転駆動さ
れる。
いゴム製ローラーであって、ソレノイド12の吸引によ
りクラッチ(説明を省略する)の作動により搬送モータ
ー18のプーリー19にベルト20を介して回転駆動さ
れる。
【0018】また、前記摩擦分離板14は分離加圧バネ
15により下方から給紙ローラー10に加圧されてお
り、前記吸入された若干枚数のうち最上位の 1枚のみを
分離して搬送する。
15により下方から給紙ローラー10に加圧されてお
り、前記吸入された若干枚数のうち最上位の 1枚のみを
分離して搬送する。
【0019】それに、図中において、符号16a,16
b,16c,16dはゴム又はローレット加工された金
属製の搬送ローラーであって、ベルト20で駆動されて
夫々従動ローラー17a,17b,17c,17dと対
になって用紙9を搬送し、トレイ24に排出するもので
あり、符号21は前記給紙台4上に給紙すべき用紙9が
残留しているか否かを検出する用紙センサーである。符
号22は用紙センサーであり、このセンサー22によ
り、搬送が開始された用紙9の先端を検出し、以降、搬
送モーター18の駆動ステップ数により搬送中の用紙9
の位置を求めるものである。符号23は用紙9のジャム
検出を行うための用紙センサーであり、符号27はイン
ク含浸型のインクローラーであって、印26が通過する
際に印26の表面に適度なインクを塗布するものであ
り、符号28はゴム製でその軸の両端はバネ29で押印
ドラム25方向へ加圧されており、必要な押印圧力を得
るためのプラテンローラーであり、用紙9を介してこの
押印ドラム25に圧接される。
b,16c,16dはゴム又はローレット加工された金
属製の搬送ローラーであって、ベルト20で駆動されて
夫々従動ローラー17a,17b,17c,17dと対
になって用紙9を搬送し、トレイ24に排出するもので
あり、符号21は前記給紙台4上に給紙すべき用紙9が
残留しているか否かを検出する用紙センサーである。符
号22は用紙センサーであり、このセンサー22によ
り、搬送が開始された用紙9の先端を検出し、以降、搬
送モーター18の駆動ステップ数により搬送中の用紙9
の位置を求めるものである。符号23は用紙9のジャム
検出を行うための用紙センサーであり、符号27はイン
ク含浸型のインクローラーであって、印26が通過する
際に印26の表面に適度なインクを塗布するものであ
り、符号28はゴム製でその軸の両端はバネ29で押印
ドラム25方向へ加圧されており、必要な押印圧力を得
るためのプラテンローラーであり、用紙9を介してこの
押印ドラム25に圧接される。
【0020】更に、前記押印ドラム25のドラム軸30
にはプーリー33とセンサー板31が固定されていて、
ドラムモーター36のプーリー35にベルト34を介し
て回転され、そして、位置センサー32にってセンサー
板31の位置を検出し、押印ドラム25のホームポジシ
ョンを得る。印26の位置はホームポジションを基準に
ドラムモーター36の駆動ステップ数により求めること
ができる。
にはプーリー33とセンサー板31が固定されていて、
ドラムモーター36のプーリー35にベルト34を介し
て回転され、そして、位置センサー32にってセンサー
板31の位置を検出し、押印ドラム25のホームポジシ
ョンを得る。印26の位置はホームポジションを基準に
ドラムモーター36の駆動ステップ数により求めること
ができる。
【0021】ここで、押印位置を得る方法を説明する
と、印26がプラテンローラー28と接し、実際に押印
される位置をPとし、ある時点で、用紙9上の次の押印
位置からPまでの距離がL1であり、その時、印からP
までの押印ドラム25の周距離がL2であったとする
と、L1>L2ならL1=L2となるまでドラムモータ
ー36を停止するか、又はその速度を低下するか、もし
くは搬送モーター18の速度を上げることで目的の押印
位置を得ることができる。ドラムモーター36の速度を
減じながら搬送モーター18の速度を増しても良い。
と、印26がプラテンローラー28と接し、実際に押印
される位置をPとし、ある時点で、用紙9上の次の押印
位置からPまでの距離がL1であり、その時、印からP
までの押印ドラム25の周距離がL2であったとする
と、L1>L2ならL1=L2となるまでドラムモータ
ー36を停止するか、又はその速度を低下するか、もし
くは搬送モーター18の速度を上げることで目的の押印
位置を得ることができる。ドラムモーター36の速度を
減じながら搬送モーター18の速度を増しても良い。
【0022】逆に、L2>L1の時はL1=L2となる
まで搬送モーター18を停止するか、又はその速度を低
下するか、もしくはドラムモーター36の速度を上げる
ことで目的の押印位置を得ることができる。搬送モータ
ー18の速度を減じながらドラムモーター36の速度を
増しても良い。
まで搬送モーター18を停止するか、又はその速度を低
下するか、もしくはドラムモーター36の速度を上げる
ことで目的の押印位置を得ることができる。搬送モータ
ー18の速度を減じながらドラムモーター36の速度を
増しても良い。
【0023】次に、本発明の帳票押印装置の操作状態
を、図2に示すブロック部に基づいて説明すると、押印
位置データを記憶する再書込可能なメモリー37として
のEEPROMに、搬送モーター18、ドラムモーター
36、各用紙センサー21,22,23、位置センサー
32、電源38、操作部39等が夫々接続されており、
この操作部39には、処理する帳票種の選択用のLキー
41a、設定値の選択用のRキー41b、クリヤ用のC
キー41c、押印動作開始及び選択値の決定用のスター
トキー41d等の操作キー41と、英数カタカナ表示可
能な液晶表示部40とが設けられている。そして、本発
明の一実施例においては、最大20組の各帳票に対して、
その名称、用紙長、最大 4組の押印位置等を設定するこ
とができる。押印操作の際は必要な帳票の名称をLキー
41a又はRキー41bで選択表示してスタートキー4
1dで始動させる。
を、図2に示すブロック部に基づいて説明すると、押印
位置データを記憶する再書込可能なメモリー37として
のEEPROMに、搬送モーター18、ドラムモーター
36、各用紙センサー21,22,23、位置センサー
32、電源38、操作部39等が夫々接続されており、
この操作部39には、処理する帳票種の選択用のLキー
41a、設定値の選択用のRキー41b、クリヤ用のC
キー41c、押印動作開始及び選択値の決定用のスター
トキー41d等の操作キー41と、英数カタカナ表示可
能な液晶表示部40とが設けられている。そして、本発
明の一実施例においては、最大20組の各帳票に対して、
その名称、用紙長、最大 4組の押印位置等を設定するこ
とができる。押印操作の際は必要な帳票の名称をLキー
41a又はRキー41bで選択表示してスタートキー4
1dで始動させる。
【0024】尚、本発明の一実施例では、搬送モーター
18及びドラムモーター36にステッピングモーターを
使用したが、駆動距離が認識でき、且つ速度ができる他
の駆動手段、例えばサーボモーター又はクロックセンサ
ーと他の汎用モーターを組合わせても良い。また、搬送
とドラム駆動を分離せず、単一のモーターとクラッチ又
はブレーキを組合わせても良い。それに、メモリー37
はEEPROMに替え、バッテリーバックアップされる
RAMを使用しても良い。更に、操作キー41はテンキ
ー方式、又は他の組合わせによる操作キーでも良い。
18及びドラムモーター36にステッピングモーターを
使用したが、駆動距離が認識でき、且つ速度ができる他
の駆動手段、例えばサーボモーター又はクロックセンサ
ーと他の汎用モーターを組合わせても良い。また、搬送
とドラム駆動を分離せず、単一のモーターとクラッチ又
はブレーキを組合わせても良い。それに、メモリー37
はEEPROMに替え、バッテリーバックアップされる
RAMを使用しても良い。更に、操作キー41はテンキ
ー方式、又は他の組合わせによる操作キーでも良い。
【0025】
【発明の効果】本発明の帳票押印装置は、上述のよう
に、外周面に印26が装着された押印ドラム25と、任
意に停止又は回転速度を変化させることができる押印ド
ラム駆動手段と、用紙9を介してこの押印ドラム25に
圧接されるプラテンローラー28と、前記押印ドラム2
5のホームポジションを検出する位置センサー32と、
搬送される用紙9の先端を検出する用紙センサー22
と、任意に停止又は搬送速度を変化させることができる
用紙搬送手段と、用紙9上の複数の所定押印位置に押印
すべく、前記押印ドラム25が非押印位置にある時に、
前記押印ドラム駆動手段又は前記用紙搬送手段の少なく
とも一方を一時的に停止又は他方の手段と異なる速度に
変化させ、前記印26が用紙9上の目的押印位置に合致
すべく制御する押印位置制御手段とを備えたことによ
り、定額小為替証書や各種納付領収書等の発行又は受付
時に、高品位の印影a,b,c,dが容易に得られる輪
転式の押印ドラム25が使用でき、また、帳票上の隣合
う二つの押印位置の距離が押印ドラム25の一周距離よ
り短い場合は、印26が用紙9に接していない間に、用
紙搬送速度を押印ドラム25の周速度より相対的に遅く
なるように制御することで、逆に押印位置の距離が押印
ドラム25の一周距離より長い時は、押印ドラム25の
周速度より用紙搬送速度を相対的に早くすることで、求
める押印位置が得られる。ここで相対的に遅い速度と
は、他方に対して停止を含む遅い速度、又は他方が早い
速度であっても良い。
に、外周面に印26が装着された押印ドラム25と、任
意に停止又は回転速度を変化させることができる押印ド
ラム駆動手段と、用紙9を介してこの押印ドラム25に
圧接されるプラテンローラー28と、前記押印ドラム2
5のホームポジションを検出する位置センサー32と、
搬送される用紙9の先端を検出する用紙センサー22
と、任意に停止又は搬送速度を変化させることができる
用紙搬送手段と、用紙9上の複数の所定押印位置に押印
すべく、前記押印ドラム25が非押印位置にある時に、
前記押印ドラム駆動手段又は前記用紙搬送手段の少なく
とも一方を一時的に停止又は他方の手段と異なる速度に
変化させ、前記印26が用紙9上の目的押印位置に合致
すべく制御する押印位置制御手段とを備えたことによ
り、定額小為替証書や各種納付領収書等の発行又は受付
時に、高品位の印影a,b,c,dが容易に得られる輪
転式の押印ドラム25が使用でき、また、帳票上の隣合
う二つの押印位置の距離が押印ドラム25の一周距離よ
り短い場合は、印26が用紙9に接していない間に、用
紙搬送速度を押印ドラム25の周速度より相対的に遅く
なるように制御することで、逆に押印位置の距離が押印
ドラム25の一周距離より長い時は、押印ドラム25の
周速度より用紙搬送速度を相対的に早くすることで、求
める押印位置が得られる。ここで相対的に遅い速度と
は、他方に対して停止を含む遅い速度、又は他方が早い
速度であっても良い。
【0026】このように、ある時点で、用紙9上の次の
押印位置から、実際に押印される位置までの距離と、印
から実際に押印される位置までの押印ドラム25の周距
離とが等しくなるように制御できるので、定額小為替証
書や各種納付領収書等の単票用紙に効率よく連続的に押
印することができるものである。
押印位置から、実際に押印される位置までの距離と、印
から実際に押印される位置までの押印ドラム25の周距
離とが等しくなるように制御できるので、定額小為替証
書や各種納付領収書等の単票用紙に効率よく連続的に押
印することができるものである。
【0027】従って、図3に示すように帳票の各分割部
分A,B,C,Dの複数部分にわたって、単一の印26
によって、同一帳票上の適宜位置に高品位の印影a,
b,c,dを押印することができ、且つ押印位置が接近
していても帳票を切断分離することなく、効率よく連続
的に押印することができる。
分A,B,C,Dの複数部分にわたって、単一の印26
によって、同一帳票上の適宜位置に高品位の印影a,
b,c,dを押印することができ、且つ押印位置が接近
していても帳票を切断分離することなく、効率よく連続
的に押印することができる。
【0028】それに、押印位置データを記憶保持するメ
モリー37と、所定の用紙9に対する押印位置データを
設定入力又は呼出操作するための操作キー41とを備え
たことによって、複数の形式の帳票に対して夫々異なっ
た押印個数及び押印位置等をメモリー37に設定し、操
作の際はこれを呼出して制御することができるため、帳
票形式の変更や新規帳票に対しても押印位置を容易に設
定でき、且つこれを呼出して確実に押印することができ
る。
モリー37と、所定の用紙9に対する押印位置データを
設定入力又は呼出操作するための操作キー41とを備え
たことによって、複数の形式の帳票に対して夫々異なっ
た押印個数及び押印位置等をメモリー37に設定し、操
作の際はこれを呼出して制御することができるため、帳
票形式の変更や新規帳票に対しても押印位置を容易に設
定でき、且つこれを呼出して確実に押印することができ
る。
【図1】本発明の帳票押印装置の一実施例を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図2】同じくブロック図である。
【図3】本発明の帳票押印装置によって押印された帳票
の表面図である。
の表面図である。
1 側板 2 補助側板 3 支柱 4 給紙台 5 案内板 6 支点 7 給紙加圧板 8 加圧バネ 9 用紙 10 給紙ローラー 11 軸 12 ソレノイド 13 ゲート板 14 摩擦分離板 15 分離加圧バネ 16a 搬送ローラー 16b 搬送ローラー 16c 搬送ローラー 16d 搬送ローラー 17a 従動ローラー 17b 従動ローラー 17c 従動ローラー 17d 従動ローラー 18 搬送モーター 19 プーリー 20 ベルト 21 用紙センサー 22 用紙センサー 23 用紙センサー 24 トレイ 25 押印ドラム 26 印 27 インクローラー 28 プラテンローラー 29 バネ 30 ドラム軸 31 センサー板 32 位置センサー 33 プーリー 34 ベルト 35 プーリー 36 ドラムモーター 37 メモリー 38 電源 39 操作部 40 液晶表示部 41 操作キー 41a Lキー 41b Rキー 41c Cキー 41d スタートキー A,B,C,D 帳票の各分割
部分 a,b,c,d 印影
部分 a,b,c,d 印影
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 3/00 B41K 3/64
Claims (2)
- 【請求項1】 外周面に印が装着された押印ドラムと、
用紙を介してこの押印ドラムに圧接されるプラテンロー
ラーと、前記押印ドラムのホームポジションを検出する
位置センサーと、搬送される用紙の先端を検出する用紙
センサーと、任意に停止又は回転速度を変化させること
ができる押印ドラム駆動手段と、任意に停止又は搬送速
度を変化させることができる用紙搬送手段と、用紙上の
複数の所定押印位置に押印すべく、前記押印ドラムが非
押印位置にある時に、前記押印ドラム駆動手段又は前記
用紙搬送手段の少なくとも一方を一時的に停止又は他方
の手段と異なる速度に変化させ、前記印が用紙上の目的
押印位置に合致すべく制御する押印位置制御手段とを備
えたことを特徴とする帳票押印装置。 - 【請求項2】 押印位置データを記憶保持するメモリー
と、所定の用紙に対する押印位置データを設定入力又は
呼出操作するための操作キーとを備えた請求項1記載の
帳票押印装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24792497A JP3284402B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 帳票押印装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24792497A JP3284402B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 帳票押印装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1170723A JPH1170723A (ja) | 1999-03-16 |
JP3284402B2 true JP3284402B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=17170580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24792497A Expired - Fee Related JP3284402B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 帳票押印装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3284402B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200446428Y1 (ko) | 2009-04-24 | 2009-10-28 | 주식회사 성건하이테크 | 포장용지 날인장치 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP24792497A patent/JP3284402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1170723A (ja) | 1999-03-16 |
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