JP3284184B2 - ハイブリッド車両駆動装置 - Google Patents

ハイブリッド車両駆動装置

Info

Publication number
JP3284184B2
JP3284184B2 JP24920997A JP24920997A JP3284184B2 JP 3284184 B2 JP3284184 B2 JP 3284184B2 JP 24920997 A JP24920997 A JP 24920997A JP 24920997 A JP24920997 A JP 24920997A JP 3284184 B2 JP3284184 B2 JP 3284184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor generator
partition
hybrid vehicle
vehicle drive
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24920997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1178556A (ja
Inventor
誠 小林
大司 丸山
重一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP24920997A priority Critical patent/JP3284184B2/ja
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to EP03018129A priority patent/EP1369280B1/en
Priority to EP98116989A priority patent/EP0901923B1/en
Priority to DE69827095T priority patent/DE69827095T2/de
Priority to DE69832738T priority patent/DE69832738T2/de
Priority to CA002246911A priority patent/CA2246911C/en
Priority to US09/150,102 priority patent/US6481517B1/en
Publication of JPH1178556A publication Critical patent/JPH1178556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3284184B2 publication Critical patent/JP3284184B2/ja
Priority to US10/259,659 priority patent/US6729423B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチ機構にお
いて発生する摩擦粉中に含まれる金属粉のモータジェネ
レータに対する侵入を回避する構成としたハイブリッド
車両駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンの燃焼によって駆動力を発生さ
せる内燃エンジンと、回生による発電および電力により
駆動力を発生させ、内燃エンジンの出力をアシストする
モータとして使用されるモータジェネレータとの両方を
備え、これらによる駆動力を必要に応じて合成し、車両
を駆動するハイブリッド車両が提案されている(特開平
9−156388号公報参照)。
【0003】ところで、手動によってギアの切り換えを
行う車両においては、内燃エンジンとトランスミッショ
ンとの間、あるいは、モータジェネレータとトランスミ
ッションとの間にクラッチ機構を配置する必要がある。
この場合、特に、モータジェネレータに近接してクラッ
チ機構を設けた構成では、前記クラッチ機構で発生する
金属粉がモータジェネレータに侵入することにより、発
生する駆動力に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0004】すなわち、クラッチ機構を構成する摩擦板
の開放/結合時に発生した摩擦粉中に含まれる金属粉が
モータジェネレータの磁石に吸着されると、金属粉が帯
磁して磁界を形成し、これによって、発生する発電力あ
るいは駆動力に悪影響を及ぼしてしまう。また、前記金
属粉がモータジェネレータのロータとステータとの間に
入り込むことにより抵抗が増大し、発生する駆動力に悪
影響を及ぼすことにもなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不具
合を考慮してなされたものであり、クラッチ機構におい
て発生する摩擦粉中に含まれる金属粉の侵入を回避し、
モータジェネレータを含む駆動装置の性能を良好に維持
することのできるハイブリッド車両駆動装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハイブリッ
ド車両駆動装置では、モータジェネレータとクラッチ機
構との間に阻止部材を設け、前記クラッチ機構を構成す
る摩擦板の開放/結合に伴って発生する摩擦粉に含まれ
る金属粉の前記モータジェネレータに対する侵入を前記
阻止部材によって回避する。
【0007】なお、前記阻止部材を、モータジェネレー
タのステータ側に設けた第1隔壁と、ロータ側に設けた
第2隔壁とで構成し、前記第1隔壁と前記第2隔壁とを
重畳させて配置することにより、金属粉のモータジェネ
レータに対する侵入を一層効果的に回避することができ
る。
【0008】また、前記阻止部材とともに、モータジェ
ネレータのロータの側面にフィンを設け、このフィンに
よって生じる空気の流れを利用して、金属粉をモータジ
ェネレータの外方に押し出すようにすることができる。
さらに、前記第1隔壁および前記第2隔壁の重畳する周
縁部を相互近接するように湾曲形成することにより、金
属粉の侵入を一層確実に阻止することができる。 なお、
前記第1隔壁および前記第2隔壁としては、樹脂材、鉄
板、または、前記鉄板に樹脂をコーティングした材料か
ら選択されたものを用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態のハイブリッ
ド車両駆動装置が適用されるハイブリッド車両Vの概略
を示す。
【0010】ハイブリッド車両Vは、例えば、ガソリン
を燃焼させることによって駆動力を発生させる内燃エン
ジンEと、回生による発電および電力により駆動力を発
生させ内燃エンジンEの出力をアシストするモータジェ
ネレータMと、フライホイールを含むクラッチ機構C
と、前記駆動力を切り換えて駆動軸10に伝達するトラ
ンスミッションTとを備える。
【0011】モータジェネレータMは、モータ駆動回路
12によって駆動制御されるものであり、このモータ駆
動回路12には、高圧系の電力を供給/充電する、例え
ば、キャパシタからなる第1蓄電器13と、ダウンバー
タ14を介して電力を蓄積する第2蓄電器15とが接続
される。また、ハイブリッド車両Vは、マネージメント
制御回路16を有し、このマネージメント制御回路16
には、前記モータ駆動回路12を介してモータジェネレ
ータMを制御するモータ制御回路17と、内燃エンジン
Eを制御するエンジン制御回路18とが接続される。
【0012】次に、内燃エンジンE、モータジェネレー
タM、クラッチ機構CおよびトランスミッションTの構
造について詳細に説明する。
【0013】図2〜図4において、3気筒からなる内燃
エンジンEは、オイルパン22とシリンダブロック24
とシリンダヘッド26とから構成される。なお、シリン
ダヘッド26の上部には、ヘッドカバー27が装着され
る。オイルパン22とシリンダブロック24との接合部
分には、クランクシャフト28を軸支するジャーナル軸
受30a〜30dおよび32a〜32dが形成されてい
る。クランクシャフト28は、ジャーナル34a〜34
dと、クランクピン36a〜36cと、カウンタウエイ
ト38a〜38fとからなり、ジャーナル34a〜34
dが前記ジャーナル軸受30a〜30dおよび32a〜
32dによって軸支される。クランクピン36a〜36
cには、コンロッド40a〜40cの一端部が連結され
る。コンロッド40a〜40cの他端部には、シリンダ
ブロック24のシリンダ42a〜42cに沿って変位す
るピストン44a〜44cが連結される。
【0014】モータジェネレータMおよびクラッチ機構
Cは、内燃エンジンEの側部に結合されたハウジング4
6によって囲繞されている。図5は、モータジェネレー
タMを内燃エンジンE側から見た図であり、図6は、モ
ータジェネレータMをトランスミッションT側から見た
図である。この場合、ハウジング46の外周部には、内
燃エンジンEに当該ハウジング46を取り付けるための
複数の取付孔47と、内燃エンジンEとハウジング46
の位置決めを行うノックピンが挿入される孔部49が設
けられている。
【0015】モータジェネレータMは、円形状のロータ
48と、その外周部に装着されるドーナツ形状のステー
タ50とからなる。ロータ48は、ボルト56によりク
ランクシャフト28の端部に直接固定される(図4参
照)。ロータ48は、その両側面に複数のフィン58、
60を備えるとともに、外周部に複数の磁石62がN
極、S極交互に配設される。
【0016】ステータ50は、複数のコイルユニット6
4を円周方向に複数配置して構成される。コイルユニッ
ト64は、複数の金属板を積層してなるコア66の外周
部に断面略コ字状のガイド部材68を介してコイル70
が巻装される。ステータ50は、これらのコイルユニッ
ト64の外周部に配設された取付部材72を介して内燃
エンジンEの側部に固定される。
【0017】内燃エンジンE側における前記ガイド部材
68には、図7に示すように、溝部74および76がス
テータ50の外周部側および内周部側に沿って形成され
ており、溝部74に導電性の3枚の接続リング78a〜
78cが重畳して装着される。接続リング78a〜78
cは、夫々の表面に絶縁層が形成されており、3相交流
により駆動されるべく、コイルユニット64に巻装され
たコイル70に2つおきに接続される。
【0018】ステータ50の内燃エンジンE側の側面に
は、内燃エンジンEに対する磁束の漏洩等を回避するた
めのディスク状の絶縁板80が装着される。絶縁板80
は、取付部材72に固定されており(図5参照)、外周
側および内周側には、ガイド部材68の溝部74、76
に係合する凸部82、84が形成される。この場合、溝
部74に係合する凸部82は、接続リング78a〜78
cを押圧して溝部74に位置決め固定する作用をなす。
また、絶縁板80には、コネクタ86が形成されてお
り、このコネクタ86において、接続リング78a〜7
8cから外方に突出する端子部88a〜88cがハウジ
ング46に設けられたコネクタ90より導入された端子
板92a〜92cに接続する。
【0019】一方、ステータ50のトランスミッション
T側の側面には、ハウジング46に固定された本発明の
阻止部材であるドーナツ形状の第1隔壁94が配置され
る。第1隔壁94は、内周側がトランスミッションT側
に湾曲した形状となっている。なお、第1隔壁94に
は、ロータ48のステータ50に対する回転位置を検出
する位置検出センサ96が装着されている。この場合、
位置検出センサ96からの信号線は、ハウジング46に
設けられた信号線取出口51から外部に導出されれる
(図6参照)。
【0020】また、クラッチ機構Cにおいて、ロータ4
8には、ボルト98(図4参照)によりトランスミッシ
ョンT側から位置決めピン99を介してディスク状のフ
ライホイール100が固定される。フライホイール10
0は、その外周部にスタータモータ102のギア104
に噛合するリングギア106が形成されており、モータ
ジェネレータM側の側面には、ドライブプレート107
と、本発明の阻止部材であるドーナツ形状の第2隔壁1
08とが固定される。第2隔壁108は、内周側が第1
隔壁94側に湾曲した形状となり、且つ、径方向に対し
て第1隔壁と重畳するように構成される。なお、前記ス
タータモータ102は、トランスミッションTのミッシ
ョンケース137にボルトBにより装着されている。
【0021】この場合、第1隔壁94および第2隔壁1
08としては、例えば、樹脂材あるいは厚みの薄いSP
板(鉄板)、さらには、SP板に樹脂をコーティングし
たものを使用することができる。
【0022】なお、ドライブプレート107には、位置
検出センサ96に対向する部位に孔部110が形成され
ており、ロータ48の回転に伴って回転するドライブプ
レート107の回転位置が前記位置検出センサ96によ
る孔部110の検出によって検知される。この場合、ロ
ータ48に装着された磁石62と、ドライブプレート1
07に形成された孔部110とは、ロータ48およびフ
ライホイール100間に係合する位置決めピン99によ
り相互の位置合わせがなされている。
【0023】一方、フライホイール100のトランスミ
ッションT側の側面には、フリクションディスク112
が配置される。フリクションディスク112は、内周に
スプラインの形成されたボス部116と、前記ボス部1
16の外周部にトーションスプリング118を介して配
置されるプレート120と、前記プレート120の両面
に接合される摩擦板122a、122bとから構成され
る。
【0024】また、フリクションディスク112を構成
する摩擦板122b側には、プレッシャープレート12
4が配置される。プレッシャープレート124のトラン
スミッションT側には、フライホイール100に固定さ
れたハウジング126にワイヤスプリング128によっ
て保持されるダイヤフラムスプリング130の外周部が
配置される。一方、ダイヤフラムスプリング130の内
周部のトランスミッションT側には、ピストン132が
配置される。このピストン132は、ハウジング46に
形成されたボス部134の外周部に配設されており、図
示しない油圧機構によって前記ボス部134に沿って変
位し、ダイヤフラムスプリング130を押圧する。な
お、ハウジング46のボス部134およびフリクション
ディスク112のボス部116には、トランスミッショ
ンTからのシャフト136が挿通される。
【0025】本実施形態のハイブリッド車両駆動装置
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用効果について説明する。
【0026】先ず、ハイブリッド車両Vが内燃エンジン
Eによって駆動される場合について説明する。この場
合、シリンダヘッド26に対してガソリンが供給され点
火されることにより、ピストン44a〜44cがシリン
ダ42a〜42c内で変位し、それに伴ってクランクシ
ャフト28が回転する。クランクシャフト28は、それ
に直結するモータジェネレータMのロータ48およびフ
ライホイール100を回転させる。
【0027】ここで、ドライバによりトランスミッショ
ンTを構成するギアが所定のギア比に設定された後、ク
ラッチ結合操作がなされると、クラッチ機構Cを構成す
るピストン132が駆動され、ダイヤフラムスプリング
130より離間する方向に変位する。従って、前記ダイ
ヤフラムスプリング130は、ピストン132に追従し
て変位し、外周面がプレッシャープレート124を押圧
する。この結果、フリクションディスク112を構成す
る摩擦板122a、122bがプレッシャープレート1
24とフライホイール100との間に挟設され、これに
よってトランスミッションTと内燃エンジンEとがモー
タジェネレータMのロータ48を介して連結される。
【0028】そこで、内燃エンジンEとトランスミッシ
ョンTとがクラッチ機構Cによって連結されると、駆動
力が駆動軸10に伝達され、ハイブリッド車両Vが駆動
される。
【0029】次に、ハイブリッド車両Vがモータジェネ
レータMによって駆動される場合について説明する。こ
の場合、第1蓄電器13には、モータジェネレータMに
よって内燃エンジンEの減速時あるいはアイドル時に回
生作用により電力が蓄積されており、この電力がモータ
駆動回路12を介してモータジェネレータMのコイル7
0に供給されると、それによって発生した磁界によりロ
ータ48およびフライホイール100が回転し、クラッ
チ機構CおよびトランスミッションTを介して駆動力が
駆動軸10に伝達され、ハイブリッド車両Vが駆動され
る。なお、モータジェネレータMによる駆動力は、内燃
エンジンEによる駆動力に対するアシスト力として同時
に発生させることが可能である。
【0030】一方、ドライバによるクラッチの切り離し
操作がなされた場合には、ピストン132が内燃エンジ
ンE側に変位し、これによってダイヤフラムスプリング
130の外周面がプレッシャープレート124より離間
するため、前記プレッシャープレート124とフライホ
イール100とによる摩擦板122a、122bの挟持
動作が解除され、内燃エンジンEまたはモータジェネレ
ータMとトランスミッションTとの結合状態が解除され
る。
【0031】ここで、前記のように、クラッチ機構Cを
介して内燃エンジンEまたはモータジェネレータMとト
ランスミッションTとを連結し、駆動力を駆動軸10に
対して伝達させる場合において、フリクションディスク
112を構成する摩擦板122a、122bが連結時に
摩擦粉を発生させ、その摩擦粉中に含まれる金属粉がモ
ータジェネレータMに悪影響を及ぼすおそれがある。
【0032】しかしながら、本実施形態においては、モ
ータジェネレータMとクラッチ機構Cとの間に第1隔壁
94および第2隔壁108を配設しているため、発生し
た金属粉がモータジェネレータM側に侵入するおそれが
ない。すなわち、摩擦板122a、122bから発生し
モータジェネレータM側に流動した金属粉は、先端部が
モータジェネレータM側に湾曲した第2隔壁108によ
って阻止され、さらに、先端部がフライホイール100
側に湾曲した第1隔壁94によって阻止される。また、
回転するロータ48には、その側面にフィン58、60
が設けられているため、特にフライホイール100側の
フィン60によって発生した気流がモータジェネレータ
M側への金属粉の侵入を阻止する。従って、モータジェ
ネレータMは、金属粉の影響を受けることなく、良好な
状態を維持することができる。なお、フィン58、60
は、金属粉の侵入を阻止するとともに、モータジェネレ
ータMの放熱を同時に行うことができる。
【0033】図8は、モータジェネレータM′の他の実
施形態を示す。なお、図5に示す構成要件と同一の構成
要件には、同一の参照符号を付し、その説明は省略す
る。
【0034】このモータジェネレータM′は、各コイル
ユニット64から引き出されたコイル68の端部が直接
コネクタ138a〜138cにおいて接続されている。
そして、このコネクタ138a〜138cとハウジング
46に設けられたコネクタ90とが接続されている。な
お、コネクタ138a〜138cにおいては、コイル6
8が部分的にむき出し状態となるため、絶縁状態を保持
するため、内燃エンジンE側に絶縁板140が配設され
る。
【0035】このように構成されるモータジェネレータ
M′とクラッチ機構Cとの間に第1隔壁94および第2
隔壁108を配設することにより、モータジェネレータ
Mの場合と同様にして金属粉の侵入を阻止し、良好な状
態を維持させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るハイ
ブリッド車両駆動装置によれば、モータジェネレータと
クラッチ機構との間に配設した阻止部材により、前記モ
ータジェネレータに対して、前記クラッチ機構により発
生する摩擦粉中に含まれる金属粉が侵入することがない
ため、モータジェネレータの良好な駆動状態あるいは発
電状態を維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のハイブリッド車両駆動装置が適用
されるハイブリッド車両の概略説明図である。
【図2】本実施形態のハイブリッド車両駆動装置の外観
斜視図である。
【図3】本実施形態のハイブリッド車両駆動装置の外観
側面図である。
【図4】本実施形態のハイブリッド車両駆動装置の側面
断面図である。
【図5】内燃エンジン側から見たモータジェネレータの
一部切欠構成図である。
【図6】トランスミッション側から見たモータジェネレ
ータの構成図である。
【図7】モータジェネレータおよびクラッチ機構の要部
断面図である。
【図8】内燃エンジン側から見たモータジェネレータの
他の構成の説明図である。
【符号の説明】
V…ハイブリッド車両 E…内燃エンジン M…モータジェネレータ C…クラッチ機構 T…トランスミッション 10…駆動軸 12…モータ駆動回路 13…第1蓄電器 15…第2蓄電器 16…マネージメ
ント制御回路 22…オイルパン 24…シリンダブ
ロック 26…シリンダヘッド 28…クランクシ
ャフト 46…ハウジング 48…ロータ 50…ステータ 58、60…フィ
ン 64…コイルユニット 94…第1隔壁 100…フライホイール 108…第2隔壁 112…フリクションディスク 122a、122
b…摩擦板 130…ダイヤフラムスプリング 132…ピストン 136…シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−156388(JP,A) 特開 平5−168102(JP,A) 特開 平5−176405(JP,A) 特開 平5−42831(JP,A) 特開 平5−42833(JP,A) 実開 昭60−58923(JP,U) 実開 昭59−139626(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 17/04 B60K 6/02 - 6/04 B60L 11/00 - 11/14 F16D 11/00 - 23/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用駆動源として内燃エンジンおよびモ
    ータジェネレータを備え、前記内燃エンジンおよび/ま
    たは前記モータジェネレータによる駆動力をトランスミ
    ッションを介して駆動軸へと出力するハイブリッド車両
    駆動装置において、 前記モータジェネレータに隣接して配設され、前記各駆
    動力を前記トランスミッションに伝達し、あるいは、遮
    断するクラッチ機構と、 前記モータジェネレータと前記クラッチ機構との間に配
    設され、前記クラッチ機構において発生する摩擦粉の前
    記モータジェネレータに対する侵入を阻止する阻止部材
    と、 を備え、前記阻止部材は、前記モータジェネレータを構
    成するステータ側に固定される第1隔壁と、前記モータ
    ジェネレータを構成するロータ側に固定される第2隔壁
    とからなり、前記第1隔壁と前記第2隔壁とが重畳して
    配置されることを特徴とするハイブリッド車両駆動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、 前記ロータは、前記第2隔壁側の面にフィンを備えるこ
    とを特徴とするハイブリッド車両駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、 前記第1隔壁および前記第2隔壁は、重畳する周縁部が
    相互に近接すべく湾曲して形成されることを特徴とする
    ハイブリッド車両駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の装置において、 前記阻止部材は、樹脂材、鉄板、または、前記鉄板に樹
    脂をコーティングした材料から選択されることを特徴と
    するハイブリッド車両駆動装置。
JP24920997A 1997-09-12 1997-09-12 ハイブリッド車両駆動装置 Expired - Fee Related JP3284184B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24920997A JP3284184B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ハイブリッド車両駆動装置
EP98116989A EP0901923B1 (en) 1997-09-12 1998-09-08 Hybrid vehicle propulsion apparatus
DE69827095T DE69827095T2 (de) 1997-09-12 1998-09-08 Antriebsvorrichtung für Hybridfahrzeug
DE69832738T DE69832738T2 (de) 1997-09-12 1998-09-08 Antriebsvorrichtung für Hybridfahrzeug
EP03018129A EP1369280B1 (en) 1997-09-12 1998-09-08 Hybrid vehicle propulsion apparatus
CA002246911A CA2246911C (en) 1997-09-12 1998-09-09 Hybrid vehicle propulsion apparatus
US09/150,102 US6481517B1 (en) 1997-09-12 1998-09-09 Hybrid vehicle propulsion apparatus
US10/259,659 US6729423B2 (en) 1997-09-12 2002-09-30 Hybrid vehicle propulsion apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24920997A JP3284184B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ハイブリッド車両駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1178556A JPH1178556A (ja) 1999-03-23
JP3284184B2 true JP3284184B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=17189544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24920997A Expired - Fee Related JP3284184B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ハイブリッド車両駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3284184B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3915392B2 (ja) 2000-09-18 2007-05-16 スズキ株式会社 車両用モータアシスト装置の防磁構造
FR2871110B1 (fr) * 2004-06-03 2006-09-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Element de transmission pour une chaine de traction de type hybride parallele
JP5581922B2 (ja) * 2010-09-10 2014-09-03 アイシン精機株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置およびケース
JP6065748B2 (ja) * 2013-05-28 2017-01-25 株式会社豊田自動織機 ハイブリッド型産業車両
JP5907151B2 (ja) * 2013-11-29 2016-04-20 トヨタ自動車株式会社 車載電子機器のケース

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1178556A (ja) 1999-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3423864B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
US6481517B1 (en) Hybrid vehicle propulsion apparatus
JP2814309B2 (ja) 少なくとも1つのクラッチを有する電気機械
JP2708469B2 (ja) エンジンの充発電装置
JPS6042224Y2 (ja) 自動車
JP4298150B2 (ja) ハイブリット車用駆動装置
JP4110326B2 (ja) ハイブリッド車用駆動装置
RU2474500C2 (ru) Привод для гибридного транспортного средства
US6311495B1 (en) Composite power unit
JP3968337B2 (ja) 特に自動車用の駆動系統
JP2015532232A (ja) 電気機械ステータ支持要素へのクラッチベアリングの改善された取り付けを有するハイブリッド車両のための装置
JP3284185B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
JP2003063261A (ja) ハイブリッド車両の動力伝達装置
JP3284183B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
JP3284184B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
JPS63198564A (ja) エンジンの始動兼充電装置
JP3384719B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
JP2001074107A (ja) 車両の推進装置
US20220077746A1 (en) Drive device
JPS63309768A (ja) エンジンの始動充電装置
JP3070452B2 (ja) 内燃機関の電動発電機
WO2019180410A1 (en) Radial flux electrical machines
JP7418259B2 (ja) 駆動装置
KR102406125B1 (ko) 경사형 모터
JPS63306939A (ja) エンジンのトルク制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120301

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120301

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140301

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees