JP3283817B2 - 枚葉式スパッタ装置 - Google Patents
枚葉式スパッタ装置Info
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Description
置に関し、特にガラス基板などにITO膜を形成する枚
葉式スパッタ装置に関する。
あるITO膜をガラス基板のように大きな基板に形成す
るには、成膜速度が早いことから枚葉式スパッタ装置が
用いられている。また、この枚葉式スパッタ装置のスパ
ッタ材料としては、成膜の制御性の良さから、酸化イン
ジウムと2酸化錫の酸化物焼結体が用いられている。図
5は従来の枚葉式スパッタ装置の一例における全体の構
成を示す図である。従来、この種の枚葉式スパッタ装置
は、例えば、図5に示すように、基板を取り込み真空排
気を行うロ−ドロック室21と、真空中で基板搬送を行
う基板移載ロボット25のあるトランスファ−室23
と、真空中で基板を加熱する加熱室22とトランスファ
−室から搬入される基板を収納する移載室に連結され真
空中で成膜を行うスパッタ室24とで構成されている。
そして、各部屋は基板搬送を行う時以外はゲ−トバルブ
26でそれぞれ隔離されている。
面図である。トランスファ−室23からゲ−トバルブ2
6を介して搬送される基板27は、図6に示すように、
スパッタ室4の前段の室である移載室6に入れられ基板
ホルダ12に載置される。そして、基板ホルダ12は駆
動モ−タ11により旋回され、基板ホルダ12と基板2
7はターゲット10と対向し且つ、マスク7と基板27
が接触しない程度の0.3から0.5mm直前の位置決
めされ、マスク7と基板27とで移載室6とスパッタ室
4とを仕切る。勿論、基板ホルダ12が旋回する前に、
スパッタ室4と載置室6は真空排気ポンプ20により高
真空に排気されている。
プラズマを発生させるのに必要な不活性ガスのArを導
入しているArガス導入管15と、反応ガスの酸素を導
入している酸素 ガス導入管14とがタ−ゲット10に
対しマスク7で遮蔽された位置に設けられている。そし
て、この酸素ガス導入管14とArガス導入管15に
は、流量調整用のマスフロ−コントロ−ラ5が設けられ
ている。また、タ−ゲット10はカソ−ド8に取り付け
られ、カソ−ド8の背面側にはマグネット9を矢印の方
向に揺動させる機構が設けられている。
説明するためのタ−ゲットと基板付近と基板およびマス
クを示す断面図および平面図、図8(a)〜(d)はタ
−ゲットとマグネットの相対位置を示す平面図である。
マスク7の下に配置されるArガス導入管15および酸
素ガス導入管14のガス吹き出し口からそれぞれのガス
は、スパッタ室4に供給され真空排気ポンプ20により
排気され一定のガス圧力に維持される。そして、電界と
交差するマグネット9の磁場の印加によりカソ−ド8か
らの電子にトロコイド運動を起こさせタ−ゲット10上
に高密度のプラズマを発生させる。
10から酸化インジュウムがスパッタされ、供給される
酸素と反応し基板27にITO膜が形成される。このD
Cマグネトロンスパッタリング法は、比較的に低電位で
高速に成膜できることを特徴としている。このため、カ
ソード8は、250V程度の低い電圧のDC電源に配線
されている。
9を揺動させる機構が有り、揺動しながらDCマグネト
ロンスパッタリング法を行う構造になっている。ITO
ターゲット10に対向する前記所定の位置に来たら成膜
放電が開始し、成膜放電もスパッタ材料であるタ−ゲッ
ト10上を図8(a)から(d)のようにマグネット9
が移動すると、これに追従し成膜放電も移動する。
板27の全体の膜厚が所定の値になるまでマグネット9
の揺動は続く。成膜完了後、マグネット9は最初の位置
へ戻り、カソード8につながったDC電源からの放電電
力の供給は停止される。
タ装置で成膜されたITO膜は、図9に示すように、酸
素供給量が少ないときは、基板の中央部に対し基板の両
側の部分のシ−ト抵抗が高く、流量が多くなると逆に中
央部が基板の両側より高くなる。このことは基板の両側
の部分では酸素の消費量が多く、中央付近では消費量は
少ない状態が発生し、酸素の消費量差に伴う膜質の不均
一性が生じていると言える。
として、前述したように、マグネットの巨大化を避ける
ためにマグネット9を揺動して成膜エリアを広げている
ことによると考えられる。言い換えれば、基板の両側の
部分ではマグネットが一旦停止してから左右に動くの
で、両側部分ではプラズマ持続時間が長く反応ガスであ
る酸素を多量に消費する。さらに、基板の両側の部分で
はアノードであるマスクに近くプラズマ密度が高く酸素
の消費量が大きく膜質の不均一性に拍車をかけている。
−74071号公報に開示されている。この方法は、タ
−ゲット近傍に設けられたガス導入管からのタ−ゲット
の中央部へのガス導入量を両側より多くし膜質を均一に
している。
装置に適用するにしても、ガス導入管自体をタ−ゲット
近傍に設けることは、カソ−ドからの電子が直接ガス導
入管に当たる異常放電を起こし生成される膜に欠陥をも
たらすことになる。通常、導電膜であって光学性能を必
要とするITO膜を形成する枚葉式スパッタ装置では、
この種の放電は避けなければならない。このため、カソ
−ド側のITOタ−ゲット板と、そのITOタ−ゲット
板に対向するアノ−ドの役目をはたすマスクの間に一切
物を入れないようにしている。
に、アノ−ドであるマスクでスパッタ室と移載室とを仕
切っているものの、プラズマからのイオン衝撃で加熱さ
れ高温になるマスクにスパッタ物が付着し、スパッタの
回数を重ねる内に堆積する。そして、この堆積物はやが
ては剥がれ基板を汚染し品質に重大な欠陥をもたらすと
いう問題もある。
欠陥や異物の汚染されることなく膜質の均一性の高い成
膜を形成できる枚葉式スパッタ装置を提供することにあ
る。
ら搬送される基板を収納する移載室と、収納される前記
基板を載置する基板ホルダと、タ−ゲットと該タ−ゲッ
トを取り付けるカソ−ドを一面側に取付け前記移載室と
連結するスパッタ室と、前記カソ−ド上を揺動するマグ
ネットと、前記基板ホルダの移動により前記基板が開口
に接近し前記移載室と前記スパッタ室を仕切る枠状のア
ノ−ドと、前記移載室に取り付けられ該移載室と前記ス
パッタ室とを真空排気する真空排気ポンプとを備える枚
葉式スパッタ装置において、前記移載室側にあって前記
アノ−ドに遮蔽された位置に配置されるアルゴンガス導
入手段と、前記移載室側の前記アノ−ドに固定されると
ともに前記基板に平行に酸素ガスを流すガス吹き出し孔
の複数をもつ酸素ガス導入管と、前記基板の中央部およ
び周辺部に流す前記酸素ガスの流量を調節する流量調節
手段とを備える枚葉式スパッタである。
記酸素ガスの流量が多くを必要とする部分に対応する前
記酸素ガス導入管の部分の前記ガス吹き出し孔は密に多
くを必要としない部分は粗にしかつ前記酸素ガス導入管
に連結され前記酸素ガスの導入量を調節するマスフロ−
コントロ−ラを備えることが望ましい。そして、前記酸
素ガス導入管が前記基板を囲むように配置されることが
望ましい。さらに、前記酸素ガス導入管が前記アノ−ド
に溶接固定されることが望ましい。
基板を収納する移載室と、収納される前記基板を載置す
る基板ホルダと、タ−ゲットと該タ−ゲットを取り付け
るカソ−ドを一面側に取付け前記移載室と連結するスパ
ッタ室と、前記カソ−ド上を揺動するマグネットと、前
記基板ホルダの移動により前記基板が開口に接近し前記
移載室と前記スパッタ室を仕切る枠状のアノ−ドとを備
える枚葉式スパッタ装置において、前記移載室側の前記
アノ−ドに固定されるとともにアルゴンガスに酸素ガス
を含めて前記基板に平行に流すガス吹き出し孔の複数を
もつ混合ガス導入管と、前記基板の中央部および周辺部
に流す前記混合ガスの流量を調節する流量調節手段と、
前記移載室と前記スパッタ室とを真空排気するとともに
前記スパッタ室に導入される前記混合ガスを前記スパッ
タ室の内壁に近い前記アノ−ドの穴を経て排気する真空
排気ポンプとを備える枚葉式スパッタ装置である。
記混合ガスの流量が多くを必要とする部分に対応する前
記混合ガス導入管の部分の前記ガス吹き出し孔は密に多
くを必要としない部分は粗にしかつ前記混合ガス導入管
に連結され前記酸素ガスの導入量を調節するマスフロ−
コントロ−ラを備えることが望ましい。さらに、前記混
合ガス導入管が前記基板を囲むように配置されることが
望ましい。そして、前記混合ガス導入管が前記アノ−ド
に溶接固定されることが望ましい。
して説明する。
態における枚葉式スパッタ装置を説明するためのスパッ
タ室の断面図(a)およびA−A矢視図(b)ならびに
B−B矢視図(c)である。この図面では図5および図
6で説明した装置全体の構造と動作と同じであるので説
明を省略する。
うに、スパッタ室4の一方向側に配置されるタ−ゲット
10に対向するアノ−ドであるマスク7に遮蔽されると
ともにマスク7の開口7aの周囲に配置されかつ基板2
7面に沿って平行に酸素ガスを吹き付ける複数の吹き出
し孔をもつマスク付属ガス導入管1を設けている。
ク7の裏にねじ止めで固定しても良いが、マスク7の冷
却効率とマスク7自体の剛性を高めるために、基板27
を取り囲む4本のマスク付属ガス導入管1は、マスク7
の裏面に溶接されていることが望ましい。さらに、この
図面では、マスク付属ガス導入管1が4本であるが、矩
形であって幅の狭い基板の場合、基板の長辺側に1本づ
つ配置しても良い。
属ガス導入管1には、それぞれの流量を独立して調整出
来るマスフロ−コントロ−ラ5が備えられている。一
方、基板27を保温する基板ホルダ12と、カソ−ド8
上を揺動するマグネット9とは、従来と同じように備え
られている。
傍を抽出して示す断面図およびC矢視図である。マスク
7には、図2に示すように、スパッタ粒子が飛ぶ方向に
直角に酸素ガスが吹き付けるようにマスク付属ガス導入
管1が取り付けられている。また、吹き出し穴3の間隔
を酸素の不足する基板13の中央部は密に、例えば、間
隔1cmにし、また、不足量の少ない基板13の四隅近
くは広くして、例えば、間隔3cmとし酸素ガス導入量
を微調整する。
ステンレス製のマスク付属ガス導入管1を固定している
が、マスク付属ガス導入管1とマスク7が接触する部分
の構造は、酸素を導入しようとしているスパッタ室4の
放電エリア以外へリークしないようにマスク7を隙間無
く合わせる構造をとっている。
出し孔3はマスク7の長穴3と同等かそれ以下の大きさ
になっており酸素がスムーズに導入されるような構造を
とっている。必要に応じて、ガス吹き出し孔3の代わり
にマスク7より突出しない程度のノズルを設けても良
い。
が堆積する。当然、酸素ガスの吹き出し孔3にもスパッ
タ物が付着する恐れがある。このスパッタ物が堆積し吹
き出し孔3が閉じてしまうわないように、吹き出し孔3
の向きは、スパッタ方向と直角になるように水平であ
る。
いて、図1,2を参照して説明する。まず、従来の技術
の項で説明したように、加熱室にて既に加熱済みの基板
を基板移載ロボットが保持し、ゲ−トバルブを介して移
載室6に搬入し基板ホルダに基板を載せる。次に、基板
移載ロボットはトランスファ−室に戻り、ゲ−トバルブ
は閉じる。そして、駆動モ−タにより基板ホルダ12を
回転しマスクの近傍まで基板13を移動させる。
された状態となる。次に、図1のカソード8に電源ON
されると揺動するマグネット9の磁場に沿ってマグネト
ロンスパッタリング法の原理でグロー放電が発生する。
この時、マグネット9に対応するターゲット10の下方
の酸素ガスが消費される。これにより不足した酸素ガス
をスパッタ室4の下方のマスフローコントローラ5を作
動させ酸素ガスを消費に見合った分量導入する。この後
1秒から1.5秒で揺動マグネット9は揺動を開始す
る。
動開始後は10秒程度でターゲット10の範囲内で上下
に揺動マグネット9が移動する。この揺動が繰り返して
行われ、基板27に所望の膜厚が得られば、マグネット
9の停止と同時に、カソード8への放電電力供給も停止
される。
して移動するので酸素ガスの消費される領域も変化す
る。その為、その領域に見合った酸素ガスの導入が均一
な膜質を得るには不可欠となる。そこで、この酸素ガス
の消費された領域にその領域の近傍に有るマスク付属ガ
ス導入管1より、適量の酸素ガスを導入して膜質の不均
一性を無くそうというものである。
素ガス流量依存性を示すグラフである。この酸素ガス流
量制御手段をもつ枚葉式スパッタ装置でITOの薄膜を
成膜する際に、酸素流量のみを変化させると基板内の各
ポイントで適量の酸素ガス流量になると、図3に示すよ
うに、シート抵抗値(表面抵抗値)が最小を示す酸素ガ
スの流量が有る。
一な結晶が得られ透明導電膜として透過率も高く比抵抗
は最も低く且つ、エッチング性に最も優れた良質の膜が
得られる。この時の流量とシ−ト抵抗との関係をグラフ
に示すと、図3に示すように、グラフの曲線にボトム状
の部分が得られば、酸素ガス流量設定が容易になるとい
う利点がある。
施の形態における枚様式スパッタ装置を説明するための
一部を抽出して示す断面図および平面図である。通常、
基板は洗浄され表面が清浄であるものの、基板とともに
外から持ち込まれた不要なガスが放電エリアに蓄積され
てくると、不純物ガスとして放電の質を変化させてしま
ったり、膜中に取り込まれてしまったりすることがあ
る。このことは、基板の重大な欠陥である汚染と膜質の
不均一性を生むことになる。
(a)に示すように、マスク付属ガス導入管1に成膜放
電の元である不活性ガスのArガス導入管を連結し酸素
とアルゴンの2つのガスを混合し放電エリアであるスパ
ッタ室4に導入する。
よって移載室6より陽圧となっているスパッタ室4から
マスク7のターゲットから外れた位置に長穴状の排気穴
13を設け排気経路を構成したことである。このことに
よりスパッタ室の放電エリアに混入する不要なガスも未
解離のアルゴンや未反応の酸素ガスとともに矢印に示す
ように、スパッタ室4の内壁に近い排気穴13を経て移
載室6に入り、移載室6に取付けられた真空排気ポンプ
で排気される。
(b)に示すように、マスク付属ガス導入管1の酸素供
給管とアルゴン供給管とにマスフロ−コントロ−ラ5が
設けられており、酸素ガスおよびアルゴンガスの導入量
を独立して調整できる。また、前述の実施の形態と同じ
ように、マスク7を冷却することとより剛性を高めるた
めに、マスク付属ガス導入管1はマスク7の裏面に溶接
されている。
板に近接させほぼ同一圧力のスパッタ室と移載室とを仕
切るマスクと、このマスクの移載室側に固定されるとと
もに基板の周囲に配置される酸素導入管とを設け、基板
の四隅と中央部における酸素消費量に応じて酸素導入管
の吹き出し孔を密かまたは粗にし、酸素ガス流量を調節
し基板上に流すことによって、基板上に供給された酸素
ガスが一様に消費されシ−ト抵抗が小さく均一なITO
膜が得られる。
切ガス管等を配置せず、移載室よりスパッタ室を陽圧に
し、スパッタ室の内壁面に近い位置に排気穴を設けるこ
とによって、不純なガスが侵入しても成膜放電領域から
除去でき、形成されるITO膜に不純物の混入を防止す
ることができる。
定することによって、剛性が強化されるとともに冷却効
果が得られ、マスクの変形や温度上昇が無くなり、マス
クに堆積するスパッタ物を抑え、スパッタ物の剥がれに
よる基板の汚染が皆無となった。
装置を説明するためのスパッタ室の断面図(a)および
A−A矢視図(b)ならびにB−B矢視図(c)であ
る。
C矢視図である。
依存性を示すグラフである。
タ装置を説明するための一部を抽出して示す断面図およ
び平面図である。
の構成を示す図である。
る。
板付近と基板およびマスクを示す断面図および平面図で
ある。
図である。
抗の酸素ガス流量依存性を示すグラフである。
Claims (8)
- 【請求項1】 外部から搬送される基板を収納する移載
室と、収納される前記基板を載置する基板ホルダと、タ
−ゲットと該タ−ゲットを取り付けるカソ−ドを一面側
に取付け前記移載室と連結するスパッタ室と、前記カソ
−ド上を揺動するマグネットと、前記基板ホルダの移動
により前記基板が開口に接近し前記移載室と前記スパッ
タ室を仕切る枠状のアノ−ドと、前記移載室に取り付け
られ該移載室と前記スパッタ室とを真空排気する真空排
気ポンプとを備える枚葉式スパッタ装置において、前記
移載室側にあって前記アノ−ドに遮蔽された位置に配置
されるアルゴンガス導入手段と、前記移載室側の前記ア
ノ−ドに固定されるとともに前記基板に平行に酸素ガス
を流すガス吹き出し孔の複数をもつ酸素ガス導入管と、
前記基板の中央部および周辺部に流す前記酸素ガスの流
量を調節する流量調節手段とを備えることをを特徴とす
る枚葉式スパッタ。 - 【請求項2】 前記流量調節手段は、前記基板に前記酸
素ガスの流量が多くする部分に対応する前記酸素ガス導
入管の部分の前記ガス吹き出し孔は密に多くを必要とし
ない部分は粗にしかつ前記酸素ガス導入管に連結され前
記酸素ガスの導入量を調節するマスフロ−コントロ−ラ
を備えることを特徴とする請求項1記載の枚葉式スパッ
タ装置。 - 【請求項3】 前記酸素ガス導入管が前記基板を囲むよ
うに配置されることを特徴とする請求項1または請求項
2記載の枚葉式スパッタ装置。 - 【請求項4】 前記酸素ガス導入管が前記アノ−ドに溶
接固定されていることを特徴とする請求項1、2または
3記載の枚葉式スパッタ装置。 - 【請求項5】 外部から搬送される基板を収納する移載
室と、収納される前記基板を載置する基板ホルダと、タ
−ゲットと該タ−ゲットを取り付けるカソ−ドを一面側
に取付け前記移載室と連結するスパッタ室と、前記カソ
−ド上を揺動するマグネットと、前記基板ホルダの移動
により前記基板が開口に接近し前記移載室と前記スパッ
タ室を仕切る枠状のアノ−ドとを備える枚葉式スパッタ
装置において、前記移載室側の前記アノ−ドに固定され
るとともにアルゴンガスに酸素ガスを含めて前記基板に
平行に流すガス吹き出し孔の複数をもつ混合ガス導入管
と、前記基板の中央部および周辺部に流す前記混合ガス
の流量を調節する流量調節手段と、前記移載室と前記ス
パッタ室とを真空排気するとともに前記スパッタ室に導
入される前記混合ガスを前記スパッタ室の内壁に近い前
記アノ−ドの穴を経て排気する真空排気ポンプとを備え
ることを特徴とする枚葉式スパッタ装置。 - 【請求項6】 前記流量調節手段は、前記基板に前記混
合ガスの流量を多く必要とする前記混合ガスの導入管の
部分の前記吹き出し孔は密に多くを必要としない部分は
粗にしかつ前記混合ガス導入管に連結され前記酸素ガス
の導入量を調節するマスフロ−コントロ−ラを備えるこ
とを特徴とする請求項5記載の枚葉式スパッタ装置。 - 【請求項7】 前記混合ガス導入管が前記基板を囲むよ
うに配置されることを特徴とする請求項5または請求項
6記載の枚葉式スパッタ装置。 - 【請求項8】 前記混合ガス導入管が前記アノ−ドに溶
接固定されていることを特徴とする請求項5、請求項6
または請求項7記載の枚葉式スパッタ装置。
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---|---|---|---|
JP07377198A JP3283817B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 枚葉式スパッタ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JPH11269641A JPH11269641A (ja) | 1999-10-05 |
JP3283817B2 true JP3283817B2 (ja) | 2002-05-20 |
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-
1998
- 1998-03-23 JP JP07377198A patent/JP3283817B2/ja not_active Expired - Fee Related
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