JP3283478B2 - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents

内視鏡形状検出装置

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JP3283478B2 JP31121998A JP31121998A JP3283478B2 JP 3283478 B2 JP3283478 B2 JP 3283478B2 JP 31121998 A JP31121998 A JP 31121998A JP 31121998 A JP31121998 A JP 31121998A JP 3283478 B2 JP3283478 B2 JP 3283478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁界発生素子と磁界検出
素子とを用いて内視鏡の位置又は形状を検出する内視鏡
形状検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。特に、挿入部が軟性
の内視鏡では、この挿入部を屈曲した体腔内に挿入する
ことにより、切開することなく体腔内深部の臓器を診断
したり、必要に応じて内視鏡に設けてある処置具チャン
ネル内に処置具を挿通して、ポリープを切除するなどの
治療処置を行うことが可能である。
【0003】しかし、例えば肛門側から下部消化管内を
検査する場合のように、屈曲した体腔内に挿入部を円滑
に挿入するためにはある程度の熟練を必要とする。ま
た、挿入を行っているときに、消化管の屈曲に応じて挿
入部に設けた湾曲部を湾曲操作して円滑な挿入を行う必
要があり、そのためには挿入部の先端位置が体腔内のど
の位置にあるのかとか、現在の挿入部の挿入状態を知る
ことができると便利である。
【0004】このため、内視鏡の挿入状態の形状を磁界
を用いて検出する内視鏡形状検出装置が各種提案され、
この内視鏡形状検出装置と内視鏡装置とで内視鏡システ
ムが構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この内
視鏡形状検出装置と内視鏡装置とで内視鏡システムを構
成する場合、前記内視鏡装置の内視鏡周辺装置である光
源装置やビデオプロセッサ等をカートに搭載して術者側
に配置し、前記内視鏡形状検出装置の磁界を検出するコ
イルユニットを患者側に配置していた。そして、前記内
視鏡の挿入部に挿入されるプローブに設けた磁界発生素
子に駆動信号を印加する送信ブロック及び前記コイルユ
ニットで検出した信号を受信する受信ブロックを備えた
制御装置を前記カートに搭載するとともに、内視鏡形状
を表示するモニタをカートに載置されている内視鏡観察
用モニタに並べて設置していた。
【0006】このため、検査室内は、内視鏡及び内視鏡
装置で使用する各種チューブ類や制御ケーブルの他に、
前記内視鏡形状検出装置の制御装置から延出するプロー
ブやマーカケーブル等で煩雑になってしまうという問題
があった。
【0007】また、検査室内のスペースに十分な余裕が
ない場合には、内視鏡装置や内視鏡形状検出装置を空き
スペースに配置したとき、コイルユニットを患者に近接
させて配置することができず、検査精度低下の要因にな
っていた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、操作性に優れ、たとえ狭い検査室内であっても検
査室内の煩雑さを解消するとともに、装置配置位置の自
由度が高く、かつ精度の高い位置検出を可能にする内視
鏡形状検出装置を提供することを目的にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡形状検出
装置は、内視鏡挿入部内の磁界発生素子の発する磁界を
検出する複数の磁界検出素子を配置したコイルユニット
若しくは内視鏡挿入部内の磁界検出素子で検出される磁
界を発する磁界発生素子を配置したコイルユニットと、
前記磁界発生素子に駆動信号を供給する送信ブロック及
び前記磁界検出素子が検出した信号を受信する受信ブロ
ックを内蔵した制御装置とを支柱を介して一体的に構成
し、前記コイルユニットの検出面の検出方向を前記制御
装置に対して変更可能である。
【0010】この構成によれば、制御装置に対して、コ
イルユニット検出面の検出方向を任意に設定することが
可能であるので、検査室内の空きスペースに合わせてコ
イルユニット検出面の検出方向を制御装置に対して変更
することにより、内視鏡形状検出装置を最適な位置に配
置して検査・処置を行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図5は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡形状検出装置を説明する斜
視図、図2は内視鏡形状検出装置の概略構成を説明する
図、図3はコイルユニットの検出面の検出方向を制御装
置に対して180度変更した状態の内視鏡形状検出装置
を示す斜視図、図4はコイルユニットの検出面の検出方
向が装置前面を向いた状態の内視鏡形状検出装置の配置
状態を示す図、図5はコイルユニットの検出面の検出方
向が装置後面を向いた状態の内視鏡形状検出装置の配置
状態を示す図である。なお、図2(a)は内視鏡形状検
出装置を背面から見て構成を説明する図であり、図2
(b)は内視鏡形状検出装置を上方から見て構成を説明
する図である。
【0012】図1及び図2(a)に示すように本実施形
態の内視鏡形状検出装置10は、図示しない内視鏡の内
視鏡挿入部に挿入配置されるプローブ(不図示)に設け
た磁界発生素子であるソースコイル(不図示)が発する
磁界を検出する磁界検出素子である複数のセンスコイル
(不図示)を規則的に並べて検出面21を設けたコイル
ユニット20と、少なくとも前面31f及び上面31u
の外装を非金属部材である例えば樹脂部材で形成した装
置本体部31を備え、この装置本体部31の内部に前記
プローブに設けたソースコイルに駆動信号を供給する送
信ブロック32、前記ソースコイルが発する磁界を検出
する前記センスコイルから伝送される信号を受信する受
信ブロック33及びこの受信ブロック33で検出した受
信信号や前記送信ブロック32で生成された駆動信号を
基に内視鏡形状の算出処理等を行うCPU(中央処理ユ
ニット)を備えた制御ブロック34を内蔵した制御装置
30とが支柱40を介して一体的に構成されている。
【0013】前記支柱40は、前記制御装置30の装置
本体部31の前面側中央に固定柱41が立設しており、
この固定柱41に対して上下に摺動する移動柱42の先
端部に前記コイルユニット20が配設されている。この
支柱40には前記移動柱42を上下動させてコイルユニ
ット20の設置高さを変更可能にする高さ可変機構が設
けられ、前記移動柱42の上端部には表示面51上に内
視鏡挿入部の挿入形状である内視鏡形状を表示する内視
鏡形状表示用液晶モニタ(以下モニタとも記載する)5
0が着脱自在に配置されている。そして、前記制御装置
30及び支柱40は、複数のキャスター61を配置した
剛性を有する金属部材等で形成した台座62上に固設さ
れている。
【0014】なお、前記装置本体部31の前面31fに
は内視鏡検査の間、患者の体腔内に挿入された内視鏡
と、体腔外との位置関係を表す複数のマーカから延びる
マーカケーブルが接続されるマーカコネクタ35及び磁
界を生成する複数のソースコイルを配置したプローブが
接続されるプローブコネクタ36が設けられ、側面31
sには主電源のON/OFF操作を行うパワースイッチ37が
設けられている。
【0015】また、プローブ(不図示)に磁界発生素子
を設ける代わりに磁界を検出する磁界検出素子を設け、
コイルユニットに磁界発生素子を配置する構成であって
もよい。
【0016】図2(b)に示すように前記固定柱41の
外形形状は略長方形形状であり、この固定柱41を18
0度ずつ回転させて配置することによって、この固定柱
41に対して摺動する移動柱42の先端部に配設されて
いるコイルユニット20の検出面21の検出方向を制御
装置30に対して180度変更することができるように
なっている。
【0017】つまり、前記支柱40は固定柱41の配置
方向が変更可能であり、この固定柱41の配置方向を変
更することによって、前記図1に示したコイルユニット
20の検出面21の検出方向が装置前面を向いた内視鏡
形状検出装置を、図3に示すようにコイルユニット20
の検出面21の検出方向を装置後面を向いた内視鏡形状
検出装置に変更することができるようになっている。こ
のため、本実施形態の内視鏡形状検出装置10ではユー
ザーがコイルユニット20の検出面21の検出方向を装
置前面側又は装置後面側のどちらか一方に指定して装置
が構成されるようになっている。
【0018】また、図2(a)及び図2(b)に示すよ
うに前記送信ブロック32と受信ブロック33とは略同
形状であり、装置本体部31の前面側中央に立設する配
置方向変更可能な固定柱41の中心から延長する中心線
40aを挟んで、それぞれのブロック32,33が前記
装置本体部31の側面31s側に位置するように配置し
ている。そして、前記送信ブロック32と前記受信ブロ
ック33との間である中央下部に重量の重い電源ユニッ
ト38及び前記支柱40の高さ可変機構の駆動機構部4
3を配置するとともに、前記制御ブロック34を前記中
心線40aに直交する方向で、前記送信ブロック32及
び受信ブロック33の上方に配置している。このことに
より、制御装置30の重心位置を下方にして、内視鏡形
状検出装置10全体の重量バランスの安定化を図ってい
る。
【0019】なお、図1に示すように前記装置本体部3
1には患者ID等を入力するための数字キーや内視鏡形
状表示画像の画面に対する位置や表示サイズの適正化を
図る機能キー等をひとまとめにして操作性を考慮した操
作パッド70が接続又は配置されている。また、符号6
3は図示しない取っ手を配置するための取っ手配置穴で
あり、この取っ手配置穴63に取っ手を配置することに
よって内視鏡形状検出装置を容易に所望の位置に移動で
きるようになっている。さらに、前記キャスター61に
はストッパーが設けられており、所定位置に配置した状
態に保持固定することができるようになっている。
【0020】上述のように構成した内視鏡形状検出装置
10の作用を説明する。まず、ユーザーは、内視鏡形状
検出装置10を使用する検査室内の広さや空きスペー
ス、他の装置との位置関係や使い勝手を考慮して、コイ
ルユニット20の検出面21の検出方向の向きが所望の
方向の内視鏡形状検出装置10を選択する。
【0021】次に、ユーザーは、コイルユニット20の
検出面21の検出方向を検査ベッドに横たわる患者に合
わせて内視鏡形状検出装置10を配置する。このことに
よって、図1に示したコイルユニット20の検出面21
の検出方向が装置前面を向いた内視鏡形状検出装置では
図4に示すように内視鏡形状検出装置10の制御装置3
0の部分が検査ベッドより外側に大きく突出した状態に
配置され、図3に示したコイルユニット20の検出面2
1の検出方向を装置後面を向いた内視鏡形状検出装置で
は図5に示すように内視鏡形状検出装置10の制御装置
30部分を検査ベッド下に収納した状態で配置される。
【0022】このように、検査室内の広さや空きスペー
ス等、使用条件を考慮して、制御装置に対するコイルユ
ニットの検出面の検出方向の向きが所望の方向を向いた
内視鏡形状検出装置を検査室に配置してユーザーの望む
検査室空間を構成することができる。このことによっ
て、内視鏡形状検出装置を、検査室の形態に合わせて最
適な位置に配置して、効率良く、精度の高い検査・処置
を行える。
【0023】また、支柱を挟んで所定距離はなして配置
した送信ブロックと受信ブロックとの間である中央下部
に重量の重い電源ユニット及び駆動機構部を配置し、送
信ブロック及び受信ブロックの上方に制御ブロックを配
置して内視鏡形状検出装置全体の重量バランスをとった
ことによって、コイルユニットの検出面の検出方向が可
変である内視鏡形状検出装置を安定した状態に設置保持
することができる。
【0024】図6ないし図10は本発明の第2実施形態
に係り、図6は内視鏡形状検出装置を上方から見て他の
構成を説明する図、図7は内視鏡形状検出装置のコイル
ユニットの検出面の検出方向が装置前面を向いた状態を
示す図、図8は内視鏡形状検出装置のコイルユニットの
検出面の検出方向が装置左面を向いた状態を示す図、図
9は内視鏡形状検出装置のコイルユニットの検出面の検
出方向が装置後面を向いた状態を示す図、図10はコイ
ルユニットの検出面の検出方向が装置右面を向いた状態
の内視鏡形状検出装置の配置状態を示す図である。図6
に示すように本実施形態の内視鏡形状検出装置10Aの
支柱40を構成する固定柱41aの外形形状は正方形形
状である。このため、この固定柱41を90度ずつ回転
させて配置することによって、この固定柱41aに対し
て摺動する移動柱42の先端部に配設されているコイル
ユニット20の検出面21の検出方向を制御装置30に
対して90度ずつ変更することができるようになってい
る。
【0025】つまり、前記支柱40は固定柱41の配置
方向が変更可能であり、この固定柱41の配置方向を変
更することによって、図7に示すようにコイルユニット
20の検出面21の検出方向を装置前面に向けた内視鏡
形状検出装置10A、図8に示すようにコイルユニット
20の検出面21の検出方向を装置左面に向けた内視鏡
形状検出装置10A、図9に示すようにコイルユニット
20の検出面21の検出方向を装置後面に向けた内視鏡
形状検出装置10A、図10に示すようにコイルユニッ
ト20の検出面21の検出方向を装置右面に向けた内視
鏡形状検出装置10Aになる。
【0026】このため、ユーザーは、内視鏡形状検出装
置10Aを使用する検査室内の広さや空きスペース、他
の装置との位置関係や使い勝手を考慮して、コイルユニ
ット20の検出面21の検出方向の制御装置30に対す
る向きを選択する。そして、コイルユニット20の検出
面21の検出方向を検査ベッドに横たわる患者に合わせ
て内視鏡形状検出装置10を配置する。このことによっ
て、図10に示すようにコイルユニット20の検出面2
1の検出方向が装置右面を向いた内視鏡形状検出装置1
0Aの制御装置30右半分側部分が検査ベッド下に収納
された状態で配置される。
【0027】このように、内視鏡形状検出装置を最適な
位置に配置して、ユーザーの望む検査室空間を構成し
て、効率が良く精度の高い検査・処置を行うことができ
る。その他の作用及び効果は前記第1実施形態と同様で
ある。
【0028】なお、前記固定柱の外形形状を多角形で形
成してもよい。また、図11に示すように前記内視鏡形
状検出装置10Aにおいて、コイルユニット20の支柱
40に対する取付け状態を、装置本体部31の前面31
fと同方向になるように配置する代わりに、支柱40の
対角線を基準にして前記前面31fに45度の角度で交
差するように取り付け配置することによって、内視鏡形
状検出装置10Aの配置位置の自由度をさらに向上させ
てユーザーの望む検査室空間を構成するようにしてもよ
い。
【0029】図12ないし図14は本発明の第3実施形
態に係り、図12は内視鏡形状検出装置を上方から見て
別の構成を説明する図、図13は内視鏡形状検出装置の
コイルユニットの検出面の検出方向が回動して変化する
状態を説明する図、図14は内視鏡形状検出装置のコイ
ルユニットの検出面の検出方向が装置後面を向いた状態
を示す図である。図12に示すように本実施形態の内視
鏡形状検出装置10Bにおいては、支柱40を構成する
固定柱41に対して摺動する移動柱42aの断面形状を
円形形状で形成している。そして、この移動柱42a
は、前記固定柱41に対して回動自在に配置されてい
る。このため、固定柱41に対して摺動及び回動する移
動柱42aを回動させことによって、この移動柱42a
の先端部に配設されているコイルユニット20の検出面
21の検出方向を制御装置30に対して回転させること
ができるようになっている。
【0030】つまり、図13に示すように前記支柱40
の移動柱42aは、固定柱41に対して回動自在である
ため、前記移動柱42aを回動させることによって、コ
イルユニット20の検出面21の検出方向が制御装置3
0に対して回転する。このとき、所望の位置で前記移動
柱42aの固定柱41に対する回動を停止させることに
よって、例えば図14に示すようにコイルユニット20
の検出面21の検出方向を装置後面に向けた内視鏡形状
検出装置になる。
【0031】このため、ユーザーは、内視鏡形状検出装
置10Bを使用する検査室内の広さや空きスペース、使
い勝手を考慮することなく、コイルユニット20の検出
面21の検出方向を所望の方向に調節しながら内視鏡形
状検出装置10Bを検査ベッドに対して最適な位置に配
置して、ユーザーの望む検査室空間を構成して、効率が
良く精度の高い検査・処置を行うことができる。その他
の作用及び効果は前記第1実施形態と同様である。
【0032】図15ないし図18は本発明の第4実施形
態に係り、図15は内視鏡形状検出装置のコイルユニッ
トの検出面の検出方向を変化させる検出面検出方向変更
手段を説明する図、図16は検出面検出方向変更継手の
連結部の構成を説明する図、図17は検出面検出方向変
更継手の収納状態を説明する図、図18は検出面検出方
向変更継手の作用を説明する図である。なお、図15
(a)は検出面検出方向変更手段の上面図、図15
(b)は検出面検出方向変更手段の側面図である。ま
た、図17(a)は検出面検出方向変更継手の収納状態
を示す上面図、図17(b)は検出面検出方向変更継手
の収納状態を示す側面図である。図15(a),(b)
に示すように本実施形態の内視鏡形状検出装置10Cに
おいては、コイルユニット20を検出面検出方向変更手
段である、複数の継手部材81,…,81を回動自在に
連結して構成した、検出面検出方向変更継手80を介し
て移動柱42に連結している。
【0033】図16に示すように前記検出面検出方向変
更継手80の複数の継手部材81,…,81どうしは、
継手部材81に設けた一対のガイドブッシュ82及び回
動ピン83によって回動自在に構成されている。このた
め、コイルユニット20を支持して自在に移動させるこ
とができるようになっている。
【0034】例えば、図17(a),(b)に示すよう
にコイルユニット20を移動柱42方向に移動させてい
くことにより、継手部材81,…,81がそれぞれ回動
移動して移動柱42に設けられている収納空間部42b
に収納される。
【0035】また、コイルユニット20の検出面21の
検出方向を制御装置30に対して変更する際には、コイ
ルユニット20を支持して所望の方向にコイルユニット
20の検出面21を向けるようにコイルユニット20を
操作することによって、図18の二点鎖線に示すように
検出面検出方向変更継手80の継手部材81が回動移動
してコイルユニット20の検出面21の検出方向を制御
装置30に対して任意の位置に向けることができるよう
になっている。
【0036】さらに、前記図15及び図18に示すよう
に検出面検出方向変更継手80を用いることにより、コ
イルユニット20を支柱40から離して検出面21を患
者により近接配置するとともに、制御装置30から離し
た状態で検査を行える。
【0037】このように、コイルユニットを検出面検出
方向変更継手を介して支柱に連結したことにより、コイ
ルユニットを支柱から離間させて検出面をより患者に近
接配置するとともに、制御装置による磁界の乱れをなく
してより精度の高い検査を行うことができる。その他の
構成及び作用・効果は前記第3実施形態と同様であり、
同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0038】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0039】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0040】(1)内視鏡挿入部内の磁界発生素子の発
する磁界を検出する複数の磁界検出素子を配置したコイ
ルユニット若しくは内視鏡挿入部内の磁界検出素子で検
出される磁界を発する磁界発生素子を配置したコイルユ
ニットと、前記磁界発生素子に駆動信号を供給する送信
ブロック及び前記磁界検出素子が検出した信号を受信す
る受信ブロックを内蔵した制御装置とを支柱を介して一
体的に構成し、前記コイルユニットの検出面の検出方向
を前記制御装置に対して変更可能である内視鏡形状検出
装置。
【0041】(2)前記コイルユニットは前記支柱の一
端部に固定され、前記支柱の向きを変更することによっ
て、前記コイルユニットの検出面の検出方向を制御装置
に対して変化させる付記1記載の内視鏡形状検出装置。
【0042】(3)前記支柱の断面形状が長方形形状で
ある付記2記載の内視鏡形状検出装置。
【0043】(4)前記支柱の断面形状が正方形形状で
ある付記2記載の内視鏡形状検出装置。
【0044】(5)前記支柱の断面形状が正多角形形状
である付記2記載の内視鏡形状検出装置。
【0045】(6)前記支柱の断面形状が円形形状であ
る付記2記載の内視鏡形状検出装置。
【0046】(7)前記コイルユニットと、前記支柱と
を検出面検出方向変更手段を介して連結した付記1記載
の内視鏡形状検出装置。
【0047】(8)前記検出面検出方向変更手段を、複
数の部材を回動自在に連設して構成した/検出面検出方
向変更継手である付記7記載の内視鏡形状検出装置。
【0048】(9)前記制御装置内にはさらに電源ユニ
ット及び前記支柱の高さを可変させる駆動機構部が配置
され、これら前記電源ユニット及び駆動機構部を中央下
部に配置した付記1又は付記8記載の内視鏡形状検出装
置。
【0049】このことにより、制御装置の重心位置が下
方になって、コイルユニットの位置を可変にした内視鏡
形状検出装置全体の重量バランスの安定化が図れる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作性に優れ、たとえ狭い検査室内であっても検査室内の
煩雑さを解消するとともに、装置配置位置の自由度が高
く、かつ精度の高い位置検出を可能にする内視鏡形状検
出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図5は本発明の第1実施形態に係
り、図1は内視鏡形状検出装置を説明する斜視図
【図2】内視鏡形状検出装置の概略構成を説明する図
【図3】コイルユニットの検出面の検出方向を制御装置
に対して180度変更した状態の内視鏡形状検出装置を
示す斜視図
【図4】コイルユニットの検出面の検出方向が装置前面
を向いた状態の内視鏡形状検出装置の配置状態を示す図
【図5】コイルユニットの検出面の検出方向が装置後面
を向いた状態の内視鏡形状検出装置の配置状態を示す図
【図6】図6ないし図10は本発明の第2実施形態に係
り、図6は内視鏡形状検出装置を上方から見て他の構成
を説明する図
【図7】内視鏡形状検出装置のコイルユニットの検出面
の検出方向が装置前面を向いた状態を示す図
【図8】内視鏡形状検出装置のコイルユニットの検出面
の検出方向が装置左面を向いた状態を示す図
【図9】内視鏡形状検出装置のコイルユニットの検出面
の検出方向が装置後面を向いた状態を示す図
【図10】コイルユニットの検出面の検出方向が装置右
面を向いた状態の内視鏡形状検出装置の配置状態を示す
【図11】内視鏡形状検出装置のコイルユニットの他の
配置例を示す図
【図12】図12ないし図14は本発明の第3実施形態
に係り、図12は内視鏡形状検出装置を上方から見て別
の構成を説明する図
【図13】内視鏡形状検出装置のコイルユニットの検出
面の検出方向が回動して変化する状態を説明する図
【図14】内視鏡形状検出装置のコイルユニットの検出
面の検出方向が装置後面を向いた状態を示す図
【図15】図15ないし図18は本発明の第4実施形態
に係り、図15は内視鏡形状検出装置のコイルユニット
の検出面の検出方向を変化させる検出面検出方向変更手
段を説明する図
【図16】検出面検出方向変更継手の連結部の構成を説
明する図
【図17】検出面検出方向変更継手の収納状態を説明す
る図
【図18】検出面検出方向変更継手の作用を説明する図
【符号の説明】
10…内視鏡形状検出装置 20…コイルユニット 21…検出面 30…制御装置 40…支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野田 文幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内村 澄洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 丸山 雅弘 東京都三鷹市井口4丁目4番地51号 (56)参考文献 特開 平9−28659(JP,A) 特開 平8−107874(JP,A) 特開 平6−285043(JP,A) 特開 平7−255723(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡挿入部内の磁界発生素子の発する
    磁界を検出する複数の磁界検出素子を配置したコイルユ
    ニット若しくは内視鏡挿入部内の磁界検出素子で検出さ
    れる磁界を発する磁界発生素子を配置したコイルユニッ
    トと、前記磁界発生素子に駆動信号を供給する送信ブロ
    ック及び前記磁界検出素子が検出した信号を受信する受
    信ブロックを内蔵した制御装置とを支柱を介して一体的
    に構成し、 前記コイルユニットの検出面の検出方向を前記制御装置
    に対して変更可能であることを特徴とする内視鏡形状検
    出装置。
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