JP3283331B2 - 配管内付着物の厚さ測定装置 - Google Patents

配管内付着物の厚さ測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定管を挟んで両側
にそれぞれ配置される放射線源および放射線量センサを
含む管内付着物の厚さ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にビルやマンションなどの建造物に
おいて、給水配管などの管の内部に鉄分などの腐食に伴
い錆等が付着して、この付着物の形成により次第に管内
が閉塞されることがある。このように管内が閉塞される
場合、この給水配管を介して供給する水等の量が少なく
なったり、あるいは水質が悪くなるという問題があるの
で、管内の付着物の厚さが大きいかどうかを確認し、所
定の厚さを越えている場合には付着物を除去する必要が
ある。
【0003】そこで従来、例えば特公昭60−2573
08号公報や、特公昭61−274210号公報に示さ
れるように、被測定管を挟んでその両側に放射線を放射
する放射線源と放射線量を検出する放射線センサとをそ
れぞれ設け、被測定管内に付着する付着物の厚さを測定
するものが提案されている。この従来の管内付着物の厚
さ測定装置では、まず被測定管と同等の基準管の放射線
減衰量を付着物のない状態で検出したり、あるいは理論
計算を行なうことにより基準値を求めるとともに、被測
定管の一方の側を透過した後、他方の側を透過した放射
線量を放射線センサにより検出して、この検出値を上記
の基準値と比較することにより放射線源、放射線センサ
間で減衰する放射線の強さを求めて、この放射線減衰量
などに基づいて被測定管の両方の部分に付着する付着物
の合計の厚さをまとめて算出するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に給水
配管などにあっては、パイプシャフト等の狭い場所や作
業性の劣る場所に設けられていることが多いことから、
このような狭い場所で簡単に被測定管に装着できる厚さ
測定装置が求められている。しかしながら、上述した従
来技術では、狭い場所での被測定管への装着が困難であ
るという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、被測定管に簡単
に装着できるとともに、被測定管の全周にわたって付着
物の厚さを正確に測定することのできる配管内付着物の
厚さ測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、被測定管を挟んでその両側に放射線を放射
する放射線源と放射線量を検出する放射線センサとをそ
れぞれ設け、上記被測定管内を透過した放射線量を検出
して被測定管内に付着する付着物の厚さを測定する配管
内付着物の厚さ測定装置において、上記被測定管を挟持
可能な一対の腕を有する基部と、この基部により支持さ
れ、上記被測定管の周囲に設けられる分割可能な環状の
案内体と、上記放射線源および放射線センサがそれぞれ
取付けられるとともに、上記案内体により案内され上記
被測定管の外周面に沿って回動可能な一対の取付板と、
これらの案内体および取付板の少なくとも一方に設けら
れ、案内体および取付板の少なくとも一方を仮結合する
仮結合手段とを備え、上記被測定管の外周面に沿って上
記放射線源および放射線センサが一体的に回動する構成
にしてある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したので、被測定管
が例えば給水配管のように端部が連結され、開放端を有
しない場合、この被測定管を一対の腕で挟持することに
より基部を被測定管に対して固定した後、分割した案内
体を上記の被測定管の周囲で組み立てて、上記の案内体
およびこの案内体に設けられる取付板の少なくとも一方
を仮結合手段により仮結合して、この状態で案内体を上
記の基部により支持するようになっている。これによっ
て、分割した案内体を被測定管の周囲で容易に組み立て
て一体化することができ、すなわち、当該厚さ測定装置
を被測定管に簡単に装着できる。
【0008】また、放射線源および放射線センサが取付
けられる取付板は、上記の案内体により案内され、上記
の被測定管の外周面に沿って回動するので、上記の放射
線源および放射線センサを被測定管の外周面に沿って回
動させながら、これらの放射線源および放射線センサに
より付着物の厚さを測定する。これによって、被測定管
の全周にわたって付着物の厚さ測定を正確に行なうこと
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の配管内付着物の厚さ測定装置
の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の配管
内付着物の厚さ測定装置の一実施例を示す平面図、図2
は図1の厚さ測定装置を裏面側から見た図、図3は図1
の厚さ測定装置を示す側面図、図4は図1の厚さ測定装
置に備えられる案内体の分割部を拡大して示した図、図
5は図1の厚さ測定装置により配管内付着物の厚さ測定
を行なう際の作動原理を説明する図である。
【0010】本実施例の厚さ測定装置は、図3に示すよ
うに、被測定管1に対して固定可能な基部2と、この基
部2により支持され、被測定管1の外周面の周囲に設け
られる円環状で分割可能な案内体3、4と、この案内体
3、4により案内される一対の円弧状の取付板5、6と
を有している。一方の取付板5の両端のそれぞれには、
図1に示すように、フック8、ピン9が設けられ、他方
の取付板6の両端のそれぞれには、上記のフック8と係
合する他のピン10と、上記のピン9と係合する他のフ
ック7が設けられている。一方のフック7をピン9に引
掛けたとき、これらのフック7とピン9との距離が狭ま
った状態で仮結合でき、同様に他方のフック8をピン1
0に引掛けたとき、これらのフック8とピン10との距
離が狭まった状態で仮結合できるようになっている。な
お、これらのフック7、8およびピン9、10によっ
て、一対の取付板5、6を仮結合する仮結合手段が構成
されている。
【0011】上述した一方の取付板5には、放射線を放
射する放射線源11がスライド体11aを介して取付け
られ、上述した他方の取付板6には、被測定管1を挟ん
で放射線源11と対向し、放射線量を検出する放射線セ
ンサ12と、被測定管1の肉厚を測定する超音波探触子
13とがそれぞれスライド体12a、13aを介して取
付けられている。これらの放射線源11および放射線セ
ンサ12は、被測定管1を挟んで互いに対向するような
位置関係で取付板5、6の所定位置に取付けられるよう
になっており、超音波探触子13は放射線センサ12か
ら所定距離、離れた位置に配置されている。また、スラ
イド体11aにより放射線源11が被測定管1に対して
相対的移動可能であり、同様に、スライド体12a、1
3aにより放射線センサ12、超音波探触子13がそれ
ぞれ被測定管1に対して相対的移動可能である。
【0012】上述した基部2は、図2に示すように、コ
の字状に形成されるフレーム14と、このフレーム14
の両側部にそれぞれ支持され、互いに平行に配置される
回転軸15および案内軸16と、回転軸15の両端にそ
れぞれ装着される操作つまみ17、18と、回転軸15
に形成される一対のねじ部15aおよび逆ねじ部15b
にそれぞれ螺合し、案内軸16により案内される一対の
腕19、20とからなっている。上記の一対の腕19、
20は、同図2に示すように、被測定管1を挟持可能で
ある。上記のフレーム14より側方へそれぞれ突出する
突出部14a、14bは、上記の回転軸15および案内
軸16と直交する締付ねじ21、22をそれぞれ回転可
能に支持するようになっている。
【0013】上述した案内体3は、図3に示すように、
上記のフレーム14の一端に固定される第1のガイドレ
ール23と、このガイドレール23に対し上記の締付ね
じ21、22を介して固定される第2のガイドレール2
4と、図1に示すように、これらのガイドレール23、
24に形成される一対の溝23a、24aに挿入される
可動板25、26と、ガイドレール23、24に取付け
られ、可動板25、26の抜出しを防止する抜止板2
7、28とからなっている。これらのガイドレール2
3、24、溝23a、24a、および可動板25、26
は、図1に示すように、それぞれ半円環状に形成されて
いる。なお、上記の半円環状の溝23a、24aによ
り、被測定管1の外周面に沿って設けられる円環状の溝
が構成されており、この円環状の溝に上記の可動板2
5、26が係合した状態で、これらの可動板25、26
および上記の取付板5、6が回動するようになってい
る。
【0014】上述した第2のガイドレール24の端部に
は、図2に示すように、それぞれ周方向に突出して上記
の締付ねじ21、22の各一端が螺合する耳部24b、
24cが設けられている。上記の締付ねじ21、22の
各端には、操作つまみ21a、22aが取付けられてい
る。上記のガイドレール23、24のそれぞれの一端に
は、図4に示すように、ノックピン29およびノック穴
30が設けられており、各他端も同様である。また、上
記の可動板25、26のそれぞれの一端には、ノックピ
ン31およびノック穴32が設けられており、各他端も
同様である。
【0015】この実施例にあっては、測定準備を行なう
際、まず第1のガイドレール23の溝23aに一方の可
動板25を係合させ、第2のガイドレール24の溝24
aに他方の可動板26を係合させた状態で、第1のガイ
ドレール23から第2のガイドレール24を分離する。
このとき、一方の可動板25には、放射線源11が所定
位置に取付けられる取付板5が固定され、他方の可動板
26には、放射線センサ12および超音波探触子13が
所定位置に取付けられる他の取付板6が固定されてい
る。このように案内体3、4を分割した状態で、第1の
ガイドレール23を被測定管1の一方の側に配置し、基
部2の操作つまみ17、18の一方を操作して回転軸1
5を回転することにより腕19、20を閉じる。これに
よって、腕19、20で被測定管1を挟持することか
ら、この被測定管1に対して基部2が固定される。
【0016】次いで、上記の分離した第2のガイドレー
ル24を把持して被測定管1の他方の側に配置し、この
ガイドレール24の両端を第1のガイドレール23の両
端にそれぞれ対向させて、ノックピン29をノック穴3
0に嵌入することによって位置決めを行ないながら、こ
れらのガイドレール23、24を再び組み立て、同様に
他のノックピン31を他のノック穴32に嵌入すること
によって位置決めを行ないながら、可動板25、26を
組み立てる。この状態で、一方のフック7をピン9に引
掛けてフック7とピン9との距離が狭まった状態を保持
し、同様に他方のフック8をピン10に引掛けてフック
8とピン10との距離が狭まった状態を保持することに
より、取付板5、6を仮結合する。このとき、これらの
取付板5、6が案内体3、4の可動板25、26にそれ
ぞれ固定されていることから、案内体3、4も仮結合さ
れる。
【0017】次いで、第2のガイドレール24の耳部2
4b、24cに締付ねじ21、22の各一端を螺合させ
て操作つまみ21a、22aを操作して締め込み、これ
らの締付ねじ21、22を介して第2のガイドレール2
4を第1のガイドレール23に対して強固に結合する。
これによって、案内体3、4が一体化されるとともに、
上記の溝23a、24aからなる円環状の溝が被測定管
1の外周面に沿って設けられる。このとき、図5に示す
ように、放射線源11と放射線センサ12とは、被測定
管1の中心軸を挟んで互いに対向するようになってい
る。さらに、放射線源11と放射線センサ12とをそれ
ぞれスライド体11a、12a上をスライドさせること
によって、被測定管1の外周面から所定距離、例えば数
mmの位置まで接近させるとともに、超音波探触子13
をスライド体13a上をスライドさせることにより被測
定管1の外周面に密着させる。
【0018】このようにして測定準備を行なった後、放
射線源11から放射線を放射すると、この放射線が被測
定管1の一方の側を透過した後、他方の側も透過するの
で、この透過後の放射線量を放射線センサ12により検
出して、これらの放射線源11、放射線センサ12間で
減衰する放射線の強さに基づいて被測定管1内に付着す
る付着物33の厚さを算出する。この算出を行なう方法
は、基本的には放射線が物体を透過する際に一定の減衰
率で減衰する性質を用いるようになっている。すなわ
ち、物体を透過する前後の放射線強度と、物体を透過す
る際の放射線減衰係数とに基づいて物体の厚さが算出さ
れる。
【0019】上述した原理を用いて付着物33の厚さを
被測定管1の全周にわたって求める際、まず放射線源1
1、放射線センサ12および超音波探触子13を第1の
測定位置、例えば図5に示すようにそれぞれ被測定管1
の左側、右側、上部に配置して、放射線センサ12によ
り放射線強度の検出を行なうとともに、超音波探触子1
3により被測定管1の肉厚測定を行ない、これらの測定
位置、放射線強度および被測定管1の肉厚の情報を図示
しない記憶装置により記憶する。次いで、放射線源1
1、放射線センサ12および超音波探触子13を案内体
3の案内により一体的に時計方向へ90°回動させるこ
とにより第2の測定位置に配置し、同様に透過した放射
線強度の検出および被測定管1の肉厚測定を行ない、こ
れらの測定位置、放射線強度および被測定管1の肉厚の
情報を上記の記憶装置により記憶する。次いで、放射線
源11、放射線センサ12および超音波探触子13を時
計方向へさらに90°回動させることにより第3の測定
位置に配置し、同様に透過した放射線強度の検出および
被測定管1の肉厚測定を行ない、これらの測定位置、放
射線強度および被測定管1の肉厚の情報を上記の記憶装
置により記憶する。次いで、放射線源11、放射線セン
サ12および超音波探触子13を時計方向へさらに90
°回動させることにより第4の測定位置に配置し、同様
に透過した放射線強度の検出および被測定管1の肉厚測
定を行ない、これらの測定位置、放射線強度および被測
定管1の肉厚の情報を上記の記憶装置により記憶する。
【0020】このような測定動作を被測定管1の全周に
わたって行なった後、例えば上述した第1の測定位置お
よび第3の測定位置での放射線強度と、上述した第2の
測定位置での被測定管1の肉厚と、上述した第4の測定
位置での被測定管1の肉厚と、あらかじめ設定される放
射線減衰係数および被測定管1の外径と、被測定管1の
ない状態であらかじめ測定した放射線強度とに基づいて
所定の方程式を解き、被測定管1内に付着する付着物3
3の厚さを算出し、他の測定位置でも同様に付着物33
の厚さを算出するようになっている。
【0021】このように構成した実施例では、被測定管
1が例えば給水配管のように端部が連結され、開放端を
有しない場合であっても、この被測定管1を一対の腕1
9、20で挟持することにより基部2を被測定管1に対
して固定した後、分割した案内体3、4を被測定管1の
周囲で組み立てて、案内体3、4に設けられる取付板
5、6をフック7、8およびピン9、10により仮結合
し、この状態で案内体3、4を上記の基部2により支持
するようになっていることから、分割した案内体3、4
を被測定管1の周囲で組み立てて一体化する作業を容易
に行なうことができる。さらに放射線源11、放射線セ
ンサ12のそれぞれが異なる取付板5、6に取付けられ
るので上記の案内体3、4の分割に何ら支障がなく、し
たがって、当該厚さ測定装置を被測定管1に簡単に装着
できる。
【0022】また、放射線源11、放射線センサ12お
よび超音波探触子13の回動方向は、被測定管1の外周
面に沿って設けられる円環状の溝によって規制されるこ
とから、被測定管1の外周面に対して放射線源11、放
射線センサ12および超音波探触子13を常に一定の測
定位置に保つことができ、したがって、被測定管1の付
着物33の厚さを被測定管1の全周にわたって正確に測
定することができる。
【0023】また、基部2の腕19、20が被測定管1
の周方向へ開閉可能であるとともに、放射線源11、放
射線センサ12および超音波探触子13がそれぞれスラ
イド体11a、12a、13aにより被測定管1の周方
向へスライド可能であることから、被測定管1に対する
放射線源11、放射線センサ12および超音波探触子1
3の周方向の位置合わせを容易に行なうことができる。
【0024】また、分割した案内体3、4を再び一体化
する際、ガイドレール23、24の両端の位置ずれを防
止できるとともに、可動板25、26の両端も同様であ
り、さらに締付ねじ21、22を締め込むことによりガ
イドレール23、24を強固に結合させることができ、
一対の溝23a、24aからなる円環状の溝や可動板2
5、26が変形することなく良好な状態に保つことがで
きる。したがって、上記の溝23a、24a内で可動板
25、26を円滑に回動させることができる。
【0025】なお、本実施例では、案内体3、4の可動
板25、26を回動させる回動手段を特に説明していな
いが、例えば可動板25、26の外周面等にギヤ部を形
成するとともに、このギヤ部と噛合し、小型の電動機で
駆動される歯車を設けて、この電動機の駆動により可動
板25、26を自動的に回動させたり、あるいは、手動
により可動板25、26を回動させる方法を用いること
もできる。
【0026】さらに、この実施例では付着物33の厚さ
を被測定管1の全周にわたって求める際の測定位置を4
つに設定したが、この測定位置を5つ以上に設定してよ
り詳細に付着物33の厚さを被測定管1の全周にわたっ
て求めることもできる。
【0027】さらに、この実施例では、取付板5、6を
仮結合する仮結合手段を取付板5、6に備えたが、案内
体3、4を仮結合する仮結合手段を案内体3、4に備え
たり、あるいは、これらの案内体3、4および取付板
5、6の両方にそれぞれ仮結合手段を備えることもでき
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、被
測定管に簡単に装着できる配管内付着物の厚さ測定装置
を得ることができるとともに、被測定管内に付着する付
着物の厚さを被測定管の全周にわたって正確に測定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管内付着物の厚さ測定装置の一実施
例を示す平面図である。
【図2】図1の厚さ測定装置を裏面側から見た図であ
る。
【図3】図1の厚さ測定装置の断面図である。
【図4】図1の厚さ測定装置に備えられる案内体の分割
部を拡大して示した図である。
【図5】図1の厚さ測定装置により配管内付着物の厚さ
測定を行なう際の作動原理を説明する図である。
【符号の説明】
1 被測定管 2 基部 3、4 案内体 5、6 取付板 7、8 フック 9、10 ピン 11 放射線源 12 放射線センサ 13 超音波探触子 19、20 腕 21、22 締付ねじ 23、24 ガイドレール 23a、24a 溝 25、26 可動板 27、28 抜止板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−18729(JP,A) 特開 平6−281437(JP,A) 特開 平6−235627(JP,A) 特開 平5−26651(JP,A) 特開 平5−26650(JP,A) 特開 平5−26649(JP,A) 特開 平5−26648(JP,A) 特開 平1−270649(JP,A) 実開 平2−101211(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 15/02 G01N 23/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定管を挟んでその両側に放射線を放
    射する放射線源と放射線量を検出する放射線センサとを
    それぞれ設け、上記被測定管内を透過した放射線量を検
    出して被測定管内に付着する付着物の厚さを測定する配
    管内付着物の厚さ測定装置において、上記被測定管を挟
    持可能な一対の腕を有する基部と、この基部により支持
    され、上記被測定管の周囲に設けられる分割可能な環状
    の案内体と、上記放射線源および放射線センサがそれぞ
    れ取付けられるとともに、上記案内体により案内され上
    記被測定管の外周面に沿って回動可能な一対の取付板
    と、これらの案内体および取付板の少なくとも一方に設
    けられ、案内体および取付板の少なくとも一方を仮結合
    する仮結合手段とを備え、上記被測定管の外周面に沿っ
    て上記放射線源および放射線センサが一体的に回動する
    ようにしたことを特徴とする配管内付着物の厚さ測定装
    置。
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