JP3283005B2 - 画像データの遷移を生じないようにするデータ転送方法 - Google Patents

画像データの遷移を生じないようにするデータ転送方法

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/003Details of a display terminal, the details relating to the control arrangement of the display terminal and to the interfaces thereto
    • G09G5/006Details of the interface to the display terminal

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、表示
装置に転送される画像データの変換(加工)法であっ
て、より具体的には、有限のビット数を単位として階調
等を表現する場合において、データの変化量(データ遷
移の数)が削減されるようにデータを変換し、転送し及
び復元することの工夫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ関連機器であるCRT表示
装置(ディスプレイ)や最近急速に普及しつつある液晶
表示装置(LCD: Liquid Crystal Display)において
は、階調表示を行うにあたって様々な手法が採用されて
いる。階調表示は、例えば明度について言えば、最も明
るい白と黒との間に多くの中間の明るさの段階を設けて
表示するというものである。この階調表示は、画像デー
タ中において示されるが、その中には、有限のビット数
を単位としてブロック分けして、そのブロック内のビッ
トによって表現可能な2進数表現で画像データの階調を
示すものがある。
【0003】例えば、4ビットを単位としてブロック分
けする場合には、各ビット毎に0又は1をもって2つの
状態を表現できるために、24 =16の状態すなわち1
6階調を表現することができることになる。同様にし
て、6ビットをもってブロック分けするならば、26
64の状態をもって、64階調を表現することができる
ことになる。多くのドライバでは、3ビット(8階
調)、4ビット(16階調)、6ビット(64階調)、
8ビット(256階調)といったブロック分けによる、
出力レベル数が限定されたディジタル方式が一般的であ
る。これらの階調である出力レベルを実際の明暗の表示
に直すためには、予め各階調のそれぞれに必要な電圧レ
ベルを設けておき、階調に応じて選択的に所定のレベル
を出力できるようにしておけばよい。
【0004】このような有限のビット数を単位としてブ
ロック分けされた2進数表現の画像データは、複数のデ
ータ線を通じて平行して(in parallel )転送されること
が多い。必要となるデータは、ある時点において平行し
て送られてくる平行したデータ全体であるとしても、例
えば画像データをリフレッシュする場合などのように時
系列的に新たな画像データを順次供給していくような場
合には、いずれかのデータ線において、前に送られたデ
ータと次に送られるデータとの間に必然的に0と1との
間で相互に変わるような遷移(transition)が現れてくる
ことになる。なお、これら0と1との区分けについて
は、例えば、所定の電圧レベル以下は0として、所定の
電圧レベル以上は1とすることによって区分けするなど
する設定が採用されており、当業者であればきわめて容
易になし得る。
【0005】ただし、このように0と1との間で相互に
変わるような遷移は、電磁(電波)雑音干渉(EMI:E
lectro Magnetic Interference)を考慮した場合には、
できれば生じないことが好ましい。EMIでは、製品あ
るいはシステム全体として特定の団体や国で定められて
いるかあるいは世界的に定められている許容値(規格
値)をパスする必要がある。
【0006】このようなEMI輻射は,基板上などに配
線された内部回路などからも生じるが、いわゆるデータ
線の集合としてのバス、インターフェイス・ケーブルか
ら起きる場合において問題となる場合が多く見受けられ
る。なぜならば、インターフェイス・ケーブルがEMI
輻射のアンテナとなり、ケーブルが長ければ長いほどE
MI輻射は増大するという性質があるからである。イン
ターフェイス・ケーブル等は、それ自体が、分離して離
れている機器同士を仲介して接続するための部品となる
ようなものであるため、ある程度実用に耐え汎用に耐え
る長さを必要とする事情もある。
【0007】また、EMI輻射は、信号の周波数成分に
比例し、信号の繰り返しが速くなればなるほど強くなる
という関係(一般的性質)がある。転送されてくるある
特定のビットのみ(ブロック分けされた4ビット中にあ
るどれか1ビットのみの意味)に着目して、順次転送さ
れてくるデータの1と0との間での時系列変化を追って
みると、ディジタル信号がHLHL(パルス表示として
は1010:Hは高レベルで1、Lは低レベルで0)を
単純に繰り返すような場合に、最も強いEMI輻射が生
じる。このような状態が、時系列的なある期間(単位時
間)あたりでのディジタル量の変化が最も頻繁に生じて
いる場合に相当しており、時系列的に隣接して転送され
て生じる1と0との間での相互の遷移が最も頻繁に生じ
ていることになり、信号の繰り返し数すなわち周波数が
高いことになる。
【0008】図1を用いて、実際の液晶表示における画
像データの流れを説明する。
【0009】図1は、LCDの例として、薄膜トランジ
スタ(TFT:Thin Film Transistor)を用いたLCD
モジュール10の構成を示す。ゲートアレイ11から延
びるディジタル・データ・バス及びクロック20は、X
ードライバ(データ・ドライバまたはソース・ドライバ
ともいう)30及びYードライバ(ゲート・ドライバと
もいう)40に対して個々に丹念に接続されており、X
とYとで特定されるピクセル電極におけるTFTを駆動
することができるようにされている。
【0010】ここでのゲートアレイ11は、これらドラ
イバへの信号の供給を制御すること等の機能面から、L
CDコントローラ11とも呼ばれている。これらLCD
コントローラやドライバは、ハードウエアとしては、内
部配線された内部論理(ロジック)装置、例えばLSI
として実現されている。
【0011】ここで採用されているところの最終的な表
示における画像データの流れは、ブロック化された画像
データが、ソース線から順次画面の横方向(水平方向)
の画素すなわちピクセル(pixel)が時系列的に送られ、
ゲート線が制御されることによって所定のタイミングを
もって適切な画素において表示される。これが、いわゆ
る画像データの走査(scan)である。すなわち、画像デー
タは、まず主走査方向として横方向(水平方向)へと送
られ、主走査方向へ全て送り終えると、次に縦方向(垂
直方向)へとずれてから、やはり主走査方向として横方
向(水平方向)へと送られていく。
【0012】図2は、画像データの走査にあたって、ゲ
ートアレイ11から延びるディジタル・データ・バス及
びクロック20を通じて時系列的に転送されてくる画像
データと、有限のビット数を単位としてブロック分けさ
れて取り出されるデータとの対応を示した模式図であ
る。データ転送においては、多くのデータを大量にかつ
高速に処理する必要性から、一般に、並列されたデータ
線を通じて信号が平行に(パラレルに:in parallel)転
送されてくる。
【0013】図2では、ディジタル・データ・バスの1
2本のデータ線(クロックを除く)を通じて平行に転送
がなされている。12本のデータ線は区分けされて専用
化されて利用されている。例えば、RGBによるカラー
処理の場合において、夫々が、R階調用の4ビット、G
階調用の4ビット、B階調用の4ビット、として専用化
されている。従って、ブロック分けされた4ビットを単
位とするデータとして容易に取り出すことができる。
【0014】12ビットの平行して転送されてくるデー
タから、これら4ビットを単位としてブロック分けされ
たデータを取り出すためには、ブロックになるべき4ビ
ットを最上桁から最下桁へ順次取り出していくか、また
はそれとは逆に、最下桁から最上桁へと順次取り出して
いくこと等が考えられる。ここでの順次取り出しに要す
る時間やそれに伴うEMI上の輻射は、外部データ線の
集合であるバス、インターフェイス・ケーブルを通じて
生じるようなものではないため、本発明においては特に
問題としない。
【0015】時系列的に捉えても、ブロックになるべき
4ビットは実質的に同時に取り出されるものとして差し
支えない。このようなディジタル・データ・バス及びク
ロック20からブロックになるべきデータを取り出すた
めには、当業者であれば様々な手法を採用可能であるた
め、ここではその具体的な説明を省略する。
【0016】有限のビット数を単位としてブロック分け
された2進数表現をもって階調が表現されている場合に
おいて、EMI対策上問題となるデータ転送の態様を考
慮してみる。最終的には、比較すべきブロック同士に生
じている総合的な対応ビット同士に生じている遷移の総
数を問題にすることに変わりはないが、まず最初は、デ
ータ転送がされる単位であるブロック全体を捉えてみる
必要性が出てくる。
【0017】このようなブロック全体を捉える必要性
は、少なくとも2種類あるブロック化された画像データ
を表示するためにどのように供給していくかというこ
と、すなわち走査の方法や方向にも関わってくることで
はある。これは主として、ブロック内における桁上がり
や桁下がりの数学的性質を考慮する必要性に起因するも
のである。
【0018】このことを前提として、最終的なEMI上
の問題が、比較すべきブロック同士に生じている総合的
な対応ビット同士に生じている遷移の総数となってくる
理由は、n本のインターフェイス信号に同じ波形のディ
ジタル信号を送る場合のEMI輻射は、1本の信号にそ
の信号を送る場合のn倍となる、というデータ転送とE
MI輻射との間にある関係(一般的性質)に因る。すな
わち、ブロック内の4ビット全てに遷移が生じている場
合の輻射は、1ビットのみに遷移が生じている場合の4
倍となるのである。
【0019】本発明の実施例が前提としている走査の方
法(方向)は、画像データが、ソース線から順次画面の
横方向の画素(pixel)に送られ、ゲート線が所定のタイ
ミングで制御されることによって、適切な画素において
表示されるというものである。これはLCDにおけるご
く一般的な走査の方法(方向)である。図1を正面から
見た場合において、あるゲート線(水平線又は横線)に
注目すると、あるゲート線の左から右へとデータが送ら
れていく(走査される)ことになる。従って、右に先
(前)に送られるブロック全体と、それよりも左に一つ
手前にあって次に右に送られるすなわち次(後)に送ら
れるブロック(次のブロック)全体との間での比較が問
題となってくる。すなわち、これらのブロック内のビッ
トの何れか一つに遷移が生じていれば先(前)に送られ
るブロックと次(後)に送られるブロックとではブロッ
クの種類が異なることになり、遷移が生じる。
【0020】すなわち、この一般的な走査における転送
では、時系列的に隣接することになってしまう、異なる
種類のブロック同士が最も問題となってくることが分か
る。ただし、たとえ時系列的に直接的には隣接しないブ
ロック同士であっても、走査の単位を長い期間でとらえ
た場合には、結果的には遅かれ早かれいつかは遷移は起
きるのであるから、時系列的には隣接していると言うこ
ともできる。従って、本明細書において用いている「隣
接」の意義は、単にブロック同士が隣り合っている場合
のみを指すというような狭い意味に解釈すべきではな
く、本発明の技術的思想が適用できる範囲内において広
く解釈すべきである。
【0021】ところで、1ブロックを4ビットでブロッ
ク分けして、これら4ビットによって表現できる16の
状態(16進数表現)を、この16進数に対応する2進
数が数学的に順次桁上がっていった場合として考えてみ
る。ここで4ビットのうちの遷移が生じたビットの数
(0と1との間での相互の遷移数)を数えてみると、以
下のようになる。
【0022】 16進数表現 2進数表現 遷移(0と1との間での相互の遷移数) 0 0000 (基準) 1 0001 1 2 0010 2 3 0011 1 4 0100 3 5 0101 1 6 0110 2 7 0111 1 8 1000 4 9 1001 1 10(A) 1010 2 11(B) 1011 1 12(C) 1100 3 13(D) 1101 1 14(E) 1110 2 15(F) 1111 1 0 0000 4
【0023】ここでの遷移は、2進数表現における数学
的な順次桁上がりに従って、1、2、1、3、1、2、
1、4、1、2、1、3、1、2、1、4、・・・と変
化していくことが分かる。
【0024】ここで、従来技術においては、遷移がうま
く連続的に1ビットしか変化しないようなグレイコード
(gray code)というコードが考案されている。このコー
ドでは、16進数表現と2進数表現とについて数学的な
意味での桁上がりの順序が失われることになるが、以下
のようになる。
【0025】 16進数表現 グレイコード 遷移(0と1との間での相互の遷移数) 0 0000 (基準) 1 0001 1 3 0011 1 2 0010 1 6 0110 1 7 0111 1 5 0101 1 4 0100 1 12(C) 1100 1 13(D) 1101 1 15(F) 1111 1 14(E) 1110 1 10(A) 1010 1 11(B) 1011 1 9 1001 1 8 1000 1 0 0000 1
【0026】ここでの遷移は、数学的な順次桁上がりに
は従っていないが、1、1、1、1、1、1、1、1、
1、1、1、1、1、1、1、1、・・・と変化してお
り、全ての遷移を1に統一して設定することが可能とな
る。しかし、グレイコードには次のような欠点がある。
【0027】欠点の第1は、グレイコードと2進数表現
との間での対応をとるためのルックアップテーブルが必
要になるということである。これは16進数表現がその
本来の数学的な桁上がりとは無関係になっていることか
らも容易に予想できることである。ここで必要となるル
ックアップの参照手続きは、できれば省略したい冗長な
手続きであり、高速化や簡素化を実現するためにはこの
ような手続きを介しなくてはならないことは好ましくな
い。
【0028】欠点の第2は、グレイコードはそのコード
の体系全体が系統的に取り扱われることで初めて意味を
もってくるものであり、そうでない場合には対応できな
いということである。例えば、そのコード内の任意の
(いわばランダムな)2つの階調の状態を取り出してそ
れらの間での遷移を考えなくてはならないような場合に
は、予定していない遷移となるため、柔軟に対応するこ
とができないということである。
【0029】なるほど、データが漸次1ずつ遷移してい
くことが予めわかっているような定型的階調のあるデー
タのみを扱えば済むというのであれば、グレイコードは
きわめて有効な手段となることであろう。しかし、画像
データの表示では、画面の背景とその上に表示される文
字というような設定に代表されるように、輝度差などを
大きくとってその区分けをきっちりとさせる(狭義には
大きいコントラストとする)設定が多用されている。
【0030】このような設定が多用される理由として
は、ユーザにとって区分け又は区切りの境界の見分けが
つきやすいようにするため等が考えられる。このような
設定をすべきところでデータが漸次1ずつ遷移していく
ような遷移を与えたのでは、境界(輪郭)がぼやけてし
まって都合が悪いのである。すなわち、明確なエッジが
得られるように、意図的に急激な遷移を与えている場合
が多いのである。
【0031】典型的な表示としては、真っ黒な背景の上
に目立つように明るい輝度の文字を表示する場合が挙げ
られる、DOSのプロンプト表示のようなものが一般的
にも馴染み深くイメージしやすいと思われる。
【0032】典型的なEMI試験では、暗い背景中にお
いて四方八方に明るいHパターンの文字を多数散点的に
繰り返し表示した状態が再現されることがある(図5参
照)。このような繰り返しパターンが利用される理由と
しては、このパターンによってHの文字を構成している
ー(横線)の両側のI(縦線)とI(縦線)とが縦方向
に比較的長く伸びているために横方向(水平方向)の走
査において多数横切らなければならないため、急激な遷
移を多数生じさせることができるからである。EMI対
策を考える上において、現実にあり得る文字表示に即し
た最悪の状態の一つと想定できる。
【0033】その他にも、LCDのデータ線におけるデ
ータ転送では、利用される画像データの特徴からその変
化量を評価してみると、各ビットがランダムに変化して
いる場合は非常に少なく、ある規則性を持った変化をし
ていることが多いのである。ある規則性とは、具体的に
は、データの変化量が多い時には、ブロック内の上位ビ
ットあるいは下位ビットで同時に変化が生じることが多
いということである。
【0034】このような規則性が現れる理由には、限ら
れたビット数をもって階調を表現していることとの関係
で、数学的な繰り上がりや繰り下がりが起きることやそ
の範囲内で表現できる状態を最大限利用していることと
も密接に関係している。
【0035】具体的な数字をあてはめて、この関係を説
明してみる。例えば、2つの階調(深さ)を任意抽出し
て、背景の表示に0001の階調(深さ)を用いて、文
字の表示に1110の階調(深さ)を用いた場合を考え
る。すると、これらの間でのビットの遷移(0と1との
間での相互の遷移数)は4ということになる。ここで
は、上位ビット(左から3ビット)と下位ビット(右1
ビット)が同時に変化している。
【0036】また、数学的に表現された状態である11
11が、数学的に桁上がりすることによって0000に
なったり、これとは逆に、数学的に表現された状態であ
る0000が、数学的に桁下がりすることによって11
11になったりするという性質がある。すなわち、4ビ
ットの範囲で表現できる状態を最大限利用して0000
と1111とを表現しているために仕方ない。
【0037】結局、画像データ内に混在している複数種
類の画像データ(少なくとも2種類)間において急激な
遷移が生じている場合には、1ずつ遷移することのみを
予定しているグレイコードでは対処することが不可能と
なる。このような場合でも煩雑な手続きを要することな
く、EMI上の問題が生じないように画像データが転送
されることが望まれる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、煩雑
な手続きを要することなく、表示装置に転送される画像
データを変換(加工)し復元することによって、転送中
におけるデータ変化量(データ遷移の数)を削減するこ
とにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明では、有限のビッ
ト数を単位としてブロック分けされ2進数表現されてい
るが2進数表現の異なる少なくとも2種類の画像データ
部分を含む、画像データを転送する方法及び装置が提供
される。
【0040】まず、画像データ中の第1の画像データ部
分を、当該第1の画像データ部分と異なる種類の第2の
画像データ部分と有限数のビット数を単位としてブロッ
ク分けされた2進数表現においてより類似したものにな
るように、変換する。このことによって、EMI上対策
上有利な転送をするための前準備がなされる。
【0041】次に、当該より類似したものになるように
変換されている第1の画像データ部分を、当該他の少な
くとも1種類の第2の画像データ部分と時系列的に隣接
させて、転送する。かかる転送によれば、走査をする際
に遷移が生じないようにすることができ、EMI対策上
有利な転送が実現できる。
【0042】最後に、当該転送ステップの実行後におい
て、当該より類似したものになるように変換されている
第1の画像データ部分を、変換前の状態へ復元する。こ
れによって、一旦は転送の前準備で変換された第1の画
像データ部分が、元どおりに復元できる。
【0043】結局、EMI上問題となってくる転送の過
程を経た後でも、最終的には元の画像データに戻すこと
ができ、EMI上問題となってくる転送過程に照準をあ
わせながらその転送過程において生じる遷移を最小限に
抑えることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】具体的な発明の実施の形態を説明
する前に、まず、本発明において使用される用語の定義
を説明しておく。
【0045】本明細書において「2進数表現」としてい
るのは、コンピュータの物理的又は技術的性質に基づく
情報処理として、画像データがディジタル量として取り
扱うことが可能であるようにされているものであること
を表現したものである。2進数表現(1ビット)を4つ
(4ビット)集めれば16進数表現できることは周知事
項であり、当業者であれば容易にこのような改変をする
ことができる。ただし本発明との関係では、実際に画像
データが転送される最終的な2進数表現での状態が評価
される。
【0046】本明細書において「画像データが類似す
る」とは、ある種類の画像データが、他の種類の画像デ
ータとの間で、データ遷移が生じにくいようにされてい
る関係を言うものである。より具体的には、データがブ
ロック化され2進数表現されている場合を想定すると、
ブロックを構成しているビットにおける1と0との相互
の遷移が、比較すべきブロック同士で少なくなるように
されている関係を言うものである。類似の程度は、ブロ
ックを構成している対応ビット中における1と0との相
互の遷移の総数が問題となるのであって、数学的な桁上
がりや桁下がりとは必ずしも関係がない。
【0047】従って、「画像データがより類似したもの
になるように」とは、比較すべき画像データ同士におい
て、これら画像データのブロックを構成しているビット
中における1と0との相違が、変換などの過程を経てよ
り少なくなるようにされることを言うものである。ブロ
ックを構成している対応ビット中における1と0との相
互の遷移の総数が減るようにされればより類似したもの
になるのであって、数学的な桁上がりや桁下がりの順序
を必ずしも考慮する必要はない。
【0048】一方、「画像データが同一である」とは、
比較すべき画像データ同士について、これら画像データ
のブロックを構成しているビット中における1と0との
相違が全く存在せず同一である関係を言うものである。
【0049】図3は、図2において取り出された4ビッ
トのブロックを詳細に示す構成図である。最下位(最下
桁)のビットがD0であり、順次、D1、D2、と各桁
用のビットが存在して、最上位(最上桁)のビットがD
3である。もちろんこれとは逆に、最下位のビットをD
3として、順次、D2、D1、として最上位のビットを
D0と設定することもできる。
【0050】図4は、図3におけるブロック中にあるD
0からD3の各ビットで表現されるデータを変換し復元
するための回路の一例を示す模式図である。ここで、画
像データには、(a)0000という画像データ部分
と、(b)1111という画像データ部分との2種類が
多く含まれているものと仮定する。このような設定をす
れば、画面の背景と文字との間に最も大きい明暗差をも
った明確な輪郭を実現することができる。
【0051】ここで、データ線400における画像デー
タの転送の前に、その準備として加算器300において
画像データ全体を加工(+1の加算)すると、これらの
画像データ部分は、(a)0001(b)0000(1
111からの繰り上がりがあるため)となる。従って、
画像データの遷移の数が加工前では4という最大数であ
ったものが、加工後には1にまで減少できていることが
分かる。従って、これら2種類の画像データ部分すなわ
ち0001と0000という2つの比較すべき画像デー
タ部分は、たった+1という加算を施すだけで、より類
似した状態になりように加工できるため、データ線40
0上における画像データの転送においてはEMI上きわ
めて有利になるのである。
【0052】データ線400上における画像データの転
送後は、減算器500において画像データ全体を加工
(1の減算)すると、元の画像データを容易に復元する
ことができる。このようなデータの加工と復元とを一般
的なものとして表現し直せば、原データに施した元の演
算に対して逆になるような演算を、データの転送後に施
せばよいことになる。
【0053】従って、当業者であれば、これら加算器と
減算器の組み合わせ以外の組み合わせを採用すること
で、データの変換(加工)及び復元を容易になし得る。
ただし注意すべきは、データが相互により類似したもの
になるように変換(加工)することで初めて意義を見出
せるのである、このことが本発明にとって重要であるこ
とに変わりはない。
【0054】次に、具体的なケースに即して説明してい
くことで、本発明の技術的思想を十分に理解して頂く。
さらには、その効果の具体的評価法についても理解して
頂くことにする。
【0055】図5は、典型的なEMI試験で用いられて
いるところの、暗い背景中の四方八方に明るいHパター
ンの文字を多数散点的に繰り返し表示した状態を示す一
例である。この四方八方に表示されているHのうちか
ら、1つのHを拡大して示したものが、図6の(a)で
ある。通常、実際にはHの文字部分が明るく表示される
が、図面での表現の都合上、これは、黒く塗りつぶされ
た部分が明るい文字部分であり、白抜きの部分が暗い背
景部分となっている。もちろん、この逆に、明るい背景
部分と暗い文字部分という正反対の場合も考えられる。
X方向(水平方向、横方向)にはX0−X6の単位ブロ
ックが与えられ、Y方向(垂直方向、縦方向)にはY0
−Y13の単位ブロックが与えられる。従って、用意さ
れている全ブロックの数は、7×14=98ブロックで
ある。各ブロックは、このHパターンを表示するための
ピクセルに対応しており、夫々が4ビットによって構成
されている。
【0056】図6の(b)は、画像データがX方向(水
平方向、横方向)に走査された場合において、時系列的
にX方向においてすぐ隣り合うことになってしまうため
に、X方向においてすぐ隣り合うブロック(ピクセル)
との間に遷移が生じてしまう。ここでは、X方向におい
てすぐ隣り合うブロック(ピクセル)との間に遷移が生
じてしまうブロック(ピクセル)を(ブロック単位で)
黒く塗りつぶして表示している。このHパターンにおい
ては、34のブロック(ピクセル)に遷移が生じること
がわかる。
【0057】Y方向(垂直方向、縦方向)との間では、
時系列的にはX方向の走査が全て済むまでの期間だけの
差(遅れ)があり、この差(遅れ)は時系列的にすぐ隣
り合うブロックが走査される期間に比較してずっと長い
期間となってしまうため、このX方向の走査方法(方
向)によれば、Y方向に隣接していることは問題となら
ない。このHパターンにおいて全ブロック中で遷移の生
じているブロック数の割合(ピクセル数の割合と考える
と、面積割合)を計算すると、34÷98≒0.35
(×100%=35%:百分率)である。
【0058】既に説明したように、この典型的なパター
ンによれば、Hの字体を構成しているー(1本の横線)
の両側についたIとI(2本の縦線)とが、横方向の走
査において急激な遷移を生じさせることができる。
【0059】図7において遷移の生じるブロックの数を
特定して、個々のブロックの種類によって異なる2進数
表現を特定すれば、最終的に、遷移したビットの総数が
計算できるのである。以下に、具体的数値をもってこの
ことを説明する。
【0060】ここで再度、図4において説明したものと
同じ内容、すなわち、1ブロックは4ビットから構成さ
れている場合を考えてみる。画像データが、(a)00
00という画像データ部分と、(b)1111という画
像データ部分との2種類のみで構成されているものとし
て、データ線400における画像データの転送の前に、
その準備として加算器300において画像データ全体を
加工(+1の加算)して、データ線400上で転送を行
い、画像データの転送後に減算器500において画像デ
ータ全体を加工(1の減算)して元の画像データを復元
するものとする。
【0061】すると、従来は1ブロックで4ビット全て
が遷移していたところを、本発明によれば1ビットのみ
の遷移で済ませられたのであるから、全体で75%も遷
移を削減できていると計算することができる。すなわ
ち、ブロックを単位とした評価によって、効果を具体的
に評価して把握することが可能となるのである。
【0062】以上、本発明の例としては、LCD表示装
置内部のデータバスを挙げて説明してきたが、データバ
スはPC(パーソナルコンピュータ)からCRT表示装
置までに幅広く用いられている、伝送経路、CPU内
部、等多数のデータ線を有しかつデータ転送を行う装置
内部または装置間についても、幅広く本発明の技術的思
想を適用することが可能である。
【0063】また、本発明では、有限数のビット数を単
位としてブロック分けされ2進数表現を、階調に対応さ
せながら説明したが、階調以外にも他の画像データの特
性その他の属性を表現するために用いることができる。
このような利用形態の変更は、当業者であればきわめて
容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施可能であるLCDの例として、薄
膜トランジスタ(TFT)モジュール10の構成を示す
図である。
【図2】図2は、画像データの走査にあたって、ゲート
アレイ11から延びるディジタル・データ・バス及びク
ロック20を通じて転送されてくる画像データと、有限
のビット数を単位としてブロック分けされて取り出され
るデータとの対応を示す模式図である。
【図3】図2において取り出された4ビットのブロック
を詳細に示す構成図である。
【図4】図3におけるブロック中にあるD0からD3の
各ビットで表現されるデータを変換し復元するための回
路の一例を示す模式図である。
【図5】典型的なEMI試験で用いている、暗い背景中
の四方八方に明るいHパターンの文字を多数散点的に繰
り返し表示した状態を示す一例の図である。
【図6】(a)は、図5のうちの1つのHを拡大した図
であり、(b)は、画像データがX方向(水平方向、横
方向)に走査された場合において、時系列的にX方向に
おいてすぐ隣り合うことになってしまうために、X方向
においてすぐ隣り合うブロック(ピクセル)との間に遷
移が生じてしまうことになるブロック(ピクセル)を
(ブロック単位で)黒く塗りつぶして表示した図であ
る。
【図7】遷移の生じるブロックの数を特定すれば、最終
的に遷移したビットの数が計算できることを示す図であ
る。
【符号の説明】
10 LCDモジュール 11 ゲートアレイ(LCDコントローラ) 20 ディジタル・データ・バス及びクロック 30 X−ドライバ(データ・ドライバまたはソース・
ドライバ) 40 Y−ドライバ(ゲート・ドライバ) 200 データ加工及び復元器 300 加算器 400 データ線 500 減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−334206(JP,A) 特開 平7−104715(JP,A) 特開 平9−258686(JP,A) 特開 平10−207434(JP,A) 特開 平10−307558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/14 G09G 3/20 611 G09G 3/20 633 G09G 3/36

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有限のビット数を単位としてブロック分け
    され2進数表現されていて2進数表現の異なる少なくと
    も2種類の画像データ部分を含む、画像データを転送す
    る方法であって、 前記画像データ中の第1の画像データ部分を、当該第1
    の画像データ部分と異なる種類の第2の画像データ部分
    と有限数のビット数を単位としてブロック分けされた2
    進数表現においてより類似したものになるように、変換
    するステップと、 当該より類似したものになるように変換されている第1
    の画像データ部分を、当該他の少なくとも1種類の第2
    の画像データ部分と時系列的に隣接させて、転送するス
    テップと、 当該転送ステップの実行後において、当該より類似した
    ものになるように変換されている第1の画像データ部分
    を、変換前の状態へ復元するステップとを有する、デー
    タ転送方法。
  2. 【請求項2】前記ブロック分けされた2進数表現が、画
    像データの階調に対応していることを特徴とする、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記画像データ中の第1の画像データ部分
    を、前記第1の画像データ部分と異なる種類の第2の画
    像データ部分と有限数のビット数を単位としてブロック
    分けされた2進数表現において類似したものになるよう
    に変換するステップが、 有限数のビットのシーケンスにおいても相互に類似する
    ように変換するステップを含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記変換が画像データ部分の2進数表現に
    1を加算又は減算することであり、前記復元が画像デー
    タ部分の2進数表現から1を減算又は加算することであ
    る、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】有限のビット数を単位としてブロック分け
    され2進数表現されていて2進数表現の異なる少なくと
    も2種類の画像データ部分を含む、画像データを転送す
    る装置であって、 前記画像データ中の第1の画像データ部分を、前記第1
    の画像データ部分と異なる種類の第2の画像データ部分
    と有限数のビット数を単位としてブロック分けされた2
    進数表現においてより類似したものになるように、変換
    する装置と、 当該より類似したものになるように変換されている第1
    の画像データ部分を、当該他の少なくとも1種類の第2
    の画像データ部分と時系列的に隣接させて、転送する装
    置と、 当該転送ステップの実行後において、当該より類似した
    ものになるように変換されている第1の画像データ部分
    を、変換前の状態へ復元する装置とを有する、データ転
    送装置。
  6. 【請求項6】前記ブロック分けされた2進数表現が、画
    像データの階調に対応していることを特徴とする、請求
    項5記載の装置。
  7. 【請求項7】前記画像データ中の第1の画像データ部分
    を、前記第1の画像データ部分と異なる種類の第2の画
    像データ部分と有限数のビット数を単位としてブロック
    分けされた2進数表現において類似したものになるよう
    に変換する装置が、 有限数のビットのシーケンスにおいても相互に類似する
    ように変換することができる、請求項5記載の装置。
  8. 【請求項8】前記変換する装置が画像データ部分の2進
    数表現に1を加算又は減算することができ、前記復元す
    る装置が画像データ部分の2進数表現から1を減算又は
    加算することができる、請求項5記載の装置。
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