JP3282387B2 - 車両衝突試験用台車のブレ−キ装置 - Google Patents

車両衝突試験用台車のブレ−キ装置

Info

Publication number
JP3282387B2
JP3282387B2 JP16863794A JP16863794A JP3282387B2 JP 3282387 B2 JP3282387 B2 JP 3282387B2 JP 16863794 A JP16863794 A JP 16863794A JP 16863794 A JP16863794 A JP 16863794A JP 3282387 B2 JP3282387 B2 JP 3282387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
collision
bogie
vehicle
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16863794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0815083A (ja
Inventor
泰弘 山本
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP16863794A priority Critical patent/JP3282387B2/ja
Publication of JPH0815083A publication Critical patent/JPH0815083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3282387B2 publication Critical patent/JP3282387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両衝突試験装置の台車
の改良に関し、さらに詳しくは台車が障害物に衝突した
後緩衝装置の弾性反発力により後退して停止位置が一定
しなくなるのを防止し、衝突後自動的にかつすみやかに
所定の位置に停止させるブレ−キ装置の開発に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突による変形に対する強度や乗
員の安全性などを調べる車両衝突試験装置は、試験車両
をワイヤロ−プで牽引し、ガイドレ−ルなどにより構成
される直進誘導機構で直進させ、所定の速度で衝突バリ
アなど障害物に衝突させて損傷の程度などを調べる。上
記の試験は破壊試験の一種であり、多くの場合、この1
回の試験により試験車両は大きく損傷して使い捨てにな
り、再試験あるいは別の試験の際には新たに試験車両を
用意する必要がある。試験の精度および再現性を高める
ためには、1つの試験について何台もの試験車両を衝突
させて多数のデ−タを集める必要があるため、試験の費
用が膨大になっている。この費用を軽減するために、予
め予備試験として、試験車両を実際に衝突させず、種々
のデ−タを採取して試験条件を決定し、決定された試験
条件でのみ試験車両を障害物に衝突させる方法が採用さ
れている。
【0003】試験車両自体を直接障害物に衝突させず
に、しかも想定した所定の速度を発生させるために、台
上に試験車両を載せて固定し、かつ試験車両を載せたま
ま移動して障害物に衝突する繰返し使用可能な台車と、
この台車を衝突によっても実質的に損傷させず停止させ
るオイルバッファなどによる緩衝装置とが車両衝突試験
装置で使用されている。上記の台車と緩衝装置との導入
により、予備試験において試験車両自体と台車が損傷す
ることなく多数のデ−タを採取可能にして、試験車両を
毎回衝突させる場合に比べて試験の費用を大きく削減す
ることが可能にされた。図3は上記の台車と緩衝装置と
を導入して試験中の車両衝突試験装置の主要部を示す概
略断面図である。乗員のダミ−31を着座させた試験車
両21を台車1の上に固定して載置し、この台車1を、
図示しないモ−タによって駆動されるプ−リ23によっ
て往復方向に所定の試験速度で駆動されている牽引用の
エンドレスのワイヤロ−プ24の、衝突バリア22への
前進方向Cに向かう部分にクランプされたド−リ26ま
たは他の直進誘導機構に連結ワイヤ25で連結してい
る。
【0004】試験場の床面に沿って配置されたド−リ2
6または図示しないガイドレ−ルやクランパなどによる
直進誘導機構は、台車1の前進方向に対し、左右へのず
れを防止している。このようにして台車1は試験車両2
1を載置したまま衝突バリア22に向かって所定の速度
で矢印Cの方向に移動する。質量m1の試験車両21を
載せた質量Mの台車1(合計質量m1+M)が、衝撃吸
収エネルギ−Eを有する緩衝装置27に速度v1で衝突
する場合、台車1を十分に剛性がある構造にして、台車
1と試験車両21の連結も十分に剛性を有するものとす
れば、試験車両21が実質上質量無限大の剛体である衝
突バリアに速度v2(v2>v1)で衝突した場合の衝撃
力は、台車1に載せられた試験車両21が(E−1/2
Mv1 2)の吸収エネルギ−を有するバンパを備えた緩衝
装置に速度v1で衝突した場合の衝撃力とほぼ同等と見
なして試験する。上記の緩衝装置27の衝突側の先端に
はゴム製のブロック28が取り付けられていて、該ブロ
ック28の至近距離に達した時点で上記連結ワイヤ25
が切り離されて自走する台車1と、上記ブロック28と
が衝突してゴム状弾性により台車1の損傷発生を防止し
ている。前進する台車1は緩衝装置27の先端のブロッ
ク28に所定の速度で衝突し、台車1の上に固定された
試験車両21には衝撃が与えられて、試験車両21内に
着座されたダミ−31などの損傷状態などが調べられ
る。
【0005】このような試験において調査するデ−タ
は、ダミ−や試験車両内の部材などに掛かる力など種々
のものがあり、これらのデ−タは試験車両内の図示しな
いバッテリ−で作動する各種計測器で測定され、試験後
に図示しないデ−タ処理装置に読み取られてコンピュ−
タで数値処理される。車両衝突試験装置は所定の高速を
試験車両などに与えるために長い助走距離を必要とし、
直線部の走路だけでも200m程度を要し装置が全体と
してかなり広いため通常屋外に設置されている。そこ
で、上記のデ−タを処理する装置は、雨滴などからこれ
らを守るために衝突バリア周辺あるいは衝突バリアとは
走路の反対側の試験車両の発進部周辺に部分的に備えら
れた屋根の下に置かれている。また、試験車両を懸垂し
て台車上に載置させる、あるいは台車から床に積み降ろ
すための、図示しないクレ−ンなどの移動装置も、上記
の屋根を設けた位置の周辺に配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】試験車両を直接衝突バ
リアあるいは走路上に静止して配置した他の車両に衝突
させて試験する場合は、試験車両の運動エネルギ−は各
車両を変形して吸収され、試験車両はほぼ衝突位置で停
止するが、上記の台車と緩衝装置とを組み合わせた場
合、これらは衝突しても共に変形せず、また台車は衝突
直前に牽引用のワイヤロ−プが切り離されて駆動あるい
は制動用の機構から完全に切り離されているために、衝
突により上記ゴム製のブロックなどに蓄えられたエネル
ギ−が、衝突後にゴム状弾性反発力などとして作用して
図3に示したように台車1を矢印Dで示す後退方向に移
動させてしまう。この移動距離は通常の試験では最大1
00mにも達し、またゴム製などのブロックの弾性率、
台車の前進速度や台車と試験車両との総重量などの条件
により様々に異なるため、試験の都度に台車の最終停止
位置が変わってしまう。このため、デ−タの読み取りや
試験車両の積み降ろしのために、試験車両を積載して重
量がさらに大きくなっている台車を、主として人力で適
切な位置に移動する必要があり、大変な労力を要してい
るのが現状である。このような労力を必要とせず、すみ
やかに台車を所定の位置に停止させる簡易なブレ−キ装
置を開発することが本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図3に示した
上記台車が上記緩衝装置先端のゴム製などのブロックに
衝突して減速され加速度が所定の負の値に達した直後
に、台車を停止させる制動力が働くように、車輪の回転
を停止する油圧ブレ−キと、この油圧ブレ−キを作動さ
せるための油圧を発生するエアオイルブ−スタ−と、こ
のエアオイルブ−スタ−の油を加圧しまたは高圧を解放
させるため圧縮空気を切り換え可能に供給させるハンド
バルブと、このハンドバルブに供給する圧縮空気を貯蔵
するレシ−バタンクとを備え、さらに上記ハンドバルブ
の台車の進行方向に対して直角に向けたレバ−に予め設
定した所定の質量を有する錘と、上記レシ−バタンクの
圧縮空気の出口の減圧弁と、油圧ブレ−キとエアオイル
ブ−スタ−とを連通する油圧ホ−スと、ハンドバルブを
経由してエアオイルブ−スタ−とレシ−バタンクの出口
の減圧弁とを連通する耐圧ホ−スとを備えた構成によ
り、上記台車が緩衝装置に衝突して減速され、加速度が
所定の負の値に達したとき上記レバ−の固定されていな
い側の先端が台車の前進方向に倒れ、圧縮空気がハンド
バルブを経由してエアオイルブ−スタ−中の油の加圧作
動部に作用して油圧ブレ−キを作動させるものである。
【0008】
【作用】台車が前進し緩衝装置に衝突すると、緩衝装置
の油圧およびゴム製などのブロックなどの弾性変形によ
り、台車は急速に減速する。この減速に伴って、台車の
側面などに固定されたハンドバルブの先端から、前進方
向に対しほぼ90度の角度で側方あるいは上方に向いた
所定の質量の錘を備えたレバ−に慣性力が働き、レバ−
が進行方向前方に倒れる。このレバ−は圧縮空気の下流
側流路を切り換えるスイッチになっている。レシ−バタ
ンクの減圧弁で所定の圧力に調整された圧縮空気の作用
により、車両が前進中に上記レバ−が進行方向に対し側
方あるいは上方を向いたとき中立位置にされ、衝突の衝
撃により前方に倒れたときは圧縮空気がエアオイルブ−
スタ−内の油の加圧作動部側の流路に供給され、エアオ
イルブ−スタ−内の油を加圧して油圧ブレ−キを作動さ
せ、台車を停止させる。レバ−が台車の後退方向を向く
と、圧縮空気がエアオイルブ−スタ−内の油の減圧作動
部側の流路に供給され、油圧が解放される。
【0009】
【実施例】図1は本発明による車両衝突試験用台車のブ
レ−キ装置の構成を示すシステム図である。このブレ−
キ装置は、台車の車輪を押圧して車輪の回転を停止させ
る摩擦制動部材を備えた少なくとも台車の進行方向左右
それぞれ1基の油圧ブレ−キ3と、これら油圧ブレ−キ
3に油圧を伝達する油圧ホ−ス11を介して連通された
エアオイルブ−スタ−4と、このエアオイルブ−スタ−
4内の油を圧縮空気で加圧しまたは高圧を解放する加圧
作動部および減圧作動部12′、13′に、圧縮空気を
供給する2本の耐圧ホ−ス12、13が、それぞれハン
ドバルブ5の圧縮空気の出口Eと出口Fとに接続されて
いる。さらに、ハンドバルブ5は、レシ−バタンク6の
圧縮空気の出口に備えられた減圧弁61と耐圧ホ−ス1
4で連通されていて、所定の圧力の圧縮空気が供給可能
にされている。このようにして、レシ−バタンク6に貯
蔵された高圧の圧縮空気が所定の圧力でハンドバルブ5
を通過してエアオイルブ−スタ−4に達し、圧縮空気に
より油の加圧あるいは高圧の解放が可能にされている。
上記のレシ−バタンク6、減圧弁61、ハンドバルブ
5、エアオイルブ−スタ−4、油圧ブレ−キ3、耐圧ホ
−ス12、13、14および油圧ホ−ス11はすべて市
販品として入手可能なものである。
【0010】本発明のブレ−キ装置の特徴は、上記のよ
うに圧縮空気の作用により油圧ブレ−キを作動可能にし
て、さらに、以下に示すように台車が緩衝装置に衝突し
て減速されることにより自動的に、ハンドブレ−キの加
圧の切り換え操作が行われて油圧ブレ−キが作動するよ
うに構成したことである。図1に示した符号52はハン
ドバルブ5のレバ−51に取り外し可能に取り付けられ
た所定の質量を有する錘である。ハンドバルブ5は、通
常、レバ−51を手動で操作して、圧縮空気の下流側流
路を開閉あるいは複数の下流側流路の切り換えを行うの
に用いられるものであるが、本発明においては、台車の
衝突時の衝撃つまり急激な負の加速度を利用するためレ
バ−51の長手方向の所定の位置に取り付ける錘52を
付加したものである。前述のように、ハンドバルブ5は
市販品であるが、その概略作動の1例を説明すると、固
定された支持棒51aの先端を支点にして矢印Aのよう
に回動可能にレバ−51が取り付けられており、このレ
バ−51の付加した錘52とは反対側にはハンドバルブ
の軸方向(矢印Bの方向:台車の進行方向)前後に移動
可能な作動棒51bが係合されており、前記の支点を中
心にして回動するレバ−51の動きにより作動棒51b
がその軸方向で前後に動き、圧縮空気の下流側の2つの
流路あるいは中立状態のいずれかを選択するスイッチと
して機能する。前記の錘は、例えば円柱形の円形面中央
に軸方向で非貫通のねじ穴を設けレバ−先端のねじによ
り固定するなど、種々の方法でレバ−にとりつけられ
る。他の方法としては、上記円形面中央に軸方向の貫通
穴を設け、この貫通穴にレバ−を挿入し、円筒形にされ
た上記の錘の外周面から貫通穴に向けて軸方向に直角に
明けたねじ穴にねじ込んだ止めねじで、レバ−を押止し
ても固定できる。図2は本発明の車両衝突試験用台車の
ブレ−キ装置の一実施例としての、台車の側壁に配置し
たブレ−キ作動系の斜視図である。
【0011】同図では台車1の進行方向左側に油圧ブレ
−キの作動系を配置したが、この配置位置は右側でも、
上面でも各部材が固定可能であればよい。台車1の左側
側壁1Lに固定されたレシ−バタンク6は、図示しない
圧縮空気の入口とその開閉弁と、さらに圧縮空気の出口
の下流側に流出する空気を所定圧まで減圧する減圧弁6
1とを備えている。ハンドバルブ5と上記の減圧弁61
とは耐圧ホ−ス14で連通されて、レバ−51の向きに
よりレシ−バタンク6から供給される圧縮空気を出口E
または出口Fから放出するよう切り換え可能にされてい
る。同図の場合、予めレバ−51は、台車1の進行方向
に向かって水平左側に向けられて中立位置に保たれ、エ
アオイルブ−スタ−4内の油は減圧されている。上記の
レバ−51の所定の位置(同図では先端部)には所定の
質量の錘52が固定されていて、緩衝装置27(図3参
照)に衝突して台車1が減速されると固定されていない
レバ−51の先端部は慣性力によりなお前進するため、
レバ−51は進行方向に向けて同図で2点鎖線で示した
ように倒れる。レバ−51が倒れるとハンドバルブ5の
下流の圧縮空気の通路は出口E側に切り換わり、エアオ
イルブ−スタ−4内の油が加圧され油圧ブレ−キ3(図
2参照)が作動して台車1が停止する。
【0012】このようにして、緩衝装置に衝突した台車
は衝突位置の近傍で、衝撃力により自動的に停止され、
その後のデ−タの読み取りおよび車両の積み降ろしがす
みやかに行われる。進行方向前方に向けて前記レバ−を
倒すようにレバ−に働く力の1つは式(1)に示す運動
エネルギ−である。 E=(mv2)/2 (1) E:運動エネルギ− m:錘(レバ−を含む)の質量 v:台車の速度=錘の速度 また、台車の衝突時の加速度の負の値の大きさもレバ−
を倒す力に影響するが、この値は試験条件と上記のブロ
ックの材質だけで決まるため、ここでは無視する。衝突
試験は種々の速度で行われるため、一定の重さの錘を使
用すると低速で試験する場合レバ−を倒す力に達しない
ことがある。そこで、低速の場合は質量の大きな錘を、
高速の場合は質量の小さな錘を、予めいくつか用意して
おきそれぞれの試験速度に対して使用する。他の実施例
としては、この原理を利用して、予め用意した一定の質
量の錘の取付位置を低速試験の場合レバ−の先端側に、
高速試験の場合レバ−の中間部側にそれぞれ固定して、
台車を確実に停止することも可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明の車両衝突試験台車のブレ−キ装
置では、圧縮空気により油圧を与えるエアオイルブ−ス
タ−と、圧縮空気をエアオイルブ−スタ−に送るハンド
バルブと、圧縮空気源とを備え、衝突時のエネルギ−を
利用して自動的に油圧ブレ−キを作動させて、台車を衝
突位置の近傍に自動的に停止させることができるように
したから、従来のもののように衝突試験実施毎に試験車
両を試験開始位置へと可成りの距離を人力で移動させる
動作が不要となったという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両衝突試験用台車のブレ−キ装
置の構成を示すシステム図である。
【図2】本発明による車両衝突試験用台車のブレ−キ装
置の一実施例としての、台車の側壁に配置したブレ−キ
作動系の斜視図である。
【図3】台車と緩衝装置とを使用して試験中の車両衝突
試験装置の主要部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 台車 1L 側面 3 油圧ブレ−キ 4 エアオイルブ−スタ− 5 ハンドバルブ 6 レシ−バタンク 11 油圧ホ−ス 12、13、14 耐圧ホ−ス 12′ 加圧作動部 13′ 減圧作動部 21 試験車両 22 衝突バリア 23 プ−リ 24 ワイヤロ−プ 25 連結ワイヤ 27 緩衝装置 28 ブロック 51 レバ− 52 錘 61 減圧弁 E、F 圧縮空気の出口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突バリアと、モ−タなどにより所定の
    速度で駆動され進行方向の少なくとも一方向が衝突バリ
    アへの前進方向である牽引用のワイヤと、試験車両を固
    定して載置する複数の車輪とを有し前後に移動可能な衝
    突用の台車と、該台車が前記衝突バリアへの進行方向か
    ら左右にずれて移動することを防止するための直進誘導
    機構と、前記台車を前記衝突バリアに向けて所定の速度
    で前進させるため前記台車と前記直進誘導機構とを連結
    する少なくとも1本の連結ワイヤと、前記衝突バリアの
    前記台車側に配置されて先端にゴムなどの弾性体製のブ
    ロックを備えた油圧緩衝機構による緩衝装置とを備えた
    車両衝突試験装置において:前記台車の左右いずれかの
    側面あるいは上面に、減圧弁を備えた所定の内容積の圧
    縮空気を収容するレシ−バタンクと、 切り換え用のレバ−を有するハンドバルブと、 エアオイルブ−スタ−と、 前記台車の複数の車輪の少なくとも2つに前記エアオイ
    ルブ−スタ−から油圧ホ−スを介して連通された油圧ブ
    レ−キと、 前記ハンドバルブの前記進行方向前部に進行方向に対し
    ほぼ90度に向けられたレバ−に固定された所定の質量
    の錘と、 前記レシ−バタンクの前記減圧弁と前記ハンドバルブと
    を連通させる耐圧ホ−スと、 前記ハンドバルブの2つの圧縮空気の出口と前記エアオ
    イルブ−スタ−の油圧の加圧作動部および減圧作動部と
    をそれぞれ連通させる耐圧ホ−スと、を有して、前記台
    車が前記緩衝装置の前記ブロックに衝突して減速される
    ことにより、前記レバ−が前記台車の進行方向前方に倒
    れ、前記レシ−バタンク内の圧縮空気の圧力が前記エア
    オイルブ−スタ−の加圧作動部に作用して油が加圧され
    前記油圧ブレ−キが作動して前記台車が停止することを
    特徴とする車両衝突試験用台車のブレ−キ装置。
  2. 【請求項2】 前記錘が一定の質量であり、前記レバ−
    の長さ方向の所定の位置に固定された請求項1記載の車
    両衝突試験用台車のブレ−キ装置。
JP16863794A 1994-06-29 1994-06-29 車両衝突試験用台車のブレ−キ装置 Expired - Fee Related JP3282387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16863794A JP3282387B2 (ja) 1994-06-29 1994-06-29 車両衝突試験用台車のブレ−キ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16863794A JP3282387B2 (ja) 1994-06-29 1994-06-29 車両衝突試験用台車のブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0815083A JPH0815083A (ja) 1996-01-19
JP3282387B2 true JP3282387B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=15871736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16863794A Expired - Fee Related JP3282387B2 (ja) 1994-06-29 1994-06-29 車両衝突試験用台車のブレ−キ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3282387B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105300647A (zh) * 2015-10-28 2016-02-03 重庆市新唐电科技有限公司 具有自动翻面及拾件功能的手机抗摔损检测装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460927B1 (ko) * 2002-12-03 2004-12-09 현대자동차주식회사 차량의 범퍼 성능 평가장치
KR100460930B1 (ko) * 2002-12-10 2004-12-09 현대자동차주식회사 차량용 추돌 평가 시험장치
JP5484177B2 (ja) * 2010-04-27 2014-05-07 一般財団法人日本自動車研究所 プリクラッシュ試験方法とプリクラッシュ試験装置
JP5958273B2 (ja) * 2012-10-24 2016-07-27 新日鐵住金株式会社 自動車の側面衝突試験方法及び側面衝突試験装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105300647A (zh) * 2015-10-28 2016-02-03 重庆市新唐电科技有限公司 具有自动翻面及拾件功能的手机抗摔损检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0815083A (ja) 1996-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5484938B2 (ja) 衝突試験装置及び衝突試験方法
US5524548A (en) Festoon brake system
JP5484177B2 (ja) プリクラッシュ試験方法とプリクラッシュ試験装置
CN107860585B (zh) 一种对撞型台车动力装置
JP2011232118A (ja) 台車試験装置
KR20140083982A (ko) 충돌 시뮬레이션 테스트용 시험 설비
JP3282387B2 (ja) 車両衝突試験用台車のブレ−キ装置
US20020036428A1 (en) Braking system for railroad car/semi-tractor combination
KR20060106173A (ko) 차량용 레일 충격시험장치
WO2004046677A1 (en) A collision test device and a method of breaking a collision test device
JP5660840B2 (ja) 索条牽引車両の制動試験装置
US5402674A (en) Method and apparatus for automatically restraining a vehicle on a test stand
CN110274777B (zh) 轨道车辆隧道压力波试验台及方法
CN208021479U (zh) 一种拦截式停车防溜装置
CN202243411U (zh) 一种汽车紧急制动安全保护装置
JPH08142823A (ja) 車両衝突試験用台車のブレーキ解放防止装置
KR20060018938A (ko) 엘리베이터의 에어식 로프스토퍼 구조
JP4131559B2 (ja) 自動車の側面衝突試験方法及び装置
CN109843405A (zh) 游乐设施,尤其是过山车
JP2695674B2 (ja) 鉄道車輌
CN112977533A (zh) 一种轨道车辆及其手制动系统
US2872132A (en) Aircraft launching system
KR100460930B1 (ko) 차량용 추돌 평가 시험장치
CN216309378U (zh) 座椅滑轨挡点冲击测试装置
CN217466240U (zh) 一种车厢撞击实验工装

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees