JP3282052B2 - ドレッシング泡立機 - Google Patents

ドレッシング泡立機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機で回転するスク
リューにより包気する泡立部を有し、泡立部のスクリュ
ー回転数を流量調節部の流量と連動して変化させるドレ
ッシング泡立機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドレッシング泡立機は図
4に示すような構成が一般的であった(例えば特開平5
−96146号公報)。以下にその構成を図面を参照し
ながら説明する。
【0003】図4において、28は本体、29は起泡性
ドレッシング材料30を貯えるタンク、31は電動機3
2により駆動回転するスクリュー33を内蔵した泡立
部、34はタンク29と泡立部31をつなぎ手動バルブ
35を備えた液体流路、36は電動機32の起動および
停止を操作する電動機スイッチ、37はドレッシング泡
立てに必要な空気を泡立部31に供給するために器体に
開口した吸気口である。
【0004】つぎに、上記の部材で構成された従来のド
レッシング泡立機の動作を説明する。
【0005】タンク29に貯えられている起泡性ドレッ
シング材料30は液体流路34を経て投入口38から泡
立部31に供給され、スクリュー33の回転運動により
泡立てられながらスクリュー回転軸方向に前進し、排出
口39を通り起泡ドレッシング40として器体外に排出
される。泡立部31への起泡性ドレッシング材料30の
供給は手動バルブ35により調節することができるが、
スクリュー33の回転数は電動機32の回転数を制御す
る制御回路をもたないため一定であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】泡立ちの良い良質の起
泡ドレッシングを得るためには、泡立部31への起泡性
ドレッシング材料30の供給量とスクリュー回転数の関
係の最適化が重要である。しかし、上記のような従来の
構成では、スクリュー33の回転数が一定であるため、
泡立部31への起泡性ドレッシング材料30の供給量は
使用者が手動バルブにより経験的に最適な量に調節する
必要がある。そのため、泡立ちの良い良質の起泡ドレッ
シングを手軽に作製することが困難で、排出口からの単
位時間当たりの排出量を変化させることも困難であると
いう課題を有していた。
【0007】また、機器を使い始めるときには、電動機
スイッチ36を入れ、手動バルブ35を手動で調節する
作業が必要である。さらに、機器の使用を終えるときに
は電動機スイッチを切る作業が必要であり、機器を動か
すのに必要な操作が多く、使いにくいという課題を有し
ていた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、泡立部へ起泡性ドレッシング材料の供給量を変化さ
せることにより、排出口からの起泡ドレッシングの単位
時間当たりの排出量を変化させることができ、排出量が
変わっても常に良質の起泡ドレッシングが得られるドレ
ッシング泡立機を提供することを第1の目的としてい
る。
【0009】また、第2には泡立部へ起泡性ドレッシン
グ材料の供給量を変化させることにより、泡立部の出口
からの起泡ドレッシングの単位時間当たりの排出量を変
化させることができる。その場合でも、常に良質の起泡
ドレッシングが容易に得られるドレッシング泡立機を提
供することを目的としている。
【0010】また、第3には機器を稼働させるのに必要
な操作が少なくて、使いやすく、泡立ちの良い良質の起
泡ドレッシングを手軽に作製することができるドレッシ
ング泡立機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために請求項1記載に係る発明は、電動機の回転数
を液体流路の流量調節部の流量に比例し制御するように
したものである。
【0012】また、第2の目的を達成するために請求項
2記載に係る発明は、流量調節部の流量調節を流路断面
積を変化させることにより行い、流路断面積に比例して
電動機の回転数を制御するようにしたものである。
【0013】また、第3の目的を達成するために請求項
3記載に係る発明は、流量調節部の流量調節と電動機の
回転数制御を同一の操作手段により行うようにしたもの
である。
【0014】
【作用】この請求項1記載の構成によれば、電動機の回
転数を液体流路の流量調節部の流量に比例し制御するこ
とができ、泡立ちの良い良質のドレッシングを得るため
に必要な攪拌部へのドレッシング材料の供給量と、攪拌
手段としてのスクリュー回転数の関係を最適条件に保つ
ことができるため、攪拌部へのドレッシング材料の供給
量を変化させて、排出口からのドレッシングの単位時間
当たりの排出量を変化させても、常に良質の起泡ドレッ
シングが得られる。
【0015】また、請求項2記載の構成によれば流量調
節部での流量調節を流路断面積を変化させて行い、さら
に流路断面積の変化に比例して電動機の回転数を制御す
ることができる。そのため、泡立ちの良い良質のドレッ
シングを得るために必要な攪拌部へのドレッシング材料
の供給量と、スクリュー回転数の関係を容易に最適化す
ることができる。
【0016】また、請求項3記載の構成によれば流量調
節部の流量調節と電動機の回転数制御を同一の操作手段
により行うことができる。この構成により、操作手段で
あるつまみの変位により流量を変化させることができる
とともに、攪拌部へのドレッシング材料の供給量と攪拌
手段としてのスクリュー回転数の関係を最適に保つよう
電動機の回転数を制御することができる。そのため、ド
レッシングの高品質を保ったまま、排出口からのドレッ
シングの単位時間当たりの排出量を1つの操作手段のみ
の操作で手軽に変えることができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例のドレッシング泡立
機の構成を図面を参照しながら説明する。図1に本実施
例のドレッシング泡立機の全体構成を示す。図1におい
て、1は器体、2は起泡性ドレッシング材料3を貯える
タンク、タンク2はタンク室4に着脱自在に取り付けら
れている。タンク2をタンク室4から外したときにはベ
ンフロート5が下がり、タンク下方のタンク出口6をふ
さぎタンク内の液体が流出しない。タンク2をタンク室
4に装着するときにはベンフロート5がベンフロート上
げ7により持ち上げられタンク出口6が開く。8はOリ
ングでありタンク室に液体が漏れるのを防ぐ。9はタン
ク室4を開閉するフタ、10は起泡性ドレッシング材料
3を泡立て、起泡ドレッシング11を製造する攪拌部と
しての泡立部である。12はタンク2から泡立部10へ
起泡性ドレッシング材料を導く液体流路であり、途中に
液体流量の調節をおこなう流量調節部13および液体流
路の開閉をおこなう電磁弁14を備えている。15は流
量調節用の操作手段としてのつまみである。泡立部10
は電動機16により駆動回転し、ねじ状のスクリュー羽
根17をもつ攪拌手段としてのスクリュー18を内蔵し
ている。19は電動機16の回転数を制御する制御回路
部で、電動機16と電磁弁14の電源の入り切りはつま
み15により同時に行われる。つまみ15を右に回すと
電動機16が回転し電磁弁14が開く。つまみ15を左
に回し、切りにすると電動機16は停止し、電磁弁14
は閉じ、泡立部10に起泡性ドレッシング材料3は供給
されない。泡立部10の下底にはスクリュー回転軸方向
において投入口20より後方に排液口21を設けてあ
り、泡立部下底は排液口に向けて下り傾斜をつけた傾斜
部22を備えている。23は排液口下方に設けられた排
水ポケット、24は排出口であり係止部25により泡立
部10に係止している。26は排出口24より排出され
る起泡ドレッシングを星形などの所定の断面形状に成形
する成形型で、排出口にねじ込むことにより固定され、
他の成形型に容易に交換できるように構成されている。
【0018】つぎに、以上のように構成されたドレッシ
ング泡立機の操作および動作について説明する。まず、
タンク2に酢、油、卵白を主原料とした起泡性ドレッシ
ング材料3を入れ、タンク室4にセットし蓋9を閉じ
る。起泡ドレッシング11をかけるサラダ皿27を排出
口24下方に置き、つまみ15を右回りに回転させ切り
から1、2、3いずれかの目盛りに合わせる。電動機1
6が回転し、電磁弁14が開き起泡性ドレッシング材料
3がタンク2から液体流路12を通り流量調節部13に
より流量が調節され、泡立部10に供給される。泡立部
10に供給された起泡性ドレッシング材料3はスクリュ
ー18により含気されながら排出口24へと前進し、起
泡ドレッシング11として排出されるのでサラダ皿27
にて受ける。
【0019】泡立ちの良い良質の起泡ドレッシングを安
定して得るためには泡立部10への起泡性ドレッシング
材料3の供給量とスクリュー回転数の関係の最適化が重
要である。本実施例では、つまみ15を目盛1にあわせ
ると流量調節部13および制御回路部19により流路直
径1mm、スクリュー回転数8000rpmに設定され
る。つまみ15を目盛2にあわせると流路直径2mm、ス
クリュー回転数10000rpmに設定される。つまみ
15を目盛3にあわせると流路直径3mm、スクリュー回
転数12000rpmに設定される。このようにつまみ
15をどの位置に合わせても最適条件を保ちながら起泡
ドレッシングの排出速度を変化させることができる。
【0020】なお、つまみ15と連動している流量調節
部の構成を図2、図3に示す。図2(a)に示すよう
に、つまみ15は流量調節部13内にOリング41を介
して液密に構成された回転軸42に連結されている。回
転軸42にはつまみ15の目盛り1、2、3に対応して
大きさの異なる3本の貫通孔43がつまみ15の回転角
に合わせて設けられている。つまみ15は図2(b)に
示すようにインジケータ44に各目盛りをクリックして
合わせるように構成されている。
【0021】図3(b)は、図3(a)のAーA線断面
図で、回転軸42内に形成された3本の流量調節用貫通
孔43の構成を示す。3本の貫通孔はそれぞれ直径1m
m,2mm,3mmに形成され、つまみの目盛りに対応して
流量を設定する。
【0022】また、機器の使用を開始するときには、電
動機用のスイッチおよび電磁弁用のスイッチを兼用して
いるつまみ15のみの操作で済み、機器稼働に必要な操
作は簡単で、片手でサラダ皿を持ったまま、もう一方の
手で手軽につまみ15を調節できる。さらに、使い終わ
ったときには、つまみ15を切りに合わすだけで全ての
動作が停止するので、独立した電動機用、電磁弁用のス
イッチを設けた従来の構成に比べ、電動機もしくは電磁
弁の電源の切忘れがなくなる。そのため、電源の切忘れ
により機器が発熱して壊れたり、不安全な問題が起きる
ことを防ぐことができる。また、電動機用、電磁弁用の
スイッチを独立に設けるのに比べ部品点数が少なくて済
み機器のコストダウンを図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明かなように本
発明によれば、電動機の回転数を液体流路の流量調節部
の流量に比例して制御することができる。このため泡立
ちの良い良質の起泡ドレッシングを得ることができるよ
うに、泡立部への起泡性ドレッシング材料の供給量とス
クリュー回転数の関係を容易に最適化することができ
る。さらに、つまみの操作により、泡立部への起泡性ド
レッシング材料の供給量を変化させることができ、起泡
ドレッシングの排出速度を変化させることができる。そ
の場合、起泡ドレッシングの品質は排出速度に関係なく
高品質を保つことができる。
【0024】また、流量調節部の流量調節と電動機の回
転数制御を同一のつまみにより行うことができるので、
つまみの変位により流量を変化させても泡立部への起泡
性ドレッシング材料の供給量とスクリュー回転数の最適
な関係が保たれよう構成されている。この構成により、
一つのつまみの操作のみで、起泡ドレッシングの品質を
保ったまま起泡ドレッシングの排出速度を手軽に変える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドレッシング泡立機の構成
を示す側面断面図
【図2】(a)は同流量調節部の構成を示す断面図 (b)は同つまみの構成を示す平面図
【図3】(a)は同流量調節部の回転軸の構成を示す要
部断面図 (b)は図3(a)の回転軸のA−A線断面図
【図4】従来のドレッシング泡立機の構成を示す側面断
面図
【符号の説明】
2 タンク 3 起泡性ドレッシング材料 10 泡立部 11 起泡ドレッシング 13 流量調節部 15 つまみ 16 電動機 18 スクリュー 19 制御回路部 41 Oリング 42 回転軸 43 貫通孔 44 インジケータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体に、ドレッシング材料を貯えるタン
    クと、電動機により駆動回転される攪拌手段と、前記電
    動機の回転数を制御する制御回路と、前記攪拌手段が内
    蔵され前記タンクより供給されるドレッシング材料を泡
    立てる攪拌部と、前記タンクと前記攪拌部投入口をつな
    ぎ流量調節部を有する液体流路とを備え、前電動機の
    回転数を前記液体流路の流量調節部の流量に比例し制御
    するドレッシング泡立機。
  2. 【請求項2】 流量調節部の流量調節を流路断面積を変
    化させることによりおこない、前記流路断面積に比例し
    て電動機の回転数を制御する請求項1記載のドレッシン
    グ泡立機。
  3. 【請求項3】 流量調節部の流量調節と電動機の回転数
    制御を同一の操作手段によりおこなう請求項1記載のド
    レッシング泡立機。
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