JP3282023B2 - 射出成形機の逆流防止装置 - Google Patents
射出成形機の逆流防止装置Info
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- JP3282023B2 JP3282023B2 JP16805797A JP16805797A JP3282023B2 JP 3282023 B2 JP3282023 B2 JP 3282023B2 JP 16805797 A JP16805797 A JP 16805797A JP 16805797 A JP16805797 A JP 16805797A JP 3282023 B2 JP3282023 B2 JP 3282023B2
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- Japan
- Prior art keywords
- poppet
- molten resin
- opening
- valve body
- kneading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/52—Non-return devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機のスクリュ先
端に取付けた逆流防止装置の改良に関する。
端に取付けた逆流防止装置の改良に関する。
【０００２】
【従来技術】従来この種逆流防止装置を図５より説明す
ると、１は鎖線で示すスクリュ２の先端に取付けられた
逆流防止装置で、弁本体３がスクリュ２の先端に螺合し
ており、スクリュ２側から送られてくる溶融樹脂を外周
面にある取入口４から中央の流路５へ導入し、先端の開
口部６から吐出するようにしている。
ると、１は鎖線で示すスクリュ２の先端に取付けられた
逆流防止装置で、弁本体３がスクリュ２の先端に螺合し
ており、スクリュ２側から送られてくる溶融樹脂を外周
面にある取入口４から中央の流路５へ導入し、先端の開
口部６から吐出するようにしている。
【０００３】前記中央の流路５には先端の開口部６から
スクリュ２に達する円錐状の頭部７とシャフト８を有す
るポペット９が挿入されており、スクリュ側端部に設け
たバネ１０により常に開口部６を塞ぐように弁本体側に
引付けられるとともに、計量時に流路内５に取入れた溶
融樹脂により前記引付力に抗して開口部６を開くように
している。
スクリュ２に達する円錐状の頭部７とシャフト８を有す
るポペット９が挿入されており、スクリュ側端部に設け
たバネ１０により常に開口部６を塞ぐように弁本体側に
引付けられるとともに、計量時に流路内５に取入れた溶
融樹脂により前記引付力に抗して開口部６を開くように
している。
【０００４】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、ポペッ
ト９はスクリュ中間部を弁本体３で移動自在に支持され
ているだけで、頭部７は自由端で曲げによる変形が起き
やすく、弁本体３とのシールが十分でなく、開口部６の
閉塞が不完全であった。また従来、混練の必要な樹脂材
料にはスクリュヘッド等に設けた混練要素により樹脂の
混練をおこなっていたが、この様式は混練部がなく、前
述のような混練の必要な樹脂材料には不適であった。
ト９はスクリュ中間部を弁本体３で移動自在に支持され
ているだけで、頭部７は自由端で曲げによる変形が起き
やすく、弁本体３とのシールが十分でなく、開口部６の
閉塞が不完全であった。また従来、混練の必要な樹脂材
料にはスクリュヘッド等に設けた混練要素により樹脂の
混練をおこなっていたが、この様式は混練部がなく、前
述のような混練の必要な樹脂材料には不適であった。
【０００５】本発明の目的は前述のような弁開口部の閉
塞が不完全であることおよび混練の必要な樹脂材料に混
練部が付けられないという欠点を取除いた射出成形機の
逆流防止装置を提供することにある。
塞が不完全であることおよび混練の必要な樹脂材料に混
練部が付けられないという欠点を取除いた射出成形機の
逆流防止装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明はスクリュ側から供給される溶融樹脂を外周部
から中央の流路に取入れ、先端の開口部から吐出するス
クリュ先端に取付けられた弁本体と、前記弁本体の中央
の流路に所定距離軸方向に移動自在に挿入され、前記先
端の開口部を開閉する円錐状のポペットと、前記ポペッ
トが常に前記開口部を塞ぐように弁本体側に引付けると
ともに、計量時に流路内に取入れた溶融樹脂により前記
引付力に抗して開口部を開くように作用する弁本体にあ
るバネ室に設けたバネとを有してなる射出成形機の逆流
防止装置において、前記中央の中央にポペットを保持
し、かつ所定距離移動自在に保持するとともに、流路内
を通過する溶融樹脂にミキシングを与える混練装置を設
けたことを特徴とする射出成形機の逆流防止装置とし
た。
め本発明はスクリュ側から供給される溶融樹脂を外周部
から中央の流路に取入れ、先端の開口部から吐出するス
クリュ先端に取付けられた弁本体と、前記弁本体の中央
の流路に所定距離軸方向に移動自在に挿入され、前記先
端の開口部を開閉する円錐状のポペットと、前記ポペッ
トが常に前記開口部を塞ぐように弁本体側に引付けると
ともに、計量時に流路内に取入れた溶融樹脂により前記
引付力に抗して開口部を開くように作用する弁本体にあ
るバネ室に設けたバネとを有してなる射出成形機の逆流
防止装置において、前記中央の中央にポペットを保持
し、かつ所定距離移動自在に保持するとともに、流路内
を通過する溶融樹脂にミキシングを与える混練装置を設
けたことを特徴とする射出成形機の逆流防止装置とし
た。
【０００７】また前記混練装置は弁本体の中央の流路の
中央にポペットのシャフトを移動自在に嵌合させる嵌合
孔を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通過
させる複数個の孔を設けた混練要素とした射出成形機の
逆流防止装置とした。
中央にポペットのシャフトを移動自在に嵌合させる嵌合
孔を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通過
させる複数個の孔を設けた混練要素とした射出成形機の
逆流防止装置とした。
【０００８】さらにまた、混練装置は弁本体の中央の流
路の中央にポペットのシャフトを移動自在に嵌合させる
嵌合孔を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を
通過させる複数個の孔を設けた混練要素を少なくとも２
個直列に設け、溶融樹脂を通過させる複数個の孔の位相
を１／２ずらせる配置とした射出成形機の逆流防止装置
とした。
路の中央にポペットのシャフトを移動自在に嵌合させる
嵌合孔を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を
通過させる複数個の孔を設けた混練要素を少なくとも２
個直列に設け、溶融樹脂を通過させる複数個の孔の位相
を１／２ずらせる配置とした射出成形機の逆流防止装置
とした。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明はスクリュ先端に取付けら
れた溶融樹脂を外側部から中央の流路に取入れ、先端の
開口部から吐出する弁本体と、この中央の流路に所定距
離軸方向に移動自在に挿入され、常に前記開口部を塞ぐ
ように弁本体側に引付けるとともに、計量時に流路内に
取入れた溶融樹脂により前記引付力に抗して開口部を開
くように作用するバネにより前記先端の開口部を開閉す
る円錐状のポペットを有してなる逆流防止装置とした。
れた溶融樹脂を外側部から中央の流路に取入れ、先端の
開口部から吐出する弁本体と、この中央の流路に所定距
離軸方向に移動自在に挿入され、常に前記開口部を塞ぐ
ように弁本体側に引付けるとともに、計量時に流路内に
取入れた溶融樹脂により前記引付力に抗して開口部を開
くように作用するバネにより前記先端の開口部を開閉す
る円錐状のポペットを有してなる逆流防止装置とした。
【００１０】
【実施例】本発明の１実施例を図１および図２により説
明すると、１０は逆流防止装置で、スクリュ１１の先端
に弁本体１２が螺合しており、外周面にスクリュ１１か
ら供給される溶融樹脂を取入れる供給口１３とそれに続
く中央部の流路１４へ連通する樹脂路１５と、中央部の
流路１４の開口部には中央にポペット１６のシャフト１
７を移動自在に嵌合させ、ポペット１６を軸心に保持す
る孔を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通
過させる複数個の孔１８を設け、流路１４内に導入され
た溶融樹脂に背圧を与え、混練・分散をよくするための
混練要素１９が螺合している。
明すると、１０は逆流防止装置で、スクリュ１１の先端
に弁本体１２が螺合しており、外周面にスクリュ１１か
ら供給される溶融樹脂を取入れる供給口１３とそれに続
く中央部の流路１４へ連通する樹脂路１５と、中央部の
流路１４の開口部には中央にポペット１６のシャフト１
７を移動自在に嵌合させ、ポペット１６を軸心に保持す
る孔を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通
過させる複数個の孔１８を設け、流路１４内に導入され
た溶融樹脂に背圧を与え、混練・分散をよくするための
混練要素１９が螺合している。
【００１１】前記ポペット１６は前記混練要素１９の出
口であり、逆流防止装置１０の溶融樹脂吐出口である開
口部２０を開閉する円錐状のポペット頭部２１とそれに
続くクリュ１１に達するシャフト１７からなり、このシ
ャフト１７の反頭部側端部には弁本体１２との間に設け
たバネ２２が設けてある。このバネ２２は通常前記ポペ
ット頭部２１を弁本体１２側に引張り、開口部２０を閉
鎖するように作用するが、計量時に流路１４内に導入さ
れた溶融樹脂の圧力による押圧力が前記バネ２２の押圧
力より大きくなると、開口部２０を塞いでいるポペット
１６を押し開き溶融樹脂を開口部２０から吐出するよう
に設定してある。
口であり、逆流防止装置１０の溶融樹脂吐出口である開
口部２０を開閉する円錐状のポペット頭部２１とそれに
続くクリュ１１に達するシャフト１７からなり、このシ
ャフト１７の反頭部側端部には弁本体１２との間に設け
たバネ２２が設けてある。このバネ２２は通常前記ポペ
ット頭部２１を弁本体１２側に引張り、開口部２０を閉
鎖するように作用するが、計量時に流路１４内に導入さ
れた溶融樹脂の圧力による押圧力が前記バネ２２の押圧
力より大きくなると、開口部２０を塞いでいるポペット
１６を押し開き溶融樹脂を開口部２０から吐出するよう
に設定してある。
【００１２】また図３および図４のように前述の中央に
ポペット１６のシャフト１７を移動自在に嵌合させる孔
を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通過さ
せる複数個の孔３１を設けた混練要素３０を２個直列に
並べ、その内の１個の混練要素３０の複数個の孔３１を
他方のそれと位相を１／２ずらすことにより効果的な混
練を与えるようにすることも可能である。
ポペット１６のシャフト１７を移動自在に嵌合させる孔
を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通過さ
せる複数個の孔３１を設けた混練要素３０を２個直列に
並べ、その内の１個の混練要素３０の複数個の孔３１を
他方のそれと位相を１／２ずらすことにより効果的な混
練を与えるようにすることも可能である。
【００１３】なお３２は前記２個の混練要素３０を弁本
体３３に押付け、外れないようにしておく押さえであ
る。
体３３に押付け、外れないようにしておく押さえであ
る。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したような構成および作用動作
が行われ、ポペットはスクリュ側端部に片持状態で支持
されていて、自由端である先端部は曲げによる変形が起
きやすく弁開口部の閉塞が不完全完全であることおよび
混練の必要な樹脂材料に混練部が付けられないという欠
点を取除くことができた。
が行われ、ポペットはスクリュ側端部に片持状態で支持
されていて、自由端である先端部は曲げによる変形が起
きやすく弁開口部の閉塞が不完全完全であることおよび
混練の必要な樹脂材料に混練部が付けられないという欠
点を取除くことができた。
【図１】本発明のスクリュ先端に取付けた逆流防止装置
の１実施例を示す図。
の１実施例を示す図。
【図２】本発明の逆流防止装置の１実施例を示す図で、
図１のＡ−Ａ断面図。
図１のＡ−Ａ断面図。
【図３】本発明の逆流防止装置の他の実施例を示す図。
【図４】本発明の逆流防止装置の他の実施例を示す図
で、図３のＢ−Ｂ断面図。
で、図３のＢ−Ｂ断面図。
【図５】従来のスクリュ先端に取付けた逆流防止装置の
説明図で、開口部の開いた時の図。
説明図で、開口部の開いた時の図。
【符号の説明】 １０ 逆流防止装置 １１ スクリュ １２ 弁本体 １３ 供給口 １４ 中央部の流路 １５ 樹脂流路 １６ ポペット １７ シャフト １８ 複数個の孔 １９ 混練要素 ２０ 開口部 ２１ ポペット頭部 ２２ バネ ３０ 混練要素 ３１ 複数個の孔 ３２ 押さえ ３３ 弁本体
Claims (3)
- 【請求項１】 スクリュ側から供給される溶融樹脂を外
周部から中央の流路に取入れ、先端の開口部から吐出す
るスクリュ先端に取付けられた弁本体と、前記先端の開
口部を開閉する円錐状の頭部とそれに続くスクリュに達
するシャフトからなり、前記先端の開口部からシャフト
を前記中央の流路に所定距離軸方向に移動自在に挿入し
たポペットと、前記ポペットの円錐状の頭部が常に前記
開口部を塞ぐように弁本体側に引付けるとともに、計量
時に流路内に取入れた溶融樹脂により前記引付力に抗し
て開口部を開くように作用する弁本体とポペットとの間
に設けたバネとを有してなる射出成形機の逆流防止装置
において、前記中央の流路の中央にポペットを保持し、
かつ所定距離移動自在に保持するとともに、流路内を通
過する溶融樹脂にミキシングを与える混練装置を設けた
ことを特徴とする射出成形機の逆流防止装置。 - 【請求項２】 前記混練装置は弁本体の中央の流路の中
央にポペットのシャフトを移動自在に嵌合させる嵌合孔
を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通過さ
せる複数個の孔を設けた混練要素であることを特徴とす
る請求項１記載の射出成形機の逆流防止装置。 - 【請求項３】 前記混練装置は弁本体の中央の流路の中
央にポペットのシャフトを移動自在に嵌合させる嵌合孔
を有するとともに、同嵌合孔の周囲に溶融樹脂を通過さ
せる複数個の孔を設けた混練要素を少なくとも２個直列
に設け、溶融樹脂を通過させる複数個の孔の位相を１／
２ずらせる配置としたことを特徴とする請求項２記載の
射出成形機の逆流防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16805797A JP3282023B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 射出成形機の逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16805797A JP3282023B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 射出成形機の逆流防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10337753A JPH10337753A (ja) | 1998-12-22 |
| JP3282023B2 true JP3282023B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=15861035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16805797A Expired - Fee Related JP3282023B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 射出成形機の逆流防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282023B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4804557B2 (ja) * | 2009-04-21 | 2011-11-02 | 株式会社日本製鋼所 | 射出成形機のスクリュおよび射出成形機 |
| CN108437374A (zh) * | 2018-04-08 | 2018-08-24 | 温州职业技术学院 | 一种注塑模具用防倒流装置 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP16805797A patent/JP3282023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10337753A (ja) | 1998-12-22 |
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| Date | Code | Title | Description |
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