JP3281774B2 - 水中堆積物の除去装置 - Google Patents
水中堆積物の除去装置Info
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- JP3281774B2 JP3281774B2 JP27262395A JP27262395A JP3281774B2 JP 3281774 B2 JP3281774 B2 JP 3281774B2 JP 27262395 A JP27262395 A JP 27262395A JP 27262395 A JP27262395 A JP 27262395A JP 3281774 B2 JP3281774 B2 JP 3281774B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中の生け簀下に
堆積した魚の餌、排泄物の除去、回収などに適用される
水中堆積物の除去装置に関する。
堆積した魚の餌、排泄物の除去、回収などに適用される
水中堆積物の除去装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、水中の生け簀下に堆積した魚の
餌、排泄物の除去、回収、搬送などはダイバーの手作業
で行われている。
餌、排泄物の除去、回収、搬送などはダイバーの手作業
で行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は
水中の生け簀下に堆積した魚の餌、排泄物の除去、回
収、搬送などはダイバーの手作業で行われているが、生
け簀が障害物となって手作業が困難な個所は半ば放置さ
れている。しかしながら、最近は環境の保全問題がクロ
ーズアップされており、これら堆積物の除去、回収の必
要性に迫られている。
水中の生け簀下に堆積した魚の餌、排泄物の除去、回
収、搬送などはダイバーの手作業で行われているが、生
け簀が障害物となって手作業が困難な個所は半ば放置さ
れている。しかしながら、最近は環境の保全問題がクロ
ーズアップされており、これら堆積物の除去、回収の必
要性に迫られている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水中堆積物
の除去装置は上記課題の解決を目的にしており、注排水
タンクを装備し潜水して推進器により水中を移動するバ
ージ本体に吸入ポンプが設けられ、旋回用および俯仰用
アクチュエータに接続された吸入管を介して水中で高度
を保持しながら水中の堆積物を吸入して前記バージ本体
に設けられた回収籠内に回収するようにバージ本体およ
び吸入ポンプを陸上から制御して作動させるようになっ
ている。本装置を用いて水中の堆積物を除去する場合は
バージ本体を水中に潜入させて水中を移動させながら吸
入ポンプを作動させ、水中で高度を保持しながら吸入管
を介して水中の堆積物を吸入して除去する。除去した堆
積物は堆積物のみがバージ本体に設けられた回収籠内に
回収される。そして回収籠内に回収された堆積物はバー
ジ本体を移動させることにより堆積物を処理する所定の
場所まで搬送される。
の除去装置は上記課題の解決を目的にしており、注排水
タンクを装備し潜水して推進器により水中を移動するバ
ージ本体に吸入ポンプが設けられ、旋回用および俯仰用
アクチュエータに接続された吸入管を介して水中で高度
を保持しながら水中の堆積物を吸入して前記バージ本体
に設けられた回収籠内に回収するようにバージ本体およ
び吸入ポンプを陸上から制御して作動させるようになっ
ている。本装置を用いて水中の堆積物を除去する場合は
バージ本体を水中に潜入させて水中を移動させながら吸
入ポンプを作動させ、水中で高度を保持しながら吸入管
を介して水中の堆積物を吸入して除去する。除去した堆
積物は堆積物のみがバージ本体に設けられた回収籠内に
回収される。そして回収籠内に回収された堆積物はバー
ジ本体を移動させることにより堆積物を処理する所定の
場所まで搬送される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の一形態に係
る水中堆積物の除去装置の説明図である。図において、
本実施の形態に係る水中堆積物の除去装置は水中の生け
簀下に堆積した魚の餌、排泄物の除去、回収などに使用
されるもので、図における符号１は生け簀、２はバージ
本体、３はバージ本体２を潜入、浮上させる注排水タン
ク、４はバージ本体２を移動させる推進器、５は生け簀
１下の堆積物を吸入する吸入管、６は堆積物を吸入する
吸入ポンプ、７は吸入した堆積物を容れる回収籠、８，
９は吸入管５を旋回、或いは俯仰させるアクチュエー
タ、１０は推進器４、吸入ポンプ６、旋回用のアクチュ
エータ８、俯仰用のアクチュエータ９、注排水タンク３
などの動力源および制御ユニット、１１は動力の供給用
および制御用のケーブル、１２は陸上に設置された発電
設備、１３は制御室で、本除去装置はこれらの機器や装
置などにより構成されている。
る水中堆積物の除去装置の説明図である。図において、
本実施の形態に係る水中堆積物の除去装置は水中の生け
簀下に堆積した魚の餌、排泄物の除去、回収などに使用
されるもので、図における符号１は生け簀、２はバージ
本体、３はバージ本体２を潜入、浮上させる注排水タン
ク、４はバージ本体２を移動させる推進器、５は生け簀
１下の堆積物を吸入する吸入管、６は堆積物を吸入する
吸入ポンプ、７は吸入した堆積物を容れる回収籠、８，
９は吸入管５を旋回、或いは俯仰させるアクチュエー
タ、１０は推進器４、吸入ポンプ６、旋回用のアクチュ
エータ８、俯仰用のアクチュエータ９、注排水タンク３
などの動力源および制御ユニット、１１は動力の供給用
および制御用のケーブル、１２は陸上に設置された発電
設備、１３は制御室で、本除去装置はこれらの機器や装
置などにより構成されている。
【０００６】本除去装置を使用して生け簀１下の堆積物
を除去する場合は、バージ本体２に設けられている注排
水タンク３内に水を注入してバージ本体２を水中に潜入
させる。そして、バージ本体２を推進器４により移動さ
せて生け簀１下に吸入管５を差込み、吸入ポンプ６を作
動させて生け簀１下の堆積物を吸入管５を介して吸入し
除去する。堆積物の除去は推進器４を作動させてバージ
本体２を移動させるとともに、吸入管５に取付けられて
いる旋回および俯仰用のアクチュエータ８，９を作動さ
せて吸入管５を振回すことにより行う。除去された堆積
物は吸入ポンプ６の吐出側に設けられた回収籠７内に回
収される。回収籠７内が除去して回収された堆積物で一
杯になったならば、バージ本体２に設けられている注排
水タンク３内の水を排除してバージ本体２を浮上させ、
バージ本体２の推進器４により堆積物を処理する場所ま
で搬送する。
を除去する場合は、バージ本体２に設けられている注排
水タンク３内に水を注入してバージ本体２を水中に潜入
させる。そして、バージ本体２を推進器４により移動さ
せて生け簀１下に吸入管５を差込み、吸入ポンプ６を作
動させて生け簀１下の堆積物を吸入管５を介して吸入し
除去する。堆積物の除去は推進器４を作動させてバージ
本体２を移動させるとともに、吸入管５に取付けられて
いる旋回および俯仰用のアクチュエータ８，９を作動さ
せて吸入管５を振回すことにより行う。除去された堆積
物は吸入ポンプ６の吐出側に設けられた回収籠７内に回
収される。回収籠７内が除去して回収された堆積物で一
杯になったならば、バージ本体２に設けられている注排
水タンク３内の水を排除してバージ本体２を浮上させ、
バージ本体２の推進器４により堆積物を処理する場所ま
で搬送する。
【０００７】従来は水中の生け簀下に堆積した魚の餌、
排泄物の除去、回収、搬送などはダイバーの手作業で行
われているが、生け簀が障害物となって手作業が困難な
個所は半ば放置されている。しかしながら、最近は環境
の保全問題がクローズアップされており、これら堆積物
の除去、回収の必要性に迫られているが、本水中堆積物
の除去装置においてはバージ本体２に注排水タンク３を
設け、またバージ本体２の先端に吸入管５を設け、この
吸入管５の出口部に吸入ポンプ６を設け、この吸入ポン
プ６の吐出側に回収籠７を設け、バージ本体２の先端に
設けた吸入管５に旋回および俯仰用のアクチュエータ
８，９を取付け、バージ本体２に推進器４を装着したこ
とにより、本装置が生け簀１の底部下方に潜り込んで魚
の餌や排泄物などの堆積物を吸入管５を介して吸入し除
去するとともに水中下で除去した堆積物を回収籠７内に
回収した後、バージ本体２を浮上させて堆積物を処理す
る場所まで堆積物を搬送するようになっており、生け簀
１下に堆積した魚の餌、排泄物の除去および回収などを
生け簀１を取外して移動することなく行うことができ、
また堆積物を除去、回収する際には周囲に対する環境に
も配慮して極力水中の濁りを少なくするとともに回収し
た堆積物が容易に処理されるように所定の場所まで堆積
物を搬送させることができる。このようにバージ本体２
を潜水可能として水中において高度を保持しながら堆積
物を除去することができることにより生け簀１との干渉
を極力避けながら堆積物の除去が容易に行われる。ま
た、堆積物を水上で回収した場合には回収した堆積物と
一緒に吸い上げられた泥水が分離して沈澱するために周
辺の水域を汚濁させるが、堆積物を水中で回収すること
により周辺の水域に濁りを与えて汚濁することなどが防
止される。
排泄物の除去、回収、搬送などはダイバーの手作業で行
われているが、生け簀が障害物となって手作業が困難な
個所は半ば放置されている。しかしながら、最近は環境
の保全問題がクローズアップされており、これら堆積物
の除去、回収の必要性に迫られているが、本水中堆積物
の除去装置においてはバージ本体２に注排水タンク３を
設け、またバージ本体２の先端に吸入管５を設け、この
吸入管５の出口部に吸入ポンプ６を設け、この吸入ポン
プ６の吐出側に回収籠７を設け、バージ本体２の先端に
設けた吸入管５に旋回および俯仰用のアクチュエータ
８，９を取付け、バージ本体２に推進器４を装着したこ
とにより、本装置が生け簀１の底部下方に潜り込んで魚
の餌や排泄物などの堆積物を吸入管５を介して吸入し除
去するとともに水中下で除去した堆積物を回収籠７内に
回収した後、バージ本体２を浮上させて堆積物を処理す
る場所まで堆積物を搬送するようになっており、生け簀
１下に堆積した魚の餌、排泄物の除去および回収などを
生け簀１を取外して移動することなく行うことができ、
また堆積物を除去、回収する際には周囲に対する環境に
も配慮して極力水中の濁りを少なくするとともに回収し
た堆積物が容易に処理されるように所定の場所まで堆積
物を搬送させることができる。このようにバージ本体２
を潜水可能として水中において高度を保持しながら堆積
物を除去することができることにより生け簀１との干渉
を極力避けながら堆積物の除去が容易に行われる。ま
た、堆積物を水上で回収した場合には回収した堆積物と
一緒に吸い上げられた泥水が分離して沈澱するために周
辺の水域を汚濁させるが、堆積物を水中で回収すること
により周辺の水域に濁りを与えて汚濁することなどが防
止される。
【０００８】
【発明の効果】本発明に係る水中堆積物の除去装置は前
記のように構成されており、バージ本体が水中を移動し
ながら吸入管を介して水中の堆積物を吸入して除去する
ので、水中の障害物との干渉を極力避けて堆積物を容易
に除去することができる。また、水中で堆積物のみが回
収籠内に回収されて所定の場所まで搬送されるので、周
辺水域の汚濁が防止される。
記のように構成されており、バージ本体が水中を移動し
ながら吸入管を介して水中の堆積物を吸入して除去する
ので、水中の障害物との干渉を極力避けて堆積物を容易
に除去することができる。また、水中で堆積物のみが回
収籠内に回収されて所定の場所まで搬送されるので、周
辺水域の汚濁が防止される。
【図１】図１は本発明の実施の一形態に係る水中堆積物
の除去装置の外観図である。
の除去装置の外観図である。
１ 生け簀 ２ バージ本体 ３ 注排水タンク ４ 推進器 ５ 吸入管 ６ 吸入ポンプ ７ 回収籠 ８ 旋回用のアクチュエータ ９ 俯仰用のアクチュエータ １０ 動力源および制御ユニット １１ 動力供給用および制御用のケーブル １２ 発電設備 １３ 制御室
Claims (1)
- 【請求項１】 注排水タンクを装備し潜水して推進器に
より水中を移動するバージ本体と、該バージ本体に設け
られ旋回用および俯仰用アクチュエータに接続された吸
入管と、水中で高度を保持しながら該吸入管を介して水
中の堆積物を吸入して前記バージ本体に設けられた回収
籠内に回収する吸入ポンプと、上記バージ本体および上
記吸入ポンプを陸上から制御して作動させる手段とを備
えたことを特徴とする水中堆積物の除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27262395A JP3281774B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 水中堆積物の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27262395A JP3281774B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 水中堆積物の除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09107842A JPH09107842A (ja) | 1997-04-28 |
| JP3281774B2 true JP3281774B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=17516516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27262395A Expired - Fee Related JP3281774B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 水中堆積物の除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3281774B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110987044A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 吴郁君 | 一种河流治理用室外水环境监测设备 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5502873B2 (ja) | 2008-10-10 | 2014-05-28 | ミック ピーティワイ エルティディ | 現場対応型の海中ネットクリーニング及び検査装置 |
| JP2012052287A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Ipponmatsu Butsuryu Kk | 水底堆積物除去システム |
| CN102812911A (zh) * | 2012-08-08 | 2012-12-12 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 贝类固体排泄物颗粒收集装置 |
| NO343706B1 (en) * | 2017-06-13 | 2019-05-13 | Pure Arctic As | System and method for marine harvesting |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP27262395A patent/JP3281774B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110987044A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 吴郁君 | 一种河流治理用室外水环境监测设备 |
| CN110987044B (zh) * | 2019-12-23 | 2020-10-16 | 乐清市钜派企业管理咨询有限公司 | 一种河流治理用室外水环境监测设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09107842A (ja) | 1997-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020129 |
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