JP3281686B2 - バーナの制御装置 - Google Patents

バーナの制御装置

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーナの制御装置に関す
るものであり、さらに詳しくは、ガスボイラー、ガス吸
収冷温水機の発生器などに用いられる、コントロールモ
ータにより燃料弁及びエア弁を開閉して燃料とエアを比
例制御して安定に燃焼を行うバーナにおいて、コントロ
ールモータ軸と弁軸との動きを監視し、設定値からのズ
レを検出して警報をだすようにした、安全性の高いバー
ナの制御を行うことのできる制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収式冷凍機などの場合は蒸発器
からの冷水出口温度をセンサーにより検知してそれに対
応するように制御装置から1台のコントロールモータへ
信号出力し、そのコントロールモーターによって機械的
リンケージを介して燃料制御弁とエア弁の開度を調節す
るバーナや、上記制御装置から燃料制御弁用コントロー
ルモータとエア弁制御用コントロールモータへ信号出力
してそれぞれの開度を別々に調節するようにしたバーナ
などがあるが、前者の場合はコントロールモータ駆動に
より燃料弁とエア弁とが連結・連動して動作し空燃比を
制御しているため、コントロールモータ駆動軸と弁軸と
の連結がズレた場合には、空燃比がズレて大きな事故と
なる可能性が大きく、また、後者のリンクレスバーナの
場合は燃料弁とエア弁はそれぞれ別々に制御されるため
安全性の問題が一層大きくなる恐れがある。
【0003】これに対して従来は、機械的なロック機構
により、コントロールモータの回転軸(駆動軸)と弁回
転軸との連結を強固なものとする程度の対策しか行われ
ておらず、安全性の問題は未だ解決されていなかった。
【0004】このように従来のバーナには空燃比を監視
するシステムはほとんどなく、管理者が点検によりチェ
ックするか、燃焼状態を検知する燃焼検知センサー(例
えばサーモカップル)の出力に応じて送風機による燃焼
用空気流量を制御するかあるいは燃料流量を制御する方
法(特公平3−59332号公報、特開昭62−252
826号公報等)や、排ガス分析計を使用し、燃焼ガス
中のO2 やCO2 を計測するなどの方法が提案されてい
たが、制御が複雑になるなど未だ完全なものはなく、ま
た、酸素センサーなどは高価で、保守点検を要し、また
寿命が短いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、燃焼
ガス中のO2 やCO2 等を分析するためのセンサーなど
を使用することなく、制御が簡単で、かつ安全性の高い
バーナの制御を行える上、異常があれば警報をだすこと
ができるようなバーナの制御装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題に鑑み本発明
者らが鋭意研究した結果、コントロールモータ駆動によ
り開閉する弁の連結を監視することにより、安全性が向
上し、上記課題を解決することができることを見いだし
て本発明をなすに到った。
【0007】本発明の請求項1の発明は、1台のコント
ロールモータと燃料弁及びエア弁とを連結したバーナに
おいて、燃料弁の回転軸と直結した弁開度出力器からの
開度信号と、エア弁の回転軸と直結した弁開度出力器か
らの開度信号と、弁開度指示器からの操作信号と、コン
トロールモータ開度出力器からの制御信号とを開度監視
器に入力してバーナの制御を行い、かつこの開度監視器
にて初期設定値からの偏差に基づいて異常を判断して報
知することを特徴とするバーナの制御装置である。
【0008】本発明の請求項2の発明は、燃料弁用のコ
ントロールモータと、エア弁用のコントロールモータと
を備えたバーナにおいて、燃料弁の弁開度出力器及びエ
ア弁の弁開度出力器からの開度信号と、弁開度指示器か
らの信号と、燃料弁用のコントロールモータ用開度出力
器及びエア弁用のコントロールモータ開度出力器からの
制御信号とを開度監視器に入力してバーナの制御を行
い、かつこの開度監視器にて初期設定値からの偏差に基
づいて異常を判断して報知することを特徴とするバーナ
の制御装置である。
【0009】
【作用】コントロールモータにより燃料弁及びエアダン
パを開閉してバーナの燃料と空気とを比例制御する制御
装置において、コントロールモータの回転軸と燃料弁あ
るいはエアダンパの回転軸との連結のズレを例えば下記
のようにして監視して、初期設定値からの偏差に基づい
て異常を判断して報知することにより、制御が簡単で、
かつ安全性の高いバーナの制御を行うことができる。 (1)コントロールモータに内蔵された弁開度のフィー
ドバック出力(ポテンショメータ)と、弁回転軸に直結
された弁開度のフィードバック出力(ポテンショメー
タ)とを相互監視するか、(2)コントロールモータに
内蔵された弁開度のフィードバック出力(ポテンショメ
ータ)と、弁回転軸から直に出力されるカムスイッチに
よる位置出力とを相互監視し、かつ(3)弁開度指示器
の信号と弁開度の相互監視を行う。
【0010】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明はこれらに
限定されるものではない。図1は、1台のコントロール
モータCMで燃料弁Fとエア弁Gとを制御する場合の本
発明のバーナの制御装置の開度監視器Hへの信号入力図
である。
【0011】図2は、燃料弁コントロールモータCMG
及びエア弁コントロールモータCMAが、それぞれ別個
に動作する場合の本発明のバーナの制御装置の開度監視
器Hへの信号入力図である。
【0012】図1において、1はコントロールモータC
Mの回転軸、2および3は連結棒、4は燃料弁Fの回転
軸、5はエア弁Gの回転軸であり、各回転軸および連絡
棒は連結部材6、6、6、6によって連結されている。
開度指示器AからコントロールモータCMへの開度信号
に対して、コントロールモータ開度出力器B(フィード
バックポテンショメータ又はエンコーダ等)からの信号
により弁を制御する時、燃料である例えばガスの供給路
7に設けられた燃料弁Fの回転軸4と直結された弁開度
出力器D(ポテンショメータ又はエンコーダ又はカムス
イッチ等)からの信号と、燃料用空気の供給路8に設け
られたエア弁Gの回転軸5と直結された弁開度出力器E
(ポテンショメータ又はエンコーダ又はカムスイッチ
等)からの信号を開度監視器Hへ入力することにより、
開度監視器Hは開度指示器Aからの操作量とコントロー
ルモータ開度出力器Bからの制御量及び弁開度出力器D
から出力された燃料弁Fの動作量、弁開度出力器Eから
出力されたエア弁Gの動作量それぞれの相対量を監視し
て、初期設定量からのズレ量を検出し、正常と異常の判
断をする。
【0013】そして、異常と判断した場合には、開度監
視器Hから異常信号を入力した制御盤(図示せず)に設
けられたブザーあるいは発光素子(いずれも図示せず)
が動作し、異常が報知される。また、開度監視器Hから
異常信号を入力した制御盤は燃料の供給路7に設けられ
た遮断弁(図示せず)に閉信号を出力してバーナへの燃
料供給は停止する。
【0014】図2において、燃料弁用コントロールモー
タCMGとエア弁用コントロールモータCMAをそれぞ
れ別個に設け、コントロールモータCMGの回転軸1と
燃料弁Fの回転軸4とを連結部材10にて連結し、コン
トロールモータCMAの回転軸11とエア弁Gの回転軸
5とを連結部材12にて連結したリンクレスバーナにお
いて、開度指示器Aからの操作量に対して、燃料弁用コ
ントロールモータCMGの開度出力器B(フィードバッ
クポテンショメータ又はエンコーダ等)からの信号によ
り燃料弁Fを制御し、エア弁用コントロールモータCM
Aの開度出力器C(フィードバックポテンショメータ又
はエンコーダ等)からの信号によりエア弁Gを制御する
時、燃料弁Fの回転軸4と直結された弁開度出力器D
(ポテンショメータ又はエンコーダ又はカムスイッチ
等)からの信号と、エア弁Gの回転軸5と直結された弁
開度出力器E(ポテンショメータ又はエンコーダ又はカ
ムスイッチ等)からの信号を開度監視器Hへ入力するこ
とにより、開度監視器Hは開度指示器Aからの操作量と
コントロールモータ開度出力器B及びCからの制御量、
及び弁開度出力器Dから出力された燃料弁Fの動作量、
弁開度出力器Eから出力されるエア弁Gの動作量それぞ
れの相対量を監視し、初期設定量からのズレ量を検出
し、正常と異常の判断をする。
【0015】そして、異常と判断した場合には、開度監
視器Hから異常信号を入力した制御盤(図示せず)に設
けられたブザーあるいは発光素子(いずれも図示せず)
が動作し、異常が報知される。また、開度監視器Hから
異常信号を入力した制御盤は燃料の供給路7に設けられ
た遮断弁(図示せず)に閉信号を出力してバーナへの燃
料供給は停止する。
【0016】弁開度出力器としては、市販品の中から最
適なものを適宜選択して使用することができ、例えば、
機械的な変位量に比例した電気(電圧)出力を得る変位
センサとしてのポテンショメータ、変位量のアナログ量
を電気的デジタル信号に変換するエンコーダ、あるいは
軸の変位と同期して回転するカムとマイクロスイッチを
組み合わせたカムスイッチ、その他均等物を用いること
ができる。
【0017】弁開度出力器D及び弁開度出力器Eからの
信号として、ポテンショメータやエンコーダによる比例
信号(フィードバック)を用いる場合は、開度指示器A
からの操作量及び開度出力器B、開度出力器Cからの制
御量(フィードバック)は比例出力されるため、相対量
の監視は比例信号の相対量比較によって行う。弁開度出
力器D及び弁開度出力器Eからの信号として、カムスイ
ッチを使用する場合は、開度指示器Aからの操作量及び
開度出力器B、開度出力器Cからの制御量として比例出
力される信号に対して、カムスイッチにより出力される
燃料弁Fの位置及びエア弁Gの位置を監視することによ
って行う。
【0018】
【発明の効果】本発明のバーナの制御装置は、燃焼ガス
中のO2 やCO2 等を分析するためのセンサーなどを使
用することなく、コントロールモータ駆動により開閉す
る弁の連結を監視することにより、制御が簡単で、かつ
安全性の高いバーナの制御を行え、また、異常があれば
警報をだすことができる上、安価であり、保守点検が容
易であるなどの特徴があるので産業上利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバーナの制御装置の開度監視器への
信号入力図である。
【図2】 本発明の他のバーナの制御装置の開度監視器
への信号入力図である。
【符号の説明】
A 開度指示器 B、C コントロールモータ開度出力器 D、E 弁開度出力器 F 燃料弁 G エア弁 H 開度監視器 CM コントロールモータ CMG 燃料弁用コントロールモータ CMA エア弁用コントロールモータ 1、11 コントロールモータの回転軸 2、3 連結棒 4 燃料弁の回転軸 5 エア弁の回転軸 6 連結部材 7 燃料の供給路 8 空気の供給路 10、12 連結部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のコントロールモータと燃料弁及び
    エア弁とを連結したバーナにおいて、燃料弁の回転軸と
    直結した弁開度出力器からの開度信号と、エア弁の回転
    軸と直結した弁開度出力器からの開度信号と、弁開度指
    示器からの操作信号と、コントロールモータ開度出力器
    からの制御信号とを開度監視器に入力してバーナの制御
    を行い、かつこの開度監視器にて初期設定値からの偏差
    に基づいて異常を判断して報知することを特徴とするバ
    ーナの制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料弁用のコントロールモータと、エア
    弁用のコントロールモータとを備えたバーナにおいて、
    燃料弁の弁開度出力器及びエア弁の弁開度出力器からの
    開度信号と、弁開度指示器からの信号と、燃料弁用のコ
    ントロールモータ用開度出力器及びエア弁用のコントロ
    ールモータ開度出力器からの制御信号とを開度監視器に
    入力してバーナの制御を行い、かつこの開度監視器にて
    初期設定値からの偏差に基づいて異常を判断して報知す
    ることを特徴とするバーナの制御装置。
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