JP3281343B2 - 扉全周締め込み構造 - Google Patents

扉全周締め込み構造

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JP3281343B2
JP3281343B2 JP30468699A JP30468699A JP3281343B2 JP 3281343 B2 JP3281343 B2 JP 3281343B2 JP 30468699 A JP30468699 A JP 30468699A JP 30468699 A JP30468699 A JP 30468699A JP 3281343 B2 JP3281343 B2 JP 3281343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、大型通信機器筐
体などに使用される扉全周締め込み構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】 通常の大型通信機器筐体では、ロック
ハンドル装置のロック棒による密閉方式が主流である。
この方式では、扉の左右一側に装着したヒンジによって
扉を筐体に回転可能に連結し、扉の左右他側の1箇所に
装着したロックハンドル装置の施錠軸にロック棒を連動
装備し、ヒンジ軸を中心に扉を閉鎖回転させた後、施錠
軸を操作ハンドルで回してロック棒を筐体側の受金部に
迫り合い係合させ、これによって扉と筐体間に装着した
パッキングを締め込み圧縮している。しかしながら、こ
の密閉方式では、扉に反りや捻れが発生した場合、ロッ
ク棒と受金部の迫り合い係合が不十分となり、これがパ
ッキングの圧縮不足となって密閉性能が低下する懸念が
ある。扉の反りや捻れに対抗するために扉にロックハン
ドル装置を多数箇所に装着することも考えられるが、多
数のロックハンドル装置を操作するのは非常に煩わしい
ばかりか、どれか一つ又は幾つかの操作忘れによって所
期の密閉性能が得られないことがある。また、多数個の
ロックハンドル装置を設けた場合には、全てのロックハ
ンドル装置による締め込み操作は同時に実行されなけれ
ばならない。その、理由は、一部のロックハンドル装置
のロック棒が先に操作されると、未操作のロックハンド
ル装置のロック棒が担当する個所にあるパッキングが、
既操作箇所の圧縮変形の逃げとして膨らんでしまうた
め、扉が斜めに浮き出てしまい、未操作のロック棒が筐
体側の対応する受金部から係合不可能な程度に離れてし
まうからである。このような多数箇所のロックハンドル
装置を同時に締め込み操作するには、一人の作業員では
不可能であり、複数の作業員を担当させる必要がある。
【0003】そこで、コーナー部に変向伝動ユニットを
配置して垂直ロッドと水平ロッドを扉の全周にわたって
連鎖状に連結し、垂直ロッドや水平ロッドの数箇所にフ
ック金具を設け、扉閉鎖時に筐体に固着された受けロー
ラを同時にフック金具に引寄せ係合させることによっ
て、パッキングを圧縮する方法が提案されている。しか
しながら、パッキングを潰した時の大きな力がフック金
具に負荷されるため、フック金具が固着されている垂直
ロッドや水平ロッドを大きく撓ませたり、フック金具そ
れ自体が歪曲変形してしまう問題があり、繰返し返し利
用していくうちに垂直ロッドや水平ロッドの撓みが戻ら
なくなり、この変形状態によって正しく締め込み施錠で
きなくなってしまう。
【0004】通常の形態では、扉を筐体に回転可能に連
結するヒンジは、回転軸の位置が筐体に対して何ら移動
しない固定単軸型であるが、このようなヒンジでは、扉
閉鎖の終局段階でヒンジ側に近い方のパッキング部分が
先に圧縮されるため、ヒンジから遠い方のパッキング部
分が先行圧縮部分の変形逃げとして膨らんでしまうこと
になる。そのため、圧縮量の大きいパッキングや弾性の
高いパッキングでは、扉が斜めに浮き出てしまい、扉の
全閉操作が困難となることがある。固定単軸型ヒンジを
用いた左右回転扉では、このヒンジ部分における密閉性
能の低下問題は、なかなかクリアできない問題であっ
た。
【0005】また、扉の開放中に連鎖状に連結された垂
直ロッドと水平ロッドが誤って締め込みロック成立方向
へと前進移動させられ、フック金具が締め付けロック位
置に戻されてしまった場合には、扉をそのまま閉鎖させ
たとき、閉鎖動作の終端においてフック金具が受けロー
ラに衝突することになり、受けローラやフック金具など
の損傷を招くことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、フック金具を固着した垂直ロッドや水平ロッド
が閉鎖操作において撓み変形したり、フック金具8が剪
断ないし歪曲変形することなしに、パッキングを扉の全
周にわたってほぼ均等かつ的確に締め付けできる扉全周
締め込み構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると本発明は、扉閉鎖の終局段階
において扉1が筐体6に向かって平行移動または近似平
行移動するようにしたヒンジ15(100)によって扉
1を筐体6に連結し、扉1の左右の垂直辺と上下の水平
辺に沿って配置した垂直した垂直ロッド2と水平ロッド
3を、扉1のコーナー部に装着した変向伝動ユニット4
の伝動部材5を介して連鎖状に接続し、各垂直ロッド2
と水平ロッド3にフック金具8を固着し、フック金具8
に扉閉鎖時に筐体6に固着された受けローラ7を引寄せ
るカム面8cを有するフック部8aと、扉1に固着され
たガイドローラ9が挿入されるスロット8bを設け、垂
直ロッド2または水平ロッド3の途中に、単一のロック
ハンドル装置10のピニオン11より力が伝達されるラ
ック12を設け、ピニオン11の回転操作によって垂直
ロッド2と水平ロッド3を移動させ、フック金具9のフ
ック部8aに受けローラ7を引寄せ係合させて、扉1と
筐体6の間にパッキング16を圧縮するようにした扉全
周締め込み構造において、垂直ロッド2または水平ロッ
ド3の途中に停止ピン17を設け、チェックレバー19
を軸ピン18によって扉1に枢着し、チェックレバー1
9の先端部19aが停止ピン17の側面に突き当たり係
合するようにバネ20によってチェックレバー19を回
転付勢し、扉1の閉鎖動作の終端においてチェックレバ
ー19の側面を押して停止ピン17との係合を解除させ
る解除ピン21を筐体6に固着したものである。
【0008】この扉全周締め込み構造では、ロックハン
ドル装置10の施錠軸の回転によってピニオン11を回
転操作すると、ピニオンとラック12の協働作用によっ
て連鎖状に連結された垂直ロッド2と水平ロッド3が締
め付けロック成立方向に前進移動させられる。この垂直
ロッド2と水平ロッド3の前進移動に伴い、垂直ロッド
2および水平ロッド3のフック金具9が、スロット8b
に係合しているガイドローラ9に案内されながら、ボッ
クス本体6の受けローラに接近する方向に移動する。こ
の移動の終端近くにおいて、受けローラ7はフック金具
8のカム面8Cによって引寄せられ、移動終端において
受けローラ7がフック金具8のフック部8aに深く係合
する。このように受けローラ7がフック金具8に見掛け
上引寄せ係合させられる終局段階において、前記ヒンジ
15(100)の働きによって扉1が筐体6に対して平
行移動しながら引寄せられ、扉1と筐体6の間にパッキ
ング16を全周にわたって均等にほぼ締め込み圧縮す
る。そして、ロックハンドル装置10によってピニオン
11を逆回転させ、ピニオン11とラック12の協働作
用によって垂直ロッド2と水平ロッドを締め込みロック
解除方向に後退移動させる。フック金具3のフック部8
aから受けローラ7が脱出して、フック金具8が受けロ
ーラ7から一定距離離れた段階において、バネ20の付
勢によって回転したチェックレバー19の先端部19a
が停止ピン17の側面に突き当たり係合する。これによ
って垂直ロッド2と水平ロッド3の締め込みロック成立
方向(矢印方向)への前進移動が阻止され、フック金具
8は締め込みロック解除位置に留め置かれる。
【0009】扉1の開放中は、連鎖状に連結された垂直
ロッド2と水平ロッド3は停止ピン17とチェックレバ
ー19によって移動を制止されている。扉1を閉鎖した
とき、閉鎖動作の終端において解除ピン21がチェック
レバー19の側面を押し、バネ20の付勢に抗して軸ピ
ン18を中心にチェックレバー19を回転させる。この
回転によって停止ピン17とチェックレバー19の係合
を解除されるため、垂直ロッド2と水平ロッド3は締め
込みロック成立方向への前進移動を許され、ロックハン
ドル装置10の使用が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】 図1から図14に示した実施例
では、左右の垂直ロッド2と上下の水平ロッド3は扉1
の内面側に配置され、引き出し回転操作型のロックハン
ドル装置10は扉1の正面側に埋め込み固着されてい
る。ロックハンドル装置1の施錠軸に連動装備されたピ
ニオン11は、垂直ロッド2の途中に挿入固着したラッ
ク12の歯に係合している。ラック12の歯はピニオン
11のピッチに合わせて開口した横長のスロットの連続
によって構成されている。フック金具8のスロット8b
は、垂直ロッド2や水平ロッド3の移動方向に沿って長
くなるように形成されている。
【0011】垂直ロッド2と水平ロッド3と変向伝動ユ
ニット4の伝動部材5は弛みのないように緊張して一連
に接続されている。変向伝動ユニット4は滑車によって
構成され、伝動部材5は金属帯材などの非伸縮性ベルト
によって構成されている。水平ロッド3には1個のガイ
ド金具13が嵌められ、垂直ロッド2には2個のガイド
金具13が嵌められ、ガイド金具13は扉1の内側面に
固着されている。これによって水平ロッド3は前後上下
に振れないように動きを規制され、垂直ロッド2は前後
左右に振れないように動きを規制されている。
【0012】筐体6の前面壁6aの開口部を取り巻くフ
ランジ14は、前面壁6aより突出して形成されてい
る。扉1は筐体本体6の前面外郭線と同形同大の正面壁
1aと、正面壁1aの各辺部に連続して折り曲げられた
周縁壁1bとによって、内面側が開口する平箱状に形成
されている。扉1は筐体本体6の右縁面に沿って配置し
た上下2個のヒンジ15によって支持されている。本実
施例で使用したヒンジ15は可動単軸型のヒンジであ
り、筐体本体6に固着されたベース部材15aと、ベー
ス部材15aに前後動可能に挿通された支軸15bと、
支軸15bの前端部に固着されたアーム部材15cと、
アーム部材15cの基端筒部に挿通された軸ピン15d
と、軸ピン15dを支持する軸受ベース15eと、ベー
ス部材15aとアーム部材15cの前端部との間におい
て支軸15bに嵌められた圧縮コイルバネ15fとで構
成されている。そのため、軸ピン15dを中心に扉1を
閉鎖回転した後、フック金具8と受けローラ7を引寄せ
係合させる終局段階において、扉1は筐体6に向かって
平行移動することができる。
【0013】図15から図24に示した実施例で使用
れているヒンジ100は多軸歯車型のヒンジであり、こ
のヒンジ100は、筐体6の上部と下部に取り付けら
れ、先端部が筐体6の開口部前面側に張り出したベ−ス
板102と;ア−ム板106の一端に回転可能に支持さ
れ、軸をベ−ス板102の張り出し部に固定された固定
歯車107と;ア−ム板106に回転可能に支持され、
固定歯車107と噛み合った中間歯車108と;ア−ム
板106に回転可能に支持され、中間歯車108と噛み
合った回転歯車109と;一端に回転歯車109の軸を
固着し、他端に第一軸ピン113を固着した第一リンク
板110と;ア−ム板106の他端に回転可能に支持さ
れた第三軸ピン115と;第三軸ピン115を一端に固
着し、他端に第二軸ピン114を固着した第二リンク板
111とからなり、第一軸ピン113と第二軸ピン11
4を扉1に固着して使用する。第二リンク板111の長
さを第一リンク板110よりも長く設定し、回転歯車1
09の軸と第三軸ピン115との間の間隔を第一軸ピン
113と第二軸ピン114との間の間隔よりも長く設定
してあるため、扉閉鎖の終局段階において、ヒンジ取付
端の対極にある扉端は極めて大きい半径をもって回動す
ることになり、平行移動に近似した運動軌跡を描いて筐
体6に接近して行くことができる。
【0014】この多軸歯車型ヒンジ100の作動につい
て説明すると、図21に示したように扉1が筐体6に対
して閉鎖されている時には、第一リンク板110と第二
リンク板111はいずれもア−ム板116の平面輪郭線
内に折り畳まれている。扉1を図21において時計回り
方向に開放駆動すると、強化ア−ム板6に支持された固
定歯車107によって駆動された中間歯車108が時計
回り方向に回転し、中間歯車108に駆動された回転歯
車109が反時計回り方向に駆動されることになる。そ
のため、回転歯車109の軸に固着された第一リンク板
10も反時計回り方向に回転駆動され、ア−ム板6の平
面輪郭線内から突出する。その際、第一軸ピン113と
第二軸ピン114は扉1に固定されており、両者の間隔
が一定であるため、第一リンク板110の突出に付随し
て第二リンク板111も第三軸ピン115を中心に反時
計回り方向に回転し、ア−ム板106の平面輪郭線外に
突出することになる。このような開放動作は、図15と
図16に示した扉上部と下部において同様に行われる。
【0015】図15から図24に示した多軸歯車型ヒン
ジ100を更に詳細に説明すると、ベース板102の先
端部にはベ−ス用リング板103が固設され、ベ−ス板
102には補強ベ−ス板104が重ねて固着されてい
る。厚肉形成によって強化されたアーム板106の一端
部は、ベ−ス板102と補強ベ−ス板104の張り出し
部によって挟まれており、強化ア−ム板106の上面と
下面には蓋部材として補強アーム板105がビス20に
よって固着されている。固定歯車107は強化ア−ム板
106の歯車挿入部106aに挿入され、軸の両端をベ
−ス板102と補強ベ−ス板104の張り出し部に固定
されている。中間歯車108は強化ア−ム板106の歯
車挿入部106bに挿入され、回転歯車109は強化ア
−ム板106の歯車挿入部106cに挿入されている。
第一リンク板110の一端部にはリンク用リング板11
2が固設され、回転歯車109の軸が嵌め込み固着され
ている。第三軸ピン115は強化ア−ム板106の第三
軸ピン挿入部106dに挿入され、スラストワッシャ−
118を挟んで止め輪117で補強ア−ム板115に接
合されている。このように構成された多軸歯車型ヒンジ
100は、機械的強度が大きく、相当大きな重量負荷に
耐えるものである。そのため、大型の重量扉に適用した
場合においても歪曲変形することなく円滑に作動し、信
頼性の高い扉全周締め込み構造が提供される。
【0016】フランジ14の端部前面にはゴム製のパッ
キング16を全周にわたって貼り付け固定してある。パ
ッキング16は扉1の側にも設けることができる。筐体
6と扉1はそれぞれ鋼板で作製されている。チェックレ
バー19の付勢用バネ20は捻りコイルバネで構成さ
れ、バネ20コイル部20aは軸ピン22に嵌められ、
一方の直線端部20bは扉1側のバネ受け部24に当接
し、他方の直線端部20cはチェックレバー19の基端
部に固定したバネ受けピン23に当接している。
【0017】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉全周締め込み
構造では、垂直ロッド2または水平ロッド3の途中に設
けた停止ピン17に、扉1に枢着したチェックレバー1
9の先端部19aを突き当たり係合させることによっ
て、垂直ロッド2と水平ロッド3の締め込みロック成立
方向への前進移動を阻止したので、扉閉鎖時の受けロー
ラとフック金具の衝突による損傷事故を的確に防止でき
る。また、扉閉鎖動作の終端において、筐体6に設けた
解除ピン21がチェックレバー19の側面を押してチェ
ックレバー19を回転させ、停止ピン17とチェックレ
バー19の係合を自動的に解除するため、操作性が良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉全周締め込み構造
を適用した大型通信機筐体の正面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図であり、締め込みロッ
クの成立状態を示している。
【図3】 図1のA−A線断面図であり、扉の閉鎖直後
の状態を示し、締め込みロックは未成立である。
【図4】 図1のA−A線断面図であり、扉は開放途中
にある。
【図5】 図2のB−B線断面図であり、扉は除外され
ている。
【図6】 図1のC−C線断面図であり、締め込みロッ
クの成立状態を示している。
【図7】 図1のC−C線断面図であり、扉の閉鎖直後
の状態を示し、締め込みロックは未成立である。
【図8】 図1のD−D線断面図であり、締め込みロッ
クの成立状態を示している。
【図9】 図1のD−D線断面図であり、扉の閉鎖直後
の状態を示し、締め込みロックは未成立である。
【図10】 図1の扉全周締め込み構造に使用した垂直
ロッドと水平ロッドと変向伝動ユニットおよびフック金
具の斜視図である。
【図11】 図1の扉全周締め込み構造に使用したピニ
オンとラックの斜視図である。
【図12】 図1の扉全周締め込み構造に使用したヒン
ジの斜視図である。
【図13】 図1の扉全周締め込み構造に使用したチェ
ックレバーと停止ピンと解除ピン部分の斜視図であり、
締め付けロック成立方向への前進移動を制止した状態を
示している。
【図14】 図13のチェックレバーと停止ピンと解除
ピン部分の斜視図であり、締め込みロック成立方向への
前進移動を可能にした状態を示している。
【図15】 本発明の別の実施例に係る扉全周締め込み
構造を適用した筐体の上方部分の縦断面図であり、締め
込みロックの成立状態を示している。
【図16】 図15の筐体の下方部分の縦断面図であ
り、締め込みロックの成立状態を示している。
【図17】 図15の筐体の下方部分に使用したヒンジ
の分解斜視図である。
【図18】 図15の筐体の上方部分に使用したヒンジ
の分解斜視図である。
【図19】 図17のヒンジの側面図である。
【図20】 図17のヒンジの正面図である。
【図21】 図17のヒンジの平面図であり、扉の締め
込みロックは成立状態にある。
【図22】 図20のE−E線断面図である。
【図23】 図21のF−F線断面図である。
【図24】 図15の筐体の扉開放状態の要部平面図で
ある。
【符号の説明】
1 扉 2 垂直ロッド 3 水平ロッド 4 変向伝動ユニット 5 伝動部材 6 筐体 7 受けローラ 8 フック金具 8a フック部 8b スロット 8c カム面 9 ガイドローラ 10 ロックハンドル装置 11 ピニオン 12 ラック 13 ガイド金具 14 フランジ 15 ヒンジ 16 パッキング 17 停止ピン 18 軸ピン 19 チェックレバー 18 軸ピン 19 チェックレバー 20 チェックレバー付勢用バネ 21 解除ピン 100 ヒンジ
フロントページの続き (56)参考文献 特許2983979(JP,B1) 特許2987145(JP,B1) 特公 昭27−4776(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/16 E05D 3/00 - 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉閉鎖の終局段階において扉1が筐体6
    に向かって平行移動または近似平行移動するようにした
    ヒンジ15(100)によって、扉1を筐体6に連結
    し、扉1の左右の垂直辺と上下の水平辺に沿って配置し
    た垂直ロッド2と水平ロッド3を、扉1のコーナー部に
    装着した変向伝動ユニット4の伝動部材5を介して連鎖
    状に接続し、各垂直ロッド2と水平ロッド3にフック金
    具8を固着し、フック金具8に扉閉鎖時に筐体6に固着
    された受けローラ7を引寄せるカム面8cを有するフッ
    ク部8aと、扉1に固着されたガイドローラ9が挿入さ
    れるスロット8bを設け、垂直ロッド2または水平ロッ
    ド3の途中に、単一のロックハンドル装置10に連動し
    たピニオン11より力が伝達されるラック12を設け、
    ピニオン11の回転操作によって垂直ロッド2と水平ロ
    ッド3を移動させ、フック金具9のフック部8aに受け
    ローラ7を引寄せ係合させて、扉1と筐体6の間にパッ
    キング16を圧縮するようにした扉全周締め込み構造
    おいて、 垂直ロッド2または水平ロッド3の途中に停止ピン17
    を設け、チェックレバー19を軸ピン18によって扉1
    に枢着し、チェックレバー19の先端部19aが停止ピ
    ン17の側面に突き当たり係合するようにバネ20によ
    ってチェックレバー19を回転付勢し、扉1の閉鎖動作
    の終端においてチェックレバー19の側面を押して停止
    ピン17との係合を解除させる解除ピン21を筐体6に
    固着したことを特徴とする扉全周締め込み構造。
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