JP3280085B2 - 吸収冷凍機における運転制御方法 - Google Patents

吸収冷凍機における運転制御方法

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JP3280085B2
JP3280085B2 JP26414292A JP26414292A JP3280085B2 JP 3280085 B2 JP3280085 B2 JP 3280085B2 JP 26414292 A JP26414292 A JP 26414292A JP 26414292 A JP26414292 A JP 26414292A JP 3280085 B2 JP3280085 B2 JP 3280085B2
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秀和 中島
隆一郎 川上
雅裕 古川
英一 榎本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収式冷凍機の運転制
御に関わり、特に詳しくは吸収器を冷却する冷却水温度
が低下し過ぎた時にも運転可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の吸収冷凍機としては、吸収液の
濃度変動に関連する状態量、例えば蒸発器または吸収器
の液位によって、吸収器から凝縮器に直列通水していた
冷却水を、前記液位によって吸収器から凝縮器、または
凝縮器から吸収器へと通水方向を切替えることを可能に
した、流路切替装置を装備した技術が、特公昭63−1
6018号公報に開示されている。
【0003】この吸収冷凍機よれば、冷水負荷が小さい
時・冷却水温度が低下した時などには、冷却水を先ず凝
縮器に導いて冷媒蒸気と熱交換させ、温度を上昇させた
後に吸収器に通水するため、吸収器が設計範囲を外れた
低温度の冷却水により必要以上に冷却されて、吸収液の
冷媒吸収能力が過大になることがないし、
【0004】吸収器における圧力の異常低下も防止され
るため、エリミネータを介して隣接する蒸発器の圧力が
異常に低下して冷媒が多量に蒸発し、吸収器側に移行し
て蒸発器における冷媒液が不足すると云ったことがなく
なるので、冷媒不足に起因して起こる冷媒ポンプのキャ
ビテーション現象は一応解決されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の従
来装置においては、冷却水を通す方向を変更する度に吸
収器に流入する冷却水の温度が不連続に大きく変動する
ため、冷水負荷の変動が大きくなると云った問題があ
り、外気温度が極めて低く、冷却水温度が非常に低下し
た時(例えば、19℃以下)でも、安定した冷水供給な
どができる吸収冷凍機の開発が強く期待されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来技
術の課題を解決するためになされたもので、再生器、凝
縮器、蒸発器、吸収器、熱交換器を配管接続して構成す
る吸収冷凍機において、蒸発器における冷媒液の液位と
吸収器に流入する冷却水の温度とを検出し、前記冷媒液
が所定の液位を下回るか、前記冷却水が所定の温度を下
回った時に、該冷却水の流量を減少させることを特徴と
する吸収冷凍機における運転制御方法と、
【0007】再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交換
器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発器
における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温度
とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前記
冷却水が所定の温度を下回った時に、蒸発器の冷媒液溜
りから該蒸発器の気相部に供給・散布する冷媒の循環量
を減少させることを特徴とする吸収冷凍機における運転
制御方法、
【0008】再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交換
器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発器
における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温度
とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前記
冷却水が所定の温度を下回った時に、再生器から熱交換
器を経由して吸収器に流入する吸収液の量を減少させる
ことを特徴とする吸収冷凍機における運転制御方法と、
を提供し、前記従技術の課題を解決するものである。
【0009】
【作用】請求項1の吸収冷凍機においては、蒸発器の冷
媒液が所定の液位を下回るか、吸収器に流入する冷却水
が所定の温度を下回った時に、冷却水の流量を減少させ
るので、吸収器では温度が上昇して吸収液による冷媒の
吸収能力が低下すると共に、圧力が上昇する。このた
め、エリミネータを介して隣接する蒸発器においても圧
力が上昇し、冷媒の蒸発が抑制されるので、冷媒液が徐
々に増加し、冷媒液不足による冷媒ポンプのキャビテー
ションが回避される。
【0010】請求項2の吸収冷凍機においては、蒸発器
の冷媒液が所定の液位を下回るか、吸収器に流入する冷
却水が所定の温度を下回った時に、蒸発器の冷媒液溜り
から気相部に供給・散布する冷媒の循環量を減少させる
ので、吸収器に低温度の冷却水が供給されて冷媒が蒸発
し易い状態になっていても、蒸発して吸収器に移行する
冷媒の量は減少し、冷媒液溜りの冷媒液が除々に増加す
ることから、冷媒不足による冷媒ポンプのキャビテーシ
ョンが回避される。
【0011】請求項3の吸収冷凍機においては、蒸発器
の冷媒液が所定の液位を下回るか、吸収器に流入する冷
却水が所定の温度を下回った時に、熱交換器で吸収液
(稀液)に放熱し、温度を下げて吸収器に流入する吸収
液(濃液)の量が減少するので、吸収器で吸収される冷
媒の量が減少する。このため、吸収器においては圧力が
上昇し、隣接する蒸発器においても冷媒の蒸発が抑制さ
れ、冷媒液が徐々に増加するので冷媒不足による冷媒ポ
ンプのキャビテーションが回避される。
【0012】
【実施例】図1に基づいて第1の実施例を説明すると、
1は高温再生器、2は低温再生器、3は凝縮器、4は蒸
発器、5は吸収器、6は高温熱交換器、7は低温熱交換
器であって、機器それ自体は従来周知の二重効用吸収冷
凍機に使用されているものと何ら変わるものではない。
【0013】すなわち、吸収冷凍機の主構成は従来周知
のものと特に変わるものではないので、従来装置と同
様、吸収器5の溶液溜りと高温再生器1との間に、稀液
ポンプP1を有する稀液管11が配管され、
【0014】バーナー1Aなどの加熱により、高温再生
器1において蒸発分離した冷媒蒸気が、低温再生器2で
熱交換したのち凝縮器3に流入するように冷媒蒸気管1
2が配管され、
【0015】凝縮器3で熱交換して凝縮した冷媒液が、
蒸発器4に流入するように、途中にUトラップを有する
冷媒液管13が配管され、
【0016】蒸発器4の冷媒液溜りの冷媒液9が、蒸発
器4の上部側に設けた散布手段21から散布できるよう
に、冷媒ポンプP2を有する冷媒循環管14が配管さ
れ、
【0017】高温再生器1で冷媒蒸気を分離して吸収液
濃度が濃くなった中間液が、高温熱交換器6を経由して
低温再生器2に流入可能に、中間液管15が配管され、
【0018】低温再生器2でさらに吸収液濃度が高くな
った濃液が、低温熱交換器7を経由し、吸収器5の散布
手段22から散布可能に濃液管16が配管されて、メイ
ンの冷媒循環路と吸収液循環路とが形成されている。
【0019】そして、吸収器5および凝縮器3の内部を
冷却するため、河川水などを通水する冷却水管31が、
吸収器5・凝縮器3の順に経由して熱交換可能に冷却水
ポンプP3を有して配管され、
【0020】また、蒸発器4の内部で熱交換し、冷水を
供給することのできる冷水管32が配管されている。
【0021】なお、ここに例示した二重効用吸収冷凍機
においては、冷媒蒸気管12の途中から分岐したバイパ
ス管12Aが、弁V1を介して吸収器5に連通可能に配
管してあり、中間液管15の高温熱交換器6入口側から
分岐したバイパス管15Aが、弁V2を介して吸収器5
に連通可能に配管してあるので、弁V1およびV2を開
いた時に冷媒蒸気は吸収器5を介して蒸発器4へ流れ、
中間液は吸収器5へ流れ、蒸発器4で温度上昇した温水
を負荷に供給することも可能である。
【0022】さらに、低温再生器2と吸収器5とが、途
中にUトラップを有するオーバーフロー管17を介して
連通しているので、例えば低温熱交換器7が詰まって流
量が減少した時に、濃液がオーバーフロー管17を通っ
て吸収器5へ流れ、低温熱交換器7の詰まりに対応する
ことが可能である。
【0023】そして、蒸発器4の冷媒液溜りと気相部の
両方に連通させて形成した冷媒液面検出部4Aに、冷媒
液9の液位を計測するためのレベルセンサS1を設置
し、
【0024】冷却水管31の吸収器5への入口側には、
冷却水温度を検出するための温度センサS2を設置して
あり、
【0025】前記両センサが出力する計測データに基づ
いて、制御装置8から冷却水ポンプP3に制御信号を出
力し、該ポンプの回転数が制御できるようになってい
る。
【0026】冷却水管31から設計範囲を外れた低温
度、例えば17℃の冷却水が定量供給されると、吸収器
5の内部は過冷却状態となり、散布手段22から散布し
た吸収液が必要以上に冷却されて冷媒吸収能力が高まる
と共に、吸収器5の圧力が通常運転の範囲を越えて低下
する。
【0027】このため、エリミネータ23を介して隣接
する蒸発器4では、圧力が異常に低下するので冷媒が基
準量を越えて多量に蒸発し、蒸発器4における冷媒液不
足を招くことから、冷媒ポンプP2のキャビテーション
が起こり、電動機異常が発生する。
【0028】かかる事態を未然に防止するため、本発明
においては、少なくともレベルセンサS1による冷媒液
9の液位の検出と、温度センサS2による冷却水の温度
の検出を同時に行っていて、レベルセンサS1が検出す
る冷媒液9の液位が設定値を下回るか、温度センサS2
が計測する冷却水の温度が所定値、例えば19℃以下に
なった時には、制御装置8から制御信号を出力して冷却
水ポンプP3の回転数を下げ(複数設置の場合は台数制
御を併用)、吸収器5への冷却水の供給を減らす流量制
御を行う。
【0029】吸収器5への冷却水供給が減少して過冷却
状態が解消されると、吸収液の冷媒吸収能力が元に戻る
と共に、吸収器5の圧力が正常範囲に戻り、連れて蒸発
器4の圧力も正常範囲に戻ることから、蒸発器4におけ
る冷媒液9の蒸発量が正常値に復帰する。このため、冷
媒液9の不足による冷媒ポンプP2のキャビテーション
問題は未然に回避される。
【0030】なお、冷却水ポンプP3の回転を一定期間
だけ強めに減少して冷媒液9の液位を回復させ、その後
に定状運転を行う制御とすることも可能である。
【0031】図2に基づいて第2の実施例を説明する
と、吸収冷凍機それ自体の構成は図1のものと同一であ
り、この場合は、レベルセンサS1・温度センサS2が
計測して出力するデータに基づいて、制御装置8から冷
媒ポンプP2に制御信号を出力し、該ポンプの回転数が
制御できるようになっている。
【0032】このため、図1と同様の能力仕様に設計し
た吸収冷凍機であれば、少なくともレベルセンサS1が
計測する冷媒液9の液位が設定値を下回るか、温度セン
サS2が計測する冷却水の温度が所定値、例えば19℃
以下になった時には、制御装置8が出力する制御信号に
基づいて冷媒ポンプP2の回転数を下げ、散布手段21
に送って散布する冷媒液9の量を減少させるので、
【0033】低温度の冷却水が吸収器5に供給され、吸
収器5および蒸発器4の圧力が低下して冷媒液9が蒸発
し易い状態になっていても、散布手段21から散布する
量そのものが減少するため、蒸発器4における冷媒液9
の減少は食い止められ、冷媒ポンプP2のキャビテーシ
ョンは回避されて安定した運転が実現できる。
【0034】図3に基づいて第3の実施例を説明する
と、吸収冷凍機自体の基本構成は図1のものと略同一で
あるが、濃液管16の低温熱交換器7入口側に濃液ポン
プP4を設け、この濃液ポンプの入口側濃液管と低温熱
交換器7出口側濃液管とがバイパス管16Aを介して連
通するようにしてある。
【0035】そして、この場合はレベルセンサS1・温
度センサS2が出力する計測データに基づいて、制御装
置8から濃液ポンプP4に制御信号を出力し、該ポンプ
の回転数が制御できるようになっている。
【0036】したがって、この場合も図1・図2と同様
の能力仕様に設計した吸収冷凍機であれば、少なくとも
レベルセンサS1が計測する冷媒液9の液位が設定値を
下回るか、温度センサS2が計測する冷却水の温度が所
定値、例えば19℃以下になった時には、制御装置8が
出力する制御信号に基づいて濃液ポンプP4の回転数を
下げ、稀液管11を通って吸収器5から高温再生器1に
流れている稀液に低温熱交換器7において放熱し、温度
を低下させて散布手段22から吸収器5内に散布する濃
液の量を減少させるので、
【0037】低温度の冷却水が吸収器5に供給され、吸
収器5および蒸発器4の圧力が低下して冷媒液9が蒸発
し易い状態になっていても、散布手段22から散布する
温度の低い吸収液(濃液)の量が減少するため冷媒の吸
収量は減少し、圧力は上昇するので蒸発器4における冷
媒液9の蒸発が抑制される。
【0038】また、濃液ポンプP4の回転数を減少させ
たことにより生じる温度の高い余剰の濃液が、バイパス
管16Aを通って吸収器5に直接流入すると共に、オー
バーフロー管17からも吸収器5に直接流入して吸収器
5の温度を上昇させ、圧力が上昇するため、
【0039】この制御方法によれば、蒸発器4における
冷媒液9の蒸発が二重に抑制されることから、冷媒液9
の不足が原因で起こる冷媒ポンプP2のキャビテーショ
ン問題は回避され、安定した運転が実現できる。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、再生器、
凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交換器を配管接続して構成
する吸収冷凍機において、蒸発器における冷媒液の液位
と吸収器に流入する冷却水の温度とを検出し、前記冷媒
液が所定の液位を下回るか、前記冷却水が所定の温度を
下回った時に、該冷却水の流量を減少させることを特徴
とする吸収冷凍機における運転制御方法であり、
【0042】再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交換
器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発器
における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温度
とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前記
冷却水が所定の温度を下回った時に、蒸発器の冷媒液溜
りから該蒸発器の気相部に供給・散布する冷媒の循環量
を減少させることを特徴とする吸収冷凍機における運転
制御方法であり、
【0043】再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交換
器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発器
における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温度
とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前記
冷却水が所定の温度を下回った時に、再生器から熱交換
器を経由して吸収器に流入する吸収液の量を減少させる
ことを特徴とする吸収冷凍機における運転制御方法であ
るので、
【0044】従来技術で不可能であった、例えば19℃
以下と云った低温度の冷却水を吸収器に供給しても、蒸
発器では冷媒液不足とならないため、冷媒ポンプのキャ
ビテーションが防止され、安定した運転が行われる。
【0045】また、吸収器に流入する冷却水の温度だけ
でなく、蒸発器における冷媒液の液位についても計測し
て冷媒液不足に陥ることがないように制御しているの
で、過負荷が原因で冷水の入口温度が高く、蒸発器での
冷媒蒸発量が多いために冷媒液が不足し始めた時にも、
これを確実に検知して冷媒ポンプのキャビテーションを
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の説明図である。
【図2】実施例2の説明図である。
【図3】実施例3の説明図である。
【符号の説明】
1 高温再生器 2 低温再生器 3 凝縮器 4 蒸発器 5 吸収器 6 高温熱交換器 7 低温熱交換器 8 制御装置 9 冷媒液 11 稀液管 12 冷媒蒸気管 13 冷媒液管 14 冷媒循環管 15 中間液管 16 濃液管 16A バイパス管 17 オーバーフロー管 21 散布手段 22 散布手段 23 エリミネータ 31 冷却水管 32 冷水管 S1 レベルセンサ S2 温度センサ P1 稀液ポンプ P2 冷媒ポンプ P3 冷却水ポンプ P4 濃液ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 秀和 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 川上 隆一郎 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 古川 雅裕 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 榎本 英一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−89664(JP,A) 特開 昭59−60162(JP,A) 特開 昭59−44557(JP,A) 実開 昭53−86647(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 306

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交
    換器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発
    器における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温
    度とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前
    記冷却水が所定の温度を下回った時に、前記冷却水の流
    量を減少させることを特徴とする吸収冷凍機における運
    転制御方法。
  2. 【請求項2】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交
    換器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発
    器における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温
    度とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前
    記冷却水が所定の温度を下回った時に、蒸発器の冷媒液
    溜りから該蒸発器の気相部に供給・散布する冷媒の循環
    量を減少させることを特徴とする吸収冷凍機における運
    転制御方法。
  3. 【請求項3】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交
    換器を配管接続して構成する吸収冷凍機において、蒸発
    器における冷媒液の液位と吸収器に流入する冷却水の温
    度とを検出し、前記冷媒液が所定の液位を下回るか、前
    記冷却水が所定の温度を下回った時に、再生器から熱交
    換器を経由して吸収器に流入する吸収液の量を減少させ
    ることを特徴とする吸収冷凍機における運転制御方法。
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