JP3279638B2 - 自励式無効電力補償装置 - Google Patents

自励式無効電力補償装置

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JP3279638B2 JP13154392A JP13154392A JP3279638B2 JP 3279638 B2 JP3279638 B2 JP 3279638B2 JP 13154392 A JP13154392 A JP 13154392A JP 13154392 A JP13154392 A JP 13154392A JP 3279638 B2 JP3279638 B2 JP 3279638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器を介して交流系
統に連系する自励式インバータと直流コンデンサ及びこ
の自励式インバータを制御する制御装置からなる自励式
無効電力補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5を用いて従来の技術を説明する。図
5は3相変圧器を介して交流系統に連系する自励式イン
バータと直流コンデンサ及びこの自励式インバータを制
御する制御装置からなる自励式無効電力補償装置の従来
例を表す図である。図5において、1は自励式インバー
タの主回路、2は直流コンデンサ、3は変圧器、4は交
流系統を夫々示している。又、101 はPWMゲート制御
回路、102は同期検出回路、103 はインバータ出力電圧
基準算出回路、104 は電流3相/2相変換回路、105 は
電流2相/d−q軸変換回路、106 は電圧3相/2相変
換回路、107 は電流2相/d−q軸変換回路、108 は交
流電圧実効値検出回路、109は交流電圧自動電圧調整回
路(以下、交流電圧AVRという)、110 は直流電圧検
出回路、111 は直流電圧自動電圧調整回路(以下、直流
電圧AVRという)を夫々示し、自励式インバータ制御
装置は、これら101 〜111 から構成される。自励式イン
バータ主回路1は可制御整流素子GU,GV,GW,G
X,GY,GZと整流素子DU,DV,DW,DX,D
Y,DZで構成される。可制御整流素子GU,GV,G
W,GX,GY,GZとしては、GTOやSIサイリス
タなどの自己消弧能力のあるパワーエレクトロニクス素
子が用いられる。
【0003】自励式無効電力補償装置は自励式インバー
タ主回路1を構成する可制御整流素子GU,GV,G
W,GX,GY,GZの通電期間を変化させることによ
り、インバータ主回路1の3相の出力電圧を制御するこ
とができる。インバータ主回路1の3相の出力電圧の位
相と振幅を、交流系統4の系統電圧VR,VS,VTの
位相と振幅に応じて調整することにより、変圧器3のイ
ンピーダンスを介して交流系統4と授受する電流を制御
する。上記により、自励式無効電力補償装置は、交流系
統4の無効電力を調整する。次に、自励式インバータの
制御装置について説明する。自励式インバータ制御装置
は、PWMゲート制御回路101 ,同期検出回路102 ,イ
ンバータ出力電圧基準算出回路103 ,電流3相/2相変
換回路104 ,電流2相/d−q軸変換回路105 ,電圧3
相/2相変換回路106 ,電流2相/d−q軸変換回路10
7 ,交流電圧実効値検出回路108 ,交流電圧AVR109
,直流電圧検出回路110 ,直流電圧AVR111 から構
成され、上記の自励式インバータ主回路1の有効電力と
無効電力を制御する。
【0004】同期検出回路102 は交流系統4の系統電圧
VR,VS,VTの系統電圧位相θを検出する。電流3
相/2相変換回路104 は自励式インバータの出力電流I
R,IS,ITをIα,Iβの2相電流成分へ変換し、
電流2相/d−q軸変換回路105 はIα,Iβの2相電
流成分を有効電流成分Idと無効電流成分Iqに変換す
る。電圧3相/2相変換回路106 は系統電圧VR,V
S,VTをVα,Vβの2相電圧成分に変換し、電流2
相/d−q軸変換回路107 はVα,Vβの2相電圧成分
を電圧成分VdとVqに変換する。交流電圧実効値検出
回路108 は系統電圧VR,VS,VTから、系統電圧の
実効値VACを算出する。交流電圧AVR109 は交流電圧
基準設定器112 で設定された交流電圧設定値VACR とV
ACから無効電流指令値Iqcを決定する。直流電圧検出回
路110 は直流コンデンサ2の直流電圧VDCを検出し、直
流電圧AVR111 は直流電圧基準設定器113 で設定され
た直流電圧設定値VDCR とVDCから有効電流指令値Idc
を決定する。
【0005】インバータ出力電圧基準算出回路103 は、
交流電圧AVR109 からの無効電流指令値Iqcと、直流
電圧AVR111 からの有効電流指令値Idcに応じて、電
流2相/d−q軸変換回路105 から出力される有効電流
成分Idと無効電流成分Iqを調整するように、自励式
インバータ主回路1の3相の出力電圧を決定するインバ
ータ出力電圧基準VRc,VSc,VTcを算出する。
このインバータ出力電圧基準VRc,VSc,VTcの
算出では、交流系統4の系統電圧VR,VS,VTの位
相に対して、インバータ出力電圧基準VRc,VSc,
VTcの位相を決定するため、同期検出回路102 で検出
される系統電圧位相θを使用する。PWMゲート制御回
路101 は、インバータ出力電圧基準VRc,VSc,V
Tcと三角波搬送信号とを比較して、自励式インバータ
主回路1を構成する可制御整流素子GU,GV,GW,
GX,GY,GZの通電期間を決定するゲート信号を出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自励式無効
電力補償装置には以下の問題点があった。交流系統4の
近くで系統電圧VR,VS,VTが大きく低下するよう
な擾乱の発生直後、又はこの擾乱の除去直後では、系統
電圧VR,VS,VTの位相は、擾乱発生直前又は擾乱
除去直前の位相から急激に変化する。同期検出回路102
は位相の急激な変化に対して追従できずに、同期検出回
路102 の出力である系統電圧位相θは過渡的な変化を生
ずる。この過渡的変化を生ずる期間は、20〜30ms程度と
いう短い時間ではあるが、過渡的変化の期間では、同期
検出回路102 の出力である系統電圧位相θは実際の系統
電圧VR,VS,VTの位相とずれているため、自励式
インバータ主回路1の出力電圧の位相と系統電圧との位
相との間に位相差が生じ、その位相ずれの方向により、
自励式インバータ主回路1と交流系統4との間で有効電
力の授受が行なわれる。
【0007】以下、図6を用いて説明する。擾乱発生か
ら擾乱除去までの期間は交流系統4の系統電圧の実効値
VACは交流電圧設定値VACR よりも低下しており、交流
電圧AVR109 は系統電圧をVACR に維持するように、
無効電流指令値Iqcを上昇させる。しかし、擾乱継続中
であるため系統電圧は低く、自励式インバータ主回路1
は交流系統4へ無効電力を供給できない。更に無効電流
指令値Iqcは上昇し、上限値Iqc maxとなる。同期検
出回路102 の過渡的な変化は20〜30ms程度でおさまり
、同期検出回路の出力である系統電圧位相θと実際の
系統電圧位相θoは一致するため、自励式インバータ主
回路1と交流系統4の間を流れる電流Iqは、無効電流
指令値Iqc=Iqc maxに追従して流れる。擾乱継続中
は交流系統4の系統電圧VR,VS,VTは大きく低下
しているため、自励式インバータ主回路1の出力電圧の
位相と系統電圧との位相との間の位相ずれにより、自励
式インバータ主回路1と交流系統4との間でやりとりさ
れる有効電力量Pは小さく、特に問題はない。しか
し、擾乱除去直後には交流系統4の系統電圧VR,V
S,VTは擾乱発生直前の電圧値付近まで復帰してお
り、又、自励式インバータ主回路1と交流系統4の間を
流れる電流は、擾乱継続中の間に無効電流指令値Iqc=
Iqc maxに追従して大きく流れているため、擾乱除去直
後の同期検出回路102 の出力θと実際の系統電圧位相θ
oの位相ずれにより、自励式インバータ主回路1と交
流系統4との間でやりとりされる有効電力量Pは大きく
なり、交流系統4からの自励式インバータ主回路1へ
有効電力が供給される場合には、直流コンデンサ2の直
流電圧VDCは上昇し、直流コンデンサ2の許容最大電圧
VDC maxを越え、直流過電圧が発生する。
【0008】同期検出回路102 の過渡的な変化は20〜30
ms程度でおさまり、同期検出回路の出力である系統電圧
位相θと実際の系統電圧位相θoは一致すると、直流電
圧AVR111 の働きにより、直流電圧VDCは直流電圧基
準値VDCR まで引き戻される。このため従来の自励式
無効電力補償装置は、直流過電圧から直流コンデンサ2
を保護するために、擾乱発生時に系統電圧の低下を検出
して自励式無効電力補償装置を交流系統4から切り離
し、擾乱除去後に自励式無効電力補償装置を再び交流系
統4に併入する方法を行なっている。しかし、上記方法
では擾乱除去後から自励式無効電力補償装置が再び交流
系統4に併入されるまでの期間は、自励式無効電力補償
装置の電圧安定化効果は期待できない。本発明は上記事
情に鑑みてなされたものであり、直流コンデンサ2の直
流過電圧の発生を抑制することにより、擾乱発生時にお
いても交流系統4から切り離すことなく、継続して安定
に運転できる自励式無効電力補償装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明による自励式無効電力補償装置は、変圧器を
介して交流系統に連係する自励式インバータと直流コン
デンサ及び自励式インバータ制御装置からなる自励式無
効電力補償装置において、交流系統から検出された電圧
が擾乱発生を原因として基準電圧よりも低下したか否か
を検出する交流電圧実効値検出回路と、前記交流電圧実
効値検出回路の検出結果が前記基準電圧より低下したと
き、前記交流電圧実効値検出回路に接続された交流電圧
自動電圧調整回路から出力される無効電流指令値を、抑
制前無効電流指令値以下の制限値に抑制すると共に、前
記交流系統から検出された電圧が擾乱除去を原因として
前記基準電圧以上に復帰したとき、それまで制限値にあ
った前記無効電流指令値を起点とし、前記抑制前無効電
流を終点とすることにより、その間を傾きKを有するス
ロープにて接続して復帰させる無効電流指令値抑制回路
と、直流コンデンサの電圧を検出する直流電圧検出回路
に接続され直流電圧基準設定器で設定された直流電圧設
定値と前記直流コンデンサの直流電圧とから有効電流指
令値を決定して出力する直流電圧自動電圧調整回路と、
前記無効電流指令値抑制回路からの無効電流指令値と前
記直流電圧自動電圧調整回路からの有効電流指令値とか
ら自励式インバータの出力電圧又は出力電流を決定する
ゲート制御回路とを備えた。
【作用】交流系統から検出した電圧が基準電圧よりも低
下したとき、自励式インバータ交流電圧自動電圧調整回
路から出力される無効電流指令値を制限値に抑制するた
め、擾乱発生時又は擾乱除去後に発生する直流コンデン
サの直流過電圧を抑制することができ、擾乱発生時にお
いても交流系統4から自励式無効電力補償装置を切り離
すことなく、継続して安定に運転でき、擾乱除去直後か
ら自励式無効電力補償装置の電圧安定化効果が期待でき
る。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による自励式無効電力補償装置の一実施例の構
成図であり、図5と同一部分については同一符号を付し
て説明を省略する。無効電流指令値抑制回路200 は図2
に示すように、交流電圧実効値検出回路108 からの系統
電圧の実効値VACが基準電圧VACR よりも低下したと
き、交流電圧AVR109 からの抑制前無効電流指令値I
qoを制限値Iqkに抑制し、無効電流指令値Iqc=Iqkと
して出力する。その後、系統電圧の実効値VACが基準電
圧VACR 以上に復帰したとき、無効電流指令値Iqcを現
時点の交流電圧AVR109 からの抑制前無効電流指令値
IqoへスロープKの傾きで徐々に近づけ、復帰させるよ
うに無効電流指令値Iqcを出力する。インバータ出力電
圧基準算出回路103 は、無効電流指令値抑制回路200 か
らの無効電流指令値Iqcと、直流電圧AVR111 からの
有効電流指令値Idcに応じて、電流3相/2相変換回路
104 と電流2相/d−q軸変換回路105 を通して検出さ
れる有効電流成分Idと無効電流成分Iqを調整するよ
うに、自励式インバータ主回路1の、3相の出力電圧を
決定するインバータ出力電圧基準VRc,VSc,VT
cを算出する。このインバータ出力電圧基準VRc,V
Sc,VTcの算出では、交流系統4の系統電圧VR,
VS,VTの位相に対して、インバータ出力電圧基準V
Rc,VSc,VTcの位相を決定するため、同期検出
回路102で検出される系統電圧位相θを使用する。その
他の構成は図5と同様である。
【0011】先ず、無効電流指令値抑制回路200 の作用
について説明する。図4に示すように交流電圧実効値検
出回路108 からの系統電圧の実効値VACが、基準電圧V
ACR よりも低下したとき、交流電圧AVR109 からの抑
制前無効電流指令値Iqoを制限値Iqkに抑制し、無効電
流指令値Iqc=Iqkとして出力する。その後、系統電圧
の実効値VACが基準電圧VACR 以上に復帰したとき、無
効電流指令値Iqcを現時点の交流電圧AVR109 からの
抑制前無効電流指令値Iqoへ時定数Tk の一時遅れで徐
々に近づけ、復帰させるように無効電流指令値Iqcを出
力する。次に図3を用いて自励式無効電力補償装置の全
体的な作用について説明する。擾乱発生から擾乱除去ま
での期間は交流系統4の系統電圧の実効値VACは交流電
圧設定値VACR よりも低下しており、交流電圧AVR10
9 は系統電圧をVACRに維持するように、抑制前無効電
流指令値Iqoを上昇させる。しかし、擾乱継続中では
系統電圧の実効値VACは基準電圧VACR よりも低下して
いるため、無効電力指令抑制回路200 により、無効電流
指令値Iqcは制限値Iqkに抑えられる。同期検出回路10
2 の過渡的な変化は20〜30ms程度でおさまり、同期検
出回路の出力である系統電圧位相θと実際の系統電圧位
相θo は一致するため、自励式インバータ主回路1と交
流系統4の間を流れる電流Iqは、無効電流指令値Iqc
=Iqkに追従して流れ、自励式インバータ主回路1と
交流系統4の間を流れる電流は低く抑えられる。
【0012】擾乱除去直後には交流系統4の系統電圧V
R,VTは、擾乱発生直前の電圧値付近まで復帰してい
るが、自励式インバータ主回路1と交流系統4の間を流
れる電流は、擾乱継続中の間に無効電流指令値Iqc=I
qkに追従して流れているため低く抑えられているので、
擾乱除去直後の同期検出回路102 の出力θと実際の系統
電圧位相θoの位相ずれによる自励式インバータ主回
路1と交流系統4との間でやりとりされる有効電力量P
は小さくなる。上記作用により、交流系統4から自励
式インバータ主回路1へ有効電力が供給される場合であ
っても、直流コンデンサ2の直流電圧VDCの上昇を、許
容最大電圧VDC maxよりも低く抑えることができ、直
流過電圧の発生を抑制できる。同期検出回路102 の過渡
的な変化は20〜30ms程度でおさまり、同期検出回路の出
力である系統電圧位相θと実際の系統電圧位相θoは一
致すると、直流電圧AVR111 の働きにより、直流電圧
VDCは直流電圧基準値VDCR まで引き戻され、定常運
転へ復帰する。本実施例において、自励式インバータ制
御回路がマイクロコンピュータなどを用いてソフトウェ
アで実現されている場合には、無効電流指令値抑制回路
200 の機能をソフトウェアとして追加することにより、
従来装置に容易に組み込むことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば交
流系統から検出した電圧が基準電圧よりも低下したと
き、自励式インバータの交流電圧自動電圧調整回路から
出力される無効電流指令値を制限値に抑制する構成とし
たので、直流コンデンサの直流過電圧の発生を抑制する
ことができ、擾乱発生時においても自励式無効電力補償
装置を交流系統から切り離すことなく、継続して安定に
運転できる。又、本発明は従来の自励式無効電力補償装
置に無効電流指令値抑制回路を組み込むだけでその効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自励式無効電力補償装置の一実施
例の構成図。
【図2】無効電流指令値抑制回路の動作説明の図。
【図3】無効電力指令値抑制回路による直流電圧過電圧
の抑制を説明する図。
【図4】実施例の無効電流指令値抑制回路の動作説明の
図。
【図5】従来の自励式無効電力補償装置の構成を示す
図。
【図6】直流コンデンサの直流過電圧発生を説明する
図。
【符号の説明】
1 自励式インバータ主回路 2 直流コンデンサ 3 変圧器 4 交流系統 101 PWMゲート制御回路 102 同期検出回路 103 インバータ出力電圧基準算出回路 104 電流3相/2相変換回路 105 電流2相/d−q軸変換回路 106 電圧3相/2相変換回路 107 電圧2相/d−q軸変換回路 108 交流電圧実効値検出回路 109 交流電圧自動電圧調整回路(AVR) 110 直流電圧検出回路 111 直流電圧自動電圧調整回路(AVR) 112 交流電圧基準設定器 113 直流電圧基準設定器 200 無効電流指令値抑制回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田能村 顕一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 昭62−9414(JP,A) 特開 昭63−181620(JP,A) 特開 平1−259728(JP,A) 特開 平5−173654(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器を介して交流系統に連係する自励
    式インバータと直流コンデンサ及び自励式インバータ制
    御装置からなる自励式無効電力補償装置において、交流
    系統から検出された電圧が擾乱発生を原因として基準電
    圧よりも低下したか否かを検出する交流電圧実効値検出
    回路と、前記交流電圧実効値検出回路の検出結果が前記
    基準電圧より低下したとき、前記交流電圧実効値検出回
    路に接続された交流電圧自動電圧調整回路から出力され
    る無効電流指令値を、抑制前無効電流指令値以下の制限
    値に抑制すると共に、前記交流系統から検出された電圧
    擾乱除去を原因として前記基準電圧以上に復帰したと
    き、それまで制限値にあった前記無効電流指令値を起点
    とし、前記抑制前無効電流を終点とすることにより、そ
    の間を傾きKを有するスロープにて接続して復帰させる
    無効電流指令値抑制回路と、直流コンデンサの電圧を検
    出する直流電圧検出回路に接続され直流電圧基準設定器
    で設定された直流電圧設定値と前記直流コンデンサの直
    流電圧とから有効電流指令値を決定して出力する直流電
    圧自動電圧調整回路と、前記無効電流指令値抑制回路か
    らの無効電流指令値と前記直流電圧自動電圧調整回路か
    らの有効電流指令値とから自励式インバータの出力電圧
    又は出力電流を決定するゲート制御回路とを備えたこと
    を特徴とする自励式無効電力補償装置。
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