JP3279570B2 - セルラーゼとアミンとを含有する液体洗剤組成物 - Google Patents

セルラーゼとアミンとを含有する液体洗剤組成物

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    • C11D1/29Sulfates of polyoxyalkylene ethers

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、陰イオン界面活性剤とセルラーゼとを含有
する液体洗剤組成物に関する。本発明に係る組成物にお
いては、セルラーゼが安定化される。
背景技術 酵素を含む液体洗剤組成物は、技術上周知である。こ
のような組成物は、酵素に関して長期安定性を示すこと
が望ましい。しかしながら、陰イオン界面活性剤液体洗
剤組成物においては、酵素、特にセルラーゼの安定性
は、激減されることが観察されている。セルラーゼ酵素
をこのような組成物に配合することは、高度に望まし
い。すなわち、このような組成物における貯蔵不安定性
は、洗剤製造業者に問題をもたらす。
陰イオン界面活性剤の存在下でのセルラーゼ不安定性
の理由は、陰イオン界面活性剤とセルラーゼ酵素の三次
元構造との間で生ずる相互作用にあると考えられる。こ
れによって、酵素が変性しさらに活性が減少する。
また、この問題は、プロテアーゼ酵素の存在下でより
深刻であることが観察されている。変性したセルラーゼ
酵素は、プロテアーゼによる攻撃をより受けやすいと考
えられる。このように、プロテアーゼの存在は、セルラ
ーゼを更に失活させる。
それゆえ、本発明の目的は、陰イオン界面活性剤とセ
ルラーゼとを含む貯蔵安定性を有する液体洗剤組成物を
提供することにある。
この目的に応答して、本発明は、セルラーゼ安定化化
合物として液体洗剤可溶性疎水性アミン(第一級、第二
級、第三級または第四級であってもよい)を含む液体洗
剤組成物を処方することを提案する。
本発明の利点は、セルラーゼの保護に適用でき且つプ
ロテアーゼの存在下での応用も見出すことである。
アミンは、液体洗剤組成物で技術上開示されている。
EP第160 762号明細書、EP第137 615号明細書および
EP第137 616号明細書は、シクロヘキシルアミンを含む
液体洗剤を開示している。陰イオン界面活性剤、プロテ
アーゼおよびアミラーゼを含む組成物は、例証されてい
るが、セルラーゼは述べられていない。そこのシクロヘ
キシルアミンの役割は、ミクロ乳濁液の形である組成物
を安定化することである。
EP第177 165号明細書は、陰イオン界面活性剤、セル
ラーゼおよび各種の第一級、第二級、第三級および第四
級アミンを含む洗剤組成物を開示している。EP第177 1
65号明細書における第一級、第二級および第三級アミン
は、すべて少なくとも1個のアルキル長鎖を有する。EP
第177 165号明細書における組成物は、必須成分として
粘土を含む。EP第177 165号明細書は、アミンがセルラ
ーゼを安定化できることを開示していない。
EP第11 340号明細書は、第三級アミンと粘土とを含
む柔軟化スルー・ザ・ウォッシュ(through the wash)
洗剤組成物を開示している。EP第11 340号明細書にお
ける組成物は、セルラーゼを含まない。
DE第32 07 487号明細書、英国特許第2 094 826
号明細書、英国特許第2 095 275号明細書およびEP第
137 397号明細書は、陰イオン界面活性剤、セルラー
ゼ、プロテアーゼおよび第四級アミンを含む組成物を開
示している。これらの文書のどれもアミンがセルラーゼ
を安定化できることを開示してはいない。
EP第120 528号明細書は、陰イオン界面活性剤、セル
ラーゼ(他の酵素と共に)、並びに第三級アミンを含む
組成物を開示している。EP第120 528号明細書における
第三級アミンは、少なくとも1個のアルキル長鎖を有す
る。EP第120 528号明細書は、アミンがセルラーゼを安
定化できることを開示していない。
EP第26 528号明細書およびEP第26 529号明細書は、
陰イオン界面活性剤および第四級アミンを含む組成物を
開示している。EP第26 528号明細書とEP第26 529号明
細書との両方とも、セルラーゼを開示していない。
WO第91/17243号明細書およびEP出願第91202880.0号明
細書、第92200101.2号明細書および第91202882.6号明細
書は、液体洗剤中を含めてケアザイム(CarezymeR)を
開示している。それらは、アミンを述べていない。
発明の開示 本発明に係る組成物は、陰イオン界面活性剤およびセ
ルラーゼ酵素を含む液体洗剤組成物であって、安定化量
のアミンを更に含むことを特徴とする液体洗剤組成物で
ある。本発明に係る組成物は、好ましくは、プロテアー
ゼを含有する。本発明におけるアミンは、式 R1R2R3N(式中、R1およびR2は独立にHまたはC1〜C9
アルキル鎖であり、R3はC1〜C9アルキル鎖またはシクロ
ペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルであ
る)または R4R5R6R7N+X-(式中、Xはハロゲンであり、R4はC6
C22アルキル鎖であり、R5、R7およびR7は独立にHまた
はC1〜C9アルキル鎖、ヒドロキシエチルまたはヒドロキ
シプロピルまたはそれらの混合物である) に係るアミンである。
発明を実施するための最良の形態 本発明に係る液体洗剤組成物は、3種の必須成分、陰
イオン界面活性剤、セルラーゼ酵素および安定化量の疎
水性アミンを含む。
アミン 本発明に係る洗剤組成物の安定化アミンは、全組成物
の0.5〜10重量%、好ましくは1〜8重量%、最も好ま
しくは2〜5重量%のセルラーゼ安定化アミンからな
る。ここで使用する疎水性アミンは、陰イオン界面活性
剤と混合ミセルを調製できるアミン(アルキル基の炭素
鎖長はC3より長い)を意味する。
ここで使用するのに好適なアミンとしては、式 R1R2
R3N(式中、R1およびR2は独立にHまたはC1〜C9アルキ
ル、好ましくはHまたはC1〜C3アルキル鎖であり、R3
C2〜C9、好ましくはC4〜C8アルキル鎖またはシクロペン
チル、シクロヘキシルまたはシクロペプチルである)に
係るアミンが挙げられる。前記式に係る好ましいアミン
は、n−アルキルアミンおよびアリールアミンである。
シクロヘキシルアミンおよびn−ヘキシルアミンが、特
に好ましい。ここで使用するのに好適なアミンは、N−
メチルN−ヘキシルアミン、N,N−ジエチルn−ヘキシ
ルアミン、n−ブチルアミン、n−オクチルアミン、n
−ドデシルアミン、N−メチルシクロヘキシルアミン、
N,N−ジエチルシクロヘキシルアミンおよびジシクロヘ
キシルアミンから選んでもよい。
式 R4R5R6R7N+X-(式中、Xはハロゲンであり、R4
C6〜C22アルキル鎖、好ましくはC8〜C12であり、R5、R6
およびR7は独立にC1〜C3、またはヒドロキシエチルまた
はヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物である)に
係るアミンも、ここで使用するのに好適である。前記式
に係る好ましいアミンは、ドデシルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、テトラエチルアンモニウムクロリドおよ
びテトラデシルトリメチルアンモニウムクロリドであ
る。
理論によって限定しようとはせずに、セルラーゼ酵素
の保護に応答できるものはアミンの疎水性であると考え
られる。疎水性アミンは、対イオンとして作用して陰イ
オン界面活性剤の転位を生じて、液体洗剤の界面活性剤
相中での疎水性アミン−陰イオン界面活性剤の中性イオ
ン対形成により「遮蔽」効果を生ずる。
セルラーゼ 必須成分として、本組成物は、セルロース分解酵素ま
たはその混合物を含む。洗剤処方業者に入手できる各種
のセルラーゼがある(それらのすべてはここで使用する
のに好適である)。
本発明で好適なセルラーゼは、最適pH 5〜11.5を有
する細菌または真菌セルラーゼであってもよい。アルカ
リ性pH値で最適活性を有する好適なセルラーゼは、英国
特許GB第2 075 028A号明細書細書(ノボ・インダス
トリA/S)、英国特許第2 094 826号明細書(花王株
式会社)に記載されている。このようなアルカリ性セル
ラーゼの例は、Humicola insolensの菌株(Humicola gr
isea var.thermoidea)、特にHumicola菌株DSM1800によ
って産生されるセルラーゼ、およびアエロモナス属に属
する真菌によって産生されるセルラーゼ、およびマリン
軟体動物(Dolabella Auricula Solander)の肝脾臓か
ら抽出されるセルラーゼである。
ここで使用するのに好ましいセルラーゼは、下記の方
法に従ってスクリーニングできる。
酵素の活性、特にセルラーゼ酵素の活性は、異なる分
析法によって各種の応用に対して規定されてきた。これ
らの方法は、すべて予想される使用中の性能の実際的な
評価または少なくとも使用中の性能と相関する測定値を
与えようとする。欧州特許出願EP−A第350098号明細書
に詳述したように、方法の多く、特にセルラーゼ製造業
者によってしばしば使用されているものは、洗濯洗剤組
成物中のセルラーゼの使用中の性能とは十分には相関し
ない。これは、これらの活性測定法が開発された各種の
他の使用条件のためである。
EP−A第350098号明細書に記載の方法は、洗濯洗剤組
成物中でのセルラーゼ活性のランク付けに予測的相関で
あり且つ予測的相関を有するように開発された。
それゆえ、本発明は、EP−A第350098号明細書に開示
の方法を使用して、本発明で有用であるセルラーゼと本
発明の目的を提供しないであろうものとを区別するため
にセルラーゼをスクリーニングする。EP−A第350098号
明細書に開示の方法から採用されたスクリーニング法
(以下C14CMC法と称する)は、次の通り記載できる。
原理 スクリーニング用C14CMC法の原理は、洗浄液中の規定
されたセルラーゼ濃度において布基体からの固定化カル
ボキシメチルセルロース(CMC)の除去を測定すること
である。CMCの除去は、C14放射性炭素を使用することに
よりCMCの若干の放射性標識によって測定する。セルラ
ーゼ処理前および処理後の布基体上の放射性C14の量の
単純な計数は、セルラーゼ活性の評価を可能にする。
試料調製 CMC調製:放射性CMCストック溶液を表Iに従って調製
する。放射性CMCは、EP−A第350098号明細書に記載の
方法によって得ることができる。
布帛基体:布帛基体は、5cm×5cmの大きさを有するモ
スリン綿見本である。それらに放射性標識CMCストック
溶液0.35mlを中心において接種する。次いで、モスリン
綿見本を風乾する。
CMCの固定化:放射性標識CMCをモスリン綿見本上に固
定化するために、独国オリジナル・ハウナウ製のラウン
ダーオメーター装置「リニテスト・オリジナル・ハウナ
ウ(Linitest Original Haunau」を使用する。ラウンダ
ーオメーターの金属製ジャーに硬水(Ca++イオン4ミリ
モル/リットル)400mlを充填する。最大数13の見本
が、ジャー当たり使用できる。次いで、ジャーをラウン
ダーオメーター装置中で40分かけて20℃から60℃までの
昇温サイクルにおいてインキュベートする。インキュベ
ーション後、見本を水道水下で1分間すすぐ。それらを
絞り、少なくとも30分間風乾させる。
EP−A第350098号明細書に従って、固定化放射性CMC
を有する見本の試料も、洗浄なしの「ブランク試料」と
して測定できる。
試料処理 洗濯試験液:洗濯試験液を表IIの組成に従って調製す
る。それをpH7.5に釣り合わせる。洗濯試験液は、セル
ラーゼ試験試料を加える基準である。加えるべきセルラ
ーゼの量を測定する前に水〔残部(100%とする)〕を
加えることによって洗濯試験液を希釈しないように注意
を払うべきである。このスクリーニング試験で使用する
セルラーゼの量は、洗濯試験液中のセルラーゼタンパク
質25×10-6重量%(14.5℃で0.25mg/リットルに等価)
を与えるように加えるべきである。
洗浄法:次いで、放射性標識CMCがこのようにして接種
された見本を洗濯シミュレーション法で処理する。洗濯
法を独国ハウナウのオリジナル・ハウナウ製のラウンダ
ーオメーター型装置「リニテスト・オリジナル・ハウナ
ウ」中で乾燥する。個々の見本を20cm3のガラスバイア
ルに入れる。バイアルに洗濯試験液10mlを充填し、次い
で、液密に密封する。5個までのバイアルを各ラウンダ
ーオメータージャーに入れる。ジャーに洗濯シミュレー
ション用熱媒として水を充填する。洗濯シミュレーショ
ンを40分かけて20℃から60℃まで昇温サイクルとして行
う。
試料の加工後、バイアルを冷水に水没した後、各見本
をバイアルから取り出し、ビーカー中で流れる軟水下で
すすぎ、絞り、少なくとも30分間風乾させる。
測定 放射性標識CMC除去を測定するために、シンチレーシ
ョン計数装置、例えば、LKB1210ウルトラベータ(Ultra
beta)シンチレーション計数装置を使用する。最も正確
な結果を得るために、特定のシンチレーション計数装置
の最適の操作の指図マニュアルに従うべきである。例え
ば、LKB1210ウルトラベータシンチレーション計数装置
の場合には、下記の方法に従うべきである。測定すべき
見本を、シンチレーター液体(例えば、パッカードから
のシンチレーター299)12mlが充填されたプラスチック
バイアルに入れる。次いで、見本を少なくとも30分間安
定化させる。次いで、バイアルをLKB1210ウルトラベー
タシンチレーション計数装置に入れ、見本のそれぞれの
放射能計数が得られる。
セルラーゼのみによるCMC除去量を測定するために、
同時に接種されているがセルラーゼなしの洗濯試験液中
で処理されている見本の測定が、必要である。次いで、
セルラーゼの活性を放射性標識CMC除去率として表現す
る。この%は、下記の式 (式中、XOはセルラーゼなしの洗濯試験液で処理された
見本の放射能シンチレーション計数であり、XCは評価す
べきセルラーゼを含有する洗濯試験液で処理された見本
の放射能シンチレーション計数である) によって計算する。
統計的考慮、方法確認: 統計的に健全な結果を与えるために、標準統計的分析
は、使用すべきである。所定の例の場合には、LKB1210
ウルトラベータシンチレーション計数装置を使用して、
各放射能シンチレーション計数用に3個の見本の試料サ
イズが使用できることが見出された。
方法を内部クロスチェックによって確認するために、
EP−A第350098号明細書に従っての「ブランク試料」の
測定および計算が、推奨される。これは、誤差を検出し
且つ排除することを可能にするであろう。
結果の解釈 記載のスクリーニング試験は、本発明の一部分ではな
いセルラーゼと比較しての本発明の活性基準を満たすセ
ルラーゼを同定するための迅速な独特の信頼できる方法
を提供する。
前記C14CMC法に従っての固定化放射性標識CMCの除去
率10%以上は、それぞれのセルラーゼが本発明の要件を
満たすことを示すことが見出された。
10%より高い除去率がそれぞれのセルラーゼの場合に
より高い活性を示すことが、当業者に自明であろう。そ
れゆえ、C14CMC法に従って洗濯試験液中のタンパク質濃
度で25%より高い放射性標識CMCの除去または好ましく
は50%より高い放射性標識CMCの除去を与えるセルラー
ゼが洗濯洗剤で使用するためのセルラーゼの一層良い性
能の指摘を与えるであろうことが予想される。
また、C14CMC法の場合により高い濃度のセルラーゼの
使用がより高い除去率を与えるであろうことが予想され
た。しかしながら、セルラーゼ濃度とそれによって得ら
れる除去率との間には線形の証明された相関は、存在し
ない。
また、C14CMC法の場合により高い濃度のセルラーゼの
使用がより高い除去率を与えるであろうことが予想され
た。
表I:放射性C14標識CMCストック溶液 (すべての%は全溶液の重量%) 全CMC 99.2×10-3% (CMCは置換度約0.47〜約0.7を有する洗剤等級CMCであ
るべきである) エタノール 14985.12×10-3% 脱イオン水 84915.68×10-3% 計 100% 全CMCは使用するシンチレーション計数装置で十分に
明瞭な読みを可能にする放射能を与えるために非放射性
CMCおよび放射性CMCを含有する。例えば、放射性CMC
は、0.7ミリキューリー/gの活性を有することができ且
つ1:6.7の比率で非放射性CMCと混合できる。
表II:洗濯試験液 (すべての%は全溶液の重量%) 直鎖C12アルキルベンゼンスルホン酸 0.110% ココナツアルキルサルフェート(TEA塩) 0.040% C12〜15アルコールエトキシレート(EO7) 0.100% ココナツ脂肪酸 0.100% オレイン酸 0.050% クエン酸 0.010% トリエタノールアミン 0.040% エタノール 0.060% プロパンジオール 0.015% 水酸化ナトリウム 0.030% ギ酸ナトリウム 0.010% プロテアーゼ 0.006% 水(Ca++2.5ミリモル/リットル)、pH調製剤残部(100
%とする) (HClまたはNaOH溶液)およびセルラーゼ 本発明に係るすべてのセルラーゼ酵素は、前記スクリ
ーニング試験の基準を満たさなければならないことを強
調すべきである。しかしながら、デンマーク特許出願第
1159/90号明細書においては、追加の基準が確立されて
本スクリーニング試験との組み合わせで好ましいセルラ
ーゼ酵素を同定することを可能にする。
本発明の組成物で特に有用なセルラーゼ製剤は、スク
リーニング試験に加えて、エンドグルカナーゼ成分が全
タンパク質1mg当たり少なくとも約50、好ましくは少な
くとも約60、特に少なくとも約90CMC−エンドアーゼ単
位のCMC−エンドアーゼ活性を示すものである。特に、
好ましいエンドグルカナーゼ成分は、全タンパク質1mg
当たり少なくとも約100CMC−エンドアーゼ単位のCMC−
エンドアーゼ活性を示す。
本文脈で、「CMC−エンドアーゼ活性」(cevu)なる
用語は、以下に詳細に記載するように本発明のセルラー
ゼ製剤でインキュベーション後にカルボキシメチルセル
ロース(CMC)の溶液の粘度減少によって測定する時に
セルロースをグルコース、セロビオースおよびトリオー
スに分解する能力に関してエンドグルカナーゼ成分のエ
ンドグルカナーゼ活性を意味する。
CMC−エンドアーゼ(エンドグルカナーゼ)活性は、
次の通りCMCの粘度減少から決定できる。
pH 9.0で0.1Mトリス緩衝液中にCMCブラノース7LFD
〔アクアラン(Aqualun)〕35g/を含有する基質溶液
は、調製する。分析すべき酵素試料は、同じ緩衝液に溶
解する。基質溶液10mlおよび酵素溶液0.5mlは、混合
し、40℃に温度調節された粘度計(例えば、ハーケVT18
1、NVセンサー、181rpm)に移す。粘度読みは、混合後
にできるだけ早く取り、再度30分後に取る。粘度をこれ
らの条件下で半分に減少する酵素の量は、CMC−エンド
アーゼ活性の1単位と定義する。
SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)お
よび当業者に既知の方法での標識タンパク質での等電点
電気泳動は、使用して、それぞれ本文脈で有用なセルラ
ーゼ製剤中のエンドグルカナーゼ成分の分子量および等
電点(pI)を測定した。このようにして、特定のエンド
グルカナーゼ成分の分子量は、測定したところ、43kDで
あった。このエンドグルカナーゼの等電点は、測定した
ところ、約5.1であった。
セロビオヒドロラーゼ活性は、セロビオースp−ニト
ロフェニルに対する活性と定義してもよい。活性は、37
℃およびpH 7.0で1分当たり放出されるニトロフェニ
ルミリモルと測定する。本エンドグルカナーゼ成分は、
本質上セロビオヒドロラーゼ活性を有していないと見出
された。
本発明のセルラーゼ製剤中のエンドグルカナーゼ成分
は、最初、示量精製法、即ち、米国特許第4,435,307号
明細書に係る粗H.insolensセルラーゼ混合物の逆相HPLC
精製を包含する方法によって単離している。この方法
は、驚異的なことに、驚異的な程高いエンドグルカナー
ゼ活性のため予想外に好都合な性質を有する単一成分と
して43kDエンドグルカナーゼの単離を生じた。
また、スクリーニング試験に加えて、本組成物で有用
なセルラーゼ酵素は、更に、エンドグルカナーゼ活性を
示す酵素(以下で「エンドグルカナーゼ酵素」と称す
る)(該酵素は添付配列リスティングID#2に示すアミ
ノ酸配列を有する)、またはエンドグルカナーゼ活性を
示すそれらの相同体と定義できる。
本文脈で、「相同体」なる用語は、或る規定条件下で
このアミノ酸配列を有するエンドグルカナーゼ酵素用DN
Aコーティングと同じプローブにハイブリッド形成するD
NAによってコード化するポリペプチドを指摘するしよう
とする(例えば、5×SSC中でプレソーキングし、ホル
ムアミド20%、5×デンハート溶液、リン酸ナトリウム
50mM、pH 6.8、変性音波処理子牛胸腺DNA50μgの溶液
中で40℃で1時間予備ハイブリッド形成した後、ATP100
mMが補充された同じ溶液中で40℃で18時間ハイブリッド
形成する)。用語は、1種以上のアミノ酸残基の未変性
配列のC末端またはN末端のいずれかまたは両方への付
加、未変性配列中の1個以上の部位における1種以上の
アミノ酸配列の置換、未変性アミノ酸配列の一端または
両端または未変性配列内の1個以上の部位における1種
以上のアミノ酸残基の欠失、または未変性配列中の1個
以上の部位における1種以上のアミノ酸残基の挿入によ
って得られる前記配列の誘導体を包含しようとする。
本発明のエンドグルカナーゼ酵素は、Humicola insol
ensなどのHumicolaの種、例えば、特許手続きの目的で
微生物の寄託の国際認識についてのブタペスト条約の規
定(ブタペスト条約)に従ってFRGブラウンシュベイク
D−3300のマッシェローダー・ベク1Bのドイチェ・サム
ラング・フォン・ミクロオルガニスメンで1981年10月1
日寄託された菌株DSM1800によって産生できるものであ
ってもよい。
なお更に他のアスペクトにおいては、ここで有用なセ
ルラーゼ酵素は、スクリーニング試験に加えて、添付配
列リスティングID#4に示すアミノ酸配列を有するエン
ドグルカナーゼ酵素、またはエンドグルカナーゼ活性を
示すそれらの相同体(上に定義のように)と定義でき
る。前記エンドグルカナーゼ酵素は、Fusarium oxyspor
ulmなどのFusariumの種、例えば、ブタペスト条約の規
定に従ってFRGブラウンシュベイクD−3300のマッシェ
ローダー・ベク1Bのドイチェ・サムラング・フォン・ミ
クロオルガニスメンで1983年6月6日に寄託された菌株
DSM2762によって産生できるものであってもよい。
更に、相同エンドグルカナーゼは、セルラーゼ分解酵
素を産生する他の微生物、例えば、Trichoderma、Mycel
iophthora、Pharnerochaete、Schizophyllum、Penicill
ium、Aspergillus、およびGeotricumの種から誘導して
もよいことが意図される。
なお更に他のアスペクトにおいては、ここで有用なセ
ルラーゼ酵素は、エンドグルカナーゼ、好ましくはHumi
cola Insolensから生ずるものと定義できる(他の真菌
および細菌は前記エンドグルカナーゼを産生するために
使用できるが)。前記エンドグルカナーゼは、分子量約
50KDa、等電点5.5を有し且つ415個のアミノ酸を含有す
る。アミノ酸配列コーディングは、添付配列リスティン
グID#5に示す通りである。請求の範囲に詳細には組み
込まずに、配列中のアミノ酸の1種以上は、他のアミノ
酸またはアミノ酸類似体または誘導体で置換できること
が自明である。また、配列中の1種以上のアミノ酸の欠
失および/または置換または挿入も、ここに組み込む。
しかしながら、本発明のセルラーゼ製剤の工業的生産
の場合には、所望の酵素活性の過剰生産を保証するため
に包含される微生物の発酵または突然変異の調節を包含
する組換えDNA技術または他の技術を使用することが好
ましい。このような方法および技術は、技術上既知であ
り且つ当業者によって容易に行うことができる。
エンドグルカナーゼ成分は、このように、前記エンド
グルカナーゼ成分または前記エンドグルカナーゼ成分の
前駆体をコード化するDNA配列並びにエンドグルカナー
ゼ成分またはその前駆体をコード化するDNA配列の発現
を可能にする機能をコード化するDNA配列を担持する組
換えDNAベクターで形質転換された宿主細胞を、エンド
グルカナーゼ成分またはその前駆体の発現を可能にする
条件下で培地中で培養し、エンドグルカナーゼ成分を培
養液から回収することからなる方法によって産生できる
ものであってもよい。
前記のようなエンドグルカナーゼ酵素または前駆体形
の酵素をコード化するDNA配列を含むDNA構築体として
は、添付配列リスティングID#1またはID#3に示すよ
うなDNA配列またはその修飾を有するDNA構築体が挙げら
れる。DNA配列の好適な修飾の例は、エンドグルカナー
ゼの別のアミノ酸配列を生じないがDNA構築体が導入さ
れる宿主生物のコドン使用に対応するヌクレオチド置
換、または異なるアミノ酸配列を生じ且つそれゆえ多分
未変性酵素と異なる性質を有するエンドグルカナーゼ突
然変異体を生ずることがある異なるタンパク質構造を生
ずるヌクレオチド置換である。可能な修飾の他の例は、
配列のいずれかの末端における1個以上のヌクレオチド
の挿入、またはいずれ化の末端または配列内での1個以
上のヌクレオチドの欠失である。
ここで有用なエンドグルカナーゼ酵素をコード化する
DNA構築体は、確立された標準法、例えば、S.L.ビーケ
ージおよびM.H.カルーザーズによりTetrahedron Letter
s 22,1981,pp.1859−1869に記載のホスホアミダイト
法、またはマターズ等によりEMBOジャーナル,1984,p
p.801−805に記載の方法によって合成的に調製してもよ
い。ホスホアミダイト法によれば、オリゴヌクレオチド
は、例えば、自動DNAシンセサイザー中で合成し、精製
し、アニーリングし、連結反応し、好適なベクター中で
クローン化する。
エンドグルカナーゼ酵素またはその前駆体をコード化
するDNA構築体は、例えば、Humicola insolens、DSM180
0などのセルラーゼ産生微生物のcDNAまたはゲノムライ
ブラリーを確立し、通常の方法、例えば、標準技術に従
ってエンドグルカナーゼのフルまたは部分的アミノ酸配
列に基づいて合成されたオリゴヌクレオチドプローブを
使用するハイブリッド形成によって正クローンについて
スクリーニングすることにより(サムブロック等のMole
cular Cloning:A Laboratory Manual,第2版、コールド
・スプリング・ハーバー、1989参照)、または適当な酵
素活性(即ち、上に定義のようなCMC−エンドアーゼ活
性)を発現するクローンについて選ぶことにより、また
は未変性セルラーゼ(エンドグルカナーゼ)に対して抗
体と反応性であるタンパク質を産生するクローンについ
て選ぶことにより、単離してもよい。
最後に、DNA構築体は、合成、ゲノムまたはcDNA起源
(適宜)のフラグメント(フラグメントは全DNA構築体
の各種の部分に対応する)を標準技術に従って連結反応
することによって調製された混合合成/ゲノム、混合合
成/cDNAまたは合成ゲノム/cDNA起源を有していてもよ
い。DNA構築体は、特定のプライマー、例えば、米国特
許第4,683,202号明細書またはR.K.サイキ等のScience 2
39,1988,pp.487−491に記載のものを使用してポリメラ
ーゼ連鎖反応によって調製してもよい。
前記DNA構築体が挿入された組換え発現ベクターとし
ては、組換えDNA法に好都合に付してもよいいかなるベ
クターも挙げられ且つベクターの選択は、しばしば、ベ
クターが導入されるべきである宿主細胞に依存するであ
ろう。このように、ベクターは、自律複製ベクター、即
ち、染色体外エンティティー(その複製は染色体複製に
無関係である)、即ち、プラスミドとして存在するベク
ターであってもよい。或いは、ベクターは、宿主細胞に
導入する時に、宿主細胞ゲノムに組み込まれ、1個以上
の染色体(それに組み込まれている)と一緒に複製され
るものであってもよい。
ベクターにおいては、エンドグルカナーゼをコード化
するDNA配列は、好適なプロモーターおよびターミネー
ター配列に操作的に連結すべきである。プロモーター
は、選ばれる宿主細胞で転写活性を示すいかなるDNA配
列であってもよく且つ宿主細胞に相同または異型のいず
れかであるタンパク質をコード化する遺伝子から誘導し
てもよい。それぞれエンドグルカナーゼ、プロモーター
およびターミネーターに遺伝情報を指定するDNA配列を
連結反応し、且つ好適なベクターに挿入するために使用
される方法は、当業者に周知である(例えば、サムブロ
ック等の前記文献参照)。
前記DNA構築体または前記発現ベクターと形質転換す
る宿主細胞は、例えば、Agpergillusの種、最も好まし
くはAppergillus oryzaeまたはAspergillus nigerに属
してもよい。真菌細胞は、プロトプラスト生成、プロト
プラストの形質転換、その後のそれ自体既知の方式での
細胞壁の再生を包含する方法によって形質転換してもよ
い。Aspergillusを宿主微生物として使用することは、E
P第238 023号明細書(ノボ・インダストリA/S)(その
内容をここに参考文献として編入)に記載されている。
宿主細胞は、酵母細胞、例えば、Saccharomyces cerevi
siaeの菌株であってもよい。
或いは、宿主生物は、細菌、特にStreptomycesおよび
Bacillusおよび大腸菌の菌株であってもよい。細菌細胞
の形質転換は、常法、例えば、サムブロック等のMolecu
lar Cloning:A Laboratory Manual、コールド・スプリ
ング・ハーバー、1989に記載のものに従って遂行しても
よい。
適当なDNA配列のスクリーニングおよびベクターの構
築は、標準法によって行ってもよい。サムブロック等の
前記文献参照。
形質転換された宿主細胞を培養するために使用される
培地は、問題の宿主細胞を成長するのに好適ないかなる
通常の培地であってもよい。発現されたエンドグルカナ
ーゼは、培地に好都合に分泌してもよく且つ細胞を遠心
分離または濾過によって培地から分離する方法、培地の
タンパク質成分を硫酸アンモニウムなどの塩によって沈
殿した後、イオン交換クロマトグラフィー、アフィニテ
ィークロマトグラフィーなどのクロマトグラフィー法を
行う方法などを含めて周知の方法によって、それから回
収してもよい。
前記のような組換えDNA技術、タンパク質精製技術、
発酵技術および突然変異または技術上周知の他の技術を
使用することによって、高純度のエンドグルカナーゼを
与えることが可能である。
本組成物中の前記セルラーゼの量は、洗浄液に送達す
べき酵素タンパク質の量が0.005〜40mg/洗浄液1リット
ル、好ましくは0.01〜10mg/洗浄液1リットルであるよ
うなものであるべきである。
本発明の組成物に加えるセルラーゼは、いかなる形で
あってもよく、例えば、無粉塵性粒状物、例えば、「マ
ルメ」または「プリル」、または液体の形〔セルラーゼ
は例えば非イオン界面活性剤に懸濁されるか水性媒体に
溶解されたセルラーゼ濃縮物(英国特許第2 075 028
A号明細書に記載のような標準条件下で測定して少なく
とも250レギュラーCXセルラーゼ活性単位/gのセルラー
ゼ活性を有する)として与える〕であってもよい。
本発明の組成物に加えるセルラーゼの量は、一般に、
どのような形でも、約0.01〜10重量%であろう。セルラ
ーゼ活性に関しては、洗剤組成物1g当たり0.25〜150ま
たはそれより高いレギュラーCX単位に対応する量のセル
ラーゼの使用は、本発明の好ましい範囲内である。しか
しながら、セルラーゼ活性の最も好ましい範囲は、洗剤
組成物1g当たり0.5〜25レギュラーCX単位である。
陰イオン界面活性剤 好適な陰イオン界面活性剤塩は、スルホネートおよび
サルフェートの群から選ばれる。このような陰イオン界
面活性剤は、洗剤技術上周知であり且つ商業的な洗剤で
広い応用を見出している。好ましい陰イオン水溶性スル
ホン酸塩または硫酸塩は、分子構造中に炭素数約8〜約
22のアルキル基を有する。このような好ましい陰イオン
界面活性剤塩の例は、例えばタロー油、パーム油、パー
ム核油およびヤシ油から誘導されるC8〜C18脂肪アルコ
ールを硫酸化することによって得られた反応生成物;ア
ルキル基が約9〜約15個の炭素原子を有するアルキルベ
ンゼンスルホネート;アルキルグリセリルエーテルスル
ホン酸ナトリウム;タローおよびヤシ油から誘導される
脂肪アルコールのエーテルサルフェート;ココナツ脂肪
酸モノグリセリドサルフェートおよびココナツ脂肪酸モ
ノグリセリドスルホネート;アルキル鎖中に約8〜約22
個の炭素原子を有するパラフィンスルホン酸の水溶性塩
である。例えば、米国特許第3,332,880号明細書により
十分に記載のようなスルホン化オレフィン界面活性剤
も、使用できる。陰イオン合成スルホネートおよび/ま
たはサルフェート用中和陽イオンは、洗剤テクノロジー
で広く使用されている通常の陽イオン、例えば、ナトリ
ウム、カリウムまたはアルカノールアンモニウムによっ
て代表される。
ここで好適な陰イオン合成界面活性剤成分は、アルキ
ルベンゼンスルホン酸の水溶性塩、好ましくはアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、好ましくはアルキル基
中に約10〜13個の炭素原子を有するアルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムによって代表される。本発明の別の
好ましい陰イオン界面活性剤成分は、アルキル基中に約
10〜15個の炭素原子を有するアルキル硫酸ナトリウムで
ある。
ここで使用するのに好適な別の陰イオン界面活性剤
は、アルキルアルコキシ化サルフェート界面活性剤であ
ることができる。本発明のアルキルアルコキシ化サルフ
ェート界面活性剤は、式 RO(A)mSO3M〔式中、RはC
10〜C24アルキル成分を有する非置換C10〜C24アルキル
またはヒドロキシアルキル基、好ましくはC12〜C18アル
キルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシま
たはプロポキシ単位であり、mは0よりも大きく、典型
的には約0.5〜約6、より好ましくは約0.5〜3であり、
MはHまたは、例えば、金属陽イオン(例えば、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム
など)、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオン
であることができる陽イオンである〕の水溶性塩または
酸である。アルキルエトキシ化サルフェート並びにアル
キルプロポキシ化サルフェートは、ここで意図される。
置換アンモニウム陽イオンの特定例としては、メチル
−、ジメチル、トリメチル−アンモニウム陽イオンおよ
び第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル
アンモニウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオンお
よびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン
などのアルキルアミンから誘導されるもの、それらの混
合物などが挙げられる。例示の界面活性剤は、C12〜C18
アルキルポリエトキシレート(1.0)サルフェート(C12
〜C18E(1.0)M)、C12〜C18アルキルポリエトキシレ
ート(2.25)サルフェート(C12〜C18E(2.25)M)、C
12〜C18アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェー
ト(C12〜C18E(3.0)M)、およびC12〜C18アルキルポ
リエトキシレート(4.0)サルフェート(C12〜C18E(4.
0)M)(式中、Mはナトリウムおよびカリウムから好
都合に選ばれる)である。
本発明に係る組成物は、全組成物の1〜50重量%、好
ましくは1〜30重量%、最も好ましくは5〜15重量%の
前記陰イオン界面活性剤またはその混合物を含む。
本発明に係る液体洗剤組成物の残部は、通常の洗浄成
分、即ち、水、界面活性剤、ビルダーおよび他のものか
ら構成される。
本発明の液体洗剤組成物は、全液体洗剤組成物の0.5
〜50重量%、好ましくは5〜25重量%の、非イオン界面
活性剤、陽イオン界面活性剤、双性界面活性剤およびそ
れらの混合物から選ばれる有機界面活性剤を任意成分と
して追加的に含んでもよい。
ここで使用するのに好適な非イオン界面活性剤として
は、反応性水素原子、例えば、ヒドロキシル、カルボキ
シル、またはアミノ基を有する炭化水素とエチレンオキ
シドとを酸触媒または塩基触媒の存在下で縮合すること
によって生成するものが挙げられ且つ一般式 RA(CH2C
H2O)nH(式中、Rは疎水部分を表わし、Aは反応性水
素原子を担持する基を表わし、nはエチレンオキシド部
分の平均数を表わす)を有する化合物が挙げられる。R
は、典型的には、約8〜22個の炭素原子を有する。それ
らは、プロピレンオキシドと低分子量化合物との縮合に
よっても生成できる。nは、通常、約2〜約24で変化す
る。
好ましい種類の非イオンエトキシレートは、炭素数12
〜15の脂肪アルコールと脂肪アルコール1モル当たり約
4〜10モルのエチレンオキシドとの縮合物によって表わ
される。この種のエトキシレートの好適なものとして
は、C12〜C15オキソアルコールとアルコール1モル当た
り3〜9モルのエチレンオキシドとの縮合物;ナローカ
ットC14〜C15オキソアルコールと脂肪(オキソ)アルコ
ール1モル当たり3〜9モルのエチレンオキシドとの縮
合物;ナローカットC12〜C13脂肪(オキソ)アルコール
と脂肪アルコール1モル当たり6.5モルのエチレンオキ
シドとの縮合物;およびエトキシ化度(EOモル/脂肪ア
ルモールモル)4〜8を有するC10〜C14ココナツ脂肪ア
ルコールの縮合物が挙げられる。脂肪オキソアルコール
は、主として線状であるが、加工条件および原料オレフ
ィンに応じて或る分枝度、特にメチル分枝などの短鎖を
有することができる。分枝度15%〜50%(重量%)は、
しばしば市販のオキソアルコールで見出される。本発明
に係る組成物は、全組成物の0.5〜50重量%、好ましく
は2〜25重量%の非イオン界面活性剤を含有する。
ここで使用するための任意の界面活性剤は、陽イオン
界面活性剤である。好適な陽イオン界面活性剤として
は、式 R1R2R3R4N+(式中、R1、R2、およびR3はメチル
基であり、R4はC12〜15アルキル基であり、またはR1
エチルまたはヒドロキシエチル基であり、R2およびR3
メチル基であり、R4はC12〜15アルキル基である)の第
四級アンモニウム化合物が挙げられる。本発明に係る組
成物は、全組成物の0.5〜10重量%、好ましくは1〜5
重量%の陽イオン界面活性剤を含有する。
別の任意成分は、双性界面活性剤である。双性界面活
性剤としては、脂肪族部分が直鎖または分枝鎖であるこ
とができ、脂肪族置換基の1つが約8〜約24個の炭素原
子を有し且つ別の置換基が少なくとも1個の陰イオン水
溶化基を含有する脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニ
ウム、およびスルホニウム化合物の誘導体が挙げられ
る。特に好ましい双性物質は、米国特許第3,925,262号
明細書および米国特許第3,929,678号明細書に開示のエ
トキシ化アンモニウムスルホネートおよびエトキシ化ア
ンモニウムサルフェートである。本発明に係る組成物
は、全組成物の0.5〜25重量%、好ましくは2〜10重量
%の双性界面活性剤を含有する。
半極性非イオン界面活性剤としては、炭素数約8〜約
28のアルキルまたはヒドロキシアルキル部分1個および
炭素数1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル
基からなる群から選ばれる部分2個(これらは場合によ
って結合して環構造となることができる)を含有する水
溶性アミンオキシドが挙げられる。
(式中、R1はH、C1〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロ
キシエチル、2−ヒドロキシプロピルまたはそれらの混
合物であり、R2はC5〜31ヒドロカルビルであり、Zは
鎖に直結された少なくとも3個のヒドロキシルを有する
線状ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカ
ルビルまたはそのアルコキシ化誘導体である) のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤も、好適であ
る。好ましくは、R1はメチルであり、R2はC11〜15アル
キルまたはアルケニル直鎖またはその混合物であり且つ
Zは還元アミノ化反応においてグルコース、フルクトー
ス、マルトース、ラクトースなどの還元糖から誘導され
る。組成物は、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤
1%〜25%、好ましくは5%〜15%を含む。
本発明に係る組成物は、ビルダー系を更に含んでもよ
い。ポリカルボキシレートおよび脂肪酸、エチレンジア
ミンテトラアセテートなどの物質、アミノポリホスホネ
ートなどの金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミンテ
トラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペ
ンタメチレンホスホン酸を含めていかなる通常のビルダ
ー系も、ここで使用するのに好適である。自明の環境上
の理由で余り好ましくないが、ホスフェートビルダー
も、ここで使用できる。
ここで使用するのに好適なポリカルボキシレードビル
ダーとしては、クエン酸、好ましくは水溶性塩の形のも
の、式 R−CH(COOH)CH2(COOH)(式中、RはC
10〜20アルキルまたはアルケニル、好ましくはC12〜16
であり、またはRはヒドロキシル、スルホ、スルホキシ
ルまたはスルホン置換基で置換できる)のコハク酸の誘
導体が挙げられる。特定例としては、コハク酸ラウリ
ル、コハク酸ミリスチル、コハク酸パルミチル、コハク
酸2−ドデセニル、コハク酸2−テトラデセニルが挙げ
られる。スクシネートビルダーは、好ましくは、ナトリ
ウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩およびアルカノー
ルアンモニウム塩を含めて水溶性塩の形で使用される。
他の好適なポリカルボキシレートは、オキソジスクシ
ネートおよびタルトレートモノコハク酸とタルトレート
ジコハク酸との混合物は、例えば、米国特許第4,663,07
1号明細書に記載のものである。
ここで使用するのに好適な脂肪酸ビルダーは、飽和ま
たは不飽和C10〜18脂肪酸、並びに対応石鹸である。好
ましい飽和種は、アルキル鎖中に12〜16個の炭素原子を
有する。好ましい不飽和脂肪酸は、オレイン酸である。
ここで使用するのに好ましいビルダー系は、クエン酸
と脂肪酸とここに前記のコハク酸誘導体との混合物から
なる。
本発明に係るビルダー系は、好ましくは、全組成物の
5〜35重量%、好ましくは5〜25重量%、最も好ましく
は8〜20重量%である。
本発明に係る組成物は、全組成物の0.01〜10重量%、
好ましくは0.1〜5重量%、最も好ましくは0.5〜2重量
%の追加の酵素、即ち、セルラーゼ以外の酵素を含んで
もよい。
ここで使用するのに好適な酵素は、プロテアーゼ、リ
パーゼおよびアミラーゼおよびそれらの混合物である。
ここで使用するのに好ましい追加の酵素は、プロテアー
ゼである。好適なプロテアーゼとしては、動物、植物ま
たは微生物起源のプロテアーゼが挙げられる。細菌起源
のプロテアーゼがより好ましく、Bactillus subtilisお
よび/またはBactillus lichenformisから得られる細菌
セリンプロテアーゼが最も好ましい。
好適な市販のプロテアーゼとしては、ノボ・インダス
トリA/S製のアルカラーゼ(AlcalaseR)、エスペラーゼ
(EsperaseR)、サビナーゼ(SavinaseR)(デンマーク
のコペンハーゲン)、ギスト−ブロカーズ製のマキサタ
ーゼ(MaxataseR)、マキサカル(MaxacalR)およびマ
キサペム(Maxapem)15R(タンパク質工学化マキサカル
)(オランダのデルフト)およびズブチリシンBPNお
よびBPN′が挙げられる。好ましいプロテアーゼは、修
飾細菌セリンプロテアーゼ、例えば、ゲネンコル・イン
ターナショナル・インコーポレーテッド(カリフォルニ
ア州サンフランシスコ)によって産生されるもの(1987
年4月28日出願の欧州特許出願第87303761.8号明細書、
特に第17頁、第24頁および第98頁に記載されており、こ
こで「プロテアーゼB」と呼ばれる)および1986年10月
29日公告のベネガスの欧州特許出願第199 404号明細書
に記載のもの〔修飾細菌セリンプロテアーゼ(ゲネンコ
ル・インターナショナル)を意味し、ここで「プロテア
ーゼA」と称する(BNP′と同じ)〕である。好ましい
プロテアーゼは、このように、アルカナーゼ(ノボ・
インダストリA/S)、BNP′、プロテアーゼAおよびプロ
テアーゼB(グレネンコル)、およびそれらの混合物か
らなる群から選ばれる。ここで使用するのに最も好まし
いプロテアーゼは、プロテアーゼBである。
本組成物は、一連の更に他の任意成分を含有できる。
このような添加剤の例としては、溶媒、アルカノールア
ミン、pH調節剤、泡調整剤、乳濁剤、エナメル被覆表面
に関連して機械相要性を改良する薬剤、香料、染料、殺
細菌剤、増白剤、防汚剤、柔軟剤などが挙げられる。
本発明に係る組成物は、通常の液体洗剤組成物とし
て、または代わりとしていわゆる「濃縮」液体洗剤組成
物、即ち、水30重量%未満を含む液体洗剤組成物として
処方できる。
本発明によれば、組成物中のセルラーゼの貯蔵安定性
は、貯蔵後のセルラーゼの実在の残りの性能をベースと
し且つ固体セルロース基質を使用する多数の方法によっ
て評価できる。
1つのこのような方法は、小規模性能試験法であるこ
とができる。この方法によれば、セルラーゼ活性のため
予備熟成フランネル綿の脱ピリングを測定する。
別のこのような方法は、基質として固体綿リンターを
使用する性能予測分析法であることができる。この方法
によれば、還元糖放出を測定する。
他の方法は、CMC溶液の粘度減少の観察によるセルラ
ーゼ活性の測定または可溶性セルロース基質の分解のた
め溶液に放出される還元糖の測定を包含する。それが固
体基質上へのセルラーゼ吸着(性能を決定する)である
ので、可溶性セルロース基質をベースとする方法は、本
発明に従ってセルラーゼ安定性を測定するのに好適では
ない。
例 下記の例は、表示の割合の下記の成分を合わせること
によって調製する。
配列ID No.1の情報 (i)配列特性 (A)長さ:1060個の塩基対 (B)種類:核酸 (C)鎖:一本 (d)トポロジー:線形 (ii)分子型:cDNA (iii)仮説:なし (iv)オリジナル源 (A)生物:Humicola insolens (B)菌株:DSM1800 (ix)特徴 (A)名前/鍵:マットペプチド (B)位置:73.927 (ix)特徴 (A)名前/鍵:sigペプチド (B)位置:10.72 (ix)特徴 (A)名前/鍵:CDS (B)位置:10.927 配列ID No.2の情報 (i)配列特性 (A)長さ:305個のアミノ酸 (B)種類:アミノ酸 (C)トポロジー:線形 (ii)分子型:タンパク質 配列ID No.3の情報 (i)配列特性 (A)長さ:1473個の塩基対 (B)種類:核酸 (C)鎖:一本 (D)トポロジー:線形 (ii)分子型:cDNA (iii)仮説:なし (iv)アンチセンス:なし (vi)オリジナル源 (A)生物:fusarium oxysporum (B)菌株:DSM2672 (ix)特徴 (A)名前/鍵:CDS (B)位置:97.1224 配列ID No.4の情報 (i)配列特性 (A)長さ:376個のアミノ酸 (B)種類:アミノ酸 (C)トポロジー:線形 (ii)分子型:タンパク質
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12N 15/09 C12N 15/00 A (56)参考文献 特表 平6−509122(JP,A) 国際公開92/13053(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/386 C11D 1/62 C11D 3/30 C12N 9/42 C12N 9/50 C12N 15/09

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰イオン界面活性剤、セルラーゼ酵素およ
    び式 R1R2R3N(式中、R1およびR2は独立にHまたはC2
    〜C9アルキル鎖であり、R3はC2〜C9アルキル鎖またはシ
    クロヘキシルまたはシクロペンチルまたはシクロヘプチ
    ルである)に係るセルラーゼ安定化量のアミンを含むこ
    とを特徴とする液体洗剤組成物。
  2. 【請求項2】前記アミンがn−アルキルアミンおよび/
    またはシクロアルキルアミンである、請求項1に記載の
    液体洗剤組成物。
  3. 【請求項3】前記シクロアルキルアミンがシクロヘキシ
    ルアミンであり且つ前記n−アルキルアミンがn−ヘキ
    シルアミンである、請求項2に記載の液体洗剤組成物。
  4. 【請求項4】プロテアーゼ酵素を更に含む、請求項1な
    いし3に記載の液体洗剤組成物。
  5. 【請求項5】全組成物の0.5〜5重量%の前記アミンを
    含む、請求項1に記載の液体洗剤組成物。
  6. 【請求項6】前記セルラーゼ0.01%〜5%(5000CEVU/g
    で)を含む、請求項1に記載の液体洗剤組成物。
  7. 【請求項7】セルラーゼが本質上Humicola insolens、D
    SM1800から誘導される高度に精製された43kDセルラーゼ
    に対してレイズされた抗体と免疫反応性であるか前記43
    kDエンドグルカナーゼに相同である均質なエンドグルカ
    ナーゼ成分からなる、請求項1に記載の液体洗剤。
  8. 【請求項8】前記セルラーゼのエンドグルカナーゼ成分
    が等電点5.1を有する、請求項7に記載の液体洗剤組成
    物。
  9. 【請求項9】セルラーゼが添付配列リスティングID#2
    に示されるアミノ酸配列を有するか、エンドグルカナー
    ゼ活性を示すその相同体である、請求項1に記載の液体
    洗剤組成物。
  10. 【請求項10】セルラーゼ化合物が添付配列リスティン
    グID#4に示されるアミノ酸配列を有するエンドグルカ
    ナーゼ酵素であるか、エンドグルカナーゼ活性を示すそ
    の相同体であることを特徴とする、請求項1に記載の液
    体洗剤組成物。
  11. 【請求項11】セルラーゼが添付配列リスティングID#
    5に示されるアミノ酸配列を有するエンドグルカナーゼ
    酵素であるか、エンドグルカナーゼ活性を示すその相同
    体であることを特徴とする、請求項1に記載の液体洗剤
    組成物。
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