JP3279560B2 - 保熱用包帯 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は人又は動物の組織を被覆するための保熱用包
帯に関する。
帯に関する。
本包帯は筋の損傷、関節、腱及び結合組織の炎症、並
びにその他の関連する欠陥の治療の特別な用途があり、
かつ特に身体からの自然熱の保存に関する。
びにその他の関連する欠陥の治療の特別な用途があり、
かつ特に身体からの自然熱の保存に関する。
この包帯は、包帯による反射と最小の熱吸収とにより
局所的な熱の保存を意図する。この包帯は、身体の治療
すべき関連領域における局所的な熱の発生を刺激するた
めに通常必要とする化学的又は自然の局所的な熱刺激の
適用を回避する。この包帯は、新規な方法で組み合わせ
られ組み立てられた公知材料の組合せであって、かつか
かる包帯がいまだ利用されず又は知られていなかった使
用領域に適用される前記組合せを包含する。更に、この
包帯は、その適用域における長いフェルトの要求を満足
する。
局所的な熱の保存を意図する。この包帯は、身体の治療
すべき関連領域における局所的な熱の発生を刺激するた
めに通常必要とする化学的又は自然の局所的な熱刺激の
適用を回避する。この包帯は、新規な方法で組み合わせ
られ組み立てられた公知材料の組合せであって、かつか
かる包帯がいまだ利用されず又は知られていなかった使
用領域に適用される前記組合せを包含する。更に、この
包帯は、その適用域における長いフェルトの要求を満足
する。
人又は動物の組織を被覆するための保熱用包帯は、本
発明により、前記組織からの熱を反射して前記組織に戻
すための前記組織に隣接する熱反射手段、前記熱反射手
段を被覆する断熱材手段、及び前記断熱材手段を被覆す
る織物手段を備える。
発明により、前記組織からの熱を反射して前記組織に戻
すための前記組織に隣接する熱反射手段、前記熱反射手
段を被覆する断熱材手段、及び前記断熱材手段を被覆す
る織物手段を備える。
前記熱反射手段は、前記組織に隣接するプラスチック
材の第1の箔、前記第1の箔を被覆しかつこれに接着さ
れたアルミニウムの第2の箔、及び前記第2の箔を被覆
しかつこれに接着されたガラス繊維織物を備える。
材の第1の箔、前記第1の箔を被覆しかつこれに接着さ
れたアルミニウムの第2の箔、及び前記第2の箔を被覆
しかつこれに接着されたガラス繊維織物を備える。
プラスチック材の第1の箔は、ポリエステルで作られ
ることが好ましい。
ることが好ましい。
前記熱反射手段の厚さは、好ましくは0.3−0.8mmの範
囲であり、より好ましくは0.65mmに等しい。
囲であり、より好ましくは0.65mmに等しい。
前記断熱手段は独立気泡構造を持つ。断熱材手段は、
ネオプレンゴム又はポリエチレンで作られることが適切
である。断熱材手段は、2から16mmの間の範囲の厚さを
有することが好ましい。
ネオプレンゴム又はポリエチレンで作られることが適切
である。断熱材手段は、2から16mmの間の範囲の厚さを
有することが好ましい。
前記織物手段は、親水性被覆を有する木綿の構造化織
物であることが適切である。
物であることが適切である。
人又は動物の身体のある部分の周りに包帯を固定する
ために、ヴェルクロ手段を前記織物手段に取り付けるこ
とが適切である。
ために、ヴェルクロ手段を前記織物手段に取り付けるこ
とが適切である。
差し支えなければ、前記組織と前記熱反射手段との間
に別の織物手段を挿入することができる。
に別の織物手段を挿入することができる。
また、前記熱反射手段と前記織物手段とをそれらの対
応辺に沿って一緒に縫い合わせ又は接着することも適切
である。また、別の織物手段が有る場合は、これも前記
熱反射手段に縫い付けられ又は接着される。こうして、
熱反射手段と最も後方の織物手段との間のポケット内に
断熱材手段が受け入れられる。
応辺に沿って一緒に縫い合わせ又は接着することも適切
である。また、別の織物手段が有る場合は、これも前記
熱反射手段に縫い付けられ又は接着される。こうして、
熱反射手段と最も後方の織物手段との間のポケット内に
断熱材手段が受け入れられる。
本発明のこれら及びその他の実施例は、特許請求項及
び本発明の非限定的な例を示す付属図面の諸図より明ら
かになるであろう。
び本発明の非限定的な例を示す付属図面の諸図より明ら
かになるであろう。
図1aは本発明による包帯の断面を示す。
図1bは図1aの熱反射手段の拡大部分を示す。
図2は組織により覆われた骨構造の周りに巻かれた包
帯を示す。
帯を示す。
図3は本包帯に関連した熱の移動及び反射を示す。
図4は図1及び3の包帯の構造的な構成を示す。
図5は図2に示された包帯を、図示された骨及び組織
なしで、斜視図で示す。
なしで、斜視図で示す。
図6は馬における包帯の使用を示す。
図7は犬における本包帯に使用を示す。
図8は人におけるこの包帯の使用を示す。
図面において、熱反射手段は参照番号1で示され、こ
れはアルミニウム箔1bに接着されたガラス繊維織物1cで
作られ、このアルミニウム箔は透明なポリエステルが適
切なプラスチック材の箔1aで被覆される。熱反射手段の
総厚さは0.3−0.8mmが適切であり、最も好ましくは0.65
mmである。
れはアルミニウム箔1bに接着されたガラス繊維織物1cで
作られ、このアルミニウム箔は透明なポリエステルが適
切なプラスチック材の箔1aで被覆される。熱反射手段の
総厚さは0.3−0.8mmが適切であり、最も好ましくは0.65
mmである。
断熱材は独立気泡形式のものであり、ネオプレンゴム
又はポリエチレンゴムで作られることが適切である。断
熱材2の厚さは2から16mmの間が適切である。
又はポリエチレンゴムで作られることが適切である。断
熱材2の厚さは2から16mmの間が適切である。
この包帯は、その裏の大部分に、断熱材を覆う木綿の
構造化織物を有することが適切である。この織物は親水
性被覆を有することが具合よい。織物の厚さは0.1−0.6
5mmが適切である。ある場合には、熱反射材と覆うべき
組織との間に更に別の織物を有することが好ましい。こ
の別の織物材は3'で示され、これは上述の織物3と同じ
形式の物とすることができる。
構造化織物を有することが適切である。この織物は親水
性被覆を有することが具合よい。織物の厚さは0.1−0.6
5mmが適切である。ある場合には、熱反射材と覆うべき
組織との間に更に別の織物を有することが好ましい。こ
の別の織物材は3'で示され、これは上述の織物3と同じ
形式の物とすることができる。
図2及び3においては、包帯は別の織物3'なしで示さ
れているが、かかる別の織物3'を人又は動物の身体の組
織6と前記熱反射手段1との間に挿入し得ることが認め
られるであろう。図2においては、中央の骨7にある組
織6の周囲に、いかにこの包帯が巻かれるかが示され
る。このような身体構造は、例えば脚又は腕において見
いだされる。包帯の固定を容易にするために、織物材3
にヴェルクロ手段4が取り付けられ、前記包帯用の容易
に調整し得る固定用手段を提供する。
れているが、かかる別の織物3'を人又は動物の身体の組
織6と前記熱反射手段1との間に挿入し得ることが認め
られるであろう。図2においては、中央の骨7にある組
織6の周囲に、いかにこの包帯が巻かれるかが示され
る。このような身体構造は、例えば脚又は腕において見
いだされる。包帯の固定を容易にするために、織物材3
にヴェルクロ手段4が取り付けられ、前記包帯用の容易
に調整し得る固定用手段を提供する。
図3では、参照番号5が、熱反射材1により与えられ
る熱の移動と反射とを図式的に示す。
る熱の移動と反射とを図式的に示す。
図3において、包帯の層1a、1b及び1cは、サンドウィ
ッチ構造に一緒に接着されることが注意される。熱反射
材1と織物3(及び有る場合には織物3')とを、これら
の少なくとも3個の対応した縁に沿って一緒に縫い合わ
せること、又はその他の接合手段、例えば接着剤手段に
よりこれらの包帯の諸要素を連結することが好ましい。
ッチ構造に一緒に接着されることが注意される。熱反射
材1と織物3(及び有る場合には織物3')とを、これら
の少なくとも3個の対応した縁に沿って一緒に縫い合わ
せること、又はその他の接合手段、例えば接着剤手段に
よりこれらの包帯の諸要素を連結することが好ましい。
図5は、例えば腕又は脚の周りに包帯が巻かれたとき
の形で包帯を示す。簡単のため、図5においては、包帯
は8で示される。
の形で包帯を示す。簡単のため、図5においては、包帯
は8で示される。
図6においては、本発明の原理により構成された包帯
10、11及び12を有する馬9が示される。包帯11には、本
発明の概念の支持はないが光反射手段13を設けることが
できる。
10、11及び12を有する馬9が示される。包帯11には、本
発明の概念の支持はないが光反射手段13を設けることが
できる。
図7は、前足と後足に本発明の原理により作られた包
帯15と16とを有する犬14を示す。
帯15と16とを有する犬14を示す。
図8は、人の腕19に包帯18を、前記の人の腹部又は下
胸部の周りに別の包帯20を、そして前記の人の脚22の周
りに包帯21を着けた人17を示す。
胸部の周りに別の包帯20を、そして前記の人の脚22の周
りに包帯21を着けた人17を示す。
図6−8より、包帯の位置は例示のみであること、及
び身体上の種々の包帯の位置、その形及び包帯の数は本
発明の新規な概念及び精神を制限することなく変更し得
ることが容易に理解されるであろう。
び身体上の種々の包帯の位置、その形及び包帯の数は本
発明の新規な概念及び精神を制限することなく変更し得
ることが容易に理解されるであろう。
従って、この包帯は熱療法を要するいかなる筋肉グル
ープにも使用することができる。
ープにも使用することができる。
さて、本発明は、馬に関する身体的な問題の治療用に
本包帯を使用した幾つかの試験を参照して更に説明され
る。
本包帯を使用した幾つかの試験を参照して更に説明され
る。
種々の試験に使用された包帯の形式は、馬の厩舎用ラ
ップ(horse stable wrap)形式のものであった。ラッ
プの位置は概ね前膝/飛節の下方2.5cmないし球節の下
方5cmであった。脚の周りのラップ取付方法はヴェルク
ロ固定用システムに基づいた。
ップ(horse stable wrap)形式のものであった。ラッ
プの位置は概ね前膝/飛節の下方2.5cmないし球節の下
方5cmであった。脚の周りのラップ取付方法はヴェルク
ロ固定用システムに基づいた。
包帯の目的は特定領域の保熱であり、また化学的又は
自然の刺激の支援なしの温度の上昇である。
自然の刺激の支援なしの温度の上昇である。
循環を助けかつある種の腫れを軽減させるために馬の
脚に加えられる熱の理論は新しい考えではない。しか
し、今日まで使用されたシステムは、大多数の場合、悪
い副作用を伴う幾つかの欠点、及びある競争に先立つ幾
つかの物質の不法性を持つ。
脚に加えられる熱の理論は新しい考えではない。しか
し、今日まで使用されたシステムは、大多数の場合、悪
い副作用を伴う幾つかの欠点、及びある競争に先立つ幾
つかの物質の不法性を持つ。
典型的な使用領域は、ねんざ、諸問題に関連の震盪
症、衝撃損傷、及び下脚の循環不良である。これらの問
題の一つの後での馬の脚の初期反応は漠然とした腫れで
あり、このためラップは緩く取り付けねばならず、かつ
脚の腫れが更に有りそうな場合には圧迫する能力が無け
ればならない。
症、衝撃損傷、及び下脚の循環不良である。これらの問
題の一つの後での馬の脚の初期反応は漠然とした腫れで
あり、このためラップは緩く取り付けねばならず、かつ
脚の腫れが更に有りそうな場合には圧迫する能力が無け
ればならない。
例: 1. 事例:4才の気性の激しい繋駕馬 問題:一般に球腱軟腫と呼ばれる一方の後球節の上方の
軟質の流体腫張。これは、大きな腫れではなく見えな
い。ラップは1時間当てられ、温度を調べるために外さ
れた。脚は、腫れの真上が発汗しただけで、腫れは治ま
り、1日の間、ラップを脚に戻し交換しなかった。2週
間の検査期間中、腫れは再発しなかった。
軟質の流体腫張。これは、大きな腫れではなく見えな
い。ラップは1時間当てられ、温度を調べるために外さ
れた。脚は、腫れの真上が発汗しただけで、腫れは治ま
り、1日の間、ラップを脚に戻し交換しなかった。2週
間の検査期間中、腫れは再発しなかった。
2. 事例:3才の競走馬。
問題:ある程度の痛み及び腫れを伴う前球節付近の損
傷。皮膚の開口部は無かった。包帯は12時間当てられて
外された。腫れは無かった。発汗が関節上方においての
み生じた。再び、包帯が24時間当てられそして外され
た。痛みと腫れとは無かった。包帯は外され、痛みと腫
れとは再発しなかった。
傷。皮膚の開口部は無かった。包帯は12時間当てられて
外された。腫れは無かった。発汗が関節上方においての
み生じた。再び、包帯が24時間当てられそして外され
た。痛みと腫れとは無かった。包帯は外され、痛みと腫
れとは再発しなかった。
3. 事例:3才の競走馬。
問題:飛節へのひどい損傷のため、馬は、数カ月間、厩
舎から出られなかった。脚の下方部分を使わなかったの
で損傷部の下方が腫れた。2個の包帯が、24時間、1個
は傷ついた脚に、1個は好い方の脚に当てられ、それか
ら外された。腫れた脚はかなり発汗し、腫れはかなり小
さくなった。良い方の脚は、治って包帯が取られたと
き、暖まっただけであった。包帯は同じであった。
舎から出られなかった。脚の下方部分を使わなかったの
で損傷部の下方が腫れた。2個の包帯が、24時間、1個
は傷ついた脚に、1個は好い方の脚に当てられ、それか
ら外された。腫れた脚はかなり発汗し、腫れはかなり小
さくなった。良い方の脚は、治って包帯が取られたと
き、暖まっただけであった。包帯は同じであった。
4. 事例:3才の競走馬。
問題:馬がその後足で厩舎の壁を蹴った。傷はわずか数
時間の古さであった。皮膚に傷口が無く腫れがあった。
包帯が8時間使用され、そして取られた。腫れの真上で
発汗が生じ、腫れは治まった。包帯は交換されず、腫れ
は再発しなかった。
時間の古さであった。皮膚に傷口が無く腫れがあった。
包帯が8時間使用され、そして取られた。腫れの真上で
発汗が生じ、腫れは治まった。包帯は交換されず、腫れ
は再発しなかった。
5. 事例:5才の競走馬。
問題:脚の上方17cmに伸びている球節の上方及び周囲の
ひどい堅い腫れ。馬は、18カ月間にわたり総ての可能な
形式の手当を受けたが、限られた結果に終わった。この
治療には外科的な排液が含まれた。後足のおけるこれの
影響のため、この馬を競走用に調教することが不可能と
なった。包帯がその場所に当てられ、24時間そのままに
された。包帯が外されたとき、主な腫瘍のどちら側にも
直径が2.5cmの汗の小さな円いリングに気が付いた。包
帯は交換された。3日間にわたり、発汗作用は、発汗が
腫れの塊全体に生ずるまで増加し、更に発汗は、この塊
だけでなく包帯で覆われた領域の残りの部分にもに発生
した。1週間後、全体の塊が1日当たり1cmの大きさで
減少することが観察された。毎日ほぼ24時間で6週間の
治療後は、疱疹はなく、又は刺激のいかなる兆候も無か
った。8時間の治療後、塊は長さ5cmに縮小し更に小さ
くなる兆候があった。蹄鉄が交換され、包帯をした脚は
包帯のない脚よりも蹄の成長が3倍大きくなったことが
注意された。皮膚に対する悪い副作用は無かった。毛の
成長も包帯の下で増加していた。塊は、馬が競走の調教
を受け得るような大きさに減少していた。
ひどい堅い腫れ。馬は、18カ月間にわたり総ての可能な
形式の手当を受けたが、限られた結果に終わった。この
治療には外科的な排液が含まれた。後足のおけるこれの
影響のため、この馬を競走用に調教することが不可能と
なった。包帯がその場所に当てられ、24時間そのままに
された。包帯が外されたとき、主な腫瘍のどちら側にも
直径が2.5cmの汗の小さな円いリングに気が付いた。包
帯は交換された。3日間にわたり、発汗作用は、発汗が
腫れの塊全体に生ずるまで増加し、更に発汗は、この塊
だけでなく包帯で覆われた領域の残りの部分にもに発生
した。1週間後、全体の塊が1日当たり1cmの大きさで
減少することが観察された。毎日ほぼ24時間で6週間の
治療後は、疱疹はなく、又は刺激のいかなる兆候も無か
った。8時間の治療後、塊は長さ5cmに縮小し更に小さ
くなる兆候があった。蹄鉄が交換され、包帯をした脚は
包帯のない脚よりも蹄の成長が3倍大きくなったことが
注意された。皮膚に対する悪い副作用は無かった。毛の
成長も包帯の下で増加していた。塊は、馬が競走の調教
を受け得るような大きさに減少していた。
事例1−5における一般事項。
この包帯は広範囲な試験をされ、今日まで悪い副作用
は示さなかった。包帯は、これが馬の4本の脚の総てに
使用された場合には、問題のある脚だけが発汗し、更に
問題の全域上だけで発汗するであろうということが明確
に示された。これらの事例での発熱時間についての真の
一覧表はまだ無いが、本発明の包帯の使用により回復期
間が一層効果的に促進されることを、この包帯の使用
が、通常の治療により処置された同様な外傷において、
明らかに立証した。
は示さなかった。包帯は、これが馬の4本の脚の総てに
使用された場合には、問題のある脚だけが発汗し、更に
問題の全域上だけで発汗するであろうということが明確
に示された。これらの事例での発熱時間についての真の
一覧表はまだ無いが、本発明の包帯の使用により回復期
間が一層効果的に促進されることを、この包帯の使用
が、通常の治療により処置された同様な外傷において、
明らかに立証した。
人に関連する別の事例。
動物、特に馬に使用されたこの包帯の有利な結果の後
で、人の同形式の損傷について調査すること、及びこの
包帯がかかる事例において同じ有利な結果を有するか否
かを見いだすことが決められた。
で、人の同形式の損傷について調査すること、及びこの
包帯がかかる事例において同じ有利な結果を有するか否
かを見いだすことが決められた。
試験のために次の外傷が選ばれた。
膝の周囲のねんざした靭帯、 静脈瘤静脈切除後の腫れた腓筋、 頸部への鞭打ち傷害、 タイピストの下腕、これは、数年間の痛みの問題であ
る、 打撃被害者の腕、この腕はいつも冷たくかつ指の微動
を伴う。
る、 打撃被害者の腕、この腕はいつも冷たくかつ指の微動
を伴う。
ねんざした靭帯の場合は、包帯が当てられた後、膝は
3日間発汗し、痛みは殆ど無くなったと報告され、腫れ
は無くなった。静脈瘤の問題は腫れの大きさがかなり小
さくなったと報告された。鞭打ち傷害は痛みがすぐ減っ
たと報告された。打撃被害者は、腕が暖まり、手と指と
に感覚が戻ったと報告した。タイピストは、1日後に、
数年来、初めて痛み止めの錠剤の必要を感じなかったと
報告した。
3日間発汗し、痛みは殆ど無くなったと報告され、腫れ
は無くなった。静脈瘤の問題は腫れの大きさがかなり小
さくなったと報告された。鞭打ち傷害は痛みがすぐ減っ
たと報告された。打撃被害者は、腕が暖まり、手と指と
に感覚が戻ったと報告した。タイピストは、1日後に、
数年来、初めて痛み止めの錠剤の必要を感じなかったと
報告した。
試験は更に継続中であるが、今のところ、有利な結果
は動物の結果の所見と一致している。
は動物の結果の所見と一致している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペターゼン,シユタイン・ジエイ ノルウエー国エヌ―0375オスロ・モノリ ツトバイエン10 (56)参考文献 実公 昭58−652(JP,Y1) 米国特許4470417(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/00 - 13/14 A61F 7/00 - 7/12 A61D 9/00
Claims (10)
- 【請求項1】人又は動物の組織を覆う保熱用包帯であっ
て、 前記組織からの熱を反射して前記組織に戻すために前記
組織に隣接した熱反射手段、 前記熱反射手段を覆う断熱材手段、及び 前記断熱材手段の背後を覆う織物手段 を備えた保熱用包帯にして、 前記熱反射手段が前記組織に隣接するプラスチック材の
第1の箔、前記第1の箔を覆いかつこれに接着されたア
ルミニウムの第2の箔、及び前記第2の箔を覆いかつこ
れに接着されたガラス繊維織物のサンドウィッチ構造を
有し、更に前記断熱材手段が独立気泡構造を有する改
良。 - 【請求項2】前記プラスチック材の第1の箔がポリエス
テルで作られる請求の範囲1による保熱用包帯。 - 【請求項3】前記反射手段の厚さが0.3−0.8mmの範囲に
ある請求の範囲1又は2による保熱用包帯。 - 【請求項4】前記反射手段の厚さが0.65mmである請求の
範囲3による保熱用包帯。 - 【請求項5】前記断熱材手段がネオプレンゴム又はポリ
エチレンゴムより作られる請求の範囲4による保熱用包
帯。 - 【請求項6】前記断熱手段が2から16mmの間の範囲の厚
さを有する請求の範囲1又は5による保熱用包帯。 - 【請求項7】前記断熱材手段の背後を覆う前記織物手段
が親水性被覆を有する木綿の構造化織物である請求の範
囲1による保熱用包帯。 - 【請求項8】前記組織と前記熱反射手段との間に更に別
の織物手段が置かれ、前記更なる織物手段が親水性被覆
を有する木綿の構造化織物である先行請求の範囲のいず
れかによる保熱用包帯。 - 【請求項9】前記熱反射手段と前記織物手段とが、前記
断熱材手段を受け入れるポケットを作るようにそれらの
対応辺に沿って互いに縫い合わせられ又は接着される請
求の範囲1−8のいずれかによる保熱用包帯。 - 【請求項10】前記更なる織物手段、前記熱反射手段及
び前記織物手段が、前記断熱材手段を受け入れるポケッ
トを作るようにそれらの対応辺に沿って互いに縫い合わ
せられ又は接着される請求の範囲1−9のいずれかによ
る保熱用包帯。
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