JP3278551B2 - ガラス製測定テーブル - Google Patents

ガラス製測定テーブル

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JP3278551B2
JP3278551B2 JP18386195A JP18386195A JP3278551B2 JP 3278551 B2 JP3278551 B2 JP 3278551B2 JP 18386195 A JP18386195 A JP 18386195A JP 18386195 A JP18386195 A JP 18386195A JP 3278551 B2 JP3278551 B2 JP 3278551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガラス製測定テ
ーブルに関し、特に、その平面度の調整が可能なガラス
製測定テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路やプリント配線板の製造に使用
されるフォトマスクは、微細なパターンがフィルムに焼
付け形成されていて、その寸法形状を高精度に保つ必要
性がある。ところで、フィルムに焼き付けられているこ
の種のパターンは、製造に使用する前に、その寸法形状
が設計図面と一致しているかどうかの検査が行なわれ
る。
【0003】この検査には、例えば、特開平7−125
12号公報に開示されているような二次元座標測定機が
用いられる。この公報に開示されている測定機では、ガ
ラス製の測定テーブルの下方からフォトマスク側に向け
て照明光を照射し、フォトマスクの上面側に、例えば、
顕微鏡を設置して、顕微鏡により透過光を受光して、パ
ターンの形状や寸法が数十ミクロンといった精度で測定
される。
【0004】このような測定に使用される二次元座標測
定機の測定テーブルは、通常、フォトマスクが載置され
る平板状のガラス板と、このガラス板の周縁を支持する
枠体と、枠体に取り付けられた脚部とから構成されてい
たが、このような従来の測定テーブルには、以下に説明
する技術的な課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述したよ
うな従来の測定テーブルでは、平板状のガラス板の周縁
を枠体で支持する構造なので、自重によってガラス板が
撓み平面度が悪化するという問題があった。ガラス板の
平面度が悪化すると、その上面側に載置されるフォトマ
スクの測定精度が低下することになる。
【0006】このような問題に対しては、例えば、ガラ
ス板を下面側から支持する脚部を複数設けることが考え
られるが、測定対象となるフォトマスクのパターンは、
種々の形状があり、ガラス板の下面側から照射光を照射
する際に、透過光に影響を及ぼすことがない脚部位置の
選択が非常に困難であって、このような解決手段では、
高精度の測定を確保するためには不十分であった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、平
面度の調整を行なうことにより、平面度を高精度に維持
することができるガラス製測定テーブルを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、平板状ガラス板と、このガラス板の外周
縁を支持する枠体と、この枠体を支持する脚部とを備え
たガラス製測定テーブルにおいて、前記ガラス板は、相
互に積層された少なくとも一対の上,下ガラス板を有
し、前記上,下ガラス板の中央部分に設けられ、調整ロ
ッドの回転により前記上ガラス板を上下方向に移動させ
る第1平面度調整機構と、前記枠体に設けられ、この枠
体が前記上,下ガラス板を支持する部分を上下方向に移
動させる複数の第2平面度調整機構を備え、前記第1平
面度調整機構は、前記上,下ガラス板の中心とその周囲
に複数配置し、前記第2平面度調整機構は、前記枠体が
前記上,下ガラス板を支持する部分を周方向に沿って複
数に分割し、各分割した部分にそれぞれ配置したことを
特徴とする。前記第1平面度調整機構は、前記上,下ガ
ラス板の対応する位置にそれぞれ貫通形成された孔部内
に固設される上,下ガイドブッシュと、これらのガイド
ブッシュ間に跨がるようにして装着される前記調整ロッ
ドとを備え、前記上ガイドブッシュの中心に前記調整ロ
ッドの上部側に刻設されたネジ部と螺合するネジ孔を貫
通形成するとともに、前記下ガイドブッシュの中心に前
記調整ロッドの下部側が嵌挿入される貫通孔を設け、前
記調整ロッドのネジ部を前記ネジ孔に螺着し、かつ、そ
の下部側を前記貫通孔に挿通した状態で、前記上,下ガ
ラス板間に位置する環状の鍔部を前記調整ロッドの外周
に突設するとともに、前記下ガラス板の下面側と対向す
るストッパを前記調整ロッドの下端に螺着することで構
成される。前記第2平面度調整機構は、前記ガラス板の
外周縁を載置支持する前記枠体の内周側に設けられた延
出部と、この延出部の上方にスリット状空間を介して対
向形成された前記枠体の基部と、前記延出部と前記基部
との間に介装され、先端側が前記延出部に螺着された調
整ネジとで構成することができる。前記延出部は、スリ
ット孔で周方向に沿って複数に分割され、この分割され
た複数の延出部に前記第2平面度調整機構をそれぞれ配
置することができる。上記構成の測定テーブルによれ
ば、上,下ガラス板の中央部分に設けられ、調 整ロッド
の回転により上ガラス板を上下方向に移動させる第1平
面度調整機構と、 枠体に設けられ、この枠体が上,下
ガラス板を支持する部分を上下方向に移動させる複数の
第2平面度調整機構を備え、第1平面度調整機構は、
上,下ガラス板の中心とその周囲に複数配置し、前記第
2平面度調整機構は、前記枠体が前記上,下ガラス板を
支持する部分を周方向に沿って複数に分割し、各分割し
た部分にそれぞれ配置したので、上ガラス板の中央部分
を上下方に移動させ、かつ、ガラス板の周縁を上下方向
に移動させることで、上ガラス板の平面度を自在に変化
させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の発明の実施の形態に
ついて添附図面を参照して詳細に説明する。図1から図
3は、本発明にかかるガラス製測定テーブルの一実施例
を示している。同図に示す実施例では、本発明をエア吸
着ガラス製測定テーブルに適用した場合を例示してい
る。測定テーブルは、ほぼ同じ厚みを有し、略正方形状
に形成され、上下方向に積層される透明な一対の上,下
ガラス板10,12と、これらのガラス板10,12の
外周縁部を支持する額縁状の枠体14と、枠体14を支
持する図示省略の脚部とを有している。
【0010】上ガラス板10は、図2,3に示すよう
に、ほぼ同じ形状に形成され、上下方向に積層された第
1上ガラス板10aと第2上ガラス板10bとを有して
いて、これらの上ガラス板10a,10bは、紫外線硬
化型の接着剤16により相互に接着されている。第1上
ガラス板10aは、その下方に配置される第2上ガラス
板10bよりも厚く形成されていて、その下面側には、
凹状断面のエア吸着通路18が設けられいる。
【0011】エア吸着通路18は、この実施例では、第
1上ガラス板10aの中心に対して、上ガラス板10a
を周方向に4等分した領域において、略十字状にクロス
するように形成されていて、3つに分けられた各エア吸
着通路18の端部には、図外の排気装置に連通接続され
る吸引口20がそれぞれ設けられている。また、エア吸
着通路18には、上ガラス板10aの上面に開口する多
数の吸着孔(図示省略)が連通形成されている。
【0012】一方、相互に積層された上,下ガラス板1
0,12の中央部分には、複数の第1平面度調整機構A
が設けられるとともに、枠体14が上,下ガラス板1
0,12を支持する部分には、複数の第2平面度調整機
構Bが設けられている。第1平面度調整機構Aは、上ガ
ラス板10を上下方向に移動させるものであって、図1
に小円で示したように、ガラス板10,12の中心と、
この中心に対して、点対称となる位置に4箇所設けられ
ている。
【0013】図2に第1平面度調整機構Aの詳細を示し
ている。同図に示す第1平面度調整機構Aは、上ガイド
ブッシュ20と、下ガイドブッシュ22と、調整ロッド
24とを有している。上ガイドブッシュ20は、第1お
よび第2上ガラス板10a,10b間で連続するように
貫通形成された鼓状孔部26内に接着固定されるもので
あって、皿ネジ状の第1および第2ブッシュ20a,2
0bとから構成されている。
【0014】第1ブッシュ20aの下端側には、環状凹
部201aが設けられ、この凹部201aの側面には、
雌ねじ202aが内設されている。第2ブッシュ20b
の上端側には、環状の凸部201bが設けられ、この凸
部201bの外周側面には、雌ねじ202aと螺合する
雄ねじ202bが周設されている。そして、第1および
第2ブッシュ20a,20bの中心には、雌ねじ202
aと雄ねじ202bとを螺着した状態で相互に連通する
ネジ孔203a,203bが軸方向に貫通形成されてい
る。
【0015】また、第2ブッシュ20bの下端面には、
ネジ孔203bの外周に同心円状の環状凹部204bが
設けられている。第1および第2ブッシュ20a,20
bは、第1上ガラス板10aの上方と、第2上ガラス板
10bの下方とから鼓状孔部26内に挿入され、雌ねじ
202aと雄ねじ202bとを螺着して、鼓状孔部24
の内方に突出した部分に予圧を加えるようにして、この
鼓状孔部26内に固着される。
【0016】このような第1および第2ブッシュ20
a,20bを採用すると、エア吸着通路18が設けられ
た第1および第2上ガラス板10a,10b間を強固に
固定して、通路18のリークを防止し、その吸着性能を
向上させることができる。なお、この場合、第1ブッシ
ュ20aの上端面と第2ブッシュ20bの下端面とは、
相互に螺着した状態で第1および第2上ガラス板10
a,10bの端面から外方に突出しないような寸法に設
定する。
【0017】一方、下ガイドブッシュ22は、下ガラス
板12に貫通形成された皿螺子状孔部28内に接着剤な
どで固着されるものであって、孔部28の内周形状に対
応した皿螺子状に形成されている。この下ガイドブッシ
ュ22の中心位置には、軸方向に貫通する貫通孔22a
が設けられている。この貫通孔22aは、上ガイドブッ
シュ20のネジ孔203a,203bと同軸上に位置し
て互に連通するものであって、皿螺子状孔部28は、こ
れに対応する位置に穿設されている。
【0018】また、下ガイドブッシュ22の上端面に
は、貫通孔22aと同心状の環状凹部22bが設けら
れ、この環状凹部22bは、上ガイドブッシュ20側の
環状凹部204bと位置対応していて、かつ、同じ内周
径に形成されている。このように構成された下ガイドブ
ッシュ22は、その上端面が下ガラス板12の上端面か
ら上方に突出しない寸法に設定されている。
【0019】調整ロッド24は、円形断面の本体24a
と、この本体24aの上半分に刻設されたネジ部24b
と、本体24aの軸方向の略中心において、軸と直交す
る方向に突設された環状の鍔部24cと、本体24bの
下端に設けられた取付ネジ24dとから構成されてい
る。ネジ部24bは、上ガイドブッシュ20のネジ孔2
03a,203bに螺合可能に形成され、また、本体2
4aの鍔部24cから下方部分は、下ガイドブッシュ2
2の貫通孔22a内に嵌挿入可能に設定されている。鍔
部24cの外径は、環状凹部204b,22bの内径よ
りも小さく形成されている。
【0020】このように構成された調整ロッド24は、
図2に示したように、上,下ガラス板10,12を積層
する前に、ネジ部24bを上ガイドブッシュ20のネジ
孔203a,203bに螺着し、その後に、本体24a
の下方部分を貫通孔22a内に嵌挿するようにして装着
する。そして、調整ロッド24の下端に設けられた取付
ネジ24dに円盤状のストッパ30を螺着して第1平面
度調整機構Aが設置される。
【0021】なお、図2に符号30aで示した部分は、
取付ネジ24dと螺合するネジ孔であって、ストッパ3
0の中心に設けられている。このとき、調整ロッド24
は、鍔部24cが上,下ガイドブッシュ20,22の環
状凹部204b,22bの中間に位置し、かつ、その先
端が第1上ガラス板10aの上端面から上方に突出しな
いようにする。また、下ガラス板12の下面と対向する
ストッパ30は、その上面と下ガラス板12の下面との
間の間隔l1 が、鍔部24cの上面と環状凹部204b
の底面との間隔l2 よりも小さくなるようにセットす
る。
【0022】このような設置状態で、調整ロッド24を
回転して、その本体24が下方に移動するように操作す
ると、鍔部24cの下面が環状凹部22bの底面に当接
するまでは、単に調整ロッド24だけが下方に移動す
る。そして、鍔部24cの下面が環状凹部22bの底面
に当接した後にさらにロッド24を回すと、ロッド24
は、それ以上下方に移動しないが、上ガラス板10と調
整ロッド24とは、ネジ部24bとネジ孔203a,2
03bとが螺合しているので、調整ロッド24を回した
量に対応した分だけ、上ガラス板10が上方に移動す
る。
【0023】一方、調整ロッド24が上方に移動するよ
うに回転させると、間隔l1 が間隔l2 よりも小さくな
っているので、この移動に伴って、まず、ストッパ30
の上面が下ガラス板12の下面に当接し、この状態さら
に調整ロッド24を上方に移動させると、上ガラス板1
0と調整ロッド24とは、ネジ部24bとネジ孔203
a,203bとが螺合しているので、調整ロッド24を
回した量に対応した分だけ、上ガラス板10が下方に移
動する。
【0024】図3には、第2平面度調整機構Bの詳細が
示されている。同図に示す第2平面度調整機構Bは、ガ
ラス板10,12の外周縁を載置支持する枠体14の内
周側に設けられた延出部14aと、この延出部14aの
上方にスリット状空間32を介して対向形成された枠体
14の基部14bと、延出部14aと基部14bとの間
に介装され、先端側が延出部14aに螺着された調整ネ
ジ14cとから構成されている。
【0025】延出部14aは、この実施例では、図1に
示すように、周方向に沿って設けられた複数のスリット
孔14dにより複数に分割されていて、角部を除く分割
された部分に、それぞれ第2平面度調整機構Bが配設さ
れている。そして、延出部14aには、調整ネジ14c
と螺合するネジ孔14eが貫通形成されている。調整ネ
ジ14cは、ボルト状のものであって、基部14bに
は、ネジ孔14eに位置対応するようにして、調整ネジ
14cと同一形状の貫通孔14fが形成されている。
【0026】この実施例では、調整ネジ14cの設置位
置が、ガラス板10,12の固定機構と同軸上に設置さ
れている。ガラス板10,12の固定機構は、ガラス板
10,12に貫通形成された孔部に固設されたブッシュ
34と、このブッシュ34に螺着されるボルト36とを
有している。また、延出部14aには、ブッシュ34の
中心に対応してネジ孔14gが貫通形成され、延出部1
4aと下ガラス板12の上面との間に緩衝シート38を
介在させて、ボルト36をブッシュ34とネジ孔14g
との間にねじ込むことにより、ガラス板10,12が延
出部14a上に載置支持されている。
【0027】また、この実施例では、調整ネジ14cを
中心にして、これを挟むようにして、かつ、調整ネジ1
4cよりもガラス板10,12側に位置するようにし
て、一対の小径調整ネジ40が設けられている。この小
径調整ネジ40は、基部14bに穿設されたネジ孔に螺
着され、その先端が延出部14aの上面に当接するよう
になっている。
【0028】このように構成された第2平面度調整機構
Bでは、調整ネジ14cの頭部下面が貫通孔14fの底
面に当接した状態で、調整ネジ14cを下方ないしは上
方に移動するように回転させると、この調整ネジ14c
が延出部14aのネジ孔14eと螺合しているので、調
整ネジ14cの回転量に対応した分だけ延出部14aが
上下方向に移動し、その結果、上,下ガラス板10,1
2が上下方向に移動する。このとき、本実施例の場合に
は、延出部14aが周方向に沿ってスリッド孔14dに
より分割され、この分割された部分にそれぞれ第2平面
度調整機構Bが配置されているので、上,下ガラス板1
0,12の周縁の平面度を細かく調整することができ
る。
【0029】また、本実施例の場合には、調整ネジ14
cその両側に一対の小径調整ネジ40を配置しているの
で、調整ネジ14cで平面度を調整した後に、小径調整
ネジ40の先端を延出部14aの上面に当接させておく
と、調整ネジ14cの緩みが防止され、調整された平面
度を維持することができるとともに、調整ネジ14cで
平面度を調整した後の微調整も可能になる。
【0030】さて、以上のように構成された測定テーブ
ルによると、上,下ガラス板10,12の中央部分に設
けられ、上ガラス板10を上下方向に移動させる第1平
面度調整機構aと、ガラス板10,12の周縁を支持す
る枠体14に設けられ、この枠体14が上,下ガラス板
10,12を支持する延出部14aを上下方向に移動さ
せる複数の第2平面度調整機構Bとを備えているので、
上ガラス板10の中央部分を上下方向に移動させ、か
つ、ガラス板10,12の周縁を上下方向に移動させる
ことで、上ガラス板10の平面度を自在に変化させるこ
とができ、その結果、上ガラス板10の平面度を高精度
に維持することができる。
【0031】なお、上記実施例では、上ガラス板10を
2枚のガラス板で構成し、このガラス板間にエア吸着通
路18を設けたいわゆるエアチャックガラステーブルに
本発明を適用した場合を例示したが、本発明の実施は、
この構造に限定されることはなく、通常のエアチャック
なしのガラス製測定テーブルにも二重ガラスとすること
で適用することができる。
【0032】また、本発明の実施は、少なくとも2枚の
ガラス板を積層するテーブルであれば同様に適用するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかるガラス製測定テーブルによれば、平面度
を高精度に調整できるので、例えば、測定テーブルの表
面に倣わせて測定が行なわれるフィルムのような場合
に、その機能を効果的に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるガラス製測定テーブルの一実施
例を示す上面図である。
【図2】図1の測定テーブルに採用した第1平面度調整
機構の一例を示す断面図である。
【図3】図1の測定テーブルに採用した第2平面度調整
機構の一例を示す断面図と平面図である。
【符号の説明】
10 上ガラス板 10a 第1上ガラス板 10b 第2上ガラス板 12 下ガラス板 14 枠体 14a 延出部 14c 調整ネジ 14d スリット孔 20 上ガイドブッシュ 20a 第1ブッシュ 20b 第2ブッシュ 203a,203b ネジ孔 204b 環状凹部 22 下ガイドブッシュ 22a 貫通孔 22b 環状凹部 24 調整ロッド 24b ネジ部 24c 鍔部 26 鼓状孔部 28 皿螺子状孔部 30 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01B 21/00 G12B 5/00 G01N 21/88

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状ガラス板と、このガラス板の外周
    縁を支持する枠体と、この枠体を支持する脚部とを備え
    たガラス製測定テーブルにおいて、 前記ガラス板は、相互に積層された少なくとも一対の
    上,下ガラス板を有し、 前記上,下ガラス板の中央部分に設けられ、調整ロッド
    の回転により前記上ガラス板を上下方向に移動させる第
    1平面度調整機構と、 前記枠体に設けられ、この枠体が前記上,下ガラス板を
    支持する部分を上下方向に移動させる複数の第2平面度
    調整機構を備え、前記第1平面度調整機構は、前記上,下ガラス板の中心
    とその周囲に複数配置し、 前記枠体が前記上,下ガラス板を支持する部分を周方向
    に沿って複数の分割し、各分割した部分に前記第2平面
    度調整機構をそれぞれ配置した ことを特徴とするガラス
    製測定テーブル。
  2. 【請求項2】 前記第1平面度調整機構は、前記上,下
    ガラス板の対応する位置にそれぞれ貫通形成された孔部
    内に固設される上,下ガイドブッシュと、これらのガイ
    ドブッシュ間に跨がるようにして装着される前記調整ロ
    ッドとを備え、 前記上ガイドブッシュの中心に前記調整ロッドの上部側
    に刻設されたネジ部と螺合するネジ孔を貫通形成すると
    ともに、前記下ガイドブッシュの中心に前記調整ロッド
    の下部側が嵌挿入される貫通孔を設け、 前記調整ロッドのネジ部を前記ネジ孔に螺着し、かつ、
    その下部側を前記貫通孔に挿通した状態で、前記上,下
    ガラス板間に位置する環状の鍔部を前記調整ロッドの外
    周に突設するとともに、前記下ガラス板の下面側と対向
    するストッパを前記調整ロッドの下端に螺着したことを
    特徴とする請求項1記載のガラス測定テーブル。
  3. 【請求項3】 前記第2平面度調整機構は、前記ガラス
    板の外周縁を載置支持する前記枠体の内周側に設けられ
    た延出部と、この延出部の上方にスリット状空間を介し
    て対向形成された前記枠体の基部と、前記延出部と前記
    基部との間に介装され、先端側が前記延出部に螺着され
    た調整ネジとからなることを特徴とする請求項1記載の
    ガラス測定テーブル。
  4. 【請求項4】 前記延出部は、スリット孔で周方向に沿
    って複数に分割され、この分割された複数の延出部に前
    記第2平面度調整機構をそれぞれ配置したことを特徴と
    する請求項3記載のガラス測定テーブル。
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