JP3278500B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3278500B2 JP17359293A JP17359293A JP3278500B2 JP 3278500 B2 JP3278500 B2 JP 3278500B2 JP 17359293 A JP17359293 A JP 17359293A JP 17359293 A JP17359293 A JP 17359293A JP 3278500 B2 JP3278500 B2 JP 3278500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真を応用した画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8にネットワークに接続された従来の
画像形成装置の縦断面図を示す。この装置には熱定着型
の定着装置31が配設されており、該定着装置31内に
は定着ローラ36が備えられている。該定着ローラ36
は図9に示すように芯金11上にPFAやPTFE等の
フッ素樹脂等より成る離型層12を設けたもので、矢印
方向に回転する。また、該芯金11内にはヒータ37が
配設され、図8に示すヒータ駆動用電源32からの電力
の供給を受けて発熱し、定着ローラ36を加熱するよう
になっている。
【0003】この定着ローラ36の表面温度は該表面近
辺に接触して配置された温度センサ33を介してコント
ローラ34内の温度調節回路(図示せず)にて測定され
ており、該温度調節回路は測定温度と設定温度とを比較
し、設定温度よりも測定温度が低いときにはヒータ37
への電力供給を行うように、また、設定温度よりも測定
温度が高いときにはヒータ37への電力供給を停止する
ようにヒータ駆動用電源32を制御することにより、定
着ローラ36の表面温度をほぼ一定値に保つようになっ
ている。
【0004】また、上記定着ローラ36の下方には加圧
ローラ35が配設されており、該加圧ローラ35は図9
に示すように芯金13上にシリコーンゴム等の弾性層1
4及びPFAやPTFE等のフッ素樹脂等より成る離型
層15を設けたもので、定着ローラ36に従動して矢印
方向に回転する。そして、該加圧ローラ35は付勢手段
(図示せず)により定着ローラ36に押圧されて定着ニ
ップNを形成するようになっている。
【0005】また、画像形成装置3には、図8に示すよ
うにネットワークケーブル100を介してホストコンピ
ュータ21,22,23が接続されており、ネットワー
クケーブル100を介して送られてくるデータはインタ
ーフェース38によってコントローラ34がデータ処理
できる形に変換され、コントローラ34に入力される。
また、逆にコントローラ34からのデータはインターフ
ェース38によってネットワークの通信に使える形に変
換されてネットワークに伝えられ、ネットワーク上のホ
ストコンピュータ21、22、23に送られるようにな
っている。
【0006】以上のような構成において、先ず画像形成
装置3のメインスイッチがオフからオンにされると、定
着装置31はスタンバイ温度に温度制御されてスタンバ
イ状態となる。次に、ネットワークケーブル100を介
して文書データがホストコンピュータ21,22,23
から画像形成装置3に送られてくると、定着ローラ36
はコントローラ38によりプリント温度に温度制御さ
れ、また、周知の電子写真プロセス手段6により上記デ
ータに応じた未定着トナー像が紙葉体5に静電転写され
る。そして、この紙葉体5はガイド手段(図示せず)を
介してプリント温度に維持された定着ニップNに案内さ
れ、未定着トナー像は紙葉体5と共に定着ローラ36及
び加圧ローラ35によって挟持搬送されながら、所定の
加熱及び加圧を受け、紙葉体5に永久固定される。この
ように、プリント動作が終了すると、定着ローラ36は
再びスタンバイ温度に温度制御され、次のプリント動作
まで待機する。
【0007】このように、定着ローラ36の温度は、プ
リント時のプリント温度とスタンバイ時のスタンバイ温
度の二種類に温度制御されており、プリント温度はトナ
ーの融点やプロセススピード等により適正温度が決定さ
れる。しかし、スタンバイ温度は定着ローラ36を高温
に維持したときの離型層の剥がれ等を防止するため、か
つ、ホストコンピュータ21,22,23からの文書デ
ータが来てから画像形成装置3がプリント動作に入るま
でにかかる時間を短縮するために、プリント温度に比べ
て10℃程度低くすることが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の熱定着型の定着装置を備えた画像形成装置で
は、印字動作の状態の如何に拘らず、定着装置の温度を
一定に保持するためにヒータ駆動用電源32のオン/オ
フを繰返しているので、スタンバイ状態においても、装
置の消費電力が非常に大きいという問題がある。
【0009】さらに、印字動作の起こり得ない状態、例
えばホストコンピュータが動作していない場合(電源オ
フ等)や、ホストコンピュータ上でワードプロセッサ等
の画像形成装置を必要とするソフトウェアが動作してい
ない状態においても、やはり、定着ローラの温度を一定
に保持するために、ヒータに電力を供給しているので、
スタンバイ状態において装置の消費電力が非常に大き
い。
【0010】本発明は、上記問題点を解決し、スタンバ
イ時における消費電力を低減することのできる画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、ホストコンピュータから出力されるプリント信号
に基づいて紙葉体上に画像を形成する画像形成装置にお
いて、 紙葉体上に画像を形成する画像形成手段と、 紙葉
体上の画像を定着させる定着手段であって、通電により
発熱する加熱手段を有する定着手段と、該加熱手段ある
いは該加熱手段によって加熱される部材の温度を検知す
る温度検知手段と、上記加熱手段への通電状態を制御す
る通電制御手段であって、温調時には、該温度検知手段
からの検知温度が目標温度を維持するように上記加熱手
段への通電状態を制御する通電制御手段と、上記ホスト
コンピュータとの通信を行うためのインターフェース
と、上記インターフェース手段を介して上記ホストコ
ンピュータにおけるソフトウエアの実行状態を認識する
認識手段とを有し、上記通電制御手段は、上記認識手段
により認識された上記ホストコンピュータにおけるソフ
トウエアの実行状態に基づいて、上記加熱手段への通電
制御することにより達成される。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0014】〈実施例1〉図1は、本発明の実施例1に
おける画像形成装置、及びネットワーク構成を示す図で
あり、図3の従来例装置との共通箇所には同一符号を付
して説明を省略する。
【0015】本実施例のコントローラ40は、定着ロー
ラ36の表面温度をスタンバイ時にスタンバイ温度に維
持するスタンバイ温調、プリント時にプリント温度に維
持するプリント温調の他、後述するように所定時にはヒ
ータ37への電力供給を全く行わないオフ温調の三種類
の温度制御を行うようになっている。
【0016】定着ローラ36の表面温度は温度センサ3
3によって検出され、スタンバイ温調、またはプリント
温調の場合には、検出温度が設定温度よりも低いときに
はヒータ駆動用電源32からヒータ37へ電力供給を行
い、検出温度が設定温度よりも高いときにはヒータ駆動
用電源32からヒータ37へ電力供給を行わないよう
に、コントローラ40によってヒータ駆動用電源32を
制御し、定着ローラ36の表面温度を設定温度にほぼ収
束せしめる。一例として、画像形成装置のプロセススピ
ードが94.2mm/secの場合、本実施例で用いた
トナーの定着に必要な温度は190℃なので、プリント
温度は190℃、スタンバイ温度は180℃にしてい
る。この設定でスタンバイ温度からプリント温度になる
には、室温25℃で10秒程度であった。
【0017】次に、本実施例のコントローラ40は、イ
ンターフェース38を介してネットワーク上でホストコ
ンピュータ21、22、23と相互に通信を行うことが
でき、ホストコンピュータ21、22、23との通信を
行うことにより、ホストコンピュータ21、22、23
上でワードプロセッサや表計算等のソフトウエアの起動
状態、つまり、ホストコンピュータ21、22、23上
で上記のようなソフトウエアが動作している状態(以
下、オンとする)と、動作していない状態(以下、オフ
とする)を認識できるようになっている。
【0018】そして、コントローラ40は、ホストコン
ピュータ21、22、23のオン/オフに応じて以下の
ように定着ヒータ駆動電源32の制御を行うように設定
されている。
【0019】 全てのホストコンピュータ21、2
2、23がオフであると認識したときに、定着ローラ3
6の温度制御がオフ温調の場合にはオフ温調を維持し、
オフ温調ではない場合にはオフ温調に切り替える。
【0020】 ネットワーク上のホストコンピュータ
21、22、23の中で、一つでもオンであるものがあ
ると認識したときに、定着ローラ36の温度制御がオフ
温調のときにはスタンバイ温調に切り替え、スタンバイ
温調のときにはスタンバイ温調を維持する。
【0021】 ホストコンピュータ21、22、23
から文書データのプリント信号がネットワークを介して
送られてきたときには、プリント動作を開始するので、
定着ローラ36の温度制御をスタンバイ温調からプリン
ト温調に切り替える。そして、プリント動作の終了後に
は再びスタンバイ温調に切り替える。
【0022】次に、本実施例における温度制御を図2の
タイミングチャートに基づいて詳しく説明する。
【0023】図2に示すように、初期状態においては全
てのホストコンピュータ21、22、23がオフ状態で
あり、画像形成装置のメインスイッチはオフになってい
るとする。そして、時刻tonのとき、画像形成装置の
メインスイッチがオフからオンにされると、全てのホス
トコンピュータ21、22、23がオフ状態なので、コ
ントローラ40は定着ローラ36の温度制御をオフ温調
とし、ヒータ駆動用電源32によるヒータ37への電力
の供給は行われない。
【0024】次に、時刻t1の時、ホストコンピュータ
22がオンされると、コントローラ40はネットワーク
を介してホストコンピュータ22がオンになったことを
認識し、定着ローラ36の温調制御をオフ温調からスタ
ンバイ温調にする。
【0025】また、時刻t2の時、オン状態のホストコ
ンピュータ22がプリント信号を出し、画像形成装置が
その信号を受け取ると、コントローラ40によって定着
ローラ36の温度制御をスタンバイ温調からプリント温
調に切り替え、定着ローラ36の表面温度がプリント温
度になった後、プリント動作を行う。そして、時刻t3
の時にプリント動作が終了すると、定着ローラ36の温
度制御を再びスタンバイ温調に切り替える。
【0026】そして、時刻t4の時、ホストコンピュー
タ22がON状態からオフ状態になると、コントローラ
40は全てのホストコンピュータ21、22、23がオ
フ状態にあることを認識し、定着ローラ36の温度制御
をオフ温調にし、ヒータ37への電力供給を行わない。
【0027】また、時刻t5において、ホストコンピュ
ータ21がオン状態になると、コントローラ40によっ
て、定着ローラ36の温度制御をオフ温調からスタンバ
イ温調に切り替える。
【0028】さらに、時刻がt6のとき、ホストコンピ
ュータ23がオン状態になると、既に時刻t5の時に定
着ローラ36の温度制御をスタンバイ温調にしているの
で、コントローラ40は温度制御の切り替えを行わず、
スタンバイ温調のままである。
【0029】そして、時刻t7のとき、ホストコンピュ
ータ21がオフ状態になり、ホストコンピュータ23が
オン状態になると、コントローラ40は温度制御の切り
替えを行わず、スタンバイ温調のままである。
【0030】一方、時刻t8の時、オン状態のホストコ
ンピュータ23がプリント信号を出し、画像形成装置は
その信号を受け取ると、コントローラ40によって定着
ローラ36の温度制御はスタンバイ温調からプリント温
調に切り替えられ、時刻t9の時にプリントが終了する
と、定着ローラ36の温度制御は再びスタンバイ温調に
切り替えられる。
【0031】また、時刻t10のとき、ホストコンピュ
ータ23がオン状態からオフ状態になると、コントロー
ラ40は全てのホストコンピュータ21、22、23が
オフ状態にあることを認識し、定着ローラ36の温度制
御をオフ温調にし、ヒータ37への電力供給を行わな
い。
【0032】そして、時刻toffのとき、画像形成装
置のメインスイッチがオンからオフに切り換えられれて
画像形成装置への電源供給が停止する。
【0033】図10は従来のネットワークプリンタのタ
イミングチャートを示している。ホストコンピュータ2
1、22、23のオン/オフ状態、及びプリント処理は
本実施例と同じにしてある。図10から判かるように、
上記定着ローラ36の温度制御の変化を比べるとホスト
コンピュータ21、22、23の動作が本実施例と同じ
であるにも拘らず、画像形成装置のオンからオフまでの
消費電力量を大幅に小さくすることができる。
【0034】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を図
3ないし図5に基づいて説明する。なお、実施例1との
共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0035】図3は、本発明の実施例2の画像形成装
置、及びネットワーク構成を示す図である。
【0036】一般に、CRT、液晶のディスプレイを用
いたコンピュータには、画面の焼付きを防止するため、
一定時間以上キーボードの操作が行われない場合等に、
画面の焼付きを防止できるような画像を自動的にディス
プレイに表示するソフトウェアがある。
【0037】本実施例は、ネットワークに接続されたホ
ストコンピュータ上でのソフトウェアのオン/オフ、及
び焼付き防止ソフトウェアのオン/オフに応じて、プリ
ンタの定着ローラ36の温度制御を切り替えることを特
徴とする。
【0038】本実施例の画像形成装置のコントローラ4
1は、印字機能の有るソフトウェアのオン/オフと焼付
き防止ソフトウェアのオン/オフを検知することがで
き、その状態に応じて、図4に示すようなルールにした
がって、定着ローラ36の温度制御の切り替えを行う。
【0039】このルールはワードプロセッサや表計算等
の印字機能の有るソフトウェアが起動していない時は、
焼付き防止ソフトウェアの起動に関係なく定着ローラ3
6の温度制御をオフ温調とし、また、印字機能付きソフ
トウェアが起動して、焼付き防止ソフトウェアが起動し
ていない時は、定着ローラ36の温度制御をスタンバイ
温調とし、さらに、焼付き防止ソフトウエアが起動して
いるとき、定着ローラ36の温度制御をオフ温調にする
ことを示している。
【0040】図5は本実施例を実施したときのホストコ
ンピュータ21、22、23の動作状態とそれに対する
定着ローラ36の温度制御の切り替えを表すタイミング
チャートである。なお、焼き付き防止ソフトウェアのオ
ン/オフのタイミングを除いては、図2に示すタイミン
グチャートとほぼ同様なので、詳しい説明は省略する。
【0041】図10に示している従来のネットワークプ
リンタのタイミングチャートの定着ローラ36の温調設
定の変化と比べると、ホストコンピュータの動作が本実
施例と同じであるにも拘らず本実施例のコントローラ4
1では、定着ローラ36の消費電力量を小さくすること
ができることが判かる。
【0042】〈実施例3〉次に、本発明の実施例3を図
6及び図7に基づいて説明する。なお、実施例1との共
通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0043】図9は、本発明の実施例3における画像形
成装置、及びネットワーク構成を示す図である。
【0044】一般に、ワードプロセッサ等のソフトウェ
アは、プリント命令を行った場合に、その処理の中でプ
リント枚数やプリントページを指定するルーチンに入る
ものが多い。
【0045】本実施例のコントローラ42はホストコン
ピュータがこのようなルーチンに入っているかどうかを
認識し、さらに、ホストコンピュータ21、22、23
で、プリント処理が行われる際、プリント処理の所定の
ルーチンに入った時に、コントローラ42によって定着
ローラ36の温度制御をプリント温調とすることを特徴
とする。
【0046】図7は、本実施例を実施したときのホスト
コンピュータ21、22、23の動作状態とそれに対す
る定着ローラ36の温度制御の切り替えを表すタイミン
グチャートである。
【0047】図7に示すように、時刻tonの時、画像
形成装置の電源がオンされるが、ホストコンピュータ2
1、22、23はプリント処理を行っていないので定着
ローラ36の温度制御はオフ温調とする。また、時刻t
1にホストコンピュータ22がオンされ、時刻t2の時
にホストコンピュータ22で起動しているソフトウェア
上でプリント処理が行われる。そして、時刻t3でソフ
トウェアにより、ホストコンピュータ22はユーザがプ
リント確認をするためのルーチン(以後、プリント確認
ルーチン)に入る。この時、画像形成装置内のコントロ
ーラ42はホストコンピュータ22がプリント確認ルー
チンに入ったことを認識し、定着ローラ36の温度制御
はプリント温調となる。プリント終了後、再び定着ロー
ラ36の温度制御はオフ温調となり、電力供給がOFF
される。
【0048】図10に示している従来のネットワークプ
リンタのタイミングチャートの定着ローラ36の温調設
定の変化と比べると、ホストコンピュータの動作が本実
施例と同じであるにも拘らず本実施例のコントローラ4
2では、定着ローラ36の消費電力量を小さくすること
ができることが判かる。
【0049】ワードプロセッサ等のソフトウェアはプリ
ント処理よりも、ホストコンピュータ上での文書の編集
を行っている時間の方が長い場合が多く、本実施例によ
れば、このように文書の編集時間に比べてプリント処理
時間が短いような使用状況に対して非常に効果的であ
り、大幅に消費電力を低減できる。また、従来の画像形
成装置を使用した場合のビットマップへの展開時間を考
慮すると、プリント待ち時間を従来の画像形成装置より
も長くすることはない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
認識手段により認識されたホストコンピュータにおける
ソフトウェアの実行状態に基いて、定着手段の加熱手段
への通電を制御することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における画像形成装置及び外
部の制御装置との接続状態を示す図である。
【図2】本発明の実施例1における定着装置の温度制御
のタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施例2における画像形成装置及び外
部の制御装置との接続状態を示す図である。
【図4】本発明の実施例2における定着装置の温度制御
のルールを示す図である。
【図5】本発明の実施例2における定着装置の温度制御
のタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施例3における画像形成装置及び外
部の制御装置との接続状態を示す図である。
【図7】本発明の実施例3における定着装置の温度制御
のタイミングチャートである。
【図8】従来の画像形成装置及び外部の制御装置との接
続状態を示す図である。
【図9】図8装置における定着装置の断面図である。
【図10】図9装置における温度制御のタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
3 プリンタ(画像形成装置) 21、22、23 ホストコンピュータ(外部の制御装
置) 31 定着装置 33 温度センサ(温度検知手段) 37 定着ヒータ(加熱手段) 38 ネットワークインターフェース(インターフェー
ス装置) 40、41、42 コントローラ(温度制御手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/00 303 G03G 15/20 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから出力されるプリ
    ント信号に基づいて紙葉体上に画像を形成する画像形成
    装置において、 紙葉体上に画像を形成する画像形成手段と、 紙葉体上の画像を定着させる定着手段であって、 通電に
    より発熱する加熱手段を有する定着手段と、 該加熱手段あるいは該加熱手段によって加熱される部材
    の温度を検知する温度検知手段と、上記加熱手段への通電状態を制御する通電制御手段であ
    って、温調時には、 該温度検知手段からの検知温度が目
    標温度を維持するように上記加熱手段への通電状態を制
    御する通電制御手段と、上記ホストコンピュータ との通信を行うためのインター
    フェース手段と、上記インターフェース手段を介して上記ホストコンピュ
    ータにおけるソフトウエアの実行状態を認識する認識手
    段とを有し 、 上記通電制御手段は、上記認識手段により認識された上
    記ホストコンピュータにおけるソフトウエアの実行状態
    に基づいて、上記加熱手段への通電を制御することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記インターフェース手段は、ネットワ
    ークを介して複数のホストコンピュータに接続可能であ
    り、 上記認識手段は、上記ネットワークを介して複数のホス
    トコンピュータに接続されている場合、上記複数のホス
    トコンピュータにおけるソフトウェアの実行状態を認識
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記認識手段は、上記ホストコンピュー
    タにおける焼付き防止ソフトウェアの実行状態を認識す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 上記認識手段は、上記ホストコンピュー
    タにおけるプリント確認ルーチンの実行状態を認識する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形
    成装置。
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