JP3277950B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3277950B2
JP3277950B2 JP26368892A JP26368892A JP3277950B2 JP 3277950 B2 JP3277950 B2 JP 3277950B2 JP 26368892 A JP26368892 A JP 26368892A JP 26368892 A JP26368892 A JP 26368892A JP 3277950 B2 JP3277950 B2 JP 3277950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
アクシミリなどに適用される給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】省スペース性を追求したフロントローデ
イングタイプ(給紙トレイを装置本体手前側に引き出す
タイプ)の給紙装置では、奥側にトレイ底板加圧機構を
配置し、トレイ挿入方向と同一の奥側より底板上昇レバ
ーを上下させるのが最も有効である(実開昭63−49
30号公報がこれに該当する)。
【0003】しかしながらトレイ内に積載される紙は、
紙種、サイズ等、様々であり、1つのバネ加圧機構で全
パターン(紙種、サイズ)に最適給紙圧を提供すること
は困難である。この対策として、バネ種類、またはバネ
掛け位置の変更等による対応が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のバネ種
類、バネ掛け位置の変更は、本体奥側に配置された加圧
部に対しては困難である。
【0005】実公平4−12027号公報に示されるよ
うに、紙幅方向規制のサイドフエンスの位置によつて圧
設定を変化させる方式は、前記実開昭63−4930号
公報に開示された技術より有効である。
【0006】ところが、サイドフエンスに連動して圧切
り替えをする場合は、幅が同一サイズ(例えば、A3と
A4横、B4とB5横、海外サイズのHLT横とLT、
LG縦)では圧変化できないという問題がある。
【0007】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、紙サイズ、紙種に対応して圧設定がユー
ザにより容易にでき、あるいは同時にサイズ検知も可能
な給紙装置を提供することを目的とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、紙搬送方向
と直交する方向にトレイを引き出す給紙装置において、
挿入方向奥側に位置し、支点を中心として揺動可能な
さえ部材と、トレイ底板を上下動させるトレイ底板上昇
レバーと、前記押さえ部材と前記トレイ底板上昇レバー
との間に架設され、トレイ挿入動作に連動した前記押さ
え部材の動きにより前記トレイ底板上昇レバーにバネ力
を働かせるバネと、前記押さえ部材と相対するトレイ奥
壁の一部に嵌合してスライド可能に設けられていると共
に、そのスライド位置に対応して前記押さえ部材の押し
込み量を変えることにより前記バネのバネ力を変化さ
せ、さらにそのスライド位置に対応して本体奥側に設け
られた検知部材が押され、サイズ検知も合わせて可能な
圧切替部材とを備えた第1の手段により達成される。
【0011】また上記目的は、第の手段において、前
記圧切替部材が嵌合するスライドレール部材をトレイ奥
壁と別体に設け、該スライドレール部材はトレイ挿脱と
直交な方向である紙搬送方向に移動可能な第の手段に
より達成される。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】第1の手段においては、圧切替部材のスライド
位置に対応して押さえ部材の押し込み量を変えることに
よりバネのバネ力を変化させることで、また、スライド
位置に対応して検知部材が押されるようにすることで、
紙サイズに応じて最適圧が容易に設定可能であり、併せ
て自動的にサイズ検知が可能である。
【0015】第の手段においては、紙サイズに応じて
最適圧が微調整可能であり、環境、使い方に応じた給紙
圧が設定可能である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】まず、本発明を説明するための参考例につ
いて説明する。図1は参考例の給紙装置の斜視図、図2
は図1のI−I線断面図、図3は圧切替部材とその嵌合
溝を示す斜視図、図4(a),(b),(c)はトレイ
の各種状態を示す構成図である。
【0018】図1、図2に示すように、紙9をセツトし
たトレイ1は、矢印A方向(図1)より挿入され、セツ
ト後、紙9は、給紙ローラ4の回転により矢印B方向
(図1)へ送り出されるようになつている。トレイ載置
板2の2個所には突起5があり、本体側に設けたレール
3によりガイドされている。トレイ1内にはトレイ底板
6が一端7を支点にして上下動可能となつており、ま
た、トレイ底面1aの一部に欠き穴8があり、この欠き
穴8より、トレイセツト時、底板上昇レバー12の一端
12aがトレイ1内に進入可能となつている。底板上昇
レバー12の他端12bにはバネ14の一端がセツトさ
れ、他端は押さえ部材13の他端13bに連結されてい
る。押さえ部材13の一端13aはトレイ奥壁と当接
し、ブラケツト11の支点10を中心に回転可能となつ
ている。
【0019】一方、トレイ奥壁一部には図3に示すよう
に、凹部1bが形成され、この凹部1bの両端には嵌合
溝1cがあり、この嵌合溝1cに圧切替部材20が嵌合
する。圧切替部材20は両端嵌合部20bと中央凸部2
0aとからなつている。
【0020】以下、図4を基にその動作を説明する。
【0021】図4の(a)に示すように、紙9をセツト
したトレイ1は、図において左側から装置本体内に装填
される。この時のバネ長はl1 で、バネ14は引っ張ら
れていない。
【0022】通常、紙サイズが大きい場合(A3,B4
等)に比べ、小サイズ(A5,B6,B5等)の方が紙
自体の自重が軽い分、同一バネによる加圧では給紙圧が
高くなつてしまう。よつて大サイズ紙または重い紙をセ
ツト時は、トレイ奥壁に圧切替部材20をセツトしトレ
イ1を挿入することにより、トレイ1の先端で押さえ部
材13の一端13aを押し、同図(c)状態が作り出せ
る。反対に小サイズ紙、軽い紙をセツトする時は、圧切
替部材20を外してトレイ1を挿入することにより、ト
レイ1の先端で押さえ部材13の一端13aを押し、同
図(b)の状態となる。同図(c)と同図(b)では、
バネ長はl3 >l2 となるので、大サイズ紙、あるいは
重い紙の時の方(圧切替部材20を嵌合させてある方)
が高い給紙圧が供給でき、紙自重との相殺による給紙圧
は、小サイズ紙とほぼ同レベルが確保できる。
【0023】小サイズ紙の場合、圧切替部材20を使用
しないが、図1に示すごとくトレイ1に空スペースが生
じる。トレイ1の空スペースの底面には図3の嵌合溝1
cと同様の溝があり(図示せず)、その溝に嵌合して保
管できる。このように、トレイ1内にセットスペースを
設けることにより、圧切替部材20の紛失を防ぐと共
に、圧切替部材使用時の大サイズ紙をトレイ1内にセッ
トする時、圧切替部材20を外さなくてはならないよう
にすることで、ユーザに使用を促すことができる。
【0024】次に、本発明の実施例について説明する。
図5は本発明の実施例に係る給紙装置の斜視図、図6は
圧切替部材近傍の縦断面図、図7は押さえ部材の動きを
示す構成図である。
【0025】この実施例も基本的には参考例の構成と同
様であるが、圧切替部材35は着脱可能ではなく常時セ
ツトしておく。トレイ1の奥壁にセツトされる圧切替部
材35は図6に示すように、スライドレール部材36の
一部36aに係止部35bが嵌合し、紙長さ方向にスラ
イド可能となつている。押さえ部材33は支点34を中
心として揺動可能であり、一端33bは図1と同様に、
バネ14を介して底板上昇レバー12に連結されてい
る。また、圧切替部材35には凸部35aがあり、下半
分は押さえ部材33と、また上半分は本体に配置された
サイズ検知部材38と当接するようになつている。
【0026】以下に動作を示す。
【0027】大サイズ紙のセツト時は、図7の実線位置
に圧切替部材35を合わせ(この時、トレイ1の奥壁に
合わせ用のサイズ表示が彫り込みまたはデカル表示され
ている方がやりやすい)、トレイ1を挿入すると、圧切
替部材35によって押さえ部材33が支点34を中心に
回転し、バネ14をL1 まで引つ張る。一方、小サイズ
紙のセツト時は一点鎖線位置となるため、バネ14はL
2 まで引つ張られる。ここで、L1 >L2 のため、図1
の場合と同様に、大サイズ紙のバネ圧の方が大となる。
つまり、圧切替部材35のスライド位置に対応して押さ
え部材33の押し込み量が変えられることによりバネ1
4のバネ力が変化させられる。
【0028】このタイプの場合、圧切替部材35のセツ
ト位置をこまめに切り替えることにより、各サイズごと
のバネ圧設定が可能であり、併せてサイズ検知も可能と
なる。また、スライドレール部材36は紙搬送方向に調
整移動可能となつているため、紙サイズに対応した給紙
圧の微調整が可能である。
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、圧切替部
材のスライド位置に対応して押さえ部材の押し込み量を
変えることによりバネのバネ力を変化させることで、ま
た、スライド位置に対応して検知部材が押されるように
することで、紙サイズに応じて最適圧が容易に設定可能
であり、併せて自動的にサイズ検知が可能となる。
【0032】請求項記載の発明によれば、紙サイズに
応じて最適圧が微調整可能であり、環境、使い方に応じ
た給紙圧が設定可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例の給紙装置の斜視図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】圧切替部材とその嵌合溝を示す斜視図である。
【図4】トレイの各状態を示す構成図である。
【図5】本発明の実施例に係る給紙装置の斜視図であ
る。
【図6】圧切替部材近傍の縦断面図である。
【図7】押さえ部材の動きを示す構成図である。
【符号の説明】
1 トレイ 1c 嵌合溝 6 トレイ底板 9 紙 12 底板上昇レバー14 バネ 33 押さえ部材35 圧切替部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/26 B65H 1/00 501 B65H 1/12 310 B65H 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙搬送方向と直交する方向にトレイを引
    き出す給紙装置において、 挿入方向奥側に位置し、支点を中心として揺動可能な
    さえ部材と、 トレイ底板を上下動させるトレイ底板上昇レバーと、前記 押さえ部材と前記トレイ底板上昇レバーとの間に架
    設され、トレイ挿入動作に連動した前記押さえ部材の動
    きにより前記トレイ底板上昇レバーにバネ力を働かせる
    バネと、前記 押さえ部材と相対するトレイ奥壁の一部に嵌合して
    スライド可能に設けられていると共に、そのスライド位
    置に対応して前記押さえ部材の押し込み量を変えること
    により前記バネのバネ力を変化させ、さらにそのスライ
    ド位置に対応して本体奥側に設けられた検知部材が押さ
    れ、サイズ検知も合わせて可能な圧切替部材とを備えた
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記圧切替部材
    が嵌合するスライドレール部材をトレイ奥壁と別体に設
    け、該スライドレール部材はトレイ挿脱と直交な方向で
    ある紙搬送方向に移動可能なことを特徴とする給紙装
    置。
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