JP3277913B2 - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

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JP3277913B2 JP09857499A JP9857499A JP3277913B2 JP 3277913 B2 JP3277913 B2 JP 3277913B2 JP 09857499 A JP09857499 A JP 09857499A JP 9857499 A JP9857499 A JP 9857499A JP 3277913 B2 JP3277913 B2 JP 3277913B2
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明 美井
健次 秋吉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透光性セラミック製
の発光管を備えた、屋内外照明等に用いる高圧放電ラン
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような高圧放電ランプ、例え
ばメタルハライドランプは、図9に示すように、発光部
23とこの両端部に設けられた側管部24(片側は図示
せず)とを有する透光性セラミック製の発光管25を備
え、発光管25の両端部に、次のような導入体が設けら
れていた。
【0003】すなわち、導入体は、電極棒26とこの電
極棒26の先端部に設けられた1層巻の電極コイル27
とを有する電極28と、この電極28にコイル状のモリ
ブデンからなる結合部材29を介して結合された電極リ
ード体30と、この電極リード体30の一端に溶接され
たニオブからなる給電閉塞体31とを備えている。そし
て、このような導入体は、側管部24の開口側から挿入
され、結合部材29の一部を覆うように流し込まれたシ
ール材14によって封止されている(以下、シール材1
4によって封止されている部分を封止部という)。
【0004】また、発光部23内には発光金属化合物お
よび希ガスが封入されている。
【0005】近時、このようなメタルハライドランプで
は、定格電力150Wを越える高電力タイプのものが要
望されている。通常、高電力化にともなって電流が増加
するので、電極棒26の外径や電極コイル27の線径は
径大化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メタルハライドランプでは、電極コイル27の線径が径
大化し、すなわち電極コイル27の外径が大きくなるに
ともなって、電極コイル27を側管部24の開口側から
挿入するために、側管部24の内径も大きくする必要が
ある。その結果、導入体の最大外径(電極コイル27の
外径)と導入体の最小外径との差の増加分だけ、導入体
と側管部24との隙間が大きくなる。その結果、この隙
間に、発光管25内に封入された封入物が多く侵入して
溜まるので、放電に寄与する封入物が減少して、点灯時
に色むらが発生するという問題があった。
【0007】また、その隙間を埋めるために、その隙間
の増加分だけ、結合部材29の肉厚を大きくすると、側
管部24と結合部材29との熱膨張係数の違いにより、
封止部にストレスがより生じ、封止部にクラックが発生
しやすくなるという問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、導入体の最大外径を大きくしても、
点灯中、封止部にクラックが発生するのを防止するとと
もに、色むらの発生を防止した高圧放電ランプを提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧放電ランプ
は、発光部の両端部に側管部が設けられた透光性セラミ
ック製の発光管を備え、前記発光管の側管部に導入体が
シール材によって封止され、前記側管部と前記導入体と
の間にはセラミック製の細管が設けられ、前記細管と前
記側管部との間および前記細管と前記導入体との間に
隙間がそれぞれ形成されており、前記細管の平均結晶粒
径をA(μm)、前記側管部の平均結晶粒径をB(μ
m)とした場合、A<Bなる関係式を満たす構成を有し
ている。また、本発明の高圧放電ランプは、発光部の両
端部に側管部が設けられた透光性セラミック製の発光管
を備え、前記発光管の側管部に導入体がシール材によっ
て封止され、前記側管部と前記導入体との間にはセラミ
ック製の細管が設けられ、前記細管と前記側管部との間
および前記細管と前記導入体との間には隙間がそれぞれ
形成されており、前記細管の平均結晶粒径は15μm以
下である構成を有している。
【0010】この構成により、側管部と導入体との隙間
を小さくできるとともに、側管部と結合部材との熱膨張
係数の差によって、封止部に発生するストレスを低減す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0012】本発明の第1の実施形態である定格電力4
00Wのメタルハライドランプは、図2に示すように、
一端部に口金1を有し、かつ硬質ガラスからなり、全長
285mm、外径50mmの外管2と、この外管2内に
支持リード線3a,3bによって支持固定された透光性
の多結晶アルミナからなる発光管4とを備えている。
【0013】なお、支持リード線3a,3bはマンガン
−ニッケル合金またはモリブデン等の耐熱金属からな
る。また、外管2内には、窒素ガスが封入されており、
必要に応じてゲッタを設けてもよい。
【0014】発光管4は、両端部がテーパ状であり、長
さが46mm、最大内径が18mmの発光部5と、この
発光部5の両端部に設けられた内径3.1mm、外径
5.1mm、長さ20mmの側管部6とを有している。
【0015】そして、図1に示すように、この発光管4
(片側は図示せず)内には、発光管4と同質の材料から
なり、内径が1.4mm、肉厚が0.8mmである筒状
の細管7が取り付けられた後述する導入体が封止され、
また所定量の水銀と、アルゴンガス等の希ガスと、所定
量のナトリウム、リチウム、タリウム、ディスプロシウ
ム、インジウム、スカンジウム、セシウム、ホロニウ
ム、スズ、およびツリウム等のヨウ化物の中から目的に
応じて選択されたものとが封入されている。
【0016】導入体は、外径0.8mmの電極棒8の先
端部に線径が0.56mmである2層巻の電極コイル9
が設けられたタングステンからなる電極10と、この電
極10に筒状の結合部材11によって電気的に接続され
たモリブデンからなる外径0.8mmの電極リード体1
2と、この電極リード体12の一端部が埋設されたニオ
ブからなる外径3.0mmのロッド形の給電閉塞体13
とを備えている。
【0017】なお、この給電閉塞体13の反電極リード
体12側は支持リード線3a(図示されていない側の給
電閉塞体は支持リード線3b)に接続されている。ま
た、電極棒8と電極リード体12との間には隙間が設け
られている。
【0018】結合部材11は、モリブデンからなり、外
径が1.3mm、内径が0.8mmであり、電極棒8の
うち、側管部6に位置する部分と電極リード体12のほ
ぼ全体とを覆うように設けられている。
【0019】次に、このような導入体を発光管4内に封
止する方法について説明する。
【0020】細管7は、導入体の組立途中に取り付けら
れる。細管7が取り付けられた導入体を側管部6の開口
側から挿入して、側管部6内の所定位置に配置する。そ
の後、側管部6の開口側からシール材14が、細管7の
一端部および結合部材11の一端部を覆う位置まで流し
込まれて、導入体が発光管4内に封止される。
【0021】給電閉塞体13の発光部5側の端部全体を
シール材14で覆うことにより、給電閉塞体13が発光
管4内の封入物と接触し、反応して劣化するのを防止す
ることができる。
【0022】なお、導入体にタングステンからなる金属
線を巻回して形成された細管ストッパー7aを設けるこ
とによって、細管7とともに導入体を側管部6の開口側
から挿入させた後、細管7が細管ストッパー7aに当接
して、細管7が発光部5内に入り込むのを防止してい
る。
【0023】このようなメタルハライドランプ(以下、
本発明品という)と、電極棒の外径が0.8mm、電極
コイルの線径が0.56mm、結合部材の外径が2.8
mm(結合部材の外径を大きくして結合部材と側管部と
の隙間をほぼ埋めている)である点を除いて、本発明品
と同一構成を有するメタルハライドランプ(以下、比較
品という)とを各50個ずつ作製し、各ランプの600
0時間点灯経過後のシール材14によって封止された部
分(以下、封止部という)におけるクラックの発生の有
無を調べたところ、次のような結果が得られた。
【0024】本発明品では、封止部にクラックが発生し
たものはなかった。一方、比較品では、50個のうち5
個は、封止部にクラックが発生していた。
【0025】このような結果となったのは、本発明品で
は、比較品に比して、結合部材11とシール材14との
接触面積が小さいために、結合部材11とシール材14
との熱膨張係数の差によって、封止部に発生するストレ
スが低減したためである。
【0026】以上のような構成によると、封止部に発生
するストレスを低減することができるので、封止部にク
ラックが発生するのを防止することができる。また、導
入体と側管部6との隙間を小さくすることができるの
で、発光管4内に封入された封入物が導入体と側管部6
との間に侵入するのを防止することができる。その結
果、点灯時に色むらが発生するのを防止することができ
る。さらに、電極コイル9の外径Fを大きくすることが
できるので、電極コイル9として2層巻以上のものを用
いることができる。その結果、2層巻以上の電極コイル
9は、従来の1層巻のものに比して、始動時に電極コイ
ル9の温度を短時間で上昇させることができるので、始
動特性を向上させることができる。
【0027】次に、細管7の内径を1.4mmとして、
細管7の肉厚tを種々変化させて、100時間点灯経過
後の発光効率および6000時間点灯経過後の光束維持
率を調べたところ、表1に示すとおりの結果となった。
なお、肉厚tの変化に応じて、側管部6の内径を2t+
1.5mmと変化させた。また、細管7と結合部材11
との隙間を0.05mm、側管部6と細管7との隙間を
0.05mmとする。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示すように、細管7の肉厚tが0.
5mm以上であれば、光束維持率は、実用上十分な64
%以上となった。一方、肉厚tが0.4mm以下の場合
は、光束維持率は52%以下となり、実用上支障をきた
した。これは、肉厚tが小さくなるのにともなって、電
極コイルの外径も小さくしなければならないので、電極
コイルの温度が過剰高温となり、電極の一部が飛散して
発光管の内面が黒化したためである。また、肉厚tが
0.3mm以下であると、肉厚tが薄すぎるため、細管
を発光管に封止した時に、作製したランプのうち2割の
ものは、細管にクラックが発生した。したがって、発光
管4の内面に黒化が発生するのを防止するために、電極
コイル9の外径を2.5mm以上に、つまり、肉厚tを
0.5mm以上にする必要があることがわかった。
【0030】また、肉厚tが2.0mm以下の場合、発
光効率は実用上十分な90lm/W以上となった。一
方、肉厚tが2.2mm以上の場合、発光効率は86l
m/W以下となり、実用上支障をきたした。これは、肉
厚tが大きくなるにともなって、側管部の外径も大きく
なることにより、側管部からの熱損失が増加するので、
発光部5内の温度が過剰に低下したためである。
【0031】以上のように、細管7の肉厚tは0.5m
以上2.0mm以下であることが好ましい。
【0032】次に、発光部5および側管部6(発光部5
と側管部6とは一体成形されたものである)を形成する
セラミックの平均結晶粒径は、封入物との反応(平均結
晶粒径が大きいほど反応は小さい)、機械的強度(平均
結晶粒径が小さいほど強い)を考慮して、通常30μm
である。一方、細管7は、放電空間から離れているため
に、発光部5のように高温とならないので、封入物との
反応が小さい。したがって、細管7を形成するセラミッ
クの平均結晶粒径は、機械的強度のみを考慮すればよい
ので、30μm以下で可能な限り小さくすることが好ま
しい。すなわち、細管7の平均結晶粒径は側管部6の平
均結晶粒径以下にすればよい。また、肉厚tが0.3m
mと薄い場合でも、細管7の平均結晶粒径を15μm以
下にすると、導入体を発光管4内に封止する際、細管7
にクラックが発生しないことがわかった。したがって、
細管7の平均結晶粒径を15μm以下にすることがより
好ましい。
【0033】また、細管7の熱膨張係数を、モリブデン
からなる結合部材11の熱膨張係数(約5.5×10-6
/℃)と多結晶アルミナからなる側管部6の熱膨張係数
(約8×10-6/℃)との間の範囲にすることが好まし
い。さらに好ましくは、細管7の熱膨張係数を、結合部
材11の熱膨張係数と側管部6の熱膨張係数とのほぼ中
間(約6×10-6〜7×10-6/℃)にすることであ
る。これによって、結合部材11と細管7および細管7
と側管部6との熱膨張係数の差を低減することができる
ので、封止部に発生するストレスを低減し、封止部にク
ラックが発生するのをより一層防止することができる。
【0034】さらに、結合部材11と細管7との隙間お
よび細管7と側管部6との隙間をそれぞれ0.05mm
以上0.15mm以下にすることが好ましい。これは、
隙間が0.15mmより大きい場合、発光管4内の封入
物がその隙間に侵入し、侵入した封入物がその隙間に溜
まるので、放電に寄与する封入物が減少して、点灯時に
色むらが発生するためである。また、導入体に細管7を
挿入しやすくするために、また側管部6に、細管7が取
り付けられた導入体を挿入しやすくするために、結合部
材11と細管7との間および細管7と側管部6との間に
は、それぞれ0.05mm以上の隙間を設けることが好
ましい。
【0035】本発明の第2の実施の形態であるメタルハ
ライドランプは、図3に示すように、細管15がその中
心軸に沿って2分割された部品15a,15bからなる
点を除いて、本発明の第1の実施の形態であるメタルハ
ライドランプの構成と同じである。
【0036】細管15は、図4に示すように、導入体を
組み立てた後に、部品15a,15bを導入体に覆い被
せ、次に導入体を発光管4内に封止する時に、部品15
a,15b同士をシール材14で接合することにより形
成される。
【0037】この構成によると、第1の実施の形態であ
るメタルハライドランプのように、導入体の組立途中に
細管7を導入体に取り付けるのに比して、導入体の組立
後に細管15を導入体に取り付けることができるので、
製造を容易化することができる。
【0038】なお、図5に示すように、発光部16と側
管部17との境界部の内面に凸状のストッパー18を設
けることが好ましい。
【0039】この構成によると、細管7とともに導入体
を側管部17の開口側から挿入した後、細管7の発光部
16側の端面が凸状のストッパー18に係止されるの
で、細管7が発光部16内に入り込むのを防止すること
ができる。ストッパー18は、側管部17の形成と同時
に設けることができるので、本発明の第1の実施の形態
であるメタルハライドランプのように細管ストッパー7
aを設ける工程が省け、製造を容易化することができ
る。
【0040】本発明の第3の実施の形態であるメタルハ
ライドランプは、図6に示すように、モリブデンからな
るコイル状の結合部材19を用いた点を除いて、本発明
の第1の実施の形態であるメタルハライドランプの構成
と同じである。
【0041】結合部材19は、コイル状であることによ
り、電極棒8と結合部材19との接触面積、および電極
リード体12と結合部材19との接触面積や、熱伝達面
積(コイル線を垂直に切断した場合の断面積)を、筒状
のものに比して、小さくすることができるので、電極コ
イル9から電極リード体12へ伝達される熱量を抑制す
ることができる。その結果、始動時における電極コイル
9の温度を短時間で上昇させることができるので、グロ
ー放電からアーク放電へ速やかに移行させることができ
る。
【0042】また、この構成によると、封止部に発生す
るストレスを低減することができるので、封止部にクラ
ックが発生するのを防止することができる。また、導入
体と細管7との隙間を小さくすることができるので、発
光管4内に封入された封入物が導入体と細管7との間に
侵入するのを防止することができる。その結果、点灯時
に色むらが発生するのを防止することができる。さら
に、電極コイル9の外径を大きくすることができるの
で、電極コイル9を2層巻以上のものにすることができ
る。その結果、2層巻以上の電極コイル9は、従来の1
層巻のものに比して、始動時に電極コイル9の温度を短
時間で上昇させることができるので、始動特性を向上さ
せることができる。
【0043】なお、上記実施の形態では、細管7は側管
部6と結合部材11との間に介在している場合について
説明したが、図7に示すように、側管部6と導入体との
間に、その全体にわたって細管20を設けても、上記実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0044】また、図8に示すように、細管21の端部
に突起部22を設け、この突起部22に側管部6の端面
を当接させることにより、導入体とともに細管21を側
管部6の開口側から挿入した後、細管21が発光部5内
に入り込むのを防止することができる。
【0045】また、上記実施の形態では、給電閉塞体1
3は、ロッド型の場合について説明したが、チューブ型
であってもよい。チューブ型の給電閉塞体は、ロッド型
のものに比して、側管部3との熱膨張係数の差によっ
て、封止部に発生するストレスをより一層低減し、封止
部にクラックが発生するのを防止することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、導入体
の外径を大型化しても、点灯中、封止部にクラックが発
生するのを防止することができるとともに、色むらの発
生を防止することのできる高圧放電ランプを提供するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるメタルハライ
ドランプに用いる発光管の要部拡大断面図
【図2】同じくメタルハライドランプの正面図
【図3】本発明の第2の実施の形態であるメタルハライ
ドランプに用いる細管の拡大斜視図
【図4】同じくメタルハライドランプに用いる導入体に
細管を設ける方法を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態であるメタルハライ
ドランプの要部拡大断面図
【図6】本発明の第3の実施の形態であるメタルハライ
ドランプの要部拡大断面図
【図7】本発明の他の実施の形態であるメタルハライド
ランプの要部拡大断面図
【図8】本発明の別の実施の形態であるメタルハライド
ランプの要部拡大断面図
【図9】従来のメタルハライドランプの要部拡大断面図
【符号の説明】
4 発光管 5,16 発光部 6,17 側管部 7 細管 8 電極棒 9 電極コイル 10 電極 11,19 結合部材 12 電極リード体 13 給電閉塞体 14 シール材 15a,15b 部品 18 ストッパー
フロントページの続き (72)発明者 秋吉 健次 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (72)発明者 山本 高詩 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−273595(JP,A) 特開 平10−83793(JP,A) 特開 平10−172513(JP,A) 特開 平11−162411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/36 H01J 61/073

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部の両端部に側管部が設けられた透
    光性セラミック製の発光管を備え、前記発光管の側管部
    に導入体がシール材によって封止され、前記側管部と前
    記導入体との間にはセラミック製の細管が設けられ、前
    記細管と前記側管部との間および前記細管と前記導入体
    との間に隙間がそれぞれ形成されており、前記細管の
    平均結晶粒径をA(μm)、前記側管部の平均結晶粒径
    をB(μm)とした場合、A<Bなる関係式を満たす
    とを特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記細管は、前記発光管内に封入されて
    いる封入物との反応が前記側管部より小さく、かつ機械
    的強度が前記側管部より大きいことを特徴とする請求項
    1記載の高圧放電ランプ。
  3. 【請求項3】 発光部の両端部に側管部が設けられた透
    光性セラミック製の発光管を備え、前記発光管の側管部
    に導入体がシール材によって封止され、前記側管部と前
    記導入体との間にはセラミック製の細管が設けられ、前
    記細管と前記側管部との間および前記細管と前記導入体
    との間には隙間がそれぞれ形成されており、前記細管の
    平均結晶粒径は15μm以下であることを特徴とする高
    圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記側管部の平均結晶粒径は30μmで
    あることを特徴とする請求項3記載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 前記導入体は、電極と、前記電極に結合
    部材を介して結合された電極リード体と、前記電極リー
    ド体に接続された給電閉塞体とを有していることを特徴
    とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の高圧
    放電ランプ。
  6. 【請求項6】 前記電極の先端部には、2層巻以上の電
    極コイルが設けられていることを特徴とする請求項5記
    載の高圧放電ランプ。
  7. 【請求項7】 前記結合部材はコイルからなることを特
    徴とする請求項5または請求項6記載の高圧放電ラン
    プ。
  8. 【請求項8】 前記細管の熱膨張係数をC(℃-1)、前
    記側管部の熱膨張係数をD(℃-1)、前記結合部材の熱
    膨張係数をE(℃-1)とした場合、D≧C>Eなる関係
    式を満たすことを特徴とする請求項ないし請求項7の
    いずれかに記載の高圧放電ランプ。
  9. 【請求項9】 前記側管部は多結晶アルミナを含み、前
    記結合部材はモリブデンを含む場合、5.5×10-6
    ℃≧C>8×10-6/℃なる関係式を満たすことを特徴
    とする請求項ないし請求項8のいずれかに記載の高圧
    放電ランプ。
  10. 【請求項10】 前記結合部材と前記細管との隙間およ
    び前記細管と前記側管部との隙間が、それぞれ0.05
    mm以上0.15mm以下であることを特徴とする請求
    ないし請求項9のいずれかに記載の高圧放電ラン
    プ。
  11. 【請求項11】 前記細管の肉厚をt(mm)とした場
    合、0.5mm≦t≦2.0mmなる関係式を満たすこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに
    記載の高圧放電ランプ。
  12. 【請求項12】 前記細管は中心軸に沿って2分割され
    た部品からなることを特徴とする請求項1ないし請求項
    11のいずれかに記載の高圧放電ランプ。
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