JP3276624B2 - 繊維製拭材及びその関連技術 - Google Patents

繊維製拭材及びその関連技術

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JP3276624B2 JP2000104419A JP2000104419A JP3276624B2 JP 3276624 B2 JP3276624 B2 JP 3276624B2 JP 2000104419 A JP2000104419 A JP 2000104419A JP 2000104419 A JP2000104419 A JP 2000104419A JP 3276624 B2 JP3276624 B2 JP 3276624B2
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雅夫 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃対象上の塵埃
及び塵芥等を拭くための繊維製拭材、並びにその繊維製
拭材を用いた清掃方法及び清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
不織布製のシート状拭材を、柄が連結された不織布保持
ヘッド等の、拭面部を有する基体(通常、長方形板状の
基体)に、その基体の拭面部を覆うと共にその拭面部の
端縁部を屈曲状態で覆うように保持し、例えばモップと
して床面等を拭く清掃具が広く用いられている。
【0003】この種の清掃具における基体を移動させて
シート状拭材を拭対象部に対し摺動させる場合、シート
状拭材のうち基体の端縁部を覆う部分が拭対象部を拭く
前縁となるように行うのが通常である。従ってその場
合、繊維製拭材のうち基体の端縁部を覆う部分に、拭対
象部上を拭き集めた塵埃のかなりの割合が集積する。
【0004】このように基体の端縁部を覆う部分に集積
した塵埃については、シート状拭材による保持が不十分
となり易く、拭材保持具を床面等から持ち上げるとシー
ト状拭材のうち端縁部を覆う部分に集積した塵埃の相当
量が離脱することが生じがちであったため、清掃効率を
低下させる要因ともなっていた。
【0005】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、拭面部を有する基体の拭面部を覆うと共にその
端縁部を屈曲状態で覆うように保持した繊維製拭材のう
ち端縁部を覆う部分に集積した塵埃が離脱することが効
果的に防がれ、拭掃除の効率を高めることができる繊維
製拭材、並びにその繊維製拭材を用いた清掃方法及び清
掃具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の繊維製拭
材は、線状又はスリット状の複数の切れ目が一列に並ん
でなる切れ目列を1又は2以上有するシート状の繊維製
品からなる拭材であって、前記切れ目列の方向に対し、
その切れ目列を構成する各切れ目の方向が角度を有して
おり、各切れ目の両端は拭材の端縁よりも内方に位置す
ることを特徴とする。
【0007】(2) また本発明の清掃方法は、拭面部を
有する基体を備えた拭材保持具に、その基体の拭面部を
覆うと共にその拭面部のうち拭対象部に接する部分の端
縁部を屈曲状態又は湾曲状態で覆い、且つ前記端縁部と
切れ目列がほぼ平行でその端縁部に各切れ目が交差する
ように、本発明の繊維製拭材を保持させた状態で、基体
の拭面部を覆う繊維製拭材を基体により拭対象部に押し
当てて摺動させて、各切れ目をやや開いた状態とさせつ
つ拭対象部の拭掃除を行なうことを特徴とする。
【0008】(3) 更に、本発明の清掃具は、拭面部を
有する基体を備えた拭材保持具と、本発明の繊維製拭材
を有してなり、前記繊維製拭材は、その繊維製拭材の切
れ目列が前記基体の拭面部のうち拭対象部に接する部分
の端縁部とほぼ平行で且つ各切れ目がその端縁部に交差
する状態でその拭面部を覆うと共にその拭面部のうち拭
対象部に接する部分の端縁部を屈曲状態で覆い得るもの
であり、そのように基体を覆った状態で繊維製拭材を保
持し得る保持手段を備えることを特徴とする。
【0009】(4) 本発明の繊維製拭材は、拭面部を有
する基体を備えた拭材保持具に、基体の拭面部を覆うと
共にその拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部を
屈曲状態又は湾曲状態で覆い、前記端縁部と切れ目列が
ほぼ平行でその端縁部に各切れ目が交差するように保持
した状態で使用することができる。このような状態で、
基体の拭面部及び端縁部を覆う繊維製拭材を基体により
床面等の拭対象部に押し当てつつ摺動させることにより
拭掃除を行うことができる。なお、拭面部のうち拭対象
部に接する部分の端縁部は、直線状又は緩やかな曲線状
であることが好ましい。
【0010】前記のような繊維製拭材の保持により、又
は拭対象部上において基体における拭面部のうち拭対象
部に接する部分の端縁部に交差する方向に基体を移動さ
せて行う拭掃除の際の拭対象部との摩擦により、繊維製
拭材のうち前記端縁部(拭方向における前縁側の端縁
部)を覆う部分に対し、その端縁部に交差する方向に張
力が作用する。基体の端縁部に交差する各切れ目は、前
記張力によってやや開口した状態(切れ目に対し概ね垂
直な方向にやや拡がった状態)となり易いので、繊維製
拭材のうち前記端縁部を覆う部分に、やや開口した切れ
目が並んだ状態となり易い。
【0011】基体を移動させて繊維性拭材を拭対象部に
対し摺動させる場合、繊維製拭材において拭面部のうち
拭対象部に接する部分の端縁部を覆う部分が拭対象部を
拭く前縁となるように行うのが通常である。従ってその
場合、繊維製拭材のうち前記端縁部を覆う部分に、拭対
象部上を拭き集めた塵埃のかなりの割合が集積する。拭
面部が平坦面である場合、通常、拭面部の周縁部が、拭
対象部と拭面部が接する端縁部となるが、拭面部が湾曲
凸面等の凸部を有する場合、拭面部と拭対象部がなす角
度により拭対象部と拭面部が接する端縁部の位置が異な
ってくる。
【0012】繊維製拭材において基体の拭面部のうち拭
対象部に接する部分の端縁部を覆う部分においては、そ
の端縁部に対し各切れ目が交差しており、拭対象部を拭
いている状態において、前縁側に位置するそれらの切れ
目はやや開口した状態となり易い。そのため、集積した
塵埃がやや開口した各切れ目に絡まって保持され、拭材
保持具を持ち上げる等して繊維製拭材を拭対象部から例
えば垂直方向に分離した場合にも、繊維製拭材のうち前
記端縁部を覆う部分に集積した塵埃が離脱することが効
果的に防がれ、拭掃除の効率を高めることができる。
【0013】(5) 切れ目について線状又はスリット状
というのは、実質上幅がない線状又は細幅の隙間である
スリット状を意味する。
【0014】各切れ目の全長は例えば1乃至10cmと
することができる。好ましくは2乃至8cm、より好ま
しくは3乃至6cmである。
【0015】切れ目列は、通常、3、4又は5以上の切
れ目が一列に並んでなるものとすることができる。切れ
目列方向における切れ目同士の間隔は、例えば1乃至5
cmおきとすることができる。切れ目同士の間隔が大き
すぎると切れ目による塵埃保持効果が不十分となり、切
れ目同士の間隔が小さすぎると、拭掃除の際に切れ目部
分が大きくめくれ易くなるおそれがある。
【0016】切れ目同士の間隔は一定とすることが望ま
しいが、これに限るものではない。
【0017】また、1又は2以上の切れ目列のうち全て
又は一部の切れ目列において、その切れ目列を構成する
切れ目が一直線上に並んだものとすることができる。こ
のような切れ目列としては、例えば、一定の直線に対し
一定角度で傾斜した一定長さの切れ目又は2種以上の角
度で傾斜した一定長さ若しくは2種以上の長さの切れ目
がその一定直線上に一定間隔おきに並んだものを挙げる
ことができる。
【0018】更に、全て又は一部の切れ目列における全
ての切れ目が、同一形状で一定間隔おきに(例えば切れ
目列方向において1乃至3cmおき)平行に配列された
ものとすることができる。この場合、切れ目列を設ける
のが容易であるという点で繊維製拭材の製造が容易であ
る。
【0019】(6) 拭材を構成するシート状の繊維製品
は、拭対象部上の塵埃等を拭き取る効果が比較的高く製
造コストが比較的安価である等の点で、不織布であるこ
とが望ましい。
【0020】拭材は、例えばシート状をなすものとする
ことができる。拭材がシート状である場合、例えば拭材
が平行な相対する2辺を有するシート状(例えば方形シ
ート状)をなすものとすることができる。
【0021】この場合の拭材は、平行な相対する2辺を
有するシート状をなし、拭材における相対する2辺の間
の中央と前記2辺の一方との間に、その一方の辺に平行
な直線に沿って、切れ目列が設けられたものとすること
ができる。
【0022】このような切れ目列は、相対する2辺とそ
れらの中央との間にそれぞれ1ずつ設けられたものとす
ることができる。これらは互いに平行である。
【0023】また、シート状の拭材が折り目又は圧縮凹
線を1又は2以上有し、全て又は一部の切れ目列におけ
る各切れ目がその折り目又は圧縮凹線に交差するものと
することができる。
【0024】この場合、折り目又は圧縮凹線において屈
曲した状態で拭材により基体の拭面部のうち拭対象部に
接する部分の端縁部を覆うことが容易であり、それによ
り、繊維製拭材のうち前記端縁部を覆う部分において、
その端縁部に対し各切れ目が交差した状態とすることが
できる。
【0025】圧縮凹線とは、シート状の拭材の厚さ方向
に圧縮状態に固定された線状の凹部を意味する。例え
ば、繊維製の不織シートに対し一定の線に沿って加熱圧
縮を施すことにより、その線に沿った圧縮凹線を形成す
ることができる。なお、不織布等の拭材を構成するシー
ト状の繊維製品には、他にエンボス加工により直線およ
び/または曲線状の圧縮凹等を設ける等の、この種の拭
材に通常施されるような種々の加工を施すことができ
る。
【0026】シート状の拭材の例としては、直線状の1
辺を有するシート状をなし、その1辺に平行な折り目又
は圧縮凹線を有するもの;互いに平行な相対する2辺を
有するシート状又は方形シート状をなし、折り目又は圧
縮凹線が前記2辺に平行であるもの;折り目又は圧縮凹
線が直線状であり、切れ目列がその折り目に沿うもの;
ミシン目等の容易に切断し得る切離し部を介して連続し
たシート状の拭材(巻回されたものとすることができ
る)で、切離し部で切断することにより前記のような単
独使用するシート状拭材となるもの等を挙げることがで
きる。
【0027】(7) また拭材は、不織布等のシート状の
繊維製品からなる袋状物であるものとすることができ
る。
【0028】この場合の拭材は、開口部以外の周縁部が
折り返し状部により構成された袋状に形成されてなり、
全て又は一部の切れ目列における各切れ目がその折り返
し状部に交差するものとすることができる。
【0029】この折り返し状部というのは、角状(例え
ば曲率半径が1乃至2mm以下程度)又は湾曲凸部状
(例えば曲率半径が数mm乃至数cm程度)に折り返し
た部分、端縁部同士を張り合わせて折り返し状に形成し
た部分を含む。折り返し状部は、直線状のほか、曲線状
でもよい。切れ目列の方向は主な拭き方向(通常、拭面
部のうち拭対象部に接する部分の端縁部に対しほぼ垂直
な方向)に対しなるべく垂直に近いことが好ましい。
【0030】(8) 切れ目列の方向に対し、その切れ目
列を構成する各切れ目の方向が角度を有しているという
のは、切れ目の方向が切れ目列の方向に対し平行でない
ことを言う。
【0031】切れ目列を構成する各切れ目の方向は、切
れ目列の方向に対し傾斜しているものであることが好ま
しい。
【0032】切れ目列の方向に対し、その切れ目列を構
成する各切れ目の方向が傾斜している場合、各切れ目は
基体の端縁部に傾斜した状態で交差することとなる。繊
維製拭材のうち前記端縁部を覆う部分に対し繊維製拭材
の保持により作用する張力の主な方向は、その端縁部に
直交する方向となり易い。
【0033】そのため、繊維製拭材に作用する張力によ
り基体の端縁部に傾斜した状態で交差する各切れ目がや
や開口した状態となることが一層生じ易い。
【0034】また、繊維性拭材を拭対象部に対し摺動さ
せて行う拭掃除においては、基体の端縁部に対しほぼ垂
直な方向に基体を移動させる率が最も高い。従って、拭
掃除の際に繊維製拭材に作用する張力により各切れ目が
やや開口した状態となることがより生じ易くなると共
に、基体を覆う繊維製拭材のうち拭掃除を行う場合の前
縁側に集積した塵埃がやや開口した各切れ目に絡まって
保持されることがより効果的に行われる。
【0035】切れ目列の方向に対し、その切れ目列を構
成する各切れ目の方向が傾斜しているというのは、切れ
目の方向が切れ目列の方向に対し平行でも垂直でもない
ことを言う。切れ目列の方向と切れ目の方向との角度又
は傾斜は、直線同士に限らず、直線と曲線又は曲線同士
においても成立する。切れ目列の方向に対し切れ目の方
向が傾斜している場合の傾斜角度は、例えば10度(浅
い傾斜)乃至80度(深い傾斜)とすることができる
が、40度乃至70度程度であることが好ましい。
【0036】前記のように、繊維製拭材を、拭面部を有
する基体を備えた拭材保持具に、基体の拭面部を覆うと
共にその拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部を
屈曲状態で覆い、前記端縁部と切れ目列がほぼ平行でそ
の端縁部に各切れ目が交差するように保持した状態で拭
対象部を拭く際に、切れ目列の方向に対する切れ目の傾
斜角度が浅すぎると、切れ目が大きく開口しすぎて基体
が大きく露出し、却って塵埃の集積及び保持の効率を低
下させることとなる(特に、切れ目が折曲線状である場
合にこのようになり易い)。その一方、切れ目列の方向
に対する切れ目の傾斜角度が深すぎるか垂直であると、
切れ目が開口しにくくなり、繊維製拭材のうち前記端縁
部を覆う部分に集積した塵埃の離脱を効果的に防止する
ことが困難となり易い。
【0037】各切れ目は、直線状、曲線状の他、V字状
などの折曲線状、又はこれらの組み合わせ等とすること
ができる。これらのうち、折曲線状とすることは、切れ
目を開口し易くして塵埃保持を効果的に行わせる上で好
ましい。
【0038】V字状の切れ目の場合、そのV字状の切れ
目の対称軸線がほぼ切れ目列の方向に沿うものとするこ
とが好ましい。この場合におけるV字の拡開角度(折曲
角度)は、小さすぎるとV字を構成する折曲線が切れ目
列の方向に対し平行に近くなって拭掃除の際に切れ目が
大きく開きすぎることとなり易く、大きすぎると垂直に
近くなって拭掃除の際に切れ目が開き難いこととなり易
い。好適な拡開角度としては、60度乃至140度を挙
げることができる。より好ましくは90度乃至120度
程度である。
【0039】なお、切れ目の主たる方向に沿って、切れ
目の全長に比し十分に波長が短い波形、特にジグザグ波
形(三角波形)が繰り返すものとすることも、切れ目に
よる塵埃の保持上好ましい(例えば切れ目が全体として
V字状の場合、主たる方向もV字状に折曲し、V字に沿
って湾曲波形やジグザグ波形が繰り返すものであ
る。)。この場合は、切れ目列の方向に対し、切れ目の
主たる方向が傾斜したものであることが望ましい。
【0040】切れ目は、折曲している場合や湾曲してい
る場合における折曲点や湾曲部上の特定点等の局部を除
いて切れ目列の方向に対し傾斜していることが好まし
い。尤も、切れ目列の方向に対しある程度以上の長さの
部分(例えば1cm、2cm又は3cm程度以上の長さ
の部分)が傾斜していれば、他の部分が平行又は垂直で
あるものとすることもでき、必ずしも全体が切れ目列の
方向に対し傾斜していることを要しない。
【0041】切れ目がV字状などの折曲線状である場
合、その折曲点を基体の拭面部のうち拭対象部に接する
部分の端縁部に位置させて使用すると各切れ目がやや開
口した状態となることがより生じ易いので好ましい。そ
の意味で、上記のように折り目又は圧縮凹線を有するシ
ート状の拭材においては、その折り目又は圧縮凹線上に
折曲点が位置するものとすることが好ましい。尤も、こ
のように切れ目がV字状などの折曲線状である場合に、
基体の拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部に各
切れ目が交差するがその折曲点をその端縁部に位置させ
ずに使用することもでき、上記のように折り目又は圧縮
凹線を有するシート状の拭材において、その折り目又は
圧縮凹線に各切れ目が交差するがその折り目又は圧縮凹
線上に折曲点が位置しないものとすることもできる。
【0042】繊維製拭材上に切れ目列を設けるべき位置
は、前記のような拭材保持具に、基体の拭面部を覆うと
共にその拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部を
屈曲状態で覆い、前記端縁部と切れ目列がほぼ平行でそ
の端縁部に各切れ目が交差するように保持し得る位置で
あり、拭材保持具の形態及び寸法に応じたものとなる。
【0043】(9) 各切れ目の両端は拭材の端縁よりも
内方に位置する。
【0044】すなわち、例えば拭材が方形シート状であ
る場合、各切れ目の両端は、その方形の何れの辺にも達
しない。例えば、方形シート状の拭材における2組の相
対する2辺のうち一方の内側の一定部分及び他方の内側
の一定部分並びにその両部分から内方に離隔した一定部
分を除く部分に、切れ目を有するものとすることができ
る。
【0045】また、例えば拭材が袋状物である場合、各
切れ目の両端はその袋状物の開口縁に達しない。
【0046】(10) 本発明の清掃具における基体の拭面
部は、例えば、平面形状が長方形(角部が湾曲したもの
を含む)若しくはその他の多角形状の平坦面、湾曲若し
くは非湾曲(断面多角形状)凸面或いはそれらの組合せ
とすることができる。
【0047】拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁
部は、例えば、断面が角状(例えば角部の曲率半径が1
乃至2mm以下程度。その角度は、好ましくは、直角又
は60度若しくは70度等の鋭角。)又は湾曲凸部状
(例えば曲率半径が数mm乃至数cm程度の直線状又は
曲線状端縁部とすることができる。拭面部のうち拭対象
部に接する部分の端縁部の曲率半径としては5mm程度
以下が望ましい。より望ましいのは3mm又は2mm以
下である。
【0048】拭面部及びその少なくとも一部の端縁部
(好ましくは全ての端縁部)は、弾力性のある材料(合
成ゴム等のゴム状材料又はスポンジ状材料等)により構
成したもの(硬質の合成樹脂や金属等の剛性的な基体の
うち拭面部及び端縁部を弾力性のある材料により被覆し
たものや、基体全体を弾力性のある材料により形成した
もの)であることが好ましい。
【0049】基体には、作業者が基体を操作して拭掃除
を行い易くするために柄や把手等が設けられていること
が好ましい。
【0050】拭材保持具における保持手段としては、例
えば、線端部等に突起を有する複数の弾性板状舌片を突
起同士が向かい合うように設け、それらの弾性板状舌片
の間に保持するもの;面ファスナーのうちフック状要素
を多数備えたものにより、繊維製拭材(例えば不織布製
のもの)を付着保持するもの;繊維製拭材を挟持するク
リップ機構を等を挙げることができる。
【0051】このような保持手段は、基体に設けること
ができるが、基体以外の部分に設けることを妨げるもの
ではない。
【0052】繊維製拭材が袋状である場合、基体をその
袋状の繊維製拭材の内部に挿入するものとし、その基体
と袋状の繊維製拭材との摩擦により繊維製拭材が基体に
保持される(基体自体が保持手段を兼ねる)ものとする
こともでき、別に前記のような保持手段を設けることも
できる。
【0053】拭材保持具の最も普通の形態は、基体が略
長方形板状、拭面部がその基体の長方形状の底面部(通
常は平坦な底面部)で、拭面部及びその全ての端縁部が
弾力性のある材料により構成され、繊維製拭材を、拭面
部及びその拭面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部
のうち一対の長辺に沿った両端縁部を屈曲状態で覆うよ
うに基体の上面側に設けた保持手段で保持し得るもので
ある。
【0054】従って本発明の繊維製拭材の最も普通の形
態としては、この最も普通の形態の拭材保持具の基体に
このように保持された場合に、前記切れ目列を、互いに
平行な状態で一対有するものを挙げることができる。
【0055】この場合、前記のように拭材保持具に保持
した状態において、一方の切れ目列を構成する各切れ目
が、一方の長辺に沿った端縁部に、(好ましくは傾斜し
た状態で)交差し、他方の切れ目列を構成する各切れ目
が他方の長辺に沿った端縁部に(好ましくは傾斜した状
態で)交差し得るものとすることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0057】図1は、本発明の繊維製拭材の実施の形態
の一例としての拭掃除用不織布(シート状拭材)の平面
図、図2は、本発明の清掃具の実施の形態の一例につい
ての斜視図である。
【0058】清掃具は、拭掃除用不織布10と、平面長
方形状の不織布保持ヘッド12a(基体)に柄12bが
連結されてなる拭材保持具12からなる。不織布保持ヘ
ッド12aの底面である拭面部12cは長方形状の平面
であり、その拭面部12c及びその全周縁部は、弾力性
のある合成ゴムにより形成されている。図3は、その拭
材保持具の要部側面図である。
【0059】この拭掃除用不織布10は、平面長方形状
の合成繊維製の不織布であり、長辺に平行な2本の直線
状の位置決め用圧縮凹線16(折り目であってもよい)
を、短辺における4分の1及び4分の3の位置(短辺方
向の対称位置)に有すると共に、V字状の切れ目18a
からなる2組の切れ目列18を有する。各切れ目列18
におけるV字状の切れ目18aは線状であり、V字状の
切れ目18aの折曲点(V字の頂点)及び対称軸線が圧
縮凹線上に位置する。また、各切れ目列におけるV字状
の切れ目18aは拡開角度が約110度の同一形状であ
り、一定間隔おきに設けられている。
【0060】前記圧縮凹線16は、何れも加熱圧縮によ
って厚さ方向に圧縮状態に固定された線状の凹部であ
り、拭掃除用不織布10の両面に共通である。圧縮凹線
を容易且つ確実に形成する上で、本発明における不織シ
ートを構成する繊維は、全て又は一部が、加熱されるこ
とにより溶融する繊維(例えばポリエステル等の合成繊
維)であることが好ましい。
【0061】不織布保持ヘッド12aの主たる拭方向
は、拭く範囲が広くなる短手方向である。拭掃除用不織
布10に設けられた2本の圧縮凹線16間の距離は、不
織布保持ヘッド12aの短手方向長さに対応する。
【0062】拭掃除用不織布10を不織布保持ヘッド1
2aに保持する場合、位置決め圧縮凹線16に挟まれた
内側を不織布保持ヘッド12aの底面に位置させ、各位
置決め圧縮凹線16の外側を、不織布保持ヘッド12a
の上面側に折り返し、不織布保持ヘッド12aの上面に
設けられた弾性舌片からなる挟持部12dに挟持させ
る。このようにして、拭掃除用不織布10により、不織
布保持ヘッド12aの拭面部12cを覆うと共に、その
拭面部12cの周縁のうち両長辺部12e(主たる拭方
向に垂直な辺)を屈曲状態で覆うことができ、而もこの
状態において、各切れ目列18における各切れ目18a
は、そのV字の対称軸線が両長辺部12eにほぼ一致す
る状態でその両長辺部12eに交差することとなる。
【0063】このように拭掃除用不織布10を不織布保
持ヘッド12aに保持したことによりその拭掃除用不織
布10のうち両長辺部12eを覆う部分に対しほぼ拭面
部12cの短手方向に作用し得る張力により、又は、床
面等の拭対象部上においてほぼ前記主たる拭方向に不織
布保持ヘッド12aを移動させて行う拭掃除の際の拭掃
除用不織布10と床面等との摩擦によりその拭掃除用不
織布10のうち前縁側の長辺部12eを覆う部分に対し
ほぼ拭面部12cの短手方向に作用し得る張力により、
各切れ目18aはやや開口した状態となる。
【0064】床面等の拭対象部上においてほぼ前記主た
る拭方向に不織布保持ヘッド12aを移動させて行う拭
掃除においては、拭掃除用不織布10のうち前記長辺部
12eを覆う部分に、図2に二点鎖線で示すように、拭
対象部上を拭き集めた塵埃20のかなりの割合が集積す
る。拭掃除用不織布10のうち前記長辺部12eを覆う
部分に、やや開口した切れ目18aが並んだ状態で拭掃
除が行われることにより、集積した塵埃20が各切れ目
18aに絡まって保持され、不織布保持ヘッド12aを
持ち上げる等して拭掃除用不織布10を拭対象部から例
えば垂直方向に分離した場合にも、拭掃除用不織布10
のうち前記長辺部12eを覆う部分に集積した塵埃20
が離脱することが効果的に防がれ、拭掃除の効率を高め
ることができる。使用後この拭掃除用不織布10を不織
布保持ヘッド12aから取り外した状態においては、例
えば図1に二点鎖線で示すように両圧縮凹線16に沿っ
て塵埃20が集積した状態で保持されることとなる。
【0065】図4は、容易に切断し得るミシン目部22
を介して連続した拭掃除用不織布24が巻回されたもの
を示す。ミシン目部22で切離した場合の各拭掃除用不
織布は、図1の拭掃除用不織布10と同様である。
【0066】図5に示す拭掃除用不織布26は、各切れ
目28を、その主たる方向に沿って、切れ目28の全長
に比し十分に波長が短いジグザグ波形が繰り返すものと
して塵埃保持効果を高めようとしたものであることを除
き、図1の拭掃除用不織布10と同様である。
【0067】図6に示す拭掃除用不織布30は、各切れ
目32を、圧縮凹線16に対し垂直なものとしたことを
除き、図1の拭掃除用不織布10と同様である。
【0068】図7に示す拭掃除用不織布34は、各切れ
目36を、その主たる方向である圧縮凹線16に対し垂
直な方向に沿って、切れ目36の全長に比し十分に波長
が短いジグザグ波形が繰り返すものとして塵埃保持効果
を高めようとしたものであることを除き、図6の拭掃除
用不織布30と同様である。
【0069】図8は、本発明の繊維製拭材の実施の形態
の更に別の例としての清掃具の上面側斜視図である。こ
の清掃具は、不織布製の拭掃除用袋体50と、その拭掃
除用袋体50と、断面略楕円形状の拭掃除用袋体保持ヘ
ッド52a(基体)に柄52bが連結されてなる拭材保
持具52からなる。拭掃除用袋体保持ヘッド52aの底
面である拭面部52cは湾曲凸面であり、その拭面部5
2c及びその全周縁部は、柔軟性のあるスポンジ状材料
により形成されている。
【0070】図9は、図8の拭掃除用袋体50の下面側
斜視図である。この拭掃除用袋体50は、後端部が開口
し、左右両側部(不織布の折り返し部又は貼り合せ部)
に、V字状の切れ目54aからなる2組の切れ目列54
を有する。
【0071】図8は、拭掃除用袋体50に対しその開口
部から拭掃除用袋体保持ヘッド52aを挿入する途中の
状態であるが、挿入を完了した状態において、各切れ目
列54における各切れ目54aは、そのV字の対称軸線
が左右両側部の上下境界線56にほぼ一致する状態でそ
の両上下境界線56に交差することとなる。
【0072】このように拭掃除用袋体50を拭掃除用袋
体保持ヘッド52aに保持したことによりその拭掃除用
袋体50のうち上下境界線56を含む左右両側部を覆う
部分に対しほぼ拭面部52cの短手方向に作用し得る張
力により、又は、床面等の拭対象部上において主たる拭
方向である前記短手方向に拭掃除用袋体保持ヘッド52
aを移動させて行う拭掃除の際の拭掃除用袋体50と拭
対象面との摩擦によりその拭掃除用袋体50のうち前縁
側の側縁部を覆う部分に対しほぼ拭面部52cの短手方
向に作用し得る張力により、各切れ目54aはやや開口
した状態となる。
【0073】床面等の拭対象部上においてほぼ前記主た
る拭方向に拭掃除用袋体保持ヘッド52aを移動させて
行う拭掃除においては、拭掃除用袋体50のうち前記左
右両側部を覆う部分に、拭対象部上を拭き集めた塵埃の
かなりの割合が集積する。拭掃除用袋体50のうち前記
側縁部を覆う部分に、やや開口した切れ目54aが並ん
だ状態で拭掃除が行われることにより、集積した塵埃が
各切れ目54aに絡まって保持され、拭掃除用袋体保持
ヘッド52aを持ち上げる等して拭掃除用袋体50を拭
対象部から例えば垂直方向に分離した場合にも、拭掃除
用袋体50のうち前記側縁部を覆う部分に集積した塵埃
が離脱することが効果的に防がれ、拭掃除の効率を高め
ることができる。
【0074】なお、拭面部52cを平坦面とすることも
勿論可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、拭面部を有する基体を
備えた拭材保持具に、基体の拭面部を覆うと共にその拭
面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部を屈曲状態又
は湾曲状態で覆い、前記端縁部と切れ目列がほぼ平行で
その端縁部に各切れ目が交差するように保持した状態
で、基体の拭面部及び端縁部を覆う繊維製拭材を基体に
より床面等の拭対象部に押し当てつつ摺動させることに
より拭掃除を行うことができる。この場合、本発明の繊
維製拭材のうち前記端縁部を覆う部分にやや開口した切
れ目が並んだ状態となり易い。そのため、拭掃除により
前記端縁部に集積した塵埃がやや開口した各切れ目に絡
まって保持されるものとすることにより、拭材保持具を
持ち上げる等して繊維製拭材を拭対象部から例えば垂直
方向に分離した場合にも、繊維製拭材のうち前記端縁部
を覆う部分に集積した塵埃が離脱することを効果的に防
いで、拭掃除の効率を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】拭掃除用不織布の平面図である。
【図2】清掃具の斜視図である。
【図3】拭材保持具の要部側面図である。
【図4】別の拭掃除用不織布の斜視図である。
【図5】更に別の拭掃除用不織布の平面図である。
【図6】更に別の拭掃除用不織布の平面図である。
【図7】更に別の拭掃除用不織布の平面図である。
【図8】別の清掃具の上面側斜視図である。
【図9】図8に示された拭掃除用袋体の下面側斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 拭掃除用不織布 12 拭材保持具 12a 不織布保持ヘッド 12b 柄 12c 拭面部 12d 挟持部 12e 長辺部 16 圧縮凹線 18 切れ目列 18a 切れ目 20 塵埃 22 ミシン目部 24 拭掃除用不織布 26 拭掃除用不織布 28 切れ目 30 拭掃除用不織布 32 切れ目 34 拭掃除用不織布 36 切れ目 50 拭掃除用袋体 52 拭材保持具 52a 拭掃除用袋体保持ヘッド 52b 柄 52c 拭面部 54 切れ目列 54a 切れ目 56 上下境界線

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線状又はスリット状の複数の切れ目が一列
    に並んでなる切れ目列を1又は2以上有するシート状の
    繊維製品からなる拭材であって、前記切れ目列の方向に
    対し、その切れ目列を構成する各切れ目の方向が角度を
    有しており、各切れ目の両端は拭材の端縁よりも内方に
    位置することを特徴とする繊維製拭材。
  2. 【請求項2】全て又は一部の切れ目列において、その切
    れ目列を構成する切れ目が一直線上に並んでいる請求項
    1記載の繊維製拭材。
  3. 【請求項3】全て又は一部の切れ目列における全ての切
    れ目が、同一形状で一定間隔おきに平行に配列されたも
    のである請求項1又は2記載の繊維製拭材。
  4. 【請求項4】拭材が不織布製である請求項1、2又は3
    記載の繊維製拭材。
  5. 【請求項5】拭材がシート状をなす請求項1、2、3又
    は4記載の繊維製拭材。
  6. 【請求項6】拭材が、平行な相対する2辺を有するシー
    ト状をなし、拭材における相対する2辺の間の中央と前
    記2辺の一方との間に、その一方の辺に平行な直線に沿
    って、切れ目列が設けられたものである請求項5記載の
    繊維製拭材。
  7. 【請求項7】シート状拭材が折り目又は圧縮凹線を1又
    は2以上有し、全て又は一部の切れ目列における各切れ
    目がその折り目に交差するものである請求項5又は6記
    載の繊維製拭材。
  8. 【請求項8】切れ目列の方向に対し、その切れ目列を構
    成する各切れ目の方向が傾斜している請求項1、2、
    3、4、5、6又は7記載の繊維製拭材。
  9. 【請求項9】切れ目がV字状をなし、各切れ目の対称軸
    線がほぼ切れ目列の方向に沿うものである請求項1、
    2、3、4、5、6、7又は8記載の繊維製拭材。
  10. 【請求項10】拭面部を有する基体を備えた拭材保持具
    と、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載
    の繊維製拭材を有してなり、前記繊維製拭材は、その繊
    維製拭材の切れ目列が前記基体の拭面部のうち拭対象部
    に接する部分の端縁部とほぼ平行で且つ各切れ目がその
    端縁部に交差する状態でその拭面部を覆うと共にその拭
    面部のうち拭対象部に接する部分の端縁部を屈曲状態又
    は湾曲状態で覆い得るものであり、そのように基体を覆
    った状態で繊維製拭材を保持し得る保持手段を備えるこ
    とを特徴とする清掃具。
  11. 【請求項11】拭面部を有する基体を備えた拭材保持具
    に、その基体の拭面部を覆うと共にその拭面部のうち拭
    対象部に接する部分の端縁部を屈曲状態又は湾曲状態で
    覆い、且つ前記端縁部と切れ目列がほぼ平行でその端縁
    部に各切れ目が交差するように、請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8又は9記載の繊維製拭材を保持させ
    た状態で、基体の拭面部を覆う繊維製拭材を基体により
    拭対象部に押し当てて摺動させて、各切れ目をやや開い
    た状態とさせつつ拭対象部の拭掃除を行なうことを特徴
    とする清掃方法。
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