JP3275330B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3275330B2 JP27696991A JP27696991A JP3275330B2 JP 3275330 B2 JP3275330 B2 JP 3275330B2 JP 27696991 A JP27696991 A JP 27696991A JP 27696991 A JP27696991 A JP 27696991A JP 3275330 B2 JP3275330 B2 JP 3275330B2
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久志 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCVD(化学蒸着)装置
等の半導体製造装置に係り、特に枚葉式CVD装置に使
用されるウェーハ加熱用ヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程の1つに、シリコンウェ
ーハを低圧反応ガス雰囲気中で加熱し、ウェーハ表面に
反応生成物を蒸着させる工程(CVD)がある。この反
応生成物を蒸着させるCVD装置として、ウェーハを1
枚ずつ処理する枚葉式のCVD装置がある。
【0003】図4は本発明の対象となる枚葉式CVD装
置の1例を示す構成説明図、図5は図4におけるヒータ
の1例を示す平面図、図6はその正面図である。図4に
おいて反応室4内にウェーハ置台5が設けられ、このウ
ェーハ置台5上にサセプタ6が設けられており、このサ
セプタ6上にウェーハ7が載置されている。
【0004】ウェーハ置台5の下方に抵抗加熱型ヒータ
1が設けられており、このヒータ1によりサセプタ6が
加熱され、更にウェーハ7が加熱される。ウェーハ7の
上方の反応室4上壁には反応ガスを噴出するノズル8が
固定されている。
【0005】このような枚葉式CVD装置は、反応室4
内を減圧し、ノズル8より反応ガスを噴出すると共にヒ
ータ1によりサセプタ6を介してウェーハ7を加熱し、
ウェーハ表面にCVD膜を生成する装置である。
【0006】上記の枚葉式CVD装置に使用される従来
のウェーハ加熱用ヒータ1としては、図5,6に示すよ
うに抵抗加熱型渦巻状ヒータであり、その両端部に電力
を印加する電極端子2が接続されている。ウェーハ7の
温度は電極端子2間に印加する電力を変化させることに
より制御される構成になっている。
【0007】CVD処理において、反応生成物の蒸着に
よって生成されるCVD膜は、ウェーハ表面の温度によ
って異なってくる。従って均一な膜厚にするためには、
ヒータ1による温度制御によってウェーハ温度を制御し
なければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来ヒータ
にあっては、ヒータ1に印加する電力を導入するMo ,
Sus等の電極端子2が電極部分からの放熱によりそれ以
外のヒータ部分よりも著しく温度が低下してしまうた
め、それに伴いウェーハ温度に低温部が生じ、ウェーハ
表面に均一な膜厚のCVD膜が得られないという課題が
ある。
【0009】なお、ウェーハ7の直径よりもサセプタ6
の直径が大きく、これに対応してヒータ1の直径も定め
られているため、ヒータ1の中心部の電極端子2部分と
外側部の電極端子2部分のうち、主に中心部の電極端子
2部分の温度低下が問題になる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、反応室内に設けたサセプタ上にウェーハを
載置し、該サセプタの下方に抵抗加熱型ヒータを設け、
該ヒータによりサセプタを介してウェーハを加熱処理す
る半導体製造装置において、電力が印加される抵抗加熱
型ヒータの少なくとも中心側の端部に、該ヒータの端部
分の温度低下を補償する該ヒータとは別体の補助ヒータ
接続してなる。
【0011】
【作用】このような構成とすることによりヒータ1の端
部分1Aの温度低下を補助ヒータ3により補償すること
ができ、ウェーハ表面に均一な膜厚のCVD膜を得るこ
とができることになる。
【0012】
【実施例】図1(A)は本発明の半導体製造装置に係る
ヒータの第1実施例を示す平面図、図1(B)はその正
面図である。この第1実施例は、図4の枚葉式CVD装
置において、電力が印加される抵抗加熱型渦巻状ヒータ
1の中心側端部を下方に折曲げて、この部分をヒータ1
の端部分1Aの温度低下を補償する補助ヒータ3とした
構成とする。
【0013】第1実施例において渦巻状ヒータ1の電極
端子2間に電力を印加すると、ヒータ1の中心側の電極
端子2部分の温度低下を補助ヒータ3により補償するこ
とができることになる。
【0014】図2は第2実施例を示す正面図である。こ
の第2実施例は抵抗加熱型渦巻状ヒータ1の中心側端部
に、2つの補助ヒータ3を連ねてなる。この第2実施例
においても図1の第1実施例と同様の作用効果を奏する
ことになる。
【0015】図3は第3実施例を示す正面図である。こ
の第3実施例は抵抗加熱型渦巻状ヒータ1の中心側電極
端子2に補助ヒータ3を接続し、この補助ヒータ3に電
極端子2Aを接続してなる。この第3実施例についても
上記第1,第2実施例と同様の作用効果を奏することに
なる。
【0016】なお、ウェーハ7はその表面の温度が最高
1500℃位まで加熱され、膜生成時のウェーハ温度は
1000℃程度である。又、ヒータ1に電力を印加する
電極端子2は一般にネジ等でヒータ1の端部に緩まない
ように接続し、端子部分の発熱を少なくしている。
【0017】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、反応室内
に設けたサセプタ上にウェーハを載置し、該サセプタの
下方に抵抗加熱型ヒータを設け、該ヒータによりサセプ
タを介してウェーハを加熱処理する半導体製造装置にお
いて、電力が印加される抵抗加熱型ヒータの少なくとも
中心側の端部に、該ヒータの端部分の温度低下を補償す
る該ヒータとは別体の補助ヒータを接続してなるので、
ヒータの端部分の温度低下を補助ヒータにより補償する
ことができ、ウェーハの温度を均一にできるため、ウェ
ーハ表面に均一な膜厚のCVD膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の半導体製造装置に係るヒータ
の第1実施例を示す平面図、(B)はその正面図であ
る。
【図2】第2実施例を示す正面図である。
【図3】第3実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の対象となる枚葉式CVD装置の1例を
示す構成説明図である。
【図5】図4におけるヒータの1例を示す平面図であ
る。
【図6】その正面図である。
【符号の説明】
1 抵抗加熱型(渦巻状)ヒータ 1A 端部分 2 電極端子 2A 電極端子 3 補助ヒータ 4 反応室 5 ウェーハ置台 6 サセプタ 7 ウェーハ 8 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 文秀 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際 電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−278322(JP,A) 特開 昭51−135363(JP,A) 特開 平3−80530(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室内に設けたサセプタ上にウェーハ
    を載置し、該サセプタの下方に抵抗加熱型ヒータを設
    け、該ヒータによりサセプタを介してウェーハを加熱処
    理する半導体製造装置において、 電力が印加される抵抗加熱型ヒータの少なくとも中心側
    端部に、該ヒータの端部分の温度低下を補償する該ヒ
    ータとは別体の補助ヒータを接続してなる半導体製造装
    置。
  2. 【請求項2】 抵抗加熱型ヒータの端部に、複数の補助
    ヒータを連ねてなる請求項1の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 抵抗加熱型ヒータの電極端子に、補助ヒ
    ータを接続してなる請求項1の半導体製造装置。
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