JP3275013B2 - 自動フアイル最新化方式 - Google Patents

自動フアイル最新化方式

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JP3275013B2
JP3275013B2 JP32854096A JP32854096A JP3275013B2 JP 3275013 B2 JP3275013 B2 JP 3275013B2 JP 32854096 A JP32854096 A JP 32854096A JP 32854096 A JP32854096 A JP 32854096A JP 3275013 B2 JP3275013 B2 JP 3275013B2
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敏雅 石井
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エヌイーシーシステムテクノロジー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動フアイル最新化
方式に関し、特に更新対象フアイル所有コンピュータ装
置の更新対象フアイルをマスタフアイル所有コンピュー
タ装置の最新のマスタフアイルに自動的に置き換え最新
版にする自動フアイル最新化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動フアイル最新化方式
は、同じ実行プログラムやデータフアイルなどを複数の
コンピュータ装置に配布し活用している環境において、
そのマスターとなるフアイルがバージョンアップや更新
された場合に各コンピュータ装置の対象となるフアイル
を最新化するために用いられている。
【0003】従来の自動フアイル最新化方式の一例が、
特開平07−141242号公報に記載されている。
【0004】この公報に記載された自動フアイル最新化
方式は、マスタフアイルを所有する1つのコンピュータ
装置を頂点として複数の階層構造の接続方法で接続され
た各コンピュータ装置全てに自動フアイル最新化装置を
設置している。
【0005】そして、マスタフアイルが新しくなったタ
イミングで、マスタフアイル所有コンピュータ装置主導
でマスタフアイル所有コンピュータ装置が1階層下位の
各コンピュータ装置の自動フアイル最新化装置にマスタ
フアイルと配布先コンピュータ装置情報を送付する。
【0006】各更新対象フアイル所有コンピュータ装置
に設置してある自動フアイル最新化装置は、上位階層の
自動フアイル最新化装置から送られるマスタフアイルと
配布先コンピュータ装置情報とを受け取り、更新対象フ
アイルの更新を行なった後に、連鎖的に各下位階層の配
布先のコンピュータ装置へマスタフアイルと自コンピュ
ータ装置の情報を削除した配布先コンピュータ装置情報
とを送信配布する処理を、末端の更新対象フアイル所有
のコンピュータ装置にまで繰り返し処理する技術が記載
されている。
【0007】また、従来の自動フアイル最新化方式の他
の一例が、特開平03−282745号公報に記載され
ている。
【0008】この公報に記載された自動フアイル最新化
方式は、マスタフアイルを所有するコンピュータ装置を
サーバコンピュータ装置、更新対象フアイルを所有する
コンピュータ装置をクライアントコンピュータ装置とい
う関係で接続し、各コンピュータ装置に自動フアイル最
新化装置を設置し、サーバコンピュータ装置にはさらに
各マスタフアイルの更新情報を管理する更新情報データ
ベースフアイルを設けてある。
【0009】そして、クライアントコンピュータ装置の
起動時や定刻起動などの契機に、それぞれのクライアン
トコンピュータ装置主導で、必ずクライアントコンピュ
ータ装置がサーバコンピュータ装置からサーバコンピュ
ータ装置管理の全マスタフアイルの更新情報データベー
スフアイルを受信し、対象のマスタフアイルと更新対象
フアイルの新旧を判断し、更新対象フアイルが古いと判
明した場合にフアイルの最新化処理を行なう技術が記載
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
自動フアイル最新化方式において、特開平07−141
242号公報記載の技術では、マスタフアイル所有コン
ピュータ装置側が主導権を持って、複数階層構造に接続
された1つ下位の全コンピュータ装置にマスタフアイル
を一括送信し、受信した各コンピュータ装置がさらにそ
れぞれの1つ下位の全コンピュータ装置に受信したマス
タフアイルを送信し、末端のコンピュータ装置まで連鎖
的にマスタフアイルの配布処理を繰り返す処理を行なっ
ているので、一括更新のタイミング時に、下位コンピュ
ータ装置のいずれかが障害であった場合には、その障害
コンピュータおよびその下位のコンピュータは最新化で
きないこととなる。すなわち、必ず全コンピュータ装置
を稼働状態にし、ダウンしないようにしなければならな
いという問題点がある。
【0011】さらに、複数の互いに関連のある更新対象
フアイル(例えば、給与計算規則フアイルとこれに基づ
く給与計算プログラムフアイル等)を所有しているコン
ピュータ装置では、それぞれの更新対象フアイルに対応
するマスタフアイルを所有するコンピュータ装置が異な
っている場合には互いに関連のある更新対象フアイルの
更新タイミングが一致せず、それらのフアイルを使用す
る処理に不都合を来たす場合が生ずるという問題点があ
る。
【0012】また、特開平03−282745号公報記
載の技術では、更新対象フアイル所有コンピュータ装置
がマスタフアイル所有コンピュータ装置から直接マスタ
フアイルの配信を受ける方式であり、全ての更新対象フ
アイル所有コンピュータ装置がマスタフアイル所有コピ
ュータ装置と直接接続されていなければならず、階層構
成をとることができないという問題点がある。
【0013】次に、従来のフアイルの最新化処理では、
各更新対象フアイル所有コンピュータ装置の更新対象フ
アイルを最新のマスタフアイルに変更する処理しか行な
わないので、マスタフアイルの最新化に伴なう別の関連
フアイルの入手やその他の関連処理の実行などの各更新
対象フアイル所有コンピュータ装置毎にカスタマイズ処
理の実現(例えばフアイルの最新化処理の前では更新対
象フアイルのバックアップ処理を行なわせたり、フアイ
ル最新化処理の後では、スケジュールデータ(会議が延
長したなどのスケジュールの実績を記録する情報)フア
イルの最新化に伴なってその会議延長後のスケジュール
の再調整を行なうプログラムの実行を行ないスケジュー
ルの調整をする処理や、車のナビゲーションシステムで
通過コースデータを記録するフアイルの変更に伴ない誘
導する経路の再選択処理など行なわせる)には、利用者
がフアイルの最新化処理のタイミングを察知して独自の
処理を作り込んで実行させなければならないという欠点
がある。
【0014】本発明の目的は、利用者がフアイルの最新
化を自動で行なう場合に、事前に簡易な処理条件の定義
を用意するだけで、複雑な処理方法の指定や操作を軽減
し、フアイルの保守作業の効率を格段に向上できる自動
フアイル最新化方式を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、利用者はフアイルの
最新化処理に伴ない、各コンピュータ装置毎にカスタマ
イズが必要な処理もフアイルの最新化処理に伴ない自動
実行させて、保守性の向上と処理忘れを防止する自動フ
アイル最新化方式を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明の自動ファイ
ル最新化方式は、マスタフアイルを有するコンピュータ
装置と、前記マスタフアイルを有するコンピュータ装置
に接続された更新対象フアイルを有するコンピュータ装
置とを有し、 前記マスタフアイルを有するコンピュータ
装置が前記更新対象フアイル内に格納されている更新日
時情報を伴なうマスタフアイル転送要求の受信に応答し
て前記マスタフアイルの更新日時が前記更新対象フアイ
ルの更新日時情報より新しいときには前記マスタフアイ
ルを要求元に転送しそれ以外のときには転送不要を通知
する第1の自動フアイル最新化装置を備え、 前記更新対
象フアイルを有するコンピュータ装置が少なくとも複数
の更新対象フアイルの所在情報とその更新対象ファイル
に対応する前記マスタファイルの所在情報とを含む更新
条件情報を格納する更新対象フアイル情報管理フアイル
と、予め規定されている更新時点を示す最新化タイミン
グをチェックするタイミングの到来を監視しその到来時
に前記最新化タイミングの種類を示す最新化タイミング
情報を発生する最新化タイミング監視手段と、前記最新
化タイミング情報の供給に応答して前記更新対象フアイ
ル情報管理フアイルから前記最新化タイミング情報に対
応する更新フアイルを検索しこの更新フアイル内に格納
されている更新日時情報を伴なうマスタフアイル転送要
求を行なう更新対象フアイル情報管理フアイル操作処理
手段とを備える第2の自動フアイル最新化装置を備え、
前記第2の自動フアイル最新化装置が、階層構造のネッ
トワーク内にあり更新対象フアイルを有するコンピュー
タ装置には1段下位の装置からの更新日時情報を伴なう
フアイル転送要求の受信に応答して対応する更新対象フ
アイルの更新条件情報を検索し、対応するフアイルの最
新化タイミング情報が前記1段下位の装置からのフアイ
ル転送要求時を含むときには1段上位の装置の対応する
フアイルに基づいて最新化を行なった後の更新対象フア
イルの更新日時が、前記1段下位装置からの更新日時情
報より新しいときには前記更新対象フアイルを要求元に
転送しそれ以外のときには転送不要を通知すること、お
よび、前記最新化タイミン グ情報がフアイル転送要求時
を含まないときには自装置にある対応する更新対象フア
イルの更新日時が、前記1段下位装置からの更新日時情
報より新しいときには前記更新対象フアイルを要求元に
転送しそれ以外のときには転送不要を通知することを特
徴とする。
【0017】
【0018】第の発明の自動フアイル最新化方式は、
1の発明の自動フアイル最新化方式の第2の自動フア
イル最新化装置において、更新対象フアイル情報管理フ
アイルにはフアイルの最新化処理の前および後に付随し
て行なう処理を予め登録しておき最新化処理に際して更
新対象フアイル情報管理フアイル操作処理手段の指示に
応じて対応する処理を実行する利用者処理実行手段を有
することを特徴としている。
【0019】第の発明の自動フアイル最新化方式は、
1または第2の発明の自動フアイル最新化方式の第2
の自動フアイル最新化装置において、更新対象フアイル
情報管理フアイルには1つ以上の更新対象フアイルの所
在情報とそのマスタフアイルの所在情報とその最新化タ
イミング情報とを有することを特徴としている。
【0020】第の発明の自動フアイル最新化方式は、
の発明の自動フアイル最新化方式において、マスタ
フアイルの所在情報は1つ以上の1段上位装置を、複数
のときは優先順位を付して登録することを特徴としてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の構成の基本概念を記
述する。
【0022】本発明では、コンピュータ装置毎に使用す
るフアイルの更新処理関連情報を記憶する更新対象フア
イル情報管理フアイルを用意し、これを参照して、自動
フアイル最新化装置が更新処理動作を行なうこととして
いる。
【0023】本発明では、更新対象フアイルを使用する
コンピュータ装置が更新を必要とするタイミングである
最新化タイミングを予め規定しておき、これを更新対象
フアイル情報管理フアイルに登録しておき、これを検出
してフアイルの更新処理を行なわせている。すなわち、
更新処理は自律的に行なわれるのであり、後述の一部の
更新経路に関係するコンピュータ装置を除いては、この
更新処理によって他のコンピュータ装置には影響を及ぼ
すことなく、また、他のコンピュータ装置のフアイル更
新処理に強制的に影響を受けることもない。
【0024】また、これにより複数の更新対象フアイル
の最新化タイミングを同じとしておけば、更新処理は自
律的に行なわれるので、同一コンピュータ装置で使用す
る複数の更新対象フアイルを同時に更新することがで
き、更に、複数の関連ある更新対象フアイルの更新処理
に際してのマスタフアイル所有コンピュータ装置の相違
による従来の欠点も解決できる。
【0025】各コンピュータの接続関係に基き、マスタ
フアイルとそれに基づいて更新が行なわれる複数の更新
対象フアイルの更新経路を複数の階層的な接続関係で作
成する。すなわち、更新対象フアイル所有コンピュータ
装置は、更新経路上階層的に一段上位のコンピュータ装
置の対応するフアイルをマスタフアイルと見なしてこの
所在を更新対象フアイル情報管理フアイルに登録してお
き、これを参照して更新処理を行なうこととしている。
これにより、更新経路上末端の更新対象フアイル所有コ
ンピュータ装置で、本来のマスタフアイルを所有してい
るコンピュータ装置と直接接続していなくとも、その上
位にあるコンピュータ装置が連鎖的に最新化が行なわ
れ、結果として、この末端の更新対象フアイル所有コン
ピュータ装置を含む更新経路上の装置は全て最新のマス
タフアイルによる最新化が行なわれることとなる。
【0026】この場合、一段上位のコンピュータ装置を
優先順位を決めて複数指定しておけば、迂回経路経由に
よる障害対策として活用できる。
【0027】フアイルの最新化処理に伴ない、その処理
の前後で利用者が実行したい処理を更新対象フアイル情
報管理フアイルに登録して、指定されている利用者指定
の処理を実行させる。このため、フアイルの最新化処理
の前に画面にマスタフアイル所有コンピュータ装置の起
動確認を行なう旨のメッセージを表示させたり、最新化
処理の後に関係者にメールを送信するといったような利
用者独自の処理をフアイルの最新化処理に伴い実行させ
ている。
【0028】次に、本発明の自動フアイル最新化方式の
第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0029】図1には、単純な例として、マスタフアイ
ル12を所有するマスタフアイル所有コンピュータ装置
1と更新対象フアイル22を所有する更新対象フアイル
所有コンピュータ装置2とが直接接続されているシステ
ムが示されており、更新対象フアイル22はマスタフア
イル12に基づいて更新されることとする。この場合、
マスタフアイル12を所有するマスタフアイル所有コン
ピュータ装置1に複数の更新対象フアイル22を所有す
る更新対象フアイル所有コンピュータ装置2がそれぞれ
直接接続されているシステムであっても、以下の説明は
一般性を有する。
【0030】マスタフアイル12を所有するマスタフア
イル所有コンピュータ装置1には、自動フアイル最新化
装置11を備え、更新が必要とされる更新対象フアイル
22を持つ更新対象フアイル所有コンピュータ装置2に
は、自動フアイル最新化装置21を備えている。
【0031】自動フアイル最新化装置21は、フアイル
更新関連情報を格納した更新対象フアイル情報管理フア
イル23と、マスタフアイル12を所有するマスタフア
イル所有コンピュータ装置1とフアイル送受やフアイル
の更新日付などの情報を送受する通信を行なう通信処理
手段211と、マスタフアイル12のデータに基づいて
更新対象フアイル22を更新するフアイル操作処理手段
212と、更新対象フアイル情報管理フアイル23の情
報を参照し対応する処理を行なう更新対象フアイル情報
管理フアイル操作処理手段213と、予め規定されてい
る1つ以上の最新化タイミングをチェックするタイミン
グを監視検知して最新化タイミング情報を発生する最新
化タイミング監視手段214と、更新対象フアイル情報
管理フアイル23に設定されている利用者プログラム2
4を指示のタイミングで実行する利用者処理実行手段2
15とを有している。
【0032】自動フアイル最新化装置11は、フアイル
更新のための情報を送受する通信を行なう通信処理手段
111と、マスタフアイル12を参照し必要によりマス
タフアイル12のフアイル送信処理を行なうフアイル操
作処理手段112とを備えている。
【0033】図2には、更新対象フアイル情報管理フア
イル23のデータ格納の一例が示してある。
【0034】更新対象フアイル情報管理フアイル23に
は、そのコンピュータが有する更新を必要とするフアイ
ルがエントリされており、そしてそのそれぞれの更新に
関連する条件等の情報が格納されている。
【0035】すなわち、更新対象フアイル情報管理フア
イル23には、それぞれの更新対象フアイル22の所在
情報201と、そのマスタフアイル12の所在情報20
2と、更新対象フアイルを最新化する契機である最新化
タイミング情報203と、利用者がフアイルの最新化処
理に伴なってその前後でそれぞれ実行したい利用者プロ
グラム24の情報である実行利用者処理情報204が格
納されており、これらのデータは更新対象フアル情報管
理フアイル操作処理手段213により、予め登録され、
必要により更新される。
【0036】更新対象フアイルの所在情報201は、コ
ンピュータ内で更新対象フアイルがどのような名前で、
どこに格納されているのかを示す情報であり、フアイル
の名前を含む所在情報を「/」から示した「絶対パス」
で示してある。
【0037】マスタフアイルの所在情報202は「絶対
パス」と「マシンアドレス」とから構成されており、
「絶対パス」は上述の通りであり、「マシンアドレス」
はマスタフアイルの備えてあるコンピュータ装置(直接
接続されている装置)の所在情報である。
【0038】最新化タイミング情報203はフアイルを
最新化する契機となるタイミングを示しており、例では
「装置起動」時と「フアイルアクセス」時等の事象を設
け、「○」印でその必要時を示しているが、その他定期
的な日時等を指定することもできる。
【0039】実行利用者処理情報204は、フアイルの
最新化に際して利用者が実行したいプログラムのことで
あり、最新化処理の前に実行したいプログラムの所在情
報を「処理前」の欄に、最新化処理の後に実行したいプ
ログラムの所在情報を「処理後」の欄に絶対パスで格納
する。
【0040】最新化タイミング監視手段214は更新対
象フアイル情報管理フアイル22に予め規定されている
最新化タイミング(装置起動、フアイルアクセス、定期
最新化時期等)をチェックするタイミングの到来をOS
よりの報知、時計等により監視しその到来時に最新化タ
イミングの種類を示す最新化タイミング情報を発生す
る。最新化タイミングの種類によっては、この最新化タ
イミング監視手段214のみは、常時電源を投入状態に
してタイミングを監視させておく必要がある場合があ
る。
【0041】更新対象フアイル情報管理フアイル操作処
理手段213は、最新化タイミング情報の供給を受けて
更新対象フアイル情報管理フアイル23に格納されてい
る情報に基づきこの最新化タイミング情報に対応する更
新対象フアイルを特定し、通信処理手段211、フアイ
ル操作処理手段212および利用者処理実行手段215
に必要な処理指示を行なう。
【0042】次に、第1の実施の形態の自動フアイル最
新化装置11および21の動作について、図1、2およ
び自動フアイル最新化装置11の動作を示す流れ図であ
る図3および自動フアイル最新化装置21の動作を示す
流れ図である図4を参照して詳細に説明する。
【0043】最新化タイミング監視手段214は最新化
タイミングの到来を監視し(ステップ401のルー
プ)、到来したときには(ステップ401のYES
枝)、到来した最新化タイミングの種類を示す最新化タ
イミング情報を発生するとともにシステムが稼働してい
なければこれを稼働させる(ステップ403)。
【0044】この最新化タイミング情報の供給に応答し
て、更新対象フアイル情報管理フアイル操作処理手段2
13が更新対象フアイル情報管理フアイル23を検索し
(ステップ404)、これに更新対象フアイル22のエ
ントリが存在していなければ(ステップ404のNO
枝)、更新処理をする必要がないので最新化タイミング
監視手段214に指示して最新化タイミングの監視動作
に移る。
【0045】更新対象フアイル22のエントリが存在し
ていれば(ステップ404のYES枝)、更新対象フア
イル情報管理フアイル23の情報を元にフアイルの最新
化処理を進める。
【0046】更新対象フアイル情報管理フアイル23の
内容が図2に示す内容であった場合、更新対象フアイル
情報管理フアイル操作処理手段213が更新対象フアイ
ル情報管理フアイル23の第1番目の項目情報を入手す
る(ステップ405)。その入手情報の最新化タイミン
グ情報203が最新化タイミング監視手段214から供
給された最新化タイミング情報と一致しているかどうか
を調べ(ステップ406)、一致していないときには
(ステップ406のNO枝)、このフアイルの最新化処
理は行なわず、次の更新対象フアイル情報管理フアイル
23の情報の存在チェック処理(ステップ404)を行
ない、未処理のフアイル情報がなくなるまで(ステップ
404のNO枝)これらの処理を繰り返して後、最新化
タイミング監視手段214に指示して最新化タイミング
の監視動作に移る。
【0047】ステップ406で最新化タイミング情報2
03が最新化タイミング監視手段214から供給された
最新化タイミング情報と一致しているときには(ステッ
プ406のYES枝)、更新対象フアイル22の更新日
時情報を通信処理手段211を介してマスタフアイル所
有コンピュータ装置1に送信しこれより新しい更新日時
のマスタフアイルの送信要求を行なう(ステップ40
7)。
【0048】マスタフアイル所有コンピュータ装置1で
は通信処理手段111によるこの更新日時情報の受信
(ステップ301)に応答して、フアイル操作処理手段
112は所有のマスタフアイル12の更新日時と比較し
(ステップ302)、所有のマスタフアイル12の更新
日時が新しいときには(ステップ302のYES枝)、
通信処理手段111を介してマスタフアイル12の送信
を行ない(ステップ303)、新しくないときには「転
送不要」の返事を行なう(ステップ304)。
【0049】更新対象フアイル所有コンピュータ装置2
は「転送不要」の返事を受信したときには(ステップ4
08のNO枝)、更新対象フアイル情報管理フアイル操
作処理手段213はこのフアイルの最新化処理を行なわ
せずに、次の更新対象フアイル情報管理フアイル23の
情報の存在チェック処理(ステップ404)を行ない、
未処理のフアイル情報がなくなるまでこれらの処理を繰
り返す。
【0050】マスタフアイル12を受信したときには
(ステップ408のYES枝)、更新対象フアイル情報
管理フアイル操作処理手段213は更新対象フアイル情
報管理フアイル23の実行利用者処理情報204を調
べ、処理前情報があるときには最新化処理前の利用者処
理を利用者処理実行手段215に指示して実行利用者処
理情報204の処理前情報の指定する利用者プログラム
24を実行させて(ステップ409)後にフアイル操作
処理手段212に指示して更新対象フアイルをマスタフ
アイルに置き換える(ステップ410)。
【0051】処理前情報がないときには、更新対象フア
イル情報管理フアイル操作処理手段213は直ちにフア
イル操作処理手段212に指示して更新対象フアイルを
マスタフアイルに置き換える(ステップ410)。
【0052】次に、更新対象フアイル情報管理フアイル
操作処理手段213は更新対象フアイル情報管理フアイ
ル23の実行利用者処理情報204を調べ、処理後情報
があるときには最新化処理後の利用者処理を利用者処理
実行手段215に指示して実行利用者処理情報204の
処理後情報の指定する利用者プログラム24を実行(ス
テップ411)させて後に、処理後情報がないときには
直ちに、次の更新対象フアイル情報管理フアイル23の
情報の存在チェック処理(ステップ404)を行ない、
未処理のフアイル情報がなくなるまでこれらの処理を繰
り返す。
【0053】上述の第1の実施の形態の自動フアイル最
新化装置21では、便宜上マスタフアイル所有コンピュ
ータ装置1と更新対象フアイル所有コンピュータ装置2
は1対1の接続関係で説明したが、マスタフアイル所有
コンピュータ装置1に複数の更新対象フアイル所有コン
ピュータ装置2を接続して、それぞれの更新対象フアイ
ル所有コンピュータ装置で独自にフアイルの最新化処理
を行なうことができることは自明である。
【0054】次に、第1の実施の形態の自動フアイル最
新化方式の効果について説明する。
【0055】第1の実施の形態の自動フアイル最新化方
式では、更新対象フアイル情報管理フアイルにマスタフ
アイルの所在(マスタフアイルの絶対パスとマシンアド
レス)の設定を設けたため、更新対象フアイルに対応す
るマスタフアイルをその所在により指定することができ
ることとなっている。
【0056】このため、更新対象フアイルそれぞれのマ
スタフアイルを全て一個所に固定配置しなければならな
いというマスタフアイルの配置制限を解消し、更新対象
フアイルに応じてマスタフアイルを適宜に異なった個所
に配置できマスタフアイルの配置の自由度を増加せしめ
ることができるという効果を有している。
【0057】また更新対象フアイル管理フアイルに1件
だけではなく、別の複数件の更新対象フアイル情報を設
定可能としているため、最新化タイミングが同じ複数件
のフアイルの最新化処理を同時に実行することができる
という効果も有する。
【0058】さらに、更新対象フアイル情報管理フアイ
ルにフアイルの最新化処理に伴なってフアイルの最新化
処理の前、および後で実行をさせたい利用者プログラム
情報の設定と利用者処理実行手段とを設けたため、フア
イルの最新化処理の前後に利用者指定の任意の処理を実
行することができるという効果を有する。
【0059】第1の実施の形態の自動フアイル最新化方
式ではマスタフアイル所有コンピュータ装置1と更新対
象フアイル所有コンピュータ装置2とは1対1で直接接
続の場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、階層構造を有する接続の場合でも有効
である。これを次の第2の実施の形態の自動フアイル最
新化方式において説明する。
【0060】次に、本発明の自動フアイル最新化方式の
第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0061】図5を参照すると、第1の実施の形態の自
動フアイル最新化方式では、1つのフアイルについてマ
スタフアイル所有コンピュータ装置510と仮マスタフ
アイル所有コンピュータ装置(このコンピュータ装置よ
り下位にあるコンピュータ装置の所有するフアイルの、
あるいはマスタフアイルとなるかもしれないフアイルを
所有しているのでこのような名称をつける)520との
1階層の接続形態の関係であったが、図5にはさらに仮
マスタフアイル所有コンピュータ装置520から同名フ
アイルを最新化する別の更新対象フアイル所有コンピュ
ータ装置530を接続する複数の階層化関係を形成する
第2の実施の形態の自動フアイル最新化方式の場合につ
いて示してある。
【0062】更新対象フアイル所有コンピュータ装置5
30はフアイルA(更新対象)533の最新化処理の条
件を記述してある更新対象フアイル情報管理フアイル5
32を有している自動フアイル最新化装置531とフア
イルA(更新対象)533と利用者プログラム534と
を備えている。
【0063】更新対象フアイル情報管理フアイル532
に格納してあるフアイルA(更新対象)533のマスタ
フアイルの所在は、直接接続されている仮マスタフアイ
ル所有コンピュータ装置520のフアイルA(更新対
象)523になっている。
【0064】仮マスタフアイル所有コンピュータ装置5
20は、フアイルA(更新対象)523の最新化処理の
条件を記述してある更新対象フアイル情報管理フアイル
522を有している自動フアイル最新化装置521と更
新対象フアイルであるフアイルA(更新対象)523と
利用者プログラム524とを備えている。
【0065】更新対象フアイル情報管理フアイル522
に格納してあるフアイルA(更新対象)523のマスタ
フアイルの所在は、直接接続されているマスタフアイル
所有コンピュータ装置510のフアイルA(マスタ)5
13である。
【0066】マスタフアイル所有コンピュータ装置51
0は、自動フアイル最新化装置511とフアイルA(マ
スタ)513とを有している。
【0067】マスタフアイル所有コンピュータ装置51
0に備えてある自動フアイル最新化装置511は第1の
実施の形態のマスタフアイル所有コンピュータ装置1に
備えてある自動フアイル最新化装置11と同一構成であ
り図3に示す流れ図と同一動作を行ない、更新対象フア
イル所有コンピュータ装置530に備えてある自動フア
イル最新化装置531は第1の実施の形態の更新対象フ
アイル所有コンピュータ装置2に備えてある自動フアイ
ル最新化装置21と同一構成で図4に示す流れ図と同一
動作を行なう。
【0068】仮マスタフアイル所有コンピュータ装置5
20に備えてある自動フアイル最新化装置521は、階
層構造にある上位装置と下位装置との両方に接続されて
いる中間の装置におけるフアイル更新に関係する装置で
あり、自装置の自律的なフアイル更新(以後これを自律
的更新動作という)に関する構成および動作は第1の実
施の形態の自動フアイル最新化装置21と同一である
が、下位装置のフアイル更新に際しての下位装置の要求
にもとずく関連動作(以後これを他律的更新動作とい
う)も行なわねばならず、その点で第1の実施の形態の
自動フアイル最新化装置と異なり、第2の実施の形態の
自動フアイル最新化装置を形成する。
【0069】図6は第2の実施の形態の自動フアイル最
新化装置521の動作の一例を示す流れ図である。
【0070】第2の実施の形態の自動フアイル最新化装
置521の動作について、図5および6を参照して詳細
に説明する。この場合自動フアイル最新化装置511の
動作については図3の流れ図を、自動フアイル最新化装
置531の動作については図4の流れ図をそれぞれ参照
して説明する。
【0071】自動フアイル最新化装置521の動作のう
ち、自律的更新動作については、既に記述してある第1
の実施の形態の自動フアイル最新化装置21と同一であ
り、この動作は再掲すれば図6のステップ601からス
テップ612に示される通りであるので説明を省略す
る。
【0072】以下自動フアイル最新化装置521の他律
的更新動作について説明する。
【0073】更新対象フアイル所有コンピュータ装置5
30において、フアイルA(更新対象)533のマスタ
フアイルの入手処理(図4のステップ407)を仮マス
タフアイル所有コンピュータ装置520に対して行なっ
た時に、仮マスタフアイル所有コンピュータ装置520
の自動フアイル最新化装置521の最新化タイミング監
視手段5214は最新化タイミングをチェックするタイ
ミングであることを検知してその最新化タイミング情報
を更新対象フアイル情報管理フアイル操作処理手段52
13に供給する(ステップ601のYES枝)。
【0074】更新対象フアイル情報管理フアイル操作処
理手段5213は供給された最新化タイミング情報から
他装置からの指定フアイルの送信依頼であると認識して
(ステップ604のYES枝)、更新対象フアイル情報
管理フアイル522を検索しフアイルA(更新対象)5
23に対応する更新関連情報を読み込む(ステップ61
3)。
【0075】この更新関連情報中の最新化タイミングに
「他装置からのフアイル送信依頼時」が含まれている場
合には(ステップ614のYES枝)、上位装置、すな
わち、マスタフアイル所有コンピュータ装置510の自
動フアイル最新化装置511にマスタフアイルであるフ
アイルA(マスタ)513の転送を要求する(ステップ
615)。
【0076】マスタフアイル所有コンピュータ装置51
0では通信処理手段によるこの更新日時情報の受信(ス
テップ301)に応答して、フアイル操作処理手段は所
有のフアイルA(マスタ)513の更新日時と比較し
(ステップ302)、所有のフアイルA(マスタ)51
3の更新日時が新しいときには(ステップ302のYE
S枝)、通信処理手段を介してフアイルA(マスタ)5
13の送信を行ない(ステップ303)、新しくないと
きには「転送不要」の返事を行なう(ステップ30
4)。
【0077】仮マスタフアイル所有コンピュータ装置5
20の自動フアイル最新化装置521のフアイル操作処
理手段5212はフアイルA(マスタ)513を受信し
たときには(ステップ616のYES)、フアイルA
(更新対象)523を受信したフアイルA(マスタ)5
13で最新化する。最新化に伴なう前処理、後処理等あ
れば第1の実施例におけると同様にして利用者処理実行
手段5215により利用者プログラム524を実行する
(ステップ617〜619)。その後最新化されたフア
イルA(更新対象)523による下位装置への更新処理
動作に移る。
【0078】最新化タイミングに「他装置からのフアイ
ル送信依頼時」が含まれていない場合(ステップ614
のNO枝)およびマスタフアイル所有コンピュータ装置
510から「転送不要」の返事を受信してマスタフアイ
ルの入手がない場合には(ステップ616のNO枝)、
自装置のフアイルA(更新対象)523をそのまま下位
装置のマスタとして、下位装置への更新処理動作に移
る。
【0079】下位装置への更新処理動作は、先ず、フア
イル操作処理手段5212は既に受信している下位装置
のフアイルA(更新対象)533の更新日時とフアイル
A(更新対象)523の更新日時と比較し(ステップ6
20)、フアイルA(更新対象)523の更新日時が新
しいときには(ステップ620のYES枝)、通信処理
手段5211を介してフアイルA(更新対象)523の
送信を行ない(ステップ621)、新しくないときには
(ステップ620のNO枝)、「転送不要」の返事を行
なう(ステップ622)。
【0080】更新対象フアイル所有コンピュータ装置5
30の自動フアイル最新化装置531のフアイル操作処
理手段はフアイルA(更新対象)523を受信したとき
には(ステップ408のYES)、フアイルA(更新対
象)533を受信したフアイルA(更新対象)523で
最新化する。最新化に伴なう前処理、後処理等あれば第
1の実施例におけると同様にして利用者処理実行手段に
より利用者プログラム534を実行する(ステップ40
9〜411)。
【0081】しかし、更新対象フアイル所有コンピュー
タ装置530の自動フアイル最新化装置531のフアイ
ル操作処理手段が「転送不要」の返事を受信してフアイ
ルA(更新対象)523の転送を受けないときには(ス
テップ408のNO枝)、このフアイルの最新化処理を
行なわずに、次の更新対象フアイル情報管理フアイル2
3の情報の存在チェック処理(ステップ404)を行な
い、未処理のフアイル情報がなくなるまでこれらの処理
を繰り返す。
【0082】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
形態の効果に加えて、マスタフアイル所有コンピュータ
装置が、同じフアイルをさらに別のマスタフアイル所有
コンピュータ装置から最新化処理を行なう更新対象フア
イル所有コンピュータ装置であった場合(複数階層化接
続関係)でもフアイルの最新化処理が各階層のコンピュ
ータ装置の更新対象フアイル情報管理フアイルのマシン
アドレスやマスタフアイルのパスを元に、最新化タイミ
ングに「他装置からのフアイル送信依頼時」を登録して
おけば、更新経路上の各階層の全コンピュータ装置の更
新対象フアイルの最新化を同時に行なうことができると
いう効果も有する。
【0083】さらに、フアイルの最新化タイミングに
「他装置からのフアイル送信依頼時」を登録しておかな
ければ、その装置の当該フアイルはその装置より下位の
装置の対応するフアイルのマスタとすることができると
いう効果を有する。
【0084】また、このように利用者が事前に各コンピ
ュータ装置の更新対象フアイル情報管理フアイルにフア
イルの入手経路を設定することによりマスタフアイルの
分散管理や入手経路や最新化タイミングを自由に設定し
たシステムを構築できるという効果も有する。
【0085】図2では更新対象フアイル情報管理フアイ
ルの1つの更新対象フアイルについてマスタフアイルの
所在情報として1つの情報のみの例を上げたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、ネットワークの階層
構造で直接接続されている上位装置が複数ある下位装置
の場合には直接接続されている上位装置の複数のマスタ
フアイルの所在情報を優先順位を付して指定してもよ
い。このようにすることにより最優先の上位装置の障害
時に他の上位装置を経由して、いわゆる、迂回経路を利
用して最新化処理を行なうことができる。
【0086】
【発明の効果】第1の効果は、他のコンピュータ装置に
影響を与えたり及ばされることなく、マスタフアイル所
有のコンピュータ装置と更新対象フアイル所有のコンピ
ュータ装置間だけで短時間で最新化処理を行なえる。
【0087】その理由は、更新対象フアイル情報管理フ
アイルにマスタフアイルの所在であるコンピュータ装置
のアドレスとフアイルのパスの設定を設け、直接マスタ
フアイル所有コンピュータ装置とアクセスできるためで
ある。
【0088】第2の効果は、同一フアイルに対して各コ
ンピュータ装置が階層的に接続されたシステムであって
もフアイルの最新化要求を最初に発した更新対象フアイ
ル所有コンピュータ装置の上位層に位置する各コンピュ
ータ装置もフアイルの最新化を行なうことができる。
【0089】その理由は、各コンピュータ装置の更新対
象フアイル情報管理フアイルの最新化タイミング情報と
して「フアイルの送信要求時」を設定することにより、
同一フアイルに対して各階層のコンピュータ装置も同様
のフアイルの最新化処理を行なえるからである。
【0090】第3の効果は、フアイルの最新化処理に伴
ない利用者独自の処理を実行することができる。
【0091】その理由は、更新対象フアイル情報管理フ
アイルに利用者処理と実行タイミングの情報を登録で
き、その処理を実行する利用者処理実行手段を設けたた
めである。
【0092】第4の効果は、一度に複数の異なるマスタ
フアイルについて最新化処理を行なえる。これらのマス
タフアイルの所在は、1つのマスタフアイル所有コンピ
ュータ装置でも別々のマスタフアイル所有コンピュータ
装置でもよい。
【0093】その理由は、更新対象フアイル情報管理フ
アイルに更新対象フアイルの情報を複数登録でき、か
つ、同一の最新化タイミングを複数フアイルに設定でき
るためである。
【0094】第5の効果は、1段上位装置を優先順位を
付して複数設定することにより、障害の際にも迂回経路
によりフアイルの最新化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動フアイル最新化方式の第1の実施
の形態を示すブロック図である。
【図2】更新対象フアイル情報管理フアイル23のデー
タ格納の一例を示すデータ格納図である。
【図3】マスタフアイル所有コンピュータ装置の自動フ
アイル最新化装置11の動作を示す流れ図である。
【図4】更新対象フアイル所有コンピュータ装置の自動
フアイル最新化装置21の動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の自動フアイル最新化方式の第2の実施
の形態を示すブロック図である。
【図6】本発明の自動フアイル最新化方式の第2の実施
の形態の中間階層の更新対象フアイル所有コンピュータ
装置の自動フアイル最新化装置521の動作を示す流れ
図である。
【符号の説明】
1、510 マスタフアイル所有コンピュータ装置 2、530 更新対象フアイル所有コンピュータ装置 11、21、511、521、531 自動フアイル
最新化装置 12 マスタフアイル 22 更新対象フアイル 23、522、532 更新対象フアイル情報管理フ
アイル 24、524、534 利用者プログラム 111、211、5211 通信処理手段 112、212、5212 フアイル操作処理手段 201 所在情報 202 所在情報 203 最新化タイミング情報格納エリア 204 実行利用者処理情報 213、5213 更新対象フアイル情報管理フアイ
ル操作処理手段 214、5214 最新化タイミング監視手段 215、5215 利用者処理実行手段 301〜304、401〜411 流れ図のステップ 513 フアイルA(マスタ) 520 仮マスタフアイル所有コンピュータ装置 523、533 フアイルA(更新対象) 601〜622 流れ図のステップ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタフアイルを有するコンピュータ装
    置と、前記マスタフアイルを有するコンピュータ装置に
    接続された更新対象フアイルを有するコンピュータ装置
    とを有し、 前記マスタフアイルを有するコンピュータ装置が前記更
    新対象フアイル内に格納されている更新日時情報を伴な
    うマスタフアイル転送要求の受信に応答して前記マスタ
    フアイルの更新日時が前記更新対象フアイルの更新日時
    情報より新しいときには前記マスタフアイルを要求元に
    転送しそれ以外のときには転送不要を通知する第1の自
    動フアイル最新化装置を備え、 前記更新対象フアイルを有するコンピュータ装置が少な
    くとも複数の更新対象フアイルの所在情報とその更新対
    象ファイルに対応する前記マスタファイルの所在情報と
    を含む更新条件情報を格納する更新対象フアイル情報管
    理フアイルと、予め規定されている更新時点を示す最新
    化タイミングをチェックするタイミングの到来を監視し
    その到来時に前記最新化タイミングの種類を示す最新化
    タイミング情報を発生する最新化タイミング監視手段
    と、前記最新化タイミング情報の供給に応答して前記更
    新対象フアイル情報管理フアイルから前記最新化タイミ
    ング情報に対応する更新フアイルを検索しこの更新フア
    イル内に格納されている更新日時情報を伴なうマスタフ
    アイル転送要求を行なう更新対象フアイル情報管理フア
    イル操作処理手段とを備える第2の自動フアイル最新化
    装置を備え、 前記第2の自動フアイル最新化装置が、階層構造のネッ
    トワーク内にあり更新対象フアイルを有するコンピュー
    タ装置には1段下位の装置からの更新日時情報を伴なう
    フアイル転送要求の受信に応答して対応する更新対象フ
    アイルの更新条件情報を検索し、対応するフアイルの最
    新化タイミング情報が前記1段下位の装置からのフアイ
    ル転送要求時を含むときには1段上位の装置の対応する
    フアイルに基づいて最新化を行なった後の更新対象フア
    イルの更新日時が、前記1段下位装置からの更新日時情
    報より新しいときには前記更新対象フアイルを要求元に
    転送しそれ以外のときには転送不要を通知すること、お
    よび、前記最新化タイミング情報がフアイル転送要求時
    を含まないときには自装置にある対応する更新対象フア
    イルの更新日時が、前記1段下位装置からの更新日時情
    報より新しいときには前記更新対象フアイルを要求元に
    転送しそれ以外のときには転送不要を通知す ことを特
    徴とする自動フアイル最新化方式。
  2. 【請求項2】 更新対象フアイル情報管理フアイルには
    フアイルの最新化処理の前および後に付随して行なう処
    理を予め登録しておき最新化処理に際して更新対象フア
    イル情報管理フアイル操作処理手段の指示に応じて対応
    する処理を実行する利用者処理実行手段を有する請求項
    1記載の第2の自動フアイル最新化装置を備えることを
    特徴とする自動フアイル最新化方式。
  3. 【請求項3】 更新対象フアイル情報管理フアイルには
    1つ以上の更新対象フアイルの所在情報とそのマスタフ
    アイルの所在情報とその最新化タイミング情報とを有す
    る請求項1または2記載の第2の自動フアイル最新化装
    置を備えることを特徴とする自動フアイル最新化方式。
  4. 【請求項4】 マスタフアイルの所在情報は1つ以上の
    1段上位装置を、複数のときは優先順位を付して登録す
    ることを特徴とする請求項記載の自動フアイル最新化
    方式。
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