JP3273467B2 - エンジン回転数制御装置 - Google Patents

エンジン回転数制御装置

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JP3273467B2
JP3273467B2 JP16603397A JP16603397A JP3273467B2 JP 3273467 B2 JP3273467 B2 JP 3273467B2 JP 16603397 A JP16603397 A JP 16603397A JP 16603397 A JP16603397 A JP 16603397A JP 3273467 B2 JP3273467 B2 JP 3273467B2
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陽一 古渡
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2246Control of prime movers, e.g. depending on the hydraulic load of work tools

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルなど
の建設機械等に備えられ、エンジンへの燃料噴射量を調
整するガバナレバーを動かすステッピングモータを有す
るエンジン回転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のエンジン回転数制御装置の
構成を示す説明図、図9は図8に示すエンジン回転数制
御装置の駆動特性の一例を示す特性図、図10は図8に
示すエンジン回転数制御装置の駆動特性の他の例を示す
特性図、図11は図8に示すエンジン回転数制御装置に
備えられるコントローラで実施される処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0003】図8に示すエンジン回転数制御装置は、建
設機械例えば油圧ショベルに備えられるもので、駆動源
を形成するエンジン1と、このエンジン1に燃料を供給
する燃料噴射ポンプユニット2と、エンジン1の回転
数、すなわち、燃料噴射ポンプユニット2の燃料噴射量
を調整し、軸3aを中心に回動可能なガバナレバー3
と、このガバナレバー3の同図8の逆時計回りの回動を
規制する上限ストッパ4と、ガバナレバー3の同図8の
時計回りの回動を規制する下限ストッパ5と、ガバナレ
バー3を同図8の時計方向に付勢するばね6とを備えて
いる。
【0004】また、ガバナレバー3の同図8の下端部分
にはケーブルインナー16の一端が連結されている。こ
のケーブルインナー16は、剛性を有するケーブルアウ
ター15内に移動可能に収納されている。ケーブルアウ
ター15の一端は、エンジン1に一体的に設けられるエ
ンジン側ブラケット7に固定され、他端はモータ側ブラ
ケット8に固定されている。
【0005】また、ガバナレバー3を動かすステッピン
グモータ9を備えており、このステッピングモータ9は
図示しない機体にモータブラケット9aを介して固定さ
れている。前述したモータ側ブラケット8は、このモー
タブラケット9aに固定されている。前述したケーブル
インナー16の他端は、ステッピングモータ9の出力軸
に一体的に設けられるコントロールレバー9bに連結さ
れている。
【0006】また、コントロールレバー9bの回動角、
すなわちガバナー3の回動角であるガバナ角αに相当す
るステッピングモータ9のステップ数は、ガバナ角セン
サ10によって検出され、信号として出力されるように
なっている。また、ガバナレバー3を制御するモードを
複数のモードのうちのいずれか1つに切換えるモード切
換手段、例えばエンジン停止状態におけるガバナ角αを
検出するモードである学習モードTMと、エンジン1を
駆動させておこなわれる掘削作業等の作業時のモードで
あるオペレーションモードのうちのいずれかのモードに
切換え、該当するモードに対応する信号を出力するモー
ドスイッチ11を備えている。また、オペレータの手動
操作により、エンジン回転数の目標値を低速側(Lo
w)、あるいは高速側(High)に指示する信号を出
力するアクセルセンサ13を備えている。
【0007】さらに、前述したガバナ角センサ10から
出力される信号、モードスイッチ11から出力される信
号、アクセルセンサ13から出力される信号を入力し、
ステッピングモータ9に駆動信号を出力するコントロー
ラ12を備えている。このコントローラ12は、電源ス
イッチ、すなわちキースイッチ14を介して電源に接続
されている。また、このコントローラ12は、モードス
イッチ11から出力される信号が、学習モードTMか、
それともオペレーションモードOMかを判別する判別手
段12a1を含む中央処理装置、すなわちCPU12a
と、学習モードTM時にガバナ角センサ10から入力し
た信号に基づいてCPU12aで演算されたガバナ角α
を記憶する記憶手段12bと、オペレーションモードO
M時に、アクセルセンサ13から出力される信号と、記
憶手段12bに記憶されたガバナ角αとに基づいて、C
PU12aで演算されたエンジン回転数の目標値に相当
する駆動信号をステッピングモータ9に出力するモータ
ドライバ12cとを含む構成になっている。
【0008】上述した各構成要素のうち、主にコントロ
ールレバー9b、ステッピングモータ9、ガバナ角セン
サ10、モードスイッチ11、アクセルセンサ13、コ
ントローラ12、及びキースイッチ14が、この従来技
術のエンジン回転数制御装置を構成している。
【0009】以下に、このように構成される従来技術に
おける動作を図11に示すフローチャートに基づいて説
明する。
【0010】キースイッチ14をONにするとコントロ
ーラ12が作動し、モードスイッチ11からの信号がコ
ントローラ12のCPU12aに読み込まれる(手順S
1)。その信号が学習モードTMに対応するものかどう
か、CPU12aの判別手段12a1で判別される(手
順S2)。この判別結果が学習モードTMであれば、後
述する学習モード制御が実施され(手順S3)、オペレ
ーションモードOMであれば、後述するオペレーション
モード制御が実施される(手順S4)。
【0011】〔学習モード制御〕ここでは、エンジン1
を停止状態にしてガバナレバー3の回動角、すなわちガ
バナ角αを求める処理が実施される。例えば、コントロ
ーラ12のモータドライバ12cから駆動信号を出力さ
せ、ステッピングモータ9を前述した同図8の逆時計回
りに回動させ、コントロールレバー9b、ケーブルイン
ナー16を介してガバナレバー3を同図8の時計方向に
回動させる。ガバナレバー3が下限ストッパ5に当る
と、理論上は、それ以上ステッピングモータ9を回動さ
せようとしても回動しないステッピングモータ9の脱調
状態を生じる。すなわち、ステッピングモータ9がその
出力軸にかけているトルクよりも、外部から出力軸にか
けているトルクの方が大きく、ステッピングモータ9が
回動しない状態となる。このように、ステッピングモー
タ9が脱調状態となると、ガバナ角センサ10からの出
力、すなわち電圧Vの変化がなくなる状態となる。図9
のR1は、このときのステッピングモータ9の脱調の時
点を示している。なお、図9は、横軸にステッピングモ
ータ9の駆動ステップを取り、縦軸にガバナ角センサ1
0aの出力(V)を取ってある。コントローラ12のC
PU12aは、脱調の時点R1で、ガバナレバー3が下
限ストッパ5に接触したと認識し、引き続き、ガバナレ
バー3を図8の逆時計方向に回動させるための駆動信号
をモータドライバ12cを介してステッピングモータ9
に出力する。
【0012】これにより、ステッピングモータ9が同図
8の時計回りに回動し、コントロールレバー9bが一体
的に時計方向に回動し、ケーブルインナー16が同図8
の右方向に引かれて、ガバナレバー3が逆時計方向に回
動する。このガバナレバー3が上限ストッパ4に当る
と、それ以上ステッピングモータ9を回動させようとし
ても理論上回動しなくなる前述した脱調状態となり、ガ
バナ角センサ10からの出力、すなわち電圧Vの変化が
なくなる状態となる。図10のR2は、このときのステ
ッピングモータ9の脱調の時点を示している。なお、図
10も、前述した図9と同様に、横軸にステッピングモ
ータ10の駆動ステップを取り、縦軸にガバナ角センサ
10の出力(V)を取ってある。コントローラ12のC
PU12aは、脱調の時点R2で、ガバナレバー3が上
限ストッパ4に接触したと認識する。CPU12aは、
ガバナ角センサ10から出力される信号に基づいて、ガ
バナレバー3が下限ストッパ5に接触してから、上限ス
トッパ4に接触するまでのステッピングモータ9のステ
ップ数を演算する。例えば引き続き、このステップ数に
基づいてガバナ角αを求める演算をおこなう。求められ
たガバナ角αは、コントローラ12の記憶手段12bに
記憶される。
【0013】〔オペレーションモード制御〕コントロー
ラ12は、アクセルセンサ13から出力される信号を入
力する。このコントローラ12のCPU12aは、記憶
手段12bに記憶されているガバナ角αの範囲内でアク
セルセンサ13から入力した信号に基づくエンジン回転
数を演算する。その演算値に相当する駆動信号がモータ
ドライバ12cからステッピングモータ9に出力され
る。このステッピングモータ9の回動に伴ってコントロ
ールレバー9bが一体的に回動し、ケーブルインナー1
6を介してガバナレバー3が回動し、このガバナレバー
3により燃料噴射ポンプユニット2の燃料噴射量が調整
される。これにより、エンジン1の現実の回転数が、ア
クセルセンサ13の指示状態に対応する回転数となるよ
うに制御され、土砂の掘削作業とか、地面を平坦にする
均し作業等の所望の作業が実施される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあっては、オペレーションモード制御時では、
エンジン1が駆動状態にある。このため、燃料噴射ポン
プユニット2の内部のフライウエイトの回転荷重やばね
6などの反力、油圧ショベル動作時の振動等によって、
ガバナレバー3が上限ストッパ4に近づく程、このガバ
ナレバー3を動かすのに要する力が大きくなり、ガバナ
レバー3が上限ストッパ4に接触した時最大となる。し
たがって、ステッピングモータ9の駆動力は、ガバナレ
バー8が上限ストッパ4に接触したときの最大力にあっ
ても脱調しないように、あらかじめ比較的大きな駆動力
に設定されている。
【0015】また、学習モード制御時では、エンジン1
を停止させた状態でガバナ角αの検出がおこなわれるた
め、上述したフライウエイトの回転荷重は無く、したが
って、ガバナレバー3を動かすための力が、エンジン回
転時、すなわちオペレーションモード制御時よりも小さ
い。しかしながら、上述した従来技術では、学習モード
制御時も、オペレーションモード制御時と同じ大きさの
駆動力でステッピングモータ9を駆動させているのが実
情である。
【0016】このため、学習モード制御時にあって、上
限ストッパ4あるいは下限ストッパ5にガバナレバー3
が接触した直後にあっても、ステッピングモータ9が必
要以上にガバナレバー3を回動させてしまう傾向にあ
る。これにより、ケーブルインナー16の伸び、あるい
は縮み、ケーブルアウター15のたわみの他、ガバナレ
バー3、エンジン側ブラケット7、モータ側ブラケット
8、モータブラケット9a、コントロールレバー9b等
のたわみが発生する。
【0017】上述したたわみにより、コントローラ12
aのCPU12aは、図9の脱調時点R1として、ガバ
ナレバー3が下限ストッパ5に接触した位置よりもさら
にステッピングモータ9が回動してガバナレバー3が押
し込まれた位置を認識し、また、図10の脱調時点R2
として、ガバナレバー3が上限ストッパ4に接触した位
置よりもさらにステッピングモータ9が回動してガバナ
レバー3aが引っ張られた位置を認識する傾向にある。
このため、コントローラ12aのCPU12aは正しい
ガバナ角αよりも大きな値をガバナ角αとして求めてし
まいがちであった。なお、このようなたわみをあらかじ
め補正値としてガバナ角αの演算に際し考慮することが
考えられるが、現実には、ガバナレバー3、各ブラケッ
ト7,8,9a等の剛性とか、取付け位置が各油圧ショ
ベル毎に微妙に異なるとかのために、上述したたわみを
一義的な補正値としてガバナ角αを演算することは困難
であった。
【0018】これらの状況から、従来技術にあっては、
たわみ等の誤差を含んだガバナ角αで、ガバナレバー3
を動かし、エンジン回転数を制御している。このため、
アクセルセンサ13によって指示されるエンジン回転数
の目標値と、現実のエンジン回転数との間の偏差が大き
くなりがちであり、オペレータにエンジン回転数制御に
対する違和感を与えやすい。また、上述の偏差に伴って
燃費の劣化を生じやすい問題もある。
【0019】また、上述したたわみの発生により、ガバ
ナレバー3、各ブラケット7,8,9a、コントロール
レバー9b等に過大なストレスが加わることから、各部
材を固定している溶接部の破壊とか、各部材の永久変形
が生じやすく、噴射ポンプユニット2まわりの耐久性の
劣化とか、ステッピングモータ9の寿命低下を生じやす
い問題もある。
【0020】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ガバナレバー
や、ステッピングモータの回動をガバナレバーに伝える
伝達部材のたわみの発生を抑えることができるエンジン
回転数制御装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、エンジンへの燃料噴
射量を調整するガバナレバーを動かすステッピングモー
タと、このステッピングモータの動作を制御するコント
ローラと、上記ガバナレバーを制御するモードを複数の
モードのうちのいずれか1つに切換えるモード切換手段
とを備えたエンジン回転数制御装置において、上記コン
トローラが、上記ステッピングモータの駆動力を、上記
モード切換手段によって切換えられたモードに相応する
駆動力に変更させる駆動力変更手段を有する構成にして
ある。
【0022】このように構成した請求項1に係る発明で
は、モード切換手段によって、ステッピングモータの駆
動力として大きな駆動力を要するモードに切換えられて
いる場合には、コントローラがその大きな駆動力を要す
るモードを認識し、このコントローラに内蔵される駆動
力変更手段が、該当するモードに対応する大きな駆動力
に相当する駆動力信号をステッピングモータに出力す
る。これにより、ステッピングモータは大きな駆動力に
よって駆動し、これに伴ってガバナレバーは大きな力に
よって回動する。また逆に、モード切換手段によって比
較的小さな駆動力で済むモードに切換えられている場合
には、コントローラがその小さな駆動力で済むモードを
認識し、このコントローラに内蔵される駆動力変更手段
が、該当するモードに対応する小さな駆動力に相当する
駆動信号をステッピングモータに出力する。これによ
り、ステッピングモータは小さな駆動力によって駆動
し、これに伴ってガバナレバーは比較的小さな力によっ
て回動する。したがって、ガバナレバーを回動させるに
際し、比較的小さな駆動力で済む場合には、モード切換
手段によって、後者の比較的小さな駆動力で済むモード
に切換えればよく、これによりガバナレバー、及びステ
ッピングモータの回動をガバナレバーに伝える伝達部材
に過大な力が作用せず、これらのガバナレバーや伝達部
材の上述した過大な力によるたわみの発生を抑えること
ができる。
【0023】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
上述した請求項1に係る発明において、上記モード切換
手段が、エンジン停止状態におけるガバナレバーの回動
角であるガバナ角を検出するモードである学習モード
と、エンジンを駆動させておこなわれる作業時のモード
であるオペレーションモードのうちのいずれかのモード
に切換えるモードスイッチから成る構成にしてある。
【0024】このように構成した請求項2に係る発明で
は、モード切換手段が、油圧ショベルなどの建設機械で
実用されている学習モードとオペレーションモードのい
ずれかのモードに切換えるモードスイッチであり、オペ
レーションモードではエンジン駆動等に伴ってステッピ
ングモータの駆動力として大きな駆動力が必要であり、
学習モードではエンジン停止等に伴ってステッピングモ
ータの駆動力として比較的小さな駆動力で済む。したが
って、モードスイッチによって学習モードに切換えられ
た場合には、ステッピングモータが比較的小さな駆動力
で駆動され、これに伴ってガバナレバー、及びステッピ
ングモータの回動をガバナレバーに伝える伝達部材に過
大な力が作用せず、これらのガバナレバーや伝達部材の
上述した過大な力によるたわみの発生を抑えることがで
きる。
【0025】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
上述した請求項2に係る発明において、上記駆動力変更
手段が、上記モード切換手段によって切換えられている
モードが何かを判別する判別手段と、あらかじめ上記オ
ペレーションモード時の上記ステッピングモータの駆動
速度である通常速度を記憶する通常速度記憶部、あらか
じめ上記学習モード時の上記ステッピングモータの駆動
速度であって、上記通常速度よりも大きい速度である増
加速度を記憶する増加速度記憶部を含む記憶手段と、上
記判別手段の判別結果に応じて上記記憶手段の上記通常
速度記憶部、上記増加速度記憶部に記憶されている上記
通常速度、上記増加速度のいずれかに相当する駆動信号
を上記ステッピングモータに出力する出力手段とを含む
構成にしてある。
【0026】このように構成した請求項3に係る発明で
は、モード切換手段に切換えられているモードがオペレ
ーションモードであるか、学習モードであるか判別手段
で判別される。その判別結果が例えば学習モードであれ
ば、記憶手段の増加速度記憶部に記憶されている増加速
度に相当する駆動信号が出力手段からステッピングモー
タに出力され、このステッピングモータが駆動する。こ
こで一般に、ステッピングモータは、駆動速度が大きい
と駆動力は比較的小さくなり、逆に駆動速度が比較的小
さいと駆動力が大きくなる駆動特性を有するものである
ことが良く知られている。したがって、駆動速度が大き
い上述の増加速度でステッピングモータが駆動される学
習モードのときは、これに伴ってステッピングモータの
駆動力が小さくなり、ガバナレバー、及びステッピング
モータの回動をガバナレバーに伝える伝達部材に過大な
力が作用せず、これらのガバナレバーや伝達部材の上述
した過大な力によるたわみの発生を抑えることができ
る。
【0027】なお、上述の判別手段における判別結果が
オペレーションモードであれば、記憶手段の通常速度記
憶部に記憶されている通常速度、すなわち前述の増加速
度よりも小さい速度に相当する駆動信号が出力手段から
ステッピングモータに出力され、このステッピングモー
タが駆動する。この場合には、前述した学習モードのと
きに比べて大きな駆動力でステッピングモータが駆動さ
れ、エンジンの駆動等に伴う負荷にかかわらずガバナレ
バーを大きな力によって回動させ、エンジンへの燃料噴
射量を良好に調整し、所望の作業を実施させることがで
きる。
【0028】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
上述した請求項2に係る発明において、上記駆動力変更
手段が、上記モード切換手段によって切換えられている
モードが何かを判別する判別手段と、あらかじめ上記オ
ペレーションモード時に上記ステッピングモータに与え
られる駆動信号に対応する通常電流の値を記憶する通常
電流記憶部、あらかじめ上記学習モード時に上記ステッ
ピングモータに与えられる駆動信号に対応し、上記通常
電流の値よりも小さい電流値である減少電流の値を記憶
する減少電流記憶部を含む記憶手段と、上記判別手段の
判別結果に応じて上記記憶手段の上記通常電流記憶部、
上記減少電流記憶部に記憶されている上記通常電流の
値、上記減少電流の値のいずれかに相当する駆動信号
を、上記ステッピングモータに出力する出力手段とを含
む構成にしてある。
【0029】このように構成した請求項4に係る発明で
は、モード切換手段によって切換えられているモードが
オペレーションモードであるか、学習モードであるか判
別手段で判別される。その判別結果が例えば学習モード
であれば、減少電流記憶部に記憶されている減少電流の
値に対応する駆動信号が出力手段からステッピングモー
タに出力され、このステッピングモータが駆動する。こ
こで一般に、ステッピングモータが、与えられる電流の
値が小さいと駆動力が小さくなり、逆に与えられる電流
の値が比較的大きいと駆動力も大きくなる駆動特性を有
するものであることが良く知られている。したがって、
電流値が小さい上述の減少電流の値に応じてステッピン
グモータが駆動される学習モードのときは、ステッピン
グモータの駆動力が小さくなり、ガバナレバー、及びス
テッピングモータの回動をガバナレバーに伝える伝達部
材の上述した過大な力によるたわみの発生を抑えること
ができる。
【0030】なお、上述の判別手段における判別結果が
オペレーションモードであれば、記憶手段の通常電流記
憶部に記憶されている通常電流の値、すなわち前述の減
少電流の値よりも大きな値である通常電流に対応する駆
動信号が出力手段からステッピングモータに出力され、
このステッピングモータが駆動する。この場合には、前
述した学習モードのときに比べて大きな駆動力でステッ
ピングモータが駆動され、エンジンの駆動等に伴う負荷
にかかわらずガバナレバーを大きな力によって回動さ
せ、エンジンの燃料噴射量を良好に調整し、所望の作業
を実施させることができる。
【0031】また、本発明の請求項5に記載の発明で
は、上述した請求項1〜4のいずれかに係る発明におい
て、上記エンジンが、油圧ショベルに備えられるエンジ
ンから成る構成にしてある。
【0032】このように構成した請求項5に係る発明で
は、油圧ショベルでおこなわれるエンジン回転数制御に
際し、燃料噴射量を調整するガバナレバーの回動力を適
切な大きさの力に保つことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエンジン回転数制
御装置の実施形態について図に基づいて説明する。図1
は本発明のエンジン回転数制御装置の第1の実施形態を
示す説明図、図2は図1に示す第1の実施形態に備えら
れるステッピングモータの駆動特性を示す特性図、図3
は図1に示す第1の実施形態に備えられるコントローラ
で実施される処理手順の第1の例を示すフローチャー
ト、図4は図1に示す第1の実施形態に備えられるコン
トローラで実施される処理手順の第2の例を示すフロー
チャート、図5は図1に示す第1の実施形態に備えられ
るコントローラで実施される処理手順の第3の例を示す
フローチャートである。なお、図1は前述した図8に対
応させて描いてある。また、前述した図8に示すものと
同等のものは、同じ符号で示してある。
【0034】すなわち、図1に示す第1の実施形態も建
設機械、例えば油圧ショベルに備えられるもので、駆動
源を形成するエンジン1と、このエンジン1に燃料を供
給する燃料噴射ポンプユニット2と、エンジン1の回転
数、すなわち、燃料噴射ポンプユニット2の燃料噴射量
を調整し、軸3aを中心に回動可能なガバナレバー3
と、このガバナレバー3の同図1の逆時計回りの回動を
規制する上限ストッパ4と、ガバナレバー3の同図1の
時計回りの回動を規制する下限ストッパ5と、ガバナレ
バー3を同図1の時計方向に付勢するばね6とを備えて
いる。
【0035】また、ガバナレバー3の同図1の下端部分
にはケーブルインナー16の一端を連結させてある。こ
のケーブルインナー16は、剛性を有するケーブルアウ
ター15内に移動可能に収納させてある。ケーブルアウ
ター15の一端は、エンジン1に一体的に設けられるエ
ンジン側ブラケット7に固定してあり、他端はモータ側
ブラケット8に固定してある。
【0036】また、ガバナレバー3を動かすステッピン
グモータ9を備えており、このステッピングモータ9は
図示しない機体にモータブラケット9aを介して固定し
てある。前述したモータ側ブラケット8は、モータブラ
ケット9aに固定してある。前述したケーブルインナー
16の他端は、ステッピングモータ9の出力軸に一体的
に設けられるコントロールレバー9bに連結してある。
【0037】また、コントロールレバー9bの回動角、
すなわちガバナー3の回動角であるガバナ角αに相当す
るステッピングモータ9のステップ数は、ガバナ角セン
サ10によって検出され、信号として出力されるように
なっている。また、ガバナレバー3を制御するモードを
複数のモードのうちのいずれか1つに切換えるモード切
換手段、例えばエンジン停止状態におけるガバナ角αを
検出するモードである学習モードTMと、エンジン1を
駆動させておこなわれる掘削作業等の作業時のモードで
あるオペレーションモードのうちのいずれかのモードに
切換え、該当するモードに対応する信号を出力するモー
ドスイッチ11を備えている。また、オペレータの手動
操作により、エンジン回転数の目標値を低速側(Lo
w)、あるいは高速側(High)に指示する信号を出
力するアクセルセンサ13を備えている。
【0038】さらに、前述したガバナ角センサ10から
出力される信号、モードスイッチ11から出力される信
号、アクセルセンサ13から出力される信号を入力し、
ステッピングモータ9に駆動信号を出力するコントロー
ラ12を備えている。このコントローラ12は、電源ス
イッチ、すなわちキースイッチ14を介して電源に接続
されている。以上の基本的な構成については、前述した
図8に示すものと同等である。
【0039】この第1の実施形態では、特に、コントロ
ーラ12の構成に特徴を有している。すなわち、コント
ローラ12が、ステッピングモータ9の駆動力を、モー
ドスイッチ11によって切換えられたモードに相応する
駆動力に変更させる駆動力変更手段を内蔵している。
【0040】この駆動力変更手段は、例えば、モードス
イッチ11によって切換えられているモードが何かを判
別する判別手段、すなわちCPU12aに含まれる判別
手段12a1と、学習モードTM時にガバナ角センサ1
0から入力した信号に基づいてCPU12aで演算され
たガバナ角αを記憶する記憶部12b1、あらかじめオ
ペレーションモードOM時のステッピングモータ9の駆
動速度である通常速度を記憶する通常速度記憶部12b
2、あらかじめ学習モードTM時のステッピングモータ
9の駆動速度であって、通常速度よりも大きい速度であ
る増加速度を記憶する増加速度記憶部12b3を含む記
憶手段12bと、CPU12aの判別手段12a1の判
別結果に応じて記憶手段12bの通常速度記憶部12b
2、増加速度記憶部12b3に記憶されている上述の通
常速度、増加速度のいずれかに相当する信号を、ステッ
ピングモータ9の駆動信号として出力する出力手段12
cとを含む構成にしてある。
【0041】なお、上述したステッピングモータ9は、
一般に良く知られているように、駆動速度が速いと駆動
力は比較的小さくなり、逆に駆動速度が比較的遅いと駆
動力が大きくなる駆動特性を有する。図2は、このステ
ッピングモータ9の駆動特性を示すもので、横軸にステ
ッピングモータ駆動速度(Hz)を取り、縦軸にステッ
ピングモータ駆動力(kg−cm)を取ってある。同図
2でKOは前述した通常速度記憶部12b2にあらかじ
め記憶させる通常速度を示し、KXは前述した増加速度
記憶部12b3にあらかじめ記憶させる増加速度を示し
ている。通常速度KOのときのステッピングモータ9の
駆動力をAとしたとき、増加速度KXのときのステッピ
ングモータ9の駆動力が例えば(A/2)となるよう
に、増加速度KXを設定してある。なお、増加速度KX
は、このようなものには限られず、例えばステッピング
モータ9の駆動力が(2A/3)となるようなものに設
定してもよい。
【0042】上述した各構成要素のうち、主にコントロ
ールレバー9b、ステッピングモータ9、ガバナ角セン
サ10、モードスイッチ11、アクセルセンサ13、キ
ースイッチ14と、判別手段12a1を含むCPU12
a、記憶部12b1と通常速度記憶部12b2と増加速
度記憶部12b3を含む記憶手段12b、出力手段12
cを内蔵するコントローラ12とによって、この第1の
実施形態のエンジン回転数制御装置が構成されている。
【0043】以下に、このように構成した第1の実施形
態における動作を図3に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0044】キースイッチ14をONにすると、コント
ローラ12が作動し、モードスイッチ11からの信号が
コントローラ12のCPU12aに読み込まれる(手順
S11)。その信号が学習モードTMに対応するものか
どうか、CPU12aの判別手段12a1で判別される
(手順S12)。この判別結果が学習モードTMであれ
ば、後述する学習モード制御が実施され(手順S1
3)、オペレーションモードOMであれば、後述するオ
ペレーションモード制御が実施される(手順S14)。
学習モード制御、あるいはオペレーションモード制御の
実施後は処理が終了する。すなわち、一度のキースイッ
チ14のON操作に伴って、学習モード制御かオペレー
ションモード制御かのどちらか1つの制御が実施され
る。なお、手順S13の学習モード制御、手順S14の
オペレーションモード制御のいずれも、キースイッチ1
4をOFFにしたときには、直ちに終了となる処理を含
んでいる。
【0045】〔学習モード制御〕ここでは、エンジン1
を停止状態にしてガバナレバー3の回動角、すなわちガ
バナ角αを求める処理が実施される。例えば、コントロ
ーラ12のモータドライバ12cから駆動信号を出力さ
せ、ステッピングモータ9を図1の逆時計回りに回動さ
せ、コントロールレバー9b、ケーブルインナー16を
介してガバナレバー3を図1の時計方向に回動させる。
このとき、記憶手段12bの増加速度記憶部12b3に
記憶されている増加速度KXがCPU12aに読み出さ
れ、この増加速度KXに対応する駆動信号がモータドラ
イバ12cからステッピングモータ9に出力される。す
なわち、ステッピングモータ9の回動速度は増加速度K
Xとなる。ガバナレバー3が下限ストッパ5にぶつかる
とステッピングモータ9が脱調状態となり、ステッピン
グモータ9及びコントロールレバー9bは回動しない状
態となり、ガバナ角センサ10の出力変化が無くなる。
このことによってCPU12aは、ガバナレバー3が下
限ストッパ5にぶつかったこと、すなわち脱調時点(前
述した図9のR1)に至ったことを認識する。
【0046】引き続いて、コントローラ12は、ガバナ
レバー3を逆時計方向に回動させるための駆動信号をモ
ータドライバ12cを介してステッピングモータ9に出
力する。これにより、ステッピングモータ9が図1の時
計回りに回動し、コントロールレバー9bが一体的に時
計方向に回動し、ケーブルインナー16が同図1の右方
向に引かれて、ガバナレバー3が逆時計方向に回動す
る。このときも、前述と同様に増加速度KXに対応する
駆動信号がモータドライバ12cからステッピングモー
タ9に出力され、ステッピングモータ9は増加速度KX
によって回動する。ガバナレバー3が上限ストッパ5に
ぶつかると、ステッピングモータ9が脱調状態となる。
CPU12aは、このときの脱調時点(前述したCPU
9のR2)を認識する。
【0047】CPU12aは、ガバナ角センサ10から
出力される信号に基づいて、例えばガバナレバー3が下
限ストッパ5に接触する脱調時点R1から、上限ストッ
パ4に接触する脱調時点R2までのステッピングモータ
9のステップ数を確認し、このステップ数に、単位ステ
ップ当たりの角度を乗じてガバナ角αを求める演算をお
こない、記憶手段12bの記憶部12b1に記憶させ
る。なお、上述のステップ数はガバナ角αに一義的に対
応するものであることから、ステップ数そのものをガバ
ナ角αに相当する要素として記憶部12b1に記憶さ
せ、次に述べるオペレーションモード制御において、ス
テップ数に基づいて演算処理をおこなうようにしてもよ
い。
【0048】このようにして、該当する油圧ショベルの
ガバナレバー3の回動し得る機械構造上の回動可能領域
が、例えばガバナ角αとしてコントローラ12の記憶部
12b1に記憶される。
【0049】〔オペレーションモード制御〕コントロー
ラ12は、アクセルセンサ13から出力される信号を入
力する。このコントローラ12のCPU12aは、記憶
手段12bの記憶部12b1に記憶されている例えばガ
バナ角αの範囲内でアクセルセンサ13から入力した信
号に基づくエンジン回転数の目標値を演算する。その演
算値に相当する駆動信号がモータドライバ12cからス
テッピングモータ9に出力される。このとき記憶手段1
2bの通常速度記憶部12b2に記憶されている通常速
度KOがCPU12aに読み出され、この通常速度KO
に対応する駆動信号がモータドライバ12cからステッ
ピングモータ9に出力される。すなわち、ステッピング
モータ9の回動速度は通常速度KOとなる。このステッ
ピングモータ9の回動に伴ってコントロールレバー9b
が一体的に回動し、ケーブルインナー16を介してガバ
ナレバー3が回動し、このガバナレバー3により燃料噴
射ポンプユニット2の燃料噴射量が調整される。これに
より、エンジン1の回転数が、アクセルセンサ13の指
示状態に対応する回転数となるように制御され、所望の
土砂の掘削作業とか、地面を平坦にする均し作業等が実
施される。
【0050】なお上記では、コントローラ12で図3に
示すように、一度のキースイッチ14のON操作に伴っ
て、学習モード制御かオペレーションモード制御かのど
ちらか1つの制御が実施されるようになっているが、図
4のフローチャートで示すように、学習モード制御をお
こなった(手順S23)後に処理を終わりにせず、また
モードスイッチ11が学習モードTMに切換えられてい
るにもかかわらず、自動的にオペレーションモード制御
に移行させる(手順S24)処理をおこなわせてもよ
い。すなわち一度のキースイッチ14のON操作に伴っ
て、学習モード制御とオペレーションモード制御の双方
を、この順序で連続的に実施させるようにしてもよい。
なお、手順S23の学習モード制御、及び手順S24の
オペレーションモード制御のそれぞれは、前述した図3
に示すものと同様に、キースイッチ14をOFFにした
ときには直ちに終了となる処理を含んでいる。
【0051】また図5に示すように、キースイッチ14
がONになり、モードスイッチ11が学習モードTMに
切換えられているときには学習モード制御を実施し(手
順S33)、そのキースイッチ14のON状態において
モードスイッチ11をオペレーションモードOMに切換
えると、引き続いてオペレーションモード制御を実施す
る(手順S34)処理をおこなったり、また、モードス
イッチ11がオペレーションモードOMに切換えられ、
オペレーションモード制御が実施され、土砂の掘削作業
などが実施されている状態(手順S34)であっても、
モードスイッチ11を学習モードTMに切換えたときに
は、学習モード制御が実施されてガバナ角αを再度記憶
する処理(手順S33)がなされ、その後そのキースイ
ッチ14のON状態においてモードスイッチ11を再び
オペレーションモードOMに切換えることにより、オペ
レーションモード制御が実施される(手順S34)よう
にしてもよい。このような処理手順にあっては、キース
イッチ14がONとなっている間はいつでも必要に応じ
て、学習モード制御、オペレーションモード制御を選択
的に実施させることができる。
【0052】上述した第1の実施形態にあっては、駆動
速度が速い上述の増加速度KXでステッピングモータ9
が駆動される学習モードTMのときは、前述した図2に
示すように、ステッピングモータ9の駆動力が(B/
2)と小さい状態にあって、脱調時点R1,R2を認識
でき、ガバナ角αを算出できるとともに、ガバナレバー
3とか、ステッピングモータ9の回動をガバナレバー3
に伝える各ブラケット7,8,9a、コントロールレバ
ー9b、ケーブルインナー16、ケーブルアウター15
等の伝達部材とかに過大な力が働かず、これらのガバナ
レバー3や伝達部材の上述した過大な力によるたわみの
発生を抑えることができる。
【0053】したがって、ガバナレバー3や伝達部材の
たわみを生じていない状態の誤差の少ないガバナ角αを
算出することができる。この精度の高いガバナ角αに基
づくエンジン回転数制御を実施することから、アクセル
センサ13によって指示されるエンジン回転数の目標値
と、現実のエンジン回転数との間の偏差を小さくするこ
とができ、オペレータにエンジン回転数制御に対する違
和感を与えることを防止できる。また、上述のように回
転数の偏差を小さくすることができることから、燃費の
劣化も防ぐことができる。
【0054】さらに、上述のようにたわみの発生を抑え
ることができるので、ガバナレバー3、各ブラケット
7,8,9a、コントロールレバー9b等に過大なスト
レスが加わえられることがなく、各部材を固定している
溶接部の破壊や、各部材の永久変形の発生を防ぐことが
でき、噴射ポンプユニット2まわりの耐久性と、ステッ
ピングモータ9の耐久性を向上させることができる。
【0055】図6は本発明の第2の実施形態の構成を示
す説明図、図7は図6に示す第2の実施形態に備えられ
るコントローラで実施される処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0056】図6に示す第2の実施形態は、コントロー
ラ12に内蔵され、ステッピングモータ9の駆動力をモ
ードスイッチ11によって切換えられたモードに相応す
る駆動力に変更させる駆動力変更手段が、モードスイッ
チ11によって切換えられているモードが何かを判別す
る判別手段、すなわちCPU12aに含まれる判別手段
12a1と、学習モードTM時にガバナ角センサ10か
ら入力した信号に基づいてCPU12aで演算されたガ
バナ角αを記憶する記憶部12b1、あらかじめオペレ
ーションモードOM時のステッピングモータ9に与えら
れる駆動信号に対応する通常電流の値を記憶する通常電
流記憶部12b4、あらかじめ学習モードTM時のステ
ッピングモータ9に与えられる駆動信号であって、上述
した通常電流の値よりも小さい電流値である減少電流の
値を記憶する減少電流記憶部12b5を含む記憶手段1
2bと、CPU12aの判別手段12a1の判別結果に
応じて記憶手段12bの通常電流記憶部12b4、減少
電流記憶部12b5に記憶されている上述の通常電流の
値、減少電流の値のいずれかに対応する電流値に調整す
る電流制御器12dと、この電流制御器12dで調整さ
れた電流に相当する駆動信号をステッピングモータ9に
出力する出力手段12cとを含む構成にしてある。その
他の構成は、前述した図1に示す第1の実施形態と同等
である。
【0057】なお、上述したステッピングモータ9は、
一般に良く知られているように、与えられる駆動電流が
比較的小さいと駆動力も小さくなり、逆に与えられる駆
動電流が大きいと駆動力が大きくなる駆動特性を有す
る。オペレータモード制御時に経験的に知られているス
テッピングモータ9に与えられる駆動信号、すなわち上
述の通常電流の値に対応する駆動信号のときのステッピ
ングモータ9の駆動力をBとしたとき、例えばステッピ
ングモータ9の駆動力が(B/2)となるように上述の
減少電流の値を設定してある。なお、減少電流の値は、
このようなものには限られず、例えばステッピングモー
タ9の駆動力が(2B/3)となるようなものに設定し
てもよい。
【0058】この第2の実施形態のエンジン回転数制御
装置も、主にコントロールレバー9b、ステッピングモ
ータ9、ガバナ角センサ10、モードスイッチ11、ア
クセルセンサ13、キースイッチ14と、判別手段12
a1を含むCPU12a、記憶部12b1と通常電流記
憶部12b4と減少電流記憶部12b5を含む記憶手段
12b、電流制御器12d、出力手段12cを内蔵する
コントローラ12とによって構成されている。
【0059】このように構成した第2の実施形態におけ
る動作を図7に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0060】キースイッチ14をONにすると、コント
ローラ12が作動し、モードスイッチ11からの信号が
コントローラ12のCPU12aに読み込まれる(手順
S41)。その信号が学習モードTMに対応するものか
どうか、CPU12aの判別手段12a1で判別される
(手順S42)。この判別結果が学習モードTMであれ
ば、後述する学習モード制御が実施され(手順S4
3)、オペレーションモードOMであれば、後述するオ
ペレーションモード制御が実施される(手順S44)。
学習モード制御、あるいはオペレーションモード制御の
実施後は処理が終了する。なお、手順S43の学習モー
ド制御、手順S44のオペレーションモード制御のいず
れも、キースイッチ14をOFFにしたときは、直ちに
終了する処理を含んでいる。
【0061】〔学習モード制御〕前述したように、ここ
では、エンジン1を停止状態にしてガバナレバー3の回
動角、すなわちガバナ角αを求める処理が実施される。
まず、コントローラ12のモータドライバ12cから駆
動信号を出力させ、ステッピングモータ9を図6の逆時
計回りに回動させ、コントロールレバー9b、ケーブル
インナー16を介してガバナレバー3を図6の時計方向
に回動させる。このとき、記憶手段12bの減少電流記
憶部12b5に記憶されている減少電流の値がCPU1
2aに読み出され、この減少電流の値に相当する電流と
なるように電流制御器12dで調整され、その電流に対
応する駆動信号がモータドライバ12cからステッピン
グモータ9に出力される。このときのステッピングモー
タ9の駆動力は、上述した減少電流の値に相応する比較
的小さな力(B/2)となる。ガバナレバー3が下限ス
トッパ5にぶつかると、ステッピングモータ9が脱調状
態となり、ステッピングモータ9及びコントロールレバ
ー9bは回動しない状態となり、ガバナ角センサ10の
出力変化が無くなる。このことによってCPU12a
は、ガバナレバー3が下限ストッパ5にぶつかったこ
と、すなわち脱調時点(前述した図9のR1)に至った
ことを認識する。
【0062】引き続いて前述したように、コントローラ
12は、ガバナレバー3を逆時計方向に回動させるため
の駆動信号をモータドライバ12cを介してステッピン
グモータ9に出力する。これにより、ステッピングモー
タ9が図6の時計回りに回動し、コントロールレバー9
bが一体的に時計方向に回動し、ケーブルインナー16
が同図6の右方向に引かれて、ガバナレバー3が逆時計
方向に回動する。このときも、前述と同様に減少電流の
値に対応する駆動信号がモータドライバ12cからステ
ッピングモータ9に出力され、ステッピングモータ9は
減少電流に対応する小さな駆動力(B/2)で回動す
る。ガバナレバー3が上限ストッパ5に当ると、ステッ
ピングモータ9が脱調状態となる。CPU12aは、こ
のときの脱調時点(前述したCPU12のR2)を認識
する。
【0063】CPU12aは、ガバナ角センサ10から
出力される信号に基づいて、脱調時点R1から脱調時点
R2までのステッピングモータ9のステップ数を確認
し、例えば、このステップ数に、単位ステップ当りの角
度を乗じてガバナ角αを求める演算をおこない、記憶部
12b1に記憶させる。このようにして、該当する油圧
ショベルのガバナレバー3の回動し得る機械構造上の回
動可能領域が、ガバナ角αとしてコントローラ12の記
憶部12b1に記憶される。
【0064】〔オペレーションモード制御〕前述したよ
うにコントローラ12は、アクセルセンサ13から出力
される信号を入力する。このコントローラ12のCPU
12aは、記憶手段12bの記憶部12b1に記憶され
ているガバナ角αの範囲内でアクセルセンサ13から入
力した信号に基づくエンジン回転数の目標値を演算す
る。その演算値に相当する駆動信号がモータドライバ1
2cからステッピングモータ9に出力される。このとき
記憶手段12bの通常電流記憶部12b4に記憶されて
いる通常電流の値がCPU12aに読み出され、この通
常電流に相当する電流となるように電流制御器12dで
調整され、その電流に対応する駆動信号がモータドライ
バ12cからステッピングモータ9に出力される。すな
わち、ステッピングモータ9の駆動力は、上述した通常
電流に相応する大きな力(B)となる。このステッピン
グモータ9の回動に伴ってコントロールレバー9bが一
体的に回動し、ケーブルインナー16を介してガバナレ
バー3が回動し、このガバナレバー3により燃料噴射ポ
ンプユニット2の燃料噴射量が調整される。これによ
り、エンジン1の回転数が、アクセルセンサ13の指示
状態に対応する回転数となるように制御され、所望の土
砂の掘削作業とか、地面を平坦にする均し作業が実施さ
れる。
【0065】なお上記では、コントローラ12で図7に
示すように、一度のキースイッチ14のON操作に伴っ
て、学習モード制御かオペレーションモード制御かのど
ちらか1つの制御が実施されるようになっているが、前
述した図4,5のフローチャートに相応するような処理
をおこなうことも可能である。
【0066】このように構成した第2の実施形態にあっ
ても、学習モードTMのときは、減少電流に対応する小
さな駆動力でステッピングモータ9を駆動して脱調時点
R1,R2を認識でき、ガバナ角αを算出できるととも
に、第1の実施形態におけるのと同様に、ガバナレバー
3や伝達部材のたわみの発生を抑えることができ、した
がって、第1の実施形態と同等の作用効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】本発明の各請求項に係る発明によれば、
ガバナレバーや、ステッピングモータの回動をガハナレ
バーに伝える伝達部材のたわみの発生を抑えることがで
き、したがって、このようなたわみを生じていない状態
の誤差の少ない精度の高いガバナ角αを算出でき、この
精度の高いガバナ角αに基づくエンジン回転数制御を実
施することから、エンジン回転数の目標値と、現実のエ
ンジン回転数との間の偏差を小さくすることができ、オ
ペレータに従来のようなエンジン回転数制御に対する違
和感を与えることを防止でき、また、このように回転数
の偏差を小さくすることができることから、従来のよう
な燃費の劣化も防ぐことができる。
【0068】また、上述のようにたわみの発生を抑える
ことができるので、ガバナレバーや、ステッピングモー
タの回動をガバナレバーに伝える伝達部材に従来のよう
な過大なストレスが加えられることがなく、各部材を固
定している溶接部の破壊や、各部材の永久変形の発生を
防ぐことができ、したがって、従来に比べて噴射ポンプ
ユニットまわりの耐久性と、ステッピングモータの耐久
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジン回転数制御装置の第1の実施
形態の構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す第1の実施形態に備えられるステッ
ピングモータの駆動特性を示す特性図である。
【図3】図1に示す第1の実施形態に備えられるコント
ローラで実施される処理手順の第1の例を示すフローチ
ャートである。
【図4】図1に示す第1の実施形態に備えられるコント
ローラで実施される処理手順の第2の例を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1に示す第1の実施形態に備えられるコント
ローラで実施される処理手順の第3の例を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態の構成を示す説明図で
ある。
【図7】図6に示す第2の実施形態に備えられるコント
ローラで実施される処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】従来のエンジン回転数制御装置の構成を示す説
明図である。
【図9】図8に示すエンジン回転数制御装置の駆動特性
の一例を示す特性図である。
【図10】図8に示すエンジン回転数制御装置の駆動特
性の他の例を示す特性図である。
【図11】図8に示すエンジン回転数制御装置に備えら
れるコントローラで実施される処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 燃料噴射ポンプユニット 3 ガバナレバー 3a ガバナ軸 4 上限ストッパ 5 下限ストッパ 6 ばね 7 エンジン側ブラケット 8 モータ側ブラケット 9 ステッピングモータ 9a モータブラケット 9b コントロールレバー 10 ガバナ角センサ 11 モードスイッチ(モード切換手段) 12 コントローラ 12a CPU(中央処理装置・駆動力変更手段〕 12a1 判別手段(駆動力変更手段) 12b 記憶手段(駆動力変更手段) 12b1 ガバナ角記憶部 12b2 通常速度記憶部 12b3 増加速度記憶部 12b4 通常電流記憶部 12b5 減少電流記憶部 12c モータドライバ(出力手段・駆動力変更手
段〕 12d 電流制御器(出力手段・駆動力変更手段〕 13 アクセルセンサ 14 キースイッチ 15 ケーブルアウター 16 ケーブルインナー α ガバナ角 KO 通常速度 KX 増加速度 TM 学習モード OM オペレーションモード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−92561(JP,A) 特開 昭63−167039(JP,A) 特開 昭63−57844(JP,A) 特開 平9−32596(JP,A) 特開 平5−26063(JP,A) 特開 平3−168339(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 1/08 F02D 31/00 301 E02F 9/22 F02D 29/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンへの燃料噴射量を調整するガバ
    ナレバーを動かすステッピングモータと、このステッピ
    ングモータの動作を制御するコントローラと、上記ガバ
    ナレバーを制御するモードを複数のモードのうちのいず
    れか1つに切換えるモード切換手段とを備えたエンジン
    回転数制御装置において、 上記コントローラが、上記ステッピングモータの駆動力
    を、上記モード切換手段によって切換えられたモードに
    相応する駆動力に変更させる駆動力変更手段を有するこ
    とを特徴とするエンジン回転数制御装置。
  2. 【請求項2】 上記モード切換手段が、エンジン停止状
    態におけるガバナレバーの回動角であるガバナ角を検出
    するモードである学習モードと、エンジンを駆動させて
    おこなわれる作業時のモードであるオペレーションモー
    ドのうちのいずれかのモードに切換えるモードスイッチ
    であることを特徴とする請求項1記載のエンジン回転数
    制御装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動力変更手段が、 上記モード切換手段によって切換えられているモードが
    何かを判別する判別手段と、あらかじめ上記オペレーシ
    ョンモード時の上記ステッピングモータの駆動速度であ
    る通常速度を記憶する通常速度記憶部、あらかじめ上記
    学習モード時の上記ステッピングモータの駆動速度であ
    って、上記通常速度よりも大きい速度である増加速度を
    記憶する増加速度記憶部を含む記憶手段と、上記判別手
    段の判別結果に応じて上記記憶手段の上記通常速度記憶
    部、上記増加速度記憶部に記憶されている上記通常速
    度、上記増加速度のいずれかに相当する駆動信号を上記
    ステッピングモータに出力する出力手段とを含むことを
    特徴とする請求項2記載のエンジン回転数制御装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動力変更手段が、 上記モード切換手段によって切換えられているモードが
    何かを判別する判別手段と、あらかじめ上記オペレーシ
    ョンモード時に上記ステッピングモータに与えられる駆
    動信号に対応する通常電流の値を記憶する通常電流記憶
    部、あらかじめ上記学習モード時に上記ステッピングモ
    ータに与えられる駆動信号に対応し、上記通常電流の値
    よりも小さい電流値である減少電流の値を記憶する減少
    電流記憶部を含む記憶手段と、上記判別手段の判別結果
    に応じて上記記憶手段の上記通常電流記憶部、上記減少
    電流記憶部に記憶されている上記通常電流の値、上記減
    少電流の値のいずれかに相当する駆動信号を、上記ステ
    ッピングモータに出力する出力手段とを含むことを特徴
    とする請求項2記載のエンジン回転数制御装置。
  5. 【請求項5】 上記エンジンが、油圧ショベルに備えら
    れるエンジンであることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のエンジン回転数制御装置。
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