JP3273269B2 - 繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法 - Google Patents
繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法Info
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Description
抗かび性を付与する方法に関する。
による合併症の発生問題が契機となって、病院、老人養
護施設、一般家庭、娯楽施設などにおける衣料、寝具衣
料、カ−テン、カ−ペット、絨毯などの繊維製品類、器
具類、装置類、有機物加工製品などに、細菌、かびなど
の微生物に対しての抗菌性や殺菌性を付与する必要性が
広く認識される様になってきた。
ット、絨毯などの繊維製品および有機物加工製品の一種
である紙、不織布、織物などにおける無機系の微生物発
生および発育防止剤としては、銀ゼオライト(銀ケイ酸
アルミニウム塩)粉末が知られており、これは、比較的
良好な抗菌性および抗かび性を示す。しかしながら、こ
の粉末は、上記の製品に対して付着性をほとんど有しな
いので、製品完成前の段階で素材などへの混入などの前
加工処理を行なわなければならない。例えば、合成繊維
製品の場合には、合成繊維の原料である合成高分子材料
に予め銀ゼオライト粉末を練り混んでおき、これを紡糸
し、紡織して、抗菌性乃至殺菌性を付与した繊維を得る
必要がある。また、天然繊維の場合には、バインダーを
使用して繊維への付着による抗菌性乃至殺菌性の付与を
はかるか、或いは銀ゼオライト粉末を練り混んだ合成繊
維糸との混紡により抗菌性乃至殺菌性の付与をはかる必
要がある。この様な観点から、抗菌性乃至殺菌性の付与
加工前後の繊維品の化学的性質および物理的性質を考慮
すると、素材および形態の点で、抗菌性乃至殺菌性を付
与した繊維の商品化には大きな制限がある。
付与し得る材料として、有機化合物がある。有機化合物
は、加工性に優れているので、抗菌性および抗かび性を
付与すべき対象としての繊維の素材および形態に対する
制限は少ないが、処理された繊維製品の洗濯、大気中で
の長時間の放置などにより、抗菌性および抗かび性効果
を急速に失うので、耐久性に劣るという欠点を有してい
る。
記の様な従来技術の問題点を解決乃至軽減し、優れた抗
菌性および抗かび性を備えた繊維製品を提供することを
主な目的とする。
従来技術の現状に鑑みて研究を進めた結果、特定の2種
の化合物を順次使用する置換メッキの手法を繊維品に適
用する場合には、繊維品に優れた抗菌性および抗かび性
効果を付与し得ることを見出した。
のである; 1. 繊維品を塩化錫(II)(SnCl2 ・2H
2 0)5〜40g/lと濃塩酸5〜40ml/lとの混
合水溶液に浸漬し、水洗した後、硝酸銀の0.3〜10
g/l水溶液に浸漬し、水洗し、乾燥することを特徴と
する繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法。
パルプ、綿、麻、人絹、羊毛、絹などの天然繊維材料お
よび各種の高分子系合成繊維材料を包含する。また、そ
の形態としては、糸、紙、不織布、織布、編物などの全
ての繊維製品を包含する。これらの繊維材料は、糸の形
態で本発明方法により処理した後、不織布、織布、編物
などに加工しても良い。以下においては、特に必要でな
い限り、これらを繊維品と総称し、必要な場合にのみ、
個別的に示す。
酸との混合水溶液に浸漬した後、硝酸銀水溶液に浸漬す
ることにより、繊維品が銀の酸化物と考えられる化合物
で被覆される。これにより、繊維品に抗菌性および抗か
び性が付与される。この付与工程は、水溶液に対する繊
維品の浸漬という簡単な工程からなっておりながら、繊
維品に高度の抗菌性および抗かび性を与え、且つその効
果は長期的な持続性に優れている。
る。まず、前処理法として、繊維品が汚れている場合或
いは後述の処理を阻害するバインダーなどを含んでいる
場合には、これらを除去するために、水洗するか、或い
は洗濯用洗剤水溶液などにより洗浄し、水洗する。特に
油などによる汚れがひどい場合には、常法に従って、油
除去を行なえば良い。油の除去法は、特に限定されるも
のではないが、例えば、炭酸ナトリウム約10g/l
(またはほう酸ナトリウム約20g/l)、燐酸ナリウ
ム約20g/l、非イオン界面活性剤約1g/lの水溶
液に、温度40〜65℃に浸漬した後、水洗することに
より、行なうことができる。
浸漬すると、崩壊することがある。このため、最初の処
理液であるSnCl2 水溶液の浸透を妨げるバインダー
などが、紙の内部に存在しない場合(例えば、濾紙の場
合)には、直接SnCl2 水溶液への浸漬を行なっても
良い。但し、紙製品中にバインダーなどの阻害成分が存
在する場合には、最終的には繊維品表面には銀が付与さ
れるものの、内部にまでは銀は充分には付与されない。
また、これらの阻害成分が、SnCl2 水溶液に溶出し
て、処理液を劣化させるので、紙製品が破損しない様に
留意しつつ、水に0.5〜3時間程度浸しておくことが
好ましい。
た後(或いは必要がなければ行なうことなく)、SnC
l2 ・2H2 0 5〜40g/lと36%塩酸5〜40
ml/lとの混合水溶液(第一処理液)に2〜5分間浸
漬する。浸漬に際しては、被処理物に空気に起因すると
考えられる気泡が付着する場合があるので、その付着を
防止し、均一な錫イオンの吸着を行なうために、被処理
物および/または第一処理液を動かすことが好ましい。
第一処理液中の塩化錫(II)(SnCl2 ・2H
2 O)の濃度は、5〜40g/lとする。錫イオンの吸
着量は、通常塩化錫(II)の濃度が15g/lを上回
っても特に増大せず、抗菌性および抗かび性の効果の改
善は期待できない。しかしながら、被処理物が、毛布、
厚みの大きい不織布などである場合には、多量の第一処
理液を吸収して、次工程への第一処理液の持出し量が多
くなるため、液の濃度管理が困難となるので、上限量を
40g/lとする。第一処理液の温度は、特に限定され
ないが、実用的な観点からは、常温(20℃近傍)で行
なうことが好ましい。液温度が50℃を超える場合に
は、液の耐久性が短くなる。この原因は、おそらくSn
2+イオンがSn4+イオンに酸化され易くなり、沈澱生成
物が生じやすくなるためと思われる。なお、塩酸は、塩
化錫(II)を溶解するために必要な成分であり、塩化
錫の濃度に応じて適当な濃度で使用すれば良い。第一処
理液による処理を終えた被処理物は、水洗され、過剰の
塩化錫(II)および塩酸を除去される。
酸銀0.5〜10g/lの水溶液(第二処理液)に0.
5〜3分間程度浸漬する。この浸漬に際しても、被処理
物に細かい気泡が付着することがあるので、その付着を
防止し、銀イオンの均一な吸着を行なうために、被処理
物および/または第二処理液を動かすことが好ましい。
硝酸銀の濃度は、通常1〜2g/lを上回っても特に増
大せず、抗菌性および抗かび性の効果の改善は期待でき
ない。しかしながら、第一処理液の場合と同様に、毛
布、厚みの大きい不織布などの場合には、多量の液を吸
収して、溶液の持出し量が多くなるため、液の濃度管理
が困難となるので、硝酸銀の濃度の上限量を10g/l
とする。一方、硝酸銀の濃度が0.3g/l程度の液で
あっても、温度40〜60℃で2〜3分間浸漬する場合
には、0.5g/l以上の濃度の液と同様の抗菌性およ
び抗かび性を示す。しかしながら、建浴(初めに溶液を
つくる)時からこのような低濃度とする場合には、毛
布、厚さのある不織布などを処理する際に液の濃度管理
が困難となるために、硝酸銀濃度の下限を0.5g/l
とする。第二処理液の適切な温度は、吸着している錫イ
オにより銀イオンが還元される速度、置換された銀が成
長する速度などに大きく依存する。従って、硝酸銀濃
度、温度および浸漬時間を考慮して、(イ)硝酸銀濃度
0.5〜2g/l;温度20〜35℃;浸漬時間1.5
〜3分間、(ロ)硝酸銀濃度0.5〜2g/l;温度4
0〜60℃;浸漬時間0.5〜2分間、(ハ)硝酸銀濃
度3〜10g/l;温度20〜35℃;浸漬時間1〜
2.5分間、(ニ)硝酸銀濃度3〜10g/l;温度4
0〜60℃;浸漬時間0.5〜2分間などの組合わせを
採用することがより好ましい。このような処理条件にお
いては、特に優れた抗菌性および抗かび性効果が達成さ
れる。第二処理液による処理を終えた被処理物は、水洗
され、乾燥されて、抗菌性及び抗かび性を有する所望の
繊維品が得られる。
の量の銀が付与されているかは、紙および不織布におい
ては短繊維が絡みあつており、また織物についても繊維
がねん糸され、紡績されているため、単位面積当りの付
与量を明確に算出することはできない。このため、ポリ
エステルの単繊維について、本発明方法の各種の組成お
よび条件により銀を付与した後、硝酸に溶解させ、原子
吸光度分析法により定量分析したところ、平均約0.0
003mg/cm2 であつた。従って、この量以上の銀
が被覆さていれば、抗菌性および抗かび性の効果を示す
ことものと推測される。
て、さらに優れた抗菌性及び抗かび性効果を達成するた
めには、第一処理液および第二処理液による処理を複数
回繰返して行なえば良い。
目の処理を行ない、十分に水洗した後、再度同様にして
第一処理液と第二処理液とによる処理を行ない、水洗
後、乾燥した。その結果、銀の付与量は、第1回目処理
後の1.5〜〜2倍であった。さらに、第3回目として
は、第2回目とおなじ処理工程を繰り返した場合には、
銀の付与量は、第1回目の2.3〜3.3倍に達してい
た。
および組成についての詳細は不明であるが、X線光電子
分光分析の結果では、銀は金属の状態ではなく酸化して
いる化学的状態と考えられる。理論的には、吸着した錫
イオンにより銀イオンが金属銀に還元されると考えられ
る。その場合の化学反応式は Sn2++2Ag+ → Sn4++Ag0 (金属) と考えられる。しかしながら、付与される銀の成長速度
が遅く、またその厚さが非常に薄いため、溶液中および
測定までの大気中での放置により、一旦析出した金属銀
が酸化しているものと推定される。なお、繊維製品を肉
眼で観察した限りでは、銀は灰黒色を呈していた。
ころをより一層明らかにする。
抗かび性試験は、以下の様にして行なった。
び緑膿菌を対象として行なった。
coli IFO3301) を用いた。
カス アウレウス菌(Staphylococcus aureus IFO1273
2)を用いた。
8時間、3回継代培養したものを滅菌リン酸緩衝液を用
いて適宜希釈し、試験菌液とした。
験法(日本防菌防黴学会抗菌加工検討委員会)を準用し
た。
数で表わした。
domonas sp. ( 緑膿菌) を主とし、、Bacillus sp.( 枯
草菌) 及びFlavobacterium sp.を混合して含んでいた。
社製)を使用して判定した。即ち、菌数約105 個を有
する水溶液にバイオチェッカーを30秒間浸漬した後、
チェッカーの上に目的の試料を置き、温度25〜30℃
で24時間培養して試料の周りにオリゴジナミー(試料
の周りに菌が全く発育しない領域が、試料の形状にそっ
てコロナ的に形成される)が現れているか否かを目視お
よび写真撮影によって判定した。
1 )とペニシリウムフニクロサム菌(Penicillium funi
culosum IFO6345 )とを用いた。
抵抗性試験方法(JIS Z 2911−1981)」
の繊維製品の試験方法(湿式法)を準用して試験を行な
った。
ml/lとの混合水溶液(温度21℃)に3分間浸漬し
た後、よく水洗し、次いでAgNO3 1g/lの水溶液
(温度52℃)に1.2分間浸漬し、よく水洗し、乾燥
した。
らかとなった。
た。
発育を示す赤色着色部5との間に菌の発生が認められな
い白色のオリゴジナミー3が見られ、抗菌性効果がある
ことがわかる。
本発明による試料1に代えて、同寸法の銅板、亜鉛板
(クロメート処理を行っている)またはニッケル板を設
置した場合には、オリゴジナミーが全く形成されないこ
とから考えると、本発明により処理された繊維品が優れ
た効果を発揮することが明らかである。
20g/lと濃塩酸15ml/lのと混合水溶液(温度
23℃)に5分間浸漬し、十分に水洗し、次いでAgN
O3 1.5g/lの水溶液(温度48℃)に1.5分間
浸漬し、十分に水洗し、乾燥した。
らかとなった。
た。
ることが明らかとなった。
本発明による上記の試料に代えて、同寸法の銅板、亜鉛
板(クロメート処理を行っている)またはニッケル板を
設置した場合には、オリゴジナミーが全く形成されない
ことから考えると、本発明により処理された繊維品が優
れた効果を発揮することが明らかである。
ウム約10g/lと表面界面活性剤(商品名:ママロー
ヤル、ライオン(株)製)3ml/lとの混合水溶液
(温度約50℃)に時々ゆっくりと攪拌しつつ10分間
浸漬して、汚れを除去した後、よく水洗し、SnCl2
・2H2 0 20g/lと濃塩酸15ml/lとの混合
水溶液(温度約17℃)に3.5分間浸漬し、よく水洗
した。次いで、AgNO3 10g/lの水溶液(温度5
2℃)に1.5分間浸漬し、よく水洗した。
ル樹脂系繊維不織布をSnCl2 ・2H2 0 20g/
lと濃HCl15ml/lとの混合水溶液(温度17
℃)に3.0分間浸漬した後、よく水洗し、さらにAg
NO3 1.0g/lの水溶液(温度52℃)に1.5分
間浸漬し、よく水洗し、乾燥した。
らかとなった。
た。
ることが明らかとなった。
本発明による上記の試料に代えて、同寸法の銅板、亜鉛
板(クロメート処理を行っている)またはニッケル板を
設置した場合には、オリゴジナミーが全く形成されない
ことから考えると、本発明により処理された繊維品が優
れた効果を発揮することが明らかである。
らなる厚さ約0.3mmの織物を洗濯用洗剤(商品名:
Hiトップ、ライオン(株)製)2g/lの水溶液(温
度50℃)に時々ゆっくりと攪拌しつつ10分間浸漬し
て汚れを除去した後、よく水洗した。次いで、この織物
をSnCl2 ・2H2 0 20g/lと濃塩酸15ml
/lのと混合水溶液(温度20℃)に3.5分間浸漬し
た後、よく水洗し、AgNO3 2.0g/lの水溶液
(温度52℃)に1.5分間浸漬し、よく水洗した。
SnCl2 ・2H2 0 15g/lと濃塩酸15ml/
lとの混合水溶液(温度20℃)に3分間浸漬した後、
よく水洗し、AgNO3 1.0g/lの水溶液(温度5
0℃)に1.5分間浸漬し、よく水洗した。
対し、第2回目処理と同じ処理を再度行なった後、よく
水洗し、乾燥した。
らかとなった。
らかとなった。
ることが明らかとなった。
本発明による上記の試料に代えて、同寸法の銅板、亜鉛
板(クロメート処理を行っている)またはニッケル板を
設置した場合には、オリゴジナミーが全く形成されない
ことから考えると、本発明により処理された繊維品が優
れた効果を発揮することが明らかである。
トリウム10g/lの水溶液(温度50℃)に時々ゆっ
くりと攪拌しつつ10分間浸漬して汚れを除去した後、
よく水洗し、SnCl2 ・2H2 0 20g/lと濃塩
酸15ml/lとの混合水溶液(温度22℃)に3.5
分間浸漬し、よく水洗した。
/lの水溶液(温度51℃)に1.5分間浸漬した後、
よく水洗した。
をSnCl2 ・2H2 0 15g/lと濃塩酸15ml
/lとの混合水溶液(温度17℃)に3分間浸漬した
後、よく水洗し、AgNO3 1.0g/lの水溶液(温
度51℃)に1.5分間浸漬し、よく水洗した。
に対し第2回目処理と同じ処理を行なった後、よく水洗
し、乾燥した。
らかとなった。
らかとなった。
ることが明らかとなった。
本発明による上記の試料に代えて、同寸法の銅板、亜鉛
板(クロメート処理を行っている)またはニッケル板を
設置した場合には、オリゴジナミーが全く形成されない
ことから考えると、本発明により処理された繊維品が優
れた効果を発揮することが明らかである。
示す模式図である。
Claims (1)
- 【請求項1】繊維品を塩化錫(II)(SnCl2 2H
2 0)5〜40g/lと濃塩酸5〜40ml/lとの混
合水溶液に浸漬し、水洗した後、硝酸銀の0.3〜10
g/l水溶液に浸漬し、水洗し、乾燥することを特徴と
する繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法。
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JP02817693A JP3273269B2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02817693A JP3273269B2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法 |
Publications (2)
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JPH06240570A JPH06240570A (ja) | 1994-08-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP02817693A Expired - Fee Related JP3273269B2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 繊維品に抗菌性および抗かび性を付与する方法 |
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CN110881481B (zh) * | 2019-10-30 | 2021-04-06 | 广州市浪奇实业股份有限公司 | 一种含有大麻叶提取物的抗菌组合物及其应用 |
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- 1993-02-17 JP JP02817693A patent/JP3273269B2/ja not_active Expired - Fee Related
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