JP3272803B2 - 媒体鑑別装置 - Google Patents

媒体鑑別装置

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JP3272803B2 JP5770793A JP5770793A JP3272803B2 JP 3272803 B2 JP3272803 B2 JP 3272803B2 JP 5770793 A JP5770793 A JP 5770793A JP 5770793 A JP5770793 A JP 5770793A JP 3272803 B2 JP3272803 B2 JP 3272803B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣等の媒体の光学的
あるいは磁気的なパタンを検出し、紙幣の金種や真偽を
判別するための媒体鑑別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等で使用されている現金自動預
金機、現金自動支払機等には、紙幣を認識するための紙
幣鑑別装置が設けられている。この紙幣鑑別装置によ
り、紙幣の金種、真偽、汚れ、破損等が判定される。紙
幣鑑別装置は、投入された紙幣の模様や図形から、その
反射光や透過光等の光学的、あるいは磁気的パタンを検
出し、これらの検出したパタンと、予めメモリに格納さ
れている基準パタンとを比較して、その類似度により紙
幣の鑑別を行っている。例えば光学的なパタンを検出す
るためには、LEDやフォトダイオード、フォトトラン
ジスタ等が用いられているが、これらの素子は、経年変
化や温度等の周囲環境の変動により、検出感度が変化す
る。このため、安定した紙幣鑑別を行うために、従来の
紙幣鑑別装置では、次のような方法に従ってセンサの出
力の補正を行っている。
【0003】図2に、従来の媒体鑑別装置ブロック図を
示す。従来の装置は、この図に示すような概略構成とさ
れる。まず、鑑別対象となる媒体1は、搬送路上を搬送
方向2の方向に搬送される。この搬送路上に、ここでは
例えば4個のセンサ3が搬送路を横切るように配置され
ている。これらのセンサの出力は読取り信号処理部4に
受け入れられ、補正部5によって一定の補正がされ、鑑
別部6によって基準パタンと比較される。これによっ
て、例えば媒体1が紙幣の場合には、その真偽等が判別
される。
【0004】図3に、上記のような装置の具体的な回路
ブロック図を示す。この装置は、図に示した通り、4個
のセンサ3−1〜3−4を備え、その出力をそれぞれ受
け入れる4台の増幅回路7−1〜7−4が設けられてい
る。これらの増幅回路7−1〜7−4の出力はマルチプ
レクサ8に入力し、更にA/Dコンバータ9を介して演
算処理回路に取り込まれる構成となっている。演算処理
回路は、バスライン13に対し、プロセッサ(CPU)
10と、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)11
と、リード・オンリ・メモリ(ROM)12とが接続さ
れて構成される。図2に示す読取り信号処理部4、補正
部5及び鑑別部6は、図3に示す増幅回路7−2〜7−
4以下の演算処理回路により実現されている。
【0005】センサ3−1〜3−4は紙幣の反射光を検
出する反射型の光センサである。増幅回路7−1〜7−
4は、センサ3−1〜3−4の検出信号を増幅する回路
である。マルチプレクサ8は、増幅回路7−1〜7−4
の複数の出力信号の中から、どれか1つを選択する回路
である。A/Dコンバータ9は、マルチプレクサ8から
出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換する回
路である。CPU10は、各部の制御及びデータ処理を
行う。RAM11は、A/Dコンバータ9より出力され
た各センサ3−1〜3−4の出力信号(以後、生データ
と呼ぶ)及び後述する補正後のデータ(以後、補正デー
タと呼ぶ)の書き込み及び読み出しを行うことができ
る。ROM12には、生データを補正するのに必要とな
る、予め設定された目標値及びデータの補正制御プログ
ラムが格納してある。
【0006】図4は、従来の紙幣鑑別装置のセンサ出力
補正動作フローチャートである。紙幣鑑別装置内を搬送
された紙幣の光学パタンは、センサ3−1〜3−4によ
り検出され、電気信号に変換される(ステップS1、S
2)。これらの電気信号は増幅回路7−1〜7−4によ
り増幅される(ステップS3)。増幅された各信号は、
マルチプレクサ8により順次選択され(ステップS
4)、選択された信号は、A/Dコンバータ9に送ら
れ、ディジタル信号に変換される(ステップS5)。A
/Dコンバータ9より出力されたディジタル信号は生デ
ータとしてRAM11に格納される(ステップS6)。
【0007】ここで、温度等の環境の変化によるセンサ
の感度の変化や、センサ感度の経年劣化により、センサ
出力が低下すると、上記生データは、比較する基準パタ
ンデータより全体的に低い出力になる。この場合、基準
パタンと合致しないので、本物の紙幣であっても偽物で
あると判定されてしまうことがある。そこで、基準パタ
ンとの比較を正しく行うことができるように従来より生
データを補正することが行われている。
【0008】図5は、従来装置の読み取りパタン説明図
である。図において、横軸は時間を表し、紙幣の搬送に
伴い、センサが紙幣の光学パタンを一定時間毎にサンプ
ルするタイミングをT0、T1…T2というように表し
た。縦軸は、センサ出力レベルを示す。また、T0はサ
ンプル開始タイミング、T2はサンプル終了タイミング
である。T1は、T0より一定タイミング遅れで図2に
示す媒体(紙幣)1の印刷のないエッジの無パタン部分
を読み取るように設定されたタイミングである。このタ
イミングT1におけるセンサ出力値A(以後、被補正値
Aと呼ぶ)を用いて、補正を行う。
【0009】まず、CPU10は、ROM12より読み
出した補正制御プログラムに従って(図4のステップS
7)、RAM11より、補正対象となるセンサの生デー
タの中から被補正値Aを読み出し(ステップS8)、同
時にROM12より対応する予め設定された目標値Bの
値を読み出してくる(ステップS9)。次に、CPU1
0は、読み出した値A、Bを用いて次の(1)式で与え
られる補正倍率Cを算出する(ステップS10)。 補正倍率C=B/A …(1) 補正倍率Cは、被補正値Aを含む生データの出力レベル
を、目標値Bを含むレベルにするための乗算値である。
【0010】次に、CPU10は、RAM11よりT0
からT2までの各サンプルタイミングのセンサ出力値を
読み出し(ステップS11)、それぞれに補正倍率Cを
乗算し(ステップS12)、結果をRAM11に格納す
る(ステップS13)。こうして格納されたデータを補
正データと呼ぶ。図5に示した一例では、補正データD
2は破線で示した波形になる。図より明らかなように、
補正データD2は生データD1のレベルを一律に引き上
げて、基準パタンD0と比較できるレベルになっている
ので、正確な紙幣鑑別を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた従来装置には、次のような解決すべき課題があっ
た。図6に、欠損紙幣の読み取り動作説明図を示す。ま
た、図7に、このケースでの従来装置の補正読み取りパ
タン説明図を示す。図6に示したように、媒体(被鑑別
紙幣)1のエッジ部分に欠損15があった場合、図の破
線のラインを読み取ったセンサ3の出力信号は、図7に
示すように、タイミングT1の時の生データD1が非常
に小さくなってしまう。紙幣鑑別装置では、媒体が存在
しないときのセンサ出力は非常に小さくなる構造になっ
ている。
【0012】このため、被補正値Aの値が非常に小さく
なり、補正倍率C(=B/A)の値は、非常に大きくな
る。従って、そのまま補正を行うと、補正データD3
が、図7に示すように、比較すべき基準パタンD0と正
確な比較が行えないようなレベルになってしまう。この
ように、従来の装置では、エッジ部分が欠損している紙
幣に対しては、正確な紙幣鑑別が行えなくなるという問
題点があった。紙幣に限らず、有価証券その他の媒体の
鑑別についても同様の問題があった。
【0013】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、紙幣のエッジに欠損があっても、代わりに他のセン
サ出力を用いることにより、ほぼ正常な補正データを得
て、正確な紙幣鑑別を行えるようにした媒体鑑別装置を
提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の媒体鑑別装置
は、媒体の搬送路上で、前記媒体の物理的パタンを読み
取る複数のセンサと、前記センサの中から予め選択され
た補正データ抽出用センサにより読み取った、前記媒体
の無パタン部分の出力信号を使用して、前記各センサの
読み取った物理的パタンの補正を行う補正部と、この補
正部の出力信号と基準パタンとを比較して媒体を鑑別す
る鑑別部と、前記各センサの、媒体の物理的パタン読み
取り開始タイミングを監視して、前記媒体のエッジライ
ンを検出するエッジライン検出部と、前記補正データ抽
出用センサが前記エッジライン通過後に媒体の物理的パ
タン読み取りを開始したときは、別のセンサを代用の補
正データ抽出用センサとして選択するセンサ選択部とを
備えたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】媒体の光学的パタン等を複数のセンサを用いて
読み取ったとき、初めに1つのセンサが補正データ抽出
用センサに設定される。一方、複数のセンサにより、媒
体のエッジラインを検出する。既に補正データ抽出用セ
ンサが、このエッジラインを通過後に媒体のパタン読み
取りを開始した場合、ここには欠損が存在すると判断さ
れる。そこで、この場合、補正データ抽出用センサとし
て別のセンサを選択する。これにより、正確な媒体の無
パタン部分の読み取りデータが得られ、読み取り信号の
適切な補正ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の媒体鑑別装置ブロック図であ
る。図において、紙幣等の媒体1は、図に示すように搬
送方向2に向かって搬送路上を搬送されている。これ
を、ここの実施例では、4個のセンサ3−1〜3−4を
用いて読み取り、光学的パタンを得る。これらのセンサ
3−1〜3−4の信号は、読取り信号処理部4により処
理される。ここまでの構成は、図2を用いて説明した従
来の装置と同様である。
【0017】ここで、本発明の装置においては、読取り
信号処理部4の出力をエッジライン検出部21と補正部
23に送り込む構成となっている。エッジライン検出部
21の出力は、センサ選択部22に受け入れられ、補正
部23の補正動作を制御するように構成されている。補
正部23の出力は、従来と同様に鑑別部6に送られ、紙
幣の鑑別が実行される。
【0018】上記エッジライン検出部21は、センサ3
−2と3−4の、媒体1の物理的パタン読み取り開始タ
イミングを監視して、媒体1のエッジライン25を検出
するための部分である。本発明の装置においては、予め
補正データ抽出用センサを、例えばセンサ3−1に設定
しておく。しかしながら、このエッジライン検出部21
によってセンサ3−1の読み取り開始タイミングが、こ
のエッジライン25から遅れている場合には、センサ選
択部22が補正部23を制御して、補正データ抽出用セ
ンサを、センサ3−1から例えばセンサ3−3へ切り換
えるよう動作する。上記の装置は、概略このような構成
とされている。
【0019】ここで、エッジライン検出部21のエッジ
検出ライン方法について説明する。図において、例えば
センサ3−2とセンサ3−4をエッジライン検出用に設
定する。媒体1が搬送されてくると、センサ3−1、3
−2は媒体1のエッジを検出するが、このとき、媒体1
がセンサ3−2、3−4を結ぶラインと平行に搬送され
てこない限り、センサ3−2、3−4それぞれが媒体1
のエッジを検出するタイミングは違ってくる。このタイ
ミングのずれの量より、エッジライン検出部21は媒体
1のエッジライン25を算出する。
【0020】ここで、媒体1のエッジ部分に欠損がない
場合は、算出したエッジライン25と実際のエッジライ
ンは一致する。しかし、欠損15がある場合は、算出し
たエッジライン25と各センサ3−1〜3−4の読み取
り開始点とで異なる部分が出てくる。本発明では、補正
データ抽出用のセンサについて、算出したエッジライン
25から実際の読み取り開始点までの距離の大小によ
り、補正方法を変え、媒体1のエッジが欠損している場
合でも正確な鑑別を行えるようにしている。なお、本発
明の装置の具体的なハードウェア構成は、図3に示した
装置と全く同様で、装置の具体的動作は、この図に従っ
て説明する。
【0021】図8は、本発明の装置の動作フローチャー
トである。まず、図4のステップS1〜S9に示す手順
により、各センサ3−1〜3−4が検出した信号をRA
M11に格納する(ステップS21)。次に、CPU1
0はROM12より、本発明による補正プログラムを読
み出してくる(ステップS22)。CPU10は、この
補正プログラムに従い、以下に説明する補正処理を実行
する。まず、CPU10は、RAM11より予めエッジ
ライン検出用として設定したセンサ3−2、3−4の出
力信号を読み出し(ステップS23)、エッジライン2
5を算出する。このエッジラインを、補正データ抽出用
センサ3−1の読み取りを開始すべきタイミングTsと
する(ステップS24)。次に、CPU10は、RAM
11より補正データ抽出用センサ3−1が実際に媒体1
のエッジを検出したタイミングTmを読み出してくる
(ステップS25)。ここで、媒体1のエッジに欠損が
なければ、Ts=Tmとなるのは言うまでもない。
【0022】さて、ここで問題となるのは、媒体1のエ
ッジの欠損15が、被補正値Aの値を異常な値にするか
否かである。Tmの値が、被補正値Aの値を得るタイミ
ングTsの値より小さいときは、被補正値Aの値はエッ
ジの欠損により影響されない。従って、従来の補正方法
でも正常な補正データを得ることができる。但し、Ts
からTmまでのパタンは異常となるが、TsからTmま
でのパタンは、例えば紙幣の金種方向判別に用いていな
ければ問題はない。しかし、Tmの値がTsの値以上の
ときは、既に図7を用いて説明したように、被補正値A
の値は異常となり、従来の補正方法では、正常な補正デ
ータが得られない。
【0023】以上のことにより、図5のステップS25
の次に、CPU10は、ROM12より被補正値Aの値
を得るタイミングTsを算出するため、予め決められ格
納してあるタイミングTsからの遅れaの値を読み出し
(ステップS26)、Ta=Ts+aを算出する(ステ
ップS27)。その後のステップS28でTaとTmを
比較し、Tm<Taならば、従来の補正方法を実行す
る。
【0024】一方、Tm≧Taであった場合は、以下に
説明するように補正を行う。即ち、CPU10は、補正
倍率C(=B/A)を算出する際、異常とみられるもと
の補正データ抽出用センサ3−1の代わりに、代用のセ
ンサ3−3の出力を用いて、補正倍率を算出する。な
お、このとき、出力信号の大きい方を用いることとす
る。代用センサを2以上用意したときは、これらのセン
サのうちの1つを選択する。汚れ等により、値が異常に
小さくなっている可能性を考慮するためである。各セン
サ3−1〜3−4は、いずれも、タイミングTmのと
き、媒体1のエッジの無パタン部分を読み取るようにな
っており、紙幣の印刷パタン等とは関係ないので、各セ
ンサ3−1〜3−4の被補正値Aの値は、ほぼ同じ値と
なる。よって、算出した補正倍率C(=B/A)は、ほ
ぼ正常な値になると考えられる。
【0025】図9に、本発明の装置の読み取りパタン説
明図を示す。上記補正倍率Cを用いて生データD1を修
正すると、補正データD4は図に示すようになる。図よ
り分かるように、本発明により得られる補正データD4
は、タイミングTsからTm付近までのデータが異常と
なっているものの、タイミングTmを少し過ぎた以降の
データは、基準パタンD0と比較できる正常な値となっ
ている。従って、タイミングTm以降の補正データD4
を用いて紙幣鑑別等を行えば、ほぼ正確な鑑別結果を得
ることができる。
【0026】なお、タイミングTmまでの時間が長くな
れば、それだけ全補正データD4に対する正常な補正デ
ータの割合は小さくなる。このときは、例えば、始点タ
イミングTsから終点タイミングT2までを4つのブロ
ックに等分割し、それぞれのブロック毎で判定した結果
より総合判定を行い、タイミングTsから始まる最初の
ブロックの補正データが異常であっても、他の3つのブ
ロックにおける補正データが正常であれば、総合判定は
正常と見なすようにする。このとき、タイミングTsか
らタイミングTmまでの時間は、4分割した最初のブロ
ックの最後のタイミング{Ts+(T2−Ts)/4}
を正常な判定が行える最大値とし、これを越える場合
は、紙幣の欠損が2番目のブロックまで及んでいるの
で、正常な判定結果は得られないものとし、紙幣はリジ
ェクトさせるとよい。
【0027】上述した例のように、タイミングTmが、
決められた限界値内であれば、つまり、媒体1の欠損1
5の大きさが決められた範囲内であれば、本発明の装置
により媒体エッジが欠損している場合でも正確な媒体鑑
別を行うことができる。本発明は以上の実施例に限定さ
れない。媒体は紙幣に限らず、有価証券その他各種のも
のについて、鑑別が可能である。また、物理的パタンと
しては、光学的パタンのほか、磁気的パタンについても
適用が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明の媒体鑑別装置は、
エッジ部分に欠損があり、補正データ抽出用センサの無
パタン部分の読み取りの値が異常となった場合でも、他
のセンサのデータを用いて補正を行うことにより、ほぼ
正常な補正データを得られ、紙幣等の鑑別において、誤
った判定をする確率を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体鑑別装置ブロック図である。
【図2】従来の媒体鑑別装置ブロック図である。
【図3】従来装置の具体的な回路ブロック図である。
【図4】従来装置の補正動作フローチャートである。
【図5】従来装置の読み取りパタン説明図である。
【図6】欠損紙幣の読み取り動作説明図である。
【図7】従来装置の補正読み取りパタン説明図である。
【図8】本発明の装置の動作フローチャートである。
【図9】本発明の装置の読み取りパタン説明図である。
【符号の説明】
1 媒体 2 搬送方向 3−1〜3−4 センサ 4 読取り信号処理部 6 鑑別部 21 エッジライン検出部 22 センサ選択部 23 補正部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 7/00 G07D 7/16 G06F 15/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の搬送路上で、前記媒体の物理的パ
    タンを読み取る複数のセンサと、 前記センサの中から予め選択された補正データ抽出用セ
    ンサにより読み取った、前記媒体の無パタン部分の出力
    信号を使用して、前記各センサの読み取った物理的パタ
    ンの補正を行う補正部と、 この補正部の出力信号と基準パタンとを比較して媒体を
    鑑別する鑑別部と、 前記各センサの、媒体の物理的パタン読み取り開始タイ
    ミングを監視して、前記媒体のエッジラインを検出する
    エッジライン検出部と、 前記補正データ抽出用センサが前記エッジライン通過後
    に媒体の物理的パタン読み取りを開始したときは、別の
    センサを代用の補正データ抽出用センサとして選択する
    センサ選択部とを備えたことを特徴とする媒体鑑別装
    置。
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