JP3271697B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JP3271697B2
JP3271697B2 JP07798297A JP7798297A JP3271697B2 JP 3271697 B2 JP3271697 B2 JP 3271697B2 JP 07798297 A JP07798297 A JP 07798297A JP 7798297 A JP7798297 A JP 7798297A JP 3271697 B2 JP3271697 B2 JP 3271697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor film
antenna device
dielectric substrate
power supply
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07798297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10276032A (ja
Inventor
健 阿曽
博明 谷所
尚久 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP07798297A priority Critical patent/JP3271697B2/ja
Priority to EP97115011A priority patent/EP0829917B1/en
Priority to DE69726523T priority patent/DE69726523T2/de
Priority to KR1019970046783A priority patent/KR100632616B1/ko
Priority to US08/928,143 priority patent/US5945959A/en
Publication of JPH10276032A publication Critical patent/JPH10276032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3271697B2 publication Critical patent/JP3271697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型通信機器等
に用いられるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型通信機器に用いられるアンテナ装
置としては、小型、高利得、低コストで、かつ実装の容
易なアンテナ装置が求められている。ところが、従来よ
り用いられているダイポールアンテナやモノポールアン
テナ等の線状アンテナは体積が大きいため、通信機器の
小型化の妨げになるとともに、通信機器本体への実装も
容易ではなく、小型化が要求されている携帯型通信機器
等に用いることは困難である。
【0003】このような問題を解決するためにいくつか
のアンテナ装置が提案されている。図9は、特開平7−
283639号公報に提案されたアンテナ装置を示す斜
視図である。アンテナ装置50を構成する誘電体基体5
1には、内壁に放射導体膜が形成されたスルーホール5
2が形成されている。また、誘電体基体51の表面に
は、表面電極53が形成され、裏面には、コネクタ外部
導体板54が取り付けられており、表面電極53と、コ
ネクタ外部導体板54とは、スルーホール52の内壁に
形成された放射導体膜により、電気的に接続されてい
る。さらに、コネクタ外部導体板54の、誘電体基体5
1が取り付けられている面と反対側の面に、同軸コネク
タ55が取り付けられており、この同軸コネクタ55の
外部導体および内部導体は、コネクタ外部導体板54お
よびスルーホール52内の放射導体膜にそれぞれ電気的
に接続されている。
【0004】このように構成されたアンテナ装置50
は、同軸コネクタ55が通信機器本体に設けられたコネ
クタに接続されることにより通信機器本体の外部に配設
され、通信機器本体から、同軸コネクタ55を経由して
アンテナ装置50に高周波電力が供給され、スルーホー
ル52の内壁に形成された放射導体膜から電磁波が放射
される。
【0005】このアンテナ装置50は、放射導体膜が形
成されたスルーホール52の延びる方向に対して垂直に
広がる面内において無指向性である。このようなアンテ
ナ装置が、例えば携帯電話に実装される場合、一般的に
携帯電話は垂直偏波の電磁波を送受信するため、アンテ
ナ装置は、スルーホールの延びる方向と、携帯電話本体
の長手方向とが一致するように携帯電話本体に実装され
る。
【0006】このようにアンテナ装置が実装された携帯
電話を実際に人間が用いると、アンテナ装置は、スルー
ホールの延びる方向に垂直な面内では無指向性であるた
め、アンテナ装置から送信される電磁波の一部は人体方
向に照射される。この人体方向に照射された電磁波は人
体で吸収され、通信に使用されないばかりか人体の健康
を害することになりかねないという問題がある。
【0007】この問題を解決するため次のようなアンテ
ナ装置が考えられる。図10は、そのアンテナ装置を示
す斜視図である。図10に示すアンテナ装置60は、直
方体形状の誘電体基体61を有しており、その誘電体基
体61の上面に、互いに近接した2つの端62a,62
bを有しその上面の四辺に沿うようにこれら2つの端6
2a,62bをループ状に結ぶ放射導体膜62が形成さ
れており、この放射導電膜の長さは送信対象の電磁波の
共振波長になるように調整されている。また誘電体基体
61の下面には、面状に広がる接地導体膜63が形成さ
れており、この接地導体膜63は一辺の一部が切り欠か
れた形状を有している。また誘電体基体61の側面に
は、共平面線路構造を有する給電導体膜64,65が形
成されている。この給電導体膜64,65は、それぞれ
放射導電膜62の2つの端62a,62bに接続されて
互いに平行に上下方向に延びそれら給電導体膜64,6
5のうちの一方の給電導体膜65は、接地導電膜63に
も接続され、もう一方の給電導体膜64は誘電体基体6
1の下面まで達している。
【0008】このように構成されたアンテナ装置60
は、放射導体膜62を備えているため1波長ループアン
テナの構造を有する。従って、放射導体膜62からは誘
電体基体61の上面に対し垂直に最大利得の電磁波が放
射される。また、この放射導体膜62は誘電体基体61
の上面に形成され、この誘電体基体61の下面には接地
導体膜63が形成されているため、放射導体膜62から
放射された電磁波のうち、接地導体膜63に向かう電磁
波は接地導体膜63で反射される。従って、このアンテ
ナ装置60を、例えば携帯電話に取り付ける場合に、人
間が携帯電話を使用する際にアンテナ装置の接地導体膜
が人間の方を向くように取り付けると、人間側には電磁
波は放射されず、電磁波は接地導体膜から放射導体膜に
向かう方向に最大利得で、効率よく通信に使用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すアンテナ
装置60の放射導体膜62には、給電導体膜を経由して
2つの端62a,62bから電力が供給される(以下、
この2つの端62a,62bを給電点と呼ぶ)。一般
に、1波長ループアンテナの場合、放射導体膜の電力の
給電点が互いに接近した点であると、そのアンテナは1
00Ω以上の高インピーダンスとなり、放射導体膜に電
力を効率よく供給することは難しい。従って、インピー
ダンスを小さくし放射導体膜に電力を効率よく供給する
には、アンテナ装置が、図10に示すように共平面線路
構造の給電導体膜を有する場合、放射導体膜の給電点間
の距離を調整する、すなわち給電導体膜間のギャップ幅
を調整すればよい。このギャップ幅を調整することによ
りインピーダンスを小さくし、放射導体膜に電力を効率
よく供給することができる。また、放射導体膜のインピ
ーダンスおよび給電導体膜のインピーダンスは、互いに
整合させる必要があり、図10に示すような共平面線路
構造を有する給電導体膜のインピーダンスZは、給電導
体膜のギャップ幅を2W、給電導体膜の幅をSとする
と、以下の式で表わすことができる。
【0010】Z∝{√(1/εreff)}k … (1) ただし εreff:実効誘電率 k=W/(W+S) … (2) ここで、実効誘電率εreffは、給電導体膜からは誘電体
基体内と空気中との双方に電界が発生することから、空
気の誘電率を1として、以下の式で表わされる。
【0011】εreff=(εr +1)/2 … (3) ただし εr :誘電体基体の誘電率 ところで、放射導体膜に電力が効率よく供給されるよう
にインピーダンスを小さくするにあたって、給電導体膜
間のギャップ幅2Wを広げなければならない場合があ
る。このとき給電導体膜のインピーダンスZを放射導体
膜のインピーダンスに整合させようとすると、(1)式
で表わされる給電導体膜のインピーダンスZの式中のk
は(2)式で表わされるため、ギャップ幅2Wを広げる
と、それに伴ない給電導体膜の幅Sも広げる必要があ
る。給電導体膜のギャップ幅と2本の給電導体膜の幅と
の和は2W+2Sであるから、誘電体基体の側面の幅が
2W+2Sよりも小さい場合、給電導体膜のインピーダ
ンスを放射導体膜のインピーダンスに整合させることは
不可能となる。従って、誘電体基体の側面に給電導体膜
を形成する場合、給電導体膜の幅Sが制限をうけ、給電
導体膜のインピーダンスを所望の値にすることができな
くなり、放射導体膜のインピーダンスと給電導体膜のイ
ンピーダンスとを整合させることができない場合が生じ
るという問題がある。
【0012】本発明は上記事情に鑑み、放出される電磁
波が通信に効率よく使用され、給電導体膜間のギャップ
幅が広くても、放射導体膜のインピーダンスと、給電導
体膜のインピーダンスとを整合させることができるアン
テナ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のアンテナ装置は、 (1)上面および下面を有するとともに縦に延びる辺で
区切られた側面を有する誘電体基体 (2)この誘電体基体の上面に形成されたループ状の放
射導体膜 (3)この誘電体基体の下面に形成された、この下面に
広がる接地導体膜 (4)この誘電体基体の側面のこの辺の両側に1本づつ
形成された、それぞれが上記放射導体膜に接続されて互
いに平行に上下方向に延び、1本が上記接地導体膜に接
続された2本の給電導体膜 を備えたことを特徴とする。
【0014】図1、図2は、本発明のアンテナ装置の作
用の説明図である。図1は、図10に示すアンテナ装置
の水平断面図であり、図2は、本発明のアンテナ装置の
水平断面図である。図2に示す本発明のアンテナ装置1
0は直方体状の誘電体基体11を備えており、誘電体基
体11の側面の、上下方向にのびる4本の辺のうち1本
の辺11aの両側に1本づつ給電導体膜12,13が形
成されている。従って、辺11aから給電導体膜12ま
での距離と、辺11aから給電導体膜13までの距離と
をあわせた距離を、図1に示す給電導体膜間の距離と等
しく設計したとき、図2に示すアンテナ装置の方が、図
1に示すアンテナ装置と比較して、2本の給電導体膜間
の距離が近くなり、上述した(3)式の示す実効誘電率
εreffが大きくなる。従って、従来のアンテナ装置と本
発明のアンテナ装置において、上述した(2)式中のW
の値が等しい場合、従来のアンテナ装置および本発明の
アンテナ装置の給電導体膜のインピーダンスZをいずれ
もZ=Z1 に調整しようとすると、本発明のアンテナ装
置の方が実効誘電率εreffが大きいことに伴って、
(1)式に示すkの値も大きくする必要がある。このk
の値を大きくするということは、本発明のアンテナ装置
の給電導体膜の幅Sを、従来のアンテナ装置の給電導体
膜の幅Sよりも狭めることになる。従って、本発明のア
ンテナ装置は、従来のアンテナ装置よりも給電導体膜の
幅が狭くてもインピーダンスを整合させることができ
る。
【0015】ここで本発明のアンテナ装置の放射導体膜
が、この放射導電膜の、上記2本の給電導体膜との接続
点どうしの間が電気的に開放された開ループ状のもので
あってもよいし、また、放射導体膜が、帯状の導体膜が
一巡した閉ループ状のものであってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図3は本発明のアンテナ装置の第1実施形態
を示す斜視図、図4はその上面図、図5はその下面図、
図6は、図3に示すアンテナ装置の、2本の給電導体膜
のうちの一方の給電導体膜が形成された側面を示す図、
図7は、図3に示すアンテナ装置の、他方の給電導体膜
が形成された側面を示す図である。
【0017】図3に示すアンテナ装置20は、上面およ
び下面が正方形である直方体形状の誘電体基体21を備
えている。この誘電体基体21の上面は、図4に示すよ
うに互いに近接した2つの端22a,22bを有し、こ
の上面の四辺に沿うようにこれら2つの端22a,22
bをループ状に結ぶ放射導体膜22が形成されている。
この放射導体膜22は、2つの端22a,22bどうし
の間が電気的に開放された開ループ状のものであり、ル
ープの長さは送信対象の電磁波の共振波長の長さに調整
されている。また、誘電体基体21の下面には、図5に
示すようにこの下面に広がる接地導体膜23が形成され
ており、この接地導体膜23は、一辺の一部が切り欠か
れた形状を有している。また誘電体基体21の側面に
は、図6、図7に示すように、2本の給電導体膜24,
25が形成されており、この2本の給電導体膜24,2
5は、図3に示すように、側面を縦に区切る4つの辺の
うちの図3の手前側に示される辺26の両側に1本づ
つ、互いに平行に上下方向に延びるように形成されてお
り、給電導体膜24,25は、それぞれ放射導体膜22
の端22a,22bに接続されており、給電導体膜25
は、接地導体膜23に接続されており、給電導体膜24
は、図5に示すように誘電体基体21の下面にまで達し
ている。
【0018】このように構成されたアンテナ装置20
は、放射導体膜22を備えているため1波長ループアン
テナの構造を有する。従って、放射導体膜22からは誘
電体基体21の上面に対し垂直に最大利得の電磁波が放
射される。また、この放射導体膜22は誘電体基体21
の上面に形成され、この誘電体基体21の下面には接地
導体膜が形成されているため、放射導体膜22から放射
された電磁波のうち、接地導体膜23に向かう電磁波は
接地導体膜23で反射される。従って、アンテナ装置3
0からは、接地導体膜23から放射導体膜22に向かう
方向に最大利得の電磁波が放射され、電磁波は効率よく
通信に使用される。
【0019】また、アンテナ装置20は、2本の給電導
体膜24,25が誘電体基体21の側面の辺26の両側
に1本づつ形成されているため、従来のアンテナ装置よ
りも給電導体膜の間の距離が近くなり、実効誘電率を大
きくすることができる。従って、アンテナ装置20は、
従来のアンテナ装置と比較して、発明が解決しようとす
る課題の欄で示した(2)式中の給電導体膜の幅Sを狭
くすることができ、2本の給電導体膜24,25の間の
ギャップ幅が広い場合であっても、放射導体膜のインピ
ーダンスと、給電導体膜のインピーダンスとを整合させ
ることができる。
【0020】以下に、図3から図7に示すアンテナ装置
20の製造方法について説明する。先ず、誘電体基体2
1の材料を選定する。この誘電体基体21の材料は、送
受信される電磁波の周波数帯域において比誘電率が10
〜100程度で安定している材料が好ましく、本実施形
態では、Sr(Ni1/3 Nb2/3 )O3 系セラミックを
用いる。この材料は、送受信される電磁波の周波数が
3.8GHzのときの比誘電率が31であり、Q値が1
800である。
【0021】次に、放射導体膜22、2本の給電導体膜
24,25、および誘電体基体21の寸法を決定する。
この寸法は以下のようにして決定することができる。放
射導体膜22のループの長さをλとすると、λは以下の
式で表わすことができる。 λ=λ0 /√(εreff) … (1) ただし、λ0 ;電磁波の真空中の波長 εreff;実効誘電率 ここで、(1)式における実効誘電率εreffは、放射導
体膜22が誘電体基体21の上面に形成され、また放射
導体膜22から放射される電磁波が、誘電体基体11の
上面に対し垂直に放射され、放射導体膜22の内側およ
び外側に電界が発生することを考慮すると、以下の式で
表すことができる。
【0022】εreff=(εr +3)/4 … (2) ただし、εr ;誘電体基体の誘電率 従って、(2)式で求めた実効誘電率εreffを、(1)
式に代入することによって放射導体膜22の長さλを求
めることができる。本実施形態では、電磁波の共振周波
数を1.9GHzとするため、放射導体膜22のループ
の長さλは、λ=54.16mmとなる。また、1波長
ループアンテナのインピーダンスは、一般的には100
Ω以上の高インピーダンスであるが、放射導電膜の幅
や、放射導体膜の2つの端の間のギャップ幅を調整する
ことによりインピーダンスを低下させて給電効率を向上
させることができる。本実施形態では、インピーダンス
を50Ωとするため、放射導体膜22の幅を1.5m
m、ギャップ幅を0.75mmとする。
【0023】このように決定された放射導体膜の寸法か
ら、誘電体基体21の長さおよび幅を、いずれも14.
54mmとする。また誘電体基体21の厚さについて
は、放射導体膜22から接地導体23までの距離を、
1.9GHzの共振周波数を有する電磁波の共振波長
の、誘電体基体での1/4波長に相当する7.09mm
とする。
【0024】また、給電導体膜の幅や、給電導体膜の間
のギャップ幅を調整することにより所望の給電導体膜の
インピーダンスが得られる。本実施形態では、給電導体
膜の幅を2.0mm、ギャップ幅を0.75mmとす
る。次に、上述のような寸法を有する誘電体基体を作製
し、この誘電体基体に、接地導体膜23のパターンと、
上述した寸法を有するように放射導体膜22および2本
の給電導体膜24,25のパターンを、銅ペーストを用
いて厚膜印刷法により印刷し、還元雰囲気中で焼成す
る。
【0025】このようにしてアンテナ装置が製造され
る。図4は、本発明のアンテナ装置の第2実施形態を示
す図である。図3に示すアンテナ装置20の構成要素と
同一の構成要素には同一番号を付して示し、相違点のみ
に付いて説明する。図4に示すアンテナ装置30を構成
する誘電体基体21の上面には、この上面の四辺に沿う
ように、帯状の導体膜が一巡した閉ループ状の放射導体
膜31が形成されている。
【0026】このように放射導体膜が、帯状の導体膜が
一巡した閉ループ状のものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
装置によれば、放出される電磁波が通信に効率よく使用
され、給電導体膜間のギャップ幅が広くても、放射導体
膜のインピーダンスと、給電導体膜のインピーダンスと
を整合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアンテナ装置の水平断面図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の水平断面図である。
【図3】本発明のアンテナ装置の第1実施形態を示す斜
視図である。
【図4】図3に示すアンテナ装置の上面図である。
【図5】図3に示すアンテナ装置の下面図である。
【図6】図3に示すアンテナ装置の、2本の給電導体膜
のうちの一方の給電導体膜が形成された側面を示す図で
ある。
【図7】図3に示すアンテナ装置の、図6に示す給電導
体膜とは異なる給電導体膜が形成された側面を示す図で
ある。
【図8】本発明のアンテナ装置の第2実施形態を示す図
である。
【図9】特開平7−283639号公報に提案されたア
ンテナ装置を示す斜視図である。
【図10】従来のアンテナ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,20,30 アンテナ装置 11,21,31 誘電体基体 11a,26 辺 12,13,24,25 給電導体膜 22 放射導体膜 22a,22b 端 23 接地導体膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷所 博明 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三菱マテリアル株式会社 電子技術研究 所内 (72)発明者 後藤 尚久 川崎市宮前区土橋6−15−1−A514 (56)参考文献 特開 平4−287408(JP,A) 特開 平5−259724(JP,A) 特開 平3−93322(JP,A) 特開 平8−274532(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 7/00 - 7/08 H01Q 1/00 - 1/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面および下面を有するとともに縦に延
    びる辺で区切られた側面を有する誘電体基体と、 該誘電体基体の上面に形成されたループ状の放射導体膜
    と、 該誘電体基体の下面に形成された、該下面に広がる接地
    導体膜と、 該誘電体基体の側面の該辺の両側に1本づつ形成され
    た、それぞれが前記放射導体膜に接続されて互いに平行
    に上下方向に延び、1本が前記接地導体膜に接続された
    2本の給電導体膜とを備えたことを特徴とするアンテナ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記放射導体膜が、該放射導体膜の、前
    記2本の給電導体膜との接続点どうしの間が電気的に開
    放された開ループ状のものであることを特徴とする請求
    項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記放射導体膜が、帯状の導体膜が一巡
    した閉ループ状のものであることを特徴とする請求項1
    記載のアンテナ装置。
JP07798297A 1996-09-12 1997-03-28 アンテナ装置 Expired - Fee Related JP3271697B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07798297A JP3271697B2 (ja) 1997-03-28 1997-03-28 アンテナ装置
EP97115011A EP0829917B1 (en) 1996-09-12 1997-08-29 Antenna device
DE69726523T DE69726523T2 (de) 1996-09-12 1997-08-29 Antenne
KR1019970046783A KR100632616B1 (ko) 1996-09-12 1997-09-11 안테나장치
US08/928,143 US5945959A (en) 1996-09-12 1997-09-12 Surface mounting antenna having a dielectric base and a radiating conductor film

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07798297A JP3271697B2 (ja) 1997-03-28 1997-03-28 アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10276032A JPH10276032A (ja) 1998-10-13
JP3271697B2 true JP3271697B2 (ja) 2002-04-02

Family

ID=13649090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07798297A Expired - Fee Related JP3271697B2 (ja) 1996-09-12 1997-03-28 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3271697B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10347719B4 (de) * 2003-06-25 2009-12-10 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd., Suwon Innere Antenne für ein mobiles Kommunikationsgerät
EP2081256B1 (en) * 2006-08-24 2015-03-25 Hitachi Kokusai Yagi Solutions Inc. Antenna device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10276032A (ja) 1998-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100798044B1 (ko) 칩형 안테나 소자와 안테나 장치 및 이것을 탑재한 통신기기
US5945959A (en) Surface mounting antenna having a dielectric base and a radiating conductor film
US7436360B2 (en) Ultra-wide band monopole antenna
JP2006187036A (ja) アンテナ
JPH0221164B2 (ja)
WO2004001895A1 (ja) 携帯無線機用アンテナ
WO2004075343A1 (ja) 携帯端末用アンテナおよびそれを用いた携帯端末
JP2012147263A (ja) アンテナ・モジュール並びに無線通信装置
KR20100079243A (ko) 무한 파장 안테나 장치
JPH05259724A (ja) プリントアンテナ
JP4263972B2 (ja) 表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置
CN109560387B (zh) 一种用于移动终端的毫米波双极化天线
JPH10145125A (ja) アンテナ装置
JPH11274845A (ja) アンテナ装置
JP3030590B2 (ja) 平板型アンテナ
JP3271697B2 (ja) アンテナ装置
JP2021164070A (ja) 通信端末
JP3514305B2 (ja) チップアンテナ
KR102126581B1 (ko) 초광대역 평면 안테나
JPH10256818A (ja) アンテナ装置およびその実装構造
CN117673705A (zh) 天线单元及通信设备
JP3397598B2 (ja) 表面実装型アンテナ
JPH10327012A (ja) アンテナ装置およびアンテナ装置の使用方法
JP3880295B2 (ja) チップアンテナ
JPH1093319A (ja) 表面実装型アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020108

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees