JP3270169B2 - レ−ザ発振装置 - Google Patents

レ−ザ発振装置

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JP3270169B2
JP3270169B2 JP03334593A JP3334593A JP3270169B2 JP 3270169 B2 JP3270169 B2 JP 3270169B2 JP 03334593 A JP03334593 A JP 03334593A JP 3334593 A JP3334593 A JP 3334593A JP 3270169 B2 JP3270169 B2 JP 3270169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は波長選択素子を用いて
単一縦モ−ド発振のレ−ザ光を得るための波長掃引を行
うレ−ザ発振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ヘンシュ型色素レ−ザ発振装
置において、単一縦モ−ド発振を維持しながら波長掃引
を行う場合、従来は図5に示す構成のレ−ザ発振装置が
採用されていた。すなわち、同図中1は光共振器であ
る。この光共振器1はレ−ザ媒質としての色素セル2の
両端にグレ−テイング3と出力ミラ−4とを所定の間隔
で対峙させて配置してなる。
【0003】上記色素セル2とグレ−テイング3との間
には、プリズム式のビ−ム拡大器5とエタロン6とが設
けられている。上記色素セル2は励起光Sによって励起
される。それによって、上記色素セル2からはレ−ザ光
Lが発生するようになっている。色素セル2から発生し
たレ−ザ光Lはビ−ム拡大器5でビ−ム径が拡大され、
エタロン6とグレ−テイング3とで波長選択されて上記
出力ミラ−4から発振出力される。この出力ミラ−4か
ら出力されたレ−ザ光Lは出力モニタ7によって出力が
検出され、その検出信号はフィ−ドバック装置8に入力
されるようになっている。
【0004】上記出力ミラ−4にはピエゾ素子からなる
第1のプッシャ9が設けられている。この第1のプシャ
9は、上記フィ−ドバック装置8からの駆動信号によっ
て作動し、上記出力ミラ−4を上記光共振器1の光軸方
向に沿って駆動する。それによって、出力ミラ−4から
出力されるレ−ザ光Lの縦モ−ド間隔を変えることがで
きるようになっている。
【0005】上記エタロン6は、第2のプッシャ11に
よって上記光軸方向に沿って駆動されるとともに、第1
のピエゾモ−タ12によって上記光軸を中心として回転
駆動されるようになっている。上記第2のプッシャ11
と上記第1のピエゾモ−タ12は、上記フィ−ドバック
装置8からの駆動信号によって駆動されるようになって
いる。
【0006】上記グレ−テイング3は第2のピエゾモ−
タ13によって上記光軸を中心として微小範囲内で回転
駆動されるようになっている。上記第2のピエゾモ−タ
13は、上記フィ−ドバック装置8からの駆動信号によ
って駆動される。
【0007】このような構成のレ−ザ発振装置におい
て、出力ミラ−4から出力されるレ−ザ光Lの波長掃引
は、まず、出力ミラ−4を第1のプッシャ9で駆動し、
縦モ−ド間隔を微少に変えることで行う。しかしなが
ら、縦モ−ド間隔が変わると、図4(a)に示すように
グレ−テイング3とエタロン6との選択帯域に2本の縦
モ−ドが存在し、単一の縦モ−ド発振にならないという
ことがある。
【0008】そのような場合には、掃引中においても単
一縦モ−ド発振を維持するため、出力モニタ7が検出す
る検出信号によって第1のピエゾモ−タ12を駆動し、
図4(b)に示すように上記縦モ−ドにエタロン6の透
過ピ−クを一致させることで、単一縦モ−ド発振を維持
した波長の掃引を行なうようにしている。しかしなが
ら、縦モ−ドに同期してエタロン6の角度を変えて行
き、掃引範囲が大きくなると、同図(b)に示すように
グレ−テイング3の選択ピ−クからエタロン6と縦モ−
ドの選択ピ−クとがずれ、同図(b)のビ−ムパタ−ン
に示すようにレ−ザ光Lの光軸に変化(ずれ)が生じ
る。
【0009】さらに、エタロン6の角度を変えて行く
と、同図(c)に示すようにグレ−テイング3の選択帯
域に2つのエタロン6の選択帯域が存在するようにな
る。その場合には、エタロン6の2つの選択帯域にある
縦モ−ドが発振可能となるから、2つの波長でレ−ザ発
振が起きるということになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のレ
−ザ発振装置は、出力ミラ−4により縦モ−ド間隔の制
御に同期させてエタロンを駆動する構成であったので、
掃引範囲が広くなった場合、グレ−テイングの選択帯域
のピ−クからエタロンと縦モ−ドの選択ピ−クがずれて
光軸変化が生じたり、グレ−テイングの選択帯域に2つ
のエタロン選択帯域が存在するなどのことがあった。
【0011】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、掃引範囲が広くなって
も、単一縦モード発振を維持することができるようにし
たレーザ発振装置を提供することにある。
【0012】
【0013】請求項1の発明は、レーザ媒質を挟んで対
峙して配置されたグレーテイングと出力ミラーとからな
る光共振器と、この光共振器内の上記レーザ媒質とグレ
ーテイングとの間に設けられたエタロンと、上記出力ミ
ラーを上記光共振器の光軸方向に駆動してこの出力ミラ
ーから出力されるレーザ光の縦モード間隔を変える第1
の駆動手段と、上記出力ミラーから出力されるレーザ光
の出力を検出する出力モニタと、この出力モニタが検出
するレーザ光の出力に同期して上記エタロンの上記光共
振器の光軸に対する角度を変える第2の駆動手段と、上
記出力ミラーから出力されるレーザ光の光軸を検出する
光軸モニタと、この光軸モニタからの検出信号によって
上記グレーテイングの上記光軸に対する角度を変える第
3の駆動手段とを備え、上記第1の駆動手段により上記
縦モードを変えて波長掃引を行いながら、上記第2及び
第3の駆動手段により単一縦モード発振を維持するレー
ザ発振装置であって、上記光軸モニタは、上記レーザ光
のビームパターンを検出する画像処理手段を備えるとと
もに、このビームパターンが2つに分裂したときに上記
第3の駆動手段は駆動されるように構成されていること
を特徴とするレーザ発振装置にある。
【0014】
【0015】
【作用】この発明によれば、光軸モニタが検出するレー
ザ光の光軸のずれに応じてグレーテイングが駆動され、
その選択ピークがエタロンと縦モードの選択ピークに一
致させられるから、レーザ光の光軸が変化するのを防止
でき、さらにグレーテイングの選択帯域に2つのエタロ
ン選択帯域が存在する場合、そのことが画像処理手段に
よって検出されるから、その検出信号でグレーテイング
を駆動することで、その選択ピークをエタロンの選択ピ
ークに一致させることができる。
【0016】
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図3を
参照して説明する。なお、図5に示す従来構造と同一部
分には同一記号を付して説明を省略する。
【0018】すなわち、この実施例は出力ミラ−4と出
力モニタ7との間のレ−ザ光Lの光路に、第1のサンプ
リングミラ−21と第2のサンプリングミラ−22とが
それぞれ45度の角度で傾斜して配置されている。これ
らサンプリングンミラ−21、22はレ−ザ光Lの一部
を反射し、大半を透過する構成となっている。
【0019】上記第1のサンプリングミラ−21で反射
したレ−ザ光Lは光軸モニタ23に入射する。この光軸
モニタ23は図2に示すように平板状のシリコンの表面
にP層23a、裏面にN層23b、中間にあるI層23
cの3層構造をなしている。この光軸モニタ23のP層
23aにレ−ザ光Lが入射すると、入射位置には光エネ
ルギに比例した電荷が発生する。発生した電荷は光電流
としてP層23aを通ってこのP層23aの両端部に設
けられた一対の電極24、25から取出される。
【0020】上記P層23aは全面に均一な抵抗値を持
つよう作られているので、光電流は電極24、25の距
離(抵抗値)に逆比例してそれぞれ取出される。したが
って、上記光軸モニタ23にレ−ザ光Lが入射すると、
上記電極24、25が検出する電流値によってその入射
位置を計測できることになる。つまり、レ−ザ光Lの光
軸の変化を検出できる。上記光軸モニタ23が検出した
レ−ザ光Lの光軸の変化はフィ−ドバック装置8に入力
され、その検出信号に基づいてグレ−テイング3が後述
するごとく駆動制御されるようになっている。
【0021】上記第2のサンプリングミラ−21で反射
したレ−ザ光Lはスクリ−ン26を通って撮像装置27
に入射する。この撮像装置27では上記レ−ザ光Lのパ
タ−ンが撮像され、その撮像信号は、上記撮像装置27
とで画像処理手段を構成する画像処理装置28に入射し
て処理される。この画像処理装置28からの検出信号は
上記フィ−ドバック装置8に入力され、その検出信号に
基づいて上記グレ−テイング3が後述するごとく駆動制
御されるようになっている。
【0022】このような構成の色素レ−ザ発振装置にお
いては、レ−ザ発振が開始されると同時に、光軸モニタ
23によってレ−ザ光Lの光軸の変化が検出されるとと
もに、撮像装置27および画像処理装置28によってレ
−ザ光Lのパタ−ンが検出される。そして、これらの検
出信号がフィ−ドバック装置8に入力される。
【0023】波長掃引を行うために、上記フィ−ドバッ
ク装置8から第1のプッシャ9に駆動信号を出力し、出
力ミラ−4を駆動することで、縦モ−ド間隔を変える。
縦モ−ド間隔を変えることで、図4(a)に示すように
グレ−テイング3とエタロン6との選択帯域に2本の縦
モ−ドが存在し、単一縦モ−ドにならないことがある。
その場合、そのことが出力モニタ7で検出され、その検
出信号がフィ−ドバック装置8に入力される。それによ
って、フィ−ドバック装置8は第1のピエゾモ−タ12
に駆動信号を出力し、エタロン6を微少角度回転させ
る。
【0024】エタロン6が回転すると、図4(b)に示
すように、その透過ピ−クを上記縦モ−ドに一致させる
ことができるから、単一縦モ−ド発振を維持することが
できる。しかしながら、掃引範囲が大きくなると、グレ
−テイング3の選択ピ−クからエタロン6と縦モ−ドと
の選択ピ−クがずれ、レ−ザ光Lの光軸に変化が生じ
る。
【0025】レ−ザ光Lの光軸が変化すると、そのこと
が光軸モニタ23によって検出され、その検出信号がフ
ィ−ドバック装置8に入力される。フィ−ドバック装置
8は、上記光軸モニタ23からの検出信号に基づいた駆
動信号を第2のピエゾモ−タ13に出力し、グレ−テイ
ング3を後述する演算によって微少角度回転させる。そ
れにより、図4(d)に示すようにグレ−テイング3に
よる選択ピ−クをエタロン6と縦モ−ドとの選択ピ−ク
に一致させることができるから、掃引範囲が大きくなっ
ても、単一縦モ−ド発振とすることができる。
【0026】図4(b)に示すレ−ザ光の光軸にずれが
生じた状態で、さらにエタロン6が駆動されて図4
(c)に示すようにグレ−テイング3の選択帯域に2つ
の選択帯域が存在すると、2つの波長でレ−ザ発振が起
きるパタ−ンとなる。そのようなパタ−ンとなると、光
軸モニタ23の一対の電極24、25の中心位置に対し
て2つのレ−ザ光Lの光軸が対称に入射する。そのた
め、一対の電極24、25が検出する電流値が一致する
から、上記光軸モニタ23は光軸のずれを検出できなく
なる。
【0027】このような、レ−ザ光Lのパタ−ンの変化
は、撮像装置27で撮像されて画像処理装置28で処理
されたのち、その検出信号がフィ−ドバック装置8に入
力されている。そのため、図4(c)に示すように2つ
の波長でレ−ザ光Lが発振されると、そのことが撮像装
置27で撮像されて画像処理装置28で検出され、その
検出信号が上記フィ−ドバック装置8に入力される。
【0028】つまり、光軸モニタ23では検出すること
が難しい、2つの波長でのレ−ザ光Lの発振パタ−ン
を、上記撮像装置27と画像処理装置28とで検出する
ことができる。そして、その検出信号に基づき、フィ−
ドバック装置8から第2のピエゾモ−タ13に駆動信号
が出力されるから、図4(d)に示すようにグレ−テイ
ング3の選択ピ−クを、エタロン6と縦モ−ドとの選択
ピ−クに一致させることができる。それによって、掃引
範囲が広くなっても、単一縦モ−ド発振を維持すること
ができる。
【0029】上記光軸モニタ23からの検出信号によっ
てグレ−テイング3を回転させるための演算処理は次の
ように行われる。まず、光共振器1内に設けられたビ−
ム拡大器5の拡大倍率を40倍とすると、ビ−ム拡大器
5とグレ−テイング3との間におけるレ−ザ光Lの広が
り角は1/40となる。よって、図3にδθで示す光軸
変化量は、 δθ=1/40 …(1)式 となる。
【0030】そこで、フィ−ドバック装置8でこれを考
慮して光軸変化量の1/40に相当する量だけ第2のピ
エゾモ−タ13を駆動し、グレ−テイング3の角度を変
えて光軸を補正することで、グレ−テイグ3の選択範囲
内にエタロン6の2つの選択帯域が存在することを抑制
することができる。
【0031】すなわち、いま、出射光軸に1mradの変化
が生じたとすると、グレーテイング3には1/40mrad
の光軸変化をもたらす。図に示すようにグレーテイン
グ3を、長さLのアーム31を介して上記第2のピエゾ
モータ13で駆動する構成とし、レーザ光Lのグレーテ
イング3に対する入射角度をθ、上記アーム31の取り
付け角度をθ、光軸変化量をδθとすると、上記第
2のピエゾモータ13の駆動量δrとこれらとの関係
は、 δr=Lsin(θ+θ)・δθ …(2)式 となる。いま、θ=1.23rad、θ=0.34ra
d、L=mm、δθ=1/40mradとすると、上記(2)
式より、δr=2.5×10−6mとなる。
【0032】したがって、レ−ザ光Lの光軸に1mradの
変化が生じたとすれば、上記ビ−ム拡大器5の倍率と上
記(2)式の関係に基づいてフィ−ドバック装置8で演
算し、上記第2のピエゾモ−タ13を2.5 μm駆動する
ことで、レ−ザ光Lの光軸を元に戻す、つまりグレ−テ
イング3の選択ピ−クをエタロン6の選択ピ−クに一致
させることができる。
【0033】また、グレ−テイング3を駆動する第2の
ピエゾモ−タ13の最小駆動分解能は現在のレベルでは
0.1 μmが限界であるため、エタロン6と縦モ−ドに対
するグレ−テイング3の同期の限界は上記(2)式およ
びビ−ム拡大器5の倍率より、出射角にして1μmrad
、下記(3)式より周波数にして170 MHz程度にな
る。エタロン6のFSR(free spectral range )が30
GHzであるとすれば、十分な分解能であり、波長掃引
時にグレ−テイング3の選択帯域内にエンタロン6の2
つの選択帯が存在することを抑止可能となる。光軸の変
化も1μmrad 程度に抑えることができ、掃引時の増幅
器に対する光軸変化を防ぐことができる。 δr=−Lmλ2 sin (θ+θ0 )δν/2dcos θ …(3)式 ただし、λ:発信波長、δν:周波数変化量、d:グレ
−テング溝の間隔である。
【0034】また、発振装置の設計に応じてビ−ム拡大
器5の倍率、θ、θ0 、Lの各定数の値が変わるが、そ
の際にはフィ−ドバック装置8の制御定数を変更するこ
とで対応すればよい。したがって、単一縦モ−ド発振を
維持して広範囲の波長掃引が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、広
範囲に波長掃引を行っても、単一縦モードを維持するこ
とができるという効果を奏する。
【0036】
【0037】
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のレ−ザ発振装置を示す全
体構成図。
【図2】同じく光軸モニタの構成図。
【図3】同じくグレ−テイングの回転角度を演算制御す
るための説明図。
【図4】(a)〜(d)はグレ−テイングの選択帯域、
エタロンの選択帯域、縦モ−ドおよび発振モ−ドの関係
を従来およびこの発明の制御パタ−ンごとに示した説明
図。
【図5】従来のレ−ザ発振装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…光共振器、2…色素セル、3…グレ−テイング、4
…出力ミラ−、6…エタロン、7…出力モニタ、8…フ
ィ−ドバク装置、9…第1のプッシャ(第1の駆動手
段)、12…第1のピエゾモ−タ(第2の駆動手段)、
13…第2のピエゾモ−タ(第3の駆動手段)、23…
光軸モニタ、27…撮像装置、28…画像処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−262183(JP,A) 特開 平2−110985(JP,A) 特開 平1−152783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/00 - 3/30 G01J 3/26 G02B 5/18 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ媒質を挟んで対峙して配置された
    グレーテイングと出力ミラーとからなる光共振器と、こ
    の光共振器内の上記レーザ媒質とグレーテイングとの間
    に設けられたエタロンと、上記出力ミラーを上記光共振
    器の光軸方向に駆動してこの出力ミラーから出力される
    レーザ光の縦モード間隔を変える第1の駆動手段と、上
    記出力ミラーから出力されるレーザ光の出力を検出する
    出力モニタと、この出力モニタが検出するレーザ光の出
    力に同期して上記エタロンの上記光共振器の光軸に対す
    る角度を変える第2の駆動手段と、上記出力ミラーから
    出力されるレーザ光の光軸を検出する光軸モニタと、こ
    の光軸モニタからの検出信号によって上記グレーテイン
    グの上記光軸に対する角度を変える第3の駆動手段とを
    備え、上記第1の駆動手段により上記縦モードを変えて
    波長掃引を行いながら、上記第2及び第3の駆動手段に
    より単一縦モード発振を維持するレーザ発振装置であっ
    て、 上記光軸モニタは、上記レーザ光のビームパターンを検
    出する画像処理手段を備えるとともに、このビームパタ
    ーンが2つに分裂したときに上記第3の駆動手段は駆動
    されるように構成されている ことを特徴とするレーザ発
    振装置。
JP03334593A 1993-02-23 1993-02-23 レ−ザ発振装置 Expired - Lifetime JP3270169B2 (ja)

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