JP3269372B2 - 車両用ペダル構造 - Google Patents

車両用ペダル構造

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JP3269372B2 JP02560996A JP2560996A JP3269372B2 JP 3269372 B2 JP3269372 B2 JP 3269372B2 JP 02560996 A JP02560996 A JP 02560996A JP 2560996 A JP2560996 A JP 2560996A JP 3269372 B2 JP3269372 B2 JP 3269372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ペダル構造
に係り、特に、運転席のフットスペースに配設されるペ
ダルを支持する構造として好適な車両用ペダル構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】走行中の車両に大きな減速度が作用する
と、車両の運転者には、運転者を車両前方側へ相対移動
させようとする慣性力が作用する。かかる慣性力により
運転者が車両前方側へ相対移動すると、ステアリングホ
イルを支持するステアリングコラムと、運転者のひざと
に干渉が生ずる場合がある。
【0003】実開平1−73464号には、かかる状況
下で運転者に作用する衝撃を緩和するためのニープロテ
クタが開示されている。上記のニープロテクタは、ステ
アリングコラムを車両に固定するために用いられるブラ
ケットを覆うように、ステアリングコラムの下方側に配
設されている。上記の構成によれば、運転者のひざがス
テアリングコラムのブラケットと直接当接することはな
く、ひざに加わる衝撃を緩和することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の前方
に大きなエネルギが作用すると、車両において大きな減
速度が生ずると共に、エンジンルームと車室とを隔成す
るダッシュパネルに車室側へ向かう変形が生ずる場合が
ある。ダッシュパネルが上記の如く変形すると、運転席
のフットスペースが縮小されて、運転者のひざがステア
リングコラムに干渉し易い状態となる。従って、運転者
のひざに加わる衝撃の緩和を図るためには、ダッシュパ
ネルに上記の如き変形が生じた際に、大きなフットスペ
ースが確保し得るほど有利である。
【0005】運転席のフットスペースには、ブレーキペ
ダル等のペダルが支持されている。ダッシュパネルに上
記の如き変形が生じた際に、ペダルをダッシュパネル側
へ相対変位させることができれば、ダッシュパネルの変
形に関わらず、運転席において大きなフットスペースを
維持することができる。つまり、運転席に支持されるペ
ダルを、上記の機能が満たされるように支持することが
できれば、運転者のひざとステアリングコラムとの干渉
を緩和するうえで有利な状態を形成することが可能であ
る。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、ダッシュパネルに車室側へ向かう変形が生じた
際に、ペダルの踏み込み部をダッシュパネル側へ相対移
動させる車両用ペダル構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、車両前方に所定値を超えるエネルギが
作用した場合に、ペダルの回転中心をペダルの踏み込み
部に対して相対的に車両後方側に変位させる車両用ペダ
ル支持構造であって、前記回転中心を初期位置に保持す
る初期位置保持機構と、前記回中心を車両後方側へ付
勢する付勢手段とを備え、 前記初期位置保持機構が、前
記回転中心を保持する回転リンクと、該回転リンクを、
前記回転中心から離間した位置で回動可能に支持する固
定軸とを備えると共に、前記付勢手段が、前記回転中心
が初期位置に維持されるように前記回転リンクを付勢
し、かつ、車両前方に所定値を超えるエネルギが作用し
た場合には、前記回転中心が初期位置から車両後方へ変
位するように、前記回転リンクを付勢する車両用ペダル
構造により達成される。
【0008】本発明において、ペダルの回転中心は、初
期位置保持機構によって初期位置に保持される。車両前
方に所定値を超えるエネルギが作用すると、そのエネル
ギに起因して、ペダル全体が、車両後方側へ、すなわち
車室内側へ押圧される場合がある。ペダル全体が車両後
方側へ押圧される際に、その回転中心に車両後方側へ向
かう相対的な変位が付与されると、ペダルの踏み込み部
は、回転中心が初期位置に保持されている場合に比して
車両前方側へ移動し得る状態となる。本発明において
は、回転中心が付勢手段により付勢されているため、回
転中心が、円滑かつ確実に車両後方側へ変位させされ
る。
【0009】
【0010】また、本発明において、ペダルの回転中心
は、回転リンクによって保持される。回転リンクは、ペ
ダルの回転中心から離間した位置に設けられる固定軸を
回転中心として回動することができる。回転リンクが固
定軸回りを回動すると、ペダルの回転中心には固定軸に
対する相対的な変位が生ずる。付勢手段は、回転中心が
初期位置に維持されるように回転リンクを付勢する。こ
のため、かかる状況下では、回転中心が適正に初期位置
に維持される。また、付勢手段は、車両前方に所定値を
超えるエネルギが作用した場合には、回転中心に車両後
方へ向かう変位が生ずるように、回転リンクを付勢す
る。従って、かかる状況下では、回転中心に、円滑かつ
確実に、車両後方側へ向かう相対変位が付与される。
【0011】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、車両前方に所定値を超えるエネルギが作用した場
合に、ペダルの回転中心をペダルの踏み込み部に対して
相対的に車両後方側に変位させる車両用ペダル支持構造
であって、前記回転中心を初期位置に保持する初期位置
保持機構と、前記回転中心を車両後方側へ付勢する付勢
手段とを備え、 前記回転中心と同一の軸線を有する回転
軸と、前記回転軸を摺動可能に把持し、かつ、車両前後
方向に延在する回転軸摺動溝と、を備えると共に、前記
初期位置保持機構が、前記回動中心が前記初期位置とな
るように車両後方側から前記回転軸を保持する回転軸保
持部と、前記回転軸保持部と前記回転軸摺動溝との境界
部に形成され、前記回転軸を前記回転軸保持部側に維持
する隔成部と、を備える車両用ペダル構造によっても達
成される。
【0012】本発明において、ブレーキペダルは回転軸
を回転中心として動作する。回転軸は、付勢手段により
車両後方側へ付勢されている。回転軸は、付勢手段によ
り車両後方側へ付勢され、かつ、初期位置保持手段が備
える回転軸保持部によって車両後方側から保持されるこ
とにより初期位置に位置することができる。また、回転
軸は、初期位置保持手段が備える隔成部によって安定し
て初期位置に維持される。車両前方に所定値を超えるエ
ネルギが作用すると、隔成部による拘束が解かれ、回転
軸が回転軸摺動溝に進入する。以後、回転軸は、付勢手
段の付勢力に従って、回転軸摺動溝に沿って車両後方側
へ相対変位する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
車両用ペダル構造を側面視で表した図を示す。図1にお
いて、ウィンドシールドガラス10は車室前面に配設さ
れるフロントガラスである。ウィンドシールドガラス1
0は、図示しないワイパーモータ等が収納されるカウル
パネル12に接着されている。カウルパネル12の下方
には、エンジンルームと車室とを隔成するダッシュパネ
ル14が延在している。
【0014】ダッシュパネル14の、エンジンルーム側
には、ブレーキブースタ15が配設されている。ダッシ
ュパネル14には、ブレーキブースタ15のプッシュロ
ッド16を保持するハウジング18を挿通させるための
貫通孔が形成されている。すなわち、ブレーキブースタ
15は、プッシュロッド16およびハウジング18がダ
ッシュパネル14の車室内側に突出するように組み付け
られている。
【0015】プッシュロッド16の先端は、ブレーキペ
ダル20のペダルアーム20aに、揺動可能に連結され
ている。ブレーキペダル20を介してプッシュロッド1
6にブレーキ踏力が伝達されると、そのブレーキ踏力が
ブレーキブースタ15により倍力されてマスタシリンダ
に伝達される。その結果、マスタシリンダからホイルシ
リンダに向けて、ブレーキ踏力に応じたブレーキ油圧が
供給される。
【0016】ダッシュパネル14には、ペダルブラケッ
ト22が固定されている。ペダルブラケット22は、図
1においてブレーキペダル20の後方側に位置する側壁
部22aと、側壁部22aに対して垂直方向に形成され
る正面壁部22bとを備えている。正面壁部22bに
は、ダッシュパネル14と同様に、プッシュロッド16
およびハウジング18を挿通するための貫通孔が形成さ
れている。
【0017】ペダルブラケット22の側壁部22aに
は、固定軸24が固定されている。固定軸24は、回転
リンク26を回動可能に支持している。回転リンク26
は、図1に示す状態を初期状態として、後述の如く固定
軸24を中心として回動する部材である。回転リンク2
6は、初期状態において車両後方かつ上方(図1におい
て右上方)へ延びる突起部26a、およびペダルブラケ
ット22の正面壁部22bと干渉することにより、回転
リンク26が初期状態を超えて更に所定方向(図1にお
ける時計回り方向)へ回動するのを防止する掛止部26
bを備えている。
【0018】回転リンク26は、初期状態において固定
軸24の車両前方側となる位置に、ブレーキペダル20
の回転中心として機能する回転軸28を保持している。
ブレーキペダル20は、回転軸28回りを回動すること
ができる。また、回転リンク26は、回転軸28の近傍
に、後述するスプリング29を掛止するための掛止ピン
26cを備えている。
【0019】ペダルブラケット22は、車室内に配設さ
れるインパネリーンフォース30の近傍に固定される。
インパネリーンフォース30は、図示しないステアリン
グコラムを支持するための強度部材であり、カウルパネ
ル12およびダッシュパネル14等とは独立して車体に
固定されている。
【0020】インパネリーンフォース30には、車両前
方かつ下方側へ延在し、初期状態に維持された回転リン
ク26の突出部26aと対向する当接部材32が固定さ
れている。本実施例において、初期状態とされた回転リ
ンク26の突出部26aと、当接部材32との間には、
所定の間隙が形成されている。
【0021】また、インパネリーンフォース30には、
インパネリーンフォース30の下方側に掛止ピン33a
を支持するための支持部材33が固定されている。掛止
ピン33aには、一端が回転リンク26に掛止されたス
プリング29の他端が掛止される。図1に示す如く、回
転リンク26の掛止ピン29cの位置と支持部材の掛止
ピン33aの位置とは、回転リンク29が初期状態に維
持された場合に、スプリング29の軸線が固定軸24の
僅かに上方を通過するように設計されている。上記の構
成によれば、スプリング29の付勢力は、初期状態にあ
る回転リンク26を、図1において時計回り方向に回転
させようとするモーメントを発生させる。初期状態にあ
る回転リンク26に対してかかるモーメントが作用する
と、回転リンク26は安定して初期状態に維持される。
【0022】次に、上記図1と共に図2を参照して、本
実施例の車両用ペダル構造の動作について説明する。図
2は、図1に示す状態から、ペダルブラケット22がイ
ンパネリーンフォース30側へ第1の変位量だけ変位し
た状態を示す。図2に示す状態は、車両の前方に所定値
を超えるエネルギが入力され、ダッシュパネル14が車
室内側へ相対変位することにより形成される。
【0023】図1に示す状態から、ダッシュパネル14
が車室内側へ、すなわちインパネリーンフォース30側
へ相対的に変位すると、相対変位量が所定量に到達した
時点で、回転リンク26の突出部26aと当接部材32
とが当接状態となる。かかる状態から更にダッシュパネ
ル14の相対変位が継続されると、回転リンク26に
は、固定軸24を回転中心として、回転リンク26を図
1において反時計回り方向に回転させようとするモーメ
ントが作用する。以下、かかる方向のモーメントを回転
モーメントと称す。
【0024】回転リンク26が回転モーメントに従って
回動すると、ブレーキペダル20の回転軸28、および
掛止ピン26cに車両下方へ向かう変位が付与される。
掛止ピン26cが車両下方へ向けて所定量だけ変位する
と、スプリング29の軸線、すなわち回転リンクの掛止
ピン26cを支持部材33の掛止ピン33a側へ引き寄
せようとする張力の作用方向が、固定軸24の下方を貫
く状態が形成される。かかる状況下では、スプリング2
9の付勢力が、回転リンク29を図1における反時計回
り方向に回転させようとするモーメント、すなわち回転
モーメントを発生させる。
【0025】回転リンク26に対して回転モーメントが
作用すると、以後、回転リンク26が固定軸24を中心
として回転し、その結果図2に示す状態が形成される。
図1に示す状態から図2に示す状態に至る過程で、ブレ
ーキペダル20の回転軸28は、ペダルブラケット22
に対して相対的に車両後方に変位している。従って、ペ
ダルブラケット22の変位量が第1の変位量であるとす
れば、ブレーキペダル20の回転軸28には、車両後方
側へ向けて、第1の変位量+αの変位量が付与されてい
ることになる。このように、本実施例のペダル構造によ
れば、ダッシュパネル14が車室内側に変位する過程
で、ブレーキペダル20の回転軸28を、ペダルブラケ
ット22に対する初期位置から更に距離αだけ、車両後
方側へ変位させることができる。
【0026】ブレーキペダル20には、上述の如くブレ
ーキブースタ15のプッシュロッド16が連結されてい
る。車両の前方にエネルギが作用してダッシュパネル1
4が車両後方側へ相対変位する際には、通常ブレーキブ
ースタ15にもダッシュパネル14と同様の相対変位が
生ずる。このため、ブレーキペダル20とプッシュロッ
ド16との位置関係は、ダッシュパネル14に相対変位
が生ずる前後でほぼ同一に維持される。
【0027】ブレーキペダル20とプッシュロッド16
との位置関係がほぼ同一に維持されたまま、ブレーキペ
ダル20の回転軸28が上記の如く距離αだけ車両後方
側へ相対変位すると、ブレーキペダル20の踏み込み部
20bは、距離αと、ペダルアーム20aのレバー比と
に対応する距離だけ車両前方側へ、すなわちダッシュパ
ネル14側へ相対変位する。ブレーキペダル20の踏み
込み部20bにダッシュパネル14側へ向かう相対変位
が生ずると、ダッシュパネル14が車室側へ変形してい
るにも関わらず、運転席に大きなフットスペースを確保
することができる。このため、本実施例の車両用ペダル
の支持構造によれば、車両に対して、ダッシュパネル1
4を車両後方側へ相対変位させる程度に大きなエネルギ
が作用した場合において、運転者のひざがステアリング
コラムに接触し難い状態を形成することができる。
【0028】尚、上記第1実施例においては、ブレーキ
ペダル20が前記請求項1記載のペダルに、回転リンク
26、固定軸24、スプリング29および支持部材33
が前記請求項1記載の初期位置保持機構に、また、スプ
リング29が前記請求項1記載の付勢手段に、それぞれ
相当している。
【0029】次に、図3乃至図7を参照して、本発明の
第2実施例である車両用ペダル構造について説明する。
尚、図3乃至図7において、上記図1および図2に示す
構成部分と同一の構成部分については、同一の符号を付
してその説明を省略する。図3は、本実施例の車両用ペ
ダル構造を側面視で表した図を示す。本実施例のペダル
支持構造は、ペダルブラケット40を備えている。ペダ
ルブラケット40は、2枚の側壁部40a,40bと、
それらの間に延在する中間壁部40cとを備えている。
中間壁部40cには、ダッシュパネル14と同様に、プ
ッシュロッド16およびハウジング18を挿通するため
の貫通孔が形成されている。
【0030】ペダルブラケット40の側壁部40a,4
0bは、固定軸24の両端を保持している。固定軸24
は、ホルダ42を回転可能に支持している。図4は、ホ
ルダ42の斜視図を示す。図4に示す如く、ホルダ42
は、2つの側壁部42a,42bと、それらの間に延在
する中間壁部42cとを備えている。側壁部42aと4
2bとの間には、固定軸24を挿通させるための軸受け
部42dが形成されている。また、側壁部42a,42
bには、それぞれ後述の如くブレーキペダル20の回転
軸28を挿通させるための貫通孔42e,42fが形成
されている。中間壁部42cは、図4において貫通孔4
2e,42fの上方を閉塞しないように形成されている
と共に、突出部42gを備えている。
【0031】ホルダ42は、図3に示す如く、突出部4
2gが所定間隔を空けて当接部材32と対向する状態、
すなわち突出部42gが車両後方かつ上方に向けて突出
する状態が初期状態となるように設計されている。尚、
ホルダ42が初期状態である場合、ホルダの側壁部42
a,42dの端部は、ペダルブラケット40の中間壁部
40cと干渉する。このため、ホルダ40が、初期状態
から更に、図3における時計回り方向に回転することは
ない。
【0032】図3に示す如く、ホルダ42は、回転軸2
8を保持する。回転軸28は、ブレーキペダル20の回
転中心として機能すると共に、スプリングブラケット4
4の回転中心としても機能する。図5は、スプリングブ
ラケット44の斜視図を示す。図5に示す如く、スプリ
ングブラケット44は、回転軸28を挿通させるための
軸受け部44a、スプリング29の一端を掛止するため
の貫通孔44b、および軸受け部44aと貫通孔44b
とを連結する湾曲部44cとを備えている。
【0033】スプリングホルダ44は、図3に示す状態
が初期状態となるように設計されている。図6は、図3
中に示すVI-VI 直線に沿って、ペダルブラケット22、
ホルダ42およびスプリングブラケット44を切断した
際に得られる断面図を示す。図6に示す如く、スプリン
グブラケット44は、初期状態において、固定軸24に
干渉することなくその下方を延在する。
【0034】また、図7は、図3中に示すVII-VII 直線
に沿ってペダルブラケット22、ホルダ42、スプリン
グブラケット44およびブレーキペダル20を切断した
際に得られる断面図を示す。図7に示す如く、スプリン
グブラケット44とブレーキペダル20とは、ホルダ4
2の側壁部42a,42bの間で、回転軸28により並
列状態に支持されている。また、ホルダ42の中間壁部
42cは、初期状態においてブレーキペダル20の上方
が閉塞されないように形成されている。
【0035】スプリング29の張力に起因してスプリン
グブラケット44に作用するモーメントは、スプリング
29の張力が回転軸28の中心を貫く場合に“0”とな
る。従って、スプリングブラケット44が、回転軸28
以外の部材に拘束されない状況下では、スプリング29
の張力が回転軸28の中心を貫く場合にスプリングブラ
ケット44の姿勢が安定状態となる。
【0036】本実施例のペダル構造においては、スプリ
ングブラケット44およびホルダ42が初期状態で安定
状態とされた際に、スプリング29の張力の作用方向
が、固定軸24の僅かに上方を通過するように、掛止ピ
ン33aおよび固定軸28の位置、およびスプリングブ
ラケット44の形状等が設計されている。上記の構成に
よれば、初期状態にあるホルダ42には、ホルダ42を
図3において時計回り方向に回転させようとするモーメ
ントが作用することとなり、スプリングブラケット44
およびホルダ42が、安定して初期状態を維持される。
【0037】次に、上記図3と共に図8を参照して、本
実施例の車両用ペダル構造の動作について説明する。図
8は、図3に示す状態から、ペダルブラケット40がイ
ンパネリーンフォース30側へ第1の変位量だけ変位し
た状態を示す。図8に示す状態は、車両の前方に所定値
を超えるエネルギが入力され、ダッシュパネル14が車
室内側へ相対変位することにより形成される。
【0038】図3に示す状態から、ダッシュパネル14
が車室内側へ、すなわちインパネリーンフォース30側
へ相対的に変位すると、相対変位量が所定量に到達した
時点で、ホルダ42の突出部42gと当接部材32とが
当接状態となる。かかる状態から更にダッシュパネル1
4の相対変位が継続されると、ホルダ42には、固定軸
24を回転中心として、ホルダ42を図3において反時
計回り方向に回転させようとするモーメント、すなわち
回転モーメントが作用する。
【0039】ホルダ42が回転方向モーメントに従って
回動すると、ブレーキペダル20の回転軸28に車両下
方へ向かう変位が付与される。回転軸28が車両下方へ
向けて変位されると、スプリング29の張力の作用方向
が、新たな回転軸28の中心を貫くように、スプリング
ブラケット44の姿勢が変化する。かかる変化が継続さ
れると、やがては、回転軸28を引き寄せようとするス
プリング29の張力の作用方向が、固定軸24の下方を
貫く状態に至る。かかる状態に至ると、スプリング29
の付勢力が回転モーメントとしてホルダ42に作用し、
以後、ホルダ42が回転して図8に示す状態が形成され
る。
【0040】図3に示す状態から図8に示す状態に至る
過程で、ブレーキペダル20の回転軸28は、ペダルブ
ラケット40に対して相対的に車両後方に変位してい
る。従って、ペダルブラケット40の変位量が第1の変
位量であるとすれば、ブレーキペダル20の回転軸28
には、車両後方側へ向けて、第1の変位量+αの変位量
が付与されていることになる。
【0041】このように、本実施例のペダル構造によれ
ば、ダッシュパネル14が車室内側に変位する過程で、
ブレーキペダル20の回転軸28を、ペダルブラケット
40に対する初期位置から更に距離αだけ車両後方側へ
変位させることができる。従って、本実施例のペダル構
造によっても、上述した第1実施例のペダル構造の場合
と同様に、車両に対して所定値を超えるエネルギが入力
された場合に、運転者のひざがステアリングコラムに接
触し難い状態を形成することができる。
【0042】尚、上記第2実施例においては、ホルダ4
2、スプリングブラケット44、スプリング29および
固定軸24が、前記請求項1記載の初期位置保持機構
に、スプリング29およびスプリングブラケット44が
前記請求項1記載の付勢手段に、また、ホルダ42が前
記請求項1記載の回転リンクに、それぞれ相当してい
る。
【0043】次に、図9乃至図11を参照して、本発明
の第3実施例である車両用ペダル構造について説明す
る。尚、図9乃至図11において、上記図1および図2
に示す構成部分と同一の構成部分については、同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0044】図9は、本実施例の車両用ペダル構造を側
面視で表した図を示す。本実施例のペダル支持構造は、
ペダルブラケット50を備えている。ペダルブラケット
50は、2枚の側壁部50a,50bと、それらの間に
延在する中間壁部50cとを備えている。中間壁部50
cには、ダッシュパネル14と同様に、プッシュロッド
16およびハウジング18を挿通するための貫通孔が形
成されている。
【0045】ペダルブラケット50の側壁部50a,5
0bは、車両前後方向に延在する回転軸摺動溝50
-1,50b-1、および回転軸摺動溝50a-1,50b
-1の前端部に連通して形成された回転軸保持溝50
-2,50b-2を備えている。回転軸摺動溝50a-1
50b-1は、回転軸28の径に比して僅かに広い幅を有
している。従って、回転軸28は、回転軸摺動溝50a
-1,50b-1に沿って摺動することができる。また、回
転軸保持溝50a-2,50b-2は、その長手方向の中心
線が、垂直方向から僅かに車両後方側へ傾くように形成
されている。
【0046】回転軸保持溝50a-2,50b-2が上記の
傾きをもって形成されるため、回転軸保持溝50a-2
50b-2の車両後方側の側面と、回転軸摺動溝50
-1,50b-1との境界部には、車両前方側へ張り出し
た部位が形成される。以下、かかる部位を、隔成部50
-3,50b-3と称す。
【0047】図10は、図9中に示すX-X 直線に沿って
ペダルブラケット50および回転軸28を切断した際に
得られる断面図を示す。図10に示す如く、回転軸28
には、スプリングブラケット52が配設されている。ス
プリングブラケット52には、スプリング29が掛止さ
れている。従って、回転軸28には、車両後方へ向かう
付勢力が作用している。
【0048】ペダルブラケット50の側壁部50a,5
0bには、両者の間隔がL1 となる部分と、L2 (>L
1 )となる部分とを形成する屈曲部を備えている。回転
軸28は、その軸長がほぼL1 となるように形成されて
いる。また、回転軸保持溝50a-2,50b-2は、側壁
部50aと50bとの間隔がL1 となる部位に形成され
ている。初期状態において、回転軸28は、スプリング
29により車両後方側へ付勢されると共に、回転軸保持
溝50a-2,50b-2によって車両後方側から支持され
る。また、かかる状況下では、回転軸28の車両下方へ
向かう変位は、隔成部50a-3,50b-3により規制さ
れる。このため、回転軸28を車両下方へ向けて押圧す
る外力が存在しない場合、回転軸28は、安定して回転
保持部50a-2,50b-2の内部に保持される。尚、本
実施例においては、上記の如く、回転軸28が回転軸保
持溝50a-2,50b-2の内部に保持される状態を初期
状態と、また、初期状態における回転軸28の位置を初
期位置と称す。
【0049】図11は、図9中に示すXI-XI 直線に沿っ
てペダルブラケット50を切断した際に得られる断面図
を示す。図11に示す如く、回転軸摺動溝50a-1と5
0b -1は、それらの間隔が、車両前方側の端部近傍(図
11における左側端部近傍)においてはL1 となり、か
つ、車両後方側の端部近傍(図11における右側端部近
傍)においてはL2 となるように形成されている。
【0050】上述の如く、回転軸28は、回転軸摺動溝
50a-1,50b-1に沿って摺動することができる。従
って、初期位置に保持されている回転軸28が回転軸摺
動溝50a-1,50b-1の前端部まで変位されると、以
後、回転軸28は、スプリング29の張力により車両後
方側へ向けて変位することが可能となる。そして、回転
軸28が、回転軸摺動溝50a-1,50b-1の間隔がL
2 である領域まで変位すると、以後、回転軸28は回転
軸摺動溝50a-1,50b-1から離脱し、自由に変位し
得る状態となる。
【0051】図9に示す如く、本実施例のペダル構造
は、支持部材33から延長されたスライドプレート54
を備えている。スライドプレート54は、ブレーキペダ
ル20の回転軸28が初期位置に保持され、かつ、踏み
込み部20bにブレーキ踏力が加えられていない場合
に、プッシュロッド16の先端部の車両上方かつ後方側
に位置する傾斜面54aを備えている。傾斜面54a
は、車両前方側から車両後方側へかけてフロアからの垂
直距離が減少するように形成されている。
【0052】以下、上記図9と共に図12を参照して、
本実施例の車両用ペダル構造の動作について説明する。
図12は、図9に示す状態から、ペダルブラケット50
がインパネリーンフォース30側へ第1の変位量だけ変
位した状態を示す。図12に示す状態は、車両の前方に
所定値を超えるエネルギが入力され、ダッシュパネル1
4が車室内側へ相対変位することにより形成される。
【0053】図9に示す状態から、ダッシュパネル14
が車室内側へ、すなわちインパネリーンフォース30側
へ相対的に変位すると、相対変位量が所定量に到達した
時点で、プッシュロッド16がスライドプレート54の
傾斜面54aに当接する。かかる状態から更にダッシュ
パネル14の相対変位が継続されると、プッシュロッド
16に対して、スライドプレート54から、車両下向き
の押圧力が付与される。
【0054】プッシュロッド16に付与される車両下向
きの押圧力は、ペダルアーム20aを介してブレーキペ
ダル20の回転軸28に伝達される。かかる押圧力が所
定値を超えると、回転軸28が隔成部50a-3,50b
-3を乗り越えて回転軸摺動溝50a-1,50b-1に進入
する。回転軸28が回転軸摺動溝50a-1,50b-1
進入すると、以後、上述の如く、回転軸28は回転軸摺
動溝50a-1,50b -1から離脱して自由に変位し得る
状態となる。回転軸28が自由に変位し得る状態となる
と、回転軸28が、スプリング29により支持部材33
の掛止ピン33a近傍に引き寄せられて、図12に示す
状態が形成される。
【0055】図9に示す状態から図12に示す状態に至
る過程で、ブレーキペダル20の回転軸28は、ペダル
ブラケット50に対して相対的に車両後方に変位してい
る。従って、ペダルブラケット50の変位量が第1の変
位量であるとすれば、ブレーキペダル20の回転軸28
には、車両後方側へ向けて、第1の変位量+αの変位量
が付与されていることになる。
【0056】このように、本実施例のペダル構造によれ
ば、ダッシュパネル14が車室内側に変位する過程で、
ブレーキペダル20の回転軸28を、ペダルブラケット
50に対する初期位置から更に距離αだけ車両後方側へ
変位させることができる。従って、本実施例のペダル構
造によっても、上述した第1および第2実施例のペダル
構造の場合と同様に、車両に対して所定値を超えるエネ
ルギが入力された場合に、運転者のひざがステアリング
コラムに接触し難い状態を形成することができる。
【0057】尚、上記第3実施例においては、回転軸保
持溝50a-2,50b-2,隔成部50a-3,50b-3
スプリングブラケット52およびスプリング29が前記
請求項記載の初期位置保持機構に、また、スプリング
29が前記請求項記載の付勢手段に、それぞれ相当し
ている。
【0058】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ペダルの回転中心が付勢手段により車両後方側へ付
勢されるため、車両の前方に所定値を超えるエネルギが
作用した場合に、円滑かつ確実に、ペダルの踏み込み部
を車両前方側に相対変位させることができる。ペダルの
踏み込み部が車両前方側に位置すると、車室内フットス
ペースには、大きなスペースが確保される。このため、
本発明に係る車両用ペダル構造によれば、車両前方に所
定値を超えるエネルギが作用した場合に、確実に車室内
に大きなフットスペースを確保することができる。
【0059】また、本発明によれば、車両前方に所定値
を超えるエネルギが作用した場合には、付勢手段の付勢
力により回転中心を初期位置から車両後方へ相対変位さ
せることができる。このため、本発明に係る車両用ペダ
ル構造によれば、通常時のペダル操作に影響を及ぼすこ
となく、エネルギの入力時に、ペダルの回転中心を確実
に車両後方側へ変位させることができる。
【0060】請求項記載の発明によれば、車両前方に
所定値を超えるエネルギが作用した場合には、円滑かつ
確実に、回転軸摺動溝に沿って回転軸を車両後方側へ変
位させること、すなわち、円滑かつ確実にペダルの回転
中心を初期位置から車両後方側へ変位させることができ
る。このため、本発明に係る車両用ペダル構造によれ
ば、上記請求項記載の発明と同様に、通常時のペダル
操作に影響を及ぼすことなく、エネルギの入力時に、ペ
ダルの回転中心を確実に車両後方側へ変位させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車両用ペダル構造の通
常の状態を側面視で表した図である。
【図2】図1に示される車両用ペダル支持構造の作動終
了状態を側面視で表した図である。
【図3】本発明の第2実施例である車両用ペダル構造の
通常の状態を側面視で表した図である。
【図4】本発明の第2実施例である車両用ペダル構造に
用いられるホルダの斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例である車両用ペダル構造に
用いられるスプリングブラケットの斜視図である。
【図6】図3に示される直線VI-VI に沿ってペダルブラ
ケットを切断した際に得られる断面図である。
【図7】図3に示される直線VII-VII に沿ってペダルブ
ラケットを切断した際に得られる断面図である。
【図8】図3に示される車両用ペダル支持構造の作動終
了状態を側面視で表した図である。
【図9】本発明の第3実施例である車両用ペダル構造の
通常の状態を側面視で表した図である。
【図10】図9に示される直線X-X に沿ってペダルブラ
ケットを切断した際に得られる断面図である。
【図11】図9に示される直線XI-XI に沿ってペダルブ
ラケットを切断した際に得られる断面図である。
【図12】図9に示される車両用ペダル支持構造の作動
終了状態を側面視で表した図である。
【符号の説明】
14 ダッシュパネル 20 ブレーキペダル 22,40,50 ペダルブラケット 24 固定軸 26 回転リンク 28 回転軸 29 スプリング 30 インパネリィンホース 32 当接部材 33 支持部材 40 ホルダ 42 スプリングブラケット 50a-1,50b-1 回転軸摺動溝 50a-2,50b-2 回転軸保持溝 50a-3,50b-3 隔成部 54 スライドプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 26/00 - 26/04 B60R 21/02 B60T 7/06 B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方に所定値を超えるエネルギが作
    用した場合に、ペダルの回転中心をペダルの踏み込み部
    に対して相対的に車両後方側に変位させる車両用ペダル
    支持構造であって、 前記回転中心を初期位置に保持する初期位置保持機構
    と、前記回中心を車両後方側へ付勢する付勢手段とを
    備え、 前記初期位置保持機構が、前記回転中心を保持する回転
    リンクと、該回転リンクを、前記回転中心から離間した
    位置で回動可能に支持する固定軸とを備えると共に、 前記付勢手段が、前記回転中心が初期位置に維持される
    ように前記回転リンクを付勢し、かつ、車両前方に所定
    値を超えるエネルギが作用した場合には、前記回転中心
    が初期位置から車両後方へ変位するように、前記回転リ
    ンクを付勢する ことを特徴とする車両用ペダル構造。
  2. 【請求項2】 車両前方に所定値を超えるエネルギが作
    用した場合に、ペダルの回転中心をペダルの踏み込み部
    に対して相対的に車両後方側に変位させる車両用ペダル
    支持構造であって、 前記回転中心を初期位置に保持する初期位置保持機構
    と、前記回転中心を車両後方側へ付勢する付勢手段とを
    備え、 前記回転中心と同一の軸線を有する回転軸と、 前記回転軸を摺動可能に把持し、かつ、車両前後方向に
    延在する回転軸摺動溝と、を備えると共に、 前記初期位置保持機構が、前記回動中心が前記初期位置
    となるように車両後方側から前記回転軸を保持する回転
    軸保持部と、前記回転軸保持部と前記回転軸摺動溝との
    境界部に形成され、前記回転軸を前記回転軸保持部側に
    維持する隔成部と、を備える ことを特徴とする車両用ペ
    ダル構造。
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