JP3269264B2 - 筆記具、塗布具における把持部構造 - Google Patents

筆記具、塗布具における把持部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、把持部位置を軸筒の長
手方向に比較的簡単な操作により移動し、選択すること
ができ、且つ、把持部の微妙な把持感触を現出できる筆
記具、化粧具などの塗布具における把持部構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、実開昭62−306
87号が挙げられる。該考案は、「軸筒に設けられた複
数の係合溝と、該係合溝に係合可能な係合突部を有する
係合片を少なくとも1個備えてなる係止リングと、該係
合片の外方変形を抑止しつつ係止リングに止着可能な止
着リングとよりなる筆記具グリップ装置」である。又、
ゴム状の筒部材よりなる把持体を筆記具の軸筒に固定し
たものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術は、把
持部となる係止リングと止着リングを操作し軸筒の長手
方向に移動させることにより、使用者が把持位置(筆記
先端部より把持部までの距離)を選択することができる
という利点があるが、その操作が面倒であった。又、後
者においては、単にゴム状の筒部材よりなる把持体であ
るため、微妙な把持感触を現出することができなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、把持部位置を
軸筒の長手方向に比較的簡単な操作により移動し、選択
することができ、且つ、把持部の微妙な把持感触を現出
できる筆記具、塗布具における把持部構造を提供するこ
とを目的とするもので、把持部を軟質の材質とそれより
硬質の材質よりなる二層の異材質成型中空物よりなし、
軸筒表面に螺子部を形成し、異材質成型中空物の内面の
少なくとも一部に形成した内方突出部を前記螺子部に当
接せしめて軸筒外面に配置すると共に、長手方向に移動
可能となした筆記具、塗布具における把持部構造を要旨
とするものである。
【0005】以下、筆記具に適用した実施例を説明する
が、化粧具などの塗布具においても同様に適用できるも
のである。図1は本発明をボールペンに適用した実施例
であって、参照符号1は、先部軸筒(一般に先部材と呼
ばれる)2と該先部軸筒2と適宜手段により止着した軸
筒本体3とよりなり、金属、合成樹脂よりなる軸筒であ
って、軸筒1内には、先端に筆記部(ボール)4を有す
る中軸5(内部にインキを収容している)を収容してい
る。軸筒1の軸筒本体3の表面には螺子部6を形成して
いる。参照符号7は、軟質の材質とそれより硬質の材質
とよりなる二層(本例においては、内層8を硬質の材
質、外層9を軟質の材質とした)の異材質成型物より構
成し、軸筒1外面に配置した筒状の把持部であって、該
把持部7の内面には内方突出部10を形成し、この内方
突出部10を前記螺子部6に当接するようなしている。
この内方突出部10は、図1においては把持部7の後方
部に等間隔に円周状に複数の突起を形成したが、その形
成位置を把持部7の前方部及び又は中間部に形成するよ
うなしたり、又、その形状を環状突起となしたり、長手
方向に点状の突起となす等種々採用できるものである。
更に、内方突出部10を複数個形成する場合、螺子部6
は、例えば、内方突出部10が2個の場合には2条螺子
に、又、内方突出部10が3個の場合には3条螺子とい
うように、内方突出部10の個数に螺子の条を合致させ
ることが好ましい。好ましい組み合わせは、2個の内方
突出部と2条螺子、3個の内方突出部と3条螺子であ
る。
【0006】この把持部7について更に詳述する。以下
の実施例においても同様である。軟質の材質としては、
次のものが挙げられる。尚、括弧内における数値は、硬
さ(ショア硬度)と引張弾性率(Kgf/mm2)を示
す。スチレンーブタジエン系エラストマー(A40〜9
0、0.56〜35)、オレフィン系エラストマー(A
62〜92、0.7〜23)、スチレン系エラストマー
(A40〜90、0.5〜30)、ポリアミド系エラス
トマー(A97、9〜15)、ポリエステル系エラスト
マー(D40〜72、0.7〜1.7)、ポリウレタン
系エラストマー(D55〜95、3.5〜24.6)、
ウレタン(D60〜100、7〜26.3)、EVA
(エチレン酢酸ビニルコポリマー)(D17〜45、1
0.3〜80)、シリコン樹脂(A15〜65、40〜
100)等である。
【0007】又、硬質の材質としては、次のものが挙げ
られる。尚、括弧内における数値は、硬さ(ロックウェ
ル硬度)と引張弾性率(Kgf/mm2)を示す。AS
樹脂(M80、R83、334〜394)、ABS樹脂
(R85〜106、105〜246)、POM樹脂(M
92〜94、366)、PS(ポリスチレン)樹脂(M
75〜84、316〜341)、PET(ポリエチレン
テレフタレート)樹脂(M94〜101、281〜42
2)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂(M
68〜78、197)、PP樹脂(R50〜100、1
16〜158)、PMMA(ポリメタクリル)樹脂(M
68〜105、250〜300)、ポリメチルペンテン
(M67〜74、147)、PC(ポリカーボネート)
樹脂(M70、180〜250)、PA(ポリアミド)
樹脂(R119、267)、PVC(塩化ビニル)樹脂
(D65〜85(ショア硬度)、246〜422)等で
ある。
【0008】以上の軟質の材質と硬質の材質を適宜組み
合わせ使用するが、その好ましい組み合わせは、成型性
などを考慮すれば、スチレン系エラストマーとPOM樹
脂、スチレン系エラストマーとABS樹脂である。又、
把持部7は、二層の異材質成型物より構成するが、本発
明でいう「二層の異材質成型物」とは、インサート成
型、射出成型、押出成型、ブロー成型などにより成型し
たものと、内層と外層を別体に成型し合体したものとを
含む。尚、最も好ましいものは、一般に異材質(2色)
成型と呼ばれている成型法である。
【0009】尚、把持部7の内層8と外層9の材質につ
いては、何れかが軟質の材質であり、他方が硬質の材質
であれば特に問わないが、前記したように外層9を軟質
の材質とし、内層8を硬質の材質にて形成した方が、よ
り柔軟な把持感触が得られること、及び内方突出部10
を硬質の材質に形成した方が螺子部6との係合における
経時的信頼性が向上することを考慮すれば好ましい。
又、外層9は、滑り止め性を有することが好ましく、滑
り止め性を有するとは、例えば熱可塑性エラストマー、
シリコン樹脂のように材質自体が滑り止め性を十分に有
するものと、その材質自体は滑り止め性をあまり有しな
いものの、その表面に化学的処理、機械的処理、物理的
処理などの処理によりローレットや格子などの模様を形
成したり、多数の小突起を形成することによって滑り止
め性を十分に付与したものの両方を意味するものであ
る。更に、把持部7の内層8と外層9は、無色であって
も、有色であっても、その組み合わせであってもよい。
【0010】図1の例の動作を説明する。把持部7を軸
筒1の長手方向に移動させると、内方突出部10が前記
螺子部6の螺子山を乗り越えつつ移動することとなり、
好みの位置(把持する部分より筆記部4までの距離)で
把持部7の移動を停止すると、突出部10が前記螺子部
6の谷部と係合する。その後、把持部7を把持し筆記す
る際には、内方突出部10が螺子部6の谷部と係合し筆
記圧を吸収し、固定手段となる。
【0011】尚、筆記時の固定手段として、内方突出部
10が螺子部6との係合に加え、図2に示すように、先
部軸筒2に外方突出部2aを形成してもよい。この外方
突出部2aとしては、図中は円周状に複数の突起を形成
したものであるが、環状突起となしたり、長手方向に長
い突起もしくは点状の突起となしたり、先部軸筒2と別
体(例えばリング部材を先具に固着することにより形成
する等)に形成する等種々採用できる。又、この外方突
出部2aに代えもしくは外方突出部2aと共に把持部7
と接する軸筒本体3の表面に同様の外方突出部を形成し
てもよい。このような外方突出部は、把持部7の内面と
摩擦抵抗が生じ筆記時における把持部7の固定手段(移
動防止手段)として機能することとなる。
【0012】尚、図1においては、筆記具としてボール
ペンに適用したものについて説明したが、ボールペン以
外に例えばシャープペンシル、万年筆、マーキングペン
など種々の筆記具に適用できるが、油性ボールペン、シ
ャープペンシル等のようにキャップがなくてもよい筆記
具に特に好適である。その理由は、水性ボールペン等の
ようにインキが乾燥した場合に使用上問題となるような
筆記具に適用する場合には、一般的にはキャップの止着
を先部軸筒になす必要があり、キャップの確実な脱着と
いう点において問題が生じたり、或いは止着構造に工夫
を施す必要があるからである。以下の例においても同様
である。尚、塗布具においても同様である。
【0013】図3は、本発明における把持部の他の実施
例を示すもので、図1の実施例との相違点は、把持部7
の内方突出部10に前記軸筒1の螺子部6に螺合する螺
子部10aを形成した点であり、他は前例と同様であ
る。よって、本例においては、把持部7を軸筒1の長手
方向へ移動させるためには、把持部7もしくは軸筒1の
一方を把持し、他方を回動させればよい。又、螺子部6
と10aの螺合係止は、筆記時における把持部7の固定
手段を兼ねているが、固定補助手段として前記したと同
様な外方突出部を先部軸筒及び又は軸筒本体に形成して
もよい。尚、螺子部10aを形成した把持部7の内方突
出部10は、図においては把持部7の略中間部に形成し
たが、前方部や後方部であってもよいし、複数個所であ
ってもよい。
【0014】本例においても、把持部7の内層8と外層
9の材質については、何れかが軟質の材質であり、他方
が硬質の材質であれば特に問わないが、外層9を軟質の
材質とし、内層8を硬質の材質にて形成した方が前記し
たと同様の理由により好ましい。尚、把持部7の内層8
と外層9との位置関係について、前例においては、内層
8と外層9とを単純な二層構造となしたが、図4に示す
ように、結果的に内層8の前端部と後端部を除く部分に
長手方向に長い複数個(図においては1個のみ示した)
の透孔8aを形成し、該透孔8aに外層9を部分的に配
置するような構成となすこともできる。
【0015】図5、図6は、本発明における更に他の実
施例を示すものである。図1の例との相違点は、把持部
7の内層8の内面に、軸筒1の表面に形成した螺子部6
に係合する内方突出部10を形成する点では同じである
が、軸筒1の外面(図中は螺子部6)と係合する第2の
内方突出部11を形成した点で異なっている。このよう
な第2の内方突出部11の形状としては、円周状に複数
の突起を形成するもの、環状突起を形成するの、長手方
向に長い突起もしくは点状の突起を形成するもの、把持
部7の内断面形状を5角形、6角形などのように各形状
となし、その各辺の略中間部で軸筒1外面と係合させる
等種々採用でき、又、その形成位置も軸筒1の螺子部6
に係合させることなく、図7に示すように螺子を形成し
ていない軸筒本体3に係合させるよう把持部7の後方部
に形成したり、図示しないが先部軸筒2に係合させるよ
う把持部7の前方部に形成するようなす等種々採用でき
る。把持部7の前方部及び又は後方部に第2の内方突出
部11を形成する場合、それと係合する先部軸筒2及び
又は軸筒本体3に多数の環状溝もしくは環状突起を形成
してもよい。更に、第2の内方突出部11の数として
は、図中1個の例を示したが、複数個であることが好ま
しく、より好ましくは3個である。尚、把持部7の内層
8と外層9の構成について、図4の例と同様に、内層8
に形成した透孔8a(環状に複数個形成)に外層9を部
分的に配置するような構成を採用している。
【0016】本例においても、前例と同様な外方突出部
を先部軸筒2及び又は軸筒本体3に形成してもよい。
又、本例においても、把持部7の内層8と外層9の材質
については、何れかが軟質の材質であり、他方が硬質の
材質であれば特に問わないが、外層9を軟質の材質と
し、内層8を硬質の材質にて形成した方が前記したと同
様の理由により好ましい。更に、本例においても、内方
突出部10の螺子の条数は図1の例において述べたもの
が使用できる。尚、図5、6中、参照符号12は内方突
出部10の前方に設けられた段部であるが、この段部1
2は、把持部7が最前進位置に達した場合、先部軸筒2
と係止させ、軸筒1よりの離脱を確実に防止するための
ストッパーとして機能するものである。
【0017】図8は、本発明における把持部の更に他の
実施例を示すものである。前例(図5、6の例)との相
違点は、内方突出部10と、第2の内方突出部11の形
成方法の点である。具体的には、図3や図4と同様に内
方突出部10に軸筒1の螺子部6と螺合する螺子部10
aを形成した点と、図5、6の例と同様に、内層8に透
孔8aを形成し、この透孔8aより外層9を部分的に配
置するものであるが、透孔8aに配置する外層9を内方
に突出させ第2の内方突出部11となした(第2の内方
突出部11を外層9と一体に形成したもの)ものであ
る。この第2の内方突出部11は図においては環状に2
個形成した事例について図示したが、1個であってもよ
く、3個以上であってもよく、より好ましくは3個であ
る。尚、本例においても、把持部7の内層8と外層9の
材質については、何れかが軟質の材質であり、他方が硬
質の材質であれば特に問わないが、外層9を軟質の材質
とし、内層8を硬質の材質にて形成した方が前記したと
同様の理由により好ましい。又、本例においても、固定
補助手段として前記した例と同様に、外方突出部を先部
軸筒2及び又は軸筒本体3に形成してもよいし、第2の
内方突出部11以外の内方突出部を把持部7の前部内面
及び又は後部内面に形成してもよい。
【0018】図9は、本発明における把持部の更に他の
実施例を示すものである。本例における特徴点は、把持
部7の内層8と外層9との位置関係にある。具体的に
は、本例においては、外層9の前端部と後端部を除く部
分に長手方向に長い複数個の透孔9aを形成し、該透孔
9aに内層8を部分的に配置するような構成となしたも
のであり、内方突出部10は図3、4の例と同じであ
り、第2の内方突出部11は図6の例と同じである。
尚、本例においても、把持部7の内層8と外層9の材質
については、何れかが軟質の材質であり、他方が硬質の
材質であれば特に問わないが、外層9を軟質の材質と
し、内層8を硬質の材質にて形成した方が前記したと同
様の理由により好ましい。又、本例においても、固定補
助手段として前記した例と同様に、外方突出部を先部軸
筒2及び又は軸筒本体3に形成してもよいし、第2の内
方突出部11以外の内方突出部を把持部7の前部内面及
び又は後部内面に形成してもよい。
【0019】図10、11は、本発明における把持部の
更に他の実施例を示すものである。図1乃至図9の例と
の相違点は、把持部7の形成方法にある。具体的には、
前例の把持部7の形成方法は、内層8と外層9を一体成
型したものであるのに対し、本例においては、内層8と
外層9を別体に形成し、これらを合体させることにより
把持部7を形成したものであって、より詳細には、外層
9の内面に等間隔に長手方向突条9bを形成(図中は3
個)し、この突条9b間に3部材よりなる内層8の各部
材を配置したものである。尚、本例においても、把持部
7の内層8と外層9の材質については、何れかが軟質の
材質であり、他方が硬質の材質であれば特に問わない
が、外層9を軟質の材質とし、内層8を硬質の材質にて
形成した方が前記したと同様の理由により好ましい。
又、本例においても、固定補助手段として前記した例と
同様に、外方突出部を先部軸筒及び又は軸筒本体に形成
してもよいし、第2の内方突出部以外の内方突出部を把
持部7の前部内面及び又は後部内面に形成してもよい。
【0020】本発明においては、前記した以外にも種々
の変形が可能であり、例えば、把持部の外形形状を前方
に行くに従って外径が小さくなるようなしたり、外形を
太鼓状となしたり、表面に格子状の溝を形成したり、表
面に多数の小突起を形成するようなす等である。更に、
把持部の材質中に抗菌材を入れることは、汗などの吸着
による把持部面のカビ等の発生を防止するという意味で
有用である。このような抗菌材としては、一般に市販
(例えば、松下電器産業(株)アメニトップ、興亜硝子
(株)バイオコンポジットパウダ−等)されているもの
を使用すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、把持部を軟質の材質とそれよ
り硬質の材質よりなる二層の異材質成型中空物よりな
し、軸筒表面に螺子部を形成し、異材質成型中空物の内
面の少なくとも一部に形成した内方突出部を前記螺子部
に当接せしめて軸筒外面に配置すると共に、長手方向に
移動可能となしたので、把持部位置を軸筒の長手方向に
比較的簡単な操作により移動し、選択することができ、
且つ、把持部の微妙な把持感触を現出できるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す一部縦断面図。
【図2】他の実施例を示す一部を省略した一部縦断面
図。
【図3】把持部の他の実施例を示す一部破断斜視図。
【図4】把持部の他の実施例を示す一部破断斜視図。
【図5】他の実施例を示す一部を省略した一部縦断面
図。
【図6】図5における把持部の一部破断斜視図。
【図7】他の実施例を示す一部を省略した一部縦断面
図。
【図8】把持部の他の実施例を示す一部破断斜視図。
【図9】把持部の他の実施例を示す一部破断斜視図。
【図10】把持部の他の実施例を示す分解斜視図。
【図11】図10の一部破断組立斜視図。
【符号の説明】
1 軸筒 2 先部軸筒 3 軸筒本体 4 筆記部 5 中軸 6 螺子部 7 把持部 8 把持部内層 8a 透孔 9 把持部外層 9a 透孔 9b 長手方向突条 10 内方突出部 10a 螺子部 11 第2の内方突出部 12 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43K 3/00 B43K 23/008

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を軟質の材質とそれより硬質の材
    質よりなる二層の異材質成型中空物よりなし、軸筒表面
    に螺子部を形成し、異材質成型中空物の内面の少なくと
    も一部に形成した内方突出部を前記螺子部に当接せしめ
    て軸筒外面に配置すると共に、長手方向に移動可能とな
    した筆記具、塗布具における把持部構造。
  2. 【請求項2】 内方突出部に軸筒表面の螺子部に螺合す
    る螺子部を形成した請求項1記載の筆記具、塗布具にお
    ける把持部構造。
  3. 【請求項3】 異材質成型中空物の内面に、内方突出部
    とは異なり軸筒表面と摩擦係合する第2の内方突出部を
    形成した請求項2記載の筆記具、塗布具における把持部
    構造。
  4. 【請求項4】 内方突出部を内層と一体に形成し、第2
    の内方突出部を外層と一体に形成した請求項3記載の筆
    記具、塗布具における把持部構造。
  5. 【請求項5】 外層が軟質の材質であり、内層が硬質の
    材質よりなる請求項4記載の筆記具、塗布具における把
    持部構造。
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