JP3268682B2 - 籾すり機 - Google Patents

籾すり機

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JP3268682B2
JP3268682B2 JP08071393A JP8071393A JP3268682B2 JP 3268682 B2 JP3268682 B2 JP 3268682B2 JP 08071393 A JP08071393 A JP 08071393A JP 8071393 A JP8071393 A JP 8071393A JP 3268682 B2 JP3268682 B2 JP 3268682B2
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忠幸 ▲吉▼田
範敏 谷口
雅之 山本
勇 池本
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石田工業株式会社
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀されて適宜乾燥さ
れた籾を、脱ぷしながら選別して玄米を得ることができ
る籾すり機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、籾を周速度差を有する2個のゴム
ロール間に供給して、籾から籾殻を脱離し、選別部によ
り玄米を得るように構成した籾すり機が存在する。
【0003】そして、上記籾すり機では、籾を脱ぷする
2個のゴムロールの間隙は、緩衝装置付きのロール間隙
調整装置で調節される構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来形
の籾すり機では、籾を脱ぷするゴムローラ群は一対だけ
設けられて、同一対のゴムローラ間に、外形が小粒の籾
と大粒の籾が同時に供給されるから、外形が大粒のもの
は脱ぷ時に玄米が砕かれて損傷することがあった。
【0005】したがって、コンバインにより脱穀されて
収穫された籾が、籾すり工程により玄米の損傷が多く発
生すると、生産農家にとっては大きな減収となるため改
善が要望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では反対
方向に回転し、かつ、周速度差がある2個のゴムロール
の間に籾を供給して、同ゴムロールにより籾殻を脱離
し、選別部により玄米を得るようにした籾すり機におい
て、供給される籾籾粒を大きさ別に数種に選別する選別
装置を設けると共に、選別された籾粒の大きさに対応し
て異ったクリアランスを有するゴムローラ群を設けてな
る籾すり機を提供せんとするものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明すると、
図1において、1は籾すり機本体であって、中央部には
揚穀機2を縦方向に配設していると共に、前側には選別
部3を、後側には脱ぷ部4を配設している。
【0008】5は脱ぷ部漏斗で、同脱ぷ部漏斗5の下側
には供給される籾粒Aを大きさ別に選別する選別装置6
を設けている。6-1 は籾粒Aのうち形状が小さい籾A-1
を下側に通過させて選別する選別網で、傾斜状に位置し
ている。6-2 は選別網6-1 の下側に設ける斜状の案内板
である。
【0009】そして、選別網6-1 の下側には、形状が小
さい籾A-1 を脱ぷする一対のゴムローラ7,8が配設さ
れて第1脱ぷ部7Aを構成していると共に、斜状の案内板
6-2の下側には、形状の大きい籾A-2 を脱ぷする一対の
ゴムローラ9,10が配設されて第2脱ぷ部9Aを構成して
いる。
【0010】そして、上記一方のゴムローラ7,8側に
おいては、小さい籾粒に対応して両ゴムローラ7,8の
最大のクリアランスL1が狭く構成されている。
【0011】また、他方のゴムローラ9,10側において
は、供給される籾粒が大きいために、両ゴムローラ9,
10の最大のクリアランスL2が上記よりも広く構成されて
いる。
【0012】また、上記ゴムローラ7,8、及びゴムロ
ーラ9,10は互いに反対方向に回転し、かつ、周速度差
を有するものである。
【0013】11は各ゴムローラ7,8,9,10に設ける
緩衝装置、12はロール間隙調節装置、13は籾受け板、14
は流し板、15は唐箕、16は籾殻排出口である。
【0014】また、17は揚穀機2の下側に設ける混合米
口、18は籾用揚穀機であって、上記脱ぷ部漏斗5に供給
可能である。
【0015】19はすり米用揚穀機、20は万石漏斗で、同
万石漏斗20の下側には混合米Bを選別する上網21、中網
22、下網23を重ね状で、かつ、傾斜状に配設している。
【0016】24は仕上玄米Cを下側に案内する受板、25
は仕上唐箕、26は仕上玄米口、27は籾口、28は仕上玄米
用揚穀機であって、仕上玄米樋29と連設している。30は
籾用揚穀機18に連設して設ける籾供給口である。
【0017】また、図2において、8-2は主軸第1歯
車、8-1は主軸第2歯車、7-1は主軸第2歯車8-1と噛合
う副軸第2歯車、7-2は副軸第1歯車である。また、7-3
は、ロール間隙調節ロッド12-1に連結する作動アーム、
12-2はロール間隙調節ハンドルである。
【0018】本発明の実施例は上記のように構成されて
おり、脱穀されて乾燥された籾Aを籾供給口30より供給
すると籾用揚穀機18により上方へ上げられて脱ぷ部漏斗
5内に排出される。そして、籾Aを選別装置6の選別網
6-1 上に落下させると、形状が小さい籾A-1 は選別網6-
1 を通過して下側に落下し、第1脱ぷ部7Aに導かれる。
【0019】また、形状が大きい籾A-2 は選別網6-1 及
び案内板6-2 上を下側に移動して、第2脱ぷ部9Aに導か
れる。
【0020】したがって、形状が小さい籾A-1 はクリア
ランスが小さい側のゴムローラ7,8により脱ぷして籾
殻を脱離し、玄米と籾殻を分離するものである。
【0021】また、形状が大きい籾A-2 は、クリアラン
スが大きい側のゴムローラ9,10により脱ぷして籾殻を
脱離し、玄米と籾殻を分離するものである。
【0022】次に、脱ぷされた混合米Bは、すり米用揚
穀機19により上方に上げられて選別部3に供給されて、
同選別部3の上網21、中網22、下網23及び仕上唐箕25に
より仕上玄米Cが選別されるものである。
【0023】以上の如く、上記実施例においては、籾す
り作業のために供給される籾の中に、形状が大きい籾や
小さい籾が混合した状態であっても、これを選別装置6
により籾粒の大きさ別に数種に選別することができ、か
つ、籾の大きさに対応して異ったクリアランスL1,L2 を
有する複数のゴムクローラ群により脱ぷ作業を適確に行
うことができるので、特に、形状が大きい籾が脱ぷ工程
において砕かれることがなく、したがって、脱ぷ工程で
の玄米の損傷がないので品質が均一で、かつ、きれいな
玄米を収穫することができるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、籾すり作業のために供
給される籾の中に、形状が大きい籾や小さい籾が混合し
た状態であっても、これを選別装置により籾粒の大きさ
別に数種に選別することができ、かつ、籾の大きさに対
応して異ったクリアランスを有する複数のゴムクローラ
群により脱ぷ作業を適確に行うことができるので、特
に、形状が大きい籾が脱ぷ工程において砕かれることが
なく、したがって、脱ぷ工程での玄米の損傷がないので
品質が均一で、かつ、きれいな玄米を収穫することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る籾すり機の概略を示す断面側面
図。
【図2】ゴムローラ部の動力伝動と間隙調節装置の概略
を示す拡大側面図。
【符号の説明】
A 籾粒 L1 クリアランス L2 クリアランス 6 選別装置 7 ゴムローラ 8 ゴムローラ 9 ゴムローラ 10 ゴムローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反対方向に回転し、かつ、周速度差があ
    る2個のゴムロールの間に籾を供給して、同ゴムロール
    により籾殻を脱離し、選別部により玄米を得るようにし
    た籾すり機において、 供給される籾粒(A) を大きさ別に数種に選別する選別装
    置(6) を設けると共に、選別された籾粒(A) の大きさに
    対応して異ったクリアランスを有するゴムローラ群(7),
    (8),(9),(10)を設けてなる籾すり機。
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