JP3268227B2 - 侵入者判別システム - Google Patents
侵入者判別システムInfo
- Publication number
- JP3268227B2 JP3268227B2 JP03092697A JP3092697A JP3268227B2 JP 3268227 B2 JP3268227 B2 JP 3268227B2 JP 03092697 A JP03092697 A JP 03092697A JP 3092697 A JP3092697 A JP 3092697A JP 3268227 B2 JP3268227 B2 JP 3268227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intruder
- signal
- monitoring area
- recognition data
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 32
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 31
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設内におけるセ
キュリティ対策に用いられる侵入者判別システムに関す
る。
キュリティ対策に用いられる侵入者判別システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、原子力発電所、研究所等の重
要施設においては、セキュリティ対策のため、監視エリ
ア内に侵入者が侵入したか否かを判別する侵入者判別シ
ステムが設けられている。また、上記監視エリア内に侵
入者が侵入すると、侵入者判別システムは、不法侵入者
が施設内に立ち入っている旨を、監視センタへ報知す
る。
要施設においては、セキュリティ対策のため、監視エリ
ア内に侵入者が侵入したか否かを判別する侵入者判別シ
ステムが設けられている。また、上記監視エリア内に侵
入者が侵入すると、侵入者判別システムは、不法侵入者
が施設内に立ち入っている旨を、監視センタへ報知す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の侵入
者判別システムにおいては、監視エリアの侵入者が、施
設内に立ち入ることを許可された者であっても、該侵入
者を不法侵入者と判別してしまうという欠点があった。
本発明はこのような背景の下になされたもので、監視エ
リア内の侵入者が不法侵入者であるか否かを判別するこ
とができる侵入者判別システムを提供することを目的と
する。
者判別システムにおいては、監視エリアの侵入者が、施
設内に立ち入ることを許可された者であっても、該侵入
者を不法侵入者と判別してしまうという欠点があった。
本発明はこのような背景の下になされたもので、監視エ
リア内の侵入者が不法侵入者であるか否かを判別するこ
とができる侵入者判別システムを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1の監視エリア内に侵入した侵入者を検知する第
1の検知手段と、不法侵入者でない侵入者に携帯され、
特定の認識データを表す認識信号を発信する発信手段
と、前記第1の監視エリアの中の第2の監視エリア内に
おいて、前記発信手段から発信された前記認識信号を受
信することにより、前記発信手段を検知する第2の検知
手段と、前記第1の検知手段が侵入者を検知し、かつ第
2の検知手段が発信手段を検知した場合に侵入者を不法
侵入者でないと判別する一方、第1の検知手段が侵入者
を検知してから所定時間経過後に第2の検知手段が発信
手段を検知しなかった場合には侵入者を不法侵入者と判
別する判別手段とを備え、前記発信手段の認識データ
は、第2の検知手段の制御により定期的に更新されるこ
とを特徴とする。
は、第1の監視エリア内に侵入した侵入者を検知する第
1の検知手段と、不法侵入者でない侵入者に携帯され、
特定の認識データを表す認識信号を発信する発信手段
と、前記第1の監視エリアの中の第2の監視エリア内に
おいて、前記発信手段から発信された前記認識信号を受
信することにより、前記発信手段を検知する第2の検知
手段と、前記第1の検知手段が侵入者を検知し、かつ第
2の検知手段が発信手段を検知した場合に侵入者を不法
侵入者でないと判別する一方、第1の検知手段が侵入者
を検知してから所定時間経過後に第2の検知手段が発信
手段を検知しなかった場合には侵入者を不法侵入者と判
別する判別手段とを備え、前記発信手段の認識データ
は、第2の検知手段の制御により定期的に更新されるこ
とを特徴とする。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる侵入者判別システムの構成を示すブロック図であ
る。この図において、10は、図2に示す施設内の第1
の監視エリアA1の直上の天井20に取り付けられた侵
入者判別装置であり、該第1の監視エリアA1内に侵入
した侵入者30が不法侵入者であるか否かを判別する。
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる侵入者判別システムの構成を示すブロック図であ
る。この図において、10は、図2に示す施設内の第1
の監視エリアA1の直上の天井20に取り付けられた侵
入者判別装置であり、該第1の監視エリアA1内に侵入
した侵入者30が不法侵入者であるか否かを判別する。
【0008】上記侵入者判別装置10において、11
は、図2に示す侵入者30から放射される赤外線IRを
検知する赤外線センサであり、検知結果を赤外線検知信
号SIRとして出力する。この赤外線センサ11は、中空
半球状の半球部材と、該半球部材の内面に取り付けられ
た複数の焦電素子とから構成されている。これら焦電素
子は、入射される赤外線IRを熱吸収することにより発
生する表面電荷を赤外線検知信号SIとして出力する。
また、上記赤外線センサ11の監視エリアは、図2に示
す第1の監視エリアA1とされている。
は、図2に示す侵入者30から放射される赤外線IRを
検知する赤外線センサであり、検知結果を赤外線検知信
号SIRとして出力する。この赤外線センサ11は、中空
半球状の半球部材と、該半球部材の内面に取り付けられ
た複数の焦電素子とから構成されている。これら焦電素
子は、入射される赤外線IRを熱吸収することにより発
生する表面電荷を赤外線検知信号SIとして出力する。
また、上記赤外線センサ11の監視エリアは、図2に示
す第1の監視エリアA1とされている。
【0009】12は、後述するデータキャリア40との
間で電波を介して通信を行うリーダ/ライタであり、デ
ータキャリア40のメモリ(図示略)内に保持されてい
る認識データを読み出す機能と、上記認識データをデー
タキャリア40内のメモリに書き込む機能とを有してい
る。ここで、上記認識データとは、データキャリア40
を認識するためのデータをいう。上記データキャリア4
0は、不法侵入者でない侵入者、すなわち、施設内に入
ることを許可された侵入者30に携帯される。
間で電波を介して通信を行うリーダ/ライタであり、デ
ータキャリア40のメモリ(図示略)内に保持されてい
る認識データを読み出す機能と、上記認識データをデー
タキャリア40内のメモリに書き込む機能とを有してい
る。ここで、上記認識データとは、データキャリア40
を認識するためのデータをいう。上記データキャリア4
0は、不法侵入者でない侵入者、すなわち、施設内に入
ることを許可された侵入者30に携帯される。
【0010】上記リーダ/ライタ12において、13
は、各部を制御するMPU(microprocessor unit)で
あり、上述した認識データをデータキャリア40のメモ
リから読み出すことを指示する読み出し信号を出力する
一方、認識データをデータキャリア40のメモリへ書き
込むことを指示する書き込み信号を出力する。このリー
ダ/ライタ12の監視エリアは、図2に示す第2の監視
エリアA2とされており、上述した第1の監視エリアA1
に比して狭く設定されている。
は、各部を制御するMPU(microprocessor unit)で
あり、上述した認識データをデータキャリア40のメモ
リから読み出すことを指示する読み出し信号を出力する
一方、認識データをデータキャリア40のメモリへ書き
込むことを指示する書き込み信号を出力する。このリー
ダ/ライタ12の監視エリアは、図2に示す第2の監視
エリアA2とされており、上述した第1の監視エリアA1
に比して狭く設定されている。
【0011】また、MPU13は、自身のメモリに予め
記憶されている複数の認識データと、データキャリア4
0のメモリから読み出された認識データとを照合すると
いう機能をも有している。すなわち、MPU13は、デ
ータキャリア40のメモリから読み出された認識データ
が、自身のメモリ内の複数の認識データに一致した場
合、照合結果信号SRを出力し、一方、一致しない場
合、いずれの信号も出力しない。
記憶されている複数の認識データと、データキャリア4
0のメモリから読み出された認識データとを照合すると
いう機能をも有している。すなわち、MPU13は、デ
ータキャリア40のメモリから読み出された認識データ
が、自身のメモリ内の複数の認識データに一致した場
合、照合結果信号SRを出力し、一方、一致しない場
合、いずれの信号も出力しない。
【0012】14は、送受信部であり、MPU13から
供給される読み出し信号または書き込み信号等に変調を
掛けてこれをアンテナ15を介して送信信号R1として
出力する。また、送受信部14は、データキャリア40
から送信された送信信号R2をアンテナ15を介して受
信した後、該送信信号R2から上述したデータキャリア
40固有の認識データを解読して、これをMPU13へ
出力する。
供給される読み出し信号または書き込み信号等に変調を
掛けてこれをアンテナ15を介して送信信号R1として
出力する。また、送受信部14は、データキャリア40
から送信された送信信号R2をアンテナ15を介して受
信した後、該送信信号R2から上述したデータキャリア
40固有の認識データを解読して、これをMPU13へ
出力する。
【0013】16は、判別部であり、上述した赤外線検
知信号SIRおよび照合結果信号SRの双方に基づいて、
図2に示す第1の監視エリアA1内に侵入した侵入者3
0が不法侵入者であるか否かを判別する。すなわち、判
別部16は、赤外線検知信号SIRが入力されてから、一
定時間(例えば、10秒間)経過した後に照合結果信号
SRが入力されると侵入者30を不法侵入者でない者と
判別して、”1”の判別結果信号SHを出力する。
知信号SIRおよび照合結果信号SRの双方に基づいて、
図2に示す第1の監視エリアA1内に侵入した侵入者3
0が不法侵入者であるか否かを判別する。すなわち、判
別部16は、赤外線検知信号SIRが入力されてから、一
定時間(例えば、10秒間)経過した後に照合結果信号
SRが入力されると侵入者30を不法侵入者でない者と
判別して、”1”の判別結果信号SHを出力する。
【0014】一方、判別部16は、赤外線検知信号SIR
が入力されてから、一定時間経過した後に照合結果信号
SRが入力されない場合、侵入者30を不法侵入者と判
別して、”0”の判別結果信号SHを出力する。また、
上述した一定時間は、侵入者30の走行速度が一定であ
る場合、図2に示す第1の監視エリアA1と第2の監視
エリアA2とのエリア差ΔAに対応している。
が入力されてから、一定時間経過した後に照合結果信号
SRが入力されない場合、侵入者30を不法侵入者と判
別して、”0”の判別結果信号SHを出力する。また、
上述した一定時間は、侵入者30の走行速度が一定であ
る場合、図2に示す第1の監視エリアA1と第2の監視
エリアA2とのエリア差ΔAに対応している。
【0015】データキャリア40において、MPU41
は、各部を制御するものであり、前述したように自身の
メモリには、データキャリア40固有の認識データが書
き込まれているか、またはリーダ/ライタ12の制御に
より上記認識データが書き込まれる。このMPU41の
動作の詳細については、後述する。
は、各部を制御するものであり、前述したように自身の
メモリには、データキャリア40固有の認識データが書
き込まれているか、またはリーダ/ライタ12の制御に
より上記認識データが書き込まれる。このMPU41の
動作の詳細については、後述する。
【0016】42は、送受信部であり、MPU41から
供給される上記認識データに変調を掛けてこれをアンテ
ナ43を介して送信信号R2として出力する。また、送
受信部42は、リーダ/ライタ12から送信された送信
信号R1をアンテナ43を介して受信した後、該送信信
号R1から上述した読み出し信号や書き込み信号等を抽
出して、これらをMPU41へ出力する。
供給される上記認識データに変調を掛けてこれをアンテ
ナ43を介して送信信号R2として出力する。また、送
受信部42は、リーダ/ライタ12から送信された送信
信号R1をアンテナ43を介して受信した後、該送信信
号R1から上述した読み出し信号や書き込み信号等を抽
出して、これらをMPU41へ出力する。
【0017】次に、上述した本発明の一実施形態による
侵入者判別システムの動作について説明する。図2に示
す第1の監視エリアA1内に侵入者30が存在していな
い状態において、図1に示す侵入者判別装置10の各部
に電源が供給されると、まず、赤外線センサ11から
は、第1の監視エリアA1内に侵入者30が存在してい
ないため、いずれの信号も出力されない。
侵入者判別システムの動作について説明する。図2に示
す第1の監視エリアA1内に侵入者30が存在していな
い状態において、図1に示す侵入者判別装置10の各部
に電源が供給されると、まず、赤外線センサ11から
は、第1の監視エリアA1内に侵入者30が存在してい
ないため、いずれの信号も出力されない。
【0018】これと同時に、MPU13からは、読み出
し信号が送受信部14へ出力される。これにより、上記
読み出し信号は、送受信部14により変調された後、ア
ンテナ15を介して送信信号R1として送信される。し
かし、今の場合、図2に示す第1の監視エリアA1内
に、データキャリア40を携帯している侵入者30が存
在していないため、MPU13からは、いずれの信号も
出力されない。
し信号が送受信部14へ出力される。これにより、上記
読み出し信号は、送受信部14により変調された後、ア
ンテナ15を介して送信信号R1として送信される。し
かし、今の場合、図2に示す第1の監視エリアA1内
に、データキャリア40を携帯している侵入者30が存
在していないため、MPU13からは、いずれの信号も
出力されない。
【0019】そして、今、図2に示すデータキャリア4
0を携帯している侵入者30が第1の監視エリアA1外
から第1の監視エリアA1内に侵入したとすると、侵入
者30から放射されている赤外線IRは、図1に示す赤
外線センサ11により検知される。これにより、赤外線
センサ11からは、赤外線検知信号SIRが判別部16へ
出力され、判別部16は、第1の監視エリアA1内に侵
入者30が侵入したことを認識する。
0を携帯している侵入者30が第1の監視エリアA1外
から第1の監視エリアA1内に侵入したとすると、侵入
者30から放射されている赤外線IRは、図1に示す赤
外線センサ11により検知される。これにより、赤外線
センサ11からは、赤外線検知信号SIRが判別部16へ
出力され、判別部16は、第1の監視エリアA1内に侵
入者30が侵入したことを認識する。
【0020】また、赤外線検知信号SIRが入力される
と、判別部16は、図示しないタイマにより計時を開始
する。この計時中において、判別部16は、MPU13
より照合結果信号SRが入力されても、いずれの処理も
行わない。そして、上記計時が開始されてから、10秒
経過すると、判別部16は、計時を停止する。このと
き、侵入者30が図1に示す第2の監視エリアA2内に
侵入しているため、図1に示すアンテナ15から送信さ
れた送信信号R1は、データキャリア40のアンテナ4
3を介して送受信部42に受信される。
と、判別部16は、図示しないタイマにより計時を開始
する。この計時中において、判別部16は、MPU13
より照合結果信号SRが入力されても、いずれの処理も
行わない。そして、上記計時が開始されてから、10秒
経過すると、判別部16は、計時を停止する。このと
き、侵入者30が図1に示す第2の監視エリアA2内に
侵入しているため、図1に示すアンテナ15から送信さ
れた送信信号R1は、データキャリア40のアンテナ4
3を介して送受信部42に受信される。
【0021】これにより、送受信部42は、上記送信信
号R1から読み出し信号を抽出して、これをMPU41
へ出力する。次いで、MPU41は、上記読み出し信号
に基づいて、自身のメモリから認識データを読み出した
後、該認識データを送受信部42へ出力する。これによ
り、上記認識データは、送受信部42により変調された
後、アンテナ43を介して、送信信号R2として送信さ
れる。
号R1から読み出し信号を抽出して、これをMPU41
へ出力する。次いで、MPU41は、上記読み出し信号
に基づいて、自身のメモリから認識データを読み出した
後、該認識データを送受信部42へ出力する。これによ
り、上記認識データは、送受信部42により変調された
後、アンテナ43を介して、送信信号R2として送信さ
れる。
【0022】そして、上記送信信号R2は、アンテナ1
5を介して送受信部14に受信され、送受信部14から
は、送信信号R2より得られる認識データがMPU13
へ出力される。これにより、MPU13は、今入力され
た認識データと、自身のメモリに記憶されている認識デ
ータとを照合する。今、両認識データが一致しているも
のとすると、MPU13からは、照合結果信号SRが判
別部16へ出力される。
5を介して送受信部14に受信され、送受信部14から
は、送信信号R2より得られる認識データがMPU13
へ出力される。これにより、MPU13は、今入力され
た認識データと、自身のメモリに記憶されている認識デ
ータとを照合する。今、両認識データが一致しているも
のとすると、MPU13からは、照合結果信号SRが判
別部16へ出力される。
【0023】そして、判別部16は、照合結果信号SR
および照合結果信号SRが共に入力されているので、図
2に示す侵入者30が不法侵入者でないと判別した
後、”1”の判別結果信号SHを出力する。
および照合結果信号SRが共に入力されているので、図
2に示す侵入者30が不法侵入者でないと判別した
後、”1”の判別結果信号SHを出力する。
【0024】一方、図2に示すデータキャリア40を携
帯していない侵入者30(不法侵入者)が第1の監視エ
リアA1外から第1の監視エリアA1内に侵入したとする
と、上述した動作と同様にして、赤外線センサ11から
は、赤外線検知信号SIRが判別部16へ出力される。こ
れにより、判別部16は、図示しないタイマにより計時
を開始してから、10秒経過すると、計時を停止する。
このとき、侵入者30は図2に示す第2の監視エリアA
2内に侵入している。しかしながら、今の場合、侵入者
30がデータキャリア40を携帯していないため、送受
信部14にはいずれの信号も入力されない。従って、M
PU13にも認識データが入力されないため、MPU1
3は、いずれの信号も出力しない。
帯していない侵入者30(不法侵入者)が第1の監視エ
リアA1外から第1の監視エリアA1内に侵入したとする
と、上述した動作と同様にして、赤外線センサ11から
は、赤外線検知信号SIRが判別部16へ出力される。こ
れにより、判別部16は、図示しないタイマにより計時
を開始してから、10秒経過すると、計時を停止する。
このとき、侵入者30は図2に示す第2の監視エリアA
2内に侵入している。しかしながら、今の場合、侵入者
30がデータキャリア40を携帯していないため、送受
信部14にはいずれの信号も入力されない。従って、M
PU13にも認識データが入力されないため、MPU1
3は、いずれの信号も出力しない。
【0025】これにより、判別部16は、照合結果信号
SRのみが入力されているので、図2に示す侵入者30
を不法侵入者と判別した後、”0”の判別結果信号SH
を出力する。
SRのみが入力されているので、図2に示す侵入者30
を不法侵入者と判別した後、”0”の判別結果信号SH
を出力する。
【0026】また、データキャリア40のMPU41の
メモリ内の認識データを書き換える場合、MPU13
は、書き込み信号および新しい識別データを送受信部1
4へ出力する。これにより、上記書き込み信号および識
別データは、送受信部14により変調が掛けられた後、
アンテナ15を介して送信信号R1として出力され、さ
らに、アンテナ43を介して送受信部42に受信され
る。そして、上記送受信部42は、送信信号R1より書
き込み信号および認識データを解読した後、これらをM
PU41へ出力する。これにより、MPU41は、メモ
リ内に記憶されている更新すべき認識データを、新しい
認識データに更新する。
メモリ内の認識データを書き換える場合、MPU13
は、書き込み信号および新しい識別データを送受信部1
4へ出力する。これにより、上記書き込み信号および識
別データは、送受信部14により変調が掛けられた後、
アンテナ15を介して送信信号R1として出力され、さ
らに、アンテナ43を介して送受信部42に受信され
る。そして、上記送受信部42は、送信信号R1より書
き込み信号および認識データを解読した後、これらをM
PU41へ出力する。これにより、MPU41は、メモ
リ内に記憶されている更新すべき認識データを、新しい
認識データに更新する。
【0027】以上説明したように、本発明の一実施形態
による侵入者判別システムによれば、第1の監視エリア
A1の侵入者が不法侵入者であるか否かを判別すること
ができる。また、一実施形態による侵入者判別システム
によれば、データキャリア40内の認識データを、リー
ダ/ライタ12の制御により書き換えることができるの
で、用途を拡大させることができ、さらに、定期的に認
識データの書き換えを行うことによりセキュリティを向
上させることができる。
による侵入者判別システムによれば、第1の監視エリア
A1の侵入者が不法侵入者であるか否かを判別すること
ができる。また、一実施形態による侵入者判別システム
によれば、データキャリア40内の認識データを、リー
ダ/ライタ12の制御により書き換えることができるの
で、用途を拡大させることができ、さらに、定期的に認
識データの書き換えを行うことによりセキュリティを向
上させることができる。
【0028】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの一実施形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述
した一実施形態による侵入者判別システムにおいては、
リーダ/ライタ12とデータキャリア40との間の通信
を電波を媒体として行う例について説明したが、電波に
代えて光を媒体としてもよい。
て詳述してきたが、具体的な構成はこの一実施形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述
した一実施形態による侵入者判別システムにおいては、
リーダ/ライタ12とデータキャリア40との間の通信
を電波を媒体として行う例について説明したが、電波に
代えて光を媒体としてもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1お
よび第2の検知手段により侵入者および発信手段を各々
検知するので、第1の監視エリア内の侵入者が不法侵入
者であるか否かを判別することができると共に、第2の
検知手段の制御によって発信手段の認識データが定期的
に更新されるので、セキュリティを向上させることがで
きる。
よび第2の検知手段により侵入者および発信手段を各々
検知するので、第1の監視エリア内の侵入者が不法侵入
者であるか否かを判別することができると共に、第2の
検知手段の制御によって発信手段の認識データが定期的
に更新されるので、セキュリティを向上させることがで
きる。
【図1】 本発明の一実施形態による侵入者判別システ
ムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同一実施形態による侵入者判別システムの動
作を説明する概略側面図である。
作を説明する概略側面図である。
10 侵入者判別装置 11 赤外線センサ 12 リーダ/ライタ 13 MPU 14 送受信部 15 アンテナ 16 判別部 30 侵入者 40 データキャリア 41 MPU 42 送受信部 43 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−48391(JP,A) 特開 昭62−245399(JP,A) 特開 平2−121100(JP,A) 特開 平3−171398(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/00 - 15/02 G06K 17/00 H04B 5/00 H04B 17/00 H04B 10/08
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の監視エリア内に侵入した侵入者を
検知する第1の検知手段と、 不法侵入者でない侵入者に携帯され、特定の認識データ
を表す認識信号を発信する発信手段と、 前記第1の監視エリアの中の第2の監視エリア内におい
て、前記発信手段から発信された前記認識信号を受信す
ることにより、前記発信手段を検知する第2の検知手段
と、前記第1の検知手段が侵入者を検知し、かつ第2の検知
手段が発信手段を検知した場合に侵入者を不法侵入者で
ないと判別する一方、第1の検知手段が侵入者を検知し
てから所定時間経過後に第2の検知手段が発信手段を検
知しなかった場合には侵入者を不法侵入者と 判別する判
別手段とを備え、前記発信手段の認識データは、第2の検知手段の制御に
より定期的に更新される ことを特徴とする侵入者判別シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03092697A JP3268227B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 侵入者判別システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03092697A JP3268227B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 侵入者判別システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228589A JPH10228589A (ja) | 1998-08-25 |
JP3268227B2 true JP3268227B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=12317297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03092697A Expired - Fee Related JP3268227B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 侵入者判別システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268227B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5048976B2 (ja) * | 2006-07-10 | 2012-10-17 | 綜合警備保障株式会社 | 警備装置、警備システム、携帯端末、警備方法、警備プログラム |
CN111886634B (zh) * | 2018-03-28 | 2022-05-13 | 三菱电机株式会社 | 无线通信机和进出室管理系统 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP03092697A patent/JP3268227B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10228589A (ja) | 1998-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100227055B1 (ko) | 이중 모드 전자 식별 시스템 및 태그 | |
US8400276B2 (en) | Monitoring system, terminal device and main control device thereof, and method and program for registering terminal device | |
US6057764A (en) | Dynamically bypassed alarm system | |
JP3268227B2 (ja) | 侵入者判別システム | |
CN106780851A (zh) | 一种具有自动捕捉功能的安防门报警终端 | |
EP2353293A1 (en) | Extended life video camera system and method | |
JP2010108039A (ja) | モード自動切替無線通信システム | |
JP3907078B2 (ja) | 入出退管理システム | |
KR20060124897A (ko) | 디지털도어락을 이용한 홈오토메이션 시스템 및 그제어방법 | |
JP2605014B2 (ja) | トランスポンデイングカードによる侵入者検出方法 | |
JP2006107362A (ja) | 人感センサ、無線装置、監視装置、監視システム、監視方法並びにコンピュータプログラム、その記録媒体 | |
CN206179044U (zh) | 一种基于ecu的强振动声光警报安防门结构 | |
JP2878157B2 (ja) | 個人識別検知装置 | |
JPH08329358A (ja) | 侵入者検知装置 | |
KR102551422B1 (ko) | 오동작 방지 도어 장치 | |
JP2002374528A (ja) | 監視システムおよび監視装置 | |
JP2007056642A (ja) | 電気錠システム | |
JP3154353B2 (ja) | 自動改札機および非接触パスゲートシステム | |
KR200287592Y1 (ko) | 보안 요원의 지문과 혈류를 이용한 순찰기록 관리장치 | |
JP2911418B2 (ja) | Icカード走査型電話機システム | |
JPH0842210A (ja) | 入退室管理装置 | |
JPH02125076A (ja) | 入出退管理装置 | |
JPH097008A (ja) | 非接触式自動改札機 | |
KR20010104580A (ko) | 주차장 출입 게이트 제어장치 및 방법 | |
JPH08221528A (ja) | 非接触データキャリアシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011211 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080111 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |