JP3267633B2 - 制振機構を備える圧力計 - Google Patents
制振機構を備える圧力計Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L19/00—Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
- G01L19/06—Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
- G01L19/0609—Pressure pulsation damping arrangements
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L7/00—Measuring the steady or quasi-steady pressure of a fluid or a fluent solid material by mechanical or fluid pressure-sensitive elements
- G01L7/02—Measuring the steady or quasi-steady pressure of a fluid or a fluent solid material by mechanical or fluid pressure-sensitive elements in the form of elastically-deformable gauges
- G01L7/04—Measuring the steady or quasi-steady pressure of a fluid or a fluent solid material by mechanical or fluid pressure-sensitive elements in the form of elastically-deformable gauges in the form of flexible, deformable tubes, e.g. Bourdon gauges
- G01L7/048—Measuring the steady or quasi-steady pressure of a fluid or a fluent solid material by mechanical or fluid pressure-sensitive elements in the form of elastically-deformable gauges in the form of flexible, deformable tubes, e.g. Bourdon gauges correcting or regulating means for flexible, deformable tubes
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明が関係する技術分野は、衝撃の脈動又は振動力
が状態感知要素から出力標識まで伝達されるのを防止す
るように作用可能な制振装置を有する圧力計に関する。
が状態感知要素から出力標識まで伝達されるのを防止す
るように作用可能な制振装置を有する圧力計に関する。
発明の背景 圧力計は、流体圧力値の測定及び表示が必要とされ
る、商業的及び工業的用途のため多岐に亙る異なる環境
にて広く利用されている。圧力計は、通常、アナログ状
態にて指針により表示される。この圧力計の主要な感知
要素は、典型的に、その感知要素が曝される圧力変化に
応答して予見可能な変位を招来する自由端を有するブル
ドン管を備えている。典型的に、管の変位は、ある動作
又は増幅器を介して回転可能な指針に伝達され、この回
転可能な指針は、較正した圧力値のダイアルに対向した
状態にて変位する。
る、商業的及び工業的用途のため多岐に亙る異なる環境
にて広く利用されている。圧力計は、通常、アナログ状
態にて指針により表示される。この圧力計の主要な感知
要素は、典型的に、その感知要素が曝される圧力変化に
応答して予見可能な変位を招来する自由端を有するブル
ドン管を備えている。典型的に、管の変位は、ある動作
又は増幅器を介して回転可能な指針に伝達され、この回
転可能な指針は、較正した圧力値のダイアルに対向した
状態にて変位する。
この圧力計の動きは、管の撓み程度をインジケータ要
素に付与し、このインジケータ要素は、力、圧力又は状
態の値を表示する。正確な測定のためには、応答性要素
が、測定した圧力値の極めて小さい変化を感知可能であ
るのみならず、かかる変化に応答する状態応答性要素の
撓みが、インジケータが正確な値の変化を読み易く表示
し得るように十分に精密でなければならない。従って、
測定すべき力又は圧力が迅速又は急激な脈動に曝される
とき、そのことは、圧力計を動かし及びインジケータを
振動させ又は変動させることになる。こうした状態下に
て、その脈動が状態応答性要素に付与される結果とし
て、圧力源の平均値又はピーク値を正確に測定すること
は極めて難しい。かかる振動は、圧力計の読み取りを難
しくし、また、部品の非整合状態を生じさせ、これによ
り頻繁な再調節を必要とすることもある。更に、このこ
とは、圧力計の要素の過度の歪み及び磨耗を生じさせ、
これにより、圧力計の有効寿命を短くすることになる。
素に付与し、このインジケータ要素は、力、圧力又は状
態の値を表示する。正確な測定のためには、応答性要素
が、測定した圧力値の極めて小さい変化を感知可能であ
るのみならず、かかる変化に応答する状態応答性要素の
撓みが、インジケータが正確な値の変化を読み易く表示
し得るように十分に精密でなければならない。従って、
測定すべき力又は圧力が迅速又は急激な脈動に曝される
とき、そのことは、圧力計を動かし及びインジケータを
振動させ又は変動させることになる。こうした状態下に
て、その脈動が状態応答性要素に付与される結果とし
て、圧力源の平均値又はピーク値を正確に測定すること
は極めて難しい。かかる振動は、圧力計の読み取りを難
しくし、また、部品の非整合状態を生じさせ、これによ
り頻繁な再調節を必要とすることもある。更に、このこ
とは、圧力計の要素の過度の歪み及び磨耗を生じさせ、
これにより、圧力計の有効寿命を短くすることになる。
従来技術の背景 圧力計内にて制振器を使用することは、米国特許第1,
664,776号；同第1,874,765号；同第2,701,968号；同第
2,796,765号；同第3,335,609号；同第4,100,812号；及
び同第4,413,523号により例示されたように周知であ
る。このように、圧力計の制振器の色々な構造が公知で
あるが、これらは、比較的複雑な構造となり、このた
め、比較的コスト高である。別の方案は、ケースに液体
を充填するものであるが、このことは、不経済的であ
り、面倒で且つ問題を生じ易く、それに伴なって漏洩及
び処分の問題を招来することが分かっている。
664,776号；同第1,874,765号；同第2,701,968号；同第
2,796,765号；同第3,335,609号；同第4,100,812号；及
び同第4,413,523号により例示されたように周知であ
る。このように、圧力計の制振器の色々な構造が公知で
あるが、これらは、比較的複雑な構造となり、このた
め、比較的コスト高である。別の方案は、ケースに液体
を充填するものであるが、このことは、不経済的であ
り、面倒で且つ問題を生じ易く、それに伴なって漏洩及
び処分の問題を招来することが分かっている。
上記のことを認識するにも拘らず、遥かにより簡単で
且つより経済的に実現可能な構造の圧力計の制振器は、
従来から未だ存在していない。
且つより経済的に実現可能な構造の圧力計の制振器は、
従来から未だ存在していない。
発明の目的 本発明の１つの目的は、内部にて圧力計に付与され
た、望ましくない振動の変動力を制振するための圧力計
用の新規な制振器構造を提供することである。
た、望ましくない振動の変動力を制振するための圧力計
用の新規な制振器構造を提供することである。
本発明の別の目的は、この目的のために利用されてい
る従前の構造と比較して経済的に有利である構造により
上記の目的を実現することである。
る従前の構造と比較して経済的に有利である構造により
上記の目的を実現することである。
本発明の更に別の目的は、高めて効率的な方法にて機
能し、しかも、実質的にメンテナンスフリーである制振
器により上記の目的を実現することである。
能し、しかも、実質的にメンテナンスフリーである制振
器により上記の目的を実現することである。
発明の概要 本発明は、圧力計が受け取った脈動、振動力等の悪影
響を除去する新規な制振器装置を含む圧力計装置に関す
るものである。より具体的には、本発明は、一般に、ダ
イヤル板に対向する指針の形態をした、圧力計の出力表
示部に状態応答性要素の出力部から伝達されないように
衝撃の脈動又は振動力を吸収するように作用可能な、圧
力計内の制振器に関するものである。
響を除去する新規な制振器装置を含む圧力計装置に関す
るものである。より具体的には、本発明は、一般に、ダ
イヤル板に対向する指針の形態をした、圧力計の出力表
示部に状態応答性要素の出力部から伝達されないように
衝撃の脈動又は振動力を吸収するように作用可能な、圧
力計内の制振器に関するものである。
圧力計の指針の軸に設けられた金属製又はプラスチッ
ク製の緊密取り付けの潤滑剤充填スリーブ、フェルー
ル、シンバル、ハブ、カップ等により本発明に従って上
記の目的が実現される。第一の実施の形態において、細
長い軸部を有するＴ字形のハブは、一端のディスクに一
体に固着されている。該軸部は、制振すべき指針の軸の
伸長した端部分を受け入れる細長い中心穴を有してお
り、また、該軸部は、その周りにて緩く且つ制御された
隙間嵌めを提供し得るような寸法とされている。これに
伴なって、該ディスクは、以下に説明するように、その
間にあるシリコーン潤滑剤の層と潤滑剤緩衝関係にて圧
力計ハウジングの内面に対して配置されている。
ク製の緊密取り付けの潤滑剤充填スリーブ、フェルー
ル、シンバル、ハブ、カップ等により本発明に従って上
記の目的が実現される。第一の実施の形態において、細
長い軸部を有するＴ字形のハブは、一端のディスクに一
体に固着されている。該軸部は、制振すべき指針の軸の
伸長した端部分を受け入れる細長い中心穴を有してお
り、また、該軸部は、その周りにて緩く且つ制御された
隙間嵌めを提供し得るような寸法とされている。これに
伴なって、該ディスクは、以下に説明するように、その
間にあるシリコーン潤滑剤の層と潤滑剤緩衝関係にて圧
力計ハウジングの内面に対して配置されている。
第二の実施の形態において、金属製又はプラスチック
製のフェルールの形態をしていることが好ましい浮動式
潤滑剤カップ等は、指針の軸における中間位置に配置さ
れている。所望の制振効果を実現するため、浮動式フェ
ルールは、軸の周りに制御された隙間を提供し得るよう
に、軸を取り囲み、また、選択された粘度の潤滑流体に
て同様に、充填されている。
製のフェルールの形態をしていることが好ましい浮動式
潤滑剤カップ等は、指針の軸における中間位置に配置さ
れている。所望の制振効果を実現するため、浮動式フェ
ルールは、軸の周りに制御された隙間を提供し得るよう
に、軸を取り囲み、また、選択された粘度の潤滑流体に
て同様に、充填されている。
第三の実施の形態において、制振器は、ピニオン歯車
とダイヤル板の後面との間にて指針の軸を取り囲む金属
製又はプラスチック製のハブにて形成されている。上記
と同様に、ある量のシリコーン潤滑剤をハブと該ハブの
周りの並置面との間に配置する。先の実施の形態と異な
り、この実施の形態は、基本的な圧力計の形態に対し何
らの改変も必要としない。
とダイヤル板の後面との間にて指針の軸を取り囲む金属
製又はプラスチック製のハブにて形成されている。上記
と同様に、ある量のシリコーン潤滑剤をハブと該ハブの
周りの並置面との間に配置する。先の実施の形態と異な
り、この実施の形態は、基本的な圧力計の形態に対し何
らの改変も必要としない。
各実施の形態の軸受け入れ穴は、受け入れた支持軸に
対して、約0.0508mm（0.002インチ）乃至約0.762mm（0.
030インチ）の範囲、最適には、約0.2032mm（0.008イン
チ）の制御された隙間を提供する。この潤滑剤の充填体
は、約1,000,000センチストークからASTM D1403（1/4ス
ケールの円錐体貫入試験）に従って測定したときのグリ
ースコンシステンシーNo.144の粘度範囲のオイルである
ことを特徴とする。最適なコンシステンシーは、約No.1
90である。
対して、約0.0508mm（0.002インチ）乃至約0.762mm（0.
030インチ）の範囲、最適には、約0.2032mm（0.008イン
チ）の制御された隙間を提供する。この潤滑剤の充填体
は、約1,000,000センチストークからASTM D1403（1/4ス
ケールの円錐体貫入試験）に従って測定したときのグリ
ースコンシステンシーNo.144の粘度範囲のオイルである
ことを特徴とする。最適なコンシステンシーは、約No.1
90である。
取り囲む全ての構造体は、約0.2286mm（0.009イン
チ）乃至1.2954mm（0.051インチ）、最適には、約0.431
8mm（0.017インチ）の外側隙間を提供し、該隙間は同様
に、潤滑剤が充填される。
チ）乃至1.2954mm（0.051インチ）、最適には、約0.431
8mm（0.017インチ）の外側隙間を提供し、該隙間は同様
に、潤滑剤が充填される。
比較的簡単な構造のため、従来技術の制振器の構造に
通常、関連する複雑さを伴なわずに、圧力計内にて満足
し得る程度の制振を実現することができる。
通常、関連する複雑さを伴なわずに、圧力計内にて満足
し得る程度の制振を実現することができる。
本発明の上記の特徴及び有利な点、並びにその他の優
れた形態は、添付図面と共に、以下の詳細な説明を読む
ことにより当業者に更に理解されよう。
れた形態は、添付図面と共に、以下の詳細な説明を読む
ことにより当業者に更に理解されよう。
図面の簡単な説明 図１は、従来技術の圧力計の正面図である。
図２は、本発明による第一の実施の形態の制振器を内
蔵し得るように改変した、図１の圧力計の断面図であ
る。
蔵し得るように改変した、図１の圧力計の断面図であ
る。
図３は、図２の制振器装置の拡大部分立面図である。
図４は、図２及び図３の実施の形態用の制振器装置を
示す更に大きい拡大図である。
示す更に大きい拡大図である。
図５は、第二の実施の形態の制振器を示す部分拡大立
面図である。
面図である。
図６は、図５の制振器装置の拡大部分図である。
図７は、第三の実施の形態の制振器を示す部分立面図
である。
である。
好適な実施の形態の説明 以下の説明において、同様の部品は、本明細書及び図
面の全体を通じて、それぞれ同一の参照番号で表示す
る。図面は、必ずしも正確な縮尺ではなく、一部の図面
では、明確化の目的のため部品は誇張して示してある。
面の全体を通じて、それぞれ同一の参照番号で表示す
る。図面は、必ずしも正確な縮尺ではなく、一部の図面
では、明確化の目的のため部品は誇張して示してある。
先ず、図面を参照すると、例えば、内容を引用して本
明細書に含めた米国特許第4,055,085号に開示された型
式とすることのできる圧力計が図１に参照番号11で図示
されている。該圧力計は、増幅器10と、軸部又はソケッ
ト12とを備えており、該ソケット内にて、監視すべき流
体圧力を入口13にて受け取り、また、該ソケットは、圧
力計と共に採用される装置に対し該圧力計を接続するた
めねじ部分14を有している。入口13にて受け取った流体
圧力は、ブルドン管18に伝達され、該ブルドン管18は、
入口13にて受け取った増分的な圧力変化に応答して周知
の方法にて円弧状の動作にて変位する。
明細書に含めた米国特許第4,055,085号に開示された型
式とすることのできる圧力計が図１に参照番号11で図示
されている。該圧力計は、増幅器10と、軸部又はソケッ
ト12とを備えており、該ソケット内にて、監視すべき流
体圧力を入口13にて受け取り、また、該ソケットは、圧
力計と共に採用される装置に対し該圧力計を接続するた
めねじ部分14を有している。入口13にて受け取った流体
圧力は、ブルドン管18に伝達され、該ブルドン管18は、
入口13にて受け取った増分的な圧力変化に応答して周知
の方法にて円弧状の動作にて変位する。
ブルドン管18の動作は、増幅器10に伝達されて、ダイ
アル面21における圧力値20に対して指針19を作動させ得
るように増幅し且つ関連した動作を生じさせる。軸部12
を除いて、上記の構成要素の各々は、包み込んだハウジ
ング24内に実質的に保持された作動機構を構成する。該
ハウジングは、ねじ26を介して軸部12に固着されたカッ
プ形状の貝状の支持体25と、面21における圧力値20に対
する指針の位置を観察するためクリスタル28を固着し得
るように支持体25に入れ子式に嵌まる枠部分27とから成
っている。
アル面21における圧力値20に対して指針19を作動させ得
るように増幅し且つ関連した動作を生じさせる。軸部12
を除いて、上記の構成要素の各々は、包み込んだハウジ
ング24内に実質的に保持された作動機構を構成する。該
ハウジングは、ねじ26を介して軸部12に固着されたカッ
プ形状の貝状の支持体25と、面21における圧力値20に対
する指針の位置を観察するためクリスタル28を固着し得
るように支持体25に入れ子式に嵌まる枠部分27とから成
っている。
増幅器10は、図２、図３に最も良く図示するように、
対称に隔てた側脚部33、34を含み得るように一体に形成
された中央の直立のＵ字形キャリッジすなわちフレーム
32を備えている。フレーム32は、黄銅のような硬質な金
属で出来ており且つ比較的薄い断面であることが好まし
い。ブラケット35を、溶接、はんだ付け、ろう付けのよ
うな方法にてブルドン管の端部に恒久的に固着される。
対称に隔てた側脚部33、34を含み得るように一体に形成
された中央の直立のＵ字形キャリッジすなわちフレーム
32を備えている。フレーム32は、黄銅のような硬質な金
属で出来ており且つ比較的薄い断面であることが好まし
い。ブラケット35を、溶接、はんだ付け、ろう付けのよ
うな方法にてブルドン管の端部に恒久的に固着される。
長手方向に変位した一対の回転可能な軸39、40がキャ
リッジの脚部33、34の間に取り付けられている。軸39
は、箇所44にてかしめ等により固着された歯車付きのセ
クターアーム41に対するヒンジ支持部を提供する一方、
軸40は、指針19を支持する出力駆動軸を表わす。指針19
を位置決めするための軸40の回転は、該軸に固着され且
つアーム41のセクター歯車47と噛み合うピニオン64によ
って行われる。
リッジの脚部33、34の間に取り付けられている。軸39
は、箇所44にてかしめ等により固着された歯車付きのセ
クターアーム41に対するヒンジ支持部を提供する一方、
軸40は、指針19を支持する出力駆動軸を表わす。指針19
を位置決めするための軸40の回転は、該軸に固着され且
つアーム41のセクター歯車47と噛み合うピニオン64によ
って行われる。
ブルドン管18から指針19に伝達される可能性のある全
ての急激な衝撃、脈動又は振動力を打ち消し得るように
本発明に従って制振を行うため、本発明の第一の実施の
形態に従って、図３、図４に最も良く図示するように、
参照番号46で示した制振器が提供される。制振器46は、
一体の本体48を備える基本的にＴ字形のハブディスクの
形態をしており、該一体の本体48は、その内部に受け入
れた伸長したピニオン軸40の周りで密に、しかし緩く嵌
まし得るようにした穴52を有するスリーブ状の軸部50を
備えている。該一体のディスク部分は、参照番号54で表
示してあり、該一体のディスク部分は、その背面に、あ
る量の高密度シリコーン潤滑剤58を受け入れ得るように
した複数の溝すなわち凹所56を有している。介在する潤
滑剤がディスク54の背面とハウジング壁25の内面との間
に緩衝層を形成する。
ての急激な衝撃、脈動又は振動力を打ち消し得るように
本発明に従って制振を行うため、本発明の第一の実施の
形態に従って、図３、図４に最も良く図示するように、
参照番号46で示した制振器が提供される。制振器46は、
一体の本体48を備える基本的にＴ字形のハブディスクの
形態をしており、該一体の本体48は、その内部に受け入
れた伸長したピニオン軸40の周りで密に、しかし緩く嵌
まし得るようにした穴52を有するスリーブ状の軸部50を
備えている。該一体のディスク部分は、参照番号54で表
示してあり、該一体のディスク部分は、その背面に、あ
る量の高密度シリコーン潤滑剤58を受け入れ得るように
した複数の溝すなわち凹所56を有している。介在する潤
滑剤がディスク54の背面とハウジング壁25の内面との間
に緩衝層を形成する。
穴52は、約0.0508mm（0.002インチ）乃至約0.762mm
（0.030インチ）の内部、好ましくは、約0.1524mm（0.0
06インチ）乃至約0.381mm（0.015インチ）程度の範囲の
隙間を伴なって軸40の周りに比較的緩く嵌まることを可
能にする。軸の端部を取り囲む利用可能な隙間には、1,
000,000センチストークからASTM D1403に従って測定し
たときグリースコンシステンシーNo.144、好適にはコン
システンシーNo.190の範囲の粘度を有するシリコーン油
のような高粘度流体が充填される。約1,000,000以下の
場合、潤滑剤は、大部分、最小限の制振作用を生じるこ
とができるシリコーン油から成っている。コンシステン
シーNo.144以上の粘度のとき、過度の制振効果が生じ
る。この構成において、潤滑剤で充填した穴は、ディス
ク54の後側部が、ハウジングの内側背面にあるシリコー
ン緩衝剤上に実質的に着座し又は浮上している間に、指
針の軸40に向けられる全ての急激な緩衝回転に対する制
振器として機能する。
（0.030インチ）の内部、好ましくは、約0.1524mm（0.0
06インチ）乃至約0.381mm（0.015インチ）程度の範囲の
隙間を伴なって軸40の周りに比較的緩く嵌まることを可
能にする。軸の端部を取り囲む利用可能な隙間には、1,
000,000センチストークからASTM D1403に従って測定し
たときグリースコンシステンシーNo.144、好適にはコン
システンシーNo.190の範囲の粘度を有するシリコーン油
のような高粘度流体が充填される。約1,000,000以下の
場合、潤滑剤は、大部分、最小限の制振作用を生じるこ
とができるシリコーン油から成っている。コンシステン
シーNo.144以上の粘度のとき、過度の制振効果が生じ
る。この構成において、潤滑剤で充填した穴は、ディス
ク54の後側部が、ハウジングの内側背面にあるシリコー
ン緩衝剤上に実質的に着座し又は浮上している間に、指
針の軸40に向けられる全ての急激な緩衝回転に対する制
振器として機能する。
本発明の第二の且つ好適な実施の形態において、図
５、図６に最も良く図示するように、圧力計11は、上述
の同様の構成要素を含んでおり、また、支持板60と、ケ
ース壁62とを更に備えている。ピニオン軸40は穴66を貫
通して伸長し、軸40のピニオン64が指針19を駆動するこ
とを可能にする。この実施の形態の場合、制振器70は、
穴66への支持板60の入口にて面取り加工部分76と相互に
嵌まり得るようにその後部74にて外方に広がった管状フ
ェルール72を有する。上記と同様に、該フェルールは、
上述したように隙間を伴なって緩く嵌まることを可能に
する一方、支持板60、ケース壁62及び面取り加工部分76
にて、約0.2286mm（0.009インチ）乃至約1.29mm（0.051
インチ）の取り囲み隙間77を提供する。次に、内部の取
り囲み隙間を全て、上述した範囲の粘度を有する高粘度
流体で充填する。この実施の形態におけるフェルール
は、潤滑剤中に浸漬させたせん断機構として機能する。
５、図６に最も良く図示するように、圧力計11は、上述
の同様の構成要素を含んでおり、また、支持板60と、ケ
ース壁62とを更に備えている。ピニオン軸40は穴66を貫
通して伸長し、軸40のピニオン64が指針19を駆動するこ
とを可能にする。この実施の形態の場合、制振器70は、
穴66への支持板60の入口にて面取り加工部分76と相互に
嵌まり得るようにその後部74にて外方に広がった管状フ
ェルール72を有する。上記と同様に、該フェルールは、
上述したように隙間を伴なって緩く嵌まることを可能に
する一方、支持板60、ケース壁62及び面取り加工部分76
にて、約0.2286mm（0.009インチ）乃至約1.29mm（0.051
インチ）の取り囲み隙間77を提供する。次に、内部の取
り囲み隙間を全て、上述した範囲の粘度を有する高粘度
流体で充填する。この実施の形態におけるフェルール
は、潤滑剤中に浸漬させたせん断機構として機能する。
本発明の第三の実施の形態に対し、図７に最も良く図
示するように、制振器78は、ピニオン64の側面と側脚部
33の後側との間に介在する指針の軸40上に配置されたハ
ブ80から成っている。上記と同様に、該ハブは、上述し
た範囲の高粘度流体の潤滑剤が充填される上述した隙間
を伴なって緩く嵌まることを可能にする。
示するように、制振器78は、ピニオン64の側面と側脚部
33の後側との間に介在する指針の軸40上に配置されたハ
ブ80から成っている。上記と同様に、該ハブは、上述し
た範囲の高粘度流体の潤滑剤が充填される上述した隙間
を伴なって緩く嵌まることを可能にする。
ピニオン64及びハブ78は、実質的に直径が等しい。該
ハブは、ピストンと共に円弧状に変位し、ピニオン及び
ハブの対向側面を上述のせん断作用の非静止関係に置
く。好ましくは、潤滑剤で緩衝されたピニオンがハブと
係合する状態及び潤滑剤で緩衝されたハブが板33と係合
する状態が略等しいようにする。先の実施の形態と異な
り、この実施の形態は、圧力計自体には何ら構造的改変
を必要としない。
ハブは、ピストンと共に円弧状に変位し、ピニオン及び
ハブの対向側面を上述のせん断作用の非静止関係に置
く。好ましくは、潤滑剤で緩衝されたピニオンがハブと
係合する状態及び潤滑剤で緩衝されたハブが板33と係合
する状態が略等しいようにする。先の実施の形態と異な
り、この実施の形態は、圧力計自体には何ら構造的改変
を必要としない。
上記の説明により、指針19を位置決めするときに変動
を生じる可能性がある衝撃及び振動の悪影響を制振する
ための新規且つ簡単な構造が開示される。最も簡単な構
成要素を利用する比較的簡単で且つ便利な構造により、
かかる圧力計の作動時に出会うであろう好ましくない問
題点が容易に且つ経済的に解決される。
を生じる可能性がある衝撃及び振動の悪影響を制振する
ための新規且つ簡単な構造が開示される。最も簡単な構
成要素を利用する比較的簡単で且つ便利な構造により、
かかる圧力計の作動時に出会うであろう好ましくない問
題点が容易に且つ経済的に解決される。
上記の構造には、多数の変更が可能であり、また、本
発明の範囲から逸脱せずに本発明の外観上著しく相違す
る多数の実施の形態が具体化可能であるため、図面及び
明細書に含めた全ての事項は、単に一例であり、限定的
な意味ではないと解釈されることを意図するものであ
る。
発明の範囲から逸脱せずに本発明の外観上著しく相違す
る多数の実施の形態が具体化可能であるため、図面及び
明細書に含めた全ての事項は、単に一例であり、限定的
な意味ではないと解釈されることを意図するものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ０９／０８０，０７１ (32)優先日 平成10年５月15日(1998．5．15) (33)優先権主張国 米国（ＵＳ） (56)参考文献 実開 昭58−160314（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−31643（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−109172（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−88239（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−7571（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−114062（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭36−20425（ＪＰ，Ｂ１) 米国特許2796765（ＵＳ，Ａ) 米国特許2701968（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01L 7/04 G01D 11/12
Claims (13)
- 【請求項１】その圧力値を監視すべき流体を受け入れる
流体入口と、該入口にて受け取った流体の圧力値の変化
に応答可能な圧力感知性要素と、円弧状に変位可能な軸
にて支持され且つ前記圧力感知性要素により作動され、
受け取った圧力の値を表示するインジケータと、受け取
った流体中の望ましくない振動力が該インジケータに伝
達されるのを抑制する制振器とを備える、圧力計におい
て、前記制振器が、 前記インジケータの軸と共に変位し得るように該軸にて
支持されると共に、隣接して並置された実質的な固定面
と対向するように配置された本体であって、インジケー
タの軸に対し回転できるように該インジケータの軸を密
にしかし緩く嵌まるように受け入れる本体と、 少なくとも前記本体と、前記隣接して並置された実質的
な固定面との間に介在するように選択的に配置され、そ
の間にて潤滑剤の緩衝層の効果を発生させる、所定の粘
度の潤滑剤充填体とを備える、圧力計。 - 【請求項２】請求項１に記載の圧力計において、前記圧
力感知性要素がブルドン管を備え、前記インジケータ
が、該インジケータが表示できる圧力値を有するダイヤ
ル板に対向して変位可能な指針を備え、前記ブルドン管
の出力部と前記指針の支持軸との間に介在するように作
用可能に配置された増幅器が設けられる、圧力計。 - 【請求項３】請求項２に記載の圧力計において、前記制
振器本体が、スリーブ、フェルール、シンブル、ハブ、
及びカップから実質的に成る群から選択された形成体で
ある、圧力計。 - 【請求項４】請求項２に記載の圧力計において、前記イ
ンジケータが指針を備え、前記本体の穴と受け入れた指
針の軸との間の隙間が、0.0508mm（0.002インチ）乃至
0.0762mm（0.003インチ）程度である、圧力計。 - 【請求項５】請求項４に記載の圧力計において、前記指
針の軸が変位する過程中、前記充填体がせん断力を受け
る、圧力計。 - 【請求項６】請求項５に記載の圧力計において、前記制
振器本体が、前記指針の支持軸の伸長部分を受け入れる
穴付き軸を有するＴ字形ハブと、一端のディスクとを備
え、該ディスクの末端面が、隣接して並置された実質的
な固定面と対向する位置に配置される、圧力計。 - 【請求項７】請求項５に記載の圧力計において、前記制
振器本体が、前記指針の軸における中間位置に配置され
た浮動フェルールを備える、圧力計。 - 【請求項８】請求項５に記載の圧力計において、前記制
振器本体が、前記指針の軸における中間位置に配置され
た管状ハブを備え、前記ハブの一端に対して並置され且
つ前記軸と同時に変位可能な前記指針の軸上におけるピ
ニオン歯車が設けられ、前記充填体が前記ハブの前記一
端と前記ピニオン歯車の面との間に保持され、前記ハブ
の他端が前記増幅器の固定面と対向して並置されるよう
に配置される、圧力計。 - 【請求項９】請求項８に記載の圧力計において、前記充
填体が、前記ハブと前記ピニオン歯車との間に、前記ハ
ブと前記増幅器の固定面との間にて前記充填体により付
与される係合力の値と実質的に等しい値の係合力を付与
する、圧力計。 - 【請求項１０】請求項１に記載の圧力計において、前記
充填体の潤滑剤が、約1,000,000センチストークのオイ
ルからASTM D1403に従って測定したときのグリースコン
システンシーNo.144の範囲内の粘度である、圧力計。 - 【請求項１１】請求項１に記載の圧力計において、前記
充填体が、前記本体と前記受け入れた軸部分との間に介
在するように配置される、圧力計。 - 【請求項１２】入力が受け取られる入口機構と、該受け
取った入力が利用される出口機構との間にて動作を伝達
する装置において、 入力に応答して動作を生じさせ得るように該入力を受け
取る入口機構と、 該入口機構から受け取った動作に対し作用可能に応答す
る出口機構と、 前記発生した動作を前記入口機構から前記出口機構に伝
達すべく伝達経路内にて作動可能な中間的機構であっ
て、前記動作の伝達経路内にて作用可能に保持された円
弧状に変位可能な軸を有する中間的機構と、 伝達された動作中の望しくない振動を抑制する制振器で
あって、変位可能なように前記軸にて支持され且つ隣接
して並置された実質的な固定面に対向する位置に配置さ
れた本体であって、前記軸に対し回転できるように該軸
を密にしかし緩く嵌るように受け入れる本体と、その間
にて潤滑剤の緩衝層の効果を発生させるように少なくと
も前記本体と前記軸との間にて選択的に介在するように
配置された、所定の粘度の潤滑剤の充填体とを有する制
振器とを備える、装置。 - 【請求項１３】請求項12に記載の装置において、前記緩
衝層が潤滑剤の膜を備える、装置。
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US5236397P | 1997-07-11 | 1997-07-11 | |
| US60/052,363 | 1997-07-11 | ||
| US6757197P | 1997-12-05 | 1997-12-05 | |
| US60/067,571 | 1997-12-05 | ||
| US09/080,071 US6119525A (en) | 1997-07-11 | 1998-05-15 | Pressure gauge having dampener mechanism |
| US09/080,071 | 1998-05-15 | ||
| PCT/US1998/011914 WO1999002954A1 (en) | 1997-07-11 | 1998-06-10 | Pressure gauge having a dampener mechanism |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001502065A JP2001502065A (ja) | 2001-02-13 |
| JP3267633B2 true JP3267633B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=27368120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50865599A Expired - Lifetime JP3267633B2 (ja) | 1997-07-11 | 1998-06-10 | 制振機構を備える圧力計 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0995092B1 (ja) |
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| AU (1) | AU7829998A (ja) |
| BR (1) | BR9810865B1 (ja) |
| CA (1) | CA2287852C (ja) |
| DE (1) | DE69813226T2 (ja) |
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| US6651507B1 (en) * | 1998-05-15 | 2003-11-25 | Dresser, Inc. | Pressure gauge having a dampener mechanism |
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| US6681636B2 (en) | 2002-01-16 | 2004-01-27 | Class 1, Inc. | Pressure sensing apparatus having pressure pulse dampener |
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-
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- 1998-06-10 DE DE69813226T patent/DE69813226T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-10 EP EP98926466A patent/EP0995092B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-10 JP JP50865599A patent/JP3267633B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-10 AU AU78299/98A patent/AU7829998A/en not_active Abandoned
- 1998-06-10 WO PCT/US1998/011914 patent/WO1999002954A1/en not_active Ceased
- 1998-06-10 CA CA002287852A patent/CA2287852C/en not_active Expired - Lifetime
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