JP3267139B2 - 配管の支持装置 - Google Patents
配管の支持装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/16—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L3/18—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe allowing movement in axial direction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガス導管等の配管の
支持装置に関する。
支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、特に都市部でのガス導管等はトン
ネル又は大径外部管内に敷設される場合が多く、次第に
長距離化している。そのためにトンネル等の形状に応じ
て、敷設されるガス導管等の配管も複雑な線形構造にな
る傾向にある。
ネル又は大径外部管内に敷設される場合が多く、次第に
長距離化している。そのためにトンネル等の形状に応じ
て、敷設されるガス導管等の配管も複雑な線形構造にな
る傾向にある。
【０００３】トンネル等内でのガス導管等の配管の長距
離化に伴い、それに基づいて導管の反力が増大し、導管
の支持装置は通常のものでは対処が困難になっている。
離化に伴い、それに基づいて導管の反力が増大し、導管
の支持装置は通常のものでは対処が困難になっている。
【０００４】トンネル等内でのガス導管等の支持装置に
ついては、従来から種々のものが検討されている。
ついては、従来から種々のものが検討されている。
【０００５】その一例として、図５、図６に示すような
技術が開示されている（実開昭５５−１６５１７８号公
報）（先行技術１）。
技術が開示されている（実開昭５５−１６５１７８号公
報）（先行技術１）。
【０００６】図５は支持装置の横断面図、図６は図５の
Ａ−Ａ線矢視による側断面図である。図５、図６におい
て、外部管１内に内部管（本管）２ａ〜２ｅの外径より
相当大きな孔３を有した丸棒の切断片５による支持部材
（例えば格子）４を所定位置に挿入し固定している。
格子４の孔３には孔３の内径より若干小さく、内部管２
ａ〜２ｅの外径より若干大きく、長さ十数センチのスリ
ーブ６、７を挿入し、固定している。このスリーブ６、
７の中心部に内部管２ａ〜２ｅを挿通する。
Ａ−Ａ線矢視による側断面図である。図５、図６におい
て、外部管１内に内部管（本管）２ａ〜２ｅの外径より
相当大きな孔３を有した丸棒の切断片５による支持部材
（例えば格子）４を所定位置に挿入し固定している。
格子４の孔３には孔３の内径より若干小さく、内部管２
ａ〜２ｅの外径より若干大きく、長さ十数センチのスリ
ーブ６、７を挿入し、固定している。このスリーブ６、
７の中心部に内部管２ａ〜２ｅを挿通する。
【０００７】格子４とスリーブ６、７は工場内で溶接
し、格子４と外部管１とは現地溶接して運搬、組立てを
容易にしている。
し、格子４と外部管１とは現地溶接して運搬、組立てを
容易にしている。
【０００８】上記のように、内部管２ａ〜２ｅを外部管
１にスリーブを有する格子により支持させることによっ
て、脈動等に伴って生じる移動及び振動を内部管２ａ〜
２ｅに悪影響を与えることなく、抑制しかつ吸収し、内
部管同士の衝突を防止する。
１にスリーブを有する格子により支持させることによっ
て、脈動等に伴って生じる移動及び振動を内部管２ａ〜
２ｅに悪影響を与えることなく、抑制しかつ吸収し、内
部管同士の衝突を防止する。
【０００９】また、図７、図８に示すような技術が開示
されている（特開昭５２−１２７６１７号公報）（先行
技術２）。
されている（特開昭５２−１２７６１７号公報）（先行
技術２）。
【００１０】図７は支持装置の正面図、図８は図７の部
分斜視図である。図７、図８において、支持装置８は枠
９、サポート１０ａ〜１０ｄ及びバンド１１からなって
いる。枠９内に配置された本管１２の周囲にバンド１１
が取り付けられている。バンド１１はバンド１１ａ、１
１ｂからなり、バンド１１ａ、１１ｂはボルト１３及び
ナット１４によって結合されている。バンド１１ａに
は、枠９の方向に延びるサポート１０ａ及びサポート１
０ｂが取り付けられ、バンド１１ｂには、枠９の方向に
延びるサポート１０ｃ及びサポート１０ｄが取り付けら
れている。各々のサポート１０ａ〜１０ｄには、枠９に
対向するようにスライド板１５が取り付けられる。
分斜視図である。図７、図８において、支持装置８は枠
９、サポート１０ａ〜１０ｄ及びバンド１１からなって
いる。枠９内に配置された本管１２の周囲にバンド１１
が取り付けられている。バンド１１はバンド１１ａ、１
１ｂからなり、バンド１１ａ、１１ｂはボルト１３及び
ナット１４によって結合されている。バンド１１ａに
は、枠９の方向に延びるサポート１０ａ及びサポート１
０ｂが取り付けられ、バンド１１ｂには、枠９の方向に
延びるサポート１０ｃ及びサポート１０ｄが取り付けら
れている。各々のサポート１０ａ〜１０ｄには、枠９に
対向するようにスライド板１５が取り付けられる。
【００１１】スライド板１５と枠９との間には、所定の
幅のギャップが設けられる。このギャップは、本管１２
が所定の温度まで上昇した時、本管１２の半径方向の熱
膨張を吸収できる幅としている。
幅のギャップが設けられる。このギャップは、本管１２
が所定の温度まで上昇した時、本管１２の半径方向の熱
膨張を吸収できる幅としている。
【００１２】この支持装置は本管１２が熱変形により捩
れを生じても、本管１２とバンド１１との間にすべりが
生じるので、無理な応力が発生しなくなる。また、配管
支持装置の組立てが非常に容易に行うことができる。
れを生じても、本管１２とバンド１１との間にすべりが
生じるので、無理な応力が発生しなくなる。また、配管
支持装置の組立てが非常に容易に行うことができる。
【００１３】
【発明が解決するための課題】しかしながら、上述した
先行技術１、先行技術２では以下に示す問題がある。先
行技術１は格子４とスリーブ６、７とが溶接等で固着さ
れているので、長距離敷設される内部管２ａ〜２ｅが複
雑な線形構造の場合には、スリーブ自体が点接触でもあ
り、スリーブ６、７と格子４の接触箇所にもろに集中応
力がかかり、それに耐えることが困難である。
先行技術１、先行技術２では以下に示す問題がある。先
行技術１は格子４とスリーブ６、７とが溶接等で固着さ
れているので、長距離敷設される内部管２ａ〜２ｅが複
雑な線形構造の場合には、スリーブ自体が点接触でもあ
り、スリーブ６、７と格子４の接触箇所にもろに集中応
力がかかり、それに耐えることが困難である。
【００１４】また、スリーブの使用を必須としているの
で、ガス導管等の敷設時に予めガス導管等にスリーブ、
又はスリーブと格子４をセットしておくことが必要であ
り、取扱いが煩雑である。
で、ガス導管等の敷設時に予めガス導管等にスリーブ、
又はスリーブと格子４をセットしておくことが必要であ
り、取扱いが煩雑である。
【００１５】また、ガス導管等が大径管の場合にはそれ
に対応させた大きさのスリーブが必要であり、その使用
に限界がある。
に対応させた大きさのスリーブが必要であり、その使用
に限界がある。
【００１６】先行技術２は原子力プラント等の蒸気、温
水等を流動させる配管のように、近距離を対象としたも
ので、本管１２の半径方向に熱膨張を生じるものに適し
ている。しかし、トンネル等内に敷設される導管等はガ
ス等の常温の流体を扱う場合のものも多く、また、長距
離（例えば１０ｋｍ以上）敷設が行われてきている。
水等を流動させる配管のように、近距離を対象としたも
ので、本管１２の半径方向に熱膨張を生じるものに適し
ている。しかし、トンネル等内に敷設される導管等はガ
ス等の常温の流体を扱う場合のものも多く、また、長距
離（例えば１０ｋｍ以上）敷設が行われてきている。
【００１７】そのようなガス導管等の長距離敷設による
支持装置として、先行技術２に示す支持装置を使用した
場合、複雑な線形構造による導管反力をバンド１１ａ、
バンド１１ｂに取り付けたサポート１０ａ及びサポート
１０ｂ、サポート１０ｃ及びサポート１０ｄの先端のス
ライド板１５では管軸方向に導管反力を分散させて対処
することが困難である。そのために、支持装置に無理が
かかり、ガス導管等の長距離敷設による支持装置として
充分に機能を発揮することができない。
支持装置として、先行技術２に示す支持装置を使用した
場合、複雑な線形構造による導管反力をバンド１１ａ、
バンド１１ｂに取り付けたサポート１０ａ及びサポート
１０ｂ、サポート１０ｃ及びサポート１０ｄの先端のス
ライド板１５では管軸方向に導管反力を分散させて対処
することが困難である。そのために、支持装置に無理が
かかり、ガス導管等の長距離敷設による支持装置として
充分に機能を発揮することができない。
【００１８】本発明は先行技術２に示す支持装置の長所
を活かすとともに、上記問題点の解決を図ったものであ
り、ガス導管等の複雑な線形構造の長距離敷設であって
も、それに対応して発生する導管反力を管軸方向に分散
させて支持することのできる配管の支持装置を提供する
ことを目的とする。
を活かすとともに、上記問題点の解決を図ったものであ
り、ガス導管等の複雑な線形構造の長距離敷設であって
も、それに対応して発生する導管反力を管軸方向に分散
させて支持することのできる配管の支持装置を提供する
ことを目的とする。
【００１９】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
本管の外周面に充填物を介して嵌装された環状体と、該
環状体を貫通させた支持構造体とからなる配管の支持装
置において、導管反力に応じて設定された管長を有する
前記環状体を管軸方向に分割させ、その外周面の管軸方
向に複数のリブを具えるとともに、リブの先端部を平面
形状にして、前記支持構造体の内側とリブの先端部を面
接触させたことを特徴とする配管の支持装置である。
本管の外周面に充填物を介して嵌装された環状体と、該
環状体を貫通させた支持構造体とからなる配管の支持装
置において、導管反力に応じて設定された管長を有する
前記環状体を管軸方向に分割させ、その外周面の管軸方
向に複数のリブを具えるとともに、リブの先端部を平面
形状にして、前記支持構造体の内側とリブの先端部を面
接触させたことを特徴とする配管の支持装置である。
【００２０】請求項２に係る発明は、請求項１に係る発
明において、上記支持構造体内側とリブの先端部との間
に緩衝材を挟んでリブの先端部を面接触させたことを特
徴とするものである。
明において、上記支持構造体内側とリブの先端部との間
に緩衝材を挟んでリブの先端部を面接触させたことを特
徴とするものである。
【００２１】上記したように本発明によれば、外周面の
管軸方向に先端部を平面形状にした複数のリブを具えた
環状体と支持構造体とを面接触させるようにしたので、
ガス導管等の複雑な線形構造の長距離敷設でも、それに
対応して発生する導管反力を管軸方向に分散させて支持
することができる。
管軸方向に先端部を平面形状にした複数のリブを具えた
環状体と支持構造体とを面接触させるようにしたので、
ガス導管等の複雑な線形構造の長距離敷設でも、それに
対応して発生する導管反力を管軸方向に分散させて支持
することができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。
よって説明する。
【００２３】図１は本発明による支持装置の一実施の形
態を示す斜視図である。図１において、２１は支持管で
軸方向に２分割した分割支持管２１ａ、２１ｂからな
り、フランジ２２ａ及び２２ｄ（フランジ２２ｂ及び２
２ｃは隠れている）を設けて一体的に形成したものであ
る。
態を示す斜視図である。図１において、２１は支持管で
軸方向に２分割した分割支持管２１ａ、２１ｂからな
り、フランジ２２ａ及び２２ｄ（フランジ２２ｂ及び２
２ｃは隠れている）を設けて一体的に形成したものであ
る。
【００２４】ここでは環状体に支持管２１を用いたが、
これに限定されることなく、本管２０を支えるものであ
ればよく、鋼板を環状にして形成することもできる。
これに限定されることなく、本管２０を支えるものであ
ればよく、鋼板を環状にして形成することもできる。
【００２５】分割支持管２１ａには外周面に、軸方向に
リブ２３ａ、２３ｂを具えて、その先端部に平面部２４
ａ（２４ｂは隠れている）を設けている。同様に分割支
持管２１ｂには外周面に、軸方向にリブ２３ｃ、２３ｄ
を具えて、その先端部に平面部２４ｄ（２４ｃは隠れて
いる）を設けている。
リブ２３ａ、２３ｂを具えて、その先端部に平面部２４
ａ（２４ｂは隠れている）を設けている。同様に分割支
持管２１ｂには外周面に、軸方向にリブ２３ｃ、２３ｄ
を具えて、その先端部に平面部２４ｄ（２４ｃは隠れて
いる）を設けている。
【００２６】上記のような支持管２１は配管の長さによ
って異なる導管反力に対して、それに対応できる支持管
２１の管長を適宜選択することができる。このような配
管の長さによって異なる導管反力の値は配管の設計段階
で推測することがきる。そのために、配管の敷設の前に
所定の管長の支持管２１を用意することができる。
って異なる導管反力に対して、それに対応できる支持管
２１の管長を適宜選択することができる。このような配
管の長さによって異なる導管反力の値は配管の設計段階
で推測することがきる。そのために、配管の敷設の前に
所定の管長の支持管２１を用意することができる。
【００２７】トンネル２８内等に敷設された本管２０は
支持管２１を介して所定の位置で支持構造体２５の枠２
５ａを貫通して、支持されている。
支持管２１を介して所定の位置で支持構造体２５の枠２
５ａを貫通して、支持されている。
【００２８】ここでは本管２０と支持管２１との間にウ
レタン樹脂による充填物２６を充填させて、本管２０を
支持管２１により一体的に支持させ、反力の伝達を均一
になるようにしている。充填物２６はウレタン樹脂に限
定されるものではなく、反力の伝達を均一になるように
本管２０と支持管２１との隙間を埋めることのできるも
のであればよい。
レタン樹脂による充填物２６を充填させて、本管２０を
支持管２１により一体的に支持させ、反力の伝達を均一
になるようにしている。充填物２６はウレタン樹脂に限
定されるものではなく、反力の伝達を均一になるように
本管２０と支持管２１との隙間を埋めることのできるも
のであればよい。
【００２９】常温のガス等の導管の場合は、特に熱膨張
の隙間等を採ることなく、リブ２３ａ、２３ｂの平面部
２４ａ、２４ｂと、リブ２３ｃ、２３ｄの平面部２４
ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄを支持構造体２５の枠２５
ａの内側に接触させる。
の隙間等を採ることなく、リブ２３ａ、２３ｂの平面部
２４ａ、２４ｂと、リブ２３ｃ、２３ｄの平面部２４
ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄを支持構造体２５の枠２５
ａの内側に接触させる。
【００３０】支持構造体２５はＨ形鋼またはコラム等に
よって形成されている。上記平面部２４ｃ、２４ｄとの
接触を密にするために、支持構造体２５をボルト、ナッ
ト等を用いて組み立てることによって、着脱自在に調節
することができる。
よって形成されている。上記平面部２４ｃ、２４ｄとの
接触を密にするために、支持構造体２５をボルト、ナッ
ト等を用いて組み立てることによって、着脱自在に調節
することができる。
【００３１】ここでは支持構造体２５の枠２５ａの内側
とリブ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄの平面部２４
ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄが固定することなく自在に
面接触している。
とリブ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄの平面部２４
ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄが固定することなく自在に
面接触している。
【００３２】したがって、配管が終了した場合に、複雑
な線構造を形成したとしても、長距離配管による導管反
力に対応した支持管２１の管長を有しているので、支持
管２１が支持構造体２５の枠２５ａから外れることな
く、管軸方向に導管反力を分散させて容易に本管２０を
支持することができる。
な線構造を形成したとしても、長距離配管による導管反
力に対応した支持管２１の管長を有しているので、支持
管２１が支持構造体２５の枠２５ａから外れることな
く、管軸方向に導管反力を分散させて容易に本管２０を
支持することができる。
【００３３】図２は本発明の他の実施の形態を示す横断
面図である。図１と共通のものは同じ符号を用いた。
面図である。図１と共通のものは同じ符号を用いた。
【００３４】図２において、トンネル内に設置された支
持構造体２５の枠２５ａに貫通された本管２０がウレタ
ン樹脂による充填物２６を介して支持管２１により一体
的に支持されている。支持管２１は分割支持管２１ａ、
２１ｂによって構成され、分割支持管２１ａ、２１ｂの
周面には、先端に平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４
ｄを有するリブ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄが管軸
方向に設けられている。２２ａ〜２２ｄはフランジでボ
ルト１３、ナット１４によって結合されている。
持構造体２５の枠２５ａに貫通された本管２０がウレタ
ン樹脂による充填物２６を介して支持管２１により一体
的に支持されている。支持管２１は分割支持管２１ａ、
２１ｂによって構成され、分割支持管２１ａ、２１ｂの
周面には、先端に平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４
ｄを有するリブ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄが管軸
方向に設けられている。２２ａ〜２２ｄはフランジでボ
ルト１３、ナット１４によって結合されている。
【００３５】上記平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４
ｄにはテフロンパット２７ａ〜２７ｄを取付けて、支持
構造体２５の枠２５ａの内側とそれぞれ面接触してい
る。
ｄにはテフロンパット２７ａ〜２７ｄを取付けて、支持
構造体２５の枠２５ａの内側とそれぞれ面接触してい
る。
【００３６】テフロンパット２７ａ〜２７ｄによる緩衝
帯を平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄと枠２５ａ
の内側との間に介在させて摩擦力を低減させ、導管反力
を一層円滑に分散させる。
帯を平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄと枠２５ａ
の内側との間に介在させて摩擦力を低減させ、導管反力
を一層円滑に分散させる。
【００３７】図３は本発明の支持装置を大径外部管内中
央部に取り付けた状態を示す横断面図である。ここでは
図１、図２と共通するものは同じ符号を用いた。図３で
は大径外部管２９内の中央部に二つの支持構造体２５の
枠２５ａが組まれている。
央部に取り付けた状態を示す横断面図である。ここでは
図１、図２と共通するものは同じ符号を用いた。図３で
は大径外部管２９内の中央部に二つの支持構造体２５の
枠２５ａが組まれている。
【００３８】管体２０は枠２５ａ内を貫通し、枠２５ａ
内で支持管２１により充填物２６を介して支持されてい
る。
内で支持管２１により充填物２６を介して支持されてい
る。
【００３９】図２に述べたように、支持管２１は分割支
持管２１ａ、２１ｂによって構成され、分割支持管２１
ａ、２１ｂの周面の管軸方向に設けたリブ２３ａ、２３
ｂ、２３ｃ、２３ｄの平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、
２４ｄが枠２５ａの内面に面接触している。
持管２１ａ、２１ｂによって構成され、分割支持管２１
ａ、２１ｂの周面の管軸方向に設けたリブ２３ａ、２３
ｂ、２３ｃ、２３ｄの平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、
２４ｄが枠２５ａの内面に面接触している。
【００４０】図４は本発明の支持装置を大径外部管内下
部に取り付けた状態を示す横断面図である。ここでは図
１、図２と共通するものは同じ符号を用いた。図４では
大径外部管２９内の下部に二つの支持構造体２５の枠２
５ａが組まれている。管体２０が枠２５ａ内を貫通し、
枠２５ａ内で支持管２１により充填物２６を介して支持
されている。
部に取り付けた状態を示す横断面図である。ここでは図
１、図２と共通するものは同じ符号を用いた。図４では
大径外部管２９内の下部に二つの支持構造体２５の枠２
５ａが組まれている。管体２０が枠２５ａ内を貫通し、
枠２５ａ内で支持管２１により充填物２６を介して支持
されている。
【００４１】図２に述べたように、分割支持管２１ａ、
２１ｂによって構成され、分割支持管２１ａ、２１ｂの
周面の管軸方向に設けたリブ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、
２３ｄの平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄが枠２
５ａの内面に面接触している。
２１ｂによって構成され、分割支持管２１ａ、２１ｂの
周面の管軸方向に設けたリブ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、
２３ｄの平面部２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄが枠２
５ａの内面に面接触している。
【００４２】上記図３、図４に示したように、本発明の
支持装置はトンネル内等において、簡単な構造により、
容易に任意な位置に組み立てることができる。
支持装置はトンネル内等において、簡単な構造により、
容易に任意な位置に組み立てることができる。
【００４３】本発明によれば、６００Ａ以上（例えば７
００Ａ）の大径の本管で軸直角方向の荷重が２０トン以
上のものであっても、容易に支持させることができた。
００Ａ）の大径の本管で軸直角方向の荷重が２０トン以
上のものであっても、容易に支持させることができた。
【００４４】
【発明の効果】以上のように、本発明はガス導管等の複
雑な線形構造の長距離敷設であっても、それに対応して
発生する導管反力を管軸方向に分散させて支持すること
のでき、また、配管支持装置の組立てが非常に容易であ
る。
雑な線形構造の長距離敷設であっても、それに対応して
発生する導管反力を管軸方向に分散させて支持すること
のでき、また、配管支持装置の組立てが非常に容易であ
る。
【図１】本発明による支持装置の一実施の形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明の他の実施の形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図３】本発明の支持装置を大径外部管内中央部に取り
付けた状態を示す横断面図である。
付けた状態を示す横断面図である。
【図４】本発明の支持装置を大径外部管内下部に取り付
けた状態を示す横断面図である。
けた状態を示す横断面図である。
【図５】従来の一例の支持装置の横断面図である。
【図６】図５のＡ−Ａ線矢視による側断面図である。
【図７】従来の他の例の支持装置の正面図である。
【図８】図７の部分斜視図である。
２０ 本管 ２１ 支持管 ２１ａ、２１ｂ 分割支持管 ２２ａ〜２２ｄ フランジ ２３ａ〜２３ｄ リブ ２４ａ〜２４ｄ 平面部 ２５ 支持構造体 ２５ａ 枠 ２６ 充填物 ２７ａ〜２７ｄ テフロンパット ２８ トンネル ２９ 大径外部管
Claims (2)
- 【請求項１】 本管の外周面に充填物を介して嵌装され
た環状体と、該環状体を貫通させた支持構造体とからな
る配管の支持装置において、導管反力に応じて設定され
た管長を有する前記環状体を管軸方向に分割させ、その
外周面の管軸方向に複数のリブを具えるとともに、リブ
の先端部を平面形状にして、前記支持構造体の内側とリ
ブの先端部を面接触させたことを特徴とする配管の支持
装置。 - 【請求項２】 前記支持構造体内側とリブの先端部との
間に緩衝材を挟んでリブの先端部を面接触させたことを
特徴とする請求項１記載の配管の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03240096A JP3267139B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 配管の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03240096A JP3267139B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 配管の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229239A JPH09229239A (ja) | 1997-09-05 |
| JP3267139B2 true JP3267139B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=12357914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03240096A Expired - Lifetime JP3267139B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 配管の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3267139B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200472580Y1 (ko) * | 2011-07-08 | 2014-05-09 | 삼성중공업 주식회사 | 운송용 라인파이프의 고정장치 |
| KR20220030580A (ko) * | 2020-09-03 | 2022-03-11 | 삼성중공업 주식회사 | 배관 세팅용 지그장치 |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2016094947A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 日立Ｇｅニュークリア・エナジー株式会社 | 配管支持装置 |
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-
1996
- 1996-02-20 JP JP03240096A patent/JP3267139B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200472580Y1 (ko) * | 2011-07-08 | 2014-05-09 | 삼성중공업 주식회사 | 운송용 라인파이프의 고정장치 |
| KR20220030580A (ko) * | 2020-09-03 | 2022-03-11 | 삼성중공업 주식회사 | 배관 세팅용 지그장치 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09229239A (ja) | 1997-09-05 |
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