JP3265875B2 - 自動販売機の冷凍機ユニット - Google Patents

自動販売機の冷凍機ユニット

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JP3265875B2 JP30576494A JP30576494A JP3265875B2 JP 3265875 B2 JP3265875 B2 JP 3265875B2 JP 30576494 A JP30576494 A JP 30576494A JP 30576494 A JP30576494 A JP 30576494A JP 3265875 B2 JP3265875 B2 JP 3265875B2
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refrigerator
temperature
electric compressor
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vending machine
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和重 永田
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機に搭載して
庫内に収納したコールド商品を販売適温に保冷する冷凍
機ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】頭記の自動販売機に搭載した冷凍機ユニ
ットは、庫外に配備した電動圧縮機,ファン付き空冷式
凝縮器,および庫内に収設した蒸発器からなる冷凍サイ
クルで構成した圧縮式冷凍機が使用されており、冷凍機
の運転で自動販売機の庫内に収納したコールド商品を販
売適温に保冷するようにしている。
【0003】また、かかる冷凍機の運転制御方式とし
て、従来では電動圧縮機,凝縮器ファンを定速運転し、
庫内温度が設定温度以下に低下した際に電動圧縮機,お
よび凝縮器ファンを停止制御するサーモサイクル制御方
式が一般に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動販売機
に搭載した冷凍機ユニットには、庫内に収納したコール
ド商品の品温を販売適温に保持するためのきめ細かな庫
内温度制御、並びにランニングコストを低く抑えるため
に省電力化が求められている。さらに加えて、オフイス
ビルなどの建屋内に据付けて使用する自動販売機では低
騒音性が求められており、この観点から自動販売機に搭
載した電動圧縮機,凝縮器ファンの運転時に生じる騒音
を如何に低く抑えることが重要課題の一つになってい
る。
【0005】一方、自動販売機に搭載する冷凍機は、気
温の高い夏場を想定して標準周囲条件(例えば周囲温度
32℃,湿度50%)を設定し、この標準周囲条件の下
で所要の冷凍能力を発揮するように電動圧縮機,凝縮器
ファンの容量,回転数などの仕様を定めており、このた
めに冷凍機ユニットの運転中に発生する騒音はかなり高
いレベルとなる。また、先記した冷凍機のサーモサイク
ル制御方式では、圧縮機の運転時には冷凍能力が100
%,停止時には0%となるため、熱負荷の変動,特に周
囲温度の低い部分負荷に対応して庫内温度をきめ細かに
制御することが中々困難である。特に、冬期などのよう
に周囲温度が大きく低下した場合でも凝縮器ファンを回
し続けると、凝縮能力が増加して凝縮温度,凝縮圧力が
極端に低下し、これが基で蒸発器に流れる冷媒循環が減
少して冷凍機が正常に運転できなくなる事態を招くこと
がある。
【0006】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、自動販売機の熱
負荷,周囲条件の変動に対応したきめ細かな庫内温度制
御と併せて、省電力化,低騒音化が図れるようにした自
動販売機の冷凍機ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、商品収納庫の庫内温度を検出する
庫内温度センサと、庫外の周囲温度を検出する庫外温度
センサと、これら温度センサの検出温度の高低に相応し
て電動圧縮機を回転数制御する容量制御手段を備えるも
の(請求項1)とするか、庫外温度センサと庫内温度セ
ンサの検出温度の高低に相応して凝縮器ファンを回転数
制御する凝縮能力制御手段制御手段おとび前記容量制御
手段を備えるもの(請求項2)とする。
【0008】
【作用】上記の構成により、夏期などのように周囲温度
が高く、これに伴って商品収納庫の庫内温度も上昇する
高い熱負荷条件での運転時には、電動圧縮機,凝縮器フ
ァンの回転速度を上げ、冷凍機の冷凍能力を高めて商品
を販売適温に保冷する。一方、周囲温度が冬期,屋内冷
房などにより低下した場合、あるいは庫内の商品在庫が
少なくなるなどして自動販売機の熱負荷が減少した運転
状態には、庫内温度センサ,庫外温度センサの検出温度
を基に電動圧縮機の回転数,凝縮器ファンの回転数の少
なくとも一方を低めるように運転制御する。ここで、電
動圧縮機の回転数を制御することによって圧縮機の容量
制御が行われ、自動販売機の熱負荷の減少に合わせて圧
縮機の回転数を下げると冷凍能力が低下する。また、同
様に凝縮器ファンの回転数を制御することにより空冷式
凝縮器の凝縮能力が変わり、周囲温度の低下などに合わ
せてファンの回転数を減速すれば凝縮能力,したがって
冷凍機の冷凍能力も低まる。つまり、前記の制御を行う
ことにより、冷凍機は自動販売機の熱負荷の減少に見合
って冷凍能力が低まるようにバランスした運転状態とな
る。しかも、回転数低下によって電動圧縮機,凝縮器フ
ァンの消費電力が定速運転時と比べて減少するととも
に、回転数の低下に伴って騒音レベルも小さくなって自
動販売機が静粛運転となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 実施例1: 図1は本発明の請求項2に対応する実施例を示すもので
ある。図において、自動販売機に搭載した冷凍機ユニッ
トは、電動圧縮機1,空冷式凝縮器2,キャピラリチュ
ーブ3,商品収納庫4の庫内に収設した蒸発器5とを組
合わせた冷凍サイクルからなり、凝縮器2に凝縮器ファ
ン6が付属して電動圧縮機1とともに庫外側に配備され
ている。また、前記の冷凍機ユニットに対しては、商品
収納庫4の庫内温度を検出する庫内温度センサ7,およ
び庫外の周囲温度(外気温度)を検出する庫外温度セン
サ8と、各温度センサ7,8の検出温度と設定温度とを
比較して電動圧縮機1,および凝縮器ファン6の回転数
制御を行うマイクロコンピュータなどで実施するコント
ローラ9、およびコントローラ9の出力側に接続した電
動圧縮機用の回転数制御器10,および凝縮器ファン用
の回転数制御器11を備えている。なお、回転数制御器
10,11には例えばインバータ装置が採用できる。
【0010】かかる構成において、商品収納庫4の庫内
温度,庫外の周囲温度の高い状態では冷凍機ユニットの
電動圧縮機1,凝縮器ファン6の回転数を上げてその時
の熱負荷に合わせて冷凍能力を高めた状態で保冷運転す
る。一方、庫内温度,庫外の周囲温度が低下した場合に
は、庫内温度センサ7,庫外温度センサ8の検出温度を
基に、コントローラ9は庫内温度設定値,周囲温度設定
値と温度センサの検出温度とを比較してその温度差に相
応した制御により、回転数制御器10,11を介して電
動圧縮機1,凝縮器ファン6の回転数を下げて冷凍能力
を低めるように制御する。
【0011】実施例2: 図2は本発明の請求項1に対応する実施例を示すもので
ある。この実施例は図1で述べた冷凍機ユニットに対し
て、庫内温度センサ7,庫外温度センサ8で検出した庫
内,周囲温度情報を基に、周囲条件の変動に合わせて電
動圧縮機1の容量制御を行う制御手段として、コントロ
ーラ9,および電動圧縮機用の回転数制御器10を備え
ている。
【0012】かかる構成で、商品収納庫4の庫内温度,
庫外の周囲温度の高い状態では冷凍機ユニットの電動圧
縮機1の回転数を上げてその時の熱負荷に合わせて冷凍
能力を高めた状態で保冷運転する。一方、庫内温度,庫
外の周囲温度が低下した場合には、庫内温度センサ7,
庫外温度センサ8の検出温度を基に、コントローラ9は
庫内温度設定値,周囲温度設定値と温度センサの検出温
度とを比較してその温度差に相応した制御により、回転
数制御器10を介して電動圧縮機1の回転数を下げて冷
凍能力を低めるように制御する。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の冷凍機ユニ
ットによれば、商品収納庫の庫内温度を検出する庫内温
度センサと、庫外の周囲温度を検出する庫外温度センサ
と、これら温度センサの検出温度の高低に相応して電動
圧縮機を回転数制御する容量制御手段,若しくは前記容
量制御手段に加えて凝縮器ファンを回転数制御する凝縮
能力制御手段を備えたことにより、自動販売機の熱負
荷,周囲条件の変動に対応したきめ細かな庫内温度制御
と併せて、省電力化,および低騒音化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する冷凍機ユニットの
構成図
【図2】本発明の実施例2に対応する冷凍機ユニットの
構成図
【符号の説明】
1 電動圧縮機 2 空冷式凝縮器 4 商品収納庫 5 蒸発器 6 庫内温度センサ 7 庫外温度センサ 9 コントローラ 10 電動圧縮機用の回転数制御器 11 凝縮器ファン用の回転数制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10 F25B 1/00 B01L 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機に搭載して庫内に収納したコー
    ルド商品を保冷する冷凍機ユニットであり、冷凍機が商
    品収納庫の庫外に配備した電動圧縮機,ファン付き空冷
    式凝縮器と庫内に収設した蒸発器の組合わせからなり、
    商品収納庫の庫内温度を検出する庫内温度センサの検出
    温度に基づいて電動圧縮機,凝縮器ファンを運転、停止
    するものにおいて、庫外の周囲温度を検出する庫外温度
    センサを設けるとともに、この庫外温度センサと庫内温
    度センサの検出温度の高低に相応して電動圧縮機を回転
    数制御する容量制御手段を備えたことを特徴とする自動
    販売機の冷凍機ユニット。
  2. 【請求項2】自動販売機に搭載して庫内に収納したコー
    ルド商品を保冷する冷凍機ユニットであり、冷凍機が商
    品収納庫の庫外に配備した電動圧縮機,ファン付き空冷
    式凝縮器と庫内に収設した蒸発器の組合わせからなり、
    商品収納庫の庫内温度を検出する庫内温度センサの検出
    温度に基づいて電動圧縮機,凝縮器ファンを運転、停止
    するものにおいて、庫外の周囲温度を検出する庫外温度
    センサを設けるとともに、この庫外温度センサと庫内温
    度センサの検出温度の高低に相応して電動圧縮機を回転
    数制御する容量制御手段,および凝縮器ファンを回転数
    制御する凝縮能力制御手段を備えたことを特徴とする自
    動販売機の冷凍機ユニット。
JP30576494A 1994-12-09 1994-12-09 自動販売機の冷凍機ユニット Expired - Lifetime JP3265875B2 (ja)

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JPH08161622A JPH08161622A (ja) 1996-06-21
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