JP3265500B2 - 受雷針および受雷装置 - Google Patents

受雷針および受雷装置

Info

Publication number
JP3265500B2
JP3265500B2 JP17691897A JP17691897A JP3265500B2 JP 3265500 B2 JP3265500 B2 JP 3265500B2 JP 17691897 A JP17691897 A JP 17691897A JP 17691897 A JP17691897 A JP 17691897A JP 3265500 B2 JP3265500 B2 JP 3265500B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightning
main
discharge
tip
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17691897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10261495A (ja
Inventor
光則 高村
Original Assignee
高村 悦子
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 高村 悦子 filed Critical 高村 悦子
Priority to JP17691897A priority Critical patent/JP3265500B2/ja
Priority to US08/922,480 priority patent/US5998731A/en
Priority to KR1019970052107A priority patent/KR100411937B1/ko
Publication of JPH10261495A publication Critical patent/JPH10261495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3265500B2 publication Critical patent/JP3265500B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T4/00Overvoltage arresters using spark gaps
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G13/00Installations of lightning conductors; Fastening thereof to supporting structure
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G13/00Installations of lightning conductors; Fastening thereof to supporting structure
    • H02G13/40Connection to earth
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G13/00Installations of lightning conductors; Fastening thereof to supporting structure
    • H02G13/80Discharge by conduction or dissipation, e.g. rods, arresters, spark gaps

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、落雷による雷撃電
流を積極的に吸収し、地中にアース放電させて雷被害を
防止する器具およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
[落雷発生の原因]雷雲が接近すると地表にある導電性
のある尖った物等から、雷雲にむかって放電(コロナ放
電・上向きストリーマ等とも云われる)し始め、雷雲も
前記尖った物等に向けて放電(下向きストリーマ等とも
云われる)をし始める。さらに、前記雷雲と前記尖った
物等との間の気象条件が整うと、空気の絶縁が失われ前
記それぞれの放電が結ばれる(結合ストリーマと云われ
る)。この現象を一般に落雷という。さらに、前記尖っ
た物等の先端が鋭角である程、雷雲にむけた放電が発生
し易く、いわゆる誘雷効果が高まる。
【0003】[従来の避雷針]避雷針Bとは、図12
(a)および図13に示す如く落雷Xによる雷放電電流
(以下、雷撃電流という)Eを先端で受けて吸収し、地
中へアース放電させるものであり、また、前記先端で吸
収しきれなかった他の雷撃電流(以下、飛散雷電流とい
う)E1を避雷針Bを中心とした一定区域(安全区域)
外へ飛び散らせるものである。さらに公知の研究結果か
ら、避雷針Bは先が尖っているほどコロナ放電し易くな
って誘雷効果が高まり、落雷Xを受けた時の吸収率が高
まることが知られている。そこで、避雷針Bの先端は誘
雷を促すために尖針状であることが望ましく、「フラン
クリンロッド」といわれる円錐形状の尖針が一般に使用
されている。避雷針Bは、前述の如く先端が鋭角になる
ほど誘雷効果が高まり、さらに雷撃電流Eの吸収率が高
まるが、逆に吸収されない飛散雷電流E1の飛散エリア
が狭くなってしまうため、一般的には先端角度を90度
前後に形成し、最低限の安全性を確保している。
【0004】従来の避雷針Bの改良技術として例えば特
開平5−121192号公報にて開示された発明があ
る。この発明は、図14に示す如く避雷針Bの突針途中
にリングB1を設け、前記突針の先端とリングB1周り
との成す角度(以下、飛散角度という)を90度以上1
80度以下としたものである。ちなみに、図14(a)
は、飛散角度を90度にした図であり、(b)は、12
6度にした図である。この避雷針Bでは突針先端を60
度とすることで誘雷効果を維持しつつ、かつリングB1
の作用で安全区域を広げることを可能にしているが、吸
収されずに飛び散る飛散雷電流E1は相変わらず存在す
るため避雷針Bに落雷した飛散雷電流E1による二次災
害を回避できない。また、特開平1−10600号公報
や特開平7−142188号公報にて開示された発明が
あるが、いずれも避雷針の先端形状に特徴を持たせて誘
雷効果を高めることを目的としており、前述と同様に二
次災害の発生防止を目的とはしていない。
【0005】[従来のアース放電手段]避雷針Bに吸収
され地中に導かれて放電される雷撃電流は、瞬間的に大
変大きなものとなり、地中に埋め込まれたアース接地極
Cで極めて大きな電位上昇を生じる(図13参照)。従
来のアース接地極Cは、導電性のある平板を主極とし
て、鉄棒等にメッキして作られた細い接地棒等を目的の
接地抵抗値(現在の日本の規格では10オーム以下と規
定されている)を得るまで打ち込んだにすぎなかった。
そのため、規格を満たした接地抵抗は得られるものの、
前述した瞬間的な雷撃電流の流入を、瞬時にかつ円滑に
地中へ放電することが出来なかった。その結果、アース
接地極Cで雷撃電流をせき止めてしまうこととなり、せ
き止められた雷撃電流Eは逆に反射拡大して避雷針B側
へ流れていた(図12(b)参照)。この逆流電流E2
がフラッシュオーバーや過度な電磁誘導等を発生させ、
さらに、ジュール熱を発生させて高温となり、避雷針B
の破損等の三次災害を引き起こしていた。また、従来の
アース接地極Cの構成は、前述の如く導体である平板や
接地棒等を地中に埋め込んだにすぎないものであったた
め、埋め込まれた導体と大地との間に隙間を形成してし
まい、放電効果を低下させていた。
【0006】[従来の避雷針からアース接地極までの誘
導手段]避雷針によって吸収された雷撃電流は、電流の
表皮効果から主に導線の表面を流れる。従来、避雷針と
アース接地極とは、導線等で連結されているのみであっ
たため、アース接地極へ到達する前に導線の表面から外
部に漏れてしまっていた。保護対象物が通常の建築物等
の場合にあっては、この漏れ(以下、漏れ電流という)
はさほど問題にならない。しかし、保護対象物が送電線
や送受信用アンテナ等の場合には、漏れ電流による悪影
響が大きく、様々な不都合を生じていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術には以
下の解決すべき課題があった。 (1)従来の避雷針は、吸収できない雷撃電流の一部を
安全区域外へ飛び散らせて保護するものであるため、安
全区域外にある建築物等に二次災害を発生させる恐れが
あった。仮に、複数本の避雷針を併設しても前記二次災
害を防ぐ事は出来ず危険であった。 (2)従来の技術にて説明した逆流電流が避雷針の破損
および他の雷被害の要因となり三次災害を引き起こして
いた。 (3)アース放電のために埋め込むアース接地極と地中
との間に隙間があると、アース放電効果が低下し、前述
した逆流電流の発生を助長して三次災害を拡大させてい
た。また、アース接地極を剥き出しで埋め込んでいるた
め腐食等し易く、安全性に問題があった。さらに、この
安全性を確保するためにはアース接地極の頻繁な取り替
えが必要となり経済性も悪かった。 (4)漏れ電流の発生は、特に電流に敏感に反応する建
築物等の保護には不都合が大きかった。 以上の問題点を解決すべく本発明者は、落雷による雷撃
電流を積極的に受雷(落雷を積極的に受けて雷撃電流を
吸収)し、従来の避雷針Bによっては防ぎきれなかった
二次災害および三次災害を防止すべく以下の手段からな
る発明を創作した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、保護対象物に
取り付けられる受雷針と、前記受雷針で受けた雷撃電流
を地中へ導く導通部と、主極部および放電尖形部とから
なり前記導通部を通って導かれた雷撃電流を地中へ瞬時
にかつ円滑に放電する放電促進接地極と、を導通状態で
連結してなる受雷装置であって、前記放電促進接地極の
前記主極部が先端に傘状銛部を形成した主極管であり、
この主極管が、螺合接続部で螺合接続された複数の同径
管又は異径管からなり、この螺合接続部のそれぞれの外
周周りに傘状連結部を有し、この主極管内に接地抵抗低
減剤が流れる流路及び前記接地抵抗低減剤が外部に漏れ
る排出口を有し、前記放電促進接地極の前記放電尖形部
が前記傘状銛部に切欠を設けて形成された複数の尖端部
及び前記傘状連結部に切欠を設けて形成された複数の尖
端部であり、前記傘状銛部の底面の径が前記主極管の径
よりも大きく、打設設置の際に前記主極管と地中との間
に一定の隙間ができるようにし、前記受雷針が導電性の
ある支柱と、前記支柱の頂部に設けられ、先端を鋭角に
尖らせた円錐状の先端部と円錐台部とからなる主針と、
前記主針の外側に碗状受け部により隔てられて前記主針
と同心円状に形成され、高さが前記主針よりも低い先端
の尖った副針と、を備え、前記副針の尖端先を前記主針
の尖端先の方向に向けた事、を特徴とする受雷装置とい
う構成を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
[受雷針1の構成]前述した様に、受雷針は従来の避雷
針と異なり、落雷によって受けた雷撃電流を積極的に吸
収し、その全てを地中に放電させようとするものであ
る。そのため、従来の避雷針では防ぎきれなかった飛散
雷電流による二次災害を防止して安全性を向上できる。
以下、受雷針1の詳細を図面を基に説明する。図1およ
び図2は、受雷針1の第一の実施形態を示し、受雷針1
および受雷針1を取付けて雷撃電流Eを地中にアース放
電させる装置(以下、受雷装置Aという)の全体概要図
である。さらに図3から図5までは、受雷針1の他の実
施形態を示し、各図とも(a)は受雷針1を側面から見
た一部断面概略図、(b)が受雷針1の一部拡大斜視図
である。
【0010】図1および図2に基づき受雷針1の第一の
実施形態を説明する。受雷針1は、導電性のある支柱1
2と、この支柱12の頂部に設けられ、先端を鋭角に尖
らせた円錐状の主針11と、その外側に碗状受け部13
により隔てられて主針11と同心円状に形成され、高さ
が主針11よりも低い先端の尖った副針とからなる。本
実施形態においては、碗状受け部13の円周外壁を複数
に分割して尖形部14を形成し副針としている。さら
に、支柱12の基端部は、アース放電のために電撃電流
Eを地中に導く導通部2と連結している(図2(b)参
照)。
【0011】主針11は尖形なので雷撃電流Eを吸収す
る効果の他に誘雷効果も併せ持つ。また、副針である尖
形部14も先端が尖っているため前記誘雷効果を補助す
る役割を持つ。さらに、従来の技術で説明した通り、上
向きストリーマの発生を促進すれば、必然的に誘雷効果
が高まることがわかっているので、尖形部14を尖端先
を主針11の尖端先に向け、主針11の先端から発する
上向きストリーマの発生を促進し、誘雷効果を一層高め
ることもできる。
【0012】また、受雷針1の腐食を防ぎ、長期に渡っ
て使用する場合には、受雷針1には、クロームメッキ等
の処理が施される。その場合、主針11の先端部11a
をあまりに鋭角に尖らせると先端にクロームメッキが溜
まってしまい不都合を生じる。この不都合を回避するた
めに先端部11aから円錐台部11bまでを、逆に緩や
かな鋭角で形成すると今度は落雷電流Eの吸収効率を減
少させ、誘雷効果も弱めてしまう。そこで本実施形態に
おいては、先端部11aの先端角度を円錐台部11bの
テーパ角度より大とし、前述した不都合を回避しながら
落雷電流Eの吸収効率、および誘雷効果も維持する。ち
なみに、本発明者の実験によって、先端部11aの先端
鋭角を50度以上にすればクロームメッキの溜まりを防
止できる事が確認された。
【0013】[受雷針1の他の実施形態]図3は、受雷
針1の第二の実施形態を説明する概略図である。本実施
形態における受雷針1は、第一の実施形態で示した副針
である尖形部14の内側に、先端を主針11側に向けた
尖形突針である内向副針14aを設けたものである。本
実施形態によれば、尖形部14の尖端先および内向副針
14aが主針11の誘雷効果を一層高め、かつ、碗上受
け部13で受け止められた雷撃電流Eの一部を効率よく
支柱12へ導くことが出来る。
【0014】図4は、受雷針1の第三の実施形態を説明
する概略図である。本実施形態における受雷針1は、碗
状受け部13の円周外壁に断面尖形の稜線部15を形成
したものである(図4(a)参照)。本実施形態におい
ても、第一の実施形態で説明したと同様の理由により稜
線部15の尖端先を主針11の尖端先に向けている。し
たがって、誘雷効果を維持したまま、飛散雷電流を碗状
受け部13で受けて吸収し、支柱12へ導くことが出来
る。
【0015】図5は、受雷針1の第四の実施形態を説明
する図である。本実施形態は、第三の実施形態で説明し
た稜線部の内側に他の尖形稜線を設け、その尖端先を主
針11側に向けて内向副針15aとした。本実施形態に
よっても、第二の実施形態と同様、誘雷効果を高めたま
ま碗上受け部13で受け止められた飛散雷電流の一部を
さらに効率よく支柱12へ導くことが出来る。
【0016】尚、主針11は、本実施形態の如く最初か
ら一体に形成することもできるし、支柱12から別個独
立した状態で製作し、溶接等で一体にすることもでき
る。また、本実施形態においては、銅材に前述した如く
クロームメッキ処理を施しているが、これらの材質もし
くは仕上げ処理に限定されず導体であれば良い。
【0017】[受雷針1の作用]主針11は鋭角に形成
されるので、殆どの雷撃電流Eを主針11で吸収するこ
とができる。仮に吸収されずに飛び散る飛散雷電流E1
があっても、その場合の飛散雷電流E1は僅かであり、
かつ、非常に狭い範囲で飛散するため全てが碗状受け部
13で受け止められる。この受け止められた雷撃電流E
は、吸収されて支柱部12へ導かれるか、副針である尖
形部14の隣合う隙間や稜線部15から上方に散雷して
しまい二次災害を引き起こすことなく消滅する。そして
吸収された雷撃電流Eは、支柱12を通って導通部2に
導かれる。
【0018】[受雷装置Aの構成]図2に基いて受雷装
置Aの概要を説明をする。図2に示す如く受雷針1は、
保護対象物Wである建築物等の頂上付近に取り付けら
れ、導通部2を介して地中に埋め込まれた放電促進接地
極3と導電状態で連結する。この導通部2の途中には接
地抵抗値を計測するため接地試験用端子函5を取り付け
ておく。
【0019】受雷針1の取付けは、図2(b)に示す如
く、支柱12の基端に形成した連結部16の嵌め込み口
16bに、導通部2である導線を側方向から嵌め込み、
導通部固定ボルト16aで締めつけ固定する事によって
行う。前記導線は、複数のL字支え部17によって回転
を抑止されながら支えられており、さらに、L字支え部
17は、取付ボルト17aによって保護対象物Wに取付
けられている。以上の取付け方法は、棟上導線もしくは
導体取付方式と呼ばれる避雷設備に受雷針1を取り付け
たものであるが、かかる方法には限定されず、受雷針1
の主針11を上方に向けて固定し、支柱12を導通部2
に導電状態で連結していれば良い。地中で導通部2と連
結する放電促進接地極3は、従来のアース接地極と比較
して放電効率を向上させたものであり主極部と放電尖形
部とからなる。放電促進接地極3には、種々の形態が考
えられ、以下、その詳細を説明する。
【0020】[放電促進接地極3の詳細]放電促進接地
極3は主極部と主極部に連結する放電尖形部とからな
る。放電促進接地極3の第一の実施形態(以下、第1接
地極という)は、図7(a)に示す如く、先端に傘状銛
部33を形成した主極管31内に接地抵抗低減剤(以
下、低減剤という)6が流れる流路(以下、低減剤流路
という)31aおよび低減剤が外部に漏れる排出口(以
下、低減剤排出部)31bを形成したものである。尚、
図7(b)は図7(a)のD方向から放電促進接地極3
を眺めた図である。また、低減剤6とは、放電促進接地
極3と地中との間にできる隙間を埋め、接地抵抗を減少
することにより放電効果を増大させる薬剤であるが、本
実施形態では、打設設置完了後の横振れも防止し、さら
に、剥き出しで埋め込まれる放電促進接地極3の腐食を
も防止する。
【0021】傘状銛部33は、先端に丸みを帯びさせた
略円錐形状であり、底面側で主極管31に螺合して一体
になる。また、傘状銛部33の底面の径を主極管31の
径より大となるよう形成し、打設設置の際に主極管31
と地中との間に一定の隙間が出来るようにし、低減剤排
出部31bの位置に関係無く、主極管31周りを低減剤
6が満遍なく覆い包むようにする。さらに、傘状銛部3
3に切欠39を設けて複数の尖端部35を形成すること
により放電を促進する。この尖端部35が放電尖形部に
相当し、主極管31が主極部に相当する。ちなみに、前
述した切欠39が打設時の土圧抵抗を軽減し、打設振動
により発生する回転を防止する。また、基端部には打ち
込みに耐えうるように頭部31cを形成し、この頭部3
1cに受雷針1と連結する導線部2をつなげる。
【0022】放電促進接地極3の第二の実施形態を図8
に基づいて説明する。第二の実施形態に係る放電促進接
地極(以下、第2接地極という)3は、第1接地極で得
られる接地面よりも、より広い接地面を得たい場合に使
用するものである。つまり、第2接地極は第1接地極よ
り長尺な主極管31を複数に分断し、螺合接続可能な構
成としている。さらに、各螺合接続部それぞれの外周周
りには傘状連結部34を設け、この傘状連結部34にも
傘状銛部33と同様の切欠39および尖端部35を形成
する。この切欠39および尖端部35は、傘状銛部33
に設けた切欠39等と同様の効果を奏する。尚、分断さ
れた主極部31は、同径管であっても異径管であっても
良い。
【0023】放電促進接地極3の第三の実施形態を図9
に基づいて説明する。第三の実施形態に係る放電促進接
地極(以下、第3接地極という)は、導体平板状の主極
板32側辺を複数切り欠き、隣り合う切り欠き間に尖角
(以下、尖角切欠部)36を形成したものである。ま
た、平板には複数の貫通穴32bを設け(本実施形態に
おいては八箇所)、低減剤を表側に塗布した時に裏側に
も漏れるようにしておく。主極板32が主極部に相当
し、尖角切欠部36が放電尖形部に相当する。
【0024】放電促進接地極3の第四の実施形態を図1
0に基づいて説明する。第四の実施形態に係る放電促進
接地極(以下、第4接地極という)は、先端を尖角に形
成する長尺な主極板32の接地裏面側に、複数の尖角を
形成した長尺な板状体(以下、尖角板部という)37を
横に立てた状態で取付けている。また、主極板32を挟
んで対峙する尖角板部37は、雷撃電流Eの順方向に末
広がり状に配置され雷撃電流Eの放電を促進する。本実
施形態においては、主極板32が主極部に相当し、尖角
板部37が放電尖形部に相当する。
【0025】放電促進接地極3の第五の実施形態を図1
1に基づいて説明する。第五の実施形態に係る放電促進
接地極(以下、第5接地極という)は、先端を尖角に形
成する長尺な主極板32の接地面と同平面状に、主極板
32を挟んで対峙する尖針部38を設ける。この尖針部
38も、第4接地極と同様、雷撃電流Eの順方向に末広
がり状に配置され、雷撃電流Eの放電を促進する。放電
促進接地極3は、以上の実施形態の限定されず、主極部
と尖形の放電部を有していれば良い。さらに複数種類の
放電促進接地極3を組み合わせ、地盤の状況や接地現場
状況に対応させる事も出来る。
【0026】以上の構成からなる放電促進接地極3の地
中への設置を説明する。第1接地極の場合、導通部2を
つなげた放電促進接地極3の頭部31cを、接地抵抗条
件が良い地盤に打設機にて打ち込む。尚、この打ち込み
の際、傘状銛部33は先端が丸みを帯びているため強固
な障害物(岩等)があってもすり抜けて深くまで達す
る。所定の深さまで打ち込むと低減剤流路31a内に低
減剤6を注入する。すると低減剤6は、低減剤排出口3
1bから主極管31外に漏れ出て地中との隙間を埋め
る。本実施形態によれば打設にて設置するため、従来行
っていたボーリング等は必要無くなり、作業性が向上す
る。また、作業費用も軽減できるため非常に経済的であ
る。第2接地極から第5接地極の場合には、接地抵抗条
件が良い地盤に予め接地用穴を掘っておき、この接地穴
に各接地極を寝かせた状態で設置し、必要に応じて低減
剤を流し込む。尚、接地抵抗の調整は、同一または他の
接地極(例えば第一接地極)を併用して行う事もでき
る。
【0027】[絶縁取付部4の詳細]保護対象物Wが通
常の建築物等である場合、前述の方法の如く、受雷針1
と保護対象物Wとの間に絶縁は要求されない。しかし、
保護対象物Wが、電流の影響を受けやすい建築物等であ
る場合には、微弱な電流漏れであっても悪影響を及ぼ
し、不都合が大きい。そこで、保護対象物Wが電流の影
響を受けやすい建築物等である場合には、受雷針1の取
付けを絶縁取付部4を介して実施する。以下、図6に基
づき絶縁取付部4の説明をする。本実施形態において
は、絶縁体である碍子からなる受台43の基端螺子部4
3aを保護対象物Wに螺合して固定し、逆端上に受雷針
1を取り付ける。本実施形態における受雷針1の基端に
は、導体からなる固定円板16が一体になっている。そ
して、この固定円板16および受台43に二本の植え込
みボルト41,41′をねじ込み、固定ナット44の締
めつけによって受雷針1を固定する。また、片方の植え
込みボルト41には、接続端子42の先端を通しておき
固定ナット44の締めつけによって、接続端子42を固
定円板16に取り付ける。さらに、接続端子42の後端
側にシールド付導通部21の先端から覗く導通部2を半
田付けにて取り付ける。シールド付導通部21とは、導
通部2の表面をビニール等の絶縁物で覆い、さらに導通
部2による誘導電圧の発生を防止するため前記絶縁物の
周りを銅等の導体テープで巻いたものであり、前記導体
テープは、導通部2と絶縁されたまま地中で放電促進接
地極3と導電状態で連結している。このシールド付導通
部21の作用によって導通部2からの電流漏れを防止す
ることができる。尚、固定ナット44と固定円板16と
の間には、スプリング、およびワッシャーを咬ませてい
る。
【0028】[受雷装置Aの作用]受雷針1が、雷撃電
流Eの全てを吸収してしまうため、飛散雷電流E1によ
る二次災害は防止できるが、従来にも増してアース接地
極での急激な電位上昇を生じるため、従来のアース接地
極では逆流電流E2の発生を助長することとなり三次災
害を防止できない。しかし、放電促進接地極3を使用し
た受雷装置Aによれば円滑かつ効率良く放電を進める事
ができ、逆流電流E2による三次災害を回避できる。ま
た、絶縁取付部4を使用すると、保護対象物が電流の影
響を受けやすい建築物等の場合であっても、漏れ電流に
よる不都合を回避できる。
【0029】
【発明の効果】
(1)受雷針を利用することにより、従来の避雷針によ
っては防ぎきれなかった二次災害を防止できる。 (2)受雷針によって誘雷効果を高めることが出来るの
で、広範囲に渡って雷被害を防止できる。 (3)受雷装置を利用することにより、規格で定められ
ている接地抵抗値を得るとともに、アース放電を瞬時
に、かつ、円滑に行うことができ、逆流電流の発生を防
止して三次災害を防止できる。 (4)接地抵抗低減剤を利用することにより、放電促進
接地極と地中との間に生ずる隙間を埋める事ができ、放
電効果を高めることが出来る。さらに、放電促進接地極
の腐食を防止でき、安全性が高く経済的な受雷装置を提
供出来る。 (5)受雷針を保護対象物に取り付ける際に、絶縁取付
部およびシールド付導通部を使用することにより、漏れ
電流の影響を受けやすい建築物等も適切に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受雷針の第一の実施形態説明図
【図2】受雷装置の説明図であり、(a)は概略図、
(b)は受雷針の取付状態説明図
【図3】受雷針の第二の実施形態説明図
【図4】受雷針の第三の実施形態説明図
【図5】受雷針の第四の実施形態説明図
【図6】絶縁取付部の概略説明図
【図7】放電促進接地極の第一の実施形態説明図
【図8】放電促進接地極の第二の実施形態説明図
【図9】放電促進接地極の第三の実施形態説明図
【図10】放電促進接地極の第四の実施形態説明図
【図11】放電促進接地極の第五の実施形態説明図
【図12】避雷針における飛散雷電流、および逆流電流
の概略説明図
【図13】避雷針を保護対象物に設置した概略説明図
【図14】避雷針の改良技術説明図
【符号の説明】
A:受雷装置 1:受雷針 11:主針 11a:先端部 11b:円錐台部 12:支柱 13:碗状受け部 14:尖形部(副針) 15:稜線部(副針) 14a,15a:内向副針 2:導通部 21:シールド付導通部 3:放電促進接地極 31:主極管(主極部) 32:主極板(主極部) 33:傘状銛部 34:傘状連結部 35:尖端部(放電尖形部) 36:尖角切欠部(放電尖形部) 37:尖角板部(放電尖形部) 38:尖針部(放電尖形部) 4:絶縁取付部 5:接地試験用端子函 6:接地抵抗低減剤 W:保護対象物 X:落雷 E:雷撃電流 E1:飛散雷電流 E2:逆流電流 B:避雷針 C:アース接地極
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−35378(JP,A) 特開 平3−235613(JP,A) 特開 平8−273715(JP,A) 特開 昭54−51500(JP,A) 実開 平3−44870(JP,U) 実開 平8−144(JP,U) 登録実用新案3012843(JP,U) 登録実用新案3017698(JP,U) 実公 昭47−6264(JP,Y1) 実公 昭52−29273(JP,Y1) 実公 昭36−6636(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05F 3/04 H01R 4/66 H02G 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保護対象物に取り付けられる受雷針と、前
    記受雷針で受けた雷撃電流を地中へ導く導通部と、主極
    部および放電尖形部とからなり前記導通部を通って導か
    れた雷撃電流を地中へ瞬時にかつ円滑に放電する放電促
    進接地極と、 を導通状態で連結してなる受雷装置であって、 前記放電促進接地極の前記主極部が先端に傘状銛部を形
    成した主極管であり、この主極管が、螺合接続部で螺合
    接続された複数の同径管又は異径管からなり、この螺合
    接続部のそれぞれの外周周りに傘状連結部を有し、 この主極管内に接地抵抗低減剤が流れる流路及び前記接
    地抵抗低減剤が外部に漏れる排出口を有し、 前記放電促進接地極の前記放電尖形部が前記傘状銛部に
    切欠を設けて形成された複数の尖端部及び前記傘状連結
    部に切欠を設けて形成された複数の尖端部であり、 前記傘状銛部の底面の径が前記主極管の径よりも大き
    打設設置の際に前記主極管と地中との間に一定の隙
    間ができるようにし、 前記受雷針が導電性のある支柱と、 前記支柱の頂部に設けられ、先端を鋭角に尖らせた円錐
    状の先端部と円錐台部とからなる主針と、 前記主針の外側に碗状受け部により隔てられて前記主針
    と同心円状に形成され、高さが前記主針よりも低い先端
    の尖った副針と、 を備え、前記副針の尖端先を前記主針の尖端先の方向に
    向けた事、 を特徴とする受雷装置。
JP17691897A 1997-01-16 1997-07-02 受雷針および受雷装置 Expired - Lifetime JP3265500B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17691897A JP3265500B2 (ja) 1997-01-16 1997-07-02 受雷針および受雷装置
US08/922,480 US5998731A (en) 1997-01-16 1997-09-03 Absorbed type lightning rod and absorbed type lightning discharging apparatus
KR1019970052107A KR100411937B1 (ko) 1997-01-16 1997-10-10 수뢰침및수뢰장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-39663 1997-01-16
JP3966397 1997-01-16
JP17691897A JP3265500B2 (ja) 1997-01-16 1997-07-02 受雷針および受雷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10261495A JPH10261495A (ja) 1998-09-29
JP3265500B2 true JP3265500B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=26379047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17691897A Expired - Lifetime JP3265500B2 (ja) 1997-01-16 1997-07-02 受雷針および受雷装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5998731A (ja)
JP (1) JP3265500B2 (ja)
KR (1) KR100411937B1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6498291B2 (en) 1999-03-11 2002-12-24 James William Brammer Static electricity eliminator
AU2004235650B2 (en) * 2003-07-01 2008-07-10 Erico International Corporation Lightning Protection Device and Method
WO2006079868A1 (es) * 2005-01-28 2006-08-03 Humberto Arenas Barragan Punta pararrayos energizada para la prevencion de descargas atmosfericas
DE102005037794B4 (de) * 2005-08-07 2008-07-31 Wilfried Heck Erdungssystem für Gebäude
KR100653792B1 (ko) * 2006-07-28 2006-12-05 (주) 나라기술단 전기쌍극자방식 스트리머 방사형 피뢰침
GB2445023B (en) * 2006-12-20 2011-09-21 Furse W J & Co Ltd Improvements in securement devices for lightning conductors
KR100787576B1 (ko) * 2007-01-12 2007-12-21 정용기 피뢰장치
US7462776B1 (en) * 2007-06-01 2008-12-09 Lightning Eliminators & Consultants, Inc. Low impedance grounding electrode with universal connections and rapid access cap
CO6020013A1 (es) * 2007-06-04 2009-03-31 Barragan Humberto Arenas Dispositivo para atenuar descargas atmosfericas
KR100808256B1 (ko) * 2007-11-16 2008-03-03 선광엘티아이 주식회사 측뇌방지용 피뢰침
US8081415B2 (en) * 2009-04-16 2011-12-20 Paige Electric Company, L.P. Grounding assembly
US8593774B2 (en) * 2009-07-17 2013-11-26 The Invention Science Fund I Llc Polarized lightning arrestors
KR101034870B1 (ko) * 2009-12-28 2011-05-17 고동욱 서지 방전용 접지장치
JP5346832B2 (ja) * 2010-02-04 2013-11-20 株式会社日本製鋼所 風力発電用ブレードの避雷構造
US8532497B2 (en) 2010-05-11 2013-09-10 The Invention Science Fund I, Llc Optical power transmission system and method having multiple optical power forms with partial free-space transmission
US8232472B1 (en) * 2010-06-25 2012-07-31 Alltec Corporation Early streamer emission terminal
USD670591S1 (en) 2010-06-25 2012-11-13 Alltec Corporation Early streamer emission terminal
KR101144391B1 (ko) 2010-09-30 2012-05-10 한국토지주택공사 금속기와 지붕의 피뢰장치
US20140209146A1 (en) * 2011-08-26 2014-07-31 Raon Tech Co., Ltd. Solar power generating apparatus
WO2015087639A1 (ja) * 2013-12-09 2015-06-18 幸夫 杉藤 放電装置
CN103986066A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 广西南宁百兰斯科技开发有限公司 一种多插脚式避雷针
CN104158138B (zh) * 2014-08-25 2017-03-08 国网江苏省电力公司经济技术研究院 避雷带装置
US9438024B2 (en) * 2014-09-30 2016-09-06 Cooper Technologies Company Isolator protection device
US9860974B2 (en) * 2015-10-26 2018-01-02 Panasonic Avionics Corporation Systems and apparatus for controlling electrostatic discharge on electronic circuit board
CN109642539B (zh) 2016-07-29 2021-01-26 维斯塔斯风力系统有限公司 具有雷电梢端接收器的风轮机叶片
WO2018019349A1 (en) * 2016-07-29 2018-02-01 Vestas Wind Systems A/S Wind turbine blade having a lightning tip receptor
CN106898989B (zh) * 2017-03-29 2019-01-25 华北电力科学研究院有限责任公司 防冰闪断线的地线侧针及地线
JP6856248B2 (ja) * 2017-10-31 2021-04-07 株式会社落雷抑制システムズ 落雷抑制型避雷装置
US10849212B2 (en) 2018-05-15 2020-11-24 Panasonic Avionics Corporation Devices and systems for controlling electrostatic discharge on electronic devices

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US93609A (en) * 1869-08-10 Improvement in lightning-rods
US29933A (en) * 1860-09-04 Improvement in lightning-rods
US1467922A (en) * 1921-10-19 1923-09-11 Creighton Melvin Lightning rod
US1513931A (en) * 1922-09-11 1924-11-04 Ernest C Rea Lightning-rod-point support
GB2026783A (en) * 1978-07-26 1980-02-06 Simplon Interline Electrical earth-spike
FR2575871B1 (fr) * 1985-01-09 1987-03-20 Centre Nat Rech Scient Paratonnerre a decharge couronne impulsionnelle intermittente
JP2704514B2 (ja) * 1987-06-18 1998-01-26 ジヨン リチヤ−ド ガムリ− 避雷針
JPH05121192A (ja) * 1991-08-28 1993-05-18 Osaka Hiraishin Kogyo Kk リング付き避雷針
US5365398A (en) * 1992-07-24 1994-11-15 Richard Briet Lightning protection system
FR2697379B1 (fr) * 1992-10-28 1995-01-13 Helita Sa Paratonnerre à dispositif d'amorçage à décharge électrique glissante le long d'un diélectrique.

Also Published As

Publication number Publication date
KR19980070009A (ko) 1998-10-26
JPH10261495A (ja) 1998-09-29
US5998731A (en) 1999-12-07
KR100411937B1 (ko) 2004-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3265500B2 (ja) 受雷針および受雷装置
KR101557466B1 (ko) 가공 송전 철탑의 낙뢰 방지 구조
KR101496979B1 (ko) 쌍극자 피뢰장치
JP2008010241A (ja) 避雷装置
KR101470567B1 (ko) 송전 철탑의 낙뢰 방지 구조
KR200384709Y1 (ko) 피뢰도선용 지지구
KR20090019946A (ko) 송전선 구조물의 낙뢰 처리장치
KR102554737B1 (ko) 피뢰기능을 갖는 배전선 고정장치
JP5780566B1 (ja) 落雷抑制型避雷装置
JPH1140390A (ja) 絶縁型避雷針
KR100339924B1 (ko) 아크 유도형 침부 접지봉
JP4495583B2 (ja) 電力用接地電極およびその製作方法
KR20110007885U (ko) 서지방전용 접지장치
KR200384708Y1 (ko) 보조피뢰침
JP2005019390A (ja) 避雷装置
KR101102991B1 (ko) 피뢰용 탄소 접지봉
JP6865940B1 (ja) 突針型避雷装置を変換した落雷抑制型避雷装置
JPS6342821B2 (ja)
JP2001313101A (ja) 接地システム
KR200383409Y1 (ko) 앵커볼트
KR101358916B1 (ko) 전위방전판을 구비한 접지봉
JPH10189284A (ja) 傾斜型避雷針
JP6355490B2 (ja) 続流遮断装置及びアークホーン装置
CN114336290B (zh) 一种防爬电寄生避雷针设计方法
CN210052984U (zh) 一种防雷接地装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term