JPS6342821B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342821B2 JPS6342821B2 JP57039867A JP3986782A JPS6342821B2 JP S6342821 B2 JPS6342821 B2 JP S6342821B2 JP 57039867 A JP57039867 A JP 57039867A JP 3986782 A JP3986782 A JP 3986782A JP S6342821 B2 JPS6342821 B2 JP S6342821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightning
- grounding
- underground
- rod
- lightning protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、公知の連結官を有する接地棒を大地
に打設し、その接地抵抗値が不足する場合、およ
び、接地棒に防雷機能を付加したい場合に、補助
接地電極として接地棒に簡単容易に装着すると同
時に、電気設備技術基準による接地電極の埋設深
さの制限によつて生じる防雷接地効率の低減を補
う防雷補助接地電極に係る。図において、第１図
と第２図は、本発明の防雷補助接地電極の一例を
示すものであり、１は、中心に穴を有し外周に図
のごとく突出針３を有する金属円板にして、金属
円板１の中心の穴に、接続官２を挿着したもので
ある。第３図は、公知の連結官を有する接地棒を
示すものであり、４は、接地棒にして、５は、接
地棒４の端に設けた連結官である、６は、接続金
属棒を示す。さて、上記の連結官５を有する接地
棒４に、本発明の防雷補助接地電極を、施工時に
容易に装着するためには、第３図に示す、接地棒
４に設けた連結官５の官穴５′と、防雷補助接地
電極の接続官２の官穴２′の直径を等しくするこ
とにより解決できるものである。第４図は、連結
官５を有する接地棒４に、防雷補助接地電極を装
着埋設した実施図であり、その施工時における装
着埋設の方法について説明すると、７は大地にし
て、大地７を、防雷補助接地電極が埋設できる大
きさに発掘し、接地棒４を打設する。そして防雷
補助接地電極の接続官２と、接地棒４に設けた連
結官５の官穴２′，５′に、接続金属棒６を打ち込
んで図のごとく装着して一体化し、発掘跡の埋戻
しを実施すると、防雷補助接地電極が付加された
関係で大地との接触面積が増加するので、接地棒
４の接地抵抗値の不足を補助できると同時に、防
雷補助接地電極は、不平等電界の集束する金属円
板１の外周に突出針３を設けてあるので、突出針
３による、雷電気の放電を実施して、雷の波頭峻
度を緩和する防雷作用を併有する。さて、接地電
極に突出針を用いる理由を簡単に説明すると、雷
の進行速度がマイクロ秒単位の非常に早い関係
で、通常の接地電極では速応が困難で、雷に対す
る接地機能の発揮が十分でないので、突出針を接
地電極に設け、雷の最初の電流が、突出針の針先
方向に合致して流出する時に生ずる放電速応作用
を活用して、雷に対する接地機能の保持を計るも
のである。従つて突出針は地中において、雷の最
初の電流が進行する経路に埋設することにより、
突出針としての防雷接地機能を発揮できるもので
ある。そこで、雷電流は最初に地中の、どの辺り
を、どんなに、流れるかという問題に取り組んで
研究観測の結果、雷電流は最初に地下30cm―50cm
程の所を幹枝梢状に進展しながら流れて拡散する
ことが判明したものである。従つて、突出針付き
の接地電極は埋設後、その突出針が地下30cm―50
cm程の所に施設されることにより、雷の最初の電
流との合致率が高まり防雷接地効率を高めること
ができる。さて、本発明の防雷補助接地電極の突
出針３も埋設後において、雷の地中進行経路（地
下30cm―50cm程）に施設されることが望ましいの
であるが、配電線等の接地工事において、漏洩電
流の浮き上がりを防止する安全上、電気設備技術
基準により接地電極は地下75cm以上の深さに埋設
することが義務づけられている。従つて、本発明
の防雷補助接地電極を地下75cmの深さに埋設する
と、突出針３が雷の地中進行経路（地下30cm―50
cm程）から少し離れる関係で、雷の最初の電流が
突出針３の針先方向に合致して流出する期待度は
低下する（雷の最初の電流が地下80cm辺りを進行
した時だけの期待度となる）ので、突出針３によ
り防雷接地効率が低下するので、これを補助する
手段として、雷の地中進行経路（地下30cm―50cm
程）に最も近い接地電極箇所の接地抵抗を重点的
に低減して（本極である接地棒４の接地抵抗より
も低くする）雷の地中進行経路への雷電流の流出
を容易にすると同時に、雷は超高周波であるの
で、雷の地中進行経路（地下30cm―50cm程）と金
属円板１との間に形成されるコンデンサーの作用
を活用して雷の超高周波エネルギー分を雷の地中
進行経路（地下30cm―50cm程）へ放散するもので
ある。従つて接地棒４の埋設後において雷の地中
進行経路（地下30cm―50cm程）に最も近くなる接
地棒４の連結官５に大地接触面積の大きい金属円
板１を装着することにより、雷の地中進行経路
（地下30cm―50cm程）に最も近い所での接地抵抗
の重点的な低減を可能とし、雷の地中進行経路
（地下30cm―50cm程）への雷電流の流出を容易に
する効果を有する、又、金属円板１は板状で面積
が広い関係で、雷の地中進行経路（地下30cm―50
cm程）との間にコンデンサーの作用が生じ、雷の
超高周波エネルギー分を放散する効果を有するも
のである。従つて、本発明の防雷補助接地電極
は、電気設備技術基準の埋設深さに関係して生じ
る突出針３の防雷接地効果の減退を前記した二つ
の効果で補助し、防雷接地効果を更に向上さした
ものである。以上は防雷補助接地電極の一例につ
いて説明したが、外周に突出針３を有し中心に接
続官２を設けた金属板であれば、円板に限定され
ることなく、正方形板等を用いることにより、前
記と同じ効果を有する防雷補助接地電極を得るこ
とができる。要するに、本発明の防雷補助接地電
極は、接地棒に装着して使用するにあたり、電気
設備技術基準による埋設深さに関係して生じる突
出針３の防雷接地効率の減退を補助し、更に防雷
接地効果の向上を計つた便利な防雷補助接地電極
である。
に打設し、その接地抵抗値が不足する場合、およ
び、接地棒に防雷機能を付加したい場合に、補助
接地電極として接地棒に簡単容易に装着すると同
時に、電気設備技術基準による接地電極の埋設深
さの制限によつて生じる防雷接地効率の低減を補
う防雷補助接地電極に係る。図において、第１図
と第２図は、本発明の防雷補助接地電極の一例を
示すものであり、１は、中心に穴を有し外周に図
のごとく突出針３を有する金属円板にして、金属
円板１の中心の穴に、接続官２を挿着したもので
ある。第３図は、公知の連結官を有する接地棒を
示すものであり、４は、接地棒にして、５は、接
地棒４の端に設けた連結官である、６は、接続金
属棒を示す。さて、上記の連結官５を有する接地
棒４に、本発明の防雷補助接地電極を、施工時に
容易に装着するためには、第３図に示す、接地棒
４に設けた連結官５の官穴５′と、防雷補助接地
電極の接続官２の官穴２′の直径を等しくするこ
とにより解決できるものである。第４図は、連結
官５を有する接地棒４に、防雷補助接地電極を装
着埋設した実施図であり、その施工時における装
着埋設の方法について説明すると、７は大地にし
て、大地７を、防雷補助接地電極が埋設できる大
きさに発掘し、接地棒４を打設する。そして防雷
補助接地電極の接続官２と、接地棒４に設けた連
結官５の官穴２′，５′に、接続金属棒６を打ち込
んで図のごとく装着して一体化し、発掘跡の埋戻
しを実施すると、防雷補助接地電極が付加された
関係で大地との接触面積が増加するので、接地棒
４の接地抵抗値の不足を補助できると同時に、防
雷補助接地電極は、不平等電界の集束する金属円
板１の外周に突出針３を設けてあるので、突出針
３による、雷電気の放電を実施して、雷の波頭峻
度を緩和する防雷作用を併有する。さて、接地電
極に突出針を用いる理由を簡単に説明すると、雷
の進行速度がマイクロ秒単位の非常に早い関係
で、通常の接地電極では速応が困難で、雷に対す
る接地機能の発揮が十分でないので、突出針を接
地電極に設け、雷の最初の電流が、突出針の針先
方向に合致して流出する時に生ずる放電速応作用
を活用して、雷に対する接地機能の保持を計るも
のである。従つて突出針は地中において、雷の最
初の電流が進行する経路に埋設することにより、
突出針としての防雷接地機能を発揮できるもので
ある。そこで、雷電流は最初に地中の、どの辺り
を、どんなに、流れるかという問題に取り組んで
研究観測の結果、雷電流は最初に地下30cm―50cm
程の所を幹枝梢状に進展しながら流れて拡散する
ことが判明したものである。従つて、突出針付き
の接地電極は埋設後、その突出針が地下30cm―50
cm程の所に施設されることにより、雷の最初の電
流との合致率が高まり防雷接地効率を高めること
ができる。さて、本発明の防雷補助接地電極の突
出針３も埋設後において、雷の地中進行経路（地
下30cm―50cm程）に施設されることが望ましいの
であるが、配電線等の接地工事において、漏洩電
流の浮き上がりを防止する安全上、電気設備技術
基準により接地電極は地下75cm以上の深さに埋設
することが義務づけられている。従つて、本発明
の防雷補助接地電極を地下75cmの深さに埋設する
と、突出針３が雷の地中進行経路（地下30cm―50
cm程）から少し離れる関係で、雷の最初の電流が
突出針３の針先方向に合致して流出する期待度は
低下する（雷の最初の電流が地下80cm辺りを進行
した時だけの期待度となる）ので、突出針３によ
り防雷接地効率が低下するので、これを補助する
手段として、雷の地中進行経路（地下30cm―50cm
程）に最も近い接地電極箇所の接地抵抗を重点的
に低減して（本極である接地棒４の接地抵抗より
も低くする）雷の地中進行経路への雷電流の流出
を容易にすると同時に、雷は超高周波であるの
で、雷の地中進行経路（地下30cm―50cm程）と金
属円板１との間に形成されるコンデンサーの作用
を活用して雷の超高周波エネルギー分を雷の地中
進行経路（地下30cm―50cm程）へ放散するもので
ある。従つて接地棒４の埋設後において雷の地中
進行経路（地下30cm―50cm程）に最も近くなる接
地棒４の連結官５に大地接触面積の大きい金属円
板１を装着することにより、雷の地中進行経路
（地下30cm―50cm程）に最も近い所での接地抵抗
の重点的な低減を可能とし、雷の地中進行経路
（地下30cm―50cm程）への雷電流の流出を容易に
する効果を有する、又、金属円板１は板状で面積
が広い関係で、雷の地中進行経路（地下30cm―50
cm程）との間にコンデンサーの作用が生じ、雷の
超高周波エネルギー分を放散する効果を有するも
のである。従つて、本発明の防雷補助接地電極
は、電気設備技術基準の埋設深さに関係して生じ
る突出針３の防雷接地効果の減退を前記した二つ
の効果で補助し、防雷接地効果を更に向上さした
ものである。以上は防雷補助接地電極の一例につ
いて説明したが、外周に突出針３を有し中心に接
続官２を設けた金属板であれば、円板に限定され
ることなく、正方形板等を用いることにより、前
記と同じ効果を有する防雷補助接地電極を得るこ
とができる。要するに、本発明の防雷補助接地電
極は、接地棒に装着して使用するにあたり、電気
設備技術基準による埋設深さに関係して生じる突
出針３の防雷接地効率の減退を補助し、更に防雷
接地効果の向上を計つた便利な防雷補助接地電極
である。
第１図は、本発明の一例を示す防雷補助接地電
極の平面図であり、第２図は、第１図に示すＡ―
Ｂ線に沿つて、縦断せる断面図である。第３図は
公知の連結官を有する接地棒の見取り図を示すも
のにして、第４図は、第３図に示す連結官を有す
る接地棒に、第１図に示す防雷補助接地電極を、
装着埋設した見取り図を示すものである。 １…金属円盤、２…接続官、２′…接続官２の
官穴、３…突出針、４…接地棒、５…接地棒に設
けた連結官、５′…連結官５の官穴、６…接続金
属棒、７…大地。
極の平面図であり、第２図は、第１図に示すＡ―
Ｂ線に沿つて、縦断せる断面図である。第３図は
公知の連結官を有する接地棒の見取り図を示すも
のにして、第４図は、第３図に示す連結官を有す
る接地棒に、第１図に示す防雷補助接地電極を、
装着埋設した見取り図を示すものである。 １…金属円盤、２…接続官、２′…接続官２の
官穴、３…突出針、４…接地棒、５…接地棒に設
けた連結官、５′…連結官５の官穴、６…接続金
属棒、７…大地。
Claims (1)
- １ 本文に詳記した考え方のもとに、図面に示す
ごとく、連結官５と接続官２に、接続金属棒６を
打ち込んで、接地棒４と装着一体化することを特
徴とする、外周に突出針３を有する金属円板１の
中心に、接続官２を設けた防雷補助接地電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3986782A JPS58157070A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 防雷補助接地電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3986782A JPS58157070A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 防雷補助接地電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157070A JPS58157070A (ja) | 1983-09-19 |
| JPS6342821B2 true JPS6342821B2 (ja) | 1988-08-25 |
Family
ID=12564917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3986782A Granted JPS58157070A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 防雷補助接地電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157070A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5210851B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2013-06-12 | 中国電力株式会社 | 接地極および接地極の施工方法 |
| JP4947561B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2012-06-06 | 株式会社ｏｆｆｉｃｅ・ＨＡＭＭＥＲ | 圧力制御弁および圧力制御弁を備えたタイヤ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5566874A (en) * | 1978-10-05 | 1980-05-20 | Kato Giichirou | Deep grounding electrode rod |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5229273Y2 (ja) * | 1972-11-02 | 1977-07-04 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3986782A patent/JPS58157070A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5566874A (en) * | 1978-10-05 | 1980-05-20 | Kato Giichirou | Deep grounding electrode rod |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157070A (ja) | 1983-09-19 |
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