JP3265192B2 - 復号化装置及び復号化システム - Google Patents
復号化装置及び復号化システムInfo
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Description
化情報を復号化する復号化装置及び復号化システムに関
するものである。
Digital Network:サービス総合ディジタル網)の普及
により新しい通信サービスシステムとして画像通信サー
ビスが実現されている。テレビ電話やテレビ会議システ
ム等がその例である。また、PHS(Personal Handyph
one System)やFPLMTS(Future Public Land Mob
ile Telecommunications Systems)に代表される無線伝
送網の発展に伴い、更なるサービスの高度化,多様化,
可搬化への要求が急速に高まっている。一般に、テレビ
電話やテレビ会議システムのように、画像情報を伝送す
る場合においては、画像の情報量が膨大なのに対して、
伝送に用いる回線の回線速度やコストの点から、伝送す
る画像の情報量を圧縮符号化し、情報量を少なくして伝
送することが必要となってくる。
静止画像符号化方式としてJPEG(Joint Photograph
ic Coding Experts Group),動画像符号化方式として
H.261,蓄積用動画像符号化方式としてMPEG(M
oving Picture Coding ExpertGroup)1,MPEG2が
すでに国際標準化されている。更に、64kbps以下の超
低ビットレートでの符号化方式としてMPEG4の標準
化活動が進められている。このMPEG4では、符号化
方式に拡張性を持たせること,装置に依存しない汎用性
を持たせることを目的とし、符号化情報を随時ダウンロ
ードする方式を採用している。また、MPEG4は、符
号化器の各ツール(変換器,量子化器,逆変換器,逆量
子化器等)を多数用意して、それらの適当な組合せによ
って符号化を行う方式でもある。
す図で、同図(a)はH.261で符号化したデータ列
であり、同図(b)はMPEG4のような符号化方式が
柔軟に変化する場合のデータ列である。図16(b)の
場合、符号化装置の各ツールの組合せが任意に選択可能
であるため、どのツールを使用して符号化を行ったかと
いうツールに関する情報を符号化出力情報と合わせて送
信する必要がある。図16で、動き補償ツールTa,逆
変換ツールTb,動き補償ツールTc,逆変換ツールT
d,量子化ツールTeがツール情報で、それに続く動き
ベクトル情報Ia,変換係数Ib,動きベクトル情報I
c,変換係数Id,量子化ステップIeが処理されたデ
ータである。
復号化装置の一例を示すブロック図である。図17に示
す符号化復号化装置は、装置全体を制御する制御部42
と、H.261に従って符号化する符号化器43と、H.
261で符号化された情報を復号化する復号化器44
と、ツール情報を記憶するメモリからなるツール蓄積部
45とを備える構成である。
含めて、各種の符号化方式による符号化器に要する符号
化アルゴリズムを実現するための構成を考えると、専用
のハードウェアやソフトウェアを実装することにより実
現する方法と、汎用演算器で適当なソフトウェアを実行
することにより実現する方法とが考えられる。図18
は、H.261の符号化器の従来例を示すブロック図で
ある。この符号化器は、符号化制御を行う符号化制御部
46と、DCT変換を行う変換部47と、変換部で変換
された係数の量子化を行う量子化部48と、量子化され
た係数の逆量子化を行う逆量子化部49,逆DCT変換
を行う逆変換部50,動き補償フレーム間予測の際に用
いる動き補償用可変遅延機能を持つメモリ51,マクロ
ブロックごとにon/offできるループ内フィルタ52か
ら構成される。ここで用いるアルゴリズムを専用のハー
ドウェア及びソフトウェアで実現する場合、各ツールで
ある符号化制御部,変換部,量子化部,逆量子化部,逆
変換部,動き補償用遅延機能を持つメモリ,ループフィ
ルタは、それぞれ専用のハードウェアおよびソフトウェ
アを有することになる。
を示すブロック図である。H.261の復号化器は、図
18の符号化器に含まれている復号化器の機能を有する
部分をなしている。この復号化器は、逆量子化部54,
逆変換部55,動き補償用可変遅延機能を持つメモリ5
6,ループ内フィルタ57で構成される。符号化された
データは、逆量子化部54で逆量子化され、逆変換部5
5で逆DCT変換されて復号される。メモリ56及びル
ープ内フィルタ57は動き補償予測符号化データを復号
する場合に使用する。
EG2等は、所定のアルゴリズムで符号化を行う方式で
あるから、このような方式に対応するために数種類のア
ルゴリズムで処理しようとすると、アルゴリズムを実現
するハードウェア及びソフトウェアがそれぞれ必要とな
る。一つの端末で、例えば、H.261で動画像をJP
EGで静止画像を符号化する場合、図20のような構成
になる。すなわち、この符号化器は、H.261符号化
器59とJPEG符号化器60とで構成される。同様
に、専用のハードウェアおよびソフトウェアで図16
(b)の柔軟な符号化方式によるアルゴリズムを実現さ
せると、H.261での変換部,量子化部,逆量子化
部,逆変換部の各ツールが数種類あることになる。従っ
て、図18に示す変換部47,量子化部48,逆量子化
部49,逆変換部50からなる符号化部53が図21に
示す各ツールによる構成となる。復号化器の構成は、図
19に示す逆量子化部54と逆変換部55からなる復号
部58が図21における各部のツール構成61と同様に
なる。
償ツールTa,逆変換ツールTb,動き補償ツールT
c,逆変換ツールTd,量子化ツールTe等のツール情
報は制御部62へ、その後に続くデータである動きベク
トル情報Ia,変換係数Ib,動きベクトル情報Ic,
変換係数Idは、それぞれの各ツール61へ送信され
る。制御部62では、それぞれのツール情報からどのツ
ールを使用するかの選択制御を行い、各データは制御部
で選択されたツールで処理され、復号されることにな
る。
のハードウェア及びソフトウェアを用意しなければなら
ず、復号化装置の規模が大きくなってしまう。また、復
号化装置が用意していないツールで処理されたデータを
受信した場合、復号できなくなってしまう。これを解決
するためには、受信したパーツをコンパイルして処理プ
ログラムを生成するか、あるいは、あらかじめ仮想的な
演算器で処理できるように記述されたパーツを翻訳する
ことにより、汎用演算処理部で復号化する場合が考えら
れる。
部とコンパイラで復号する場合、図22に示す復号化装
置を用いる。図16(b)に示す動き補償ツールTa,
逆変換ツールTb,動き補償ツールTc,変換ツールT
d,量子化ツールTe等のツール情報はコンパイラ64
に送信され、その後に続く各データである動きベクトル
情報Ia,変換係数Ib,動きベクトル情報Ic,変換
係数Id,量子化ステップIeは汎用演算処理部63へ
送信される。コンパイラでは、汎用演算処理部63のた
めの処理プログラムを生成し、次に送信されてくるデー
タを汎用演算処理部63にて処理を行い、復号化される
ことになる。更に、一度生成された処理プログラムは保
存され、次の復号化のときに再利用される。
算処理部と翻訳器(インタープリタ)で復号する場合、
図23に示す復号化装置を用いる。図16(b)に示す
動き補償ツールTa,逆変換ツールTb,動き補償ツー
ルTc,変換ツールTd,量子化ツールTe等のツール
情報は翻訳器66に送信され、その後に続く各データで
ある動きベクトル情報Ia,変換係数Ib,動きベクト
ル情報Ic,変換係数Id,量子化ステップIeは汎用
演算処理部65へ送信される。翻訳器66では、汎用演
算処理部65のための処理プログラムを翻訳し、次に送
信されてくるデータを汎用演算処理部65にて処理を行
い、復号化されることになる。更に、一度翻訳された処
理プログラムは保存され、次の復号化のときに再利用さ
れる。
化方式が存在し、今後も新たな符号化方式が提案される
と予想される。符号化方式には、それぞれに特徴があ
り、符号化するべき画像列に応じた適応する符号化方式
は異なる。伝送容量が少ない場合、圧縮効率の高い符号
化方式を随時選択していく方法を用いた方が伝送効率が
高く、より高品位の画像を復号化器は受けとることがで
きる。そのための適切な符号化方式を取得するために
は、復号化装置が符号化方式を記述したツールを随時取
得する必要がある。しかし、符号化方式を変更する度に
ツールの全てを伝送するのは、伝送路に負担がかかり、
本来の画像データの伝送に割く容量が減少するので、符
号化方式を記述したツールを随時取得する方法にも限界
があった。
受信したツールにより復号化し、復号化装置が以前に受
信したツールとツール識別情報を保持しておくという方
法をとるようにした場合に、ツールと符号化情報の送信
方法を工夫して、短時間で効率よく復号化でき、かつ、
通信路の有効利用を可能とし、また、各々の復号化器が
保持するツールだけでなく、個々の復号化器の利用でき
るツールを増やすことを可能とする符号化復号化装置を
提供することをその解決すべき課題とする。
符号化情報と、該符号化情報の復号化を行うアルゴリズ
ムを構成するツールを示すツール識別情報とを受信する
受信手段と、予めツールを蓄積するツール蓄積手段と、
前記受信したツール識別情報に対応するツールを、前記
ツール蓄積手段に蓄積されたツールの中から選択するツ
ール選択手段と、前記選択されたツールから復号化アル
ゴリズムを構築し、該復号化アルゴリズムを用いて、前
記受信した符号化情報を復号化する復号化手段とを備え
た復号化装置において、前記受信したツール識別情報に
対応するツールが、前記ツール蓄積手段に蓄積されてい
ない場合に、当該復号化装置と通信路で結ばれたツール
蓄積装置に対して、前記ツール識別情報に対応するツー
ルを要求するものである。
明に係る復号化装置と、ツール蓄積装置とを通信路で結
んでなる復号化システムにおいて、前記復号化装置にて
受信したツール識別情報に対応するツールが、前記復号
化装置に蓄積されていない場合に、前記復号化装置が前
記ツール蓄積装置に対して、前記ツール識別情報に対応
するツールを要求することを特徴とするものである。
明において、前記復号化装置が複数備えられており、前
記ツール蓄積装置が、前記複数の復号化装置によって共
有されているものである。
3の発明において、前記ツール蓄積装置が複数備えられ
ており、前記複数のツール蓄積装置は、各々が蓄積して
いるツールを示す情報を、通信路を介して相互に交換す
るようにしたものである。
て、図面を参照して説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明に係る符号化復号化装
置の第1実施形態において、管理されるツールの例をそ
のタグとともに示すものである。図1に示すように、各
ツールに固有の、かつ本符号化復号化装置の中で一意に
決定されるようにツール識別情報(以下タグと略す)を
つける。例えば、タグ“Aa01”は、それに対応するツー
ルを“整数画素精度動き補償”とするように、全てのツ
ールに対応したタグが設定されており、これによって各
ツールが判別できるようになっている。
ている。例えば、タグは、図2に示すように、大分類
(動き補償予測,DCT変換等の符号化種別)をアルフ
ァベット大文字、小分類(整数画素精度,半画素精度
等)をアルファベット小文字、バージョンを数字2文字
で表される。このような方式でツールにタグ名を決める
ことにより、本発明に係る符号化復号化装置では、同一
ツールに対し、唯一のタグ名を決めることができる。こ
のように、本方式では、ツールのタグ名を決めるための
分類表は、あらかじめ既知であることが必要な条件であ
る。復号化器の保持するツール識別情報蓄積部やサーバ
では、このタグとタグの対応するツールの格納されてい
る格納先アドレスを規定したタグテーブルを保持する必
要がある。このタグテーブルは、新規のツールが復号化
器やサーバに登録される時に、同時に更新される。
の第1実施形態を示すブロック図である。この符号化復
号化装置は、符号化器1A,符号化器1B,符号化器1
C,復号化器2P,復号化器2Q,復号化器2R,復号
化器2S,サーバ3J,サーバ3K,通信路を備える。
図4は、この実施形態における符号化器を示すブロック
図である。この符号化器は、制御部19,タグテーブル
20,ツール格納部21,演算部22,ワークメモリ2
3,ネットワークインタフェース24を備える。図5
は、この実施形態における復号化器を示すブロック図で
ある。この復号化器は、制御部25,タグバッファ2
6,タグテーブル27,ツール格納部28,演算部2
9,ワークメモリ30,ネットワークインタフェース3
1を備える。図6は、この実施形態におけるツール蓄積
及びツール識別情報蓄積器(サーバ)を示すためのブロ
ック図である。このサーバは、制御部32,タグテーブ
ル蓄積部33,ツール格納部34,タグ検出及び比較部
35,ネットワークインタフェース36を備える。
と前記図5の復号化器,前記図6のサーバが図3のよう
に接続された本発明の実施形態における動作例の通信手
順を示すフローチャートである。図7〜図10に基づい
て動作フローを説明すると、まず、符号化器において使
用するアルゴリズムとそれを構成するツールを決定(ス
テップS101)して、符号化器は、その各ツールのタグ
を設定して復号化器に送信する(ステップS102)。復
号化器は、そのタグを受信し、そのタグをタグバッファ
26に取り込む(ステップS201)。そして、タグバッ
ファ26に取り込まれたタグをタグテーブル27に照ら
し合わせ(ステップS202)、登録していない場合は、
そのタグを復号化器が属するサーバに送信し(ステップ
S203)、以下の処理を行う。
(ステップS301)、受信したタグがタグテーブル33
に登録されているかを調べ(ステップS302)、登録さ
れていなかった場合は、他のサーバにタグを送信する
(ステップS303)。この際、送信先のサーバは、一つ
とは限らない。他のサーバはタグを受信し(ステップS
401)、受信したタグがタグテーブル33に登録されて
いるかを調べ(ステップS402)、タグテーブル33に
タグが存在しなければ、タグがない旨を先の復号化器が
属するサーバに通知する(ステップS404)。また、サ
ーバのタグテーブルにタグが存在すれば、タグが存在す
ることをこの復号化器が属するサーバに通知し(ステッ
プS403)、ツールを送信する(ステップS405)。この
復号化器の属するサーバでは、他のサーバでタグが登録
されていたかどうかの応答を受け(ステップS304)、
他のサーバでタグが登録されていたかを調べ(ステップ
S305)、他サーバでタグが登録されていたならツール
を受信し(ステップS306)、そのツールをツール格納
部に格納し、その格納アドレスとタグをタグテーブルに
登録する(ステップS307)。
グが登録されているかいないかを復号化器に通知するた
め、タグが登録されている場合は、その旨を復号化器に
送信し(ステップS308)、ツールを送信する(ステッ
プS310)。この時点でタグが登録されていなければ、
タグが登録されていなかった旨を復号化器に通知し(ス
テップS309)、復号化器からツールが送信されてくる
のを待ち、受信する(ステップS311)。受信したツー
ルを格納し(ステップS312)、この復号化器に属する
サーバの処理は終了する。この復号化器は、受信したタ
グが、サーバに存在するかどうかの返答を受け(ステッ
プS204)、サーバに存在したかどうかを調べ(ステッ
プS205)、存在した場合にタグに対応したツールが存
在した旨を符号化器に送信し(ステップS207)、ツー
ルを受信する(ステップS208)。サーバにタグが存在
しなければ、存在しなかった旨を符号化器に通知し(ス
テップS206)、ツールを符号化器から受信し(ステッ
プS209)、復号化器の属するサーバにツールとタグを
送信する(ステップS210)。次に、ツールを格納し、
タグを登録する(ステップS211)。符号化器は、復号
化器にツールに対応するタグが存在するかどうかの返答
を受け(ステップS103)、ツールが存在したかどうか
を調べ(ステップS104)、ツールが復号化器に存在し
なければツールを送信する(ステップS105)。
とするツールが復号化器内に格納されているので、ツー
ルを演算部に転送し(ステップS212)、符号化データ
送信要求を送信し(ステップS213)、符号化データを
受信し(ステップS214)、復号化する(ステップS21
5)。符号化器は、符号化データ送信要求を受信し(ス
テップS106)、符号化データを送信し(ステップS10
7)、符号化データの送信が終了したかを調べ(ステッ
プS108)、終了していなければ符号化データを送信
し、終了すれば符号化データ送信終了信号を復号化器に
送信する(ステップS109)。復号化器は、符号化デー
タ送信終了信号を受信したかどうかを調べ(ステップS
216)、受信していなければ、さらに符号化データを受
信する処理に移る。そして、復号化器が符号化データ終
了信号を受信した時点で通信が終了する。このような動
作が行われることによって、ツールに固有のタグを用い
て復号化器やその属するサーバ、あるいはその他のサー
バに同じツールがあるかを判別し、存在しない場合のみ
符号化器からツールを転送することにより、送受信にか
かる時間を短縮できる。
信され、タグが復号化器にもサーバにも存在しなけれ
ば、符号化器からツールを送信してもらい、ツールをサ
ーバに格納する手段が第1実施形態であった。第2実施
形態では、タグが先に送り先の復号化器の属するサーバ
に転送され、サーバ内にツールが存在するかどうかを調
べて、ない場合にはサーバが符号化器にツールの転送の
依頼を行う形態をとる。図11は、本発明に関わる符号
化復号化装置の第2実施例を示すブロック図である。こ
の符号化復号化装置は、符号化器1D,1E及び1F,
復号化器2T,2U,2V及び2W,サーバ3L及び3
M,通信路を備える。また、タグの構成,符号化器,復
号化器及びサーバは、第1の実施形態におけるものと同
様で、それぞれ、図4,図5及び図6に示されるとおり
である。
前記図5の復号化器,前記図6のサーバが、図11のよ
うに接続された本発明の実施形態における動作例の通信
手順を示すフローチャートである。図12ないし図15
に基づいて動作フローを説明すると、まず、符号化器に
おいて使用するアルゴリズムとそれを構成するツールを
決定(ステップS151)して、符号化器は、その各ツー
ルのタグを設定して復号化器の属するサーバに送信する
(ステップS152)。次に、復号化器の属するサーバ
は、符号化器からタグを受けとり(ステップS351)、
受信したタグが該サーバに存在するかどうかを調べ(ス
テップS352)、存在しなければ他のサーバにタグを送
信する(ステップS354)。タグが存在すれば、次に送
信先の復号化器のツール格納部に該タグが存在するかを
サーバが管理しているテーブルを参照して調べ(ステッ
プS353)、存在するなら符号化器にタグが存在する旨
を返答し(ステップS355)、復号化器にタグが存在す
ることを通知する(ステップS361)。復号化器にタグ
が存在しなかった際、他のサーバはタグの問い合わせ依
頼を受信し(ステップS451)、タグがそのサーバに登
録されているかを調べ(ステップS452)、タグが存在
しなければその旨を問い合わせ側のサーバに返答し(ス
テップS454)、タグが存在すればタグが存在する旨を
問い合わせ側のサーバに返答し(ステップS453)、ツ
ールを送信する(ステップS455)。
かった際に、他のサーバに問い合わせを行った場合、復
号化器の属するサーバは他のサーバからの返答を待ち
(ステップS356)、他のサーバにタグが存在したかど
うかを調べ(ステップS357)、存在したならツールを
受信する(ステップS359)。存在しなければ符号化器
にツールの送信を依頼し(ステップS358)、ツールを
受信し(ステップS360)、受信したツールとタグを登
録する(ステップS362)。また、符号化器は送信先の
復号化器の属するサーバにツールが存在するかどうかの
返答を待ち(ステップS153)、ツールが存在したかど
うかを調べ(ステップS154)、しなかった場合にはツ
ールを復号化器の属するサーバに送信する(ステップS
155)。この時点までに復号化器の属するサーバにツー
ルが存在することが確定するので、復号化器はその属す
るサーバからの返答を待ち(ステップS251)、復号化
器自身のツール格納装置にツールが存在するかどうかを
調べ(ステップS252)、存在しなければツールをその
属するサーバから受信し(ステップS253)、ツールと
タグを格納装置に格納,登録する(ステップS254)。
するツールが復号化器内に格納されているので、ツール
を演算部に転送し(ステップS255)、符号化データ送
信要求を送信し(ステップS256)、符号化データを受
信し(ステップS257)、復号化する(ステップS25
8)。符号化器は、符号化データ送信要求を受信し(ス
テップS156)、符号化データを送信し(ステップS15
7)、符号化データの送信が終了したかを調べ(ステッ
プS158)、終了していなければ符号化データを送信
し、終了すれば符号化データ送信終了信号を復号化器に
送信する(ステップS159)。復号化器は、符号化デー
タ送信終了信号を受信したかどうかを調べ(ステップS
259)、受信していなければさらに符号化データを受信
する処理に移る。復号化器が符号化データ終了信号を受
信した時点で通信が終了する。このように、ツールに固
有のタグを用いて復号化器やその属するサーバ、あるい
はその他のサーバに同じツールがあるかを判別し、存在
しない場合のみ符号化器からツールを転送することによ
り、送受信にかかる時間を短縮できる。
ていないツールを、通信路を介して結ばれた外部のツー
ル蓄積装置より転送してもらうことにより、符号化装置
からの転送を必要とするツールの量を減らすことがで
き、送受信にかかる時間の短縮と、伝送路の効率的な利
用を可能にする効果が得られる。
るツールの管理方式の例を示す図である。
図である。
態を示すブロック図である。
施形態を示すブロック図である。
施形態を示すブロック図である。
積装置(サーバ)を示すブロック図である。
施形態の動作における通信手順を示すフローチャート
(その1)である。
施形態の動作における通信手順を示すフローチャート
(その2)である。
施形態の動作における通信手順を示すフローチャート
(その3)である。
実施形態の動作における通信手順を示すフローチャート
(その4)である。
形態を示すブロック図である。
本発明の第2実施形態の動作における通信手順を示すフ
ローチャート(その1)である。
本発明の第2実施形態の動作における通信手順を示すフ
ローチャート(その2)である。
本発明の第2実施形態の動作における通信手順を示すフ
ローチャート(その3)である。
本発明の第2実施形態の動作における通信手順を示すフ
ローチャート(その4)である。
H.261で符号化したデータ列、(b)はMPEG4
のような符号化方式が柔軟に変化する符号化出力情報の
データ列、(c)はツール識別情報を付加したデータ列
を示す図である。
一例を示すブロック図である。
ク図である。
ク図である。
符号化する場合の符号化装置の従来例を示すブロック図
である。
の従来例を示すブロック図である。
の復号化装置の従来例を示す図である。
で復号する場合の復号化装置の従来例を示す図である。
化器、3J〜3M…サーバ、19,25,32,42,
62…制御部、45…ツール蓄積部、46…符号化制御
部、47…変換部、48…量子化部、49,54…逆量
子化部、50,55…逆変換部、51,56…メモリ、
52,57…ループ内フィルタ、59…H.261符号
化器、60…JPEG符号化器、53…符号化部、58
…復号部、63,65…汎用演算処理部、66…翻訳
器、20,27…タグテーブル、21…格納部、22,
29…演算部、23,30…ワークメモリ、24,3
1,36…ネットワークインタフェース、26…タグバ
ッファ、28,34…ツール格納部、33…タグテーブ
ル蓄積部、35…タグ検出及び比較部、Ia,Ic…動
きベクトル情報、Ib,Id…変換係数、Ie…量子化
ステップ、Ta,Tc…動き補償ツール、Tb,Td…
逆変換ツール、Te…量子化ツール、Ga,Gc…動き
補償ツールタグ、Gb,Gd…逆変換ツールタグ、Ge
…量子化ツールタグ。
Claims (4)
- 【請求項1】 符号化情報と、該符号化情報の復号化を
行うアルゴリズムを構成するツールを示すツール識別情
報とを受信する受信手段と、 予めツールを蓄積するツール蓄積手段と、 前記受信したツール識別情報に対応するツールを、前記
ツール蓄積手段に蓄積されたツールの中から選択するツ
ール選択手段と、 前記選択されたツールから復号化アルゴリズムを構築
し、該復号化アルゴリズムを用いて、前記受信した符号
化情報を復号化する復号化手段とを備えた復号化装置に
おいて、 前記受信したツール識別情報に対応するツールが、前記
ツール蓄積手段に蓄積されていない場合に、当該復号化
装置と通信路で結ばれたツール蓄積装置に対して、前記
ツール識別情報に対応するツールを要求することを特徴
とする復号化装置 。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の復号化装置と、ツ
ール蓄積装置とを通信路で結んでなる復号化システムに
おいて、 前記復号化装置にて受信したツール識別情報に対応する
ツールが、前記復号化装置に蓄積されていない場合に、
前記復号化装置が前記ツール蓄積装置に対して、前記ツ
ール識別情報に対応するツールを要求することを特徴と
する復号化システム 。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載の復号化システムに
おいて、 前記復号化装置が複数備えられており、 前記ツール蓄積装置は、前記複数の復号化装置によって
共有されていることを特徴とする復号化システム 。 - 【請求項4】 前記請求項2又は3に記載の復号化シス
テムにおいて、 前記ツール蓄積装置が複数備えられており、 前記複数のツール蓄積装置は、各々が蓄積しているツー
ルを示す情報を、通信路を介して相互に交換するように
したことを特徴とする復号化システム 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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