JP2002158587A - データ符号化装置 - Google Patents
データ符号化装置Info
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- JP2002158587A JP2002158587A JP2001262784A JP2001262784A JP2002158587A JP 2002158587 A JP2002158587 A JP 2002158587A JP 2001262784 A JP2001262784 A JP 2001262784A JP 2001262784 A JP2001262784 A JP 2001262784A JP 2002158587 A JP2002158587 A JP 2002158587A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信した符号化情報を同時に受信したツール
により復号する場合に、ツールに対応した情報で比較す
ることによって、最適なツールを選択することができ、
短時間で効率よく復号することを可能とする。 【解決手段】 画像データを符号化する符号化アルゴリ
ズムを構成する各ツールを複数用意して、それらの適当
な組み合わせによって画像データを符号化するデータ符
号化装置であって、ツールを格納するツール格納部33
と、前記格納されているツールから、前記画像データの
符号化に使用するツールを符号化開始時のみに決定した
後、前記決定されたツールを組み合わせて構成される符
号化アルゴリズムを用いて、前記画像データの符号化を
行う処理演算部34と、前記符号化された符号化データ
の先頭に、該符号化データを復号する復号アルゴリズム
を構成するために必要なツールを示す情報を付加して出
力するネットワークインターフェース36とを備え、前
記ツールを示す情報が、前記画像データの符号化に使用
したツールに対応して、各ツール単位に指定するもので
ある。
により復号する場合に、ツールに対応した情報で比較す
ることによって、最適なツールを選択することができ、
短時間で効率よく復号することを可能とする。 【解決手段】 画像データを符号化する符号化アルゴリ
ズムを構成する各ツールを複数用意して、それらの適当
な組み合わせによって画像データを符号化するデータ符
号化装置であって、ツールを格納するツール格納部33
と、前記格納されているツールから、前記画像データの
符号化に使用するツールを符号化開始時のみに決定した
後、前記決定されたツールを組み合わせて構成される符
号化アルゴリズムを用いて、前記画像データの符号化を
行う処理演算部34と、前記符号化された符号化データ
の先頭に、該符号化データを復号する復号アルゴリズム
を構成するために必要なツールを示す情報を付加して出
力するネットワークインターフェース36とを備え、前
記ツールを示す情報が、前記画像データの符号化に使用
したツールに対応して、各ツール単位に指定するもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号等の情報
を符号化して送信するデータ符号化装置、及び、符号化
情報を復号するデータ復号装置に関するものである。
を符号化して送信するデータ符号化装置、及び、符号化
情報を復号するデータ復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN(Integrated Services
Digital Network:サービス総合ディジタル網)の普及
により、新しい通信サービスとして画像通信サービスが
実現されている。テレビ電話やテレビ会議システム等が
その例である。また、PHSやFPLMTSに代表され
る無線伝送網の発展に伴い、更なるサービスの高度化、
多様化、可搬化への要求が急速に高まっている。
Digital Network:サービス総合ディジタル網)の普及
により、新しい通信サービスとして画像通信サービスが
実現されている。テレビ電話やテレビ会議システム等が
その例である。また、PHSやFPLMTSに代表され
る無線伝送網の発展に伴い、更なるサービスの高度化、
多様化、可搬化への要求が急速に高まっている。
【0003】一般にテレビ電話やテレビ会議システムの
ように、画像情報を伝送する場合においては、画像の情
報量が膨大なのに対して、伝送に用いる回線の回線速度
やコストの点から、伝送する画像の情報量を圧縮符号化
し、情報量を少なくして伝送することが必要となってく
る。
ように、画像情報を伝送する場合においては、画像の情
報量が膨大なのに対して、伝送に用いる回線の回線速度
やコストの点から、伝送する画像の情報量を圧縮符号化
し、情報量を少なくして伝送することが必要となってく
る。
【0004】画像情報を圧縮する符号化方式としては、
静止画像符号化方式としてJPEG(Joint Photograph
ic Coding Experts Group)、動画像符号化方式として
H.261、蓄積用動画像符号化方式としてMPEG
(Moving Picture Coding ExpertGroup)1、MPEG
2がすでに国際標準化されている。さらに、64kbp
s以下の超低ビットレートでの符号化方式としてMPE
G4の標準化活動が進められている。
静止画像符号化方式としてJPEG(Joint Photograph
ic Coding Experts Group)、動画像符号化方式として
H.261、蓄積用動画像符号化方式としてMPEG
(Moving Picture Coding ExpertGroup)1、MPEG
2がすでに国際標準化されている。さらに、64kbp
s以下の超低ビットレートでの符号化方式としてMPE
G4の標準化活動が進められている。
【0005】MPEG4では、多種多様なアプリケーシ
ョンに柔軟に対応でき、かつ各アプリケーションに対し
て最適な方式で符号化できるために、既存のJPEG、
H.261、MPEG1、MPEG2符号化方式のよう
に、アルゴリズムに従って符号化を行う方式ではなく、
符号化器の各ツール(変換器、量子化器、逆変換器、逆
量子化器等)を多数用意して、それらの適当な組み合わ
せによって符号化を行う方式であることが必要である。
ョンに柔軟に対応でき、かつ各アプリケーションに対し
て最適な方式で符号化できるために、既存のJPEG、
H.261、MPEG1、MPEG2符号化方式のよう
に、アルゴリズムに従って符号化を行う方式ではなく、
符号化器の各ツール(変換器、量子化器、逆変換器、逆
量子化器等)を多数用意して、それらの適当な組み合わ
せによって符号化を行う方式であることが必要である。
【0006】図11(a)はH.261で符号化した符
号化出力情報のデータ列であり、同図(b)はアルゴリ
ズムがフレキシブルな符号化方式で符号化した符号化出
力情報のデータ列である。図11(b)の場合、符号化
器の各ツールの組み合わせが自由選択可能であるため、
どのツールを使用して符号化を行ったかというツールに
関する情報を符号化出力情報と合わせて送信する必要が
ある。
号化出力情報のデータ列であり、同図(b)はアルゴリ
ズムがフレキシブルな符号化方式で符号化した符号化出
力情報のデータ列である。図11(b)の場合、符号化
器の各ツールの組み合わせが自由選択可能であるため、
どのツールを使用して符号化を行ったかというツールに
関する情報を符号化出力情報と合わせて送信する必要が
ある。
【0007】図11において、動き補償ツールA、逆変
換ツールB、動き補償ツールC、逆変換ツールD、量子
化ツールEがツール情報で、それに続く動きベクトル情
報101、変換係数102、動きベクトル情報103、
変換係数104、量子化ステップ105が処理されたデ
ータである。
換ツールB、動き補償ツールC、逆変換ツールD、量子
化ツールEがツール情報で、それに続く動きベクトル情
報101、変換係数102、動きベクトル情報103、
変換係数104、量子化ステップ105が処理されたデ
ータである。
【0008】図12は、H.261に従う従来の符号化
/復号装置の一例を示すブロック図である。この符号化
/復号装置は、装置全体を制御する制御部106と、H
261に従って符号化する符号化器107と、H.26
1で符号化された情報を復号する復号化器108と、ツ
ール情報を記憶するメモリからなるツール蓄積部109
とを備える構成である。
/復号装置の一例を示すブロック図である。この符号化
/復号装置は、装置全体を制御する制御部106と、H
261に従って符号化する符号化器107と、H.26
1で符号化された情報を復号する復号化器108と、ツ
ール情報を記憶するメモリからなるツール蓄積部109
とを備える構成である。
【0009】これらの符号化アルゴリズムを実現するた
めの構成を考えると、専用のハードウェアやソフトウェ
アを実装することにより実現する方法と、汎用演算器で
適当なソフトウェアを実行することにより実現する方法
とが考えられる。
めの構成を考えると、専用のハードウェアやソフトウェ
アを実装することにより実現する方法と、汎用演算器で
適当なソフトウェアを実行することにより実現する方法
とが考えられる。
【0010】図13は、符号化器107のブロック図で
ある。この符号化器107は、符号化制御を行う符号化
制御部111、DCT変換を行う変換部112、変換部
で変換された係数の量子化を行う量子化部113、量子
化された係数の逆量子化を行う逆量子化部114、逆D
CT変換を行う逆変換部115、動き補償フレーム間予
測の際に用いる動き補償用可変遅延機能をもつメモリ1
16、マクロブロックごとにon/offできるループ
内フィルタ117から構成される。
ある。この符号化器107は、符号化制御を行う符号化
制御部111、DCT変換を行う変換部112、変換部
で変換された係数の量子化を行う量子化部113、量子
化された係数の逆量子化を行う逆量子化部114、逆D
CT変換を行う逆変換部115、動き補償フレーム間予
測の際に用いる動き補償用可変遅延機能をもつメモリ1
16、マクロブロックごとにon/offできるループ
内フィルタ117から構成される。
【0011】このアルゴリズムを専用のハードウェアお
よびソフトウェアで実現する場合、各ツールである符号
化制御部111、変換部112、量子化部113、逆量
子化部114、逆変換部115、動き補償用遅延機能を
持つメモリ116、ループフィルタ117はそれぞれ専
用のハードウェアおよびソフトウェアを有することにな
る。
よびソフトウェアで実現する場合、各ツールである符号
化制御部111、変換部112、量子化部113、逆量
子化部114、逆変換部115、動き補償用遅延機能を
持つメモリ116、ループフィルタ117はそれぞれ専
用のハードウェアおよびソフトウェアを有することにな
る。
【0012】図14は、復号化器108のブロック図で
ある。この復号化器108は、図13の符号化部118
に含まれている一部分であり、逆量子化部114、逆変
換部115、(動き補償用可変遅延機能をもつ)メモリ
116、ループ内フィルタ117で構成される。
ある。この復号化器108は、図13の符号化部118
に含まれている一部分であり、逆量子化部114、逆変
換部115、(動き補償用可変遅延機能をもつ)メモリ
116、ループ内フィルタ117で構成される。
【0013】符号化されたデータは、逆量子化部114
で逆量子化され、逆変換部115で逆DCT変換されて
復号される。メモリ116およびループ内フィルタ11
7は動き補償予測符号化データを復号する場合に使用す
る。
で逆量子化され、逆変換部115で逆DCT変換されて
復号される。メモリ116およびループ内フィルタ11
7は動き補償予測符号化データを復号する場合に使用す
る。
【0014】JPEG、H.261、MPEG1、MP
EG2等の一定のアルゴリズムで符号化を行う方式で数
種類のアルゴリズムを処理させようとすると、それぞれ
のアルゴリズムを実現するハードウェアおよびソフトウ
ェアが必要となる。
EG2等の一定のアルゴリズムで符号化を行う方式で数
種類のアルゴリズムを処理させようとすると、それぞれ
のアルゴリズムを実現するハードウェアおよびソフトウ
ェアが必要となる。
【0015】一つの端末で、例えばH.261で動画像
を、JPEGで静止画像を符号化する場合、図15のよ
うな構成になる。すなわち、この符号化器は、H.26
1符号化器120と、JPEG符号化器121とで構成
される。
を、JPEGで静止画像を符号化する場合、図15のよ
うな構成になる。すなわち、この符号化器は、H.26
1符号化器120と、JPEG符号化器121とで構成
される。
【0016】同様に、専用のハードウェアおよびソフト
ウェアで、図11(b)のフレキシブルな符号化アルゴ
リズムを実現させると、H.261での変換部、量子化
部、逆量子化部、逆変換部の各ツールが数種類あること
になる。
ウェアで、図11(b)のフレキシブルな符号化アルゴ
リズムを実現させると、H.261での変換部、量子化
部、逆量子化部、逆変換部の各ツールが数種類あること
になる。
【0017】従って、図13に示す変換部112、量子
化部113、逆量子化部114、逆変換部115からな
る符号化部118が、図16に示す各ツールによる構成
となる。復号化器の構成は、図14に示す逆量子化部1
14と逆変換部115からなる復号部119が、図16
の復号部122のツール構成になる。
化部113、逆量子化部114、逆変換部115からな
る符号化部118が、図16に示す各ツールによる構成
となる。復号化器の構成は、図14に示す逆量子化部1
14と逆変換部115からなる復号部119が、図16
の復号部122のツール構成になる。
【0018】動作としては、図11(b)に示す動き補
償ツールA、逆変換ツールB、動き補償ツールC、逆変
換ツールD、量子化ツールE等のツール情報は制御部1
20へ、その後に続くデータである動きベクトル情報1
01、変換係数102、動きベクトル情報103、変換
係数104はそれぞれの各ツールへ送信される。
償ツールA、逆変換ツールB、動き補償ツールC、逆変
換ツールD、量子化ツールE等のツール情報は制御部1
20へ、その後に続くデータである動きベクトル情報1
01、変換係数102、動きベクトル情報103、変換
係数104はそれぞれの各ツールへ送信される。
【0019】制御部123では、それぞれのツール情報
からどのツールを使用するかの選択制御を行い、各デー
タは制御部123で選択されたツールで処理され、復号
されることになる。
からどのツールを使用するかの選択制御を行い、各デー
タは制御部123で選択されたツールで処理され、復号
されることになる。
【0020】しかし、この方法では、各ツールごとに専
用のハードウェアー及びソフトウェアーを用意しなけれ
ばならず、復号化器の規模が大きくなってしまう。ま
た、復号化器が用意していないツールで処理されたデー
タを受信した場合、復号できなくなってしまう。これを
解決するためには、受信したパーツをコンパイルして処
理プログラムを生成し、汎用演算処理部で復号する場合
が考えられる。
用のハードウェアー及びソフトウェアーを用意しなけれ
ばならず、復号化器の規模が大きくなってしまう。ま
た、復号化器が用意していないツールで処理されたデー
タを受信した場合、復号できなくなってしまう。これを
解決するためには、受信したパーツをコンパイルして処
理プログラムを生成し、汎用演算処理部で復号する場合
が考えられる。
【0021】図11(b)に示す情報を、汎用演算処理
部とコンパイラで復号する場合、図17に示す復号化器
を用いる。図11(b)に示す動き補償ツールA、逆変
換ツールB、動き補償ツールC、変換ツールD、量子化
ツールE等のツール情報はコンパイラ125へ送信さ
れ、その後に続く各データである動きベクトル情報10
1、変換係数102、動きベクトル情報103、変換係
数104、量子化ステップ105は汎用演算処理部12
4へ送信される。
部とコンパイラで復号する場合、図17に示す復号化器
を用いる。図11(b)に示す動き補償ツールA、逆変
換ツールB、動き補償ツールC、変換ツールD、量子化
ツールE等のツール情報はコンパイラ125へ送信さ
れ、その後に続く各データである動きベクトル情報10
1、変換係数102、動きベクトル情報103、変換係
数104、量子化ステップ105は汎用演算処理部12
4へ送信される。
【0022】コンパイラ125では、汎用演算処理部1
24のための処理プログラムを生成し、次に送信されて
くるデータに対し汎用演算処理部124にて処理を行
い、復号することになる。さらに、一度生成された処理
プログラムは保存され、次の復号のときに再利用され
る。
24のための処理プログラムを生成し、次に送信されて
くるデータに対し汎用演算処理部124にて処理を行
い、復号することになる。さらに、一度生成された処理
プログラムは保存され、次の復号のときに再利用され
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】あるアルゴリズムを処
理する復号側の処理能力が、符号化側の要求するアルゴ
リズムを構成する各ツールの処理能力の総和よりも低い
場合、符号化側から送られてきたツールを復号側で蓄積
しても、復号側の処理能力が低いために、受信したデー
タの復号を正確に行うことができず、ツール蓄積部のメ
モリも無駄に消費してしまうという問題があった。
理する復号側の処理能力が、符号化側の要求するアルゴ
リズムを構成する各ツールの処理能力の総和よりも低い
場合、符号化側から送られてきたツールを復号側で蓄積
しても、復号側の処理能力が低いために、受信したデー
タの復号を正確に行うことができず、ツール蓄積部のメ
モリも無駄に消費してしまうという問題があった。
【0024】また、従来の符号化装置及び復号装置で
は、符号化側で使用したツールと復号側で保存している
ツールとの比較を行う際に、ツール自体の比較を行わな
ければならず、その処理に非常に多くの時間がかかると
いう問題があった。
は、符号化側で使用したツールと復号側で保存している
ツールとの比較を行う際に、ツール自体の比較を行わな
ければならず、その処理に非常に多くの時間がかかると
いう問題があった。
【0025】新しいアルゴリズムを用いて符号化情報を
復号する場合、そのアルゴリズムを構成するツールがす
でに格納されているツールと同じ場合でも、再度ツール
を受信しなければならず、その送受信にかかる時間もか
なり大きいという問題があった。
復号する場合、そのアルゴリズムを構成するツールがす
でに格納されているツールと同じ場合でも、再度ツール
を受信しなければならず、その送受信にかかる時間もか
なり大きいという問題があった。
【0026】本発明の目的は、受信した符号化情報を同
時に受信したツールにより復号する場合に、ツールに対
応した情報で比較することによって、最適なツールを選
択することができ、短時間で効率よく復号することがで
きるデータ復号装置及びデータ符号化装置を提供するこ
とである。
時に受信したツールにより復号する場合に、ツールに対
応した情報で比較することによって、最適なツールを選
択することができ、短時間で効率よく復号することがで
きるデータ復号装置及びデータ符号化装置を提供するこ
とである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、画
像データを符号化する符号化アルゴリズムを構成する各
ツールを複数用意して、それらの適当な組み合わせによ
って画像データを符号化するデータ符号化装置であっ
て、ツールを格納する格納手段と、前記格納されている
ツールから、前記画像データの符号化に使用するツール
を符号化開始時のみに決定する決定手段と、前記決定さ
れたツールを組み合わせて構成される符号化アルゴリズ
ムを用いて、前記画像データの符号化を行う符号化手段
と、前記符号化された符号化データの先頭に、該符号化
データを復号する復号アルゴリズムを構成するために必
要なツールを示す情報を付加して出力する出力手段とを
備え、前記ツールを示す情報は、前記画像データの符号
化に使用したツールに対応して、各ツール単位に指定す
ることを特徴とする。
像データを符号化する符号化アルゴリズムを構成する各
ツールを複数用意して、それらの適当な組み合わせによ
って画像データを符号化するデータ符号化装置であっ
て、ツールを格納する格納手段と、前記格納されている
ツールから、前記画像データの符号化に使用するツール
を符号化開始時のみに決定する決定手段と、前記決定さ
れたツールを組み合わせて構成される符号化アルゴリズ
ムを用いて、前記画像データの符号化を行う符号化手段
と、前記符号化された符号化データの先頭に、該符号化
データを復号する復号アルゴリズムを構成するために必
要なツールを示す情報を付加して出力する出力手段とを
備え、前記ツールを示す情報は、前記画像データの符号
化に使用したツールに対応して、各ツール単位に指定す
ることを特徴とする。
【0028】本願の第2の発明は、前記出力手段が、さ
らに前記符号化データを復号する復号アルゴリズムを構
成するツールを使用した復号処理を行うのに必要とされ
る処理負荷を示す情報を出力することを特徴とする。
らに前記符号化データを復号する復号アルゴリズムを構
成するツールを使用した復号処理を行うのに必要とされ
る処理負荷を示す情報を出力することを特徴とする。
【0029】本願の第3の発明は、前記ツールを使用し
た復号処理を行うのに必要とされる処理負荷を示す情報
が、数値化されたデータであることを特徴とする。
た復号処理を行うのに必要とされる処理負荷を示す情報
が、数値化されたデータであることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0031】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係る符号化/復号装置を示すためのブロック図で
ある。この符号化/復号装置は、制御部11、符号化器
12、応答制御部13、復号器14、ツール蓄積制御部
15、ツール蓄積部16、符号化処理能力値蓄積部1
7、復号処理能力値蓄積部18、能力値比較器19を備
える。
形態に係る符号化/復号装置を示すためのブロック図で
ある。この符号化/復号装置は、制御部11、符号化器
12、応答制御部13、復号器14、ツール蓄積制御部
15、ツール蓄積部16、符号化処理能力値蓄積部1
7、復号処理能力値蓄積部18、能力値比較器19を備
える。
【0032】制御部11は、装置全体を制御する部分で
あり、予めアルゴリズムを構成する各ツール単位での復
号器14の処理能力値の総和を、復号処理能力値として
復号処理能力値蓄積部18に蓄積しておく。ツール単位
での復号器14の処理能力値は数値化されている。符号
化器12は、各ツール単位にそのツールの処理に必要な
処理能力値を数値化して付加し、相手装置に送信する。
あり、予めアルゴリズムを構成する各ツール単位での復
号器14の処理能力値の総和を、復号処理能力値として
復号処理能力値蓄積部18に蓄積しておく。ツール単位
での復号器14の処理能力値は数値化されている。符号
化器12は、各ツール単位にそのツールの処理に必要な
処理能力値を数値化して付加し、相手装置に送信する。
【0033】ここで、ツールの能力の数値化は、基準と
なる処理及びその処理を行うのに必要とされる処理能力
を設定し、それと他の処理との処理負荷及び処理能力と
を比較することにより行う。
なる処理及びその処理を行うのに必要とされる処理能力
を設定し、それと他の処理との処理負荷及び処理能力と
を比較することにより行う。
【0034】符号化器12は、送信する度に数値化する
のではなく、ツールの作成者あるいは選択者があらかじ
め処理負荷等から設定する。数値化された能力は、制御
部11から応答制御部に送られ、符号化データやツール
情報に多重化されて送信される。
のではなく、ツールの作成者あるいは選択者があらかじ
め処理負荷等から設定する。数値化された能力は、制御
部11から応答制御部に送られ、符号化データやツール
情報に多重化されて送信される。
【0035】復号器14で受信した符号化処理能力値
は、アルゴリズムを構成する各ツール単位で符号化処理
能力値蓄積部17に蓄積される。復号処理能力値蓄積部
18の出力とアルゴリズムを構成するツールの処理能力
値との総和は、ともに能力値比較部19に入力される。
は、アルゴリズムを構成する各ツール単位で符号化処理
能力値蓄積部17に蓄積される。復号処理能力値蓄積部
18の出力とアルゴリズムを構成するツールの処理能力
値との総和は、ともに能力値比較部19に入力される。
【0036】能力値比較部19では、それぞれの値を比
較して、受信したツールを使用したアルゴリズムの処理
が自装置で可能かどうかの判別を行う。判別は簡易な大
小比較回路で行うことができる。もし処理能力値の比較
から、処理が可能と判別されれば、許可信号をツール蓄
積制御部15に送り、ツール蓄積部16に受信したツー
ルを蓄積し、以後受信したデータの復号に使用する。
較して、受信したツールを使用したアルゴリズムの処理
が自装置で可能かどうかの判別を行う。判別は簡易な大
小比較回路で行うことができる。もし処理能力値の比較
から、処理が可能と判別されれば、許可信号をツール蓄
積制御部15に送り、ツール蓄積部16に受信したツー
ルを蓄積し、以後受信したデータの復号に使用する。
【0037】もし処理能力値の比較から、ツールを蓄積
したとしても復号処理能力が低く、処理が不可能と判別
されれば、受信したツールは不要なので蓄積不可信号を
ツール蓄積制御部15に送り、ツール蓄積部16には蓄
積しない。同時に、応答制御部31に受信したツールを
ダウンロードして処理が可能かどうかの確認を送信する
指示を送る。
したとしても復号処理能力が低く、処理が不可能と判別
されれば、受信したツールは不要なので蓄積不可信号を
ツール蓄積制御部15に送り、ツール蓄積部16には蓄
積しない。同時に、応答制御部31に受信したツールを
ダウンロードして処理が可能かどうかの確認を送信する
指示を送る。
【0038】通常、アルゴリズムを構成するツールの種
別が規定されているような符号化方式のもとでは、通信
の初期の段階においてお互いの復号化能力を交換し、相
手の復号能力を得た上で、データの符号化および送信を
開始することができる。
別が規定されているような符号化方式のもとでは、通信
の初期の段階においてお互いの復号化能力を交換し、相
手の復号能力を得た上で、データの符号化および送信を
開始することができる。
【0039】しかし、符号化側から符号化情報ととも
に、その情報を復号する手段であるアルゴリズムを構成
するツールを同時に送信する方式の場合、選択するツー
ルの種別により復号処理の負荷が著しく変化するため、
このような能力交換では、厳密に相手装置の復号能力を
予め得ることは、簡単ではないと考えられる。よって、
このように新たなツールを受信する毎に、能力値の比較
を行い、処理可能かどうかの判別結果を相手装置に送信
する。
に、その情報を復号する手段であるアルゴリズムを構成
するツールを同時に送信する方式の場合、選択するツー
ルの種別により復号処理の負荷が著しく変化するため、
このような能力交換では、厳密に相手装置の復号能力を
予め得ることは、簡単ではないと考えられる。よって、
このように新たなツールを受信する毎に、能力値の比較
を行い、処理可能かどうかの判別結果を相手装置に送信
する。
【0040】図2は本実施形態の動作例を表す説明図で
ある。符号化装置20と復号装置21との動作について
説明する。この符号化装置20と復号装置21とは、図
1に示した符号化/復号装置であり、それぞれ符号化装
置と復号装置として機能するものである。
ある。符号化装置20と復号装置21との動作について
説明する。この符号化装置20と復号装置21とは、図
1に示した符号化/復号装置であり、それぞれ符号化装
置と復号装置として機能するものである。
【0041】最初に、符号化装置20からツールaおよ
び、ツールaの処理に必要な符号化能力値Caを相手に
送信したとする。復号装置21では送られてきたツール
の処理能力値Caを符号化処理能力値蓄積部17に蓄積
する。アルゴリズムを構成するツールの能力値は各ツー
ル毎に蓄積するため、Ca以外の能力値の総和をCzと
すると、Ca+CzがCaの能力値を持ったツールを使
用するアルゴリズムを処理するのに必要な能力値とな
る。
び、ツールaの処理に必要な符号化能力値Caを相手に
送信したとする。復号装置21では送られてきたツール
の処理能力値Caを符号化処理能力値蓄積部17に蓄積
する。アルゴリズムを構成するツールの能力値は各ツー
ル毎に蓄積するため、Ca以外の能力値の総和をCzと
すると、Ca+CzがCaの能力値を持ったツールを使
用するアルゴリズムを処理するのに必要な能力値とな
る。
【0042】この値と、予め復号装置21において設定
された復号能力値Crとを比較することにより、Ca+
Cz≦Crならば、新たに受信したツールaが復号化側
で使用可能と判別することができる。使用可能ならば受
信したツールをダウンロードし、相手装置にダウンロー
ド完了応答を送信する。これにより、符号化装置20で
は送信したツールを使用したデータの送信が可能である
ことが判別できる。
された復号能力値Crとを比較することにより、Ca+
Cz≦Crならば、新たに受信したツールaが復号化側
で使用可能と判別することができる。使用可能ならば受
信したツールをダウンロードし、相手装置にダウンロー
ド完了応答を送信する。これにより、符号化装置20で
は送信したツールを使用したデータの送信が可能である
ことが判別できる。
【0043】次に、符号化装置20からツールbおよ
び、ツールbの処理に必要な符号化能力値Cbを相手に
送信したとする。復号装置21では送られてきたツール
の処理能力値Cbを符号化処理能力値蓄積部17に蓄積
する。上記した動作例と同様に、Cb+CzがCbの能
力値を持ったツールを使用するアルゴリズムを処理する
のに必要な能力値となる。
び、ツールbの処理に必要な符号化能力値Cbを相手に
送信したとする。復号装置21では送られてきたツール
の処理能力値Cbを符号化処理能力値蓄積部17に蓄積
する。上記した動作例と同様に、Cb+CzがCbの能
力値を持ったツールを使用するアルゴリズムを処理する
のに必要な能力値となる。
【0044】この値と、予め設定された復号能力値Cr
とを比較することにより、Cb+Cz>Crならば、新
たに受信したツールが復号側で使用不可と判別すること
ができる。その場合に受信したツールのダウンロードは
実行せず、相手装置にダウンロードエラー応答を送信す
る。これにより、符号化装置20では送信したツールを
使用したデータの送信が不可であることが判別できる。
とを比較することにより、Cb+Cz>Crならば、新
たに受信したツールが復号側で使用不可と判別すること
ができる。その場合に受信したツールのダウンロードは
実行せず、相手装置にダウンロードエラー応答を送信す
る。これにより、符号化装置20では送信したツールを
使用したデータの送信が不可であることが判別できる。
【0045】よって、符号化装置20では新たな別のツ
ールを送信し直すか、以前に送信したツールaを使用し
たデータを送信することにより、データの復号が可能と
なる。
ールを送信し直すか、以前に送信したツールaを使用し
たデータを送信することにより、データの復号が可能と
なる。
【0046】こうして、ツール対応情報をツールによる
処理能力とし、復号化処理範囲内に収まるツールを選択
することで、効率のよい復号処理が可能となる。この場
合、処理能力値を数値化して送信することにより、能力
比較が素早く効率的に行うことができる。さらに、処理
能力により受信ツールが使用可能か否かを判別してか
ら、使用の場合にのみツールをダウンロードするので、
送受信にかかる処理時間を短縮することができる。
処理能力とし、復号化処理範囲内に収まるツールを選択
することで、効率のよい復号処理が可能となる。この場
合、処理能力値を数値化して送信することにより、能力
比較が素早く効率的に行うことができる。さらに、処理
能力により受信ツールが使用可能か否かを判別してか
ら、使用の場合にのみツールをダウンロードするので、
送受信にかかる処理時間を短縮することができる。
【0047】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態におけるツールの管理の例を示している。図3に示
すように、各ツールに固有のキーを付ける。例えば、キ
ーをAa01とし、それに対応するツールを整数画素精
度動き補償とするように、すべてのツールに対応したキ
ーが設定されており、これによって各ツールが判別でき
るようになっている。
形態におけるツールの管理の例を示している。図3に示
すように、各ツールに固有のキーを付ける。例えば、キ
ーをAa01とし、それに対応するツールを整数画素精
度動き補償とするように、すべてのツールに対応したキ
ーが設定されており、これによって各ツールが判別でき
るようになっている。
【0048】図4はこのキーの設定の例を示している。
例えば、キーは、図4に示すように、大分類(動き補償
予測、DCT変換等)をアルファベット大文字、小分類
(整数画素精度、半画素精度等)をアルファベット小文
字、バージョンを数字2文字で表される。
例えば、キーは、図4に示すように、大分類(動き補償
予測、DCT変換等)をアルファベット大文字、小分類
(整数画素精度、半画素精度等)をアルファベット小文
字、バージョンを数字2文字で表される。
【0049】図5は本実施形態に係る符号化装置のブロ
ック図である。この符号化装置は、装置全体を制御する
制御部31、各ツールを格納しておくツール格納部3
3、各キーに対応するツールの処理プログラムが前記ツ
ール格納部33のどこに格納されているかを記憶してお
くキーテーブル32、前記ツール格納部からツールの処
理プログラムを読み出して実行する処理演算部34、前
記処理演算部34で使用するワークメモリ35、外部と
の通信を行うネットワークインタフェース36を備えて
いる。
ック図である。この符号化装置は、装置全体を制御する
制御部31、各ツールを格納しておくツール格納部3
3、各キーに対応するツールの処理プログラムが前記ツ
ール格納部33のどこに格納されているかを記憶してお
くキーテーブル32、前記ツール格納部からツールの処
理プログラムを読み出して実行する処理演算部34、前
記処理演算部34で使用するワークメモリ35、外部と
の通信を行うネットワークインタフェース36を備えて
いる。
【0050】図6は本実施形態に係る復号装置のブロッ
ク図である。この復号装置は、装置全体を制御する制御
部41、受信したキーを一時的に保存するキーバッファ
47、ツールを格納しておくツール格納部43、各キー
に対応するツールの処理プログラムが前記ツール格納部
43のどこに格納されているかを記憶しておくキーテー
ブル42、前記ツール格納部43からツールの処理プロ
グラムを読み出して実行する処理演算部44、前記処理
演算部44で使用するワークメモリ45、外部との通信
を行うネットワークインタフェース46を備えている。
ク図である。この復号装置は、装置全体を制御する制御
部41、受信したキーを一時的に保存するキーバッファ
47、ツールを格納しておくツール格納部43、各キー
に対応するツールの処理プログラムが前記ツール格納部
43のどこに格納されているかを記憶しておくキーテー
ブル42、前記ツール格納部43からツールの処理プロ
グラムを読み出して実行する処理演算部44、前記処理
演算部44で使用するワークメモリ45、外部との通信
を行うネットワークインタフェース46を備えている。
【0051】図7は図5の符号化装置のツール格納部3
3および図6の復号装置のツール格納部43における、
各ツールの格納状態の例を表している。また、図8は図
5のキーテーブル32および図6のキーテーブル42に
おける各キーとそのキーに対応するツールのツール格納
部33,43における格納場所との対応付けの例を示し
たものである。
3および図6の復号装置のツール格納部43における、
各ツールの格納状態の例を表している。また、図8は図
5のキーテーブル32および図6のキーテーブル42に
おける各キーとそのキーに対応するツールのツール格納
部33,43における格納場所との対応付けの例を示し
たものである。
【0052】図5の符号化装置と図6の復号装置とは、
図9のように、それぞれネットワークインタフェース3
6、46によってISDNや無線網などの様々なネット
ワークに接続される。
図9のように、それぞれネットワークインタフェース3
6、46によってISDNや無線網などの様々なネット
ワークに接続される。
【0053】図10は前記図5の符号化装置と前記図6
の復号装置とが、図7のように接続されたときの通信手
順の例を示すフローチャートである。まず、符号化装置
において使用するアルゴリズムとそれを構成するツール
を決定する(ステップS1)。そして、その各ツールの
キーを復号装置に送信する(ステップS2)。
の復号装置とが、図7のように接続されたときの通信手
順の例を示すフローチャートである。まず、符号化装置
において使用するアルゴリズムとそれを構成するツール
を決定する(ステップS1)。そして、その各ツールの
キーを復号装置に送信する(ステップS2)。
【0054】復号装置はそのキーを受信し、そのキーを
キーバッファ47に取り込む(ステップT1)。そし
て、キーバッファ47に取り込まれたキーをキーテーブ
ル42に照らし合わせ(ステップT2)、登録していな
い場合は、ツール転送要求とともにそれらのキーを符号
化装置に送信する(ステップT3)。
キーバッファ47に取り込む(ステップT1)。そし
て、キーバッファ47に取り込まれたキーをキーテーブ
ル42に照らし合わせ(ステップT2)、登録していな
い場合は、ツール転送要求とともにそれらのキーを符号
化装置に送信する(ステップT3)。
【0055】符号化装置はそのキーに対応するツールの
処理プログラムを復号装置に送信する(ステップS
4)。復号装置はそのツールの処理プログラムをツール
格納部43に格納し、その格納アドレスとキーをキーテ
ーブル42に登録する(ステップT5)。そして、キー
テーブル42を参照しながらツール格納部43からツー
ルを演算部44に転送する(ステップT6)。
処理プログラムを復号装置に送信する(ステップS
4)。復号装置はそのツールの処理プログラムをツール
格納部43に格納し、その格納アドレスとキーをキーテ
ーブル42に登録する(ステップT5)。そして、キー
テーブル42を参照しながらツール格納部43からツー
ルを演算部44に転送する(ステップT6)。
【0056】その後、復号装置は符号化装置に符号化デ
ータ転送要求を送信し(ステップT7)、それを受信し
た符号化装置は符号化データを復号装置に送信する(ス
テップS5,S6)。
ータ転送要求を送信し(ステップT7)、それを受信し
た符号化装置は符号化データを復号装置に送信する(ス
テップS5,S6)。
【0057】復号装置は符号化データを受信して(ステ
ップT8)、復号する(ステップT9)。符号化装置は
すべての符号化データの送信終了したとき、符号化デー
タ送信終了信号を復号装置に送信し(ステップS7,S
8)、復号装置がその信号を受信した時点で(ステップ
T10)、通信が終了する。
ップT8)、復号する(ステップT9)。符号化装置は
すべての符号化データの送信終了したとき、符号化デー
タ送信終了信号を復号装置に送信し(ステップS7,S
8)、復号装置がその信号を受信した時点で(ステップ
T10)、通信が終了する。
【0058】こうして、ツールに固有のキーを用いて、
キーを比較することにより、簡単に対応するツールを比
較選択することができ、処理時間を短縮することができ
る。さらに、キーを用いて復号装置に同じツールがある
かを判別し、ない場合にのみ、ツールを転送することに
より、送受信かかる処理時間を短縮することができる。
キーを比較することにより、簡単に対応するツールを比
較選択することができ、処理時間を短縮することができ
る。さらに、キーを用いて復号装置に同じツールがある
かを判別し、ない場合にのみ、ツールを転送することに
より、送受信かかる処理時間を短縮することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、受信したツールを示す
情報に基づいて、最適なツールを比較選択することによ
り、受信した符号化データを復号するために必要なツー
ルだけから復号アルゴリズムを構成することが可能とな
るので、復号処理が効率よく、短時間で処理が可能とな
る。
情報に基づいて、最適なツールを比較選択することによ
り、受信した符号化データを復号するために必要なツー
ルだけから復号アルゴリズムを構成することが可能とな
るので、復号処理が効率よく、短時間で処理が可能とな
る。
【0060】また、復号アルゴリズムを構成するツール
を使用した復号処理を行うのに必要とされる処理負荷を
示す情報に基いて、復号アルゴリズムの処理が復号装置
で可能かを判別することが可能となる。この場合、ツー
ルの処理を行うのに必要とされる処理負荷を示す情報を
数値化して送信することにより、能力比較が素早く効率
的に行うことができる。
を使用した復号処理を行うのに必要とされる処理負荷を
示す情報に基いて、復号アルゴリズムの処理が復号装置
で可能かを判別することが可能となる。この場合、ツー
ルの処理を行うのに必要とされる処理負荷を示す情報を
数値化して送信することにより、能力比較が素早く効率
的に行うことができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る符号化/復号装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る符号化/復号装置
の動作を示す説明図である。
の動作を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態におけるキーに対応する
ツールの一例を示す説明図である。
ツールの一例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態におけるキーの一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る符号化装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る復号装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】本発明の第2実施形態における各ツールの格納
状態の一例を示す説明図である。
状態の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態におけるキーテーブルの
格納状態を示す説明図である。
格納状態を示す説明図である。
【図9】本発明の第2実施形態におけるネットワーク接
続の説明図である。
続の説明図である。
【図10】本発明の第2実施形態における符号化装置と
復号装置との通信手順を示すフローチャートである。
復号装置との通信手順を示すフローチャートである。
【図11】従来の符号化/復号装置における符号化出力
情報のデータ列を示す説明図である。
情報のデータ列を示す説明図である。
【図12】従来の符号化/復号装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図13】図12の符号化/復号装置における符号化器
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図14】図12の符号化/復号装置における復号化器
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図15】H.261とJPEGで符号化する符号化器
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図16】復号化器の各ツールを示すブロック図であ
る。
る。
【図17】コンパイラによる処理を行う復号化器を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
11 制御部 12 符号化器 13 応答制御部 14 復号器 15 ツール蓄積制御部 16 ツール蓄積部 17 符号化処理能力値蓄積部 18 復号処理能力値蓄積部 19 能力値比較部
Claims (3)
- 【請求項1】 画像データを符号化する符号化アルゴリ
ズムを構成する各ツールを複数用意して、それらの適当
な組み合わせによって画像データを符号化するデータ符
号化装置であって、 ツールを格納する格納手段と、 前記格納されているツールから、前記画像データの符号
化に使用するツールを符号化開始時のみに決定する決定
手段と、 前記決定されたツールを組み合わせて構成される符号化
アルゴリズムを用いて、前記画像データの符号化を行う
符号化手段と、 前記符号化された符号化データの先頭に、該符号化デー
タを復号する復号アルゴリズムを構成するために必要な
ツールを示す情報を付加して出力する出力手段とを備
え、 前記ツールを示す情報は、前記画像データの符号化に使
用したツールに対応して、各ツール単位に指定すること
を特徴とするデータ符号化装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のデータ符号化装置
において、 前記出力手段は、さらに前記符号化データを復号する復
号アルゴリズムを構成するツールを使用した復号処理を
行うのに必要とされる処理負荷を示す情報を出力するこ
とを特徴とするデータ符号化装置。 - 【請求項3】 前記請求項2記載のデータ符号化装置に
おいて、 前記ツールを使用した復号処理を行うのに必要とされる
処理負荷を示す情報は、数値化されたデータであること
を特徴とするデータ符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262784A JP2002158587A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | データ符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262784A JP2002158587A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | データ符号化装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26412795A Division JP3306270B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | データ復号装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002158587A true JP2002158587A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=19089626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001262784A Pending JP2002158587A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | データ符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002158587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009017033A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像通信端末、映像通信方法、映像通信プログラムおよび映像通信プログラムを記録した記録媒体 |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001262784A patent/JP2002158587A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009017033A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像通信端末、映像通信方法、映像通信プログラムおよび映像通信プログラムを記録した記録媒体 |
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