JP3264674B2 - 電解コンデンサ用電極端子の製造方法 - Google Patents
電解コンデンサ用電極端子の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解コンデンサに用い
られる電極端子を製造する改良方法に関するものであ
る。
られる電極端子を製造する改良方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電解コンデンサ用電極端子は、ア
ルミニウム棒状部材などを使用して端部をプレス圧延し
て偏平部を形成し、他端部にリード線を溶接したのち、
化成処理して偏平部に酸化皮膜をつくって電極端子とし
ていて、このような電極端子を整列させパーツフィー
ダ、直進フィーダなどを用いて移送しつつ偏平部にアル
ミ箔をカシメ或いは溶接により装着してコンデンサエレ
メントに製造することが行われていた。
ルミニウム棒状部材などを使用して端部をプレス圧延し
て偏平部を形成し、他端部にリード線を溶接したのち、
化成処理して偏平部に酸化皮膜をつくって電極端子とし
ていて、このような電極端子を整列させパーツフィー
ダ、直進フィーダなどを用いて移送しつつ偏平部にアル
ミ箔をカシメ或いは溶接により装着してコンデンサエレ
メントに製造することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来法では、圧延
された偏平部にアルミ箔をカシメるのに、電極端子を一
本づつ送ってアルミ箔にカシメて容量に合った長さに切
って陽極と陰極との間に合紙などの絶縁紙を介在させて
巻き取り組み立てるためにカシメ時の化成皮膜破壊があ
って品質劣化するおそれがあり、かつ加工作業が煩雑で
加工時間がかかり、生産性に限界があるし、さらに電極
端子の化成処理は、化成治具に各電極端子を取り付けた
り外したりし、また化成治具を処理パッケージに入れた
り出したりする工程を要し、煩雑で比能率的であって問
題であると共に、化成処理後の電極端子は、組立工程で
の移送中に振動,摩擦,衝突などによって、化成処理で
形成された酸化皮膜が剥離したり、異物が付着したり、
さらに変形,位置ずれなどにより移送途中でつかえて供
給不良が生じ、不良品発生の原因となると共に、組立設
備の稼働率にも大きな影響を与えるなど不具合があっ
た。本発明は、これら従来の問題点を解決し、電極端子
の化成処理の能率化をはかり、化成皮膜の破壊部分を一
度に大量に再生し不良品発生率を極小にしつつ組立速度
の向上をはかることができる電解コンデンサ用電極端子
連の製造方法を提供することを目的としたものである。
された偏平部にアルミ箔をカシメるのに、電極端子を一
本づつ送ってアルミ箔にカシメて容量に合った長さに切
って陽極と陰極との間に合紙などの絶縁紙を介在させて
巻き取り組み立てるためにカシメ時の化成皮膜破壊があ
って品質劣化するおそれがあり、かつ加工作業が煩雑で
加工時間がかかり、生産性に限界があるし、さらに電極
端子の化成処理は、化成治具に各電極端子を取り付けた
り外したりし、また化成治具を処理パッケージに入れた
り出したりする工程を要し、煩雑で比能率的であって問
題であると共に、化成処理後の電極端子は、組立工程で
の移送中に振動,摩擦,衝突などによって、化成処理で
形成された酸化皮膜が剥離したり、異物が付着したり、
さらに変形,位置ずれなどにより移送途中でつかえて供
給不良が生じ、不良品発生の原因となると共に、組立設
備の稼働率にも大きな影響を与えるなど不具合があっ
た。本発明は、これら従来の問題点を解決し、電極端子
の化成処理の能率化をはかり、化成皮膜の破壊部分を一
度に大量に再生し不良品発生率を極小にしつつ組立速度
の向上をはかることができる電解コンデンサ用電極端子
連の製造方法を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、化成された偏
平部と、その両側にある丸棒部とからなるアルミニウム
タブに形成し、前記丸棒部にリード線を接合配備したの
ち、この偏平部をテープ状のアルミ箔に所定間隔ごとに
カシメ保持してから、それぞれのアルミニウムタブをア
ルミ箔を介して巻取リールに巻回して巻取り、再化成処
理することを特徴とする電解コンデンサ用電極端子の製
造方法である。
平部と、その両側にある丸棒部とからなるアルミニウム
タブに形成し、前記丸棒部にリード線を接合配備したの
ち、この偏平部をテープ状のアルミ箔に所定間隔ごとに
カシメ保持してから、それぞれのアルミニウムタブをア
ルミ箔を介して巻取リールに巻回して巻取り、再化成処
理することを特徴とする電解コンデンサ用電極端子の製
造方法である。
【0005】
【作用】本発明での電解コンデンサ用電極端子を製造す
るのに、化成処理された偏平部と、その両側にある丸棒
部とからなるアルミニウムタブに形成し、前記丸棒部の
両側からそれぞれCP線のリード線を突き当て溶接した
のち、このリード線つき偏平部を供給リールから巻取リ
ールに移送されるアルミ箔上に間隔、例えば必要な長さ
(容量)のピッチをおいて載置してカシメ保持したの
ち、それぞれをアルミ箔を介してつながったままの状態
で巻取リールに巻回して再化成したのちに必要な長さに
アルミ箔を切断して陽極,陰極の間に絶縁紙を挟んで巻
き込み電解コンデンサとするものでカシメ加工時の化成
皮膜破壊が再生されることとなり、リールに巻き取られ
たままの状態で大量に再化成できるので単位当たりの製
造サイクルが短縮化され、生産性を著しく良好にしかつ
設備費も大幅に削減できて経済的効果も大きなものとす
ることができる。
るのに、化成処理された偏平部と、その両側にある丸棒
部とからなるアルミニウムタブに形成し、前記丸棒部の
両側からそれぞれCP線のリード線を突き当て溶接した
のち、このリード線つき偏平部を供給リールから巻取リ
ールに移送されるアルミ箔上に間隔、例えば必要な長さ
(容量)のピッチをおいて載置してカシメ保持したの
ち、それぞれをアルミ箔を介してつながったままの状態
で巻取リールに巻回して再化成したのちに必要な長さに
アルミ箔を切断して陽極,陰極の間に絶縁紙を挟んで巻
き込み電解コンデンサとするものでカシメ加工時の化成
皮膜破壊が再生されることとなり、リールに巻き取られ
たままの状態で大量に再化成できるので単位当たりの製
造サイクルが短縮化され、生産性を著しく良好にしかつ
設備費も大幅に削減できて経済的効果も大きなものとす
ることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3例で説明する
と、化成された偏平部1と、その両側にある丸棒部2と
からなるアルミニウムタブに形成し、前記丸棒部2にリ
ード線3を接合配備したのち、この偏平部1をテープ状
のアルミ箔4に所定間隔ごとにカシメ保持してから、そ
れぞれのアルミニウムタブをアルミ箔4を介して巻取リ
ール6に巻回して巻取り、再化成処理することで電解コ
ンデンサ用電極端子を製造するものである。この場合、
前記アルミニウムタブの偏平部1がアルミ箔4ととも
に、偏平部中央部を直交方向に二分割し、それぞれ分離
したアルミニウムタブのついたアルミ箔をつながったま
まで巻取リールに巻回して巻取られ、巻取られたままで
それぞれ再化成処理するのが有効である。また、前記ア
ルミ箔4としては、二つの供給リール16,16から並
列して供給され、両アルミ箔4,4の並列接合線上に、
前記アルミニウムタブの偏平部中央部の分断線を合わせ
て偏平部1をカシメ加工されるカシメ工程を含む電極端
子の製造方法とするのも好適例である。
と、化成された偏平部1と、その両側にある丸棒部2と
からなるアルミニウムタブに形成し、前記丸棒部2にリ
ード線3を接合配備したのち、この偏平部1をテープ状
のアルミ箔4に所定間隔ごとにカシメ保持してから、そ
れぞれのアルミニウムタブをアルミ箔4を介して巻取リ
ール6に巻回して巻取り、再化成処理することで電解コ
ンデンサ用電極端子を製造するものである。この場合、
前記アルミニウムタブの偏平部1がアルミ箔4ととも
に、偏平部中央部を直交方向に二分割し、それぞれ分離
したアルミニウムタブのついたアルミ箔をつながったま
まで巻取リールに巻回して巻取られ、巻取られたままで
それぞれ再化成処理するのが有効である。また、前記ア
ルミ箔4としては、二つの供給リール16,16から並
列して供給され、両アルミ箔4,4の並列接合線上に、
前記アルミニウムタブの偏平部中央部の分断線を合わせ
て偏平部1をカシメ加工されるカシメ工程を含む電極端
子の製造方法とするのも好適例である。
【0007】例えば、偏平部1をテープ状のアルミ箔4
に所定間隔ごとにカシメ部14でカシメ保持してから、
該アルミ箔4と共に偏平部1中央部を分離面5で分断部
15により二分割し、それぞれをアルミ箔を介して巻取
りリール6に巻回することで電解コンデンサ用電極端子
連としてある。この場合、前記アルミ箔4としては、テ
ープ状のアルミ箔に、その幅方向を二分割する長手方向
に沿って平行な分離線、例えばスリットを、予め形成し
たものを用いたり或いは箔に前記偏平部1の分離面5の
分断時に同時に一枚もののカッターで切目を形成する方
法を用いることができる。
に所定間隔ごとにカシメ部14でカシメ保持してから、
該アルミ箔4と共に偏平部1中央部を分離面5で分断部
15により二分割し、それぞれをアルミ箔を介して巻取
りリール6に巻回することで電解コンデンサ用電極端子
連としてある。この場合、前記アルミ箔4としては、テ
ープ状のアルミ箔に、その幅方向を二分割する長手方向
に沿って平行な分離線、例えばスリットを、予め形成し
たものを用いたり或いは箔に前記偏平部1の分離面5の
分断時に同時に一枚もののカッターで切目を形成する方
法を用いることができる。
【0008】図1では、断面円形の棒状アルミ部材に所
定間隔おいて偏平部1をプレス圧延して丸棒部2で連続
したアルミニウムタブを順次移送しつつ、前記偏平部
1,1間の丸棒部2の中央部をセンターカット部として
のカッター8で切断して該丸棒部2を挿入機構7に搬入
し、この丸棒部2を両側に持った偏平部1をコンベア9
上に間歇的に並列載置移替して搬出する方式を採用して
いるが、断面円形の棒状アルミ部材を供給して所定間隔
ごとにプレス部(図示せず)で偏平部1を圧延形成して
アルミニウムタブとしてから、前記カッター8で丸棒部
2の中央部を切断して偏平部1の両側に丸棒部2,2の
あるアルミ部品として前記挿入機構7に順次供給するこ
とも選んでできる。
定間隔おいて偏平部1をプレス圧延して丸棒部2で連続
したアルミニウムタブを順次移送しつつ、前記偏平部
1,1間の丸棒部2の中央部をセンターカット部として
のカッター8で切断して該丸棒部2を挿入機構7に搬入
し、この丸棒部2を両側に持った偏平部1をコンベア9
上に間歇的に並列載置移替して搬出する方式を採用して
いるが、断面円形の棒状アルミ部材を供給して所定間隔
ごとにプレス部(図示せず)で偏平部1を圧延形成して
アルミニウムタブとしてから、前記カッター8で丸棒部
2の中央部を切断して偏平部1の両側に丸棒部2,2の
あるアルミ部品として前記挿入機構7に順次供給するこ
とも選んでできる。
【0009】そして前記コンベア9の両側端にあるV溝
10付きの送り板11またはチェン上に丸棒部2を嵌入
載置して搬送し、この搬送過程で偏平部1の両端に突設
される丸棒部2,2に位置決め12を通過させてから、
両側からそれぞれCP線のリード線3を突き当て溶接部
13で溶接したのち各リード線3,3を所定長さ位置で
切断部18によってカットし、さらに挿入機構17をも
ってリード線3つき偏平部1をアルミ箔供給リール16
から巻取リール6に移送されるアルミ箔4上に間隔をお
いて載置してカシメ部14でカシメ保持したのち、両リ
ード線3,3間を結ぶ直線と直角方向の分離面5で偏平
部中央部を分断部15で二分割するようにしてある。
10付きの送り板11またはチェン上に丸棒部2を嵌入
載置して搬送し、この搬送過程で偏平部1の両端に突設
される丸棒部2,2に位置決め12を通過させてから、
両側からそれぞれCP線のリード線3を突き当て溶接部
13で溶接したのち各リード線3,3を所定長さ位置で
切断部18によってカットし、さらに挿入機構17をも
ってリード線3つき偏平部1をアルミ箔供給リール16
から巻取リール6に移送されるアルミ箔4上に間隔をお
いて載置してカシメ部14でカシメ保持したのち、両リ
ード線3,3間を結ぶ直線と直角方向の分離面5で偏平
部中央部を分断部15で二分割するようにしてある。
【0010】なお、前記偏平部1の両側に丸棒部2,2
のあるアルミニウムタブを間隔をおいて載置して搬送す
るコンベア9と、前記両丸棒部2,2にそれぞれリード
線3を突き当てるリード線供給機構30と、該リード線
供給機構にリード線溶接部13及びリード線切断部18
と直線機31とを備えると共に溶接されたリード線3の
一方に挿入保持して搬出する挿入機構17を、アルミニ
ウムタブの偏平部1がテープ状アルミ箔4上に移替でき
るように前記コンベア9と、アルミ箔供給リール16か
ら巻取リール6に移送されるテープ状のアルミ箔供給機
構19との間に配備し、かつアルミ箔供給機構19に前
記偏平部1をアルミ箔4にカシメ定着するカシメ部14
と、前記偏平部中央部をアルミ箔4とともに二分割する
分断部15とを備えて電解コンデンサ用電極端子の製造
装置を構成するのがよい。この場合、前記アルミ箔供給
機構19としては、二つの供給リール16,16からア
ルミ箔が並列して供給されるものであって、両アルミ箔
4,4の並列隣接縁線を前記アルミニウムタブの偏平部
中央部の分離面5に一致させて走行させてそれぞれ巻取
リール6に巻回するものであるが、巻取リール6も単一
リールを用いずに二つの巻取リールに分けて巻回させる
ことも選んでできる。
のあるアルミニウムタブを間隔をおいて載置して搬送す
るコンベア9と、前記両丸棒部2,2にそれぞれリード
線3を突き当てるリード線供給機構30と、該リード線
供給機構にリード線溶接部13及びリード線切断部18
と直線機31とを備えると共に溶接されたリード線3の
一方に挿入保持して搬出する挿入機構17を、アルミニ
ウムタブの偏平部1がテープ状アルミ箔4上に移替でき
るように前記コンベア9と、アルミ箔供給リール16か
ら巻取リール6に移送されるテープ状のアルミ箔供給機
構19との間に配備し、かつアルミ箔供給機構19に前
記偏平部1をアルミ箔4にカシメ定着するカシメ部14
と、前記偏平部中央部をアルミ箔4とともに二分割する
分断部15とを備えて電解コンデンサ用電極端子の製造
装置を構成するのがよい。この場合、前記アルミ箔供給
機構19としては、二つの供給リール16,16からア
ルミ箔が並列して供給されるものであって、両アルミ箔
4,4の並列隣接縁線を前記アルミニウムタブの偏平部
中央部の分離面5に一致させて走行させてそれぞれ巻取
リール6に巻回するものであるが、巻取リール6も単一
リールを用いずに二つの巻取リールに分けて巻回させる
ことも選んでできる。
【0011】また、化成処理は、アルミ箔4に通電して
行なうが、アルミ箔4を巻取リールに巻き取ってから化
成処理すると、一度に大量の電極端子の再化成処理が可
能となり、化成コストを低減させることができる。この
ように、複数個の電極端子をアルミ箔を介してベーステ
ープで装着固定して化成処理したものをリールに巻いて
おき、コンデンサ組立時にリールから巻き戻しながら電
極端子の偏平部1をコンデンサエレメントに順次装着す
るのがよく、化成処理された各電極端子は整然と並列さ
れた状態でテープによって保持されながら移送されるこ
とになり、酸化皮膜が破壊されることなく、電極端子の
不整列や変形,供給不良がなく、さらに電極端子の先端
位置決めや偏平部1の方向決めをあらかじめ設定してお
くこともできるから、リールから巻き戻しつつそのまま
装着することができ、品質改善のみならず大幅な製造工
程の改善化がはかれる。
行なうが、アルミ箔4を巻取リールに巻き取ってから化
成処理すると、一度に大量の電極端子の再化成処理が可
能となり、化成コストを低減させることができる。この
ように、複数個の電極端子をアルミ箔を介してベーステ
ープで装着固定して化成処理したものをリールに巻いて
おき、コンデンサ組立時にリールから巻き戻しながら電
極端子の偏平部1をコンデンサエレメントに順次装着す
るのがよく、化成処理された各電極端子は整然と並列さ
れた状態でテープによって保持されながら移送されるこ
とになり、酸化皮膜が破壊されることなく、電極端子の
不整列や変形,供給不良がなく、さらに電極端子の先端
位置決めや偏平部1の方向決めをあらかじめ設定してお
くこともできるから、リールから巻き戻しつつそのまま
装着することができ、品質改善のみならず大幅な製造工
程の改善化がはかれる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、化成された偏平部と、その両
側にある丸棒部とからなるアルミニウムタブに形成し、
前記丸棒部にリード線を接合配備したのち、この偏平部
をテープ状のアルミ箔に所定間隔ごとにカシメ保持して
から、それぞれのアルミニウムタブをアルミ箔を介して
巻取リールに巻回して巻取り、再化成処理することによ
り、カシメ時の化成皮膜破壊部分の再生され電極端子の
化成品質が大幅に向上でき、しかもリールに巻き取られ
たままの状態で大量に再化成できるので電極端子の化成
処理の能率化をはかり、作業はきわめて容易であり、し
かも一度に大量の電極端子の化成処理を可能にし、さら
に電解コンデンサの組立工程では化成処理された電極端
子が整然と移送され、酸化皮膜が剥離するおそれなく、
電極端子の変形や位置ずれ等も生せず、不良品発生率を
極小にし、電解コンデンサ組立速度は高まり、生産性を
飛躍的に向上させることができると共に、コスト低減に
もつながるものである。
側にある丸棒部とからなるアルミニウムタブに形成し、
前記丸棒部にリード線を接合配備したのち、この偏平部
をテープ状のアルミ箔に所定間隔ごとにカシメ保持して
から、それぞれのアルミニウムタブをアルミ箔を介して
巻取リールに巻回して巻取り、再化成処理することによ
り、カシメ時の化成皮膜破壊部分の再生され電極端子の
化成品質が大幅に向上でき、しかもリールに巻き取られ
たままの状態で大量に再化成できるので電極端子の化成
処理の能率化をはかり、作業はきわめて容易であり、し
かも一度に大量の電極端子の化成処理を可能にし、さら
に電解コンデンサの組立工程では化成処理された電極端
子が整然と移送され、酸化皮膜が剥離するおそれなく、
電極端子の変形や位置ずれ等も生せず、不良品発生率を
極小にし、電解コンデンサ組立速度は高まり、生産性を
飛躍的に向上させることができると共に、コスト低減に
もつながるものである。
【図1】本発明の実施例を示す製造装置の平面図であ
る。
る。
【図2】図1のコンベアの一部の側面図である。
【図3】電極タブの分断時の説明平面図であって、aは
等容量電極端子の例、bは異容量電極端子例のものであ
る。
等容量電極端子の例、bは異容量電極端子例のものであ
る。
1 偏平部 2 丸棒部 3 リード線 4 アルミ箔 5 分離面 6 巻取リール 7 挿入機構 8 カッター 9 コンベア 10 V溝 11 送り板 12 位置決め 13 溶接部 14 カシメ部 15 分断部 16 アルミ箔供給リール 17 挿入機構 18 切断部 19 アルミ箔供給機構 20 センサ 30 リード線供給機構
Claims (3)
- 【請求項1】 化成された偏平部と、その両側にある丸
棒部とからなるアルミニウムタブに形成し、前記丸棒部
にリード線を接合配備したのち、この偏平部をテープ状
のアルミ箔に所定間隔ごとにカシメ保持してから、それ
ぞれのアルミニウムタブをアルミ箔を介して巻取リール
に巻回して巻取り、再化成処理することを特徴とする電
解コンデンサ用電極端子の製造方法。 - 【請求項2】 前記アルミニウムタブの偏平部が、アル
ミ箔とともに、偏平部中央部を直交方向に二分割し、そ
れぞれ分離したアルミニウムタブのついたアルミ箔をつ
ながったままでリールに巻回して巻取られ、巻取られた
ままでそれぞれ再化成処理されるものである請求項1記
載の電極端子の製造方法。 - 【請求項3】 前記アルミ箔が、二つの供給リールから
並列して供給され、両アルミ箔の並列接合線上に、前記
アルミニウムタブの偏平部中央部の分断線を合わせて偏
平部をカシメ加工されるカシメ工程を含む請求項1また
は2記載の電極端子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01163491A JP3264674B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 電解コンデンサ用電極端子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01163491A JP3264674B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 電解コンデンサ用電極端子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312912A JPH04312912A (ja) | 1992-11-04 |
JP3264674B2 true JP3264674B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=11783380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01163491A Expired - Fee Related JP3264674B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 電解コンデンサ用電極端子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3264674B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100891476B1 (ko) * | 2002-03-25 | 2009-04-02 | 제이씨씨 엔지니어링 가부시키가이샤 | 단자 부착 전극 포일과, 이 단자 부착 전극 포일을제조하는 장치 및 방법 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP01163491A patent/JP3264674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100891476B1 (ko) * | 2002-03-25 | 2009-04-02 | 제이씨씨 엔지니어링 가부시키가이샤 | 단자 부착 전극 포일과, 이 단자 부착 전극 포일을제조하는 장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04312912A (ja) | 1992-11-04 |
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