JP3264291B2 - コントロールシステム - Google Patents

コントロールシステム

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JP3264291B2
JP3264291B2 JP13508093A JP13508093A JP3264291B2 JP 3264291 B2 JP3264291 B2 JP 3264291B2 JP 13508093 A JP13508093 A JP 13508093A JP 13508093 A JP13508093 A JP 13508093A JP 3264291 B2 JP3264291 B2 JP 3264291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばオーディオビジュ
アルシステム等に好適なコントロールシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTR、テレビジョン受像機、C
Dプレーヤ等のA/V機器や、エアコンディショナー、
照明装置等の各種電子機器においてリモートコマンダー
を用いて遠隔操作を行なうことができるようになされて
いる。ところで、各種機器においてそれぞれ専用のリモ
ートコマンダーを用いることはユーザーにとって煩わし
いため、1つのリモートコマンダーで複数種類の電子機
器の操作が実行できるようにすることが好ましい。
【0003】そこで、本出願人は先に先行技術として、
例えばCRTモニタ等の画面上に各種の操作用画像を表
示し、これをポインタやカーソルで選択することによっ
て各種機器の操作を実行できる方式を提案した。
【0004】これは例えばAVシステムとしてレーザデ
ィスクプレーヤやVTR等をCRTモニタ装置に接続す
る際に、コントロールユニットを接続し、例えばレーザ
ディスクプレーヤの操作を行なう際には、図15(a)
のようにCRTモニタ画面上に各種操作用画像SD、及
びこれを選択するためのポインタPを表示できるように
する。
【0005】そして、例えばリモートコマンダーから位
置変位情報となるコマンドコードを出力すると、それに
応じてポインタPが移動され、またポインタPが或る操
作用画像上にあるときにリモートコマンダーからエンタ
ー情報となるコマンドコードが供給されれば、その操作
用画像に応じたコマンドコードがコントロールユニット
から所定の機器に対して出力されるものである。
【0006】例えば図15(a)の状態でエンター操作
されると、レーザディスクプレーヤに対して次のトラッ
クの頭出しを意味するコマンドコードがコントロールユ
ニットから出力される。すると、レーザディスクプレー
ヤではそのコマンドコードを受信して、それに応じた次
トラック頭出しサーチ動作が実行されることになる。
【0007】この方式では、例えばリモートコマンダー
による操作入力手段としてはポインタPを移動させるた
めの操作とエンター操作のみができるものであればよ
く、操作の簡易性は非常に向上される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
モニタ画面に対して操作用のキャラクタ映像を表示さ
せ、これを操作に利用しようとすると、レーザディスク
プレーヤやVTR、TVチューナ等からのキャラクタ映
像が操作用のキャラクタ映像と重畳されて見えにくくな
ったり見えなくなったりするという問題がある。
【0009】例えばレーザディスクプレーヤにおいてト
ラックサーチ動作が実行される場合、レーザディスクプ
レーヤはサーチ目的のチャプターナンバ(トラックナン
バ)を示すために例えば『CHAPTER 7』という
ようなキャラクタ映像OSDを出力するが、図15
(b)のように操作用画像SDと『CHAPTER
7』というキャラクタ映像OSDが重なって、キャラク
タ映像OSDが非常に見ずらくなることがある。特に、
操作用画像SDとキャラクタ映像OSDが同色の部分で
重なるとキャラクタ映像OSDはまったく見えなくなっ
てしまう。
【0010】また、図16(a)のようにTVチューナ
のチャンネル切換用の操作用画像SDが表示され、例え
ば図示するようにポインタPがチャンネルアップの位置
にあるときにエンター操作されると、TVチューナはア
ップ方向に切り換えられることになる。ここで、チャン
ネルが切り換えられた際には、TVチューナは新たなチ
ャンネル番号を所定時間キャラクタ映像として出力する
ようにしていることが多いが、この場合も、操作用画像
SDと新たなチャンネル番号である例えば『6』という
数値を示すキャラクタ画像OSDが図16(b)のよう
に画面上で重なってしまうと、これも非常にみずらいも
のとなっている。他にも、モニタ装置のブライトネスや
シャープネス等の調整のために発生されるキャラクタ映
像などの場合も同様である。
【0011】なお、操作用画像SDとキャラクタ画像O
SDが重ならない位置に表示されるように設定すればよ
いわけであるが、実際には各種メーカや機種によってキ
ャラクタ画像OSDの表示出力位置は異なるため、常に
これを避けて操作用画像SDを表示することは実際上非
常に困難である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、各種機器によるキャラクタ画像が、コント
ロールシステムによる操作用画像によって見えにくくな
ってしまうことを解消することを目的とする。
【0013】このため、入力情報として少なくとも操作
に応じて位置変位情報又はエンター情報を有線又は無線
で送信出力することができる操作入力手段(リモートコ
マンダーやタッチパネル操作部など)と、各種コマンド
コードを記憶する記憶手段と、操作入力手段から送信さ
れた入力情報に基づいて、記憶手段に記憶された各種コ
マンドコードの全部又は一部に対応する操作用画像、及
び位置指定画像の表示出力を行なう表示制御手段と、操
作入力手段から送信された入力情報に基づいて、位置指
定画像によって指定された操作用画像に対応するコマン
ドコードを記憶手段から読み出して出力するコマンド発
生手段と、コマンド発生手段から出力されたコマンドコ
ードを有線又は無線で被操作機器又は被操作部に対して
送信する送信手段と、を備えてコントロールシステムを
構築するとともに、表示制御手段は、操作入力手段から
送信された入力情報による、コマンド発生手段からのコ
マンドコードの出力動作の指示に応じて、操作用画像及
び位置指定画像の表示出力を停止できるように構成す
る。
【0014】特に、表示制御手段は、操作入力手段から
送信されたエンター情報により、コマンド発生手段から
所定のコマンドコードの出力動作の指示がなされた際
は、そのエンター情報の入力が継続している間は、操作
用画像及び位置指定画像の表示出力を停止することがで
きるようにする。
【0015】又は、表示制御手段は、操作入力手段から
送信されたエンター情報により、コマンド発生手段から
所定のコマンドコードの出力動作の指示がなされた際
は、そのエンター情報の入力時点から所定の期間は、操
作用画像及び位置指定画像の表示出力を停止することが
できるようにする。
【0016】また、表示制御手段が、操作入力手段から
送信された入力情報によるコマンド発生手段からのコマ
ンドコードの出力動作の指示に応じて操作用画像及び位
置指定画像の表示出力を停止している間は、位置指定画
像の表示位置を変位させるための操作入力手段からの位
置変位情報は有効な操作として受け付けないように構成
する。
【0017】
【作用】位置変位情報を送信させてポインタを移動させ
ている間は、ユーザーは操作用画像を確認しながら操作
しなければならないが、エンター操作を行なって操作を
確定させた際は、その操作中はユーザーは操作用画像を
確認する必要はない。従って、この間、操作用画像及び
位置指定画像を画面上から消してしまっても問題はな
い。
【0018】また、このように操作用画像及び位置指定
画像が消されている間は、ユーザーが位置変位情報を送
信させてしまった場合、これに応じて位置指定画像を移
動させることは適当でないため、これを無効操作とすれ
ば、ユーザーにとって操作が混乱することもない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1、図
2は実施例となるリモートコントロールシステムの構成
を示したものであり、図1は実施例のリモートコントロ
ールシステムを採用したAVシステム例の説明図、図2
はリモートコントロールシステムとしてのブロック図で
ある。
【0020】図1において、10はAVセレクタアン
プ、61はVTR、62はCDプレーヤ、63はTVチ
ューナ、64はLDP(レーザディスクプレーヤ)、7
0はモニタ装置、71はスピーカを示す。
【0021】VTR61、CDプレーヤ62、TVチュ
ーナ63、LDP64はそれぞれ音声/映像信号出力が
AVセレクタアンプ10に接続され、AVセレクタアン
プ10において選択された音声/映像信号がモニタ装置
70、スピーカ71から出力されるように接続されてい
る。また、VTR61、CDプレーヤ62、TVチュー
ナ63、LDP64にはそれぞれ赤外線受信部61a,
62a,63a,64aが設けられており、通常はそれ
ぞれ専用のリモートコマンダーによって出力される赤外
線コマンド信号により遠隔操作可能とされている。ただ
し本実施例では各機器についての操作を1つのリモート
コマンダーRによって実行できる。
【0022】本実施例となるリモートコントロールシス
テムはこのリモートコマンダーRとAVセレクタアンプ
10内に内蔵されたコントロールユニット(図2におい
て説明)から構成されるものであり、リモートコマンダ
ーRとしては、例えばx,y座標上での位置変位情報
と、エンター情報のみを出力することができるものであ
ればよく、図示するように操作部としてシャトルボール
Sのみを設けたものや、角速度センサ、加速度センサ等
による位置変位情報を出力できるもの、或は図示しない
がパソコンにおけるマウスのようにトラックボールの回
転情報を出力できるもの、ジョイスティックによる操作
方向情報を出力できるもの、4方向または8方向等の方
向キーを備えたもの等であればよい。即ち、操作キーを
多数設けることは不要である。信号伝送方式としては赤
外線、電波、或は有線伝送等のいずれであってもよい。
【0023】例えばシャトルボールSによるリモートコ
マンダーRの場合は、ユーザーがシャトルボールSを回
転させることによりx,y方向の変位情報を例えば赤外
線変調信号で出力し、またシャトルボールSを押圧する
ことによりエンター情報が出力されるようにする。
【0024】また、角速度センサを用いるリモートコマ
ンダーRについては例えば図3〜図6で説明するように
構成する。図3は角速度センサによるリモートコマンダ
ーRの内部構成のブロック図であり、1は角速度センサ
としての振動ジャイロを示している。
【0025】振動ジャイロとは、振動している物体に回
転角速度を加えると、その振動と直角方向にコリオリ力
が生じる特性を有しており、このコリオリ力Fは、次の
ように表わされる。 F=2mvω (m:質量、v:速度、ω:角速度)従って、角速度ω
はコリオリ力Fに比例することになり、コリオリ力Fを
検出することで回転角速度を検出することができる。
【0026】振動ジャイロ1には駆動用圧電磁器1aと
検出用圧電磁器1bが取り付けられており、駆動用圧電
磁器1aにはオシレータ2の発振出力である交番信号が
印加されるようになされる。この状態で振動ジャイロ1
がΩ0 方向に回転されると、検出用圧電磁器1bにコリ
オリ力Fが加わり、電圧Eが発生する。
【0027】検出用圧電磁器1bから得られる微少な電
圧はアンプ3で増幅されてA/D変換器4に供給され、
デジタルデータとされる。5はCPU5a、ROM5
b、RAM5cを有するマイクロコンピュータによって
形成される制御部を示し、ROM5b又はRAM5cに
は送信すべきコマンド信号が記憶されている。6はクロ
ック発振器を示す。7は例えば図1のようにリモートコ
マンダーRに操作キーとして設けられたエンターキーを
示し、エンターキー7の操作情報も制御部5に供給され
る。制御部5はエンターキー7の操作に応じてエンター
コマンドをROM5b又はRAM5cから読み出して出
力し、送信部8に供給する。
【0028】また、制御部5はA/D変換器4から入力
された、電圧Eのデジタルデータに応じてROM5b又
はRAM5cからアップコマンド又はダウンコマンドを
読み出し、送信部8に供給する。振動ジャイロ1に加わ
った角速度ωと発生する電圧Eは図4のように比例関係
にあり、制御部5は例えば、入力された電圧E(デジタ
ルデータ)を電圧値Va,Vb,Vc,Vdと比較する
ことによってユーザーがリモートコマンダーRに対して
行なった操作に応じたコマンドコードを出力することが
できる。
【0029】例えばリモートコマンダーRを上方向に振
ったときの角速度により電圧Eが上昇し、下方向に振っ
たときの角速度により電圧Eが下降するように、リモー
トコマンダーR内に振動ジャイロ1を配置したとすると
き、制御部5は例えば図5のフローチャートに従って発
生すべきコマンドコードを判別する。
【0030】エンターキー7が押された場合は、無条件
にエンターコマンドを発生させる (F101→F102) が、そ
れ以外の場合、入力された電圧E(デジタルデータ)を
電圧値Va,Vb,Vc,Vdと比較する。そして、V
c<E<Vdであれば、即ちリモートコマンダーRが上
方へ振られた場合はアップコマンドをROM5b又はR
AM5cから読み出す (F103→F104) 。また、Va<E
<Vbであれば、即ちリモートコマンダーRが下方へ振
られた場合はダウンコマンドを読み出す (F105→F106)
。なお、制御部5において入力された電圧Eが、Vb
≦E≦Vcの場合は、コマンドコードの発生を行なわな
いが、これは、リモートコマンダーRに対してユーザー
がちょっと触ったり持ち歩いたりした際にコマンドコー
ドが出力されないように不感帯として設定しているもの
である。
【0031】このようにして制御部5から発生されたコ
マンドコードは送信部8において所定の変調処理が施さ
れ、赤外線信号、又は電波により、所定機器に対して出
力される。従って、本実施例のリモートコントロールシ
ステムにおけるリモートコマンダーRとしては、例えば
図6に示すように振動ジャイロ1をリモートコマンダー
R内において垂直方向y及び水平方向xに対応する移動
情報(角速度)検出手段として、直交方向に2単位設け
(1x,1y)、リモートコマンダーRを左右方向へ振
った時の角速度ωx を検出して、左移動コマンド又は右
移動コマンド(つまりx軸方向の位置変位情報)を出力
するとともに、リモートコマンダーRを上下方向へ振っ
た時の角速度ωy を検出してアップコマンド又はダウン
コマンド(つまりy軸方向の位置変位情報)を出力する
ようにすればよい。
【0032】本実施例のリモートコントロールシステム
を構成するため、このようなシャトルボール、トラック
ボール、ジョグシャトル、x,y角速度センサ等を備え
ることによって、位置変位情報を出力することができる
リモートコマンダーRに対応して、AVセレクタアンプ
10内に設けられるコントロールユニットは図2に示さ
れる。
【0033】図2において、11は音声入力セレクタ部
を示し、外部機器として接続されているVTR61、C
Dプレーヤ62、TVチューナ63、LDP64から供
給される音声信号から択一的に入力音声信号を選択す
る。音声入力セレクタ部11で選択された音声信号は音
量調節部12を介して増幅機13に供給されて増幅さ
れ、接続されたスピーカ71に供給されて音声として出
力される。
【0034】また、14は映像入力セレクタ部を示し、
外部機器として接続されているVTR61、CDプレー
ヤ62、TVチューナ63から供給される映像信号から
択一的に入力映像信号を選択する。映像入力セレクタ部
14で選択された映像信号は映像切換部15を介して表
示装置として接続されたモニタ装置70に供給され、映
像として出力される。
【0035】以上のようにAVセレクタアンプとしての
機能部位に加えて、リモートコマンダーRから送信され
る位置指定情報(x,y変位情報及びエンター情報)と
なるコマンドコードに対応するコントロールユニット2
0が設けられる。
【0036】21は電波によりリモートコマンダー1よ
り送信されたコマンドコードを受信復調する電波受信
部、22は赤外線により送信されたコマンドコードを受
信復調する赤外線受信部である。もちろんこれらは、リ
モートコマンダーRにおいて採用されている伝送方式に
対応していづれか一方を設けるのみでもよい。また有線
伝送の場合は不要である。以下、実施例におけるリモー
トコマンダーRは赤外線変調信号として位置指定情報を
出力するものとして説明する。
【0037】23はCPU23a,ROM23b,RA
M23cを有するマイクロコンピュータによって形成さ
れる制御部であり、この制御部23は、後述するように
赤外線受信部22から供給されるリモートコマンダーR
の操作情報に対応して各種リモートコントロールシステ
ムとしての制御を行なう他、AVセレクタアンプの制御
部としても機能する。即ち、音声入力セレクタ部11、
映像入力セレクタ部14の切換制御、音量調節部11の
ボリューム制御、映像切換部15の切換制御等をユーザ
ーの操作入力や動作モード等に応じて実行する。
【0038】24は各種操作キーが設けられたパネル操
作部を示し、パネル操作部24からの操作情報は制御部
23に供給される。パネル操作部24には、制御部23
に対して音声入力セレクタ部11及び映像入力セレクタ
部14の切換制御を実行させるためのファンクション切
換キーやボリュームアップ/ダウンキー等が設けられ
る。また、リモートコマンダRによる操作と同様に、
X,Y方向の移動情報のための操作キーやエンターキー
が設けられてもよい。
【0039】25はグラフィックコントローラであり、
制御部23による指示に応じて所定のキャラクタ映像信
号を発生させ、映像切換部15における高速切換動作に
より、映像入力セレクタ部14において選択された映像
信号にスーパーインポーズして出力し、モニタ装置70
に供給する。キャラクタ映像による表示内容としては図
1のように、各種機器に応じてその操作内容を示す操作
用画像SDと、位置指定画像として表示されている操作
用画像SDのうちの特定の操作用画像SDを示す指の画
像や矢印等の表示(以下、ポインタPとする)が用意さ
れる。操作用画像SDとしては1画面内に例えば複数個
表示されるが、表示される操作用画像SDは例えば各機
器毎に対応されてグループ分けされている。例えばVT
R61用の操作用画像SDのグループとして、再生、録
画、停止、早送り、巻戻、等の操作用画像SDが設定さ
れており、これらは同時に表示される。なお、位置指定
画像としてはポインタPに代えてカーソル形式、或は操
作用画像の枠が移動したり、示した操作用画像のみが他
の色が変化する方式などでもよい。
【0040】制御部23におけるROM23b又はRA
M23cには、上記AVセレクタアンプとしての機能部
位に対する制御用データの他、該AVセレクタアンプに
接続されたVTR61等の電子機器や、全く関連のない
外部の電子機器に対する各種コマンドコードが記憶され
ており、これらのコマンドコードのうち1つが後述する
ユーザーのリモートコマンダーRの操作によって画面上
で指定されると、そのコマンドコードが読み出され、赤
外線送信部26に供給される。または、読み出されたコ
マンドコードは端子27に供給され、有線で所定の外部
機器又は内部回路系に供給される。なお、各機器間でシ
ステムバスラインが構築されている場合は、バスにより
コマンド送信を行なうようにしてもよい。
【0041】赤外線送信部26においては、供給された
コマンドコードに所定の変調処理を施し、赤外線信号と
して機器外部に送信する。赤外線送信部26は例えば図
1に示すように無指向性の赤外線出力ユニットとして設
けられており、従って、赤外線送信部26から出力され
た赤外線信号はこのAVセレクタアンプの周辺に配置さ
れている各種電子機器(VTR61等)における赤外線
受信部で受信されることができる。なお、赤外線送信部
に代えて又はこれと併用して電波によるコマンドコード
の送信部を設けてもよい。
【0042】28は映像切換部15の切換制御について
の動作モード(操作画像消去モード)をユーザーが指定
するための実行させるためのモード操作部であり、例え
ばモード操作部28がオンとされている場合は操作画像
消去モードの制御が行なわれる。映像切換部15の切換
制御は制御部23からの信号に基づいてグラフィックコ
ントローラ25が出力する切換制御信号YS に応じて実
行される。例えば切換制御信号YS がHレベルの際には
端子Tg が接続されて、グラフィックコントローラ25
からのキャラクタ画像が出力され、また、切換制御信号
S がLレベルの際には端子Tt が接続されて、映像入
力切換部14からの映像が出力される。
【0043】従って、VTR等からの映像が出力されて
いる際に、CRT走査がグラフィックコントローラ25
からのキャラクタ画像(操作用画像SD,ポインタP)
を出力すべき領域にきたときに切換制御信号YS がHレ
ベルとなるようにし、またそれ以外の領域の走査の際に
は切換制御信号YS がLレベルとなるようにして、映像
切換部15に高速切換動作させることで、操作用画像S
DやポインタPのスーパーインポーズ表示がなされる。
【0044】このように構成されているリモートコント
ロールシステムの動作について以下、図7〜図14を用
いて説明する。図7はリモートコマンダー1から送信さ
れた位置指定情報(x,y変位情報、エンター)に基づ
いて制御部23が実行する処理を示すフローチャートで
ある。
【0045】上記したようにROM23b又はRAM2
3c内には、各種機器に対する各種操作を行なうコマン
ドコードが記憶されているが、これらに対応する操作用
画像は機器毎にグループ分けされており、例えば本実施
例では、説明上、VTR61に対する再生、停止、録画
等の各種コマンドコードに対応する各種操作用画像、C
Dプレーヤ62に対する再生、停止等の各種コマンドコ
ードに対応する各種操作用画像、TVチューナ63に対
するチャンネル切換等のコマンドコードに対応する各種
操作用画像、LDP64に対する再生、停止等の各種コ
マンドコードに対応する各種操作用画像、及びAVセレ
クタアンプに対する入力切換、音量等のコマンドコード
に対応する操作用画像が、それぞれ切り換わって表示さ
れるものとする。
【0046】以下説明する実施例の動作では、現在AV
セレクタアンプ10において入力選択されている機器に
関する操作を容易に実行できるようにしたもので、操作
用画像SDとしては現在入力選択されている機器に関す
る操作用画像SDのグループが表示される。例えば音声
入力セレクタ部11及び映像入力セレクタ部14におい
てVTRが選択されていれば、まずVTR操作に関する
操作用画像SDが表示される。そしてこの際に、リモー
トコマンダーRからのx,y変位情報によりポインタP
が画面上で移動され、或る操作用画像SD(例えばVT
R再生)が示された位置で、リモートコマンダーRから
エンターコマンドが供給されると、そのエンターされた
操作用画像に対応する(『VTR再生』)というコマン
ドコードがROM23b又はRAM23cから読み出さ
れ、赤外線送信部26から出力される。以下、図7のフ
ローチャートに基づいてリモートコマンダー1による操
作情報が入力された際の動作を説明する。
【0047】AVセレクタアンプ10が電源ンとされた
際に、AVセレクタアンプ10ではLDP64が入力選
択されているとする。制御部23はまずグラフィックコ
ントローラ25を介して切換制御信号YS =Lとする(F
201)。そして、現在の入力ファンクションに応じて操作
用画像のデータをグラフィックコントローラ25にセッ
トする(F202)。このとき入力ファンクションはLDP6
4とされているため、LDP64用の操作用画像のデー
タがセットされることになる。ただし、この時点で切換
制御信号YS =Lであるため、操作用画像SDの表示は
実行されず、モニタ装置70ににおいては入力ファンク
ションして選択されているLDP64からの再生信号が
映像信号として供給され、例えば図8のようなLDP再
生映像が表示される。
【0048】ここで、例えばユーザーがリモートコマン
ダーRの操作を行ない、何らかのコマンドコードが送信
されて赤外線受信部22から制御部23に取り込まれる
と、制御部23は映像切換部15の端子Tt、Tgの高
速切換制御を行なってグラフィックコントローラ25の
出力が映像入力セレクタ部14からの映像信号にスーパ
ーインポーズされてモニタ装置70に供給されるように
する。例えば図9のようにポインタP及び、LDP64
に関する操作用画像SDが表示される。つまり、図7に
示すように制御部23は、コマンドコードが入力される
と(F203)、タイマのリセットをしてカウントを開始し(F
204)、映像切換部15において切換制御信号YS による
高速切換動作を実行させ(F205)、現在の入力選択機器に
関する操作用画像SDを表示させる。
【0049】なお、ステップF204のタイマカウントは、
操作用画像SD及びポインタPの表示を不要な場合に消
去させるもので、リモートコマンダーRから最後に何ら
かのコマンドが送信された後(つまり切換制御信号YS
による高速切換動作中)、一定時間以上コマンド送信が
なかった時点で操作用画像SD及びポインタPを消去し
(F214,F215,F216,) 、画面上にいつまでも無用に操作用
画像SD及びポインタPが表示されていることによる煩
わしさを解消するための処理である。
【0050】次に、入力されたコマンドコードがエンタ
ーコマンドであったか否かを判別する(F206)。エンター
コマンドでなければ、x,y変位情報であるため、それ
に応じてポインタPを画面上で移動させる (→F217) 。
【0051】例えば図9のような画面上でポインタPを
移動させることになるが、これは、x,y変位情報に応
じて新たなポインタPの位置を算出し、その算出された
位置に画面上でポインタPが移動するように制御部23
はグラフィックコントローラ25にデータを送り、表示
上での移動を実現させる。
【0052】このためにCPU23aにおいては、モニ
タ装置70の画面に対応したxy座標系を備えており、
これによりポインタPの位置、動作、及び操作用画像S
Dとの対応を判別している。つまり、図10のように表
示画面に対応して例えばx方向に255ドット、y方向
に192ドットの座標系を構築し、この座標値としてポ
インタPの位置P0 を把握する。そして、x,y変位情
報が入力されると、それまでのポインタPの位置P0
座標値に対してx,y変位情報を加算し、新たなポイン
タPの位置を算出する。
【0053】例えば現在のポインタPの位置P0 がxy
座標で(x,y)=(128,66)であるときに、リ
モートコマンダーRからx方向の変位情報として+5
0、y方向の変位情報として+30という数値が送られ
てきたとすると、新たなポインタPの位置P1 は(x,
y)=(178,96)として算出され、このデータが
グラフィックコントローラ25に送られて、画面上でポ
インタPが位置P1 に移動される。なお、x,y変位情
報を加算した際にx<0となった場合は、x=0、x>
255となった際にはx=255とされるとし、y<0
となった場合は、y=0、y>192となった際にはy
=192とされるとする。
【0054】このような座標系でポインタPの位置を把
握していることにより、リモートコマンダーRよりユー
ザーがエンター操作を行なって制御部23にエンターコ
マンドが入力された場合には、各操作用画像SDの表示
位置も、CPU23a内でxy座標上のエリアを示す数
値により把握されているため、その座標値の一致により
選択(エンター)された操作用画像が判別できるもので
ある。
【0055】このようなポインタPの移動操作により、
例えば図11(a)に示すようにポインタPがLDP6
4用の操作用画像SDのうち次トラック頭出し操作の位
置に移動されたとする。
【0056】ここで、リモートコマンダーRよりユーザ
ーがエンター操作を行なって制御部23にエンターコマ
ンドが入力された場合には、そのエンター操作はメニュ
ーエンター(後述)でなく、また外部機器(この場合L
DP64)に対するものであるため、処理はステップF2
09に進む。ここで操作画像消去モードがオンであるかオ
フであるかを判別する。操作画像消去モードは上述した
ようにモード操作部28によりユーザーが設定するもの
である。
【0057】操作画像消去モードがオフであれば、その
ままステップF211に進み、このポインタPの位置と表示
位置が一致する操作用画像SD、即ちが次トラック頭出
し操作が選択されたとして、LDP64に対する次トラ
ック頭出しのコマンドコードがROM23b又はRAM
23cから読み出され、赤外線送信部26からLDP6
4に対して送信される。この場合、モニタ装置70の画
面状態は図11(a)のままである。(もし、LDP6
4からキャラクタ映像が出力されても、操作用画像SD
と重なって見えないことがある)
【0058】一方、操作画像消去モードがオンであった
場合は、ステップF210に進み、切換制御信号YS をLレ
ベルとする。即ち、スーパーインポーズ状態を解消す
る。そして、ステップF211でLDP64に対する次トラ
ック頭出しのコマンドコードを送信する。従って、画面
上で操作用画像SD及びポインタPは消去される。ここ
で、LDP64がコマンドコードを受信して、次トラッ
ク頭出し動作を行なうと、LDP64内のキャラクタジ
ェネレータより、サーチ目的のトラックナンバを表示す
る例えば『CHAPTER 7』というようなキャラク
タ画像OSDを出力してくる。
【0059】このとき操作用画像SD及びポインタPは
消去されているため、図11(b)に示すように画面上
では『CHAPTER 7』というキャラクタ画像OS
Dのみが表示され、この表示が見ずらくなったり、見え
なくなることことはない。
【0060】この図11(b)の状態はユーザーがエン
ター操作を終了されるまで継続され(F212)、終了された
状態で、制御部23は再び切換制御信号YS による高速
切換動作、即ちスーパーインポーズ状態に戻し(F214)、
図11(a)の状態に復帰させる。
【0061】このようにすることで、ユーザーはLDP
64の外部機器の動作状態を良好に確認でき、また、エ
ンター操作終了後は再び操作用画像SD及びポインタP
に従って所要の操作を行なうことができる。
【0062】ここで、エンター操作中、即ち操作用画像
SD及びポインタPが消去されている期間は、処理はス
テップF217に進むことはなく、ポインタPの移動は一切
行なわれない。例えば上述した角速度を用いたリモート
コマンダーRにおいて、操作用画像SD及びポインタP
が消去されている際に、ユーザーが不用意にリモートコ
マンダーRを振ったりしてX,Y変位情報が出力されて
も、ポインタPは移動されず、都合がよい。また、エン
ター操作中にリモートコマンダーRが動かないようにユ
ーザーがそのままの状態(リモートコマンダーを機器に
向けたままで保持している状態)を保っている必要もな
くなる。特に、早送り操作などでエンター操作を或る程
度の時間継続して行なうような場合は、操作用画像SD
とポインタPの消去及びその間のポインタ移動を禁止す
る上記処理方式が非常に好適となる。
【0063】なお、このフローチャートでは、エンター
操作期間中に操作用画像SDとポインタPの消去を行な
うようにしたが、エンター操作は1回短時間押すだけと
いう操作が多いため、そのエンター情報の入力時点から
所定の期間をカウントして、その間だけ操作用画像SD
及びポインタPの表示出力を停止するようにしてもよ
い。
【0064】ところで、入力ファンクションを切り換え
るために、AVセレクタアンプ10にかかる操作用画像
SDも用意され、この操作用画像SDを呼び出すために
本実施例の場合は、各機器に対する操作用画像SDの表
示の際に、メニューを意味する操作用画像も表示されて
いる(図11参照)。そして、例えば図11(a)の状
態からポインタPが移動されて、図12のようにメニュ
ーの操作用画像SDに位置され、この状態でエンター操
作されると、制御部23の処理はステップF207からF218
に進むことになる。
【0065】ここで、制御部23はメニュー画面用の操
作用画像データをグラフィックコントローラ25に送信
する。すると、画面上は例えば図13のように、入力フ
ァンクション切換やボリュームアップ/ダウンの操作を
示すメニュー画面用の操作用画像SD(AVセレクタア
ンプ10自身に対する操作用画像)が表示される。
【0066】この表示状態において、例えばポインタP
がボリュームアップの操作用画像SD上に移動されてエ
ンター操作されると、これはAVセレクタアンプ10自
身の操作であるために処理はステップF208からF219に進
み、されにF220に進んでボリューム制御が行なわれる。
即ち制御部は音量調節部12に対してボリュームアップ
のコマンドを送ることになる。
【0067】一方、例えば入力ファンクションをTVチ
ューナ63に切り換えるようにポインタが『TV』の操
作用画像SDの位置に移動されてエンターされた場合
は、処理はステップF219からF221に進み、制御部23は
音声入力切換部11及び映像入力切換部14に対して、
TVチューナが選択されるようにコマンドを送ることに
なる。
【0068】なお、これらのようにAVセレクタアンプ
10自身の操作の際には、他の機器からキャラクタ画像
が供給されることはないため、操作用画像SD及びポイ
ンタPの消去は必要なく、そのまま表示が継続される。
【0069】入力ファンクションが切り換えられた場合
は、処理はステップF201に戻って、制御部23は切換制
御信号YS をLレベルとし、操作用画像SD及びポイン
タPのスーパーインポーズを解消する。そして、ステッ
プF202で入力ファンクションに応じて、この場合TVチ
ューナ用の操作用画像データをグラフィックコントロー
ラ25に送信することになる。
【0070】この状態では、テレビジョン放送の映像の
みがモニタ装置70の画面上に出力されるが、このとき
リモートコマンダーRからの何らかの操作情報が入力さ
れると、ステップF203からF204,F205 に進み、操作用画
像SD及びポインタPのスーパーインポーズが実行され
る。この場合は、例えば図14のようにTVチューナ6
3に対応して、チャンネルのダイレクト切換操作のため
の数字キーの操作用画像SDと、チャンネルアップ/ダ
ウンの操作用画像SDが表示される。
【0071】以降は、上述したLDP64の場合と同様
にステップF209〜F213の処理が行なわる。例えば図14
(a)のようにポインタPがチャンネルアップの位置で
エンターされると(操作画像消去モードがオンであれ
ば)、そのエンター操作中は操作用画像SD及びポイン
タPが画面上で消去される。そして、TVチューナ63
ではチャンネル切換に応じて新たなチャンネルナンバー
(例えば『6』)をキャラクタ画像として出力してくる
が、この『6』という表示が図14(b)のように、操
作用画像SDによって邪魔されずに表示されることにな
る。そして、エンター操作が終了すれば(もしくはエン
ター操作から所定時間経過したら)再び操作用画像SD
及びポインタPが表示される図14(a)の状態に戻る
【0072】以上のように本実施例では、操作用画像S
D及びポインタPはエンター操作中(もしくはエンター
操作から所定期間)は、画面上から消去されるために、
操作に応じた機器の動作が実行され、その機器が動作に
応じたキャラクタ映像を出力した際も、そのキャラクタ
映像は画面上で見にくくなったり見えなくなったりする
ことはなく、ユーザーは良好に機器の動作状態を確認で
きる。
【0073】また、エンター操作により操作用画像SD
及びポインタPを消去している期間はポインタPの移動
を禁止することで、不用意にポインタPが移動してしま
うこともなく、また、例えば角速度リモートコマンダー
を使用した場合なども、ユーザーがエンター操作中にx
y変位情報が出力されないように気を使う必要はなくな
る。
【0074】なお、操作用画像SD及びポインタPの表
示を用いたコントロールユニット20のコマンドコード
の送信方式は、図7の処理以外にも各種考えられる。特
に、操作用画像の切換方式なども上記のファンクション
メニュー画面から導く以外にも各種実施可能である。
【0075】また、操作画像消去モードのオン/オフは
モード切換部28によりユーザーが切換操作できるよう
にしたが、これも画面上のエンター操作により行なうよ
うにしてもよい。また、モード切換手段を設けず、常に
操作画像消去モードのオンの状態でシステムが構成され
てもよい。
【0076】さらに、コントロールユニット20はAV
セレクタアンプ10に内蔵されるようにしたが、他の機
器に内蔵されるようにしたり、コントロールユニットを
単体で構成することも可能である。
【0077】また、AVシステムに用いる以外に、この
ようなコントロールシステムをパソコン等に用いてもよ
い。そして、パソコンのモニタ画面においていわゆるマ
ルチウインドウ表示を行なわせて操作用画像を表示した
際には、上記の実施例のようにエンター中の画像消去を
行なわせるようにする。
【0078】操作入力手段としてはリモートコマンダー
を用いて説明したが、例えばコントロールユニットの筺
体上に設けられるタッチパネルを操作入力手段として用
いてもよい。もちろん、このほかにもリモート方式では
ない操作入力手段も採用できる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコントロー
ルシステムは、操作用画像及び位置指定画像はエンター
操作中、もしくはエンター操作から所定期間は、画面上
から消去されるために、操作に応じた機器の動作が実行
されてその機器が動作に応じたキャラクタ映像を出力し
た際も、そのキャラクタ映像は画面上で見にくくなった
り見えなくなったりすることはないという効果があり、
ユーザーは良好に動作状態を確認できる。
【0080】また、エンター操作により操作用画像及び
位置指定画像を消去している期間は位置指定画像の移動
のコマンドコードを受け付けないことで、不用意に(ユ
ーザーが視認できずに)位置指定画像が移動してしまう
こともなく操作の混乱を来さないという利点があり、さ
らに、例えば角速度リモートコマンダーを操作入力手段
として使用した場合なども、ユーザーがエンター操作中
にxy変位情報が出力されないようにリモートコマンダ
ーを動かさないように気を使う必要はなくなるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を採用するAVシステムの構成
の説明図である。
【図2】本発明の実施例のコントロールシステムのコン
トロールユニットの構成の説明図である。
【図3】本発明の実施例の角速度センサを備えたリモー
トコマンダーの説明図である。
【図4】本発明の実施例のリモートコマンダーの角速度
検出動作の説明図である。
【図5】本発明の実施例のリモートコマンダーの角速度
検出動作のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例のリモートコマンダーの説明図
である。
【図7】実施例のコントロール動作処理のフローチャー
トである。
【図8】実施例の表示動作の説明図である。
【図9】実施例の表示動作の説明図である。
【図10】実施例のポインタの座標管理形態の説明図で
ある。
【図11】実施例の画面表示方式の説明図である。
【図12】実施例の画面表示例の説明図である。
【図13】実施例の画面表示例の説明図である。
【図14】実施例の画面表示方式の説明図である。
【図15】先行技術における操作用の画面表示例の説明
図である。
【図16】先行技術における操作用の画面表示例の説明
図である。
【符号の説明】
10 AVセレクタアンプ 20 コントロールユニット 22 赤外線受信部 23 制御部 24 操作部 25 グラフィックコントローラ 26 赤外線送信部 28 モード操作部 70 モニタ装置 R リモートコマンダー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力情報として少なくとも操作に応じて
    位置変位情報又はエンター情報を有線又は無線で送信出
    力することができる操作入力手段と、 各種コマンドコードを記憶する記憶手段と、 前記操作入力手段から送信された入力情報に基づいて、
    前記記憶手段に記憶された各種コマンドコードの全部又
    は一部に対応する操作用画像、及び位置指定画像の表示
    出力を行なう表示制御手段と、 前記操作入力手段から送信された入力情報に基づいて、
    前記位置指定画像によって指定された操作用画像に対応
    するコマンドコードを前記記憶手段から読み出して出力
    するコマンド発生手段と、 前記コマンド発生手段から出力されたコマンドコードを
    有線又は無線で被操作機器又は被操作部に対して送信す
    る送信手段と、 を備えるとともに、 前記表示制御手段は、前記操作入力手段から送信された
    エンター情報により、前記コマンド発生手段から所定の
    コマンドコードの出力動作の指示がなされた際は、その
    エンター情報の入力が継続している間は、操作用画像及
    び位置指定画像の表示出力を停止することができるよう
    構成されていることを特徴とするコントロールシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 入力情報として少なくとも操作に応じて
    位置変位情報又はエンター情報を有線又は無線で送信出
    力することができる操作入力手段と、 各種コマンドコードを記憶する記憶手段と、 前記操作入力手段から送信された入力情報に基づいて、
    前記記憶手段に記憶された各種コマンドコードの全部又
    は一部に対応する操作用画像、及び位置指定画像の表示
    出力を行なう表示制御手段と、 前記操作入力手段から送信された入力情報に基づいて、
    前記位置指定画像によって指定された操作用画像に対応
    するコマンドコードを前記記憶手段から読み出して出力
    するコマンド発生手段と、 前記コマンド発生手段から出力されたコマンドコードを
    有線又は無線で被操作機器又は被操作部に対して送信す
    る送信手段と、 を備えるとともに、 前記表示制御手段が、前記操作入力手段から送信された
    入力情報による前記コマンド発生手段からのコマンドコ
    ードの出力動作の指示に応じて操作用画像及び位置指定
    画像の表示出力を停止している間は、前記位置指定画像
    の表示位置を変位させるための前記操作入力手段からの
    位置変位情報は有効な操作として受け付けないように構
    成されていることを特徴とするコントロールシステム。
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