JP3263828B2 - ストロボ装置を備えたカメラ - Google Patents

ストロボ装置を備えたカメラ

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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/16Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with both the intensity of the flash source and the distance of the flash source from the object, e.g. in accordance with the "guide number" of the flash bulb and the focusing of the camera

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、ストロボ光の発光光
量を可変可能なストロボ装置を備えたカメラに関する。
【従来の技術】従来のフラッシュマチック方式では、ス
トロボ装置のストロボ用コンデンサを所定電圧に達する
と充電を停止するようにして、ストロボ発光光量を一定
とし、カメラの絞りでストロボ発光光量を調整すること
で、ストロボ撮影を行なっていた。これは、ストロボ装
置のストロボ用コンデンサを所定電圧まで充電してスト
ロボ発光時間を制御すれば、ストロボ発光時間と発生す
るガイドナンバーとの関係は一義的に決定されるから、
ストロボ発光時間を制御し、所望のガイドナンバーの発
光を得ようとする制御である。最近、このストロボ発光
時間制御を、サイリスタに替わって時間制御の容易なI
GBT(Insulated Gate Bipola
r Transister)等のトランジスタを用いた
ストロボ発光回路が提供されている。
【発明が解決しようとする課題】このようにストロボ光
の発光光量が可変可能なストロボ装置では、従来の一定
の発光光量に対し、例えば発光光量可変可能なストロボ
光と絞りとの組み合わせにより使用者の撮影の自由度を
広げることができる。この場合、例えばフラッシュマチ
ック制御を行なう場合に、一般的にガイドナンバーに対
応した絞り値のテーブルを用意し、測距手段により被写
体距離を測定し、この測定による距離情報からテーブル
に基づき所定の絞り値を求めて発光光量を変化させてい
る。ところで、ガイドナンバーが2段階以上になると、
ガイドナンバーに対応した絞り値のテーブルを記憶する
記憶手段の容量が増加する。また、絞り値とガイドナン
バーの組み合わせを、何種類かにプログラム化しようと
する場合にも、新たなテーブルが必要となる。この発明
は、かかる点に鑑みてなされたもので、記憶手段の容量
を増加させることなく、絞り値とガイドナンバーの複雑
な組み合わせを可能とし、使用目的に応じたフラッシュ
マチック制御を容易に実現するストロボ装置を備えたカ
メラを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。請求項1に記載の発明は、『発光光量を可変可能
なストロボ装置を備えたカメラにおいて、 被写体距離
を測定する測距手段と、基準ガイドナンバーに基づい
て、被写体距離に対応した基準絞り値を設定されたフラ
ッシュマチック演算用テーブルを有する記憶手段と、前
記測距手段により測定された被写体距離よって、前記記
憶手段のフラッシュマチック演算用テーブルより得られ
る基準絞り値と、ストロボ撮影モードに応じたガイドナ
ンバーの初期値とに基づいて、撮影時の絞り値とガィド
ナンバーとを求める演算手段と、前記演算手段により得
られた前記撮影時の絞り値とガイドナンバーで撮影を行
わせる制御手段とを有することを特徴とするストロボ装
置を備えたカメラ。』である。この請求項1に記載の発
明によれば、被写体距離に対応した基準絞り値を基準と
なるガイドナンバーに基づき設定したフラッシュマチッ
ク演算用テーブルを予め用意し、測距手段の測定による
フラッシュマチック演算用テーブルの基準絞り値を基
に、ガイドナンバー値を変化させて所定の絞り値を求
め、この演算結果の絞り値でストロボ装置を制御してス
トロボ光を発光する。請求項2に記載の発明は、『前記
演算手段により求められる、ガイドナンバーの被写体距
離に対する変化量を、絞り値の被写体距離に対する変化
量より大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のス
トロボ装置を備えたカメラ。』である。この請求項2に
記載の発明によれば、ガイドナンバー値の単位変化量が
絞り値の単位変化量より大きく、簡単な構造で発光光量
を変化させている。
【実施例】以下、この発明のストロボ装置を備えたカメ
ラの実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図1乃
至図4はストロボ装置を備えたカメラを示し、図1はカ
メラの斜視図、図2はカメラの背面図、図3は連写と単
写の切換表示を示す図、図4はストロボモードの選択表
示を示す図である。図1において、符号1はストロボ装
置を備えたカメラで、このカメラ1の右側面にはグリッ
プ2が設けられ、グリップ2の上面にレリ一ズボタン3
が、またカメラ1の前側中央にはズームレンズ4が設け
られている。ズームレンズ4の上方にはファインダ5が
設けられ、このファインダ5を挟んで―方にオートフォ
ーカス用の投光窓6が、他方側に受光窓7が設けられて
いる。この受光窓7の側方には被写体輝度測光用の測光
窓8が設けられ、またカメラ1の左側上部にはストロボ
発光窓9が設けられている。このカメラ1のストロボ発
光窓9の下方には、テレ側ズームボタン10と、ワイド
側ズームボタン11が設けられている。このカメラ1の
上部には液晶表示部12が設けられ、この液晶表示部1
2の右側にはメインスイッチ13が設けてある。このカ
メラ1の裏面には、図2に示すように液晶表示部14が
設けられ、この液晶表示部14の下方には連写・単写切
換ボタン15と、ストロボモード選択ボタン16が設け
られている。この連写・単写切換ボタン15の押し操作
で、連写モードと、単写モードが切り換わり、この通常
の撮影の単写モードでは、液晶表示部14にS字の表示
が、また連写モードでは液晶表示部14にC字の表示が
される。ストロボモード選択ボタン16の押し操作で、
ノーマル撮影モードと、クイックチャージ撮影モードが
切り換わり、通常の撮影のノーマル撮影モードでは、液
晶表示部14にAUTO字の表示17が、またクイック
チャージ撮影モードでは液晶表示部14にQUICK字
の表示18がされる。さらに、液晶表示部14には、フ
ィルム枚数カウンタ19及びバッテリ残量表示20が設
けられている。クイックチャージ撮影モードは、ストロ
ボ装置のリサイクルタイムを短くするため、ノーマル撮
影モードに比べ、ガイドナンバーの小さい側を優先的に
使用する。図5はカメラの制御回路図である。このカメ
ラの制御回路にはCPU50が設けられ、このCPU5
0にはメイン電池E1からダイオードD1を介して駆動
電源が与えられ、さらにダイオードD2とサブ電池E2
が、メイン電池E1及びダイオードD1と並列に接続さ
れて補助電源が与えられている。このCPU50にはメ
インスイッチ13、レリ一ズボタン3、テレ側ズームボ
タン10、ワイド側ズームボタン11、連写・単写切換
ボタン15、フラッシュモード選択ボタン16、DX接
点42等が接続されている。メインスイッチ13は押し
ボタンスイッチで構成され、レリーズボタン3は第1レ
リーズスイッチS1、第2レリーズスイッチS2で構成
され、1段の押し込み操作で第1レリーズスイッチS1
がONし、2段の押し込み操作で第2レリーズスイッチ
S2がONする。さらに、テレ側ズームボタン10、ワ
イド側ズームボタン11、連写・単写切換ボタン15、
フラッシュモード選択ボタン16、DX接点42等も同
様に押しボタンスイッチで構成されている。CPU50
には液晶表示部12及び液晶表示部14が接続され、さ
らにCPU50にはストロボ回路52、測光回路53、
電圧検出回路54、測距回路55及びドライバ回路56
が接続されている。電圧検出回路54では、メイン電池
E1からそれぞれのストロボ回路52、測光回路53、
測距回路55、ドライバ回路56に与えられる駆動電圧
を検出している。ストロボ回路52はCPU50からの
トリガ信号で作動してストロボ発光し、CPU50から
のチャージ信号で充電が行なわれる。測光回路53に
は、測光素子58から測光情報が入力され、この測光情
報と図示しないフィルム感度入力手段からフィルム感度
情報がCPU50に入力され、これらの情報から露光量
が設定され、これでシャッター秒時が決められる。測距
回路55ではCPU50からの測距信号により投光素子
59を発光させ、この光の被写体からの反射光を受光素
子60で受光して測距する。ドライバ回路56はCPU
50からの制御信号に基づき、レンズモータ61、フィ
ルムモータ62、シャッタモータ63及びズームモータ
64を駆動する。このドライバ回路56でのフィルムモ
ータ62の駆動は、従来と同様にフィルムモータ62の
正転及び逆転により巻上げ、巻戻しを行なうようになっ
ている。また、例えば特開平1ー217443号公報に
開示されるように、フィルムモータ62を一方向へ回転
させ、これを遊星歯車を有する動力伝達機構で正転及び
逆転させて給送するようにしてもよい。このフィルム給
送は、任意の駒の露光終了後にフィルムモータ62によ
りフィルムをl駒分巻上げるとともに、全駒の露光が終
了するとフイルムの巻戻しを行う。次に、このカメラの
ストロボ装置のストロボ回路52を、図6に示す。この
ストロボ回路52は、カメラのCPU50に接続されて
おり、このCPU50からの信号によって制御される。
このストロボ回路52は、発光放電管21の放電に必要
な高電圧を供給するための昇圧回路22の両端に、この
昇圧回路22から供給された電荷を蓄えるストロボ用コ
ンデンサ23と、発光放電管21に励起電圧を与える発
光トリガ回路24と、発光放電管21と、IGBT30
が接続されている。発光トリガ回路24は、抵抗26、
発光開始のトリガ用サイリスタ27及びトリガコイル2
8を有している。IGBT30のゲートには制御回路3
1が接続され、この制御回路31にはIGBT30をO
Nさせるためのコンデンサ33と、IGBT30をOF
Fさせるためのトランジスタ32が設けられている。昇
圧回路22には、発振圧回路34、停止信号発生回路3
5とが設けられている。発振圧回路34にはトランス3
6が設けられ、このトランス36の2次側出力電圧をス
トロボ用コンデンサ23に充電すると同時に、1次側逆
起電圧を整流し、制御回路31のコンデンサ33にも充
電し、IGBT30をONさせる。次に、このストロボ
回路52の作動を、図7のタイミングチャートに基づい
て説明する。第1レリーズスイッチS1のONによっ
て、測光、測距の動作が完了すると、FCHG信号がO
Nする。これにより、昇圧回路22によって、発光用電
荷を蓄えるストロボ用コンデンサ23と、IGBT30
をONさせるためのコンデンサ33に充電を行う。この
ストロボ用コンデンサ23の充電電圧の規定値を検知し
て、FEND信号がONすると、FSTOP信号がON
して、停止信号発生回路35を作動させて、発振回路3
4による充電動作を停止させる。そして、第2レリーズ
スイッチS2のONによって、FTRG信号がONし、
発光トリガ回路24の発光開始のトリガ用サイリスタ2
7によって、発光を開始させた後、調光のタイミングに
よって、igbt信号をONさせると、制御回路31の
トランジスタ32がONし、これによりIGBT30を
OFFさせる。すると、発光放電管21の発光経路が遮
断され、これにより発光放電管21の発光が停止する。
この発光を開始させた後、調光のタイミングの設定につ
いて説明する。このストロボ装置を備えたカメラは、ガ
イドナンンバーGnoを、例えばガイドナンバーGno
3,4.2,6,8.5,12の5段階に制御可能にな
っている。このストロボ装置の発光電流−調光特性を図
8に示し、充電のリサイクルタイムを図9に示す。図8
において、ガイドナンバーGno3〜12と大きくなる
に従って、IGBTのON時間が長くなっている。この
実施例のようにIGBTを用いることで、所定の時間に
正確にIGBTをOFFすることができ、所定のガイド
ナンバーを得ることができる。また、図9において、ガ
イドナンバーが3〜12と大きくなるに従って、リサイ
クルタイムが長くなり、例えば連写モードでは、ガイド
ナンバーを小さくして、撮影時間間隔を短くする等の制
御が可能になる。このカメラは、図5のカメラの制御回
路図に示すように、 被写体輝度を測定する測光手段1
00と、この測光手段100による測光結果が所定輝度
以下の場合は自動的にストロボ光を発光する発光光量可
変可能なストロボ装置200を備えており、被写体距離
を測定する測距手段300と、被写体距離に対応した絞
り値を基準となるガイドナンバーに基づき設定したフラ
ッシュマチック演算用テーブルを有する記憶手段400
と、測距手段300の測定によるフラッシュマチック演
算用テーブルの基準絞り値を基にガイドナンバー値を変
化させて所定の絞り値を求める演算手段500と、この
演算手段500の演算結果の絞り値でストロボ装置20
0を制御してストロボ光を発光する制御手段600とを
有している。この演算手段500による演算は、次のよ
うにして行なわれる。即ち、記憶手段400に記憶され
たフラッシュマチック演算用テーブルは、[表1]の絞
り値ゾーンFMZのテーブル、[表2]のフィルム感度
ゾーンDXZのテーブル、[表3]のズームゾーンZM
Zのテーブル、[表4]のガイドナンバーゾーンGNZ
のテーブル等から構成されており、このそれぞれのテー
ブルを以下に示す。
【表1】の絞り値ゾーンFMZのテーブル この絞り値ゾーンFMZのテーブルは、ガイドナンバー
Gno12、フィルム感度ISO100、ズームはワイ
ドの条件で設定されている。
【表1】
【表2】のフィルム感度ゾーンDXZのテーブル このフィルム感度ゾーンDXZのテーブルは、フィルム
感度SVを、フィルム感度ISO100で、ゼロになる
ように補正したテーブルである。
【表2】
【表3】のズームゾーンZMZのテーブル このズームゾーンZMZのテーブルは、ワイドを基準と
して、焦点距離変化に伴う開放絞り直の変化を露光値E
Vの差に換算して表わしたテーブルである。
【表3】
【表4】のガイドナンバーゾーンGNZのテーブル このガイドナンバーゾーンGNZのテーブルは、基準ガ
イドナンバーGno12を0として、露光直EVの差に
換算して表わしたテーブルである。
【表4】 演算手段500では、前記した[表1]の絞り値ゾーン
FMZのテーブル、[表2]のフィルム感度ゾーンDX
Zのテーブル、[表3]のズームゾーンZMZのテーブ
ル、[表4]のガイドナンバーゾーンGNZのテーブル
に基づき、次の式によって、ガイドナンバーGno及び
絞り値Fnoを求める。 所定の絞り値FM=FMZ+DXZ−ZMZ−GNZ 絞り値Fnoが、目的の所定の絞り値FMとなるまで、
ガイドナンバーゾーンGNZを変化させて帰納的に演算
する。このガイドナンバーゾーンGNZは、目的とする
プログラムに応じて、初期値を代入する。次に、このガ
イドナンバーGno及び絞り値Fnoを求める作動を、
図10のフローチャートに基づき説明する。ステップa
で測距を行ない、ステップbで測光を行なう。ついで、
ステップcで小ガイドナンバー優先モードか否かの判断
を行ない、小ガイドナンバー優先モードの場合には、ス
テップdでガイドナンバーゾーンGNZの最小値の設定
を行なう(GNG=4)。ステップcで小ガイドナンバ
ー優先モードでない場合には、ステップeで表4のガイ
ドナンバーゾーンGNZのテーブルから所定の例えばフ
ィルム感度がISO400の場合、ガイドナンバーゾー
ンGNZを2に初期設定する。このようにして、ガイド
ナンバーゾーンGNZの初期値の設定を行なって、ステ
ップfで所定の絞り値FM=FMZ+DXZ−ZMZ−
GNZの式から、所定の絞り値FMを求める。この式の
FMZはステップaで得た測定距離から所定値を代入
し、DXZは表2のフィルム感度ゾーンDXZのテーブ
ルから、ZMZは表3のズームゾーンZMZのテーブル
から所定値を代入し、GNZはステップdまたはステッ
プeで求めた所定値を代入する。ステップgでは、この
演算結果が、シャッターの開放絞り値(AV)より大き
いか否かの判断を行ない、開放絞り値(AV)より大き
い場合には撮影行なう(ステップh)。また、開放絞り
値(AV)より小さい場合には、ステップiでガイドナ
ンバーゾーンGNZが「0」か否かの判断を行ない、ガ
イドナンバーゾーンGNZが「0」の場合には、ステッ
プjでフラッシュ連動外処理を行ない、ガイドナンバー
ゾーンGNZが「0」でない場合には、ステップkでガ
イドナンバーゾーンGNZを「1」だけ減らす処理を行
なってステップfへ移行し、開放絞り値(AV)より大
きくなる迄繰り返す。このように演算を行なうと、距離
とガイドナンバーGnoとの関係は、図11のようにな
る。また、ガイドナンバーGnoの初期値によって、絞
り値Fnoと距離との関係は、図12のようになる。こ
の絞り値FnoとガイドナンバーGnoの組み合わせを
演算するとき、ガイドナンバーGnoは1EVステップ
に設定され、また絞り値Fnoは1/4EVステップに
設定されている。また、ガイドナンバーGnoの単位変
化量が、絞り値Fnoの単位変化量より大きくなるよう
に、各最小単位を設定している。
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、被写体距離に対応した基準絞り値を基準となるガイ
ドナンバーに基づき設定したフラッシュマチック演算用
テーブルを予め用意し、測距手段の測定結果から求めら
れるフラッシュマチック演算用テーブルの基準絞り値を
基に、ガイドナンバー値を変化させた場合の所定の絞り
値を帰納演算から求め、この演算結果の絞り値でストロ
ボ装置を制御してストロボ光を発光するから、記憶手段
の容量を増加させることなく、絞り値とガイドナンバー
の複雑な組み合わせを可能とし、使用目的に応じたフラ
ッシュマチック制御を容易に実現することができる。ま
た、請求項2記載の発明は、ガイドナンバー値の単位変
化量を絞り値の単位変化量より大きくしており、簡単な
構造で適性露光量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの斜視図である。
【図2】カメラの背面図である。
【図3】連写と単写の切換表示を示す図である。
【図4】ストロボモードの選択表示を示す図である。
【図5】カメラの制御回路図である。
【図6】ストロボ装置のストロボ回路図である。
【図7】ストロボ回路の作動タイミングチャートであ
る。
【図8】ストロボ装置の発光電流−調光特性を示す図で
ある。
【図9】充電のリサイクルタイムを示す図である。
【図10】フローチャートに基づき説明する。
【図11】ガイドナンバーゾーンGNZを示す図であ
る。
【図12】ガイドナンバーGnoと絞り値Fnoの関係
を示す図である。
【符号の説明】
100 測光手段 200 ストロボ装置 300 測距手段 400 記憶手段 500 演算手段 600 制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光光量を可変可能なストロボ装置を備え
    たカメラにおいて、被写体距離を測定する測距手段と、 基準ガイドナンバーに基づいて、被写体距離に対応した
    基準絞り値を設定されたフラッシュマチック演算用テー
    ブルを有する記憶手段と、 前記測距手段により測定された被写体距離よって、前記
    記憶手段のフラッシュマチック演算用テーブルより得ら
    れる基準絞り値と、ストロボ撮影モードに応じたガイド
    ナンバーの初期値とに基づいて、撮影時の絞り値とガイ
    ドナンバーとを求める演算手段と、 前記演算手段により得られた前記撮影時の絞り値とガイ
    ドナンバーで撮影を行わせる制御手段とを有することを
    特徴とするストロボ装置を備えたカメラ。
  2. 【請求項2】前記演算手段により求められる、ガイドナ
    ンバーの被写体距離に対する変化量を、絞り値の被写体
    距離に対する変化量より大きくしたことを特徴とする請
    求項1に記載のストロボ装置を備えたカメラ。
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