JP3263252B2 - エレベータ乗場ドアの解錠装置 - Google Patents

エレベータ乗場ドアの解錠装置

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JP3263252B2
JP3263252B2 JP20567394A JP20567394A JP3263252B2 JP 3263252 B2 JP3263252 B2 JP 3263252B2 JP 20567394 A JP20567394 A JP 20567394A JP 20567394 A JP20567394 A JP 20567394A JP 3263252 B2 JP3263252 B2 JP 3263252B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ乗場ドアの
ドアロック装置を非常時や定期的な保守点検時等におい
て乗場側から解錠させるエレベータ乗場ドアの解錠装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータのドアは、建物の乗降口に設
けられた乗場ドアと、乗りかご側に設けられたかごドア
からなり、このドアの開閉は一般に乗りかご側に搭載さ
れたドア開閉装置により行われ、かごドアに設けられた
係合板と、乗場ドアに設けられた係合板係合装置とによ
って、かごドアの動きを乗場ドアに伝達して、かごドア
と乗場ドアを同時に開閉している。
【0003】ここで、乗場ドアは乗りかごが所定の階に
いないときに不用意に開閉され、昇降路内に人が転落す
ることのないように、また乗場ドアが開いているときに
乗りかごが動いて人身事故を誘発することのないよう
に、乗場ドアの施錠機構を備えたドアロック装置が構成
されている。
【0004】また、上記乗場ドアには、エレベータの定
期的な保守点検を行うときや、非常時の乗客救出等を行
う際に、保守員等が乗場側から専用鍵でドアロック装置
を解錠して、乗場ドアを開けられるようにする解錠装置
が設けられている。
【0005】このような乗場ドアロック解錠装置として
は、従来、乗場ドアパネルに特殊形状の孔を設け、この
孔の形状に合致した形成された専用鍵を差し込んでドア
ロック装置を解錠するものが知られている。
【0006】また、乗場ドアロック解錠装置としては、
乗場ドアパネルの上部にその上面から上方に延出して取
付けられたドアパネルを吊るハンガーに差込みラッチや
専用ガード等を取付けて構成されたものも知られてい
る。
【0007】具体的には、図5に示すように、乗場ドア
1はヘッダーケース2内にドアハンガーレール3とガイ
ドローラ4及びドアハンガー5を介して吊持されてい
る。この乗場ドア1の上部には、ドアロック装置が設け
られている。
【0008】すなわち、上記ドアハンガー5には、その
一方の側面に差込みラッチ6が施錠方向にバネ(図示し
ない)で回転付勢された状態で軸支されている。この差
込みラッチ6の先端にはフック部6aが形成されてお
り、このフック部6aでヘッダーケース2内に設けられ
た掛止部7に掛止することによって施錠するようになっ
ている。
【0009】また、差込みラッチ6の途中には、その支
持軸6bより先端側側面に、断面L字状の解錠用レバー
8が設けられている。この解錠用レバー8は、上記ドア
ハンガーに形成された孔部9から他方の側面に突出し
ている。
【0010】上記ドアハンガーの他方の側面には、解
錠用レバー8の下方にこの解錠用レバー8を覆うように
専用ガード11が取付けられている。この専用ガード2
2は、乗客が簡単な形状の物を差し込むことで容易に差
込みラッチ6を押上げてドアロックを解除することを防
止する目的で取付けられたものであり、特殊な形状の専
用鍵12を用いなければ解錠用レバー6を押上げること
ができないように、特殊な形状で構成される。
【0011】すなわち、具体的には専用ガード11は、
図6に示すように専用鍵12だけが挿入可能な板状のガ
ード部13、及びこのガード部13を上記ドアハンガー
に固定するブラケット14から構成されている。
【0012】このガード部13は、解錠用レバー6を下
方から覆うようになっている。すなわち、このガード部
13は、その上方が開口したコの字状に形成されてお
り、前後端部にはそれぞれ上方折曲部15,16が形成
されるとともに、側端部には上記ブラケット14が下方
に折曲げて形成されている。また、ガード部13には、
上記専用鍵12の先端を挿入する鍵孔17が上記解錠用
レバー6の下方位置から前方にずれた位置に形成されて
いる。
【0013】この専用ガード11は、従来、そのブラケ
ット14をドアハンガーに溶接や接着することによっ
て取付けられていた。また、上記専用鍵12は、その先
端にフック状のガード回避部12aが形成され、このガ
ード回避部12aの先端を専用ガード11の鍵孔17に
差込んで専用ガード11を回避し、その専用鍵12の先
端で差込みラッチ6の解錠用レバー8を押し上げるよう
になっている。
【0014】このような乗場ドアロック解錠装置でドア
ロックを解除する場合、図5(b)の実線矢印の方向に
ドアパネル1と幕板18との隙間に専用鍵12を挿入
し、この専用鍵12のガード回避部12aを専用ガード
11の鍵孔17に差し込んで専用ガード11を回避した
状態で、ドアロック装置の差込みラッチ6の解錠用レバ
ー8を押し上げる。すると、差込みラッチ6は同図
(a)に示す点線矢印の方向に回動し、乗場ドア1が解
錠される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにド
アパネル1に特殊形状の孔を設けた乗場ドアロック解錠
装置においては、ドアパネル1に特別な意匠を施す必要
が生じたり、また展望用エレベータ等でドアパネル1の
大部分をガラスにする場合にはガラス面に孔を設けるこ
とはできないため、このようなエレベータに適さないと
いう問題があった。
【0016】また、図5に示すような乗場ドアロック解
錠装置においては、専用ガード11をドアハンガー
溶接や接着により取付けるため、一度専用ガード11を
ドアハンガーに取付けてしまうと、専用ガード11の
鍵孔17の位置を調整できないという問題があった。
【0017】また、専用ガード11は薄板状であるた
め、変形した場合などは特殊な専用鍵12を用いても専
用ガード11の鍵孔17に専用鍵12を挿入できずドア
ロックを解除できないという問題点もあった。また専用
ガード11自体の交換も困難であった。
【0018】また、既に設置済みのエレベータには乗場
ドアロック解錠装置に専用ガード11がないものもあ
り、これら全てに専用ガード11を追加して取付ける必
要があるが、溶接により固定するものでは作業工数や費
用がかかり、容易に取付けることができなかった。
【0019】そこで本発明は、専用ガードの交換や取付
け位置の調整が容易で、また新たに専用ガードを取付け
ることも容易にでき、ドアパネル自体を加工することな
く装置を取付けることができるエレベータ乗場ドアの解
錠装置を提供しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、エレベータ乗場ドアに設けられたドアロック装置の
施錠方向に回動付勢された差込みラッチに解錠用レバー
を固設し、この解錠用レバーを乗場側から専用鍵で操作
して差込みラッチをロック解除方向に回動させるように
したエレベータ乗場ドアの解錠装置において、専用鍵を
通す専用ガードをこの専用鍵を解錠用レバーに到達させ
るまでの途中に解錠用レバーを覆うように脱着自在に設
け、前記専用ガードは、専用鍵を通す鍵孔を差込みラッ
チの解錠用レバーの下部からずらして形成したガード部
と、このガード部を固定支持するブラケットとから構成
し、ブラケットにはボルトを通す長孔を設け、このブラ
ケットをボルトで固定するようにしたものである。
【0021】請求項記載の本発明は、解錠用レバーを
乗場側から操作する専用鍵には、乗場ドアの端部から解
錠用レバーまでの水平距離及び垂直距離のいずれか一方
又は両方に相当する長さの確認用目印を設けたことを特
徴とする請求項1記載のエレベータ乗場ドアの解錠装置
である。
【0022】請求項記載の本発明は、解錠用レバーに
は、その操作面に磁石を設けるとともに、専用鍵にはそ
の先端に磁性部材を設けた請求項1記載のエレベータ乗
場ドアの解錠装置である。
【0023】
【作用】請求項1記載の本発明においては、ドアロック
装置を解錠する際、専用鍵を専用ガードの鍵孔に通して
解錠用レバーに到達させ、この解錠用レバーを操作して
差込みラッチをロック解除方向に回動させる。
【0024】また、鍵孔位置を調整する場合、ブラケッ
トを止めているボルトを緩めて、その長孔に沿って所望
の位置までずらし、ボルトを締めて再度固定する。さら
に、専用ガードを交換する場合、ブラケットを止めてい
るボルトを外し、新しい専用ガードを再度ボルトで固定
する。
【0025】請求項記載の本発明においては、解錠用
レバーを乗場側から操作する際、専用鍵の確認用目印で
乗場ドアの端部から解錠用レバーまでの水平距離及び垂
直距離のいずれか一方又は両方を確認し、この距離に基
づいて専用鍵を解錠用レバーに向けて挿入する。
【0026】請求項記載の本発明においては、専用鍵
で解錠用レバーを操作する際、この専用鍵の先端を解錠
用レバーの近傍に近付けると、解錠用レバーの磁石の吸
引力によって専用鍵は解錠用レバーの位置に誘導され
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、乗場ドアを昇降路側から見た背面図
で、乗場ドアパネル1はヘッダーケース2内にドアハン
ガーレール3とガイドローラ4及びドアハンガー5を介
して吊持されている。この乗場ドアパネル1の上部に
は、ドアロック装置が設けられている。
【0028】上記ドアハンガー5には、その一方の側面
に止板21が一対のボルト20で固定されている。この
止板21に、差込みラッチが施錠方向にバネ等(図示し
ない)で回転付勢された状態で軸支されている。
【0029】上記差込みラッチ6の先端にはフック部6
aが形成されており、このフック部6aでヘッダーケー
ス2内に設けられた掛止部7に掛止することによって施
錠するようになっている。この差込みラッチ6は、通
常、図示しない解錠手段によって、乗場ドアの開動作に
応じて先端のフック部6aが掛止部7から外れるように
なっている。
【0030】また、差込みラッチ6の途中には、その支
持軸6aより先端側側面に、断面L字状の解錠用レバー
8が設けられている。この解錠用レバー8は、上記ドア
ハンガー5に形成された孔部9から他方の側面に突出し
ている。
【0031】上記ドアハンガー5の他方の側面には、解
錠用レバー8の下方にこの解錠用レバー8を覆うように
専用ガード22が取付けられている。この専用ガード
は、乗客が簡単な形状の物を差し込むことで容易に差
込みラッチを押し上げてドアロックを解除することを防
止する目的で取付けられたものであり、特殊な形状の専
用鍵を用いなければ解錠用レバー6を押し上げることが
できないように、特殊な形状で構成される。
【0032】すなわち、具体的には専用ガード22は、
図2に示すように専用鍵12だけが挿入可能な板状のガ
ード部23、及びこのガード部23を上記ドアハンガー
に固定するブラケット24から構成されている。
【0033】このガード部23は、解錠用レバー6を下
方から覆うようになっている。すなわち、このガード部
23は、その上方が開口したコの字状に形成されてお
り、前後端部にはそれぞれ上方折曲部25,26が形成
されるとともに、側端部には上記ブラケット24が下方
に折曲げて形成されている。また、ガード部23には、
上記専用鍵12の先端を挿入する鍵孔27が上記解錠用
レバー6の下方位置から前方にずれた位置に形成されて
いる。
【0034】上記ブラケット24には、長孔31が形成
されている。このブラケット24は、その長孔31に一
方のボルト20を通して上記ドアハンガーに上記差込
みラッチ6を固定する止板21と共締めされている。
【0035】また、上記専用鍵12は薄板状に形成さ
れ、その先端にフック状のガード回避部12aが形成さ
れ、このガード回避部12aの先端を専用ガード22の
鍵孔27に差込んで専用ガード22を回避してその先端
で差込みラッチ6の解錠用レバー8を押上げるようにな
っている。
【0036】また、専用鍵12の一方又は両方の側面に
は、ドアパネル1の端部から解錠用レバー8までの位置
を確認するための2つの確認用目印が設けられている。
これら確認用目印のうち、第1の確認用目印33は、ド
アパネル1の側面から解錠用レバー8までの水平方向の
位置を確認するためのものであり、ドアパネル1の側部
から解錠用レバーまでの水平距離をXとすると、専用鍵
12の先端部からほぼ距離Xの位置に設けられている。
【0037】また、第2の確認用目印34は、ドアパネ
ル1の上端から下方へ所定位置に設けられた基準目印y
から解錠用レバー8までの鉛直方向の位置を確認するた
めのものであり、ドアパネルの基準目印yから解錠用レ
バー8までの距離をYとすると、専用鍵12の先端部か
らほぼ距離Yの位置に設けられている。これら確認用目
印33,34は、例えば罫書き線や切欠等で形成され
る。なお、基準目印yはドアパネル1の乗場側に設けら
れているが、図1においては、説明の都合上、ドアパネ
ル1の裏側に描いている。
【0038】このような構成の乗場ドアロック解錠装置
においては、ドアロック装置のロックを解除する場合、
先ず図1(a)に示す位置Aに専用鍵12を水平にして
あてる。このとき、ドアパネル1の側縁に専用鍵12の
第1の確認用目印33を合わせる。すると、専用鍵12
の先端部が解錠用レバー8の水平方向の位置となる。
【0039】続いて、位置Aにあてたときの専用鍵12
の先端部の位置でこの専用鍵12を垂直にして、同図
(b)に示すようにドアパネル1と幕板18との隙間に
差込む。そして、この専用鍵12のガード回避部12a
を専用ガード22の鍵孔27に差し込んで専用ガード2
2を回避した状態で、ドアパネル1の基準目印yに専用
鍵12の第2の確認用目印34を合わせる。すると、専
用鍵12の先端が解錠用レバー8の下側に位置するよう
になる(同図(a)に示す位置B)。こうして解錠用レ
バー8の鉛直方向の位置が確認できる。
【0040】次に、そのまま専用鍵12を図3(a)に
示す実線矢印の方向に押上げると、同図(b)に示すよ
うにドアロック装置の差込みラッチ6の解錠用レバー8
が押し上げられる。これにより、差込みラッチ6は同図
に示す点線矢印の方向に回動し、差込みラッチ6のフッ
ク部6aが掛止部7から外れ、乗場ドアが解錠される。
【0041】このように、専用鍵12に解錠用レバー8
の水平方向の目印及び鉛直方向の目印を設けたことによ
り、解錠用レバー8の押上げ操作を容易に、かつ早く確
実に行うことができる。
【0042】出入口の幅や高さがどのような仕様であっ
ても確認用目印33,34の位置を変えることにより同
じ形状の専用鍵12を使うことができるため、部品の共
通化によるコストの低減を図ることができる。
【0043】また、専用ガード22はボルト20を取外
すことにより脱着できるため、専用ガード22が変形し
た場合でも簡単に交換ができ、さらに専用ガード22が
取付けられていない解錠装置にも、新たな専用ガード2
2を容易に取付けることができる。
【0044】また、解錠用レバー8に対する専用ガード
22の鍵孔27の位置を調整する際、一方のボルト20
を緩めて専用ガード22を長孔31に沿ってずらせばよ
い。
【0045】このように、ブラケット24に長孔31を
設けたため、解錠用レバー8に対する専用ガード22の
鍵孔27の位置を容易に調整することができる。
【0046】次に、本発明の他の実施例を図面を参照し
て説明する。なお、上記実施例と同一部分には同一符号
を付して詳細な説明を省略する。図4は、乗場ドアを昇
降路側から見た背面図で、上記実施例と異なるのは、専
用鍵12に解錠用レバー8の位置を確認するための確認
用目印33,34を設ける代わりに、解錠用レバー
操作面の下側に板状の磁石41を設けるとともに、専用
鍵12に磁性体で構成された板部材42、例えば鋼板を
設けた点である。
【0047】このような構成の乗場ドアロック解錠装置
においては、ドアロック装置のロックを解除する場合、
専用鍵12をドアパネル1と幕板18との隙間に差込
む。そして、この専用鍵12のガード回避部12aを専
用ガード22の鍵孔27に差し込んで専用ガード22を
回避する。すると、解錠用レバー8の磁石41の吸引力
によって専用鍵12が解錠用レバー8に引き寄せられる
ので、その位置で専用鍵12を押し上げると、この解錠
用レバー8が押上げられる。これにより、差込みラッチ
6は図4(a)に示す点線矢印の方向に回動し、差込み
ラッチ6のフック部6aが掛止部7から外れ、乗場ドア
が解錠される。
【0048】このように、解錠用レバー8の操作面の下
側に板状の磁石41を設けるとともに、専用鍵12の先
端に鋼板42を設けたため、専用鍵12を専用ガード2
2の鍵孔27に差し込んで、解錠用レバー8の周辺に専
用鍵12の先端を位置させれば、解錠用レバー8の磁石
41の磁力によって専用鍵12の先端の鋼板42が解錠
用レバー8に引きつけられるので解除位置を探すのに要
する時間が短縮され、緊急時には特に有効である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、専
用ガードの交換や取付け位置の調整が容易で、また新た
に専用ガードを取付けることも容易にでき、ドアパネル
自体を加工することなく装置を取付けることができるエ
レベータ乗場ドアの解錠装置を提供できるものである。
【0050】また、解錠用レバーに乗場ドアの端部から
解錠用レバーまでの確認用目印を設けたため、ロック装
置を解除する際、容易に解錠用レバーを探出すことがで
きる。
【0051】また、解錠用レバーはその操作面に磁石を
設けるとともに、専用鍵はその先端に磁性部材を設けた
ことから、専用鍵を専用ガードの鍵孔に差し込んで、解
錠用レバーの周辺に専用鍵の先端を位置させれば、解錠
用レバーの磁石の磁力によって専用鍵の先端の鋼板が解
錠用レバーに引きつけられるので解除位置を探すのに要
する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部外観図で、同図
(a)は乗場ドアを昇降路側から見た背面図、同図
(b)は同図(a)の左側面図。
【図2】図1に示す専用ガードの要部外観図で、同図
(a)は背面図、同図(b)は同図(a)の上面図。
【図3】本実施例における作用を説明する図。
【図4】本発明の他の実施例を示す要部外観図で、同図
(a)は乗場ドアを昇降路側から見た背面図、同図
(b)は同図(a)の左側面図。
【図5】従来のエレベータ乗場ドアの解錠装置を示す要
部外観図で、同図(a)は乗場ドアを昇降路側から見た
背面図、同図(b)は同図(a)の左側面図。
【図6】図5に示す専用ガードの要部外観図で、同図
(a)は裏面図、同図(b)は同図(a)の上面図。
【符号の説明】
1…ドアパネル 6…差込みラッチ 8…解錠用レバー 12…専用鍵 22…専用ガード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−12474(JP,U) 実開 昭49−133956(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ乗場ドアに設けられたドアロ
    ック装置の施錠方向に回動付勢された差込みラッチに解
    錠用レバーを固設し、この解錠用レバーを乗場側から専
    用鍵で操作して前記差込みラッチをロック解除方向に回
    動させるようにしたエレベータ乗場ドアの解錠装置にお
    いて、前記専用鍵を通す専用ガードをこの専用鍵を前記
    解錠用レバーに到達させるまでの途中に前記解錠用レバ
    ーを覆うように脱着自在に設け、前記専用ガードは、専
    用鍵を通す鍵孔を差込みラッチの解錠用レバーの下部か
    らずらして形成したガード部と、このガード部を固定支
    持するブラケットとから構成し、前記ブラケットにはボ
    ルトを通す長孔を設け、このブラケットを前記ボルトで
    固定することを特徴とするエレベータ乗場ドアの解錠装
    置。
  2. 【請求項2】 解錠用レバーを乗場側から操作する専用
    鍵には、乗場ドアの端部から解錠用レバーまでの水平距
    離及び垂直距離のいずれか一方又は両方に相当する長さ
    の確認用目印を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    エレベータ乗場ドアの解錠装置。
  3. 【請求項3】 解錠用レバーには、その操作面に磁石を
    設けるとともに、専用鍵にはその先端に磁性部材を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のエレベータ乗場ドア
    の解錠装置。
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