JP3262820B2 - ワイヤー入りフレキシブルマンドレルの接続方法及びその装置 - Google Patents

ワイヤー入りフレキシブルマンドレルの接続方法及びその装置

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JP3262820B2 JP34516191A JP34516191A JP3262820B2 JP 3262820 B2 JP3262820 B2 JP 3262820B2 JP 34516191 A JP34516191 A JP 34516191A JP 34516191 A JP34516191 A JP 34516191A JP 3262820 B2 JP3262820 B2 JP 3262820B2
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博史 谷村
吉信 渡辺
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤー入りフレキ
シブルマンドレルの接続方法及びその装置にかかわり、
更に詳しくはマンドレル本体の接続端末部を平滑に成形
するマンドレルの接続方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ホースの製造時に使用されるワイ
ヤー入りフレキシブルマンドレルは、ホースの長さによ
り切断され、その切断された部分を再び接続して使用さ
れている。ところで、ワイヤー入りフレキシブルマンド
レルの接続方法としては、図4に示すように、マンドレ
ル本体1の各接続端末部1a,1bからそれぞれワイヤ
ー2を剥き出し、各ワイヤー2同志を圧着スリーブ等の
接続部材3により接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然し乍ら、上記のよ
うな従来の方法の場合には、接続部に段差があるため、
ホース製造時に、カットマーク等の表示が必要となり、
作業性が極めて悪いと言う問題がある。またマンドレル
本体の接続部におけるホース部分は不良品となり、破棄
しなければならず、また繰り返し使用により、マンドレ
ル本体が短尺化し、ホース自体も短尺品が増えることに
なり、更に短尺化の進んだマンドレル本体は、破棄処分
となるために、マンドレルの寿命が短く、コストアップ
となる問題があった。
【0004】この発明は、かかる従来の問題点に着目し
て案出されたもので、マンドレル本体の接続部を平滑に
形成して効率良く接続でき、ホース製造時における作業
効率を向上させることが出来ると共に、ホース不良品が
少なくなり、また歩留りが向上しマンドレル本体の寿命
を伸ばすことが出来るワイヤー入りフレキシブルマンド
レルの接続方法及びその装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、上下モールド間のマンドレル本体の接続部
に、マンドレル本体の材料と同材質の材料をマンドレル
の接続部に射出させる射出成形機のノズルを接続し、前
記接続部及びマンドレル本体の各接続端末部の近傍の上
下モールド内に、熱媒体を流通させる加熱手段を配設
し、この加熱手段のマンドレル本体の長手方向の外側
に、前記マンドレル本体の接続端末部近傍に温度勾配を
もたせるための冷却水を流通させる中空部を備えた冷却
手段を配設したことを要旨とするものである。
【0006】
【発明の作用】この発明は、上記のように構成され、マ
ンドレル本体の各接続端末部からそれぞれワイヤーを剥
き出し、各ワイヤー同志を接続部材により接続した後、
ワイヤー接続部とその周囲とに温度勾配をもたせた接続
装置にマンドレル本体の接続部をセットし、射出成形機
からマンドレル本体の材料と同材質の材料をマンドレル
の接続部に射出させ、前記接続部材の周囲を射出させた
材料により被覆すると共に、マンドレル本体の接続端末
部を加熱手段により溶融させて、射出させた材料と一体
的に接合させ、ワイヤー接続部領域以外の領域を冷却手
段により順次冷却してマンドレル本体が溶融するのを防
止し、材料が融点以下に冷却した後、接続したマンドレ
ル本体を取り出すことにより、マンドレル本体の接続部
を平滑に形成することが出来ると共に、効率良く接続で
き、ホース製造時における作業効率を向上させることが
出来、更にホース不良品が少なくなり、歩留りが向上
し、マンドレル本体の寿命を伸ばすことが出来るもので
ある。
【0007】
【発明の実施例】以下添付図面に基いて、この発明の実
施例を説明する。なお以下の説明で、従来例と同一構成
要素は同一符号を付して説明する。図1は、この発明を
実施したワイヤー入りフレキシブルマンドレルの接続装
置の断面図を示し、この接続装置は、上モールド4a
と、下モールド4bとの間のマンドレル本体1の接続部
5に、マンドレル本体1の材料と同材質の材料Wをマン
ドレルの接続部5に射出させる射出成形機6のノズル7
が接続してある。
【0008】前記接続部5及びマンドレル本体1の各接
続端末部1a,1bの近傍の上下モールド4a,4b内
には、図2に示すように、マンドレル本体1の材料が溶
融する温度に加熱されたシリコンオイル等の熱媒体を流
通させる中空環状の加熱手段8が配設してあり、この加
熱手段8のマンドレル本体1の長手方向の外側には、前
記マンドレル本体1の接続端末部1a,1bの近傍に、
図3に示すような温度勾配Tをもたせるパイプ状の中空
部からなる冷却手段9a,9bが形成してある。この冷
却手段9a,9bの中空部は、太いパイプ状の中空部と
細いパイプ状の中空部とで、大小複数の中空部を形成
し、この中空部に冷却水等を流通させてマンドレル本体
1の接続部領域X以外の領域Xaを順次冷却して、マン
ドレル本体1が溶融するのを防止している。
【0009】図3は、マンドレル本体1を被覆するカバ
ー材料の温度と、射出成形器6の温度勾配を示すグラフ
説明図であって、図1のマンドレル本体1の接続部領域
Xと、それ以外の冷却領域Xaの温度勾配を示してお
り、接続部領域Xでは、マンドレル本体1を構成する材
料の融点温度を示している。次に、ワイヤー入りフレキ
シブルマンドレルの接続方法を説明する。マンドレル本
体1の各接続端末部1a,1bからそれぞれワイヤー2
を剥き出し、各ワイヤー2同志を接続部材3により接続
する。その後、接続部材3により接続したマンドレル本
体1の接続部分を、上下モールド4a,4bを開口させ
た状態で接続部とその周囲とに温度勾配をもたせた接続
装置の接続部5にセットして閉鎖し、マンドレル本体1
と接続部分とを加圧した状態で、射出成形機6のノズル
7からマンドレル本体1の材料と同材質の材料Wを接続
部5に射出させ、露出した各ワイヤー2部分及び接続部
材3の周囲を射出させた材料により被覆すると共に、マ
ンドレル本体1の接続端末部1a,1bを加熱手段8に
より溶融させ、射出させた材料とー体的に接合させる。
なお、マンドレル本体1の接続端末部1a,1bにおけ
る溶融部分は、10mm以下が好ましく、あまり長くする
する必要はないが、短いと接続部分の強度等の問題があ
り、10mm程度が好ましいものである。
【0010】このようにして、マンドレル本体1の接続
端末部1a,1bを射出させた材料と接続し、被覆また
は接続させた材料が融点以下に冷却した後、接続したマ
ンドレル本体1を上下モールド4a,4bから脱型させ
て取り出すものである。以上のような方法により、マン
ドレル本体1を接続することにより、マンドレル本体1
の接続部5の外周面を平滑に形成することが出来ると共
に、効率良く接続でき、ホース製造時における作業効率
を向上させることが出来、更にホース不良品が少なくな
り、歩留りが向上し、マンドレル本体の寿命を伸ばすこ
とが出来るものである。
【0011】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、以下のような優れた効果を奏するものである。 (a).マンドレル本体の接続部を平滑に形成して効率良く
接続でき、ホース製造時における作業効率を向上させる
ことが出来る。 (b).ホース不良品が少なくなる上、歩留りが向上する。 (c).マンドレル本体の短尺化が減少し、マンドレル本体
の寿命を伸ばすことが出来る。 (d).マンドレル本体の接続端末部近傍に温度勾配をもた
せるための冷却水を流通させる中空部を備えた冷却手段
を配設したので、マンドレル本体の接続部領域以外の領
域を順次冷却して、マンドレル本体が溶融するのを防止
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したワイヤー入りフレキシブル
マンドレルの接続装置の断面図である。
【図2】図1のAーA矢視断面図である。
【図3】マンドレル本体の溶融温度と、射出成形機の温
度勾配とを示すグラフ説明図である。
【図4】従来のマンドレル本体の接続方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 マンドレル本体 1a,1b 接続端末
部 2 ワイヤー 3 接続部材 4a 上モールド 4b 下モール
ド 5 接続部 6 射出成形
機 7 ノズル 8 加熱手段 9a,9b 冷却手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 23:24 B29L 23:24 (56)参考文献 特開 昭52−17690(JP,A) 特開 昭50−109490(JP,A) 特開 昭54−43470(JP,A) 実開 昭60−156689(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 63/00 - 65/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレル本体の各接続端末部からそれ
    ぞれワイヤーを剥き出し、各ワイヤー同志を接続部材に
    より接続した後、ワイヤー接続部とその周囲とに温度勾
    配をもたせた接続装置にマンドレル本体の接続部をセッ
    トし、射出成形機からマンドレル本体の材料と同材質の
    材料をマンドレルの接続部に射出させ、前記接続部材の
    周囲を射出させた材料により被覆すると共に、マンドレ
    ル本体の接続端末部を加熱手段により溶融させて、射出
    させた材料と一体的に接合させ、ワイヤー接続部領域以
    外の領域を冷却手段により順次冷却してマンドレル本体
    が溶融するのを防止し、材料が融点以下に冷却した後、
    接続したマンドレル本体を取り出すことを特徴とするワ
    イヤー入りフレキシブルマンドレルの接続方法。
  2. 【請求項2】 上下モールド間のマンドレル本体の接続
    部に、マンドレル本体の材料と同材質の材料をマンドレ
    ルの接続部に射出させる射出成形機のノズルを接続し、
    前記接続部及びマンドレル本体の各接続端末部の近傍の
    上下モールド内に、熱媒体を流通させる加熱手段を配設
    し、この加熱手段のマンドレル本体の長手方向の外側
    に、前記マンドレル本体の接続端末部近傍に温度勾配を
    もたせるための冷却水を流通させる中空部を備えた冷却
    手段を配設したことを特徴とするワイヤー入りフレキシ
    ブルマンドレルの接続装置。
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