JP3262090B2 - 相補型mos半導体装置および製造方法 - Google Patents

相補型mos半導体装置および製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相補型MOS半
導体装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の相補型MOS半導体装
置を示す模式図である。図13に示されるように、従来
の相補型MOS半導体装置のnMOSFETとpMOS
FETのゲート電極は、同じ材料つまり同じ結晶粒径の
ポリシリコンがら構成されている。さらに、このポリシ
リコンは、一般的には成膜時より多結晶として堆積され
るため、粒径が0.1um程度の小さい結晶から構成さ
れている。
【0003】図14および図15は、従来の相補型MO
S半導体装置の製造方法を工程順に示した半導体装置の
断面図である。まず、半導体基板の一主面に活性領域を
分離するためのフィールドを形成した後、イオン注入に
よりNウェルおよびPウェルを形成する。次に、半導体
基板を酸化することで、例えば6nmのゲート酸化膜を
形成する。次に、ゲート酸化膜上に化学的気相成長(C
VD)法によりSiH 4 (シラン)を原料として600
〜650℃で成膜することで0.1〜0.2um程度の
結晶粒径のポリシリコンを、例えば200nmの膜厚で
成膜する(図14(1))。
【0004】次に、図14(2)に示すようにゲート電
極を形成する。次に、図14(3)に示すように、nM
OSFET領域に選択的に、例えばヒ素(As)を20
keV 1×1014cm-2の条件でイオン注入すること
でLDD(LightlyDoped Drain)N
- 層を形成する。さらに、図14(4)に示すように、
pMOSFET領域に選択的に、例えばBF2 を15k
eV 1×1014cm-2の条件でイオン注入することで
LDDP- 層を形成する。
【0005】次に、図15(5)に示すように、例えば
100nmの幅のサイドウォールを酸化膜で形成する。
次に、図15(6)に示すように、nMOSFET領域
に選択的に、例えばヒ素(As)を50keV 3×1
15cm-2の条件でイオン注入することでN+ 層を形成
する。さらに、図15(7)に示すように、pMOSF
ET領域に選択的に、例えばBF2 を30keV 3×
1015cm-2の条件でイオン注入することでP+ 層を形
成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体装置の高集積化
に伴い、ゲート酸化膜厚は、スケーリング則に従います
ます薄膜化している。ゲート酸化膜が薄膜化するに伴
い、P+ ゲートpMOSFETにおけるゲート酸化膜の
信頼性の問題が顕在化し始めた。例えば、P+ ゲートに
おけるボロン(B)のゲート酸化膜突き抜け、あるいは
ゲート電極にストレス電圧を印加した場合のしきい値電
圧の変動、等の問題がある。
【0007】この発明の目的は、上述したP+ ゲートに
おけるボロン(B)のゲート酸化膜突き抜け、あるいは
ゲート電極にストレス電圧を印加した場合のしきい値電
圧の変動を無くすことのできる相補型MOS半導体装置
および製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の相補型MOS
半導体装置は、nMOSFETのゲート電極が結晶粒径
の小さいポリシリコンから構成され、pMOSFETの
ゲート電極が結晶粒径の大きいポリシリコンから構成さ
れることを特徴とする。
【0009】また、この発明は、相補型MOS半導体装
置の製造方法において、半導体基板の一主面に活性領域
を分離するためのフィールドを形成した後、イオン注入
によりNウェルおよびPウェルを形成し、半導体基板を
酸化することでゲート酸化膜を形成し、ゲート酸化膜上
にSiH4 を原料にして約600〜650℃で成膜する
ことにより0.1〜0.2um程度の結晶粒径の小さい
ポリシリコンを形成し、その表面に窒化膜を成膜し第1
のフォトレジストをnMOSFET領域にのみ形成し、
選択的にpMOSFET上のポリシリコンをエッチング
除去し、SiH4 を原料にして約550℃でシリコン膜
を成膜し、700℃以上の熱処理を施すことで約0.5
um以上の結晶粒径を有するポリシリコンを形成し、p
MOSFETのゲート電極を形成するための第2のフォ
トレジストを形成し、前記第2のフォトレジストをマス
クにしてエッチング除去して粒径の大きいポリシリコン
からなるpMOSFETのゲート電極を形成し、pMO
SFET領域をマスクし、かつnMOSFET領域のゲ
ート電極を形成するための第3のフォトレジストを形成
し、前記第3のフォトレジストをマスクにしてエッチン
グ除去して粒径の小さいポリシリコンからなるnMOS
FETのゲート電極を形成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0011】図1は、この発明の相補型MOS半導体装
置の実施の形態を示す模式図である。この発明は、nM
OSFETとpMOSFETのゲート電極ポリシリコン
の結晶粒径が異なることを特徴としている。特に、図1
に示すように、この発明の相補型MOS半導体装置のn
MOSFETのゲート電極は、結晶粒径の小さいポリシ
リコンから構成されており、pMOSFETのゲート電
極は、結晶粒径の大きいポリシリコンから構成されてい
る。ポリシリコン中の不純物の拡散速度がポリシリコン
の結晶粒径に依存することを利用して、P−Nゲートの
CMOSにおけるN+ ゲートのイオン注入不純物チャネ
リングの防止およびP+ ゲートのボロン突き抜けの防止
を図っている。
【0012】上述したように、半導体装置の高集積化に
よってゲート酸化膜が薄膜化するに伴い、P+ ゲートに
おけるボロン(B)のゲート酸化膜突き抜け、あるいは
ゲート電極にストレス電圧を印加した場合のしきい値電
圧の変動、等の問題が生じている。
【0013】本発明者らは、従来のポリシリコンよりも
結晶粒径の大きいポリシリコンをゲート電極として用い
ることで、これらの問題を解決することが可能であるこ
とを見いだした。以下に示す評価結果において、粒径の
小さいポリシリコンは、シランを原料にして650℃で
成膜されたものであり、粒径の大きいポリシリコンは、
同じくシランを原料にして550℃でアモルファスシリ
コンを成膜した後、900℃30秒の窒素処理で多結晶
化させたものである。
【0014】図2は、ボロンの突き抜けに対するポリシ
リコンの結晶粒径依存性を調べた結果である。縦軸はフ
ラットバンド電圧、横軸はゲート酸化膜厚である。フラ
ットバンド電圧の変動が大きいほどボロンの酸化膜中の
突き抜けが大きいことを示す。粒径の大きいポリシリコ
ンの方は、ゲート酸化膜が薄くなってもボロンの突き抜
けが抑制されているのが分かる。
【0015】次に、図3は、TDDB(Time De
pendent Dielectric Breakd
own)を調べた結果である。縦軸は不良率(F)のワ
イブルプロットをとったもの、横軸はゲート酸化膜に注
入された電荷(QBD)である。ゲート酸化膜厚が6n
m、面積が1mm2 のpMOSFETで、反転側の定電
流ストレス(0.1A/cm2 )で評価を行った。この
結果によれば、粒径の大きいポリシリコンのQBDは、約
3倍大きい値を有する。
【0016】図4は、pMOSFETにストレスを印加
した際のしきい電圧の変動量の時間依存性を示した図で
ある。この評価においては、トランジスタのソース、ド
レイン、サブを0Vに固定して、ゲートに固定負電位を
印加している。また、ストレス印加中の環境温度は25
0℃に維持している。図4に示されるように、粒径の大
きいポリシリコンは、ストレス電圧が粒径の小さいポリ
シリコンよりも大きいにも関わらず、しきい値電圧が同
じだけ変動するためのストレス時間が2桁以上長い。以
上に示したように、結晶粒径の大きいポリシリコンをゲ
ート電極に採用した場合、P+ ゲートpMOSFETの
ゲート酸化膜の信頼性は著しく向上する。
【0017】P+ ゲートpMOSFETの信頼性に対し
て著しい改善効果をみせた結晶粒径の大きいポリシリコ
ンであるが、nMOSFETには、以下の理由からゲー
ト電極材料として利用することができないことが判明し
た。図5は、ゲート長が0.35umのnMOSFET
のsubthreshold特性である。図5(1)、
(2)は、それぞれ粒径の大きいポリシリコンと小さい
ポリシリコンの特性である。粒径の大きいポリシリコン
には、subthreshold特性にハンプが発生す
る。
【0018】したがって、従来方法におけるゲート電極
材料を結晶粒径の大きいポリシリコンに変更するだけで
は、上に示した2つの問題点を同時に解決することがで
きない。
【0019】次に、この発明の相補型MOS半導体装置
の第1の製造方法を図6〜図9を参照して説明する。図
6〜図9は、この発明の相補型MOS半導体装置の第1
の製造方法を工程順に示した半導体装置の断面図であ
る。
【0020】まず、半導体基板の一主面に活性領域を分
離するためのフィールドを形成した後、イオン注入によ
りNウェルおよびPウェルを形成する。次に、半導体基
板を酸化することで、例えば6nmのゲート酸化膜6を
形成する。次に、ゲート酸化膜6上に結晶粒径の小さい
ポリシリコン2を化学的気相成長(CVD)法により、
例えば200nmの膜厚で成膜する。具体的には、Si
4 (シラン)を原料として600〜650℃で成膜す
ることで、0.1〜0.2um程度の結晶粒径の小さい
ポリシリコン2を形成することができる。さらに、その
表面に20nmの窒化膜7を成膜する(図6(1))。
【0021】次に、図6(2)に示すように、結晶粒径
の小さいポリシリコンがnMOSFET領域に残るよう
にフォトレジスト8をnMOSFET領域にのみ形成
し、選択的にpMOSFET上のポリシリコンをエッチ
ング除去する(図6(3))。次に、半導体基板上にシ
ランを原料にして約550℃でシリコン膜を、例えば2
50nmの膜厚で成膜する。この成長条件下ではシリコ
ン膜の形態はアモルファスであるが、700℃以上の熱
処理を施すことで約0.5um以上の結晶粒径を有する
ポリシリコンに変化する(図6(4))。
【0022】次に、図7(5)に示すように、pMOS
FETのゲート電極を形成するためのフォトレジスト9
を形成する。フォトレジスト9をマスクにして粒径の大
きいポリシリコンをエッチング除去しても、図7(6)
に示すように、nMOSFET領域の粒径の小さいポリ
シリコンは、表面に窒化膜が存在するためにエッチング
されずに残る。次に、図7(7)に示すように、pMO
SFET領域をマスクするためのフォトレジスト10
と、nMOSFET領域のゲート電極を形成するための
フォトレジスト10を形成する。次に、図7(8)に示
すように、窒化膜とポリシリコンをエッチングすること
でnMOSFETのゲート電極を形成する。
【0023】次に、図8(9)に示すように、nMOS
FET領域に選択的に、例えばヒ素(As)を20ke
V 1×1014cm-2の条件でイオン注入することでL
DDN- 層を形成する。さらに、図8(10)に示すよ
うに、pMOSFET領域に選択的に、例えばBF2
15keV 1×1014cm-2の条件でイオン注入する
ことでLDDP- 層を形成する。次に、図8(11)に
示すように、例えば100nmの幅のサイドウォール1
3を酸化膜で形成する。次に、図8(12)に示すよう
に、nMOSFET領域に選択的に、例えばヒ素(A
s)を50keV3×1015cm-2の条件でイオン注入
することでN+ 層を形成する。
【0024】さらに、図9(13)に示すように、pM
OSFET領域に選択的に、例えばBF2 を30keV
3×1015cm-2の条件でイオン注入することでP+
層を形成する。
【0025】以下は、従来技術に従い半導体装置を完成
させる。上記実施の形態において、結晶粒径の小さいポ
リシリコンと大きいポリシリコンの形成順序を入れ替え
ても何ら問題はない。
【0026】次に、この発明の相補型MOS半導体装置
の第2の製造方法を図10〜図12を参照して説明す
る。図10〜図12は、この発明の相補型MOS半導体
装置の第2の製造方法を工程順に示した半導体装置の断
面図である。
【0027】まず、半導体基板の一主面に活性領域を分
離するためのフィールドを形成した後、イオン注入によ
りNウェルおよびPウェルを形成する。次に、半導体基
板を酸化することで、例えば6nmのゲート酸化膜6を
形成する。次に、ゲート酸化膜6上に結晶粒径の小さい
ポリシリコン2を化学的気相成長(CVD)法により、
例えば200nmの膜厚で成膜する(図10(1))。
具体的には、SiH4(シラン)を原料として600〜
650℃で成膜することで、0.1〜0.2um程度の
結晶粒径の小さいポリシリコン2を形成することができ
る。
【0028】次に、図10(2)に示すように、結晶粒
径の小さいポリシリコン2がnMOSFET領域に残る
ようにフォトレジスト8をnMOSFET領域にのみ形
成し、選択的にpMOSFET上のポリシリコンをエッ
チング除去する(図10(3))。次に、半導体基板上
にシランを原料にして約550℃でシリコン膜を、例え
ば250nmの膜厚で成膜する。この成長条件下ではシ
リコン膜の形態はアモルファスであるが、700℃以上
の熱処理を施すことで、約0.5um以上の結晶粒径を
有するポリシリコンに変化する(図10(4))。
【0029】次に、図11(5)に示すように、nMO
SFET領域の結晶粒径の小さいポリシリコン上に形成
された結晶粒径の大きいポリシリコンを化学的物理的研
磨(CMP)法により除去する。次に、図11(6)に
示すように、ゲート部以外をエッチング除去してゲート
電極を形成する。次に、図11(7)に示すように、n
MOSFET領域に選択的に、例えばヒ素(As)を2
0keV 1×1014cm-2の条件でイオン注入するこ
とでLDDN- 層を形成する。さらに、図11(8)に
示すように、pMOSFET領域に選択的に、例えばB
2 を15keV 1×1014cm-2の条件でイオン注
入することでLDDP- 層を形成する。
【0030】次に、図12(9)に示すように、例えば
100nmの幅のサイドウォール13を酸化膜で形成す
る。次に、図12(10)に示すように、nMOSFE
T領域に選択的に、例えばヒ素(As)を50keV
3×1015cm-2の条件でイオン注入することでN+
を形成する。さらに、図12(11)に示すように、p
MOSFET領域に選択的に、例えばBF2 を30ke
V 3×1015cm-2の条件でイオン注入することでP
+ 層を形成する。
【0031】以下は、従来技術に従い半導体装置を完成
させる。上記実施の形態において、結晶粒径の小さいポ
リシリコンと大きいポリシリコンの形成順序を入れ替え
ても何ら問題はない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、nM
OSFETのゲート電極を結晶粒径の小さいポリシリコ
ンにより構成し、pMOSFETのゲート電極を結晶粒
径の大きいポリシリコンにより構成することにより、N
+ ゲートのイオン注入不純物チャネリングを防止し、お
よびP+ ゲートにおけるボロン(B)のゲート酸化膜突
き抜けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の相補型MOS半導体装置の実施の形
態を示す模式図である。
【図2】ボロンの突き抜けに対するポリシリコンの結晶
粒径依存性を示す図である。
【図3】TDDB(Time Dependent D
ielectric Breakdown)を調べた結
果を示す図である。
【図4】pMOSFETにストレスを印加した際のしき
い電圧の変動量の時間依存性を示す図である。
【図5】ゲート長が0.35umのnMOSFETのs
ubthreshold特性を示す図である。
【図6】この発明の相補型MOS半導体装置の第1の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図7】この発明の相補型MOS半導体装置の第1の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図8】この発明の相補型MOS半導体装置の第1の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図9】この発明の相補型MOS半導体装置の第1の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図10】この発明の相補型MOS半導体装置の第2の
製造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図11】この発明の相補型MOS半導体装置の第2の
製造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図12】この発明の相補型MOS半導体装置の第2の
製造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図13】従来の相補型MOS半導体装置を示す模式図
である。
【図14】従来の相補型MOS半導体装置の製造方法を
工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図15】従来の相補型MOS半導体装置の製造方法を
工程順に示した半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 粒径の大きいポリシリコン 2 粒径の小さいポリシリコン 4 Si基板 5 フィールド酸化膜 6 ゲート酸化膜 7 窒化膜 8,9,10,11,12,14,15 フォトレジス
ト 13 サイドウォール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/092 H01L 21/8238 H01L 21/28 H01L 29/43 H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】nMOSFETのゲート電極は結晶粒径の
    小さいポリシリコンから構成され、pMOSFETのゲ
    ート電極は結晶粒径の大きいポリシリコンから構成され
    ることを特徴とする相補型MOS半導体装置。
  2. 【請求項2】nMOSFETのゲート電極は、SiH4
    を原料として600〜650℃で成膜することで形成さ
    れた、0.1〜0.2umの結晶粒径の小さいポリシリ
    コンから構成され、pMOSFETのゲート電極は、S
    iH4 を原料にして550℃でシリコン膜を成膜し、7
    00℃以上の熱処理を施すことで形成された、0.5u
    以上の前記結晶粒径の大きいポリシリコンから構成さ
    れることを特徴とする相補型MOS半導体装置。
  3. 【請求項3】相補型MOS半導体装置の製造方法におい
    て、 ゲート酸化膜上に結晶粒径の小さいポリシリコンを形成
    し、 その表面に窒化膜を成膜し第1のフォトレジストをnM
    OSFET領域にのみ形成し、選択的にpMOSFET
    上のポリシリコンをエッチング除去し、 半導体基板上に結晶粒径の大きいポリシリコンを形成
    し、 pMOSFETのゲート電極を形成するための第2のフ
    ォトレジストを形成し、 前記第2のフォトレジストをマスクにしてエッチング除
    去して結晶粒径の大きいポリシリコンからなるpMOS
    FETのゲート電極を形成し、 pMOSFET領域をマスクし、かつnMOSFET領
    域のゲート電極を形成するための第3のフォトレジスト
    を形成し、 前記第3のフォトレジストをマスクにしてエッチング除
    去して結晶粒径の小さいポリシリコンからなるnMOS
    FETのゲート電極を形成することを特徴とする相補型
    MOS半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】相補型MOS半導体装置の製造方法におい
    て、 ゲート酸化膜上に結晶粒径の小さいポリシリコンを形成
    し、 選択的にpMOSFET上のポリシリコンをエッチング
    除去し、 半導体基板上に結晶粒径の大きいポリシリコンを形成
    し、 nMOSFET領域の結晶粒径の小さいポリシリコン上
    に形成された結晶粒径の大きいポリシリコンを化学的物
    理的研磨法により除去し、 pMOSFETおよびnMOSFETのゲート電極部以
    外をエッチング除去して、結晶粒径の大きいポリシリコ
    ンからなるpMOSFETのゲート電極と、結晶粒径の
    小さいポリシリコンからなるnMOSFETのゲート電
    極を形成することを特徴とする相補型MOS半導体装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】SiH4 を原料として600〜650℃で
    成膜することで、0.1〜0.2umの前記結晶粒径の
    小さいポリシリコンを形成し、SiH4 を原料にして
    50℃でシリコン膜を成膜し、700℃以上の熱処理を
    施すことで0.5um以上の前記結晶粒径の大きいポリ
    シリコンを形成することを特徴とする請求項4または5
    に記載の相補型MOS半導体装置の製造方法。
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