JP3261736B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動パワーステアリン
グに係り、特に、モータによるアシスト中においてもモ
ータロック状態検出を行う場合に好適な電動パワーステ
アリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−215461
号公報記載の如く、車両舵取装置をモータの回転力で補
助負荷付勢する電動パワーステアリングが公知である。
該公報の技術では、アシスト用モータがロック状態とな
る異常を検出すべく、モータとステアリング操舵装置と
を断続する電磁クラッチをON状態とする前に、モータ
を起動させ、その時点におけるモータ電流値が無負荷状
態時の電流値よりも大となっているか否か判定し、該判
定結果に基づき異常検出を行っている。他方、例えば特
開平2−24266号公報記載の如く、車両の舵輪操作
に要する力をモータの回転力で補助する電動パワーステ
アリングが公知である。該公報の技術では、アシスト中
でもモータのロック状態を検出可能とすべく、モータ回
転検出器を配設することにより、異常検出を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては下記の問題があった。前者の電動
パワーステアリングは、モータのロック状態を検出する
場合に、電磁クラッチをOFF状態としておく必要があ
るため、例えばイグニッションスイッチをON状態とし
た直後など、モータによる非アシスト時にロック状態検
出を行うことになる。従って、実際にアシスト力を付与
している最中にモータがロックした場合、ロックを検出
することができないという不具合があった。他方、後者
の電動パワーステアリングは、モータ回転検出器によ
り、モータによるアシスト中にロック状態を検出してい
るため、該モータ回転検出器を搭載するためのアシスト
装置改造が必要となり、コスト高となる不具合があっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前記課題を解決するもので、
モータがアシスト中の場合でもロック状態を検出可能と
すると共に、アシスト中にモータがロック状態となった
場合にはマニュアルステアリングとして操舵可能とした
電動パワーステアリング装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ステアリングの操舵トルクを検出するト
ルクセンサと、車速を検出する車速センサと、ラックア
ンドピニオン機構へアシスト力を付与するモータと、該
モータからのアシスト力を接続状態または断絶状態とす
る電磁クラッチとを具備してなる電動パワーステアリン
グ装置において、前記モータへ指令電流を出力するモー
タ電流出力部と、前記モータの端子電圧を測定するモー
タ電圧測定部と、前記モータの電圧測定端子及びモータ
電流出力部及びモータ電圧測定部の間に介挿され、前記
モータ電流出力部からの切替信号に基づき、前記モータ
の電圧測定端子を切替える測定電圧切替スイッチと、
ックフェイル処理を行う制御手段とを配設し、この制御
手段は、イグニッションキーがON状態のままの時に、
前記トルクセンサにより検出した操舵トルクが基準トル
クより大で、且つ前記車速センサにより検出した車速が
基準車速より大の場合に、前記モータを所定微小時間停
止状態とし、該停止時に前記モータ電圧測定部により測
定したモータ発電電圧が基準電圧より大か否か比較し、
該モータ発電電圧が該基準電圧以上の場合は前記モータ
が正常回転中と判定し該モータを再駆動し、 該モータ発
電電圧が該基準電圧未満の場合はモータロック検出を繰
返し、該ロック検出により前記モータの無発電状態が所
定回数に達した時は前記電磁クラッチをOFF状態とす
ることによりロックフェイル処理を行う、構成としてい
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、操舵トルクが基準トルクより
大きく、車速が基準車速より大きいと判定した場合は、
モータを短時間停止し、該停止中にモータ発電電圧が基
準電圧以上の時は、モータを再駆動する。他方、モータ
発電電圧が基準電圧未満の時は、モータロック検出を行
い、モータの無発電状態が所定回数になると、電磁クラ
ッチをOFFとしロックフェイル処理を実行する。従っ
て、モータによるアシスト中の場合でもモータロック状
態を検出でき、また、従来のようにモータ回転検出器が
不要となるためコスト的に有利となり、更に、アシスト
中にモータロック状態となった場合でも電動パワーステ
アリングをマニュアルステアリングとして操舵すること
が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を適用してなる実施例を図面に
基づいて説明する。まず、図3に示す如く本実施例の電
動パワーステアリング装置及び車両要部は、ステアリン
グ1、ステアリングシャフト2、ステアリング操舵に対
応したトルクを検出するトルクセンサ3、各部を制御す
るコントローラ4、車速を検出する車速センサ5、ラッ
クアンドピニオン9にアシスト力を付与するモータ6、
減速機7、モータ6のアシスト力を接続または断絶する
電磁クラッチ8、減速機7に連結されたラックアンドピ
ニオン9、タイヤ10、コントローラ4に電力を供給す
るバッテリ11、エンジンの回転を検出するエンジン回
転センサ12等から構成されている。
【0008】車両運転者のステアリング1の操作に伴う
操舵回転力は、ステアリングシャフト2に配設されたト
ーションバー(図示略)のねじれとなり、トルクセンサ
3により操舵に対応したトルク量を検出するようになっ
ている。また、コントローラ4は、車速センサ5により
検出した車速と、トルクセンサ3により検出したトルク
量とに基づき、操舵アシスト量を決定するようになって
いる。また、コントローラ4は、決定した操舵アシスト
量に基づき、電磁クラッチ8及びモータ6をON状態と
してモータ6と減速機7を機械的に結合し、減速機7を
介してラックアンドピニオン9にアシスト力を付与する
ようになっている。
【0009】次に、コントローラ4の概略を図2により
説明すると、操舵トルク測定装置13、車速測定装置1
4、エンジン回転測定装置15、メモリ16を内蔵した
制御手段としてのマイクロコンピュータ(以下CPUと
略称す)17、クラッチ駆動装置18、モータ電流出力
装置19、モータ電流測定装置20、モータ電圧測定装
置21を備える構成となっている。
【0010】CPU17は、操舵トルク測定装置13を
介してトルクセンサ3の検出信号を取り込み、車速測定
装置14を介して車速センサ5の検出信号を取り込み、
エンジン回転測定装置15を介してエンジン回転センサ
12の検出信号を取り込むようになっている。また、C
PU17は、メモリ16に予め設定記憶されているモー
タ出力電流値を前記検出信号入力に基づき読み出し、モ
ータ電流出力装置19を介してモータ6へ出力するよう
になっている。これにより、モータ6は正転または逆転
駆動されるようになっている。
【0011】また、クラッチ駆動装置18は、CPU1
7の指令に基づき電磁クラッチ8をON/OFFするこ
とにより、モータ6のアシスト力を接続状態または断絶
状態とするようになっている。また、モータ電流測定装
置20は、モータ電流出力装置19からモータ6へ出力
中の実際の電流値を測定し、CPU17へ送出するよう
になっている。また、モータ電圧測定装置21は、モー
タ6の端子電圧を測定し、CPU17へ送出するように
なっている。そして、CPU17は、モータ電流の実測
値、モータ端子電圧の実測値に基づき、フィードバック
制御や異常検出を行うようになっている。
【0012】次に、コントローラ4の要部の詳細を図1
により説明すると、モータ電流出力装置19に内蔵され
たモータ駆動装置22は、4個のパワーMOS・FET
(電界効果トランジスタ)23a、23b、23c、2
3dを備えたHブリッジ回路から構成されている。モー
タ電流出力装置19は、CPU17の指令に基づき、例
えば20KHZのPWM信号によりFET23a〜23
dをON/OFF(スイッチング)制御するものであ
り、FET23a、23dをON状態とした時は電流は
矢印A方向へ流れ、FET23b、23cをON状態と
した時は電流は矢印B方向へ流れるようになっている。
これにより、モータ6を正転、逆転駆動するようになっ
ている。
【0013】ところで、従来は、モータ電流測定装置
(本実施例のモータ電流測定装置20に対応)によりモ
ータ6の正転及び逆転時のモータ電流を測定してCPU
(本実施例のCPU17に対応)へ送出すると、CPU
は、実測電流値と指示電流値との差分を算出し、差分が
ある時は差分を縮小するように指示電流値を再設定して
いる。また、従来は、イグニッションキーがON操作さ
れた時、電磁クラッチ8をOFF状態としたままモータ
6を正逆何れか一方向へ回転させ、その時の発電作用で
発生した電圧をモータ電圧測定装置(本実施例のモータ
電圧測定装置21に対応)で測定し、該測定値に基づき
モータロック検出を行っている。即ち、従来は、発電電
圧はモータ6の回転数に比例して発生する特性を考慮
し、発電電圧が予め設定した値まで上昇した時はモータ
6は正常回転中と判定し、発電電圧が予め設定した値ま
で上昇しない時はモータロック状態と判定している。
【0014】これに対し、本実施例では、イグニッショ
ンキーのON操作後においてもモータロック検出を可能
とすべく、モータ電流出力装置19の切替信号に基づき
モータ6の電圧測定端子を切替える測定電圧切替スイッ
チ24を従来の装置に付加することにより、モータ6の
回転方向が正転/逆転の何れの場合においても発電電圧
の測定を可能としている。
【0015】また、本実施例では、操舵トルクが予め設
定した所定値以上出力されている場合は、モータ6のア
シスト力やステアリング1の操舵フィーリングに影響を
及ぼさない程度の短時間(約1msec)だけモータ6
をOFF状態とするようになっている。この場合、モー
タ6はOFF状態時でも慣性力を有すると共に、電磁ク
ラッチ8はON状態にあるため、モータ6は操舵トルク
によってアシスト方向へ回転を続行するようになってい
る。そして、モータ6の回転中に発生する発電電圧を測
定することにより、モータロック判定を行うようになっ
ている。
【0016】ここで、図4はモータ正常時のモータ端子
電圧の一例を示す特性図であり、モータ6をOFF状態
とすると逆起電力が発生するため、端子電圧は一旦は零
以下に下降するが、その後はモータ6の回転に伴い発電
が行われるため、端子電圧が上昇するようになってい
る。また、図5はモータロック状態時のモータ端子電圧
の一例を示す特性図であり、モータ6をOFF状態とす
ると逆起電力が発生するため、端子電圧は一旦は零以下
に下降するが、モータ6による発電は行われないため、
その後、端子電圧は上昇しないようになっている。
【0017】この場合、モータ6が正常の場合でも、ス
テアリングのすえ切りによる端当てや円旋回等が原因で
モータ6が停止状態となる場合が発生するが、本実施例
では、車速センサ5により検出した車速が所定速度以下
の時は、モータロック検出を行わないようにすると共
に、図5に示した状態が予め設定した所定回数連続した
場合にロック状態判定を決定することにより、誤判定を
防止するようになっている。
【0018】次に、上記の如く構成した本実施例の電動
パワーステアリング装置におけるモータロック検出処理
を図6に基づき説明する。図中破線で囲んだ箇所は従来
の電動パワーステアリングで実施されている制御であ
り、本実施例ではイグニッションキーがON状態のまま
でもモータロック検出を実行可能とした点が特徴とされ
ている。
【0019】まず、本実施例と従来例との比較のため
に、便宜上、従来の制御(ステップS1〜S9)を説明
する。コントローラ4は、イグニッションキー(図示
略)からの入力信号の有無に基づき該キーがOFFから
ONに立ち上がったか否か判定し(ステップS1)、O
Nとなった場合は、電磁クラッチ8をOFF状態とし
(ステップS2)、モータ6を所定電流値でON状態と
する(ステップS3)。次に、モータ6をON状態とし
てから所定時間経過したか否か判定し(ステップS
4)、所定時間経過していない場合は、モータ6の駆動
を継続する一方、所定時間経過した場合は、モータ電圧
測定装置21によりモータ6の発電電圧を測定する(ス
テップS5)。次に、メモリ16に予め設定記憶されて
いるモータ発電電圧の基準値1を読み出し(ステップS
6)、ステップS5で測定した発電電圧が基準値1より
大か否か判定する(ステップS7)。基準値1より大き
い場合は、モータ6が正常回転中と判断し、以後のアシ
ストを行うべく、ロック検出を行うために回転させたモ
ータ6をOFF状態とした後、電磁クラッチ8をON状
態とする(ステップS8)。他方、基準値1より小さい
場合は、モータ6がロック状態と判断し、ロックフェイ
ル処理ルーチンへ移行し、エラー内容の記憶、フェイル
セーフ処理、アラーム出力等を行う(ステップS9)。
ここまでは、従来行われている制御である。
【0020】次に、本実施例の制御(ステップS10〜
24)を説明する。コントローラ4は、ステップS1の
判定でイグニッションキーがON状態のままの場合は、
トルクセンサ3から出力される操舵トルクを読み込み
(ステップS10)、メモリ16に予め設定記憶されて
いる基準トルク値より大か否か判定する(ステップS1
1)。操舵トルクが基準トルク値より小さい場合は、モ
ータロック検出を行わずにステップS18以降の処理へ
移行する一方、基準トルク値より大きい場合は、車速セ
ンサ5から出力される車速を読み込み(ステップS1
2)、基準車速より大か否か判定する(ステップS1
3)。
【0021】車速が基準車速より小さい場合は、モータ
ロック検出を行わずにステップS18以降の処理へ移行
する一方、基準車速より大きい場合は、モータ6をOF
F状態とし(ステップS14)、メモリ16に予め設定
記憶されているモータ発電電圧の基準値2を読み出す
(ステップS15)。モータ6をOFF状態とした後も
モータ6は操舵トルクにより回転を続行するため、モー
タ電圧測定装置21によりその時の発電電圧を測定する
(ステップS16)。次に、モータ6の発電電圧が基準
値2より大か否か判定し(ステップS17)、基準値2
以上の場合は、モータ6が正常回転中と判断し、モータ
ロック検出用のロックカウンタ(図示略)の計数値をク
リアした後(ステップS18)、モータ6をON状態と
し(ステップS19)、モータロック検出処理を終了す
る。
【0022】他方、モータ6の発電電圧が基準値2より
小さい場合は、上記ステップS14でモータ6をOFF
状態としてから所定微小時間(例えば1msec)が経
過したか否か判定し(ステップS20)、1msec未
満の場合は、ステップS16以降の処理を繰返す一方、
1msec経過したにも関わらずモータ発電電圧が基準
値2より大きくならない場合は、ロックカウンタの計数
値を+1とする(ステップS21)。
【0023】次に、ロックカウンタの計数値が予め設定
した所定回数に達したか否か判定し(ステップS2
2)、所定回数未満の場合は、モータ6をON状態とし
(ステップS19)、モータロック検出処理を終了す
る。他方、モータロック検出時にモータ6の無発電状態
が繰返し検出され、ロックカウンタの計数値が所定回数
に達した場合は、電磁クラッチ8をOFF状態とした後
(ステップS23)、ロックフェイル処理ルーチンへ移
行してステップS9と同様の処理を実行した後(ステッ
プS24)、モータロック検出処理を終了する。
【0024】上述したように、本実施例によれば、車両
運転者がイグニッションキーをON状態とした後におい
ても、操舵中である場合はモータ6のロック状態検出を
行うため、運転中に何らかの原因でモータ6がロックし
たことを迅速に検出することができる。
【0025】また、モータロック検出後は、電磁クラッ
チ8及びモータ6をOFF状態とし、ステアリング1を
マニュアル状態で操舵することが可能となるため、運転
者は安全に走行を続行することができる。
【0026】また、ステアリングのすえ切りによる端当
てや円旋回等によりモータ電流が出力しているにも関わ
らず、モータ6の停止状態を検出した場合、モータロッ
ク検出を所定回数繰返した後、モータロック状態を決定
するため、誤検出を未然に防止することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータの電圧測定端子及びモータ電流出力部及びモータ
電圧測定部の間に、モータ電流出力部からの切替信号に
基づき、モータの電圧測定端子を切替える測定電圧切替
スイッチを配設し、イグニッションキーがON状態時
に、操舵トルクが基準トルクより大で車速が基準車速よ
り大の場合はモータを所定微小時間停止し、モータ発電
電圧が基準電圧以上の場合はモータが正常回転中と判定
し該モータを再駆動する一方、基準電圧未満の場合はモ
ータロック検出を繰返し、モータの無発電状態が所定回
数に達した時は電磁クラッチをOFF状態とし、ロック
フェイル処理を行う制御手段を装備する構成としたの
で、下記の効果を奏することができる。 モータによるアシスト中の場合においても、モータの
ロック状態を的確に検出することができる。 また、従来のようにモータ回転検出器を設置すること
が不要となるため、コスト的に有利となる。 また、モータによるアシスト中にモータロック状態と
なった場合においても、電動パワーステアリングをマニ
ュアルステアリングとして操舵することが可能であるた
め、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のコントローラの要部の詳細ブ
ロック図である。
【図2】本実施例のコントローラの概略ブロック図であ
る。
【図3】本実施例の電動パワーステアリング装置及び車
両要部の構成を示す概略図である。
【図4】モータ正常時のモータ端子電圧の特性図であ
る。
【図5】モータロック時のモータ端子電圧の特性図であ
る。
【図6】本実施例のモータロック検出処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ステアリング 3 トルクセンサ 5 車速センサ 6 モータ 12 エンジン回転センサ 17 CPU 19 モータ電流出力装置 20 モータ電流測定装置 21 モータ電圧測定装置 22 モータ駆動装置 24 測定電圧切替スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 137:00 B62D 137:00 (56)参考文献 特開 平4−138965(JP,A) 特開 平2−270676(JP,A) 特開 平3−82668(JP,A) 特開 平2−24266(JP,A) 特開 昭63−215461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/04 B62D 6/00 - 6/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングの操舵トルクを検出するト
    ルクセンサと、車速を検出する車速センサと、ラックア
    ンドピニオン機構へアシスト力を付与するモータと、該
    モータからのアシスト力を接続状態または断絶状態とす
    る電磁クラッチとを具備してなる電動パワーステアリン
    グ装置において、 前記モータへ指令電流を出力するモータ電流出力部と、 前記モータの端子電圧を測定するモータ電圧測定部と、 前記モータの電圧測定端子及びモータ電流出力部及びモ
    ータ電圧測定部の間に介挿され、前記モータ電流出力部
    からの切替信号に基づき、前記モータの電圧測定端子を
    切替える測定電圧切替スイッチと、 ロックフェイル処理を行う制御手段と を配設し、この制御手段は、 イグニッションキーがON状態のままの時に、前記トル
    クセンサにより検出した操舵トルクが基準トルクより大
    で、且つ前記車速センサにより検出した車速が基準車速
    より大の場合に、前記モータを所定微小時間停止状態と
    し、 該停止時に前記モータ電圧測定部により測定したモータ
    発電電圧が基準電圧より大か否か比較し、 該モータ発電電圧が該 基準電圧以上の場合は前記モータ
    が正常回転中と判定し該モータを再駆動し、 該モータ発電電圧が該 基準電圧未満の場合はモータロッ
    ク検出を繰返し、該ロック検出により前記モータの無発
    電状態が所定回数に達した時は前記電磁クラッチをOF
    F状態とすることによりロックフェイル処理を行う、 ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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